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タイ料理図鑑 5)煮物・蒸し物

タイ風アクアパッツァ

おしゃれなイタリアンの定番アクアパッツァをタイ風に。

アクアパッツァといえばイタリアンの定番料理の一つ。お魚をソテーして、そこにオリーブや刻んだアンチョビ、アサリ、トマトなどの具材を入れ、白ワインを加えて煮込みます。お魚はもちろんスープがおいしいお料理です。

今日はそれをタイ料理風に仕立ててみました。

フライパン一つでできる!実はお手軽料理なアクアパッツァ。

今日用意したお魚は大好き!メバルちゃんです。もちろん切り身でもよいのですが、個人的にこの魚一匹のビジュアルが好きで。アクアパッツァを作るときには断然「お魚一匹丸ごと派」です。

まずはこのお魚に軽く粉をまぶしていい感じに焦げ目がつくまで両面を焼きます。この後ほかの具材と蒸し煮にするので、火の通りは気にする必要なし。

魚にいい焼き色がついたらフライパンに具材すべてと調味料、水を入れます。この時調味料として加えるお酒は白ワインではなく、今日は紹興酒にしてみました。あとは蓋をして弱めの中火で蒸し煮に。キャベツが柔らかくなり、アサリの口が開いたらできあがりです。

ちなみにこのお料理、ゼロからの創作ではなく、「タイ料理教室diidii」で習った「ホイライ・オプ・ガランプリー」をベースにしました。

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。

Dコース第5回のレッスンに登場するメニューです。

サブおかずは「空豆とタケノコのオイスター炒め」

いつもはパプリカと油揚げで作る自分的定番料理。今日はそのパプリカをタケノコと空豆に置き換えて作ってみました。

いつもとちょっと違うのは、初めにタケノコと空豆だけを炒めて焦げ目をつけたこと。これでサクサクした食感と香ばしさをプラス。

あとはいつも通り、豆チの香りを油に移し、具材を加えて酒を一回し。ちょっと炒めたら最後にオイスターソースを加えて全体に行き渡るよう炒めればできあがりです。

ちなみに、豆チ(中華の発酵食品)なんてないよ、という方。代わりに刻んだ高菜漬けを加えても美味です。

本日のおうち定食「タイ風アクアパッツァ定食」

ちょっとアクアパッツァの盛り付けが雑だな。

それはともかく、味は間違いなし。メバルの身を崩しながらスープやそのスープを吸い込んだキャベツ、アサリとともに口に放り込めばもうパラダイスであります。このアレンジ、思いついた自分ナイス!

たっぷり作ったアクアパッツァ、お魚はもう食べ切っちゃいましたが、キャベツとアサリ、そしておいしいスープがまだこれだけあり。明日はこれをまたおいしくいただく予定。そのアイデアがすでに浮かんでおります。

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yukko先生

タイ料理店でも見かけないマニアックメニュー、「タイ風栗おこわ」と「大根と豚肉の梅干しスープ」が激うまだった件。

タイ風の栗おこわは日本人も絶対好きな味!

干し海老に干し椎茸という「うま味のかたまり」に加えて、豚肉、ソーセージも入ったおこわ。その材料を見ただけで絶対に美味しいことがわかります。そしてそこにたっぷり加えるのはなんと甘栗。もちろん生の剥き栗で作ってもよいのですが、季節を問わず、お手頃価格で手に入る甘栗であれば気軽に作ることができます。

ひと晩水に浸したもち米と他の食材をフライパンで炒め、調味料が全体に行き渡るように混ぜたところで蒸し器へ。途中干し椎茸の戻し汁を回しかけて、お米が好みの柔らかさになれば蒸し上がり。

程よい甘味と塩気、そして栗や様々な食材の風味が相まって美味です!これはすぐにでもまた食べたい!

ということで、レッスンからの帰り道、早速甘栗ゲット。今週末、早速復習します。

「鍋に全部入れ」=「激しく簡単」、なのに美味しい梅干しスープ。

大きめに切った豚バラ肉と乱切りにした大根、その他の食材と調味料をすべて鍋に入れてじっくり煮込むだけ、というスープ。まさかこんなに簡単だとは。習ってびっくりです。

そしてこんなに簡単なのにこれがすごくおいしいのです。梅干しははちみつ梅を使っていますが、その酸味と甘み、豚バラ肉から出た旨味、それらの美味しさをすべて吸い込んだ大根。このスープも最高です!ということで昨日、早速復習した次第。

ソムタムピーラー活躍の季節到来。青マンゴーとイチゴのヤム、アロイです! | タイはおいしい天国。

目次 1 美味なるは完熟マンゴーのみにあらず。青マンゴーも旨きことよ。2 「ソムタムピーラー」、活躍の時。3 習いたての「豚肉と大根の梅干しスープ」復習。4 「青マンゴーとイチゴのヤム定食」でおうちモーニング。 美味なるは完熟マンゴーのみに

