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ここはタイ?!「タイランドショップ」でタイにトリップ!【錦糸町】

タイに行けない今、「タイランドショップ」に行こう!

錦糸町と言えば「リトルタイランド」と称されるだけあって、たくさんのタイ料理店やタイマッサージ店、タイ食材店があります。その中でも一際「タイ感」溢れるのがこちらのお店、「タイランドショップ」です。

お店は錦糸町駅の北側、駅の改札を出て徒歩3分ほどの場所にあります。初めて訪れる人にとってはちょっと入りにくい雰囲気かもしれませんが、足を踏み入れれば親切な店員さんと美味しいタイ料理、タイ食材の数々が待っています。

いつもタイ料理教室が終わっておなかいっぱいの状態で立ち寄るため、タイ食材を買うだけで実は食事をしたことがなかった私。先日思い立って、「タイランドショップ」のタイ料理を味わうべく、訪問してみました。

「タイランドショップ」でタイ食材を買う。

品数はそう多くないものの、「タイランドショップ」にはタイ料理を作る際に欠かせない基本の調味料、生鮮食品、冷凍食品が一通り揃っています。入り口を入った正面には、タイの飲料や麺類などを中心にならぶ棚があり、その右手には調味料やココナッツミルク、スパイスなどが置かれた陳列棚と、タイハーブやカレーペーストなどが収まった冷蔵庫が。

こちら、タイハーブ系が並ぶ冷蔵庫。

難点と言えば食材名が記されたタグなどが一切ついていないこと。今でこそ、この状態でも問題なく買い物できますが、タイ料理初心者の頃にはまあ苦労しました。。。

そしてくるりと後ろを振り返るとそこには調味料がずらり。価格も非常に良心的です。この裏手には肉や魚が並んだ冷凍庫、そしてスパイス類やタイの青白食器、鍋や臼なども少しですが置いていますので、気になる方は覗いてみてください。

これぞタイのローカル食堂の味!可愛いピンクの「イエンタフォー」と「プーニムトード」に舌鼓。

以前はランチメニューもあったように記憶しているのですが、コロナ禍の影響か、現在は昼夜通してこちらのメニューのみのようです。

でも見てください!このお値段。どの料理も600円から700円台が中心、ライスをプラスしても1000円あれば十分。ということで、私もこの日は麺と揚げ物の2品を注文しました。

注文して先ず運ばれてきたのがこちら、「プーニムトード」、ソフトシェルクラブの唐揚げです。添えられているのはタイのチリソース。殻ごといただけるプーニムは「カニは好きだけれど食べるのが下手くそで…」という方にオススメです(笑)。揚げて香ばしさをまとったうま味たっぷりのカニ、殻のポリポリとした食感、最高です!

そしてこの日のメインはこちらの「イエンタフォー」。「紅腐乳」という中国の発酵調味料を使った、ピンク色(にはとてもこの写真では見えませんが)の麺料理です。650円也。自然な塩味と甘味、酸味が相まって美味!

麺は太いセンヤイ。これを見るとピンク色がわかります。この太麺にスープがほどよく絡んでいい感じ。

そしてタイの麺料理に欠かせないのが卓上調味料。「クルワンプルン」と呼ばれるこちら、基本は

  1. プリック・ポン(粉唐辛子)
  2. ナム・ソム・プリック(唐辛子入りの酢)
  3. ナンプラー(魚醤)
  4. ナムターン(砂糖)

の4種類。だそうですが、ここ「タイランドショップ」ではなんと6種類が麺料理と一緒に運ばれてきます。

しかも、ナンプラーは別容器に入ってテーブルに常時置かれていますので、なんとトータル7種類!先の4種類の他は一体何なんでしょう。今度行ったら店員さんに聞いてみよう。

「アロイディー」の紙パックがお買い得です!

