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ベトナム料理

今日はベトナムにトリップ!豚肉と卵の煮ものでおうちごはん。

豚の角煮、ベトナム式とタイ式の違いを知る。

先日、こちら↑のレストランで初めて食べたベトナム式の豚の角煮、「 Thịt kho trứng(ティッコーチュン)」。その時にタイの豚の角煮「 ไข่พะโล้(カイパロー)」と似てるな…と思ったのですが、実際に作ってみると細かなところで違いがあれこれ。

豚肉ブロック、ゆで卵、厚揚げ、砂糖(ココナッツシュガー)、ニンニク、パクチーを材料として使うのは一緒。そして、砂糖をカラメル状にして水に加える点も共通しています。

では違いは…というとこんな感じです。

タイ式の特徴ベトナム式の特徴
・シナモンスティックや八角などのホールスパイスを加える。
・シーユーカオ、シーズニングソース、オイスターソース、シーユーダムなど様々な調味料で味を決める。
・ココナッツウォーターを加える。
・醤油系は「ヌックマム」のみ。
・仕上げに胡椒で味にアクセント。

この後いろいろ調べていくと、実はベトナム式の豚の角煮にはシーズニングソースが入る醤油風味のものもあることがわかりました。そちらの方がカイパローに近いのかな。

それはさておき、このような特徴を持つベトナム式の豚の角煮、早速作ってみましょう。

ベトナム式の豚の角煮「 Thịt kho trứng(ティッコーチュン)」 の作り方。

まずは砂糖を少量の水で煮溶かしカラメルに。これをお湯で伸ばし、カラメル液を作ります。

そのカラメル液、ニンニク、調味料を混ぜたところに、下茹でした豚肉を漬け込みます。

30分後。先の豚肉を漬け汁ごと鍋へ。豚肉を時々返しながら漬け汁を煮詰めていきます。

十分に煮詰まったところでココナッツウォーターと水を加え、豚肉が柔らかくなるまで1時間ほどコトコト、コトコト。

最後に厚揚げを加えて15分ほど煮込めば完成。なのですが、ここで個人的な好みにより下茹でした大根と、阿佐ヶ谷にある「 蒲重蒲鉾店 」のさつま揚げもプラス。ちなみに、卵の横に見える大きな楕円のものは、卵がまるごと1個入った「バクダン」なるもの。結構ピリ辛なんですって。それも含めて、食べるのが楽しみ!

ベトナム式「豚肉と卵の煮もの定食」でおうちごはん!

今日のおうち定食は副菜もスープも全部ベトナム料理です。

お待ちかねの「ティッコーチュン」。カラメル液のほのかな香ばしさとココナッツのほのかで爽やかな酸味がたまりません。砂糖もヌックマムも結構入っているのですが、しつこさは全くなし。大根は中まで味が染みていて最高!

豚肉は箸でさくっと切れるほどふわふわ&トロトロです。

そしてコクのあるしっかり味の豚の角煮がメインなので汁物はさっぱりしたものを用意。ただし、うま味がしっかり効いた出汁が味わえるスープです。

味わい深さの決め手は干し海老と生海老。それぞれ下処理したものを炒めてうま味を十分に引き出しました。

そしてこちらはキャベツと茗荷の浅漬け。最後に大葉も加えて。こちらは日本の浅漬けそのもの。あっさりしていて、でも物足りなさはなく美味。箸休めにぴったりでした。

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yukko先生

タイ料理店でも見かけないマニアックメニュー、「タイ風栗おこわ」と「大根と豚肉の梅干しスープ」が激うまだった件。

タイ風の栗おこわは日本人も絶対好きな味!

干し海老に干し椎茸という「うま味のかたまり」に加えて、豚肉、ソーセージも入ったおこわ。その材料を見ただけで絶対に美味しいことがわかります。そしてそこにたっぷり加えるのはなんと甘栗。もちろん生の剥き栗で作ってもよいのですが、季節を問わず、お手頃価格で手に入る甘栗であれば気軽に作ることができます。

ひと晩水に浸したもち米と他の食材をフライパンで炒め、調味料が全体に行き渡るように混ぜたところで蒸し器へ。途中干し椎茸の戻し汁を回しかけて、お米が好みの柔らかさになれば蒸し上がり。

程よい甘味と塩気、そして栗や様々な食材の風味が相まって美味です!これはすぐにでもまた食べたい!

