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簡単・美味しい・おしゃれな「ヤムヌアアグン」と名前が可愛い「カオタン・ナータン」!

牛肉とブドウのサラダ「ヤムヌアアグン」

今日はひと月ぶりとなる「タイ料理教室diidii」でのタイ料理レッスンでした。こちらは「ヤム・ヌア・アグン」。「ヤム=和え物」「ヌア=牛肉」「アグン=ブドウ」。「ヌア」は肉全般を指す一方で、「ヌア」と言えば「牛肉」のことなんだそう。

好みの焼き加減で仕上げた牛肉を薄いそぎ切りにしたものに「ヤム」の基本のドレッシングを絡め、そこにブドウ、レモングラス、バイマックルー、ホムデンを合わせた簡単タイ料理。なのにこれが美味しくて見た目も豪華!パーティー料理なんかにも使えそうな、素敵タイ料理です。

「カオタン・ナータン」って名前が可愛すぎる!タイ式「おこげのディップ」

タイには多様なディップがありますが、こちらはサップした豚肉、海老などが入ったココナッツミルクベースのもの。このお料理のためのペースト作りからスタートのため、なかなか手間がかかりますが、甘味、塩味、酸味が融合したコクのある優しい味わいを一度知れば、それでもまた作りたくなること間違いなし!

そしてこのレッスンにておこげの揚げ方もマスター。こちらは他の餡かけ系のお料理にも活用できそう。この冬はおこげ料理が増えるな。

三人の王様のスープ「ゲーンチューサームサカト」はさすが王宮料理!の上品さ。

三品目は王宮料理に数えられるスープです。

下茹でした鶏肉と豚肉、そして生の海老を「チャイポーワーン(タイのたくあん)」で結び、石臼でサップしたニンニク・パクチーの根・白胡椒を加えた鶏ガラスープを煮立てて優しく火を通し、調味料で味を調えました。

これが雑味のないすっきりとした味わいのなんとも上品なお味。さすが王宮料理。なによりこのゲーンチュー、美味しい。メイン食材も「チャイポーワーン」で束ねられたことで同時に口に入ることになるわけですが、この3種の食材を同時に味わうところも美味しさのポイント。面倒と言わずに習った作り方でちゃんと復習することにします。

今回習ったタイ料理は特に自分好みのものばかり。まずは牛肉とブドウのサラダから、早速作ってみようと思います。

翌々日に早速復習!お弁当にもイケル「ヤムヌアアグン」

庶民価格のブドウと牛肉を準備し、翌々日には早速復習。お気に入りの漆の弁当箱にたっぷり詰めました。

高級食材を使わなくとも十分美味しいヤム。ボリュームたっぷりの牛肉のおかげでヤムなれど、しっかりお腹が満たされます。ブドウの美味しい季節にあと何回かは作ろうと思います。

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タイ料理図鑑 4)和え物・サラダ・ディップ

トウモロコシと塩卵のソムタム(ส้มตำข้าวโพดไข่เค็ม)

皮がパーンと張った「レンジでトウモロコシ」の作り方

せっかく実がぎっしり詰まったトウモロコシを手に入れても、茹でて冷めてみたら皮がシナシナ…では悲しすぎますよね。しかも、暑いこの季節にコンロに大鍋をかけてグラグラ煮立てて…という工程も避けたい。結果私はいつも「レンジでチン」です。

その方法は簡単で、まずトウモロコシ表面の皮数枚を剥いて洗い、その水が付いたまま、しかも皮ごとレンジに放り込みます。加熱時間は600Wで5分。大きいものはもうちょっと加熱しても良いですが、ここでその加熱時間を見極めるのが難しいなら、とりあえず600Wで5分、やってみてください。

加熱が終わったら、即、即ですよ、即、軸の部分を実が一列ぐらい入るあたりで切り落とし、ひげの方を持って(やけどに注意!)振ると、実がするっと抜けてきます。それでうまくいかないなら普通に皮を剥いてください。ひげも取れやすいはずです。で、皮を剥いたらすぐにラップできっちり巻きます。で、この時に加熱が不十分な場合、火がしっかり入っていない部分の色が白っぽくなっていますので、この状態でさらにレンチンすればよいのです。1分とか2分とか、様子を見ながら。

