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2023年8月_バンコクひとり旅

「MANA OUTLET」は安いのか、検証。【5日目①】

MRTのほぼ西端「バーンケー」までやってきました。

地下鉄…のはずですが、途中から高架鉄道となるMRTのブルーラインを利用して、その最西端にあるラックソーン駅の一つ手前、バーンケー駅までやってきました。この日ここまできた目的は3つ。

  1. バーンケー市場の見学
  2. アウトレットショップ「MANA OUTLET」の物色
  3. バーンケーの「テスコロータス」をチラ見

その前にタイのカフェチェーン「Amazon」でひと休み。

Amazonのドリンクは基本このサイズ。で甘さを5段階から選んで70バーツです。他のカフェよりもずっとお得なことに気づいてから、今回の旅行で休憩したくなったらAmazonばかり探していました。しかも不思議なことにタイのあの暑さの中で長時間持ち歩いてもなかなか氷も溶けないし、優秀なのですよ。

ローカルすぎる「バーンケー市場」をのぞき見。

バーンケー市場は、その内部に食べ物を提供するお店はなく、周囲の歩道にこうしてずらりと屋台が並んでいます。

中に入ると乾物類や調味料、野菜、肉、魚、とエリアごとに分けて販売しているのは、他の市場と一緒。

レモングラス、ホーラパー、1束5バーツってことかな。10バーツの値札が付いているのはパクチー?安い!

 

剥いてあるベビーコーン。美味しいんだろうな。

左に見える丸いザルに入っているのは生麺。タイの市場で売っている生麺は全部このスタイル。1ザル35バーツ、1キロで140円てこと⁉

それにしても安い。物価が上がる一方のタイ、そこにきての円安だけれど、こういう市場に来るとまだまだお得感を感じます。

歩く人の中に観光客の姿はなく、地元で暮らす人々のための市場ですね。いつかキッチン付きのお部屋を借りて、タイならではの野菜を買って調理して食べる、っていう旅もやってみたいな。

お楽しみの「MANA OUTLET」へ潜入。

バーンケー市場を一通りみて満足したところで、そのほど近くにある「MANA OUTLET」にやってきました。看板に書かれたイラストからもわかるように、こちらは調理道具や食器専門のアウトレットショップです。

この辺はフライ返しとか、お玉とか、すくい網とか、各種メーカー、サイズが置いてあるコーナー。

私はこの長い柄のターナーが欲しかったのです。これとは違うデザインで、もっと安いものを買いました。

ナイフ系いろいろ。

ザルあれこれ。中でも便利そう!と思ったのがこのカゴ付き。でも場所を取りそうなので購入は見送り。

定番のタイのアルミ鍋ゾーン。これが直径32センチのもので、お値段は480バーツ。日本で購入するよりはずっと安いけれど、タイでもこの価格はお買い得かと。

ちょっと購入を迷ったのがこの一度で2種類の鍋料理が楽しめる鍋。これが170バーツだったんですよ。でも冷静にいろいろ考えてやめました。

そしてこちらにもあったソムタムナイフ。これはチャトチャックの「J&Bセラミック」では50バーツで売っていたから、あちらに比べると全体的に高いのかな。

洗えるし、レストランなんかでは便利なのかな、このプラスチック製のもち米色入れ。でも趣が…。。。

食器やグラス類、ホーロー製品もここにはありとあらゆる種類、サイズがそろっています。先のソムタム包丁のところにも書きましたが、チャットチャックのお店よりはもしかしたら高いのかもしれません。でも広いし、店内がよく整理されていて見やすい。ただ冷房がなく、シーリングファンのみの店内は結構暑いですが、耐えられないほどではありません。地下鉄の駅からも近いので、徒歩でも余裕です。

キッチン用品好きの方、バンコクに行ったらぜひ足を運んでみてください。

ちなみに地下鉄でシーロムから最寄りのバーンケーまではおよそ25分で到着します。

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調理器具

計量スプーン(ช้อนชั่งน้ำหนัก)

計量スプーンあれこれ

こちら、現在我が家で活躍中の計量スプーンの皆様方です。左から

  • フランス製の大さじ2スプーン
  • 「工房アイザワ」の大さじと小さじ
  • タイ製の大さじ、小さじ、小さじ1/2、小さじ1/4
  • 100円ショップの小さじ2&大さじ1/2スプーン

タイ料理はとにかく調味料の計量が多いので、それぞれ便利に使っています。特に「工房アイザワ」のものとフランス製のものは非常に厚みがあり、どんな固い物をガリガリやっても、持ち手が曲がるなんてことはありません。計れる量がいい加減な計量スプーンもある中で、こちらはきっちり計れます。それらの点では非常に優秀です。

「瓶の口」という難所を軽々と飛び越える計量スプーンと出会った!