最後に私がこちらのお店にお邪魔した際、必ず買って帰ってくるものをご紹介。それがこちら、「アロイディー」のココナッツミルクです。お店によっては200円を超える価格で売られていたりするのですが、「タイランドショップ」では1個150円、6個まとめてだと750円(1個あたり125円)です。

一時期タイからの物流が滞り気味となり、しばらく欠品あるいは品薄状態が続いていたのですが、ようやく入荷が安定した模様。良かった良かった!これでタイカレーを心置きなく作れます。

他にも料理が美味しいタイ料理店はたくさんあるかと思いますが、ここのお店は雰囲気もそして店内に漂う匂いもタイなのです。海外旅行が当分難しい今、タイの空気感を味わいたい!という方、ぜひ一度足を運んでみてください。

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ミャンマー料理

ミャンマーの国民食「モヒンガー」を習ってみたよ。

「モヒンガー」はミャンマーの麺料理です。

「モヒンガー」はミャンマーの国民食とも言える麺料理。麺は米麺、食べるのは朝が多いとのこと。とはいえ、作るのが結構手間なので、平日の朝は外で買って食べ、週末は家族みんなでワイワイ楽しく作って食べるのが定番だとか。

そのモヒンガーを川越まで遠征し、ミャンマー出身のレレ先生より習って参りました!

モヒンガーのトッピングはこんな感じ。

なんでしょうね、この既視感。タイ料理でもトッピング具材としてお馴染みのものばかり。刻んだささげと小ネギ、パクチー、それからライム。

ちなみに、ヤンゴン近辺ではパクチーをトッピングするところを、その他の地域ではパクチーではなくミントをのせることが多いのだとか。

そしてこちらは手間暇かかるグループ。手前からひよこ豆の天ぷら「ベイチョウ」、それからターメリックを入れた油で揚げたガーリックチップスに、 鯛とレモングラスを香りよくカリカリになるまで炒めた「 ガーサベリンチョウ 」。本場ミャンマーではナマズを使うそうですが、ここは日本ですから鯛で代用。えらく豪華な代用です。そして日本でも麺類のトッピングとして定番のゆで卵。これらを全部乗せて、混ぜながらいただくモヒンガーは絶品でした。

手間暇かかるトッピングの作り方。

こちら、ひよこ豆の天ぷらは豆と薄力粉に水を多めに入れ、かなりさらさらな状態のものを熱した油にいれ、揚げていきます。こんがりきつね色になったらOK。

お次はガーリックチップス。薄くスライスしたニンニクを、ターメリックを入れた油で揚げていきます。ニンニクを鍋に入れたら手を休めることなく混ぜ続けるのがポイントだそう。

そして良い色になったら、なんと!鍋底を冷水に当て、鍋ごと冷ますという大技が繰り出されました。これにはびっくり。なるほど、確かにこうすれば熱が入りすぎて焦げる心配なし。あとは油をしっかり切れば完成です。

作るのに一番時間がかかったのが鯛とレモングラスのフレーク。レモングラスの上にターメリックをまぶした鯛の身、アラを蒸し煮にした後、身と皮、コラーゲンを細かくほぐすのですが、その後小骨やうろこを丁寧に丁寧に取り除きます。その方法がまたユニークなのですが、残念ながら写真なし。先生はなんと3回も小骨チェックをしていらっしゃいました。

もう小骨は完全に取り切った!となったところで炒め作業。みじん切りにしたレモングラス、ニンニク、ショウガ、ターメリックを香りが立つまで炒めたら鯛を加え、水分が飛んだところで味付け。

このフレークは半分ちょっとをスープを煮込む際に加え、残りをトッピング用として取っておくのです。

美味しくないワケがない!手の込んだモヒンガーのスープ。

大鍋にたっぷりの水を準備し、そこに魚醤と塩、ターメリック加えて火にかけます。

沸いたところでエシャロット、レンコンを加えて具材が柔らかくなるまで煮込み、仕上げに砕いたピーナッツ、そして先の鯛フレークを加え、味を調えます。

「モヒンガー」、コクがありつつも優しい味、何杯でもいけちゃうおいしさでした!

