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yukko先生

タイ式豚バラ肉のカリカリ揚げ「หมูกรอบ」を使った料理が美味しすぎて悶絶しました。

日本でも流行ってほしいタイ料理「ムーゴープ」。

皮つき豚バラ肉をカリッカリになるよう調理したムーゴープ。「หมูกรอบ」のカタカナ読みなため、ムーグローブとか、ムーグロープとか様々な日本語表記があります。

その名前以上にこちらのタイ料理、いろいろな調理法があるのです。試しに「หมูกรอบ」として検索して出てくる画像をいくつかご覧ください。作り手によってさまざまな方法があるようです。ここで大切なのは豚皮の仕上がり。表面がプツプツとはじけて、ガリッガリになっていればそのレシピが正解。いろいろ見ていて、私が個人的に皮の仕上がりがきれいだなと思ったのがこちらの動画です。

11分ほどの動画ですが、6分前後あたりに皮がはじけるシーンが出てきますので、そこにぜひ注目して見てください。

この難易度高めのタイ料理である「ムーゴープ」、今回はyukko先生が、タイ料理を愛する皆さまからの熱い要望に応え、試作に試作を重ねて、ようやく「これは!」というレシピを完成させてくださいました。もっとも先生に言わせると、まだ今回のレシピは完全版ではないそうですが。それでもこの仕上がりですよ!

このはじけた皮!

カットしたものを一切れ口にした時のあの感動。カリカリに上がった豚皮の食感がたまらない上に、旨味が凝縮された豚肉は噛めば噛むほど甘味が増し、ずーっと噛みしめていたい、そんなうまさです。

今日のレッスンではさらに、この豚バラ肉のカリカリ揚げをさらに美味しくいただくタイ料理を二品と、デザートを一品教えていただきました!

ササゲとムーゴープのソムタム

こちら、タイのささげさん。日本のそれとは異なり、かなりの長さがあります。そしてこちら、生のままいただくのですが、青臭さが控え目で皮も柔らかいです。このササゲを手でぽきぽきとおりまして、

他の材料も準備。

これをパパイヤのソムタムと同じようにクロックで叩いていきます。

あれ。ワタクシ、定番ソムタムをまだ記事にしていないことに今気づきました。このトウモロコシのソムタムも作り方は同じですので参考までにどうぞ。

5mm厚に切ったムーゴープは最後に加えてさっくり混ぜればOKです。水気のあるものと和えてもしばらくは皮のカリカリ感が保たれています。本当に美味しい。

カナーとムーゴープの炒め物も美味。

さらにムーゴープの美味しさが光るお料理がこちら。青菜との炒め物です。今回はカナーが手に入らずつるむらさきで代用していますが、カナーにしろ、つるむさらきにしろ、その作り方は空心菜炒めと同じです。

切った青菜と粗みじん切りのニンニク、斜めにカットした生唐辛子と調味料を一つのボウルに入れておき、それを煙が出るくらい熱したフライパンで一気に炒めるだけ。ムーゴープは最後に加えて、調味料が絡めばそれでよし、です。

ムーゴープさえあれば、材料を切るところから始めても5分とかからずできあがりますよ。(ムーゴープが半日ものなんだが…)

これはムーゴープを作ったら必ず復習したいタイ料理です。カナー炒めはもちろん、空心菜炒めもこのムーゴープが入ったらより美味しいはず。近々試してみよう。

初めてのデザート「ロッチョン・シンガポール」も美味でした。

タイ初心者の私は今回初めて知ったのですが、おそらくタイに何度も行かれている方にとってはお馴染みのスイーツかと思います。「ロッチョン・シンガポール」を検索してみたらこんな記事が出てきましたのでご覧ください。

[blogcard url=”https://www.bangkoknavi.com/special/5056723″]

タピオカ粉とバイトゥーイ水から作った緑色の麺は、シロップ、ココナッツミルク、クラッシュアイスと合わせてグラスに盛り付ければ、素敵なひんやりデザートになります。

復習する気満々でニトリに寄って来たよ。

今日習ったムーゴープの復習に備え、レッスンでご一緒したNさんと一緒にセリアとニトリに寄り道して、上のものを買ってきました。あとは油鍋と格闘するのみ。どんなに豚皮が大きな音を立ててはじけても、ひるむことなく最後まで耐え抜くことをここに誓います。美味しいもののため、どんなに揚げ物が恐ろしかろうとも、背に腹は代えられないのです。