十分に火が通ったら、このまま冷ますだけ。そうすれば数時間後でもこの通り。

実はパンパンのままです!今日はこれを使ってソムタムを作ります。

塩卵の作り方

塩卵を作るにあたっては、まず濃い塩水を用意します。それを冷蔵庫でしっかり冷やしておきましょう。

卵はヒビが入らないように茹でたら、熱々のうちに冷えた塩水に入れ、あとは冷蔵庫に置くだけ。塩水の濃度によって1晩でOKな場合もあれば、1週間漬け込む、なんてレシピも。こちらはネットにさまざま情報がありますので、好みのものを参考にしてください。

美味しいソムタムを作るにあたってのこだわり食材

ソムタムと言えば欠かせない食材の一つに「ささげ」があります。普段はインゲンを使っていますが、今回は日光の「吉原ファーム」さんより取り寄せた「ささげ」を使用。

https://www.instagram.com/p/CEOQgmOnd1x/

そしてもう一つ、ソムタムには「マナオ」なるタイの柑橘が入るのですが、日本ではなかなか手に入れにくい。その代わりにいろいろなレシピ本では「レモン汁」を使っていますが、レモンよりもより「マナオ」に近いと思われるのがこちらの「へべす」です。晩夏から秋にかけてが路地もののへべすが出回る季節。タイミングよく近所の八百屋さんで発見したので、買ってまいりました!

「トウモロコシと塩卵のソムタム ส้มตำข้าวโพดไข่เค็ม」 の作り方

こちらが「トウモロコシと塩卵のソムタム」の材料。

  • トウモロコシ
  • 塩卵
  • ミニトマト
  • ささげ
  • ニンジン
  • ピーナッツ
  • 干し海老
  • にんにく
  • プリッキーヌ
  • へべす
  • ナンプラー
  • ココナッツシュガー

タイ料理って何気に材料が多いのですよね。それが美味しさのポイントでもあるのですが。ちなみにトウモロコシは半分に折り、実が離れないようにそぎ落としましょうね。(←ここ、大事。)

1、クロックにプリッキーヌとニンニクを入れ、プリッキーヌが開くまでたたく。

2、インゲン、干し海老、ナンプラーとココナッツシュガー、へべすは汁を絞りながら加え、ココナッツシュガーが溶けるまでタムタム(=棒でたたく)する。

3、ミニトマトとにんじんを加え、軽くたたく。

4、最後にトウモロコシと塩卵を加え、さっくりと混ぜ合わせれば完成。

ソムタムはぜひキャベツとご一緒に。

甘くて実がプリプリのトウモロコシと塩気をまとったミルキーな卵、シャクシャクしたインゲンの歯触りとフレッシュなミニトマト。それらすべてを包み込むタイ料理特有の「甘酸っぱ辛い」味。もはやこのタイ料理は私にとって大いなる「夏の楽しみ」の一つです。

「ソムタム=青パパイヤ」一択ではもったいない!ぜひぜひこの「トウモロコシと塩卵のソムタム」もお試しあれ。

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タイ料理図鑑 4)和え物・サラダ・ディップ

ヤムトゥアプー(ยำถั่วพู)

熱帯アジアの食材「四角豆」

熱帯アジア原産だという四角豆。日本では沖縄で多く栽培されているとのことですが、最近は珍しい野菜を作る農家さんが増えてきたおかげで、晩夏から初秋にかけて近所の八百屋さんでも売られているのを見かけるようになりました。

タイ料理ではヤムにして食べるという話だけは聞いていましたが、ネットの力を借りて、この度自分で作ってみることにしました。

というのも最近、農家さんからの野菜のお取り寄せにはまっておりまして、その届いた野菜一族の中にあったのですよ、四角豆が。

しかもとびっきりきれいなものが届いたので、これは新鮮なうちにヤムにせねば!と半ば使命感にも似た思いを持って台所に立ちました。いざ、出陣。

タイ料理修行で培った「勘」で作る「ヤムトゥアプー ยำถั่วพู」

タイ料理を学び始めてそろそろ丸2年。その間に習ったヤムは35品。ヤムだけで35ですよ。そこで培ったヤムの味付けのテクニック…というか勘ですね、それとネットで仕入れた情報とを掛け合わせて「こんな感じか?」と思われる四角豆のヤムを作ってみました!