完成までおよそ2時間を要した「モヒンガー」でしたが、これが美味しかった!まずスープが美味しい。根菜類の甘みと鯛フレークから出たうま味が溶け込んだスープは飲み干すことが前提の優しい味付け。トッピングした具材と混ぜながらいただくのですが、途中ライムを搾って味変。あまりにも美味しくて2回もおかわりしちゃいました。

国民食というだけあって、その作り方は地域やはたまた家庭によって様々あるとか。そう聞けば、いろいろなモヒンガーを食べてみたくなりますよね。まずは東京のミャンマー料理店を巡ろうかな。そしていつかは本場ミャンマーで!また行きたい国、やりたいことが増えたぞ。

ウェルカムドリンクとデザートも美味。

本日の東京は34度。川越もおそらくそのぐらい。しかも湿度が高く不快指数マックスの中、最寄り駅から先生のお宅まで徒歩で向かいました。あげく某Gマップが不親切で、先生のご自宅が正しく表示されず迷子になってしまい、炎天下に30分は歩きました。。。そんなわけでヘトヘトで先生のお宅にたどり着いたわけですが、そんな私を見て先生がすぐに出してくださったのがこちらのソルティレモネード。もちろん手作りです。汗をかく今の季節にぴったりのドリンク。おかげで生き返りましたよ。

そしてこちらは食後のデザートのココナッツミルクゼリー。美味しいのはもちろんのこと、この見た目の涼やかなこと。今度作ってみよう。

家庭菜園がやりたくなった本日。

帰り際には先生の家庭菜園まで見せていただいちゃいました。こちらはミャンマー語で「チンバウン」、酸味が特徴的な「ローゼル」です。タイでは花が咲いた後のガクの部分を乾燥させたものを煮出して、ハーブティーとしていただきますが、ミャンマーではこの葉を炒め物に加えたり、スープの具材にしたりと、野菜として食すとのこと。

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いよいよ短い夏休みも終盤。今日はずっとずっと食べてみたいと思っていたラペ子さん @burmese.tokyo のミャンマー料理をいただきに、渋谷へと行って参りました。  酸味のあるローゼルの葉を混ぜ込んだごはんや、海老ととうもろこしのフリッター、今が旬のオクラを使った料理に、フムス、ミャンマー式の和え物、酸っぱ辛いディップソースなどなど、手の込んだ料理ばかりがずらりと並んだプレートはもはや芸術✨しかもどれも美味しくて、あっという間に完食。  ミャンマーティーもおかわりして、締めのデザートまでフルコースを堪能。  本当に良い時間を過ごしました😊ラペ子さん、おいしいミャンマー料理をありがとうございました💕✨  明日高田馬場に #ラペソー 買いに行こうかな。  #おべんとう記録 #タイ料理 #料理好きな人と繋がりたい #豊かな食卓 #foodporn #instadaily #อาหารไทย  #กล่องอาหารกลางวัน  #อาหารกลางวัน  #ミャンマー料理

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実はそのチンバウンを使ったミャンマー料理、つい先日食べてきたばかりなんですよね。この葉っぱがそうか、と理解。

そしてこちらはミャンマーのヘチマ。日本では小学校でこれを育てて、観察日記をつけ、最後は何やら手を加えてヘチマスポンジを作る、というのが定番ですが、このミャンマーのヘチマは食用です。収穫はもう少し先だそうで、その時期にはこのヘチマ料理のレッスンも開催予定だとか。

初めて作り、初めてしっかり食べた「モヒンガー」でしたが、想像の斜め上を行くおいしさに感動しました!

【英語】ミャンマーの国民的な料理 (ミャンマー料理のTadaku料理教室)

好きな外国の料理・文化・言葉を体験しよう!Tadakuは、外国人の自宅で、英語や日本語を使って、外国人と楽しくお話しながら学ぶ料理教室です。日本でホームステイみたいな体験ができる!

ちなみに、私が参加したレッスンはこちらです。興味のある方はぜひ、先生のページを覗いてみてくださいませ。

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タイの病みつきスイーツ「カオニャオマムアン」を作ろう!