ということで、レッスンからの帰り道、早速甘栗ゲット。今週末、早速復習します。

「鍋に全部入れ」=「激しく簡単」、なのに美味しい梅干しスープ。

大きめに切った豚バラ肉と乱切りにした大根、その他の食材と調味料をすべて鍋に入れてじっくり煮込むだけ、というスープ。まさかこんなに簡単だとは。習ってびっくりです。

そしてこんなに簡単なのにこれがすごくおいしいのです。梅干しははちみつ梅を使っていますが、その酸味と甘み、豚バラ肉から出た旨味、それらの美味しさをすべて吸い込んだ大根。このスープも最高です!ということで昨日、早速復習した次第。

ソムタムピーラー活躍の季節到来。青マンゴーとイチゴのヤム、アロイです! | タイはおいしい天国。

目次 1 美味なるは完熟マンゴーのみにあらず。青マンゴーも旨きことよ。2 「ソムタムピーラー」、活躍の時。3 習いたての「豚肉と大根の梅干しスープ」復習。4 「青マンゴーとイチゴのヤム定食」でおうちモーニング。 美味なるは完熟マンゴーのみに

これから何度も作ることになるだろうスープが、また一つ増えました。

鯛万歳!ごはんのお供としても酒の肴としても抜群に美味しい「白身魚の冷しゃぶ風」

最後は白身魚を香味野菜を加えた鍋で茹で、冷水に取ったものを香味野菜とともにいただく「白身魚の冷しゃぶ風」。

千切りにしたセロリと白髪ねぎをたっぷり敷き詰めた上に茹でた白身魚を並べ、シーユーカオとニンニク油をたらり。これだけでも最高に美味しいのですが、タオチオベースのタレをつけていただくと、また違った美味しさに。

白身魚が盛り付けられた右に見えるのがタオチオベースのたれです。

今回のレッスンも最高だったなー。どれも巷のタイ料理店で味わうことがない、結果今までに食べたことのない料理ばかり。そしていずれも美味しい、という。もうスープは復習しましたが、おこわと冷しゃぶは今週末、自宅で再現します。

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Rasamita先生

米粉100%の麺を使ったヘルシーメニュー、「トムヤムスープのタイ汁麺」レッスン!

タイ庶民の味、「クイッティアオ」を使った一杯あれこれ。

こちら、チェンマイのローカル食堂で食べた汁麺。麺は細いセンミー。

タイではローカル食堂や屋台でよく食されている「クイッティアオ(麺)」。そのバリエーションは非常に多く、汁あり、汁なし、スープも鶏がらベースのクリアなものから、そこに粉唐辛子、砂糖、ピーナッツなどが入るもの、豚や牛の血が入っているもの、腐乳入りの「イエンタフォー」など様々なものがあります。

私も昨年のタイ旅行では小腹がすいたらササッと食堂に入り、いろいろな汁麺をいただきました。

チェンマイの食堂で食べた甘辛味の牛汁麺。

こちらはシナモンや八角が入った甘いスープの牛麺、「ヌアトゥン」。

これはクリアスープに焼き豚ならぬ焼き牛がトッピングされた汁麺。やはりチェンマイにて。

こちらもまたチェンマイで食べた汁麺ですが、これなんかはルークチンプラー(お魚団子)無し、トッピングは焼き豚と青菜のみ、という本当にシンプルなバージョン。クイッティアオは極細のセンミー使用。

このタイ式の汁麺については、yukko先生のところで「センレックナーム」を習いました。

タイ風ラーメン「センレック・ナーム」だって格上の味! | タイはおいしい天国。

日本でもタイでも食べた汁麺、「センレック・ナーム」。健やかなるときも病める時も旨き汁麺。それがyukko先生から習ってみたらクオリティーが違った、というお話です。 目次 1 タイは揚げ物天国!このレッスンでは春巻きを2種類習います。2 なぜ

