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2023年8月_バンコクひとり旅

ヤワラート「和豊成(フアセンホン)」の中華から始まる一日【2日目①】

まずは「TANG CAFE & BAR」で朝の一杯。

そもそも、いつどこに行くかなどまったく決めないままバンコクまで来てしまった今回の旅。この日の予定も朝起きた時点でまだ無し、という状態。とりあえず出かける準備をして、1日のプランを練ろう!とホテル近くのカフェ「TANG CAFE & BAR」へとやってまいりました。

こちらのカフェ、1階席とテラス席のほかに2階もあります。コンセントを自由に使える席もあるようで、旅行者にとってはなかなか使い勝手がよさそう。

タツノオトシゴのラテアート、素敵です。

オーダーしたカフェラテがやってきました。ラテアートがかわいいのはご覧の通りですが、コーヒーもちゃんとおいしい。これ、大事。

このカフェ近辺に居ついていると思しきハチ割れ猫、登場。バンコクもやはり猫が多いな。

人懐っこくて、かわいい。

これぞまさに看板猫。

観光客が何かを目当てに歩き回るエリアではないかもしれませんが、ご縁があればぜひどうぞ。街の喧騒から逃れ、歩き疲れた足と心を休めるのにはぴったりのカフェです。

目的地をバンコクの中華街「ヤワラート」に決め、いざ出発!

朝ごはんはバンコクの中華街で食べよう!と決め、地下鉄のWat Mangkon駅までやってまいりました。

地下鉄の出口付近からパッと目を上げると見える古いマンション。バンコクの新旧が混在する街です。

台所用品店を見かけると、つい意識がそちらに行ってしまうのはもはや病気。お隣で売っている中華菓子もおいしそうです。

このお店もなかなか人気があるようで、来店客が絶えません。

パートンコーにも呼ばれている気がするけれど、ここで食べてしまっては朝ごはんのおいしさが半減するので我慢我慢。

他にはカリーパフ屋さんや、中華饅屋台、北京ダックを手軽にいただける食堂なんかもあって、食べられる量に自信がある方は片っ端から食べていただきたいです。きっとおいしいはず。最近、加齢による衰えが最も強く胃腸に表れている私には、そんな芸当は到底無理。眺めるだけ眺めて素通りしまくりました。

朝からおいしい「和豊成(フアセンホン)」。

朝ごはんはせっかくだから!と中華街の人気店、「和豊成(フアセンホン)」でいただくことに決めました。お店までやってくると、店頭にはずらりと並ぶ、持ち帰りもOKのお料理たちが。ここ、店頭なのですがこのショーケースの裏手が調理場になっていて、大鍋で麺を茹でたり、調理人の皆さんがフライパンをあおったりしています。なぜかそこを写真に収めなかったんだよな~。悔しい。

「和豊成(フアセンホン)」と言えば有名なのはフカヒレ料理。ですが個人的にあまりフカヒレには食指が動きません。それよりも私の目には点心の方が魅力的に映ったため、そちらから3品オーダーすることにいたしました。

そうして待つこと5分。いや、3分だったかもしれません。それぐらい早い。テーブルに運ばれてきたお料理たちがこちらです。

豚肉のシュウマイと海老の蒸し餃子、そして具だくさんの中華粽!

中には干しエビや銀杏、ピーナッツ、蓮の実、中華ソーセージ、シイタケ、鶏肉と、そしてなんとタロイモ餡が入っています。粽に餡…一瞬「えっ!?」と思いましたが、あんこ好きな私はおいしくいただきました。ただし、これは好き嫌いがわかれそうです。

蒸し海老餃子は上に貝がのっかっているものを注文しましたが、プリプリで美味しかったなー。焼売も胡椒が効いていて美味。味もしっかり目についているのでタレなしでもいけます。

私は開店してすぐぐらいの時間にお邪魔したのですが、9時半ごろには団体が入ってきて、店頭すぐのスペースはいっぱいになりました。ただ、お店の奥の方はまだまだ席に余裕ありだったので、11時から14時ぐらいを避ければ並ばず&お料理を待たずに済むのではないかと思います。

食材好きなら歩くだけで楽しい市場「 イサラーヌパープ 」。

点心でおなかがいっぱいになったところで、ヤワラート散策です。まずは私が大好きなタイ料理の食材がたくさん拝めそうな小道を歩いてみることにしました。

乾物屋さん、練り物屋さん、お総菜屋さん、漬物屋さん、薬屋さん…さまざまなお店が所狭しと商品を並べて売っています。

この雰囲気、とても好き。

バンコクでは手に入りにくい乾燥させたロンガン(龍眼)や マトゥーム (英語名はベールフルーツ)もここでなら確実に手に入ります。

私が個人的に一番気に入ったのは、こちらの写真左手に見えるスパイス専門店。ここでなら、タイ料理で使うものはもちろんのこと、大抵のスパイスは揃うと思います。

どんなにおなか一杯でも行きたいしイケる!「シンガポールポーチャナー」

中華食材の市場を小一時間歩いたところで、お腹なんて空きやしません。しませんがだがしかし。今回の旅に来る前に、タイ料理友の一人であるAちゃんから、中華街にある美味しいロッチョンのお店を教えてもらっていました。ここはなんとしても行き、そして食べなければなりません。頑張りどころです。