がんばれ自分。

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May先生

タイ王国魅惑の軽食「カリーパフ」を習う。

タイ式揚げパイ「カリーパフ」

タイはもちろん、マレーシアやシンガポール、ミャンマーにインドネシアなどでも食されているという「カリーパフ」。私はmay先生がレッスンをしてくださることになり、初めて知った食べ物です。貝の模様のような細やかな層が美しいパイ生地がなんとも魅惑的です。

中の具は惣菜系のものからスイーツ系まで多種多様だそう。ということで、このレッスンでは惣菜系2種、スイーツ系2種の具を準備して包みました。贅沢!

空気をはらんだサクサクのパイ生地を作ろう!

このパイ生地、実際に作ってみてその材料のシンプルさに驚きました。ポイントは数種類加える材料が違う生地を2種用意すること。

これをうまいこと伸ばして丸めて切って…とすると、美しいパイ生地ができあがるのです。

そして包み方にもポイントが。それはこの閉じ口の処理。ここをネジネジしながら美しい縄状に仕上げます。

この縄状、ただ見た目が良いだけではなく、揚げるとカリカリの食感となり、このパイを食した際、口の中が非常に楽しいことになります。この食感、大事。

スイーツ系のフィリングは糖質と脂質がコラボしたカロリー爆弾だけれど、知らなかったら美味しく食べられるから、知らぬが仏な件。

長い小見出しになっちゃいましたが、それが全てです。美味しいんです、このフィリング。この写真はタロイモ餡。蒸してマッシュしたタロイモとたっぷりのグラニュー糖、そしてたっぷりの油が入っております。

全体をよく混ぜ合わせたら、火にかけて艶が出るまで練り上げていきます。

この時点ですでに美味しく、なんだったらそのまま食べても良い餡。

こちらはカリーパフの具としては大定番だという鶏肉とジャガイモの餡。これがまた美味しく、そのままごはんのおともにしてもいけます。間違いない。

カリーパフの美しい層を引き出し、からりと揚げるには。

カリーパフの層を引き出すには高温厳禁。やや低めの温度の油にいれ、層が開き始めたら火を強めて油の温度を上げるんですって。

この層の感じ、この感じになったら火を強める。ここ、大事。ということでカリーパフは10分ぐらいかけて、じっくり揚げましょう。

餡が余ったらもち米と一緒にどうぞ。

レッスンの合間にいただいた軽食。多めに作って余った餡ともち米。危険、危険!と思いつつ、一度食べ出したら止まらず、秒で完食しました。

今回もまたまた良きレッスンでした。やっぱり粉物は楽しい。そしてタイ料理はバリエーション豊富すぎ&奥が深すぎる!

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May先生

多彩な薬味と味わう、イサーン式ココナッツカレーヌードル「ミーガティ(หมี่กะทิ)」。

「ミーガティイサーン」とは

タイの東北地方、いわゆる「イサーン」で食されるというココナッツミルクベースのカレーソースをかけていただく米麺、「ミーガティイサーン」。「ミーガティイサーン」という名ですが、タイの方が作られた動画やブログを見ていると、「ミーガティ(หมี่กะทิ)」とだけ入力しても数多くのページにヒットします。

また英語では「Coconut Noodles」とか、「Noodle with Coconut Curry」などと表記されているのを見つけることができました。

「ミー」とは太さに関わらず米麺全般を指すとのことですが、ココナッツミルクを加えたシャバシャバのカレースープをかけながら、付け合わせの野菜などと一緒にマゼマゼしていただきます。

イサーン料理ではあまりココナッツミルクを使わないので、そういう意味で珍しいお料理です。

タイでは麺をいただくスタイルとして、お皿に山盛りの薬味や野菜を準備し、麺と合わせたところにソースやカレーをかけていただくというものがあります。例えば同じ東北部の「カノムチン・ナムヤー・パー」とか、あるいは南部の「カノムチン・ナムヤー・ガティ」などです。

この手の食べ方をする際に使われる麺は「カノムチン(カノムジーンとも)」と言われる、米麺は米麺でも、米を発酵させて作った押し出し麺です。ところがこの「ミーガティ」にはセンミーやセンヤイなどの米麺を使う点もまた特徴の一つです。