今が旬のゴールデンマンゴー。

熱帯に属するタイでは1年の平均気温が29度だそうで、年間を通じて温暖な気候が続きます。中でも一番暑いのが暑気である3月から5月。この暑気はマンゴーが最もおいしい季節でもあります。フレッシュで美味しいゴールデンマンゴーが日本に渡ってくるのもこの時期です。

4月前後であれば大手のスーパー、ヨーカドーやイオン、西友などのフルーツコーナーにも並んでいますよ。

さて、このゴールデンマンゴー。そのまま食べてももちろん美味しいのですが、タイではこれをココナッツミルク風味の甘いもち米と一緒に食すことを知りました。それが「カオニャオマムアン」です。

年越しチェンマイ旅では元日に「日本ではお正月といえばお餅。タイの餅(ただしくはもち米)といえばカオニャオマムアンだ!」とワロロットで食べ、

最終日に参加したお料理教室でも作りました。懐かしい。。。

それはさておき、この「カオニャオマムアン」を初めて食べたのが昨年参加した「タイ料理教室diidii」でのレッスンです。1年前のことになりますが、マンゴーが旬を迎えたということで、今回はそのレッスンの模様をお届けいたします。

もち米をカラフルにして可愛さ増し増し♪の「カオニャオマムアン」を作ろう!

白いままでももちろんOKですが、レッスンではバタフライピー(こちらが青)とビーツ(こちらがピンク)で色付けした水にもち米を浸し、カラフルに仕上げました。

これらのもち米は、水気を切ったらそれぞれ別の布に包んで蒸しあげていきます。

もち米が蒸しあがったらボウルにあけ、砂糖と塩を煮溶かしたココナッツミルクを加えてよく混ぜます。あとはカットしたマンゴーとともにお皿に盛り付ければ出来上がりです。

ココナッツミルクの風味と甘味、少しの塩気が効いたもち米と、ジューシーでしっかりとした甘味のあるマンゴー。これがミスマッチと見せかけて、すごくよく合うのです!…と思い出していたら、無性に食べたくなってきた。

メインは「ミヤン・カノムチン(野菜と素麺の包みサラダ)」

「カオニャオマムアン」はあくまでもデザートですから、このレッスンでは他に2品作りました。

1つがこちらの「ミヤン・カノムチン(野菜と素麺の包みサラダ)」。茹でた素麺と様々な具材・薬味を準備し、それを別に用意したレタスに乗せ、ソースをかけていただくというお料理です。

レタスに包んでは食べ、包んでは食べ…としているうちにレタスが足りなくなり、途中先生にレタスを追加していただいた記憶が。という風に、野菜をたっぷり食べられるヘルシーメニューです。

器に具材全部入れ!で器ごと蒸す簡単激うまスープ。

そして3品目は、鶏手羽と適当な大きさにカットした野菜を器に入れ、水と調味料を加えて蒸しただけという簡単スープです。蒸し時間こそかかりますが、そこは煮ても一緒ですもんね。そしてこんなに、簡単&手間なしなのにこれが素晴らしく美味しいという。

このレッスンで習ったタイお料理はいずれも初めて食べるものばかり。しかもどれも美味しい!全部美味しい!巷のレストランでもまずお目にかかれないタイ料理を食べられる習えるということが、タイ料理教室に通う楽しみの一つです。

本格タイ料理、Kコース第6回レッスンのメニューおさらい。

  1. ミヤン・カノムチン(野菜と素麺の包みサラダ)
  2. ピーガイ・ヌン・タクライ(手羽先のレモングラス蒸しスープ)
  3. カオニャオマムアン(マンゴーともち米のデザート)

新型コロナウイルスの感染拡大防止のための外出自粛要請を受け、diidiiのレッスンも現在休止中です。こちらのレッスンは今年2020年も5月に開催される予定。今回の自粛が功を奏して事態が収束し、diidiiのレッスンはもとより、私たちの暮らしが一日も早く元に戻ることを願ってやみません。

2020年5月のスケジュール | タイ料理教室diidii 東京池袋

 【お知らせ】非常事態宣言の外出自粛要請に従いまして、皆さまの安全を考慮して、当面5月6日までのレッスンを休止させていただきます  2020年5月のレッスンスケジュールです。5月には、新型コロナウィルスの肺炎が終息に向かっていることを願って、スケジュールを更新します。

そんな願いを込めて、「タイ料理教室diidii」5月のスケジュールを貼っておきます。

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吉祥寺にあった!美味しいベトナム料理店「WICH PHO」

「WICH PHO(ウィッチ・フォー)」はこんなお店です。

先日同僚&友人のSちゃんに誘われて初めてお邪魔したベトナム料理店。昨年秋にオープンしていたようですが、全く知りませんでした。

お店の名前は「WICH PHO」。吉祥寺駅から徒歩4分のところにあります。

1989年に設立されたアメリカのブランド− WICH PHO (ウィッチ・フォー)が日本に初上陸

お店は雑居ビルの地下一階にあるのですが、この通り…

天井が高くて店内広々!

