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2)炒め物

ソフトシェルクラブの黒胡椒炒め(プーニムパットプリックタイダム/ปูนิ่มผัดพริกไทยดำ)

ソフトシェルクラブの一番好きな食べ方、黒胡椒炒め。

タイ料理でソフトシェルクラブと言えば、プーニムパッポンカリーが最も有名かと思います。私がタイ料理にはまるきっかけともなった料理でもあり、個人的には思い入れもひとしお。

しかしながら、正直に申し上げましょう。この黒胡椒炒めを習ってしまったら、簡単だしおいしいしで非常に気に入ってしまい、作った回数もパッポンカリーの倍以上かと。ご飯に合うのはもちろんのこと、お酒にも種類を問わずよく合うのです!呑兵衛さんに心からお勧めするタイ料理でもあります。

ソフトシェルクラブは手間を惜しまず揚げましょう!

この黒胡椒炒めを作るにしろ、パッポンカリーを作るにしろ、加えるメイン食材はぜひぜひ油で揚げてください!今回は「プーニム」が主役ですが、ほかに烏賊やエビ、ホタテなどの海鮮、あるいは鶏肉などで作ってもおいしいです。が、いずれもやはり、粉を軽くまとわせてカラリと揚げてください。

揚げずにそのままフライパンに放り込んで炒めるレシピも多いですし、その作り方が決して手抜きなわけではありません。でもね、揚げることによって食材が香ばしくなり、断然おいしくなるのです!ということで、くどいようですが、メイン食材はぜひ揚げてください。

ソフトシェルクラブの黒胡椒炒め、作り方。

まずはメインの香辛料、黒胡椒とタイハーブのたぐいをクロックで叩き、ペーストにします。

これを熱したフライパンに油を敷いて炒め、良き香りがしてきたら野菜の類をすべて加えて強火で手早く混ぜます。

そして、野菜に火が通ったら(この炒め加減は完全に好みの問題です。シャキシャキが良ければ1分程度でよいでしょうし、くったりしたお野菜が好きならもっと長い時間炒めてください。)揚げたメイン食材を加えてさらっと炒めれば…

プーニムパットプリックタイダム/ปูนิ่มผัดพริกไทยดำの完成です!

このタイ料理もまたご飯がススム君。そして「タイ料理の甘み、辛味、酸味が入り混じったあの複雑な感じが苦手で…」という方も、このお料理を食べたら必ずや「おいしい!」と言ってくれるはずです。

タイのホムデン(紫色の小さなたまねぎ)の代わりに普通の玉ねぎを使ってもよいでしょうし、プーニムは先にも書いたように、ほかの海鮮に置き換えてしまえば材料を揃えるのも簡単!(個人的にはエビとベビーホタテの組み合わせがおすすめです。あ、イカもおいしいですよ。)

こうして書いていて思いましたが、この黒胡椒炒め、実はタイ料理ビギナーさんにぴったりかと。興味を持った方、ぜひぜひ作ってみてください。

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yukko先生

ソフトシェルクラブは黒胡椒炒めも美味しい!「プーニム・パット・プリックタイダム」

プーニムでタイ料理はじめを懐かしむ。

こちら、yukko先生おすすめの下処理がきちんとなされたプーニムちゃん。今回は1年と10ヶ月前に参加した料理教室の備忘録になります。

yukko先生の教室にお邪魔するのは2度目、というタイ料理ド素人の当時、まだまだ緊張していたのか、このレッスンで撮影した写真は完成した料理のみ。

この「プーニム」からタイ料理にはまったんだよなあ…と思うと、私にとっては非常に重要かつ思い出深い食材です。

そしてこの後、様々なタイ料理店に行くも、このプーニムを出してくれるところってなかなかないことを徐々に知ることとなります。つまり、日本で本場の美味しいタイ料理を味わいたいならdiidiiに行くべし!ということ。私が通い続ける理由の一つです。

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。

タイ料理教室diidiiの「本格タイ料理Gコース第3回」は蟹の黒胡椒炒めを作りました。

「プーニム」と聞いてまず思い浮かぶタイ料理は甘辛でクリーミーなカレー炒め。

これはこれでもちろん美味しいのですが、黒胡椒の風味と辛味を効かせた炒め物も大人味で美味!

https://www.instagram.com/p/B-wopT0HNgP/

実はこの炒め物、予算の関係上プーニムで再現したことはなく、いつもこんな感じで手に入りやすい海鮮食材で作っています。美味しく作るポイントは面倒だと思わずに魚介類は粉をまぶして揚げること!この一手間でかなり本格的な味に仕上がります。