カンボジアの影響を受けているとか、似た料理がベトナムでも食されていることから「カンボジア発、ベトナム経由、タイ行き」で入ってきたのではないか、とかこのお料理の発祥については諸説ある模様。

こちら、参考になるであろう「ミーガティ」の作り方。

こちら、ごく一般的な家庭で「普段のごはん」として作られていると思われる「ミーガティ」です。途中、材料紹介で「アジノモト」がすんごい流ちょうな日本語で出てきて、私は思わず笑ってしまいました。

「ミーガティイサーン」に欠かせないカレーの作り方

次に「ミーガティ」に欠かせないカレーの作り方。前段で文章を書きすぎたので、ここは写真のみでご紹介。

ココナッツミルクの固形部を分離し始めるまで熱したところでペースト投入。
ペーストの中に入ったホムデン等が甘くなるまでしっかり炒めます。
ペーストが炒まったら一度火を止め、水もの系の材料を加えて、
肉をほぐしてから再度火をつけます。
タマリンド水を加えて酸味をプラス。これもこのミーガティの特徴。
水気が飛ばないよう蓋をして15分ほど煮込んだら調味料で味を調え、
最後に溶き卵とクラッシュピーナッツを加えればできあがり。

…と、こんな感じで作ります。

あとは深さのある器に盛り付けて、麺や野菜にかけ、全体をよく混ぜていただきましょう!

お日様がお肉を美味しくする「ムーデーッディォウ」

以前代々木にある「ソムタムダー」で食べた「豚肉の日干し揚げ」。各種タイ料理本にもレシピが掲載されている割と知られたタイ料理です。(たぶん。。。)

下味を付けたお肉を干して揚げるお料理なのですが、干して水分を飛ばすことによって肉のうま味が凝縮され、先生曰く、「安いお肉でも美味しくなります!」とのこと。それ素敵。

こうして、お肉はかなり色づくまで素揚げします。

これはビールにももち米にも間違いなく良く合います。合う、というか進みすぎて困っちゃうレベルの相性の良さ。

下味を付けた状態で数日は持つとのこと。私はそれを冷凍してさらに持たせちゃいますが。さらにはお肉を牛に変えても美味しいそうなので(当然か)、早速、豚肉&牛肉半々で復習してみるつもりです。

「コームーヤーン」、黒胡椒をきかせたバージョン。

最後のヒトシナはタイ式の豚トロ炭火焼き。今回は黒胡椒をしっかりきかせたバージョンを教えていただきました。

これまた下味を付けたお肉をオーブンで焼くだけ。イサーン料理はシンプルで良い。

タイの屋台風にざっくりそぎ切りにしていただきます。

カオクア(炒り米粉)が入ったイサーンスタイルのソース。「マカーム(タマリンド)」の酸味が効いていてこれまたすごく美味しいのでした。

イサーンに思いを馳せつついただく極上のタイ料理。早くタイに行きタイ。料理でそんなさみしさを紛らわす夜。口福、幸福。

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雑記諸諸

ここはタイ?!「タイランドショップ」でタイにトリップ!【錦糸町】

タイに行けない今、「タイランドショップ」に行こう!

錦糸町と言えば「リトルタイランド」と称されるだけあって、たくさんのタイ料理店やタイマッサージ店、タイ食材店があります。その中でも一際「タイ感」溢れるのがこちらのお店、「タイランドショップ」です。

お店は錦糸町駅の北側、駅の改札を出て徒歩3分ほどの場所にあります。初めて訪れる人にとってはちょっと入りにくい雰囲気かもしれませんが、足を踏み入れれば親切な店員さんと美味しいタイ料理、タイ食材の数々が待っています。

いつもタイ料理教室が終わっておなかいっぱいの状態で立ち寄るため、タイ食材を買うだけで実は食事をしたことがなかった私。先日思い立って、「タイランドショップ」のタイ料理を味わうべく、訪問してみました。

「タイランドショップ」でタイ食材を買う。

品数はそう多くないものの、「タイランドショップ」にはタイ料理を作る際に欠かせない基本の調味料、生鮮食品、冷凍食品が一通り揃っています。入り口を入った正面には、タイの飲料や麺類などを中心にならぶ棚があり、その右手には調味料やココナッツミルク、スパイスなどが置かれた陳列棚と、タイハーブやカレーペーストなどが収まった冷蔵庫が。

