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タイ料理図鑑 2)炒め物

厚揚げのバジル炒めかけごはん(เต้าหู้ทอดผัดกะเพราราดข้าว)

厚揚げで作るガパオ炒め、肉なしでも満足度120%!

これまで豚肉や鶏肉をメインの食材にして作ってきたガパオ炒めですが、今回は厚揚げで挑戦です。

加えた野菜は赤パプリカ、黄パプリカ、ピーマン。これで作ればベジ仕様に。肉も魚も大好きな私は海老を加えました。それでは早速、調理工程に参ります。

まずはトッピングの目玉焼きを作ります。多めの油で白身の縁がカリカリになるまで、多めの油で揚げ焼きにするのがポイント。

卵を引き上げたら同じフライパンでさいの目に切った厚揚げを表面がカリッとするまでじっくり炒めて。返すのは時々でOK。

続いて海老も先に7割方火を通しておきます。海老は熱しすぎると身が固くなるので、その防止に。yukko先生から教わりました。

フライパンの中を一度キッチンペーパーでふき取り、油とペースト状にしたニンニク、プリッキーヌを加えて火にかけます。

ニンニクとプリッキーヌの良き香りがしてきたら野菜を入れ、表面が艶やかになるまでさっと炒め…

厚揚げと海老を戻し入れたら調味料を加え、全体に行き渡らせましょう。

最後にガパオの葉を散らし…

10秒ほど炒めたら完成です!

「厚揚げと彩り野菜のガパオ炒めかけごはん定食」はこちらです。

アグレッシブに引きこもり中のおうちモーニング。

参考にしたのはこちらのレシピ本に掲載されている「豆腐のバジル炒めかけご飯(24ページ)」です。

厚揚げは2倍、野菜の量は7倍(笑)、調味料は1.5倍量、レシピにはない海老を加える…とかなりアレンジしてはいますが、ベースとなる調味料の配合が良いので、間違いなく美味しい料理が完成します。

青マンゴーとイチゴのヤム
豚肉と大根の梅干しスープ

ヤムとスープは昨日からの持越しの品。美味しい作り置きがあるって、楽だし幸せだな。

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Rasamita先生

米粉100%の麺を使ったヘルシーメニュー、「トムヤムスープのタイ汁麺」レッスン!

タイ庶民の味、「クイッティアオ」を使った一杯あれこれ。

こちら、チェンマイのローカル食堂で食べた汁麺。麺は細いセンミー。

タイではローカル食堂や屋台でよく食されている「クイッティアオ(麺)」。そのバリエーションは非常に多く、汁あり、汁なし、スープも鶏がらベースのクリアなものから、そこに粉唐辛子、砂糖、ピーナッツなどが入るもの、豚や牛の血が入っているもの、腐乳入りの「イエンタフォー」など様々なものがあります。

私も昨年のタイ旅行では小腹がすいたらササッと食堂に入り、いろいろな汁麺をいただきました。

チェンマイの食堂で食べた甘辛味の牛汁麺。

こちらはシナモンや八角が入った甘いスープの牛麺、「ヌアトゥン」。

これはクリアスープに焼き豚ならぬ焼き牛がトッピングされた汁麺。やはりチェンマイにて。

こちらもまたチェンマイで食べた汁麺ですが、これなんかはルークチンプラー(お魚団子)無し、トッピングは焼き豚と青菜のみ、という本当にシンプルなバージョン。クイッティアオは極細のセンミー使用。

このタイ式の汁麺については、yukko先生のところで「センレックナーム」を習いました。

タイ風ラーメン「センレック・ナーム」だって格上の味! | タイはおいしい天国。

日本でもタイでも食べた汁麺、「センレック・ナーム」。健やかなるときも病める時も旨き汁麺。それがyukko先生から習ってみたらクオリティーが違った、というお話です。 目次 1 タイは揚げ物天国!このレッスンでは春巻きを2種類習います。2 なぜ