まずは調味料を合わせたボウルに乾煎りした豚ひき肉(自分でたたいたもの)と茹でた海老を加えて混ぜます。

そこに色よく茹で、水気を切った四角豆と薄切りにしたホムデンを加えて和え、器に盛り付けて砕いたピーナツと茹で卵を添えれば完成です。

本日のおうちでタイ料理は「ヤムトゥアプー定食」

ということで完成しました、本日のおうちでタイ料理定食。

  • ヤムトゥアプー(四角豆の和え物)
  • ゴーヤの肉詰めスープ
  • 担担茄子
  • おいしいプチトマト

初めていただくヤムトゥアプー、四角豆のシャクシャクとした歯触りよろしく、非常に美味であります!あっさりとした豆にスパイシーな甘辛ダレが良く合う!

してこのヤム、どこかで食べた味だなーと思っていたら、以前yukko先生のところで習った春野菜のヤムに似てるんだわ。そういえば、そのレッスンの時「四角豆で作っても美味しいですよ」と言われた記憶が。次回はyukko先生レシピでこの四角豆のヤム、作ってみよう。

数日前に作ったゴーヤの肉詰めスープ。

こちらはタイ料理でもなんでもないのですが、この夏一番気に入っている茄子料理の「担担茄子」。

ピーナッツ入りの肉味噌さえ作り置きしておけば、10分で完成する簡単かつ美味しいヒトシナ。温めても冷たくしても美味しい優秀おかず。

暑い日は涼しいお部屋でタイ料理三昧に限るな。良い休日でした。

おまけのカレーリーフ近況

4月の初めにバッサリ剪定してなんとも残念な姿になっていたカレーリーフですが、その後あれよあれよという間に葉を出し、枝を伸ばしで…

ここまで大きくなっちゃいました。

これ以上大きくなられると困るんだよなぁ…と思いつつも、新しい葉を出し成長する姿を見ればそれはそれで嬉しく、結局育てる方向で甲斐甲斐しく世話をする日々です。って水あげてるだけだけど。

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タイの王道スープ「トムヤムクン」を作ろう!

辛みと酸味がおいしいスープ「トムヤムクン」

「トムヤムクン」はタイ料理の中でも有名な料理の一つですが、辛みの中に広がる酸味が特徴的なスープです。この「酸っぱ辛い」味が好きと思えるかどうかが、タイ料理を好きと思えるかどうかの分かれ目、のような気がしています。

タイ料理はその中に入る具材や調理法が料理名になっているのですが、このトムヤムクンも然り。「トム」は煮る、「ヤム」は酸っぱ辛い、「クン」はエビ、という意味。よって具材が変わればその名も代わり、いろいろな「トムヤム○○」が存在します。

日本ではトムヤムクンと言うと、あの濃厚で真っ赤なスープを連想される方が多いかと思いますが、実はトムヤムクンにも2種類あります。私たちがよく知る「トムヤムクン」、正式には「トムヤムクン・ナムコン」と言い、ホムデン、カー、レモングラスなどのタイハーブを煮込んでその風味をスープに移し、さらにココナッツミルクやエバミルクを加えてクリーミーに仕上げたものを指します。もちろん、具材もいろいろ入りますよ。もう一つはクリアなスープの「トムヤムコン・ナムサイ」。こちらはいずれ紹介したいと思います。

酸っぱ辛さが癖になる!激旨「トムヤムクン」。

トムヤムクンを食べると、他の料理のスープにはない独特の風味が感じられると思いますが、その秘密はこれらのタイハーブにあり。

これらをそれぞれ下処理し、メインの具材もカットしたら準備完了。

トムヤムクンと言えば尾頭付きのエビ必須。このアタマ、外れやすいので要注意。…と、ここまで来たらあとは煮込んでいくだけなのですが、

まずは鶏ガラスープにタイハーブ各種を入れてグツグツ。香りが出るまでしっかり煮込みます。その後他の具材を入れて、火が通ったら調味料、残りのタイハーブやらエバミルクやらを加え、最後にレモン汁、で完成です。