ただし、先のスプーンには一つだけ難点が。それは小さな瓶の口にそのまま突っ込むことができないということ。例えばカレー粉、小さなチリペーストの瓶、などなど。その場合、他のスプーンを使って一度小さな器に出してから計るという一手間が必要でした。

これもまぁ致し方ないか…と思っていたその時。運命の出会いが。

それがこちらです!「久野産業」の四角い計量スプーン。大さじと小さじのセット。

しっかりとした厚み、この細さ、そしてさじの立ち上がりの部分についた絶妙な角度は粘度のある調味料を掬ったときなど、きれいにさじから出すことができます!

大さじ、小さじの内側にはこんな線も入っていて、1/2、1/3といった量がきっちり計れるようにもなっています。そしてもちろん、

瓶の口にもちゃんと入りますよ。

ちょっとお値段はしますが、日々使うことを考えればあっという間に元は取れるでしょう。

ただ今イチオシの計量スプーンのお話でした。

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調理器具

タイ式たたき包丁(มีดสับ)

肉は叩いてこそ美味いのだ。

こちら、タイで広く使われているたたき包丁。

「○○ガパオライス」、こちらのタイ料理は日本でもすっかり定着していますよね。あの甘辛い味がごはんとよく合うし、お弁当にもぴったりなので私もよく作ります。しかし。それをひき肉で作っているそこのあなた。それはかなり勿体ない。肉は叩いてなんぼ。叩くことで生まれる肉の大きさ、不揃い感こそが美味しさのポイントなのです。

タイに「KIWI」はいないのに、なぜ。。。

ブランド名がなぜ「KIWI」なのかということはさておき、このメーカーのものに限らず、タイのキッチン用品売り場にいけばどこにでも置いてあるのがこのたたき包丁です。しかもこれがめちゃくちゃ安い。およそ100バーツから150バーツほど。(ちなみにバンコクで一番安かったのはこの記事にあるお店でした。)

フードコートに挑戦!そして激安台所道具屋発見!【6日目②】 | タイはおいしい天国。RSS

バンコク有名寺院ツアーを終え、BTSサラデーン駅で解散となったのが12時過ぎ。そこからスカイトレインでモーチッ…

使い方は説明するまでもないと思いますが、

安い鶏むね肉で十分。

この鶏むね肉をまずは大きめのさいの目に切り、

刃の部分に手が写り込み、心霊写真化。

あとは1・2分、好みの粗さになるまで叩くだけ。

私は1分でたたき作業終了。

「これぐらいのことで、味が変わるの?」と疑われる方も多いかと思います。実際に私も当初は「たたいた肉を使っても、ひき肉を使ってもそう変わらないでしょう。」ぐらいに思っていました。で、このたたいた肉で作った炒めものを食べた後に、(たたく作業が面倒で)ひき肉を使ってみたところ、食感があまりにも違うのでびっくり。そして直後に1枚肉を買ってきてたたくんだった…と猛烈に後悔したのでした。つまり。それぐらい美味しさが違います!

せっかくだから、鶏ガパオライス作ります。

こちらが今日の材料。

今日の鶏ガパオライスの材料

  • 鶏むね肉1枚(たたき済み)
  • 好みの野菜(インゲン、ベビーコーン、にんじん、各小さめにカット)
  • にんにく&プリッキーヌ(みじん切り)
  • ガパオの葉
  • 調味料(ナンプラー、オイスターソース、砂糖)

以上です。野菜にはピーマンを入れるべきところ…なのですが、冷蔵庫の在庫の都合により、今日は上記3品を使用しています。

作り方(写真でコマ送り)

①ニンニクと唐辛子を香りが立つまで炒め
②鶏肉を加えて色が変わるまで炒めます。
③合わせておいた調味料を加え、全体にいきわたらせます。
④すべての野菜を加え、お好みで火を通します。
⑤最後にガパオをちらし、全体をさっと混ぜたらすぐに火を止めて!
鶏ガパオ炒め、できました!

「○○ガパオライス」の「○○」はこだわり。

目玉焼きはぜひ揚げ焼きで。

さて、今回の記事を書くにあたって、「ガパオライス」ではなく「○○ガパオライス」としたのは小さなこだわりです。そもそも「ガパオ」は葉っぱなので、「ガパオライス」では「葉っぱ飯」ってことになっちゃって、非常におかしな話。

ガパオの香りが食欲をそそります。

例えば今日作った「鶏肉のガパオライス」もタイ語では「ガイ・パット・ガパオ・ラート・カオ」などと言います。直訳すると「鶏・炒め・ガパオ・上に・ごはん」ってな感じです。こちら、鶏肉はもちろん、豚肉や魚介類を使っても美味しいお料理。

美味しそうに撮れたのでもう一枚。

そんなわけでぜひ、メイン食材を頭に付けて「○○のガパオライス」と呼んであげてくださいね。

以上、タイのたたき包丁のお話でした。(話それまくったけど)