今回は、Rasamita先生が鶏がらベースのクリアスープにライム、粉唐辛子、砂糖、ピーナッツを入れた「センレックトムヤム(เส้นเล็กต้มยำ)を教えて下さるということで、そのレッスンに行ってまいりました。

トムヤムスープのタイ汁麺 & 海老トースト (タイ料理のTadaku料理教室)

好きな外国の料理・文化・言葉を体験しよう!Tadakuは、外国人の自宅で、英語や日本語を使って、外国人と楽しくお話しながら学ぶ料理教室です。日本でホームステイみたいな体験ができる!

具材の準備が大事、な「センレックトムヤム」。

ター先生おすすめのセンレック。

タイ式の汁麺は

  1. 鶏がらスープをきちんととること。
  2. いろいろな具材を抜かりなく準備すること。

ここに美味しさの肝があります。

鍋にたっぷりの水を張り、そこにパクチーの根、ニンニク、粒白胡椒、鶏がらを加えて煮込み、スープを取ります。今回は大きく切った大根も投入。この大根も麺と一緒にいただくんですって。

それから手間をかけてもぜひ加えたいのがこちらの揚げワンタン。これがね、自宅で作るとなると省略しようかとも思うのですが、その美味しさを思い出ししばし葛藤、そしてようやく一念発起して作るのが常。

他には茹でた豚ひき肉、もやし、炒ったピーナッツやニンニク油などもマスト。刻んだ万能ねぎとパクチーは言わずもがな。それからお魚団子もあるとよし。このお魚団子については今回、さつま揚げを使ったのですが、「この手があったか!」と目から鱗。いいアイデアをいただきました。

ター先生がタイから持ち帰ったという麺茹で専用のザル。

具材の準備ができたところで、一気にセンレックトムヤムを仕上げます。

まずはザルにもやしと、ぬるま湯で戻しておいたセンレックを入れ、熱湯で茹でること15秒。それを器に入れたらニンニク油を絡めます。

次に、別のボウルに調味料をすべて加え、そこに熱々の鶏がらスープを注いで混ぜ、麺の入った器にそのスープを投入。

最後に残りの具材をトッピングすればセンレックトムヤムの完成です。

鶏がらスープの旨味、レモンと酢、2つの違った酸味、そしてピーナッツとニンニク油の香ばしさ、粉トウガラシの辛味、シンプルな中にも様々な味と風味が感じられて絶品です!

ちなみにこちらの麺料理、名前に「トムヤム」とありますが、「トムヤムクン」とは全くの別物です。

それにしてもタイ式の汁麺は本当に美味しい!これがタイだと美味しいのが50バーツとかで食べられるんだよなぁ…。それが不可能な日本にあっては、食べたいなら自分で作るしかない。気合を入れて復習するぞ。

海老揚げパンが隠れ絶品メニューだった件。

タイ料理教室に参加する際、メインの料理に気を取られていると、実はサブメニューも絶品だった、ということがよくあります。今回もしかり。

この海老と豚肉をペースト状にしたものをたっぷり塗り込んだパンを揚げた「カノムパン・ナーグン」がとっても美味しかったのです。

海老ペーストを塗ったら白ごまをトッピング。
まずペーストを塗った面から揚げていきます。
ペーストに火が通ったら返して揚げることしばし。

揚げたての熱々を試食しましたが、これが危険な美味しさ。

ペーストに下味がついているのでそのまま食べても美味しいのですが、タイのスイートプラムソース(市販品)やマンゴーチリソース(市販品)をつけて食べると美味しさレベルアップ。


こちら、カルディに置いてありますので、気になる方はぜひ手に取ってみてください。春巻きや海老フライなどにもよく合います。

「焼き豚のスパイシーサラダ」まで美味しい贅沢レッスン。

タイの焼き豚といえば「ムーデン」がまず思い浮かびますが、こちらはまた違うバージョンの焼き豚。タイ料理ではおなじみの香味野菜をペースト状にしたものと調味料各種でタレを作り、そこに豚肉をしばらく漬け込んだのち、200度のオーブンで焼き上げます。これがしっとりジューシー、柔らかくて味も絶品!最高においしいのです。

そのままでも美味なる焼き豚をレッスンではサラダに仕立てました。ドレッシングはナンプラー、レモン汁、砂糖という基本の調味料3種に唐辛子を加えてピリ辛に。

これ、本当に美味しくてただいま絶賛復習中(お肉に下味をつけているところ)です。明日の朝はこれでシロメシをモリモリいただきます!