いつも通り、その辺のタイ料理レストランには負けない(というかむしろおいしい)トムヤムクンの完成です。

「空心菜炒め」がびっくりするほど簡単だった件

タイ料理を食べに行くと必ず注文してしまうメニューの一つ、空心菜炒め。今、ちょうど旬で、新鮮な国産の空心菜がスーパーにも並んでいますね。この空心菜の炒め物、まさかこんなに簡単だったとは。何がどう簡単って…

具材や調味料をすべてボウルに入れ、煙が出るまで熱したフライパンにそのボウルの中のものを一気に入れたら、ほんの数秒でできあがり。

これは作りたてが美味しいので、なかなかお弁当に詰める気になれず、マイ弁当に登場したことはないのですが、おうちごはんのおかずとして、もう何度も作っています。

Aコース第2回のレッスンメニュー

人気のタイ料理ばかりが並んだAコース、第2回のレッスンでは

  1. トム・ヤム・クン(海老のスパイシースープ)
  2. ヤム・マクアヤウ(焼き茄子のサラダ)
  3. パット・パッブン・ファイデーン(空芯菜の炒め物)

この3品を習うことができます。…が、ちょうど私がこちらのレッスンを受けた時期にレッスンメニューの改編があり、「2」の「焼きなすのサラダ」は既習だったため、私だけ「ヤムウンセン」を教えていただきました。

こういったことをきちんと把握し、個別に対応してくださる…yukko先生、本当にいつもありがとうございます。

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。

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肉を味わう煮込み料理「パネーン」を習う、の巻。

「パネーン」とは。

「パネン」とは、マレーシアのペナン島がなまったもの、と我が家のタイ料理の指南書の一つ、『タイ料理大全』に説明がありました。はたまた、 カンボジアで丸鶏を大きな鍋に入れて煮る際、なにやら足を組ませるようなのですが、それに関するクメール語から来ているなんて話も聞きました。とまあ諸説あるようですが、いずれにしてもそのルーツはムスリム式にあるようです。

してこちらの「パネン」、タイ南部のお料理ですが、南部料理と言えば強烈な辛さが特徴!なれどこちらは、ココナッツミルクの甘さが際立ち、非常にマイルド。辛い料理が苦手な方にも自信を持ってオススメできます。

そして、肉好きな方にもこれまたオススメ!何しろ具材は95%肉。基本のレシピは牛肉で作るそうですが、鶏、豚でももちろん美味。ムスリムでは豚は「ハラーム(食べてはならないもの)」ですが、そこは料理が伝わり、他の民族が食するようになる中で、良しとなったのではないでしょうか。

と推論を含め話が長くなりましたが、今回は鶏肉で作るパネンカレーを習って参りました。

これが「パネーンガイ」です。

そぎ切りにした鶏胸肉がたっぷり入っています。作り方は他のタイカレー同様、ココナッツミルクの油分をよく引き出して具材を炒め、煮込んでいきます。最後にナンプラーで味を調え、バイマックルーで良き香りをプラスすれば完成です。

このパネーンには専用のペーストがあり、それを使用します。レッドカレーペーストに見た目は似ていますが、フェンネル、コリアンダーシードといったスパイスが入っており、レッドカレーペーストよりもスパイシーな香りがします。


タイ料理を作る方にとってはおなじみの「メープロイ」のペースト。パーネンカレーペーストはこの紫が目印です。

副菜の「ヤム・ヤイ」がおいしすぎてやられた。

そして今回もまたやられましたよ。パネンカレーを楽しみに伺ったレッスンで、何気なくいただいた副菜がまぁおいしいこと…といういつものパターン。

こちら、「ヤム・ヤイ」と申します。ポイントはドレッシングに入ったゆで卵の黄身。味付けに使う調味料はヤムの基本の三種。そこに卵の黄身が入るとコクとうま味が一段とアップするのです。タイ料理のお気に入りメニューがまた増えたな。

デザートは夏らしく、「パン」で!