今回は、Rasamita先生が鶏がらベースのクリアスープにライム、粉唐辛子、砂糖、ピーナッツを入れた「センレックトムヤム(เส้นเล็กต้มยำ)を教えて下さるということで、そのレッスンに行ってまいりました。

トムヤムスープのタイ汁麺 & 海老トースト (タイ料理のTadaku料理教室)

好きな外国の料理・文化・言葉を体験しよう!Tadakuは、外国人の自宅で、英語や日本語を使って、外国人と楽しくお話しながら学ぶ料理教室です。日本でホームステイみたいな体験ができる!

具材の準備が大事、な「センレックトムヤム」。

ター先生おすすめのセンレック。

タイ式の汁麺は

  1. 鶏がらスープをきちんととること。
  2. いろいろな具材を抜かりなく準備すること。

ここに美味しさの肝があります。

鍋にたっぷりの水を張り、そこにパクチーの根、ニンニク、粒白胡椒、鶏がらを加えて煮込み、スープを取ります。今回は大きく切った大根も投入。この大根も麺と一緒にいただくんですって。

それから手間をかけてもぜひ加えたいのがこちらの揚げワンタン。これがね、自宅で作るとなると省略しようかとも思うのですが、その美味しさを思い出ししばし葛藤、そしてようやく一念発起して作るのが常。

他には茹でた豚ひき肉、もやし、炒ったピーナッツやニンニク油などもマスト。刻んだ万能ねぎとパクチーは言わずもがな。それからお魚団子もあるとよし。このお魚団子については今回、さつま揚げを使ったのですが、「この手があったか!」と目から鱗。いいアイデアをいただきました。

ター先生がタイから持ち帰ったという麺茹で専用のザル。

具材の準備ができたところで、一気にセンレックトムヤムを仕上げます。

まずはザルにもやしと、ぬるま湯で戻しておいたセンレックを入れ、熱湯で茹でること15秒。それを器に入れたらニンニク油を絡めます。

次に、別のボウルに調味料をすべて加え、そこに熱々の鶏がらスープを注いで混ぜ、麺の入った器にそのスープを投入。

最後に残りの具材をトッピングすればセンレックトムヤムの完成です。

鶏がらスープの旨味、レモンと酢、2つの違った酸味、そしてピーナッツとニンニク油の香ばしさ、粉トウガラシの辛味、シンプルな中にも様々な味と風味が感じられて絶品です!

ちなみにこちらの麺料理、名前に「トムヤム」とありますが、「トムヤムクン」とは全くの別物です。

それにしてもタイ式の汁麺は本当に美味しい!これがタイだと美味しいのが50バーツとかで食べられるんだよなぁ…。それが不可能な日本にあっては、食べたいなら自分で作るしかない。気合を入れて復習するぞ。

海老揚げパンが隠れ絶品メニューだった件。

タイ料理教室に参加する際、メインの料理に気を取られていると、実はサブメニューも絶品だった、ということがよくあります。今回もしかり。

この海老と豚肉をペースト状にしたものをたっぷり塗り込んだパンを揚げた「カノムパン・ナーグン」がとっても美味しかったのです。

海老ペーストを塗ったら白ごまをトッピング。
まずペーストを塗った面から揚げていきます。
ペーストに火が通ったら返して揚げることしばし。

揚げたての熱々を試食しましたが、これが危険な美味しさ。

ペーストに下味がついているのでそのまま食べても美味しいのですが、タイのスイートプラムソース(市販品)やマンゴーチリソース(市販品)をつけて食べると美味しさレベルアップ。


こちら、カルディに置いてありますので、気になる方はぜひ手に取ってみてください。春巻きや海老フライなどにもよく合います。

「焼き豚のスパイシーサラダ」まで美味しい贅沢レッスン。

タイの焼き豚といえば「ムーデン」がまず思い浮かびますが、こちらはまた違うバージョンの焼き豚。タイ料理ではおなじみの香味野菜をペースト状にしたものと調味料各種でタレを作り、そこに豚肉をしばらく漬け込んだのち、200度のオーブンで焼き上げます。これがしっとりジューシー、柔らかくて味も絶品!最高においしいのです。

