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2024年8月_星馬泰☆三国縦断ひとり旅

体調不良から無事復活(嬉)いざ!アンシラーへ。【11日目①】

まさかの体調不良…からの復活劇!

バンコク5日目。本来なら、あれもこれも!と予定を詰め込んでいたはずなのに…まさかの体調不良。ホテルで静養を余儀なくされていました。ああ、私の貴重なバンコク時間…。

がしかし!ここで救世主登場!バンコク在住のMちゃんとMちゃんママが、私を外界へと連れ出してくれました!ありがたいことこの上なし。

今回の旅の最重要ミッション、それは「アンシラーでオフホワイトの石臼を買う」こと。Mちゃんにアンシラーまでのベストアクセスを尋ねたところ、「うちのママの車」というまさかの回答が!これは乗るしかない!ということで、甘えさせていただきました。

朝ごはんは人気店「ゴーアン」で点心パーティー!

アンシラーにも仕事でよく行くというMちゃんママ。

まず連れて行ってくれたのは、点心のお店「ゴーアン」。

噂には聞いていましたが、すごい人気店!ランチタイムには程遠い時間なのに、既に行列ができていました。

ここのシステムが独特で、

  1. 店員さんにテーブルに案内してもらって番号を覚える
  2. 冷蔵庫から好きな点心を選んでレジへ。他の料理や飲み物も一緒に会計し、テーブル番号を伝える
  3. お水や調味料をテーブルに運ぶ
  4. 料理が届くのを待つ

という流れ。冷蔵庫の前も人だかり!

Mちゃんとママがほとんど選んでくれましたが、私も食べたいものをトレイに追加。いざレジへ!

テーブルで待っていると、まずお粥、次にパートンコー、そして熱々の点心が到着!

どれもこれも美味しくて、あっという間に完食。ここはさすがに一人ではハードル高そうなので、いつかタイ料理好きの友達とまた来たいです。

アンシラー市場で新鮮な魚介類に舌鼓!

お腹も満たされたところで、お次はアンシラー市場へ。

新鮮な魚介類や乾物が所狭しと並んでいます。

シャコ海老の大きいこと!干しエビも大きい!試食させてもらったら、臭みがなくてびっくり。

ここでMちゃんママがイカの卵の串焼きを買ってくれました。人生初体験!炭火でこんがり焼かれたイカの卵は、香ばしい香りが食欲をそそります。ぷちぷちと弾ける食感と、凝縮された旨みが絶妙。お酒が好きな人はたまらないだろうなぁ。市場ではカブトガニの卵なんていうのも売っていました。どうやって食べるんだろう、これ。

牡蠣にナムチムとチャオムがセットして売られています。これは、魚介にチャオムが合うってことなのかな?今度試してみよう。

この市場では乾物を中心にお買い物。私の料理好きを知っているMちゃんママが干しイカをプレゼントしてくれました!わーい!私は美味しい干しエビを500g購入。これで何を作ろうか、今からワクワクです。

歴史的建造物「ตึกแดง」(トゥクデーン)を見学

市場を後にして、向かったのは「ตึกแดง」(トゥクデーン)。

19世紀末にアユタヤ王朝様式で建てられた赤レンガ造りの建物で、元々は港湾管理事務所や税関として使われていたそう。

現在は博物館になっていて、地域の歴史や文化を学ぶことができます。静かな海辺の風景も楽しめる素敵な場所でした。

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6)スープ・カレー

ポテーク(โป๊ะแตก)

魚介テンコ盛りのスープ?煮物?が「ポテーク」です。

ポテーク(โป๊ะแตก)、またはトムヤムポテーク(ต้มยำโป๊ะแตก)は海の幸がこれでもか!と入った汁物です。もしくはつゆだくの煮物と表現してもよいかもしれません。

テーク( แตก )は「壊す」という意味のタイ語ですが、ポ( โป๊ะ )は網だよ、とタイ料理の先生方に教えていただきました。つまり、網が壊れるぐらいたくさんの魚介類が入ったお料理、という意味なんだとか。

個人的に「 ポ( โป๊ะ ) 」が何かをきちんと知りたくて「 โป๊ะ 」で検索すると、違法漁業のニュースばかりが引っ掛かり、肝心の説明が見つからない。それでも諦めずにPCと睨みあっていたところ、ようやくこちらのサイトにたどり着くことができました。

https://onl.bz/GSPst9k

このページの下のほう、

このライン部分に「ポ」の説明があるのですが、潮の流れがある河口や海に仕掛けておいて、魚やエビ、蟹などを捕まえるための漁具だそうです。ライン部分の最後のほうにはマナガツオ、イカ、鯵、カマス、モトギス、ワタリガニ、小エビなんかがとれるよ!と書いてあります。

