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2024年8月_星馬泰☆三国縦断ひとり旅

タイ料理マニア2人によるヤワラート歩き。【12日目②】

クロントーイ市場を後にして、いざヤワラートへ!

クロントーイ市場を隅々まで見て回り、満足したところでお次は賑やかなヤワラートへ。Kさんが「今回ヤワラートで絶対食べたい!」と熱望していたのは、カノムジープとちまき。前日、Mちゃんパパから情報をゲットしておいたので、さっそくその美味しいお店を目指しました。

教えてもらったちまき屋さんに行ってみると…確かに粽はあるけど専門店ではなさそう。何より、食欲をそそる美味しそうな匂いがします。近づいてみるとお粥のお供にぴったりな美味しそうなお惣菜がずらり。

店のマダムに「奥も見てって!」と笑顔で誘われ、店内を見せてもらうと作り立て&作りかけのお料理がずらり。どれもこれも魅力的。ここのカオトムも食べてみたい!

なれど、まだヤワラート散策はスタートしたばかり。とりあえず粽を1つだけ買って(Kさんが)このお店を後にしました。

幻のカノムジープを求めて

さて、目当てのカノムジープはというと、常設の店舗があるわけではなく、お寺さんの駐車場入り口に露店スタイルで登場するもよう。

朝一でその場所に行ってみた時にはまだ姿はなく、しばらく周辺をぶらぶらしてから再度チャレンジすることに。

しばらくして戻ってみたら…あった!ありましたー。小さなテーブルの上に乗せられた蒸し器に、念願のカノムジープが見えます。思っていたよりもずっと小さくて可愛い!一口サイズでパクッと食べられます。

10個35バーツ、この日は二人なので20個買いました。

むちっとした生地に、カリカリの揚げニンニクがトッピングされていて、食感も楽しい。

私はお隣の露店で売られていたカラフルでキュートなアイスも注文。悪くない組み合わせ、美味です。

ヤワラート・ソイ6探検隊

続いては、ディープな雰囲気漂うヤワラートのソイ6をくまなくパトロール。

所狭しと並ぶ乾物屋、漢方薬局、雑貨店…一つずつチェックしていくのがとても楽しい。独特の香辛料の香りが鼻をくすぐります。

こちらのお店です。店頭のお漬物も美味しそう。

途中、北タイの食材を扱うお店で、いつか欲しいと思っていた北タイ産の缶入り紅腐乳を発見!これ、美味しいんですよ。

中央に見える深緑の缶、わかりますか?

右隣に並んでいた壺入りのタイプも気になるけれど…今回の旅では石臼を買ったし、マレーシアでも実は食材を山盛り買っていたことを思い出して、グッと我慢。後ろ髪を引かれつつも、お店を後にしました。

少し歩くと、屋台で売られているトッピング満載の大根餅を発見。

こんな風に家で作ったら絶対美味しい。いつか真似してみることにします。

和成豊(フアセンホン)で優雅な点心ランチ

そろそろお腹も空いてきたな…と思うも、実はランチのピークタイムは過ぎていて、よさげなお店は一端店じまいな雰囲気。なかなかココだ!と思えるお店が見つからず、結局老舗の和成豊(フアセンホン)で点心をいただくことにしました。テーブルに着くと、お店のお姉さんが「ふかひれスープはいかがですか?」と満面の笑みで猛プッシュ。そんなにオススメなら…と、ついつい注文。