そのままでも美味なる焼き豚をレッスンではサラダに仕立てました。ドレッシングはナンプラー、レモン汁、砂糖という基本の調味料3種に唐辛子を加えてピリ辛に。

これ、本当に美味しくてただいま絶賛復習中(お肉に下味をつけているところ)です。明日の朝はこれでシロメシをモリモリいただきます!

デザートはさっぱり仕様のマンゴープリン。

締めはさっぱりとしたマンゴープリンで。マンゴープリンといえば濃厚&クリーミーなタイプが多いように感じますが、ター先生のマンゴープリンはミルク感よりもフルーツ感が前面に出ている軽めの仕上がり。食後に食べるなら、これぐらいあっさりしている方がいいかも。

「センレックトムヤム」レッスンの全メニュー。

  1. 海老トースト(カノムパン・ナーグン)
  2. 焼き豚のスパイシーサラダ(ヤム・ムーヤン)
  3. トムヤムスープのタイ汁麺(センレック・トムヤム)
  4. マンゴープリン

この他、ウェルカムドリンク(この日はレモングラスティーでした)と食事中にはジャスミンティー、食後にはデザートと一緒にタイティーもいただきました。

今回もいろいろなことを学べて、且つどのお料理も美味しくて、有意義とはこのこと。全メニュー、ちゃんと復習しよう。

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おうち修行

ゲーン・リアンと美味しいパン、それだけの幸せな食卓。

以前、簡易版ゲーン・リアンの作り方をこちらで紹介しましたが、今回はガピなどの調味料をきちんと使った本格ゲーン・リアンを作りました。味わい深く具沢山なスープはパンをプラスするだけで大満足の朝食になります。

クロックでペーストを作り仕上げたゲーンリアン。

お野菜たっぷり!

鶏がらスープを沸かしたところに粒白胡椒、ガチャイ、ホムデン、干し海老、ガピを石うすですりつぶしたものを加え、再沸騰したところでたかぼちゃ、人参、胡瓜、エリンギ、ベビーコーン…と、たくさんの野菜を投入します。

バンコクで買ってきた手作りの美味しいガピ!

ガピはこの夏のタイ旅行で立ち寄ったバンコクはオートーコー市場で買ってきたもの。味はもちろん、香りがとっても良いのです。

冷凍バイメンラック、いけます。

野菜に火が通ったところで海老を入れ、色が変わったらバイメンラックを散らして完成!少し前に「面倒だな…」と思いながらもきっちりした処理して冷凍しておいたバイメンラックが大活躍!色も香りも申し分なし。これからは見つけたら迷わず買おう!バイメンラック。

パンは「に志かわ」と「レフェクトワール」、美味しいにきまってます。

食パンの焼きが甘かった。反省。

主食はおいしいパン。「に志かわ」さんの生食パンはトーストしてお気に入りのボルディエバターをぬりぬり。もう一つは「レフェクトワール」の栗と柚子のパン。これがハード過ぎず、食べやすくて個人的に好みです。


まぁ良きお値段ですが、食べることが趣味、しかも朝パンをおいしくいただく上で重要なアイテム!ここは出費を惜しみません。

木の器はタイのもの。カトラリーレストはバーンセラドン製。

生食パンは甘くてやわらか、これはもはやデザートだな。

おまけのお花。

捨てるのがしのびなく。

リビングボードの上に小さなお花がひとつ。これ、実はタイ料理教室からの持ち帰ってきたものです。yukko先生のレッスンではプレートにこうしてお花をあしらうことが多いのですが、たった一時でその役目を終わりにしてしまうのが忍びなく、毎回こうして飾っています。

このお花がそれ。

切り口のところを少しカットして、水を張った器に浮かべれば数日は楽しめます。これ、おすすめです!