ゲーンリアンはこの回で習っていたのね。今日も食べたわ。

ゲーンリアンは一口大よりやや大きめに切った野菜がたっぷり入ったタイ南部のスープ 。タイの海老味噌「ガピ」の発酵食品特有の風味と胡椒の辛さが効いていて、個人的に大好きなスープの一つです。今ではもはや…

https://www.instagram.com/p/CFLrm46n5_k/

冷蔵庫の余った野菜消費に一役買ってくれるタイ料理となっております。

そしてもう一品が「 ム-・マナオ(焼き豚のレモンソース)」って豪華すぎるでしょ。

「ムー」は豚、「マナオ」はタイの柑橘。こちら、火を通した豚肉にマナオソースをかけたお料理です。 豚は薄切肉を軽く茹でて盛り付け、そこにソースをかけていただくのが定番のスタイル。

でもyukko先生から習ったのは少し厚めの豚肉をソテーして、茹でたカナー(青菜)を敷きつめたお皿に盛り付け、ソースをかけるというもの。調理法と食材をちょっと変えるだけでおもてなしにも使える一皿に昇華!

ただ今冷蔵庫にマナオによく似た日本の柑橘「へべす」があるので、週末にでも久しぶりに作ってみようかな。

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yukko先生

ソフトシェルクラブ最高!プーニムパッポンカリーを作る。

「タイ料理」というよりも「素敵な料理教室がある」ということで紹介していただいた「タイ料理教室diidii」。そこで初めて食べた「プーニムパッポンカリー」は絶品でした。どうして今までこの料理を知らなかったのか。もっと早くに出会いたかった!

蒸して揚げる、このひと手間が大事。

こちら、冷凍庫から出したばかりのプーニム。

ソフトシェルクラブは冷凍品を通販で購入できますが、下処理がしてあって質の良いものを買うことがまず美味しい料理を作る上での第一歩。ということで先生がお薦めしてくださったのはこちらでした。


これをまずは蒸し器で蒸しまして、

それから6等分し、粉をまぶしてからりとあげます。どのように6等分するかはレッスンにて図解付きで説明があります。

すでに美味しそう!

調味料含め、材料は多いです。

すっかり見慣れたタイの調味料も、この時は新鮮な気持ちで眺めてたな。

味付けにはこれらの調味料の他に、カレー粉や砂糖、ココナッツミルクなんかも入ります。種類は多いのですが、卵を含め、1つのボウルに全部合わせておくので、その点は楽。

油通しで色よく!

彩り野菜はさっと素揚げして美しい色を引き出します。タイ料理はとにかく見た目も美しいのがポイント。

下処理に手間はかかれども、仕上げは「秒」です。

こちら、完成したプーニムパッポンカリー。

材料は全て火が通っているので、あとは調味料を加えた卵液と炒めるだけ。熱したフライパンで香味野菜を炒めたら、蟹と野菜と入れ、卵液を加えて半熟状態で火を止めれば完成。

生の茄子をいただく初めての体験。

ヤム・ムー・マクア(豚肉と茄子のスパイシーサラダ)

そして、この回の副菜はヤム・ムー・マクア(豚肉と茄子のスパイシーサラダ)なるもの。なのですが、この茄子、なんと生なのです。初めて味わうタイハーブ、特にレモングラスとバイマクルーの香りに感動し、なにより生の茄子がこんなに美味しいなんて!と、メインのプーニムパッポンカリー以上に感動したものです。(←遠い目)。

バイマクルーがまったく千切りになっていない1年前(笑)。

こうして記事を書いていると、「こんな美味しい料理もあったわ」と思い出す今日この頃。このサラダもぜひ今月、復習しようと思います。

美味しくて美容にもいい!カオニャオ・ダム。

黒いもち米、うまい。

そして、この黒いもち米を使ったデザート、甘く煮たお米とお芋に塩気の効いたココナッツクリームをかけていただくその組み合わせに驚きつつも、甘味と塩味の絶妙なバランスにこれまた感嘆したのでした。

この回のレッスンメニュー

diidiiのレッスンはとにかく1人前がたっぷり!
  1. プーニム・パット・ポンカリー(ソフトシェルクラブのカレー炒め)
  2. ヤム・ムー・マクア(豚肉と茄子のスパイシーサラダ)
  3. カオニャオ・ダム(黒米のぜんざい)

こちらの「プーニムパッポンカリー」レッスンが10月にも開催されます!…といっても、もう残席僅かのようですが、本当に美味しいプーニムパッポンカリーを食べられる、自分でも作れるようになるチャンスです。気になる方はレッスンの空き状況を含め、ぜひチェックしてみてくださいませ。

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。