曲がるべき道ではなく、一本手前の通りに入ってしまいましたが、出ることさえできればモーマンタイ。

「シンガポールポーチャナー」という名のロッチョンシンガポールのお店です。上の写真正面に見えるところで注文するとすぐに作ってくれます。

それにしても暑い。店内にクーラーはなく、涼を得るのはシーリングファンから送られてくる風と、デザートに入った氷頼み。

店内には過去に王族の方が訪れた時に撮影したと思しき写真がずらり。私が訪問した時は店内のお客さんはまばらだったのですが、ちょうど大量のモバイルオーダーが入った直後だったらしく、その準備が一段落するまで少し待ちました。

そうして待つことしばし。やってきました、こちらがこのお店自慢のロッチョンシンガポールです!

一番底に沈んでいるのがジャックフルーツ入りのシロップ、そこに翡翠色のロッチョンが入ったほんのり甘いココナッツミルクが注いであり、上にはたっぷりのクラッシュアイスがのっています。

このほんのり甘く、のど越しの良い冷たいスイーツなら、どんなにおなか一杯でもさらっと入ります。これは良い!

ロッチョンシンガポールが食べられるお店はバンコクにはいくつもありますが、ここが元祖とのこと。ヤワラートの街並みを楽しみつつ、ぜひ足を運んでみてください。お勧めです。

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タイ料理図鑑 7)スイーツ・ドリンク

カオニャオマムアン(ข้าวเหนียวมะม่วง)

カカクヤスクの某スーパーでタイ産マンゴーゲット!

さてさて。昨日1年前に参加した「カオニャオマムアン」レッスンについて書いたばかりですが、書いているうちに無性に食べたくなり、本日早朝より近所のスーパーに行ってまいりました。置いてあるかどうかもわからないまま向かったのですが、ありましたありました。しかも恭しく個包装なんかされちゃって。でもこれをやられちゃうと、品定めするのが大変なんですよね。私が見たいところが見えない!とりあえず、じっくり見比べて、「これだ!」と思うものを手にレジへと向かいました。

ちなみに私が一番見たかったポイントはここ。蜜の出具合を確認したかったのです。うん、まぁいいかな。パッケージから出して手に取ってみると実もほどよく柔らかくなっており、甘い良い香りもします。これは食べごろ!

その重さ268グラム。風袋は引いてあります。ちょっと小ぶりだなぁ。お値段398円(税抜)。まぁ遠出しなくても買えただけで良しとしましょう。

タイでマンゴーはおいくら万円?

こちら、チェンマイのワロロット市場に並んでいたマンゴーです。見てくださいこの蜜!そして皮の張り!そして肝心のお値段は…というと1キロ50バーツだったか、70バーツだったか。

こちらは夏に行ったチェンマイ門市場での一枚。…が、肝心のマンゴーがありません。

振り返って撮った一枚にマンゴー発見!拡大してみると…

35バーツとあります。これが1個の値段なのか、1キロの値段なのか定かではありませんが、とにかく安い!いいなぁ、タイ。いいなぁ、チェンマイ。ほんと、いつか3年ぐらい住んでみたいです。

話がだいぶ横道にそれましたが、日本で売られているタイ産マンゴーは飛行機に乗って長旅をしてきているわけですから、高くて当然。いまはその飛行機の便数も減り、特に生鮮食品を仕入れられずにいるとの話を聞きました。そんな中にあって、近所のスーパーで買えただけでもラッキーです。早速デザートにして美味しくいただくことにします。

作ってみたら、「あらやだ簡単。」レベルだったカオニャオマムアン。

正直に申し上げましょう。昨年4月に「カオニャオマムアン」の作り方を習って以来、復習しないまま今に至っております。本日が初再現です。

まずはココナッツミルクを湯煎にかけます。缶とボトル、2種類使っていることに特に意味はありません。ボトルの方が使いかけだったので、その不足分を缶で補いました。

湯煎したココナッツミルクを鍋に入れ、砂糖と塩を加えてひと煮たち。ココナッツミルクの周囲がフツフツしてきて、白い湯気が上がったら加熱終了。

その後、ご飯に混ぜ込む分のココナッツミルクを取り分けたら、残りには米粉でとろみづけします。

あとは浸水させておいたもち米を蒸して、

蒸し上がったら甘味付けしたココナッツミルクを加えて全体に行き渡らせればほぼできあがり。残る作業はマンゴーを切って盛り付けるだけです。では、できたてをいただきましょう!