食材と氷をミキシングすることをタイ語で「パン」というそうですが、タイ人はこの手のドリンクが大好きです。私もタイを旅行した際には「ちょっと歩いたから」「ちょっと暑いから」「ちょっと休憩」などと、あれこれ理由をつけ、多いときには日に3度、冷たいフルーツドリンクをいただいたものです。

こちらは赤いドラゴンフルーツとヨーグルトが入った「ナーム・パン・ハッサ」。梅雨が明け、連日猛暑日、なんてことになった暁にはおそらくこのドリンクが私のエネルギー源になるはずです。キッチンにミキサー出しとこ。

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。

およそ4ヶ月ぶりにお邪魔できたタイ料理教室diidii。習ったタイ料理はおいしいし、先生や参加者の皆さんと過ごす時間は楽しいし、最高です。次回は今月下旬。タイ料理の定番メニューの一つを習います。楽しみなことこの上なし。

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ベトナム料理

ベトナムちまき「Bánh giò」とタイ料理で朝ごはん!

「新しい友達」と「新しい料理との出会い」が一度にやってきた!

吉祥寺にあるベトナム料理店「WICH PHO」でこちらのランチをいただいたその日、隣のテーブルで食事をしていたオネエサンが「これ美味しい!どうやって作るの?」「もち米じゃないんだ。」「一時間も練るの?」などと手が空いた店員さんを引き留めてはいろいろ話し込んでいました。

見ると、ランチメニューにはないものを食している様子。料理好きのワタクシ、もう気になって気になって…「何が美味しいんですか?」とたまらず話しかけてしまいました。

その美味しいものの正体はこちらの「Bánh giò」。お持ち帰り用として作っていたものを、そのオネエサン、お願いしてお店で食べさせてもらったのだとか。しかもフォーセットを完食した後で。素敵。

「もち米じゃなくて普通のお米の粉から作られているから、軽いわよ。麺を食べた後だったから1個しか食べられなかったけれど、そうじゃなかったら2個は余裕よ。」と。ますます素敵。

フィリピン出身だというそのオネエサンも料理好きだそうで、レストランで美味しい!と思ったものは作り方を聞いて自宅で再現してみるのだとか。その後はフィリピンの食の話、お互いの仕事の話などで盛り上がり、帰り際にはお互いのインスタアカウントをフォロー。また一緒にランチしよう!ということでお別れしました。

…と余談が長くなりましたが、そのFilipinaのオネエサンのおかげで知ることができたベトナムちまき「Bánh giò」。もちろん帰り際に買いました。

ベトナムちまき「Bánh giò」とタイ料理で泰越折衷の朝ごはん。

ということでこちら、本日のおうちモーニング。

バナナの葉で巻かれているこちらのちまきはラップごとレンチン。熱さと戦いながら包みを解いていくと…

つるりとした白く美しいちまきが姿を現しました。

割ってみると中にはウズラの卵、豚ひき肉、刻んだきくらげがたっぷり入っています。肝心の味は…というと素材そのまま。ほとんど味はついていません。

ということで食べるときにはチリソースや、こちらの特製ダレをつけていただきます。甘酸っぱいこちらのタレにはニンジン、大根のほかにベトナムハムも入っています。ほんのり辛味も効いていて美味しい!

本当は特製ダレもチリソースも上からバーッとかけるものなのかもしれませんが、とりあえず今回はこんな感じでいただいてみました。

食べてみるとお米の粒がそのまま残った中華粽とは別物です。米粉を練り上げて作ったという白い部分はお餅とも違うし、本当にこの料理で初めて出会った食感。しかもフィリピン人のオネエサンの言う通り、軽い!

