カテゴリー
雑記諸諸

世界の料理がずらり!これぞ「大人ピクニック」

新宿御苑で持ち寄りピクニック

少し前のことになりますが、お料理好きな皆さんと「持ち寄りピクニック」に行って参りました。

場所は新宿御苑。暑さもだいぶ和らぎ、当日はほどよい薄曇り。メンバーはそれぞれ得意とする料理のジャンルが違うことは知っていましたが、各人が持ち寄った料理が並んで見れば手が込んでいる上に美味しく、豪華で贅沢なことこの上なし!もうテンション上がりまくりでした。

私は「タイ」と「インド」で参加。

私が持参したのはインドのスナック「サモサ」とタイの焼き鳥「ガイヤーン」。

前日に「サモサ」は揚げるだけ、「ガイヤーン」も焼くだけのところまで仕込みを終えておきました。それから写真にはありませんが、タイのごちそうサラダ「ヤムヤイ」も準備。これらを携えいざ新宿御苑へ!

各国料理が並ぶ贅沢。それはまさに「大人ピクニック」と呼ぶにふさわしい宴でした。

キャンパーだという主催者のRさんがいろいろ準備してくださって、私はもうその恩恵を被るのみ。席がセッティングし終わったところで早速料理を並べていきます。

本物の「タコス」、生まれて初めて食べました。

こちらはメキシコ料理がお得意なMさん作の「タマル」と「タコス」。手前に見えるオリジナルのサルサが美味しいの。しかも「タコス」は私が今まで食べてきたそれとは別物!こんなにバリエーションがあのね。そして美味しい!

ちなみに、上のタコス(アボカドとオレンジがのっている方)に見える茶色い具材はハイビスカスの花を調理したものなんだとか。

玉蜀黍の甘味が凝縮された「タマル」は、酸味のあるヨーグルトベースのソースとうま味たっぷりのピリ辛「サルサ」をかけるとその美味しさが数段アップします。

魚のすり身揚げも手作りなアッパレ「バインミー」

おしゃれな紙皿におしゃれな包み紙。この女子力高めプレートはAさん提供。

バインミーの中をちらり覗くとそこには魚のすり身揚げが。もちろんこれも手作りです。程よい歯ごたえと、香ばしく上がった魚肉、練り込まれたハーブの香りも最高!肉もいいけど魚もいい。

そしてもうヒトシナの「レモングラスつくね」、焼いたことで香ばしさとレモングラスの香りが染み込んだつくねは、こうしてハーブと一緒にソースに浸していただきます。これ、私も作りたい!

なんでもこのお料理、ベトナムで食べて美味しかったので自宅で再現してみたんですって。そういう舌と料理の腕が私も欲しいわー。

世界三大料理の一つ「トルコ料理」もあるよ!

「ムジュベル」に「ドルマ」、もう料理名がすでに呪文レベルですが、こちらはMさんが持ってきてくださったトルコ料理。

軽く調理したお米をピーマンに詰め、さらに茹でたという「ドルマ」、トルコの国民食だそうですが、初めていただきました。軽くて優しい味わいは米だということを忘れて無限に食べちゃいそう!

「ムジュベル」はズッキーニのトルコ風おやき、といったところ。チーズも入っているので風味豊か。日本人も絶対好きな味。イスタンブルも俄然行ってみたくなったぞ。

おそらく日本初、ピクニックで「インレーモヒンガー」

最後はミャンマー料理をこよなく愛し、その研究に余念のない主催者Rさんのお料理。なんと!ピクニックにも関わらず、あたたかな麺料理を振る舞ってくださる、とのこと。

シェラカップに盛り付けられていく「インレーモヒンガー」。その様子を見ているのもまた楽し。

ピクニックといえど一切手抜きなし!の「インレーモヒンガー」がこちらです。うま味たっぷりのお魚スープはピリ辛でほどよい酸味があって、これまた無限にいけちゃう感じです。麺まで手作りっていうんですから、恐れ入りました。

そして最後に出していただいたミャンマーのデザートはお腹いっぱいすぎてお土産に。帰宅してから美味しくいただきました。

各国料理大集合!の図。

新宿御苑の木々と芝生の緑に囲まれて、ハイレベルな各国料理をいただく。まさか、こんなに贅沢なピクニックになるとは、お誘いいただいたときには夢にも思わず。とにかく最高のひとときでした。

みなさま、美味しいお料理と素敵な時間をありがとうございました!

カテゴリー
ベトナム料理

ベトナムちまき「Bánh giò」とタイ料理で朝ごはん!

「新しい友達」と「新しい料理との出会い」が一度にやってきた!