…したところ、これが上品な味わいで、想像以上に美味しくて大満足。点心ももちろん絶品で、小籠包、海老餃子、焼売…どれもハズレなし!お腹も心も満たされました。

サンペーン市場で掘り出し物探し

いつも気になっている蜜芋やさん。いつか食べたい。

ランチの後は、さらにディープなサンペーン市場へ。細い路地を隅から隅まで探検!衣料品、雑貨、食品…所狭しと並ぶお店は、見ているだけでもワクワクします。

ローカル感満載の雑多な雰囲気が楽しい。私はまとめ買いしか受け付けてくれないビニールバッグ屋さんで、お弁当入れにぴったりな可愛いバッグを買いました。

お気に入りのお店へご案内。

サンペーン市場を抜けたら、私が大好きなお店へKさんをご案内。製菓材料や道具を扱う「タンチップセン」と

食器と調理器具のお店「บจก. ต สะพานหันเครื่องครัว (Bor Jor Gor Tor Saphan Han Khrueang Khrua)」 。

どちらも料理好きのKさんなら絶対気に入ってくれるはず、と踏みました。まずは製菓材料店から。

こういうの、いつまでも見てられる。それはKさんも同じだったようで。二人して心ゆくまでこの空間を堪能しました。

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2023年8月_バンコクひとり旅

「Joy and Benz Ceramic」で台所道具を買おう!【4日目②】

歩くのも旅の楽しみ…でも6キロは歩きすぎでしょうか。

ナーンルーン市場で心も胃袋も満たされたとここで次なる目的地に向かいます。次はチャトゥチャック近辺まで行きたいのですが、行くとしたらまたバイクタクシーをつかまえるのが手っ取り早い。なれど、いく途中途中に見たい場所もある。ということで、疲れたらそこで何か手立てを考えよう!と考えるより先に歩き始めました。ちなみに私が歩こうと考えていたのはこの距離です。

左下の緑の旗がナーンルーン市場、そこからスタートして、赤いラインの最終地点にある右上のハートマークがゴールです。これ、おそらく距離にして6キロ以上はあるかと思います。が。実は私、歩くことと走ることは苦にならないタイプで、今の家に引っ越す前も職場までの片道5キロの道のりを「今日は歩いて行こうかな」と電車に乗らずに歩いていくこともままありました。

というどうでもよい話はさておき、出発です。

道を歩けばカワイコちゃんにあたる。きれいな黒猫さん、のど元の白い毛がワンポイントで素敵。

ここは「大理石寺院」とも呼ばれる「ワットベンチャマボピット」。

タイに来て、こんなに美しく整備された道路を見たことがあっただろうか!と驚くも、調べてみれば当然。右手に見えるお堀の向こう側は「チットラダー離宮」という、タイ国王の実質上の住居とオフィスがあり、タイ王室の中枢となっている場所だそうです。現在はラーマ9世のシリキット王妃が居住しているとのこと。

長い道のりながらも調子よく歩いていたところ、ここにきて俄雨が。タイミングよくカフェが見えたので、お店の軒下を借りて雨宿り。休憩としてもちょうどよかった!

それにしてもこの通り、よくよく地図を見ると右も左も政府機関だらけ。離宮があるぐらいだもんね、そうなるか。結果、こんな制服屋さんもあったりします。

結局途中に雨宿り休憩も入ったため、1時間40分ほどかかりましたが、6キロの道のりを歩き切り、無事に目的地に到着いたしました。バイクや車だと10分とかからない距離ですが、歩かなければ気づかないこともある。いろいろ見て、考えて、良い時間でした。

休憩がてら「オートーコー市場」をちら見。

タイの様々な地域の美味しいものが手に入る「オートーコー市場」にやってきました。

前回来た時には見たことのない料理ばかりでしたが、今回はタイ語はわからずとも、その料理の姿・形を見ればおおよその見当はつくようになっていました。この4年の間に、タイ料理の先生方にいろいろなお料理を教えていただきましたからね。自分の成長を感じた瞬間でもありました。

まー、どれもこれも美味しそう。でもね。ナーンルーンで食べたものがまだお腹の中に残っているんですわ。ということで「美味しそう!」とは思っても見るだけ。

とりあえずお茶だけは飲もう!と市場の隅っこの方にあるカフェスペースへ。何やらフルーツティーをオーダーしましたが、当然甘い。でもいい運動をした後ゆえ、この甘い飲み物をいつになく美味しく感じました。

4年ぶりの「J&Bセラミック」、今回は隅々まで見るよ!