こちら、タイハーブ系が並ぶ冷蔵庫。

難点と言えば食材名が記されたタグなどが一切ついていないこと。今でこそ、この状態でも問題なく買い物できますが、タイ料理初心者の頃にはまあ苦労しました。。。

そしてくるりと後ろを振り返るとそこには調味料がずらり。価格も非常に良心的です。この裏手には肉や魚が並んだ冷凍庫、そしてスパイス類やタイの青白食器、鍋や臼なども少しですが置いていますので、気になる方は覗いてみてください。

これぞタイのローカル食堂の味!可愛いピンクの「イエンタフォー」と「プーニムトード」に舌鼓。

以前はランチメニューもあったように記憶しているのですが、コロナ禍の影響か、現在は昼夜通してこちらのメニューのみのようです。

でも見てください!このお値段。どの料理も600円から700円台が中心、ライスをプラスしても1000円あれば十分。ということで、私もこの日は麺と揚げ物の2品を注文しました。

注文して先ず運ばれてきたのがこちら、「プーニムトード」、ソフトシェルクラブの唐揚げです。添えられているのはタイのチリソース。殻ごといただけるプーニムは「カニは好きだけれど食べるのが下手くそで…」という方にオススメです(笑)。揚げて香ばしさをまとったうま味たっぷりのカニ、殻のポリポリとした食感、最高です!

そしてこの日のメインはこちらの「イエンタフォー」。「紅腐乳」という中国の発酵調味料を使った、ピンク色(にはとてもこの写真では見えませんが)の麺料理です。650円也。自然な塩味と甘味、酸味が相まって美味!

麺は太いセンヤイ。これを見るとピンク色がわかります。この太麺にスープがほどよく絡んでいい感じ。

そしてタイの麺料理に欠かせないのが卓上調味料。「クルワンプルン」と呼ばれるこちら、基本は

  1. プリック・ポン(粉唐辛子)
  2. ナム・ソム・プリック(唐辛子入りの酢)
  3. ナンプラー(魚醤)
  4. ナムターン(砂糖)

の4種類。だそうですが、ここ「タイランドショップ」ではなんと6種類が麺料理と一緒に運ばれてきます。

しかも、ナンプラーは別容器に入ってテーブルに常時置かれていますので、なんとトータル7種類!先の4種類の他は一体何なんでしょう。今度行ったら店員さんに聞いてみよう。

「アロイディー」の紙パックがお買い得です!

最後に私がこちらのお店にお邪魔した際、必ず買って帰ってくるものをご紹介。それがこちら、「アロイディー」のココナッツミルクです。お店によっては200円を超える価格で売られていたりするのですが、「タイランドショップ」では1個150円、6個まとめてだと750円(1個あたり125円)です。

一時期タイからの物流が滞り気味となり、しばらく欠品あるいは品薄状態が続いていたのですが、ようやく入荷が安定した模様。良かった良かった!これでタイカレーを心置きなく作れます。

他にも料理が美味しいタイ料理店はたくさんあるかと思いますが、ここのお店は雰囲気もそして店内に漂う匂いもタイなのです。海外旅行が当分難しい今、タイの空気感を味わいたい!という方、ぜひ一度足を運んでみてください。

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May先生

タイ料理で牡蠣三昧!食材を極めるタイ料理教室。

先日、久しぶりにMay先生のタイ料理教室へと行って参りました。申し込みが遅れ、1・2月はキャンセル待ちとなっていたのですが、空きが出たということで即申し込み。それが食材「牡蠣」を極めるレッスンでした。

タイ風牡蠣のフライはたっぷりのハーブと。

この日用意されていたのは大ぶりの新鮮な牡蠣。それをなんと、一人12個食べるっていうんですから、牡蠣好きにはたまりません。最初に作り方を教わったのは「ホイナンロムトードサムンプライ」、衣にたっぷりのハーブを加えた牡蠣のフライです。

レモングラス、ホムデン、バイマクルー、ディルをそれぞれ刻み、牡蠣と衣と合わせて揚げていきます。そして揚げたて&熱々のそれを、アルコール片手にその場で即いただきます。料理教室っていうか、まるでオイスターバー!牡蠣は身がふっくら、そこに揚げたことで香ばしい香りをまとったタイハーブが合わさるんですから、美味しくないわけがない!用意された2種類のタレもまたそれぞれに美味しくて、箸が進む進む。そしてその間無言(笑)。本当に美味しい料理はひとを黙らせる力があります。

タイ風のもんじゃ焼き?カリッ&トロフワを同時に味わえる「オースワン」が絶品!