デザートはさっぱり仕様のマンゴープリン。

締めはさっぱりとしたマンゴープリンで。マンゴープリンといえば濃厚&クリーミーなタイプが多いように感じますが、ター先生のマンゴープリンはミルク感よりもフルーツ感が前面に出ている軽めの仕上がり。食後に食べるなら、これぐらいあっさりしている方がいいかも。

「センレックトムヤム」レッスンの全メニュー。

  1. 海老トースト(カノムパン・ナーグン)
  2. 焼き豚のスパイシーサラダ(ヤム・ムーヤン)
  3. トムヤムスープのタイ汁麺(センレック・トムヤム)
  4. マンゴープリン

この他、ウェルカムドリンク(この日はレモングラスティーでした)と食事中にはジャスミンティー、食後にはデザートと一緒にタイティーもいただきました。

今回もいろいろなことを学べて、且つどのお料理も美味しくて、有意義とはこのこと。全メニュー、ちゃんと復習しよう。

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yukko先生

手作りルークチンで作る揚げ団子とスープレッスン!

鶏肉を使ってまずはルークチンを作りましょう!

ルークチンといえば、汁麺に入っているお魚団子のイメージが強いですが、お肉を使っても作れるとのこと。このレッスンではお財布にやさしい鶏むね肉で作りました。

皮を取り、スライスしたものをフードプロセッサーに入れ、香味野菜や塩コショウ、粉物を少量加えて滑らかになるまで攪拌。

それを適度な大きさに丸めてゆで上げます。

しっかり火を通して冷水に取ればルークチンガイの完成です。

揚げてよし、煮てよしのルークチンで作るおかず2品。

下味が割としっかりめについているルークチンはそのままでもパクパクいけちゃう美味しさなのですが、調理するとさらに美味しくいただけます!

まず作ったのはこちらの「ルークチン・ガイ・トード」。先の茹でたルークチンを素揚げしただけ。でもこのひと手間でルークチンの食感が変わり、香ばしさもまとってさらに美味しくなるのです。食べる際にはナムチムをつけて。

お次はルークチンと淡白なお野菜で作るクリアスープ。もやしとたっぷりの春キャベツ、万能ねぎ、そして更なる旨味要員、スライスした豚肩ロース肉が入っています。味付けはナンプラーと砂糖、とってもシンプル。なんですが、そこにチリパウダーをちょい足しすると、それが良いアクセントになり、味に奥行きがでます。なによりルークチンが美味しい!

このルークチン、まとめて作って冷凍もOKだそうなので、近いうちに復習を兼ねて作り置きしよう。

もう一つのお楽しみメニュー、「ヤム・春野菜」。

このレッスンでもう一つぜひ習いたかったのがこちらの「ヤム・春野菜」。このヤムはいつもの定番ヤムとはちょっと味付けが違って、「黒ドレッシング」と呼ばれることもあるタレで食材を和えます。

このタレがしっかり味で、ちょっと味見をしただけでご飯によく合う!ということがわかります。

そこにまずは茹でたエビを加えてタレをよく絡ませ、

その後、野菜をIN。

季節は春!ということでうど、こごみ、スナップエンドウ、ソラマメが入っています。贅沢!

このヤムには四角豆を使っても美味しい!とのことなので、旬を逃さず四角豆の季節にはぜひぜひ試してみようと思います。

そしてこのヤムがまぁ癖になる美味しさで。一度食べ始めるとなかなか他の料理に移れない、という。しっかりめの味付けはご飯がもちろん、アルコールにもぴったりなようで、参加者の皆さん、「泡」が進んでいたようでした。珍しく私も一杯だけいただきましたが、美味しかった!