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Rasamita先生

チェンマイ風、タイカレー麺「カオソイ」を作る!

先日、阿佐ヶ谷の「ピッキーヌ」さんでいただいた「カオソイ」。その作り方をチェンマイご出身のRasamita先生から習ってまいりました。ココナッツミルクを油を引き出しながら加熱し、そこに具材でもある手羽元を煮たスープ、レッドカレーペーストやニンニク、ホムデンをすりつぶしたものを加えた本格的ながらも簡単に美味しくできる「カオソイ」。麺好き、タイ料理好きならマスターすべきイッピンです!

甘酸っぱ辛いフルーツのサラダからレッスンスタート!

パイナップルで器を作るよ♪

ニンニクと唐辛子をつぶし、そこにいろいろな具材を加えてナンプラー、ココナッツシュガー、レモン汁(本当はマナオ)で味付けをする「ソムタム」はあまりにも有名ですが、青パパイヤだけが具材じゃありません。私もこの夏、トウモロコシと塩卵を使ったソムタムを習いましたが、フルーツだってソムタムになります!

調味料と和えています。

作り方はパパイヤを使ったソムタムと基本的に同じ。ただし、フルーツは柔らかいので、タムタムするのはニンニクと唐辛子、調味料を加えるところまで。あとはこうしてサックリと混ぜればOK。

盛り付け

スーパーで売られているカットフルーツのミックスなんか買ってきたら、本当にあっという間にできちゃいます。

これがテーブルに運ばれてきたらテンション上がるな。

甘みの強いフルーツにナンプラーの塩味とレモン汁やタマリンドペーストの酸味が相まって、後味さっぱり。これは無限に食べられる美味しさ!フルーツは何を加えても美味しくできそうなので、次のお休みにでもたっぷり買い込んできてオウチで作ってみようと思います。

デザートの「サンカヤファクトーン」はハロウィンにもぴったり。

卵液にはバイトゥーイを加えて混ぜ、卵の臭みを消しつつ良き香りを移します。

「サンカヤファクトーン」、タイ風のかぼちゃプリンです。材料は玉子、ココナッツシュガー、ココナッツミルク、塩といたってシンプル。そこにバイトゥーイで香りづけするのですが、なければバニラエッセンスでOKとのこと。

カットかぼちゃを入れたココットに卵液を流し込み、蒸します。

レッスンではココットで作りましたが、小さめのかぼちゃを買ってきて、種を取り除いたところに卵液を流し込んで蒸してもいいですよ、とRasamita先生。その場合、蒸し時間がちょっと長めにはなるものの、見た目も素敵だし器もいただけちゃうのです。ハロウィンにもぴったり。

タイの蒸し器。いつ見ても可愛い!

蒸し上がったばかりの生地はこうして膨らんでいますが、冷めると落ち着きます。

タイティーとともにいただきます。

いわゆるとろける系のプリントは対極にあるようなしっかり食感。ですが、それがまたいい!ココナッツの風味が際立つプリンは、私たちが良く知るそれとは別物。温かいままでも冷やしても美味しいかぼちゃプリン。これも再現確実です。

海老丸ごと一尾が具材!「ポッピアクントート」。

海老に下味をつけているところ。

びっくりするぐらい簡単で、しかも美味しい海老の揚げ春巻きです。

包み方もまったくもって難しさなし。

先の海老を春巻きの皮で包み揚げる、以上。それなのに、箸が止まらなくなる美味しさ。

輝く海老の揚げ春巻き。

なんでもお弁当に詰めちゃうワタクシですが、これは絶対揚げたての熱々が美味しい!次のお休みに作るか、はたまた給湯室で揚げるか。(←え…。)いずれにせよ、作った暁にはこちらでご報告いたします。