お次は「オースワン」。なのですが、まずは付け合わせのもやしの焼き方を教えていただきました。水気を出さずに食感よく、しかも香ばしく焼き上げる方法です。今まで適当に炒めていたもやしですが、その方法をちょっと変えるだけでここまで仕上がりが違うか!と目から鱗。

まずは器に水で溶いた粉と調味料、牡蠣を合わせます。

フライパンにラードを熱し、まずは卵投入。

その後、先の衣と調味料、牡蠣を合わせて置いたものを加えてさらに炒めます。

常に、生地のまわりで油がプクプクしている状態をキープし、良き感じになったら返します。

返してからの焼きも先と同じく、「油プクプク」が大事。

焼きもやしを敷いた皿に盛り付け、パクチー、万能ねぎ、白胡椒をたっぷりかけたら完成です。

表面はカリッと香ばしく、中はふわトロ。しっかり効かせた白胡椒も美味しさの決め手。おいしー!!!これは牡蠣のシーズンが終わらないうちに家でも作らなくては。

締めは牡蠣の雑炊「カーオトムホイナンロム」。

締めは牡蠣の雑炊です。今回これを作るにあたって、ジャスミンライスを煮る方法を学びました。そうして炊きあがったお米はふっくら、甘味もあって絶品です!さらに、お米を茹でた美味しい汁を使ってスープを作り、それを熱々にして器にたっぷりと注ぎ入れます。

お米のゆで汁に調味料を牡蠣を加えて煮込むのですが、牡蠣は煮込みすぎると固くなってしまうので、数分経ったところで取り出しておくのもポイント。

これもまた旨し!そしてさらにこの牡蠣を美味しくしてくれるのが、牡蠣専用のつけダレ。

見てください!このふっくら加減。これにタオチオベースのたれをちょっとつけていただくと、その美味しさたるや悶絶ものです。

もう間もなく牡蠣の旬も終わりを迎えますが、その前に習えてよかった!この日習ったメニューはこれから間違いなく冬の定番になります。

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May先生

ホタルイカが美味しい季節、レッドカレーソース煮込みを作ろう!

さまざまな食材が通年を通していただけるようになった、とはいえ、やはり旬でなければ店頭に並ばないものも多くあります。その一つがこちら、ホタルイカ。特に大ぶりのホタルイカが並ぶ季節になると必ず作りたくなるのがココナッツカレーソース煮込み。この料理は昨年、May先生より習ったもの。今年もまたホタルイカの季節がやってまいりましたので、本日はそのレッスンの模様をお届けいたします。

「シューシーペースト」から手作り!

「シューシー」とはフライパンで食材を炒める際の音を表現した擬音とのこと。これらの食材をクロックヒンでペースト状になるまでひたすら潰します。

レッスンではレッドカレーペーストでも代用可と言われましたが、調べてみると、こちらのペーストにはカーが入りますが、レッドカレーペーストではガチャイを加えるようです。違いはそこのみ。それで仕上がりがどの程度異なるのか、時間がある時に一度試してみようと思います。

「シューシープラームックホタル」を作る。

こちら、ほぼ完成に近づいたところの写真ですが、作り方は他のタイカレーと同じ。ココナッツミルクの油が分離するようよく炒めたところにペーストを加えてさらに炒め、調味料、食材を入れてサッと煮込みます。

魚介類は煮込みすぎると身が固くなってしまうので、香りが出てふっくらしたところで鍋から引き揚げ、残ったソースは適度な濃度になるまで煮詰めます。

肝心な手前がピンボケ、というお粗末な写真でスミマセン。。。とにかく、手順を守ってタイミングを見極めればとってもおいしいホタルイカのココナッツカレーソース煮込みができあがります。

青マンゴーの和え物が美味しい!魚のフライ。

そして、同じレッスンで習った魚のフライ。めかじき、鰆、鱈、鯖などで作ると美味しいとのこと。

衣をつけて。

からりと揚げればできあがり!なのですが、これに添えた青マンゴーの和え物が個人的に大好きで。実はこのフライよりも、その和え物の方をその後幾度となくリピートしました。