「タイ料理教室diidii」、「Gコース第5回」のメニュー。

  1. ヤム・春野菜 (春野菜のサラダ)
  2. ルークチン・ガイ・トード(揚げ鶏肉団子)
  3. ゲーン・チュー・ルークチン(肉団子のスープ)

いずれのお料理も季節を問わず作れるのですが、みずみずしくて甘味が強い春野菜で作るとより美味しいのではないかと思います。春野菜が美味しいうちにおうちでも作ってみよう。

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。

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タイ料理図鑑 4)和え物・サラダ・ディップ

ナムトックヌア(น้ำตกเนื้อ)

初めて参加したペンシー先生のタイ料理教室が素晴らしかった!

先週のことになりますが、初めて味澤ペンシー先生の主催する料理教室に行って参りました。私がタイ料理にはまるきっかけを作ってくださったyukko先生が師事されている先生でいらっしゃいます。タイ料理を習い始めて1年4か月。これまで3人の先生のもとへ通うこと60レッスンあまり。そろそろ良いかな…と思い切って参加。したところ、先生のお人柄も、先生が教えて下さるタイ料理も素晴らしくて感動の嵐。

ということで早速書店にてペンシー先生のレシピ本を物色。一番気に入ったものを1冊購入してまいりました。

「もっとおいしいタイ料理」が素敵!

購入したのはこちらの「もっとおいしいタイ料理」なる本です。

こちらの本には本場のタイ料理が45品、フュージョン料理が27品紹介されています。どれも作ってみたい&食べてみたいと思えるものばかり。という点が気に入り、購入に至りました。

早速「ヌアナムトック」を作ります。

グリルした牛肉に、調味料をしっかり含ませてからハーブと和えたヘルシーなヒトシナ。イサーン料理らしく、炒った米&ハーブの粉、「カオクアポン」が入ると、香ばしさと独特の食感がプラスされ美味。ちょっとしたご馳走メニューです。

厚みを半分にしてからグリルすればよかった、と反省している牛肉のカタマリ。

それでは早速、調理工程をターっと流します。

まずは水と調味料をフライパンに入れて熱します。
先の牛肉はスライスして煮立った液にドボン。ここは牛肉が温まればOK。
火を止めて、カオクアポンを入れます。
最後に刻んだ葉物とホムデンを加えて…
ササッと混ぜれば完成。
調味料と牛の旨味を吸いまくったカオクアポンが良い仕事してます!

まだほんのり温かなうちにいただく「ヌアナムトック」が最高です!このお料理には個人的にモモ肉やランプ肉が向いているかと思うのですが、どうなんでしょう。

それにしてもペンシー先生のタイ料理は美味しい。ここ数か月のうちに、全メニュー制覇することを目標に、ちょっとおうちでタイ料理、頑張ってみよう!という気持ちになりました。

忙しい朝のためにもうヒトシナ、「ゲーンヘッド」も作りました。

子どもの頃から朝ごはんはちゃんと食べる派。特に具沢山の汁物が大好き!そんな私向きのメニューを発見し、これまた早速作ってみました。

「ゲーンヘッド」なる豚肉といろいろ茸のスープです。

こちらのスープの美味しさの肝は上のペースト。先日ペンシー先生のレッスンで、ペーストを作っている際ちょっとしたアドバイスをいただいたところ、驚くほど楽にペーストが作れるようになりました!ということで楽しくトントン。

焼いた豚肉と同じく焼いたピーマンの香ばしい香り、そして茸とペーストの旨味が相まって最高のでき!プリッキーヌもレシピ通りの量をいれましたが、その絶妙な辛さがまたいい!全部で4食分できましたので、朝とお弁当と、存分に楽しもうと思います。

やっぱりタイ料理好きだな。

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おうち修行

嵐の中のカーオ・クルック・ガピ。

外は数十年に一度の嵐。各種交通機関はもちろん、デパートからコンビニまで、どこもかしこも店じまい。ならば今日はお料理三昧だな…思い、昨晩、仕事帰りにスーパーに立ち寄るもすでに時遅し。悪天候を前にした買いだめが行われたとみえ、特に肉や魚なんて1個も残っていなかったのでした。