吉祥寺にあるベトナム料理店「WICH PHO」でこちらのランチをいただいたその日、隣のテーブルで食事をしていたオネエサンが「これ美味しい!どうやって作るの?」「もち米じゃないんだ。」「一時間も練るの?」などと手が空いた店員さんを引き留めてはいろいろ話し込んでいました。

見ると、ランチメニューにはないものを食している様子。料理好きのワタクシ、もう気になって気になって…「何が美味しいんですか?」とたまらず話しかけてしまいました。

その美味しいものの正体はこちらの「Bánh giò」。お持ち帰り用として作っていたものを、そのオネエサン、お願いしてお店で食べさせてもらったのだとか。しかもフォーセットを完食した後で。素敵。

「もち米じゃなくて普通のお米の粉から作られているから、軽いわよ。麺を食べた後だったから1個しか食べられなかったけれど、そうじゃなかったら2個は余裕よ。」と。ますます素敵。

フィリピン出身だというそのオネエサンも料理好きだそうで、レストランで美味しい!と思ったものは作り方を聞いて自宅で再現してみるのだとか。その後はフィリピンの食の話、お互いの仕事の話などで盛り上がり、帰り際にはお互いのインスタアカウントをフォロー。また一緒にランチしよう!ということでお別れしました。

…と余談が長くなりましたが、そのFilipinaのオネエサンのおかげで知ることができたベトナムちまき「Bánh giò」。もちろん帰り際に買いました。

ベトナムちまき「Bánh giò」とタイ料理で泰越折衷の朝ごはん。

ということでこちら、本日のおうちモーニング。

バナナの葉で巻かれているこちらのちまきはラップごとレンチン。熱さと戦いながら包みを解いていくと…

つるりとした白く美しいちまきが姿を現しました。

割ってみると中にはウズラの卵、豚ひき肉、刻んだきくらげがたっぷり入っています。肝心の味は…というと素材そのまま。ほとんど味はついていません。

ということで食べるときにはチリソースや、こちらの特製ダレをつけていただきます。甘酸っぱいこちらのタレにはニンジン、大根のほかにベトナムハムも入っています。ほんのり辛味も効いていて美味しい!

本当は特製ダレもチリソースも上からバーッとかけるものなのかもしれませんが、とりあえず今回はこんな感じでいただいてみました。

食べてみるとお米の粒がそのまま残った中華粽とは別物です。米粉を練り上げて作ったという白い部分はお餅とも違うし、本当にこの料理で初めて出会った食感。しかもフィリピン人のオネエサンの言う通り、軽い!

すっかりこの料理に興味がわいて、作り方を調べていたところ、こちらの動画に出会いました。

そういえば、タイでも何某かの葉っぱで巻いた蒸し料理売ってたな。この前作ったタイ風栗おこわも、炒めた後でこうして葉っぱで巻いたものを蒸しても良いかも。となると、上の動画の最後の方に出てくる道具、欲しい。どこかに売ってないな。

ベトナムチマキに添えたのはタイ式の薄味に仕上げた豚肉団子と春雨のスープと

ペンシー先生のフュージョンタイ料理、海老とアボカドのヤム。フルーティー&クリーミーでしかもピリ辛。一度食べだすと口に運ぶ手が止まりません。

今日も楽しくて美味しい朝ごはん。幸せだわー。

カテゴリー
雑記諸諸

吉祥寺にあった!美味しいベトナム料理店「WICH PHO」

「WICH PHO(ウィッチ・フォー)」はこんなお店です。

先日同僚&友人のSちゃんに誘われて初めてお邪魔したベトナム料理店。昨年秋にオープンしていたようですが、全く知りませんでした。

お店の名前は「WICH PHO」。吉祥寺駅から徒歩4分のところにあります。

1989年に設立されたアメリカのブランド− WICH PHO (ウィッチ・フォー)が日本に初上陸

お店は雑居ビルの地下一階にあるのですが、この通り…

天井が高くて店内広々!

フロアの一角には水槽もあって、可愛いお魚さんが4匹泳いでいます。

サブメニューも充実のフォーセット。

こちら、ランチメニューの麺ラインナップ。

初回のこの日は牛肉のフォーセットを注文しました。

各テーブルには調味料が用意してあり、味変を楽しむことができます。スープも麺もおいしい!量もたっぷりでお腹いっぱいになります。

そして、一緒にトレイにのって運ばれてくるサイドメニューがこれまた素晴らしいのです。麺には揚げ春巻きと生春巻き、デザートが付いてきます。しかもこの春巻きには、それぞれに合う2種類のソースが添えられているというこだわりよう。生春巻きは具沢山でギュギュっと巻かれています。揚げ春巻きはクリスピーな食感が最高!ランチのサイドメニューでこのクオリティーのものに出会うことってなかなかないです。

卵と豚の角煮定食もウマウマでした。

フォーランチの美味しさに感動し、数日後すぐに再訪。最初の来店時から気になっていたベトナム風の卵と豚の角煮「Thit Kho Trung」をオーダーしました。

メニューの写真よりも豪華!

メニューでは「うずらの卵」となっていましたが、実際に出てきたのは中に卵がまるごと入ったさつま揚げ的なものと豚の角煮。タイ料理のカイパローそっくり。甘すぎず、塩辛すぎずのちょうどいい味付け。汁もごはんにかけつつ完食しました。

スープは数日前に食べたフォーの麺抜き。シンプルな中にも旨味があって美味。

そして私がこの日特に気に入ったのがこちらのサブおかず。カレー風味のなます。ニンジン、もやし、高菜も入った新感覚のなます。これ、自分でも作れるようになりたい!