すっかりこの料理に興味がわいて、作り方を調べていたところ、こちらの動画に出会いました。

そういえば、タイでも何某かの葉っぱで巻いた蒸し料理売ってたな。この前作ったタイ風栗おこわも、炒めた後でこうして葉っぱで巻いたものを蒸しても良いかも。となると、上の動画の最後の方に出てくる道具、欲しい。どこかに売ってないな。

ベトナムチマキに添えたのはタイ式の薄味に仕上げた豚肉団子と春雨のスープと

ペンシー先生のフュージョンタイ料理、海老とアボカドのヤム。フルーティー&クリーミーでしかもピリ辛。一度食べだすと口に運ぶ手が止まりません。

今日も楽しくて美味しい朝ごはん。幸せだわー。

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おうち修行 調理器具

ソムタムピーラー(มีดขูดมะละกอ)

美味なるは完熟マンゴーのみにあらず。青マンゴーも旨きことよ。

ご近所の庶民の味方スーパーにもタイ産マンゴーがお手頃価格で並ぶ季節がやってまいりました。タイ料理にはまるまでは、4月前後がマンゴーの旬だなんて知りませんでした。日本の真夏に一生懸命探してもないわけだ。まさか同じ北半球で真夏の時期が違うなんて、思いもしないじゃないですか。(タイは4月が酷暑)

で、このマンゴーを見つけたワタクシ、すぐに錦糸町へと向かいました。完熟マンゴーが市場に出回り始めたということは、未熟なマンゴーの価格も下がっているはず!

やっぱりありました!冬場は驚くほどのお値段がついていた青マンゴーが3個で1000円を切る価格。この時を待ってました!ということで早速調理にかかります。

「ソムタムピーラー」、活躍の時。

こちら、タイではおなじみのキッチンツールブランド、「KIWI」の波刃ピーラーです。青パパイヤを使ったソムタムいろいろを作る際には欠かせません。

使い方はいたって簡単で、食材の皮を剥いたらこのピーラーでシュシュっとやるだけ。

それでは早速シュシュっと。

やっぱりスタートから直にこのピーラーを使うと繋がるか。包丁でマンゴーの表面をザクザクすればよかった。が、細かいことは気にしません。そのままシュッシュ続行。

後半は無事に千切り状になりました。ちなみにこちらのピーラーは、キュウリやニンジンなどの皮を剥くのに使うと、食材が一気におしゃれになります。

これを輪切り、いちょう切りなどにすれば、ニンジンがお花のような可愛らしい姿になります。

さてさて。ソムタムピーラーで千切りにした青マンゴは同じく千切りにしたニンジン、薄切りにしたアーリーレッド、揚げたカシューナッツも加えてヤムにしました。こちら、ソムタムに見えますが、和えたのみなのでヤムです、ヤム。そこにこれまた旬のイチゴもプラス。これがお皿に盛り付けると最高にかわいいのですが、その模様は後ほど。

習いたての「豚肉と大根の梅干しスープ」復習。

昨日、またまた「タイ料理教室diidii」でレッスンを受けてきたのですが、そこで教えていただいた「豚肉と大根の梅干しスープ」を早速復習しました。

食材と調味料をすべて鍋に放り込んで煮るだけの簡単スープ。しかもすっごく美味しい!という神レシピ。本来はここで完成!なのですが、昨日「樋口豆腐店」にて美味しい絹ごし豆腐を買ってきたので、そちらも加えてみることに。

またしても得意の初回からアレンジです。この豆腐を加えることを考え、本来は大根も豚肉も大きめに切るところを、食べ応えのあるサイズのさいの目にカット。豚肉と大根をじっくり煮込んで、お豆腐は最後に投入。豆腐が温まればスープの出来上がり。

ちなみに、最後に豆腐が入ることを考え、水の量もレシピより減らしました。さてさて、美味しくできたかな。

「青マンゴーとイチゴのヤム定食」でおうちモーニング。

なんともかわいい本日のおうちモーニング。

なにがかわいいって、このイチゴのヤムですよ。プチトマトの赤とはまた違った艶のある赤が素敵!

このヤムはお魚のフライに添えるのが個人的には好きなのですが、フライを揚げるのは正直面倒な上に、カロリー過多となること間違いなしなので、今日はヘルシーにがんもどきに添えてみました。

こちらも「樋口豆腐店」さんで買いました。ゆり根入りの「つまみぐい」なる名で売られているがんもどき。食べる直前にグリルでカリカリに焼きました。

青マンゴーのヤムで食べるのに飽きたらタオチオと生姜ベースのたれで味変。このヤムとたれがあれば、がんもどき5個はいけちゃいます。

そして、早速復習したスープ。予想通り、絹ごし豆腐との相性抜群でした!食材を揃えてさいの目切りにしたのも正解!豚肉とタイ調味料のうまみを含んだ大根と軟らかく煮えた豚肉、口の中でほどける柔らかさの豆の風味豊かな絹ごし豆腐、梅干しの酸味が溶け込んだスープ、それを一緒に口に入れた時の美味しさと言ったら。みなさん、こんなタイ料理もあるんですよ。