さて、どうしたものか…買い物かご片手に悩むこと10秒。そうだ。りんごさえ買えばこれ、できる!と気がつきまして、本日は大好きなタイ式の混ぜごはん、カーオ・クルック・ガピを作ってみました。

このムーワン(豚肉を甘辛く煮たごはんの友)は以前作って冷凍しておいたもの。これさえあればあとはあっという間。ごはんを炊いている間にすべての食材を揚げて、焼いて、切って。調味料まで準備して置いたら完璧。あとはご飯を炒めるだけ。ごはんの炒め方がヘタクソでまだらになってしまった。次はきれいに仕上げるようもっと気を配ろう。美味しいは美しい、だもんね。

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yukko先生

この美味しさは知るべき!北タイの豚煮込みカレー「ゲーン・ハンレー」。

タイ料理は地域によって使う食材や調理法が個性的。タイ北部ではキノコや筍といった山の幸を使った美味しい料理がたくさんありますが、お隣ミャンマーの影響を受けたと思われるものも見られます。こちらのレッスンで習った「ゲーン・ハンレー」もその一つ。豚肉をトロトロになるまで煮込んで、生姜の風味とタマリンドの酸味を効かせたカレーは、日本のものともインドのそれともまた違った美味しさがあります。しかもおそらく日本人の多くが好む味。私も大好きで習ってからもう何度か自宅で作っています。

グリーンカレーだけがタイカレーじゃない!

こちらはグリーンカレー。これはこれで好き。

ということは、私もタイ料理を習い始めてから知りました。日本では非常にメジャーなタイ料理の一つですが、タイ人はそんなにグリーンカレーを食さないとか。実際にタイに行ってみると、本当にたくさんの料理があり、ココナッツミルクがたっぷり入った、甘めのグリーンカレーは日常食ではないよな…と納得。カレーに至っても本当に様々なものがあり、特にレッドカレーやそのペーストを使った料理の方が多いように思います。

煮込み途中のゲーンハンレー。

こちらのゲーンハンレーはグリーンでもレッドでもなく、このカレー専用の「ハンレーペースト」とこれまたこのカレーならではの「ハンレー粉」(ガラムマサラ)を使います。

ガラムマサラといいながら、インド料理のそれとは配合が異なります。

ペーストの方は日本でも入手できますが、ハンレー粉の方は日本で置いている店を見たことがありません。ということでゲーンハンレー好きとしてはいつでも作れるように、夏にチェンマイを旅した際にもしっかり買い込んできましたよ。ワロロット市場で1袋6バーツなり。

「ほしいものリスト」片手に市場&郊外へ!【2日目~買う編】 | タイはおいしい天国。

チェンマイはお買い物&美味しいものパラダイスな街でもあります。実際、チェンマイを旅すると決めた時、最初にしたこ…

とにかく煮込む!ゲーンハンレー。

まずは炒める作業から。

ハンレー粉をまぶし、ハンレーペーストとパイナップルに漬けた豚肉を肉自身の脂を引き出しながら炒めていきます。その後水を加えて煮込むのですが、その時間、60分強。

ニンニクの酢漬けも入るよ。

途中2回に分けて各種材料や調味料を加えていくのですが、ニンニクの酢漬けやピーナッツなんかも入ります。見た目は日本のカレーと大差がないように見えて、実はかなり個性が光るカレーです。

豚肉の美味しさが堪能できます!

煮込み時間の目安はとにかく豚肉がトロトロになるまで。その頃には煮汁にも適度なとろみがついて、極上の味に仕上がっているはずです。

もち米がおすすめ!

そしてこちらのコクのあるカレーにはジャスミンライスよりももち米が良く合います。ということで、お弁当として持参する際にも…

私はもちろん!もち米を合わせています。

お野菜は副菜でたっぷりと!