フロアの一角には水槽もあって、可愛いお魚さんが4匹泳いでいます。

サブメニューも充実のフォーセット。

こちら、ランチメニューの麺ラインナップ。

初回のこの日は牛肉のフォーセットを注文しました。

各テーブルには調味料が用意してあり、味変を楽しむことができます。スープも麺もおいしい!量もたっぷりでお腹いっぱいになります。

そして、一緒にトレイにのって運ばれてくるサイドメニューがこれまた素晴らしいのです。麺には揚げ春巻きと生春巻き、デザートが付いてきます。しかもこの春巻きには、それぞれに合う2種類のソースが添えられているというこだわりよう。生春巻きは具沢山でギュギュっと巻かれています。揚げ春巻きはクリスピーな食感が最高!ランチのサイドメニューでこのクオリティーのものに出会うことってなかなかないです。

卵と豚の角煮定食もウマウマでした。

フォーランチの美味しさに感動し、数日後すぐに再訪。最初の来店時から気になっていたベトナム風の卵と豚の角煮「Thit Kho Trung」をオーダーしました。

メニューの写真よりも豪華!

メニューでは「うずらの卵」となっていましたが、実際に出てきたのは中に卵がまるごと入ったさつま揚げ的なものと豚の角煮。タイ料理のカイパローそっくり。甘すぎず、塩辛すぎずのちょうどいい味付け。汁もごはんにかけつつ完食しました。

スープは数日前に食べたフォーの麺抜き。シンプルな中にも旨味があって美味。

そして私がこの日特に気に入ったのがこちらのサブおかず。カレー風味のなます。ニンジン、もやし、高菜も入った新感覚のなます。これ、自分でも作れるようになりたい!

デザートは小さいサイズのチェー。こちらも一切手抜き無しです。

久しぶりに良いレストランに巡り合いました。ランチでこんなにしっかり作り込んだ美味しいお料理を出してくれるお店って貴重です。来週もまた1回は行くだろうな、これは。

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タイ風ラーメン「センレック・ナーム」だって格上の味!

日本でもタイでも食べた汁麺、「センレック・ナーム」。健やかなるときも病める時も旨き汁麺。それがyukko先生から習ってみたらクオリティーが違った、というお話です。

タイは揚げ物天国!このレッスンでは春巻きを2種類習います。


こちら、タイ風春巻きの具。元々中華料理の影響を受けているものではありますが、その味はちゃんとタイ料理に寄せてあります。ここがタイ料理の面白いところ。


もう一つは下味をつけた海老を春巻きの皮でくるりと巻いたポッピア・クン(海老春巻き)。


これがシンプルなのに激ウマなのです。


家で作ったら揚げたてを次々とつまんでしまい、食卓に並ぶ前に半分は消えてしまうと思われます。

なぜにこんなにうまいのか。yukko先生のセンレック・ナーム。

美味しい理由その壱。まずこれらの具。こんなにしっかりしかも手作りの具が載っている汁麺なんてまずお見かけしません。もやし、パクチーはどこの汁麺でも標準装備されているとして、豚ひき肉、ルークチン、これはあったりなかったり。揚げワンタンとチャーシューが何も言わずして最初からのってる、さらにはそれが手作りとなるとかなりレベルが高いお店。(っていうかあるのか?手作りチャーシューをのせてる店。)


美味しい理由その弐。ちゃんと鶏ガラを煮出して取ったスープが入るため。「素」とはその美味さが違います。当然か。

このレッスンのメニュー。


  1. センレック・ナーム(タイ風ラーメン)
  2. ポッピア・クン(海老春巻き)
  3. ポッピア・トード(揚げ春巻き)


これが本当に美味しかったのです。それなのに、なぜか手間を惜しんで未だ自宅で再現しておりません。寒いこれからの季節、この軽さなら朝食にもありだし、そのうち朝汁麺の形でおうちで食べようと思います。