自分で作っても美味しい「カオソイ」。

ココナッツミルクとカレーペーストなどを加熱し、鶏もも肉を加えたところ。

レストランで食べ、カオソイをご存知の方は「あれを家で作るとか手間がかかりそう…」とお思いでしょう。結論。ジャパニーズカレーを作るのと手間は変わりません。

鶏もも肉に加えて手羽元も入ります。

スープはこうしてもう一つの具材である手羽元を煮たものでOK。鍋こそ2つ使いますが、本当に簡単です。トッピングの揚げ麺が面倒なら買ってしまえば良し。それでぐっとハードルが下がるはず。私はもちろん自分で揚げますが。(その後に先の海老春巻きも揚げちゃえば一石二鳥!)

途中、熱々のスープを継ぎ足していただきました。

「レストランで食べるよりも自分で作った方が美味しいタイ料理」はこのカオソイにも当てはまりました。鶏がらスープの旨味とココナッツミルクのコク、そこにカレーペーストやタイハーブの風味が加わって、何とも奥行きのある味。これも次の休日に…と言いたいところですが、休日は料理教室を含めお出かけすることが多く、最近なかなか家で食事をする機会がありません。かといって朝からカオソイはさすがに重いし。ということで、こちらもお弁当にします。既に頭の中で「カオソイ弁当」は完成済み。さて、いつ実行しようか。楽しみだなー。

「カオソイ」レッスンのメニュー。

ピントが奥に行ってしまった。。。。
  1. ローゼルティー(ナム クラジェーブ)
  2. チェンマイ風 タイカレーヌードル(カオソイ)
  3. フルーツソムタム(ソムタム ポンラマイ)
  4. エビの揚げ春巻き(ポピア クン)
  5. かぼちゃプリン(サンカヤー ファックトーン)
  6. ジャスミン茶(チャーマリ)

Rasamita先生のレッスンは全部で20種類ほどあり(2019年9月現在)、それぞれのレッスンが繰り返し開催されます。

ウェルカムドリンクのローゼルティー。

先生のレッスンはお料理の美味しさや自宅での再現しやすさもさることながら、テーブルコーディネートも素敵だし、季節に合わせて紹介していただけるハーブティーも楽しみの一つ。

タイ料理 Rasamitaさん 桜新町駅(田園都市線)(東京都)でTadaku料理教室

好きな外国の料理・文化・言葉を体験しよう!Tadakuは、外国人の自宅で、英語や日本語を使って、外国人と楽しくお話しながら学ぶ料理教室です。日本でホームステイみたいな体験ができる!

さらには先生ご自身がとっても素敵で魅力のカタマリ。もうすっかりファンになってしまいました。次回レッスンはだいぶ先ですが(私のスケジュールの都合上)、今からとっても楽しみです。

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おうち修行 6)スープ・カレー

お魚団子でかさましトムヤムクン(ต้มยำกุ้ง)

海老不足はお魚団子で補う。

今日は朝からトムヤムクンを作りました。なれど冷蔵庫に残る海老は3尾のみ。よって不足分はルークチン(お魚団子)でカバーしました。

タイ産の青パパイヤがやたら高い!フィリビン産はお安いのだけれど。

そして、最近インゲンがスーパーに並ばない日も出て参りました。ということで今季作れるのはあと1回か…と思われるソムタムタイも作ってみました。

ゴハンの盛り付けで手を抜く朝。

ゴハンについては保存容器をエイッ!とひっくり返したまま、というお粗末ぶり。朝の忙しさを物語っております。あー、とうとう通常営業が始まってしまったよ。タイ旅行が遠い昔のよう…。。。でも今年の年末には既にチェンマイ旅行を企画済み。それを心の支えに、ここからしばらく自転車操業状態となるであろうお仕事、頑張りますよ。それにしても…せっかくチェンマイのバーンセラドンで買ってきたお皿が泣いている。こちらの器たちを買った日の思い出は以下。