これから何度も作ることになるだろうスープが、また一つ増えました。

鯛万歳!ごはんのお供としても酒の肴としても抜群に美味しい「白身魚の冷しゃぶ風」

最後は白身魚を香味野菜を加えた鍋で茹で、冷水に取ったものを香味野菜とともにいただく「白身魚の冷しゃぶ風」。

千切りにしたセロリと白髪ねぎをたっぷり敷き詰めた上に茹でた白身魚を並べ、シーユーカオとニンニク油をたらり。これだけでも最高に美味しいのですが、タオチオベースのタレをつけていただくと、また違った美味しさに。

白身魚が盛り付けられた右に見えるのがタオチオベースのたれです。

今回のレッスンも最高だったなー。どれも巷のタイ料理店で味わうことがない、結果今までに食べたことのない料理ばかり。そしていずれも美味しい、という。もうスープは復習しましたが、おこわと冷しゃぶは今週末、自宅で再現します。

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May先生

ホタルイカが美味しい季節、レッドカレーソース煮込みを作ろう!

さまざまな食材が通年を通していただけるようになった、とはいえ、やはり旬でなければ店頭に並ばないものも多くあります。その一つがこちら、ホタルイカ。特に大ぶりのホタルイカが並ぶ季節になると必ず作りたくなるのがココナッツカレーソース煮込み。この料理は昨年、May先生より習ったもの。今年もまたホタルイカの季節がやってまいりましたので、本日はそのレッスンの模様をお届けいたします。

「シューシーペースト」から手作り!

「シューシー」とはフライパンで食材を炒める際の音を表現した擬音とのこと。これらの食材をクロックヒンでペースト状になるまでひたすら潰します。

レッスンではレッドカレーペーストでも代用可と言われましたが、調べてみると、こちらのペーストにはカーが入りますが、レッドカレーペーストではガチャイを加えるようです。違いはそこのみ。それで仕上がりがどの程度異なるのか、時間がある時に一度試してみようと思います。

「シューシープラームックホタル」を作る。

こちら、ほぼ完成に近づいたところの写真ですが、作り方は他のタイカレーと同じ。ココナッツミルクの油が分離するようよく炒めたところにペーストを加えてさらに炒め、調味料、食材を入れてサッと煮込みます。

魚介類は煮込みすぎると身が固くなってしまうので、香りが出てふっくらしたところで鍋から引き揚げ、残ったソースは適度な濃度になるまで煮詰めます。

肝心な手前がピンボケ、というお粗末な写真でスミマセン。。。とにかく、手順を守ってタイミングを見極めればとってもおいしいホタルイカのココナッツカレーソース煮込みができあがります。

青マンゴーの和え物が美味しい!魚のフライ。

そして、同じレッスンで習った魚のフライ。めかじき、鰆、鱈、鯖などで作ると美味しいとのこと。

衣をつけて。

からりと揚げればできあがり!なのですが、これに添えた青マンゴーの和え物が個人的に大好きで。実はこのフライよりも、その和え物の方をその後幾度となくリピートしました。

青マンゴーの代わりに酸味のあるリンゴでもいいですよ、と教えていただいたのですが、やっぱり青マンゴーが美味しい。

日本ではかなりのお値段で売られている青マンゴー。タイで激安の青マンゴーを見るたびに、「ここで今、あの和え物を作れたら!」と何度思ったことか。

これはいつか、タイ料理好きな友人に必ず振る舞いたい!と思っているヒトシナです。

タイスタイルのミックス野菜炒めは美しいことこの上なし。

さまざまな野菜をたっぷり用意して作る、タイ式の野菜炒め。この日は8種類ほどの野菜が用意されていました。

上は野菜の切り方を教えていただいているところ。野菜は切り方一つで見た目はもちろん、食感、味の絡み具合などが変わってくるので、実はとっても大切なのです。

こうしてカットした野菜は、火の通り具合を均一にするため、火の通りにくい野菜から順番に茹で、ざるに上げて水気を切っておきます。

もうこの時点で美しい!これを炒めて調味すれば完成。

こうして過去のレッスンをブログにまとめていると、「こんな美味しいタイ料理もあったな」と思い出す今日この頃。

一人で食べきることを考えると、1日1品作ることも難しいのですが、せめて週に3品はいろいろ作っていきたい(復習したい)と思うのでありました。とはいえ、毎月コンスタントにいろいろな先生のレッスンに7前後出て、計20種類以上の料理を習うため、まったく復習が追い付かないのですが。。。頑張ります。