こうして書きながら思い出して食べたくなっている海老春巻き。下味がきちんとついているので、そのままでも十分に美味しくいただけます。アルコールとの相性が抜群なのは言うまでもなく。

こちらは先生がご厚意で出してくださったデザート♪

タイでもベトナムでも米麺を食べる文化があるのに、同じく米が主食でありながら、日本ではそれがない。一体なぜなんだろう。蕎麦やうどんなど、麺文化はあるのに。近く調べてみようと思います。

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タイ料理図鑑 1)ごはん・麺

カオソーイ(ข้าวซอย)

今年の夏、チェンマイで食べた唯一のカオソーイといえばアーム先生のレッスンで作ったもの。これこれ。

北タイ料理教室、全6品を作って食べる幸せ。【4日目②】 | タイはおいしい天国。

アーム先生の料理教室は「中部タイ料理」か「北タイ料理」を選んで全4品を作りますよ、という案内だったのです。メニ…

あとは他の物を食すのに忙しく、カオソーイまでバトンが回ってくることはなかったのでした。冬のチェンマイでは必ず食べよう。

揚げ麺がアーム先生のレッスン時のようにサクサクにならず不満。同じ生麺だけれど、もう見た目からして違うんですよね。当然か。麺はチェンマイのワロロット市場で買ってきた乾麺使用。なんかこれ、パスタとして食べても美味しいんじゃないだろうか。トマト系、クリーム系、どちらともよく合いそう。

そして味付けにはこちらのペースト使用。レッドカレーペーストで良いって言われているのにどうしても試してみたかった。それで違いが判るかっていうと、そうでもないという「気持ち前のめり、味覚置き去り型」の私…。。。

付け合わせ。マナオ(レモン)を切らしていたことをこの上なく悔やんでおります。上はタイのお漬物、下はホムデンなる小玉葱。

カオソーイのスープ、4人前をまとめて仕込んだので、あと3回食べられます。今回はyukko先生のレシピで作ったけれど、Ta先生、アーム先生のレシピでもスープを作ってみて、食べ比べてみようか、なんて暇なことを考えております。

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タイの太麺最愛メニュー、「パッキーマオ」。

麺料理も豊富なタイ料理ですが、その太さも様々で、極細なものから幅広麺まであります。タイの太麺といえば、日本のきしめんのような形状。なれど米からできたその麺はとっても軽やか。その太麺料理の中でも私が一番気に入っているのがパッキーマオ!適度な辛みと甘さを抑えた大人味は一度食べたらやみつきになること間違いなしです。

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デザート?おかず?サツマイモの生姜煮。

こちらが生姜煮の材料。

個人的に好物で、自分で料理する際にはナントカの一つ覚えのように、インド風の炒めものにばかり仕立てていたサツマイモ。その新しい食べ方をこの回のレッスンにてマスターしました。

とっても簡単!

作り方はいたって簡単で、すべての材料を切って鍋に放り込み、サツマイモが適度な柔らかさになるまで煮るだけ。

盛り付け、大事。

温かいままでも冷やしても美味しいヒトシナのできあがり。甘みの強いホクホクのサツマイモが出回る季節になったら作ろうと思います。

「サークー・サイ・ムー」これまたおかずともデザートとも言える不思議な料理。

キラキラ光るその様子は宝石のよう。

「サークー・サイ・ムー(タピオカの豚肉包み)」、タイ料理らしいちょっと手の込んだヒトシナです。

これが具。

豚肉などを甘辛く煮て、球状に丸められる固さになるまで練り上げます。

日本の味噌ピーナッツを思わせる、どこか懐かしい味。

こうした丸めたまわりに粒の小さなタピオカをまぶして蒸すのですが、甘じょっぱい肉餡はおかずともいえるし、デザート枠でもいけそう、そんな味です。

いよいよお待ちかねのパッキーマオを作ります。

生麺を使うのであっという間にできあがりますよ。

こちらパッキーマオの材料です。野菜はいずれも細めにカット。麺は魅惑の生麺使用。これ、乾麺とは食感も美味しさも全然違う!別格です。それをサッと湯通ししたら準備完了。

おいしいの素、プリッキーヌとニンニク、赤ピーマン。

まずは辛味&香味野菜を炒めて香りが出てきたら、豚肉、海老、野菜と順番に炒めていきます。その後調味料を加えてサッと混ぜ、生麺を入れたらさらに炒めます。ここであれば生胡椒も欲しいところ。最後にガパオを散らし、全体を混ぜ合わせれば完成です!