「ほしいものリスト」片手に市場&郊外へ!【2日目~買う編】 | タイはおいしい天国。

チェンマイはお買い物&美味しいものパラダイスな街でもあります。実際、チェンマイを旅すると決めた時、最初にしたこ…

あー、チェンマイに帰りたい。

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yukko先生

暑い夏は美味さ5割増し!「冷やしトムヤムクンラーメン」

常夏の国タイですから、基本どの料理をとっても「暑い季節にぴったり」と言えるわけですが、暑い季節、夏になると日本人が食べたくなるものと言えば冷たい麺!中でも冷やし中華はコンビニでもこの時期、人気者ですよね。その冷やし中華をタイ風にアレンジしたものがこのレッスンで習う「冷やしトムヤムクンラーメン」です。

具材の鶏もも肉のゆで汁はスープのベースに。

スープを作ります。

冷やしトムヤムクンラーメンの味はもちろんスープで決まります。冷やすことを考えて味付けは気持ち濃い目。具材は後乗せなので、こちらのスープはたっぷり作って冷凍保存可能です。これを作る際、本来なら鶏ガラからスープをとって…となるところですが、そこは具材に鶏もも肉をプラスして、そのゆで汁を使えばOK。具も豪華になるしスープも美味しく仕上がる、一石二鳥なのです。

具は好みのものでOK!

具材は好みのものを。彩りを考えて錦糸卵はぜひ!

レッスンでは鶏もも肉、薄焼き卵、きゅうり、人参、ミニトマト、茗荷、葱、パクチーが準備されていましたが、基本好みの食材何をプラスしても、あるいは抜いてもOK!個人的にはカニカマや、海老以外の魚介類をプラスするのも好きです。

美味なる冷やしトムヤムクンラーメン!

暑い季節に何度でも食べたい!

見知らぬタイ料理を片っ端から習っている状態なので、とりあえずその料理がどんなものかを知りたくて参加するケースが多い私。こちらのレッスンも味に特別な期待は寄せずに参加したのですがこれがまぁ美味しかった。気に入りすぎたあまり…

麺は給湯室で茹でました(笑)

その何日後かのお弁当にもなった、という。こちらのランチボックス、はからずもタイのメーカーゼブラのもの。もうこういうお弁当のために作られたのか…と思うほど冷やしトムヤムクンラーメンにぴったりでした。

副菜はフルーツのソムタム!

フルーツだって辛くて甘くて酸っぱいヤムになります。

タイには「ソムタム」という料理がありますが、日本では青パパイヤを使ったソムタム、正式には「ソムタムタイ」が有名です。が、そのソムタムにもさまざまなバリエーションがあります。そのうちの一つ、好みのフルーツを使った「ソムタム・ポーラマイ」を冷やしトムヤムラーメンと合わせて習いました。

クロックで食材をタムタム。
固めの食材と調味料をはじめにタムタムし、フルーツは最後に加えてさっと和えればOK。

ということで、あっという間にフルーツのソムタム完成です。フルーツに絡む辛味、甘味、酸味が心地よく、かなり癖になる味です。

意外な組み合わせだけれど、美味しいよ。

ドリンクでいただく夏の果物。

こちらはパイナップルを使った「サッパロット・パン 」
こちら、スイカバージョン。

おしまいに簡単にできるタイ風フローズンドリンクを教えていただきました。かなりしっかりとした甘みがあるで、デザート的に少量いただくのがベスト。これは体重のことやら血糖値のことやら考えたら、特別な日のメニューだな。(作り方は簡単だけれど。。。)

師匠yukkko先生の嬉しい心遣い

このおまけの鶏唐がまたおいしい!