茄子のディップ

メイン料理がお肉なら、副菜ではお野菜をいただきましょう!唐辛子と焼きナスをつぶしたディップにはたくさんの蒸し野菜&生野菜を添えて。

野菜は波刃ナイフでかわいくカット。

タイ料理ではこのディップもいろいろな種類がありますが、こうして野菜をたっぷりと美味しくいただくため、なのかな…と思います。

このレッスンのメニュー

  1. ゲーン・ハンレー(北タイの豚煮込みカレー)
  2. スップ・マクア(茄子のディップ)
  3. カオ・ニャオ(もち米蒸し)
  4. マン・ティップ(じゃがいものおやき風スイーツ)

見た目の華やかさこそありませんが、味わい深いゲーンハンレーは一度食べたらはまること間違いなし。まだトライしたことがない方、ぜひぜひお試しください。美味しいですよ!

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yukko先生

タイの美麗なるヒトサラ「カオヤム」

タイ料理って本当にすごい。食べておいしいのはもちろん、見た目にも美しい料理がたくさん。今回のレッスンで習った「カオヤム」なんてまさにそれ。日本ではまだ知らない人も多いはず。ぜひぜひ多くのタイ料理屋さんで出してほしい!ただし。「なんちゃって」ではなくぜひ本物の「カオヤム」を。

今回はごはんも美しき青に染めます。

青でしょう?青なんです。

「カオヤム」はごはんの周りに様々な食材を並べ、ソースをかけて混ぜていただく料理。もちろん白いごはんでOKなのですが、せっかくですからごはんにもおめかし。ということで今回のレッスンではバタフライピーを浸しておいた青い水を加えて、青いご飯を炊きます。

「カオヤム」はソースが美味しさの決め手。

これらと調味料を煮込んで作ります。

カオヤムはごはんにもまわりに並べる食材にも味をつけません。ということでその美味しさは全て、ご飯と具材を和える際にかけるソースで決まります。

レモングラス、バイマックルー、カー、ホムデン、パクチーの根、ニンニクなどに調味料を加えて20分ほど煮込み、ソースを作ります。これが美味しくできれば間違いなく美味しいカオヤムに。風味が変わるので作り置きはおすすめしないとのことでしたが、材料を鍋に放り込んで煮るだけなので、ハードルは低めです。

これが「カオヤム」です!

青いごはんがきれい!

ゴハンが青、なかなか攻めていますが、この青あっての美しさだと思います。周りに並べて具材も、和えた時の味のバランスが考えられていて、yukko先生天才だな!と改めて思いました。

フレッシュな食材の他に、炒ったココナッツロングや粉状にした干し海老、砕いたピーナッツやすりごまの風味も重要。そしてタイハーブたちの香りも欠かせません。

食べる時は豪快に混ぜてから、が鉄則。

これを崩してしまうのは勿体ない気もしますが。

この美しいヒトサラ、残念ながら愛でるのはここまで。

ソースを回しかけ…。

上からソースをターっと回しかけ、すべての具材そしてソースが全体にいきわたるようしっかり混ぜます。この料理、食べる人が最後の仕上げをするのです。

カオヤム、完成!

あとは美味しくいただくのみ。様々な食材が口の中で混然一体となり、「混ぜてこそ美味しい!」を実感するひと時です。それにしてもこのソースが絶品!日本人にとってはどこか懐かしさを感じる味でもあります。

さらに。具材はローカロリーなものばかりなので、実はヘルシーな料理でもあります。ジャスミンライスは日本米と比べてGI値が低めな上に、タイハーブは胃腸の調子を整えてくれるので、ダイエット中の方にもぜひお薦めしたい料理です。

今回のレッスンメニュー

この3品を作りました。

yukko先生のレッスンは必ず3品のタイ料理を作るのですが、今回は

  1. カオ・ヤム(ごはんのサラダ)
  2. ガイ・コーレー(鶏肉のタレ焼き)
  3. マーホー(甘辛豚ひき肉とフルーツの前菜)

を作りました。

コクがありつつもさっぱりといただけるタレが美味しい「ガイ・コーレー」
酸味のあるフルーツと相性が良い「マーホー」

「ガイコーレー」と「カオヤム」のソースを頂いてきたので、この2つは今週のうちに自宅で再現予定です。またこの味をいただけるなんて、幸せ過ぎる!

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