最高に美味しい!箸が止まりません。

バイガパオとバイマクルーの香りもよろしく、非常に美味です。甘味が割と前面にくる料理が多いタイ料理にあって、こちらは辛味と塩気が味の中心。大人味です。これがまあ美味しいのなんのって。箸が止まらずあっという間に完食です。こんなに美味しいパッキーマオ、お店でもそうそう出会えそうにありません。

パッキーマオレッスンのメニュー。

Fコース第6回の3品。
  1. パッ・キーマオ(太麺のピリ辛炒め)
  2. サークー・サイ・ムー(タピオカの豚肉包み)
  3. マン・トム・キン(さつまいもの生姜煮)

ちょっと上からもう一枚。

個人的にはメインのパッキーマオだけで満足度120%のレッスンです。町のタイ料理屋さんでパッキーマオを食し、「こんなもんかな…」と思っている方にぜひ本当に美味しいこちらのパッキーマオを食べていただきたい!目から鱗、ほっぺも落ちます。

料理教室「前」だったり「後」だったり…のお楽しみ。

この日は玄関先でおくつろぎ中。

yukko先生のお宅周辺に住み着いている街猫のトラちゃん。姿を見せてくれたりくれなかったり…なのですが、この日は玄関先でのびのび&ゴロゴロしていました。とっても人懐っこくて可愛いのですよ。会えるとそれだけで「今日はラッキー」ってな気分にさせてくれる幸せを運ぶ猫です。

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Rasamita先生

チェンマイ風、タイカレー麺「カオソイ」を作る!

先日、阿佐ヶ谷の「ピッキーヌ」さんでいただいた「カオソイ」。その作り方をチェンマイご出身のRasamita先生から習ってまいりました。ココナッツミルクを油を引き出しながら加熱し、そこに具材でもある手羽元を煮たスープ、レッドカレーペーストやニンニク、ホムデンをすりつぶしたものを加えた本格的ながらも簡単に美味しくできる「カオソイ」。麺好き、タイ料理好きならマスターすべきイッピンです!

甘酸っぱ辛いフルーツのサラダからレッスンスタート!

パイナップルで器を作るよ♪

ニンニクと唐辛子をつぶし、そこにいろいろな具材を加えてナンプラー、ココナッツシュガー、レモン汁(本当はマナオ)で味付けをする「ソムタム」はあまりにも有名ですが、青パパイヤだけが具材じゃありません。私もこの夏、トウモロコシと塩卵を使ったソムタムを習いましたが、フルーツだってソムタムになります!

調味料と和えています。

作り方はパパイヤを使ったソムタムと基本的に同じ。ただし、フルーツは柔らかいので、タムタムするのはニンニクと唐辛子、調味料を加えるところまで。あとはこうしてサックリと混ぜればOK。

盛り付け

スーパーで売られているカットフルーツのミックスなんか買ってきたら、本当にあっという間にできちゃいます。

これがテーブルに運ばれてきたらテンション上がるな。

甘みの強いフルーツにナンプラーの塩味とレモン汁やタマリンドペーストの酸味が相まって、後味さっぱり。これは無限に食べられる美味しさ!フルーツは何を加えても美味しくできそうなので、次のお休みにでもたっぷり買い込んできてオウチで作ってみようと思います。

デザートの「サンカヤファクトーン」はハロウィンにもぴったり。

卵液にはバイトゥーイを加えて混ぜ、卵の臭みを消しつつ良き香りを移します。

「サンカヤファクトーン」、タイ風のかぼちゃプリンです。材料は玉子、ココナッツシュガー、ココナッツミルク、塩といたってシンプル。そこにバイトゥーイで香りづけするのですが、なければバニラエッセンスでOKとのこと。

カットかぼちゃを入れたココットに卵液を流し込み、蒸します。

レッスンではココットで作りましたが、小さめのかぼちゃを買ってきて、種を取り除いたところに卵液を流し込んで蒸してもいいですよ、とRasamita先生。その場合、蒸し時間がちょっと長めにはなるものの、見た目も素敵だし器もいただけちゃうのです。ハロウィンにもぴったり。

タイの蒸し器。いつ見ても可愛い!