前回のバンコク旅で立ち寄り、「次にバンコクに来ることがあったらまた来よう!」と思っていた台所道具のお店。場所はJJモールのすぐお隣です。

ここはもう、説明は省略して撮りまくってきた写真をただただ載せますので、各自ご興味のあるものがあるかどうか、じっくり眺めてくださいませ。

もうこういうの、見ているだけで楽しい。そもそも、この4年の間に私自身がだいぶタイの調理道具を揃えてしまった、ということもあり、どうしてもこの機会にここで買わなければ!と思うものもそうないのです。持っていないものももちろんありますが、用途が限られるものを片っ端から揃えるわけにもいかないので、購入を控えています。よって、そういったものはここでも買うわけにはいかず。

結果、ここで買ったものはこの50バーツのナイフと小ぶりなアイスクリームディッシャーだけです。

皆さん調理器具や食器をまとめ買いしていく中での小さなお買い物、でした。

美味しいものはお部屋で食べても美味しい。

ホテルに戻って本日の晩御飯。ナーンルーン市場で買ってきた粽と、サイクロークプラーネーム、そして大好きなセブンイレブンの剥きソムオー。

このおこわ、数日前にヤワラートで食べたものより個人的に好き!タロイモ餡の甘さが絶妙で、ご飯と一緒に食べても浮かないのです。塩卵の黄身も自家製と見えて、塩辛すぎずとても美味しい!いやー、これは良い選択&買い物をしました。

サイクロークプラーネームの美味しさは、市場で味見させてもらってすでに知っていますが、数時間経って、改めて食べてみてもやはり美味しい!

セブンイレブンで買ってきたソムオーの容器には、サイクロークプラーネームを包んで食べるためにつけてくれた葉物たちを入れました。

それにしてもナーンルーン市場、楽しかったなぁ。あそこは3日ぐらい通って、食べたいもの制覇する価値あるな。次にバンコクに行く機会があったら絶対やろう。

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調理器具

計量スプーン(ช้อนชั่งน้ำหนัก)

計量スプーンあれこれ

こちら、現在我が家で活躍中の計量スプーンの皆様方です。左から

  • フランス製の大さじ2スプーン
  • 「工房アイザワ」の大さじと小さじ
  • タイ製の大さじ、小さじ、小さじ1/2、小さじ1/4
  • 100円ショップの小さじ2&大さじ1/2スプーン

タイ料理はとにかく調味料の計量が多いので、それぞれ便利に使っています。特に「工房アイザワ」のものとフランス製のものは非常に厚みがあり、どんな固い物をガリガリやっても、持ち手が曲がるなんてことはありません。計れる量がいい加減な計量スプーンもある中で、こちらはきっちり計れます。それらの点では非常に優秀です。

「瓶の口」という難所を軽々と飛び越える計量スプーンと出会った!

ただし、先のスプーンには一つだけ難点が。それは小さな瓶の口にそのまま突っ込むことができないということ。例えばカレー粉、小さなチリペーストの瓶、などなど。その場合、他のスプーンを使って一度小さな器に出してから計るという一手間が必要でした。

これもまぁ致し方ないか…と思っていたその時。運命の出会いが。

それがこちらです!「久野産業」の四角い計量スプーン。大さじと小さじのセット。

しっかりとした厚み、この細さ、そしてさじの立ち上がりの部分についた絶妙な角度は粘度のある調味料を掬ったときなど、きれいにさじから出すことができます!

大さじ、小さじの内側にはこんな線も入っていて、1/2、1/3といった量がきっちり計れるようにもなっています。そしてもちろん、

瓶の口にもちゃんと入りますよ。

ちょっとお値段はしますが、日々使うことを考えればあっという間に元は取れるでしょう。

ただ今イチオシの計量スプーンのお話でした。