ごはんは中華料理の影響を受けたタイ風栗おこわ。こちらはお料理教室からの持ち帰り品。これもとっても美味しいのです。週末には復習しましょう。

それにしても青マンゴーのヤム、美味しかったな。イチゴを入れたのも大正解。野菜とタレ、カシューナッツを別々に保存しているので、食べる直前に和えて、数日は存分に楽しむ予定です。

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タイ料理図鑑 3)揚げ物・焼き物

オースワン(ออส่วน)

こちら、本日のおうちモーニングです。最近暗いニュースばかり、いろいろと自粛ムードな中で、誰に気兼ねすることなく思う存分楽しめることと言えば自宅で料理に限る!ということで、朝から空腹に耐えつつ、タイ料理をせっせとこしらえましたよ。おかげでココロもお腹も満タンです。

大ぶりな牡蠣ゲット!早速作るは「オースワン」。

毎度お世話になっている地元の魚屋さんで、大ぶりの牡蠣が特売になっているところに遭遇し、迷わず飛びつきました。そして、先日習った「オースワン」を早速復習です。

タイ料理で牡蠣三昧!食材を極めるタイ料理教室。 | タイはおいしい天国。

先日、久しぶりにMay先生のタイ料理教室へと行って参りました。申し込みが遅れ、1・2月はキャンセル待ちとなっていたのですが、空きが出たということで即申し込み。それが食材「牡蠣」を極めるレッスンでした。 目次 1 タイ風牡蠣のフライはたっぷり

オースワンはタイ風のもんじゃ焼き、といったところ。表面をカリッと仕上げて中はふわトロ、が理想の仕上がり。材料もシンプルで、作り方も簡単といえば簡単。ポイント&問題は焼き加減と生地をうまく返せるかどうか。

実際、生地を最初に返す時にはやや苦労しましたが(←問題は我が家のフライパンの形状にある、と思っている。。。)どうにかこうにか形になりました!

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こちら、生地をフライパンに流した後は必死すぎて、写真など撮る余裕はありませんでした。途中、やや苦戦した部分はあったものの、最終的には何とか形になってほっと一安心。何より、理想の食感が出せて大満足。オースワンうまい!

たっぷりの白胡椒と、こちらのタレがオースワンの美味しさのもう一つのポイント。このタレも含め、あまりに美味しくごはんが進みすぎました。

アレンジレシピ、「ホタルイカのヤム」!

そして、牡蠣と並んで売られていたのがこちらの大きなホタルイカ。少し前までは悲しいぐらい小さなものしか見かけなかったのですが、ここにきて、売り場のホタルイカのサイズが一気にアップ!しかも安い!ということで、ホタルイカも迷わず購入。

これをどう調理しようか…と考えていた時にふと思いつきました。

タイの鶏飯「カオマンガイ」はタレが美味! | タイはおいしい天国。

目次 1 東南アジアで大人気!のチキンライス、タイバージョン。2 メイン以外のメニューもいつも通り美味しい。 東南アジアで大人気!のチキンライス、タイバージョン。 茹で鶏と、その茹で汁で炊いたお米を一緒にいただく海南鶏飯(ハイナンジーファン

以前、このレッスンで習った「ヤム・プラームックヤック(たこのカルパッチョ)」、これをホタルイカで作ったら美味しいのでは?と。

結果、大正解。こちらのヤム、ベーシックなタイ料理のヤムドレッシングに、とある日本の調味料を加えるのです。ホタルイカのプチっとした食感と、噛んだ後に口の中に広がる旨味、ヤムドレッシングのさわやかな風味が相まって美味。これ、かなりおすすめです。

おまけにルークチン入りのスープまで食べてもうお腹ははち切れんばかり。もうすっかり日も暮れたというのに未だお腹が空かず、です。