デザートは小さいサイズのチェー。こちらも一切手抜き無しです。

久しぶりに良いレストランに巡り合いました。ランチでこんなにしっかり作り込んだ美味しいお料理を出してくれるお店って貴重です。来週もまた1回は行くだろうな、これは。

カテゴリー
May先生

「ヤミーズディッシュ」、タイ&インド&ベトナム料理を一度に味わう贅沢レッスン。

タイ料理研究家で『Tit Cai Thai Food』主宰の長澤恵先生、インド料理研究家で『サザンスパイス』主宰の渡辺玲先生、ベトナム料理研究家で『an com』主宰の伊藤忍先生、3人の料理を一度に習えて味わえる贅沢レッスンが年に数回開催されます。2019年秋のテーマは「鶏肉を使ったお料理」。各国料理の特徴が見える非常に楽しいレッスンとなりました。お料理の味はもちろん最高です!

仕上げのスパイス一つで味わいががらりと変わるを体感!「ホワイトチキンカレー」

インド料理の渡辺先生は、今回北インド、イスラーム式のチキンクリーム煮的なカレーを紹介してくださいました。味わいはいたってマイルド。なんと!カイエンペッパーが入りません。ホールスパイスもビッグカルダモンが入っていたりと今まで作ってきたインドのカレーとはちょっと趣が異なります。

「ホワイト」なので玉葱も今回は焦げ茶色になるまで炒めることはしません。トマトもなし!その代わりに加える酸味がたっぷりのヨーグルト!

パウダースパイスもターメリック少々、ホワイトペッパー、コリアンダーのみ。すごくシンプル。

そしてここで加えるのが生クリーム。これでコク増し。ただ、この段階で味を見るとどうにも物足りない、心許ない感じ。ところが、これが激変する瞬間をこの後2度体験することになります。

1度目はこの渡辺先生オリジナルのガラム・マサラを加えた時。味がぐっと深みを増し、香りも数段アップ!加える前とはもはや別物レベル。

そして仕上げに加えたカスリメティと刻んだ茹で卵でまたまたカレーが大変化。サラリとした軽い口当たりだったものが、コクがあり、余韻の残るレベルに昇華!

やっぱりすごいわ、渡辺先生。そしてインド料理もやめられない、と思うのでした。

ペーストから手作り!のグリーンカレーは色と香りが別格。

タイ料理の長澤先生からはグリーンカレーが紹介されました。こちら、実は個人的に長澤先生の教室で習い済み。が、なんと!市販のペーストを使う予定が、「昨日、気合が入ってしまって。」とMay先生がグリーンカレーペーストを手作りしてくださっていたのです。ちょっと味を見させていただきましたが、市販品とは香りがまるで違う!しかもそのレシピもいただけて。これはうれしい!

グリーンカレーに欠かせないタイの丸茄子。先生も納得のクオリティー。

グリーンカレーのように油分をあえて分離させる系のお料理は、加えるココナッツミルクからその油をしっかり引き出してあげるのが美味しく仕上げるコツ。

そして見た目も美しく仕上げるのがMay先生のこだわり。丸茄子は美しき色をキープしたい。ということで酸化厳禁。できるだけ空気に触れるのを防ぎます。ということで、茄子を加えレードルでひと回ししたら即、蓋。

そうすればこんなに美しいグリーンカレーが完成するのですよ。

今回はデモ形式なので、お料理を作る様子をじっくり見てそしていただくのみ、というなんとも幸せなレッスンです。(この日は疲れていたため、それが非常に有難かったのです。。。)

グリーンカレーは食べる際にナンプラーを一滴垂らすと味がグッと引き締まり、雰囲気が変わります。

ベトナム料理にはまる予感。美味なる蓮の葉蒸し。

ずっと食べてみたかった忍先生のベトナム料理!しかも今回は「鶏の蓮の葉包み蒸し」。おもてなし料理としても使える、酒の肴としてもごはんのお供としてもおいしいオカズを教えていただきます。

鶏の手羽先は三等分。

この鶏手羽には下味をつけておきます。置く時間は15分ほど。

蓮の葉はたっぷりの水に一晩漬けて戻すんですって。

包むのが蓮の葉なので、蓮の実も入ります。兄弟?親子?なので、相性は良いに決まっている、という組み合わせ。ここでは戻し方、茹で方、その際のポイントを教わりました。

下には蓮根を敷き、その上に下味をつけた鶏手羽と蓮の実を。

これをくるりと包んで後は蒸すだけ。

こんなのが出てきたらテンションが上がるに決まってる、というビジュアル。開けるワクワク感もいい。

立ち上る湯気、蓮の葉の香り、垂涎もの!そしてひと口。想像の斜め上を行く美味さに涙が出そうになったよ。

簡単にできるレモンダレをつけると、その美味しさにまたしてものけぞりました。やっぱりベトナム料理もおいしいなぁ…ということで、気の多いワタクシ。

昨日この本を買いまして、只今読みふけっている最中です。