蒸し上がったばかりの生地はこうして膨らんでいますが、冷めると落ち着きます。

タイティーとともにいただきます。

いわゆるとろける系のプリントは対極にあるようなしっかり食感。ですが、それがまたいい!ココナッツの風味が際立つプリンは、私たちが良く知るそれとは別物。温かいままでも冷やしても美味しいかぼちゃプリン。これも再現確実です。

海老丸ごと一尾が具材!「ポッピアクントート」。

海老に下味をつけているところ。

びっくりするぐらい簡単で、しかも美味しい海老の揚げ春巻きです。

包み方もまったくもって難しさなし。

先の海老を春巻きの皮で包み揚げる、以上。それなのに、箸が止まらなくなる美味しさ。

輝く海老の揚げ春巻き。

なんでもお弁当に詰めちゃうワタクシですが、これは絶対揚げたての熱々が美味しい!次のお休みに作るか、はたまた給湯室で揚げるか。(←え…。)いずれにせよ、作った暁にはこちらでご報告いたします。

自分で作っても美味しい「カオソイ」。

ココナッツミルクとカレーペーストなどを加熱し、鶏もも肉を加えたところ。

レストランで食べ、カオソイをご存知の方は「あれを家で作るとか手間がかかりそう…」とお思いでしょう。結論。ジャパニーズカレーを作るのと手間は変わりません。

鶏もも肉に加えて手羽元も入ります。

スープはこうしてもう一つの具材である手羽元を煮たものでOK。鍋こそ2つ使いますが、本当に簡単です。トッピングの揚げ麺が面倒なら買ってしまえば良し。それでぐっとハードルが下がるはず。私はもちろん自分で揚げますが。(その後に先の海老春巻きも揚げちゃえば一石二鳥!)

途中、熱々のスープを継ぎ足していただきました。

「レストランで食べるよりも自分で作った方が美味しいタイ料理」はこのカオソイにも当てはまりました。鶏がらスープの旨味とココナッツミルクのコク、そこにカレーペーストやタイハーブの風味が加わって、何とも奥行きのある味。これも次の休日に…と言いたいところですが、休日は料理教室を含めお出かけすることが多く、最近なかなか家で食事をする機会がありません。かといって朝からカオソイはさすがに重いし。ということで、こちらもお弁当にします。既に頭の中で「カオソイ弁当」は完成済み。さて、いつ実行しようか。楽しみだなー。

「カオソイ」レッスンのメニュー。

ピントが奥に行ってしまった。。。。
  1. ローゼルティー(ナム クラジェーブ)
  2. チェンマイ風 タイカレーヌードル(カオソイ)
  3. フルーツソムタム(ソムタム ポンラマイ)
  4. エビの揚げ春巻き(ポピア クン)
  5. かぼちゃプリン(サンカヤー ファックトーン)
  6. ジャスミン茶(チャーマリ)

Rasamita先生のレッスンは全部で20種類ほどあり(2019年9月現在)、それぞれのレッスンが繰り返し開催されます。

ウェルカムドリンクのローゼルティー。

先生のレッスンはお料理の美味しさや自宅での再現しやすさもさることながら、テーブルコーディネートも素敵だし、季節に合わせて紹介していただけるハーブティーも楽しみの一つ。

タイ料理 Rasamitaさん 桜新町駅(田園都市線)(東京都)でTadaku料理教室

好きな外国の料理・文化・言葉を体験しよう!Tadakuは、外国人の自宅で、英語や日本語を使って、外国人と楽しくお話しながら学ぶ料理教室です。日本でホームステイみたいな体験ができる!

さらには先生ご自身がとっても素敵で魅力のカタマリ。もうすっかりファンになってしまいました。次回レッスンはだいぶ先ですが(私のスケジュールの都合上)、今からとっても楽しみです。