青マンゴーの代わりに酸味のあるリンゴでもいいですよ、と教えていただいたのですが、やっぱり青マンゴーが美味しい。

日本ではかなりのお値段で売られている青マンゴー。タイで激安の青マンゴーを見るたびに、「ここで今、あの和え物を作れたら!」と何度思ったことか。

これはいつか、タイ料理好きな友人に必ず振る舞いたい!と思っているヒトシナです。

タイスタイルのミックス野菜炒めは美しいことこの上なし。

さまざまな野菜をたっぷり用意して作る、タイ式の野菜炒め。この日は8種類ほどの野菜が用意されていました。

上は野菜の切り方を教えていただいているところ。野菜は切り方一つで見た目はもちろん、食感、味の絡み具合などが変わってくるので、実はとっても大切なのです。

こうしてカットした野菜は、火の通り具合を均一にするため、火の通りにくい野菜から順番に茹で、ざるに上げて水気を切っておきます。

もうこの時点で美しい!これを炒めて調味すれば完成。

こうして過去のレッスンをブログにまとめていると、「こんな美味しいタイ料理もあったな」と思い出す今日この頃。

一人で食べきることを考えると、1日1品作ることも難しいのですが、せめて週に3品はいろいろ作っていきたい(復習したい)と思うのでありました。とはいえ、毎月コンスタントにいろいろな先生のレッスンに7前後出て、計20種類以上の料理を習うため、まったく復習が追い付かないのですが。。。頑張ります。

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タイ風ラーメン「センレック・ナーム」だって格上の味!

日本でもタイでも食べた汁麺、「センレック・ナーム」。健やかなるときも病める時も旨き汁麺。それがyukko先生から習ってみたらクオリティーが違った、というお話です。

タイは揚げ物天国!このレッスンでは春巻きを2種類習います。


こちら、タイ風春巻きの具。元々中華料理の影響を受けているものではありますが、その味はちゃんとタイ料理に寄せてあります。ここがタイ料理の面白いところ。


もう一つは下味をつけた海老を春巻きの皮でくるりと巻いたポッピア・クン(海老春巻き)。


これがシンプルなのに激ウマなのです。


家で作ったら揚げたてを次々とつまんでしまい、食卓に並ぶ前に半分は消えてしまうと思われます。

なぜにこんなにうまいのか。yukko先生のセンレック・ナーム。

美味しい理由その壱。まずこれらの具。こんなにしっかりしかも手作りの具が載っている汁麺なんてまずお見かけしません。もやし、パクチーはどこの汁麺でも標準装備されているとして、豚ひき肉、ルークチン、これはあったりなかったり。揚げワンタンとチャーシューが何も言わずして最初からのってる、さらにはそれが手作りとなるとかなりレベルが高いお店。(っていうかあるのか?手作りチャーシューをのせてる店。)


美味しい理由その弐。ちゃんと鶏ガラを煮出して取ったスープが入るため。「素」とはその美味さが違います。当然か。

このレッスンのメニュー。


  1. センレック・ナーム(タイ風ラーメン)
  2. ポッピア・クン(海老春巻き)
  3. ポッピア・トード(揚げ春巻き)


これが本当に美味しかったのです。それなのに、なぜか手間を惜しんで未だ自宅で再現しておりません。寒いこれからの季節、この軽さなら朝食にもありだし、そのうち朝汁麺の形でおうちで食べようと思います。


こうして書きながら思い出して食べたくなっている海老春巻き。下味がきちんとついているので、そのままでも十分に美味しくいただけます。アルコールとの相性が抜群なのは言うまでもなく。

こちらは先生がご厚意で出してくださったデザート♪

タイでもベトナムでも米麺を食べる文化があるのに、同じく米が主食でありながら、日本ではそれがない。一体なぜなんだろう。蕎麦やうどんなど、麺文化はあるのに。近く調べてみようと思います。

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yukko先生

「ゲーン・ガイ・サーム・ロット」まさに三「味」一体のタイカレー。

タイ料理は本当に奥が深い。これがメジャーな料理だとは思いませんが、それでもレシピが存在するってことはあるんですよね、ぶどう入りのレッドカレー。作ってみれば見た目も可愛く食感もイイ!味は「甘味」「辛味」「酸味」が混然一体となって、得も言われぬ美味しさ。またまた未踏の地へ足を踏み入れてしまいました。

鶏肉と葡萄のレッドカレー。え…「ぶどう」?