「 ポ( โป๊ะ ) 」 がわかってすっきりしたところで、ポテークの作り方です。

ポテークの材料と作り方。

お鍋に材料をどんどん放り込んでいくだけの簡単レシピ。

この動画は食材から丁寧に紹介してくれています。作り方も、食材一つずつ煮ては取り出すところが、私が習った作り方と似ています。

今回のポテークの材料はこちら。

鯛の頭は完全にスープの出汁要員です。鯛の骨が入ると魚介のスープのうまみが数割増しになるのでやめられません。しかもアラだから安いし。

まず鯛のアラを煮て出汁を取ったら、

ペースト状にしたタイハーブを加えてさらに煮込みます。もう良いかな、というところでキッチンペーパーを敷いたザルでスープを濾し、アラなどは取り除いちゃいます。

アラとはいえ、こちら、素敵なごちそうです。身をほぐしてとっておき、ナムチムタレーを添えれば酒の肴のできあがり。ちなみに、そのナムチムタレーですが、May先生のレシピ本、

こちらの31ページに乗っているレシピがおすすめです。余談をだいぶ挟みましたが、ここまで来たらゴールは間近。

魚介類を一品ずつ茹でてベストなタイミングで引き揚げ、器へ盛り付けていきます。

最後にレモングラス、バイマクルー、カーを入れて煮立たせ、ハーブの香りが出てきたところで熱々を器に盛り付け、タイハーブをちらせば…。

完成です!最後に加えるホーラパーの香りもよく、極上のタイスープの一つです。日本だったら季節ごとに出回るお魚が違うから、旬の魚介類で春夏秋冬、それぞれのポテークを作っても面白いかも。今年やってみよう。

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May先生

ホタルイカが美味しい季節、レッドカレーソース煮込みを作ろう!

さまざまな食材が通年を通していただけるようになった、とはいえ、やはり旬でなければ店頭に並ばないものも多くあります。その一つがこちら、ホタルイカ。特に大ぶりのホタルイカが並ぶ季節になると必ず作りたくなるのがココナッツカレーソース煮込み。この料理は昨年、May先生より習ったもの。今年もまたホタルイカの季節がやってまいりましたので、本日はそのレッスンの模様をお届けいたします。

「シューシーペースト」から手作り!

「シューシー」とはフライパンで食材を炒める際の音を表現した擬音とのこと。これらの食材をクロックヒンでペースト状になるまでひたすら潰します。

レッスンではレッドカレーペーストでも代用可と言われましたが、調べてみると、こちらのペーストにはカーが入りますが、レッドカレーペーストではガチャイを加えるようです。違いはそこのみ。それで仕上がりがどの程度異なるのか、時間がある時に一度試してみようと思います。

「シューシープラームックホタル」を作る。

こちら、ほぼ完成に近づいたところの写真ですが、作り方は他のタイカレーと同じ。ココナッツミルクの油が分離するようよく炒めたところにペーストを加えてさらに炒め、調味料、食材を入れてサッと煮込みます。

魚介類は煮込みすぎると身が固くなってしまうので、香りが出てふっくらしたところで鍋から引き揚げ、残ったソースは適度な濃度になるまで煮詰めます。

肝心な手前がピンボケ、というお粗末な写真でスミマセン。。。とにかく、手順を守ってタイミングを見極めればとってもおいしいホタルイカのココナッツカレーソース煮込みができあがります。

青マンゴーの和え物が美味しい!魚のフライ。

そして、同じレッスンで習った魚のフライ。めかじき、鰆、鱈、鯖などで作ると美味しいとのこと。

衣をつけて。

からりと揚げればできあがり!なのですが、これに添えた青マンゴーの和え物が個人的に大好きで。実はこのフライよりも、その和え物の方をその後幾度となくリピートしました。

青マンゴーの代わりに酸味のあるリンゴでもいいですよ、と教えていただいたのですが、やっぱり青マンゴーが美味しい。

日本ではかなりのお値段で売られている青マンゴー。タイで激安の青マンゴーを見るたびに、「ここで今、あの和え物を作れたら!」と何度思ったことか。

これはいつか、タイ料理好きな友人に必ず振る舞いたい!と思っているヒトシナです。

タイスタイルのミックス野菜炒めは美しいことこの上なし。

さまざまな野菜をたっぷり用意して作る、タイ式の野菜炒め。この日は8種類ほどの野菜が用意されていました。

上は野菜の切り方を教えていただいているところ。野菜は切り方一つで見た目はもちろん、食感、味の絡み具合などが変わってくるので、実はとっても大切なのです。

こうしてカットした野菜は、火の通り具合を均一にするため、火の通りにくい野菜から順番に茹で、ざるに上げて水気を切っておきます。

もうこの時点で美しい!これを炒めて調味すれば完成。

こうして過去のレッスンをブログにまとめていると、「こんな美味しいタイ料理もあったな」と思い出す今日この頃。

一人で食べきることを考えると、1日1品作ることも難しいのですが、せめて週に3品はいろいろ作っていきたい(復習したい)と思うのでありました。とはいえ、毎月コンスタントにいろいろな先生のレッスンに7前後出て、計20種類以上の料理を習うため、まったく復習が追い付かないのですが。。。頑張ります。