「冷たいものばかりなので、温かいものもあった方がいいですよね。」と先生が作り済みのものを揚げて出してくださった鶏のから揚げ。


下味はタイの調味料を使ってつけてあるのでしっかりタイの味!これがまた美味しくて美味しくて。レシピもいただけたので、その中にあった私がまだ持っていない調味料を小分けにして譲っていただきました。これもまた作りたいんだった。危うく忘れるところでした。

このレッスンのメニュー。

この日の器は琺瑯です。可愛い!
  1. バミー・トムヤム・イェン(冷しトムヤムラーメン)
  2. ソムタム・ポーラマイ(果物の辛いサラダ)
  3. サッパロット・パン (パイナップルシェーク)
  4. ガイ・トード(鶏のから揚げ)

見た目の割には少食だとよく言われ、レッスンでも料理を食べきれずに持ち帰ることが多々あるのですが、こちらはお腹いっぱいでもまだ食べたい!というレベルの美味しさで、秒で完食でした。こんなに暑い今こそこれを食べるべき!またお弁当に仕立てねば、です。

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。

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May先生

タイ料理らしい味、「ミャンカム」レッスン。

いずれも美味しく大好きなタイ料理ですが、タイ料理でなければ味わえない味というのがあります。このレッスンでならった3品はまさにそれ。そしていずれも本当に美味しくて感動!楽しく学んで、作ったお料理を全部平らげて帰って参りました。

「ミャンカム」ってどんな料理?

良き香りの「バイチャプルー」

「ミャンカム」とはバイチャプルーなる強い香りを持つ葉に、小さくカットした様々な食材を包んでいただくスナック的なヒトシナです。

こんな食材が準備されていました。

そしてこのお料理の美味しさの決め手はなんといっても添えるタレ!タイハーブと水をミキサーにかけ、そこにナンプラーやココナッツシュガーを加えて煮詰めて作ります。

まずはタイハーブと水をミキサーにかけて
鍋に移したら調味料を加えて
冷めたら幾分固くなることも計算し、ここまで煮詰めます。

そして最後に砕いたナッツを加えれば美味しいソースのできあがり。こうして準備した食材を美しくプレートに盛り付ければ、「ミャンカム」の完成です。

見目麗しきヒトサラ。

こちらのお料理はバイチャプルーを円錐状にして、その中に食材やソースを入れ、口に放り込みます。

こんな風に。

よく噛んで全体の味が口の中で融合した時が最も美味しい瞬間。癖の強い食材にしっかりとした味わいのソースがベストバランス!食べ始めたらもう止まりません。これ、美味しい!

ふわふわ食感がたまらない!「海老のホーモック」

ココット皿を使って簡単に、でも良いのですが、そこはMay先生、バナナの皮で器を作るところから教えてくださいます。

直径15センチってところかな。
葉は柔らかいものがベスト
これを2枚重ねて
4か所を楊枝でとめ、器に。
使っているのはタイのこんな楊枝。旅行に行く前に知りたかった!

続いては肝心の生地づくり。今回は海老のホーモックなので、たっぷりの海老が生地にも入ります。

まずは海老と調味料を攪拌
生地に粘度があることを確認しながらココナッツミルクを少しずつ加えます。

あとは作っておいた容器に具材を入れて上の生地をたっぷり流し込み、蒸しあげればOK。

ホーモックにもたっぷりのタイハーブ入り。
まずは器に具材を入れてから生地を流し入れます。
それを火が通るまで弱火で優しく蒸しあげればできあがり。

このホーモックのまた美味なることよ。海老の風味とココナッツミルクの優しい甘味、そしてナンプラーの癖のある塩味とが相まって、ごはんが超絶進む味に仕上がっています。早速海老とバナナの皮を買ってこなきゃ!今月中に復習する所存です。

おしまいは五臓六腑にしみわたるハーブたっぷりスープ。

たっぷりのガパオの葉入り。

このタイ風の肉団子入りスープは以前から好きで、具材をさまざまアレンジしては繰り返し作っているメニューの一つですが、こんなにシンプルなのは初めてです。

ガパオの味が堪能できるスープ。

具材がガパオのみ、な分だけその香りや味を存分に楽しむことができます。ミャンカムにしてもホーモックにしても複雑な味わいのお料理なので、このシンプルさがそれらと非常によくマッチしています。