これらプラス鶏肉がこのカレーの材料。

グリーンカレーがメジャーな日本では、同じ材料でレッドカレーも作ってみてねと言っても皆さんなかなか作ってくださらない、とはyukko先生の弁。ならば!とレッスンに加えたというのがこちらのレッドカレーです。

ぶどうは皮を剥いて加えます。

料理名にある「サーム・ロット」は日本語で「3つの味」。タイ料理の三味といえば「甘味」「辛味」「酸味」。通常のカレーにはない「酸味」こそがこの料理の肝です。

まずはペーストを炒めます。

作り方は他のタイカレーと同じ。ペーストを炒めたところにココナッツミルクを少量ずつ加えて炒め、ココナッツミルクの油分を引き出していきます。その後、肉や野菜を加え、残りのココナッツミルクを入れて煮込み、味を調えればOK。

ココナッツミルクを少量加えて炒める、これを何度か繰り返します。
油分が出てきた!
肉を炒めながらペーストを絡めます。
野菜とココナッツミルクを加えて煮込めば完成。

こうして完成したカレーはタマリンドの酸味、ペーストの辛味、そしてココナッツシュガーとぶどうの甘味、すべての味が口の中で一体となり、得も言われぬ美味しさ。酸味が加わるためか辛味が抑えられ、辛い物が苦手な方でもきっと美味しく食べられます。

丸いものがたくさん!

また、ぶどう、うずらの卵、ミニトマトと「丸いもの」がいろいろ入っているのも楽しい。食感も良く、これも何度も作りたいヒトサラです!

揚げても美味しい!空芯菜の天ぷらは添える「ナムチム」もポイント。

空芯菜の葉に衣をつけて揚げた天ぷら。

炒め物一択だった空芯菜。タイでは屋台などでも売られているというこの天ぷらですが、日本ではまずお目にかかりません。ということで、こちらもこのレッスンで初めて食べたわけですが、そえた干し海老の素揚げと一緒に食べるとそれだけで十分美味しい。のですが、さらに鶏肉と海老のミンチが入ったナムチムを添えるともう手が止まりません!

タレの材料

鶏肉と海老を乾煎りし、調味料を混ぜておいたボウルに入れたら野菜類をIN。それを和えるだけ、というお手軽なタレなのですが、揚げ物との相性最高!これは日本のかき揚とも絶対好相性なはず。

こちらが完成したタレ。

意外かもしれませんが、この空芯菜の天ぷら、ごはんのお供として最高です!まさに「飯泥棒」クラス。パリパリの空芯菜をごはんの横に置き、上のタレをかけてまぜまぜして食べれば最強です。先のカレーもあったので、とてもごはん一膳じゃ足りませんでした。我慢したけど。

蜜柑ソースでいただく焼きバナナの美味なることよ。

焼き色と輝くソース。

バターで焦げ目がつくように焼き、途中で蜂蜜を回しかけたバナナ。さらに蜜柑汁を加えて仕上げます。お皿に盛り付けたらさらにさらにアイスクリームもトッピング。先の2品でお腹いっぱいだったにも関わらず、呑み込むようにして完食(笑)。きっとこれ、オレンジじゃくどいんです。搾りたて蜜柑のさわやかな甘みと酸味がベスト!昔タイにあったカフェのメニューとのことですが、それをこうしていただけて幸せです。

このレッスンのメニュー。

デザートも含め、ほぼ完食。
  1. ゲーン・ガイ・サームロット(鶏肉とぶどうのレッドカレー)
  2. ヤム・パッブン・トード(揚げ空芯菜のサラダ)
  3. バナナのデザートみかんソース

料理教室後のお楽しみ、本日は「ナマステインディア2019」へ!

チャイの店

今日は当初より、レッスン後は代々木へ行こう!と思っていたのですが、なんと、お教室で一緒になったFさんとYさんも行く予定でいたとのこと、ということで3人で楽しんできました。お腹いっぱいにしてしまったことが悔やまれますが、それでもタイ雑貨や衣料品を見たり買ったり、今年のナマステインディア満喫です!

インドの見ざる聞かざる言わざる。
革のスリッパ、可愛い。
違う柄の布2枚が重ねられた巻きスカート。1枚買いました。980円。
渋谷口の方は南米コーナーに。ノンアルモヒートが美味しかった!
毎年恒例となったガネーシャシールゲット。

「印度良品」なるショップでインドの神様シールを買うのが毎年の恒例行事となっています。今年はガネーシャのみ3種類。来年の手帳に貼るつもり。