このレッスンのお品書き

  1. バイチャプルーの一口スナック〈ミャンカム〉
  2. 海老のホーモック〈ホーモッククン〉
  3. 豚ミンチとホラパーのスープ〈ゲーンチューバイホーラパームーサップ〉

これらのお料理、必ず自分でも作りたいところですが、一人で食べるのはちょっともったいない。何かの機会に誰かに振る舞えたらいいな。

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yukko先生

リピ率最強!みんなに知ってほしい「海老チャーハン」!

「好きなタイ料理は?」というとやれグリーンカレーだのパッタイだのトムヤムクンだのと言う方の多いこと。それらの料理、もちろん私も好きですよ?でも家で作るとなるとなかなかハードルが高い。そこで私がぜひおすすめしたいのが、家庭でも簡単に作れてしかも美味しいといえば「海老チャーハン」です。「えー、チャーハン?」などとバカにすることなかれ。これが激ウマなのです。

具材はいたってシンプル。

主役の海老が写っていませんが、忘れないでね。

具材はこれらプラス「プリッキーヌ(生唐辛子)」「海老」そして「ごはん」、そこに味付けの調味料。これだけ。

まずはニンニクと唐辛子をざっと潰します。

材料を切って、ニンニクと唐辛子は潰しておきましょう。これ、タイの台所道具「クロックヒン(石臼)」と言いますが、もちろん皆さんお持ちではないでしょうから、そこは包丁で細かくたたいてください。

美味さの秘密は炒め方にあり。

まずは海老にさっと火を通して取り出しておきます。

フライパンに油を淹れたらニンニクと唐辛子を炒め、良い香りがしてきたら卵投入。卵にあらかた火が通ったらワーッと混ぜて

玉子は手前で。

海老を戻し入れたらごはん、野菜、そして調味料の順に加えてサッと炒めるだけ。

煽らなくてもパラパラになりますからね。

ゴハンを入れたら強火でフライパンをゆすりながらワーッとあおって…なんて必要ありません。ではどうすれはいいか。そこはyukko先生の企業秘密なのでここでは伏せさせていただきます。すみません。(でも驚くほど簡単だよ!)

ごはんがパラパラなの、伝わるといいな。

さすればこの通り、ごはんはパラパラ、味付けもまぁ美味しい海老チャーハンの完成です!

このレッスンのメニュー。

ヘルシーな具材たっぷりのスープ。
  1. カオパット・クン(海老チャーハン)
  2. ゲーン・チュート・タオフー(豆腐のスープ)
  3. ヤム・プラーオー(鰹のサラダ)

この肉団子に入っているタイ料理定番の3食材が美味しさのポイント。

この回で作る豆腐のスープがとにかく美味して、もう何度も作り、今や具材をアレンジしてかなりカスタマイズされております。

最後にひと回しするニンニク油も美味しさの決め手。

それから、鰹をこれまで醤油と生姜で食べていたみなさんに朗報です。タイ風のたれをかけるとまたこれまでとは違った美味しさを体験できます。

これもまた癖になる&何度もリピートしたくなる美味しさ!

このレッスンは3つのメニューとも何度も作りたくなる、そして手軽に作れるものばかり。でもその美味しさも手軽さもポイントを知ってこそできること。この海老チャーハンのレッスンは教室でお会いした他の方にも「まだならぜひ!」とおすすめしています。

チャーハンの味にちょっと飽きたらこれをかけるとまた違った美味しさに出会える、という魔法のタレ。

そして、レストランで食べてタイ米美味しくない…と思ったことがある方。それは美味しく炊いていないから美味しくないのです。これまた驚くほど簡単に、炊飯器で炊けますのでその方法については近々ご紹介できたらな、と思います。

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。