カオニャオマムアン、実食。

今回は飾り気一切なし。シンプルが一番!という建前のもと仕上げさせていただきました。

揚げたキマメの代わりに白ごまをトッピング。

ココナッツミルク風味のもち米とマンゴーの組み合わせがこんなにおいしいなんて。タイ料理を習っていなかったらおそらく一生食べることなどなかったであろうスイーツです。この美味しさを知ることができてよかった!

そして作ってみてびっくり、「カオニャオマムアン」ってこんなに簡単だったんですね。お米を浸水させる時間、蒸す時間こそかかりますが、包丁を使うのはマンゴーを切るときのみ、使う食材や調味料もすごくシンプルでした。この簡単さなら、また作りたいな。

というか、今日作ったココナッツミルク風味のもち米がまだ残っております。普通のごはんと同じように、小分けして冷凍してみました。ということで、今月中に再度この「カオニャオマムアン」をいただく予定です。冷凍した甘いごはん、その美味しさやいかに。

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yukko先生

タイの病みつきスイーツ「カオニャオマムアン」を作ろう!

今が旬のゴールデンマンゴー。

熱帯に属するタイでは1年の平均気温が29度だそうで、年間を通じて温暖な気候が続きます。中でも一番暑いのが暑気である3月から5月。この暑気はマンゴーが最もおいしい季節でもあります。フレッシュで美味しいゴールデンマンゴーが日本に渡ってくるのもこの時期です。

4月前後であれば大手のスーパー、ヨーカドーやイオン、西友などのフルーツコーナーにも並んでいますよ。

さて、このゴールデンマンゴー。そのまま食べてももちろん美味しいのですが、タイではこれをココナッツミルク風味の甘いもち米と一緒に食すことを知りました。それが「カオニャオマムアン」です。

年越しチェンマイ旅では元日に「日本ではお正月といえばお餅。タイの餅(ただしくはもち米)といえばカオニャオマムアンだ!」とワロロットで食べ、

最終日に参加したお料理教室でも作りました。懐かしい。。。

それはさておき、この「カオニャオマムアン」を初めて食べたのが昨年参加した「タイ料理教室diidii」でのレッスンです。1年前のことになりますが、マンゴーが旬を迎えたということで、今回はそのレッスンの模様をお届けいたします。

もち米をカラフルにして可愛さ増し増し♪の「カオニャオマムアン」を作ろう!

白いままでももちろんOKですが、レッスンではバタフライピー(こちらが青)とビーツ(こちらがピンク)で色付けした水にもち米を浸し、カラフルに仕上げました。

これらのもち米は、水気を切ったらそれぞれ別の布に包んで蒸しあげていきます。

もち米が蒸しあがったらボウルにあけ、砂糖と塩を煮溶かしたココナッツミルクを加えてよく混ぜます。あとはカットしたマンゴーとともにお皿に盛り付ければ出来上がりです。

ココナッツミルクの風味と甘味、少しの塩気が効いたもち米と、ジューシーでしっかりとした甘味のあるマンゴー。これがミスマッチと見せかけて、すごくよく合うのです!…と思い出していたら、無性に食べたくなってきた。

メインは「ミヤン・カノムチン(野菜と素麺の包みサラダ)」

「カオニャオマムアン」はあくまでもデザートですから、このレッスンでは他に2品作りました。

1つがこちらの「ミヤン・カノムチン(野菜と素麺の包みサラダ)」。茹でた素麺と様々な具材・薬味を準備し、それを別に用意したレタスに乗せ、ソースをかけていただくというお料理です。

レタスに包んでは食べ、包んでは食べ…としているうちにレタスが足りなくなり、途中先生にレタスを追加していただいた記憶が。という風に、野菜をたっぷり食べられるヘルシーメニューです。

器に具材全部入れ!で器ごと蒸す簡単激うまスープ。

そして3品目は、鶏手羽と適当な大きさにカットした野菜を器に入れ、水と調味料を加えて蒸しただけという簡単スープです。蒸し時間こそかかりますが、そこは煮ても一緒ですもんね。そしてこんなに、簡単&手間なしなのにこれが素晴らしく美味しいという。

このレッスンで習ったタイお料理はいずれも初めて食べるものばかり。しかもどれも美味しい!全部美味しい!巷のレストランでもまずお目にかかれないタイ料理を食べられる習えるということが、タイ料理教室に通う楽しみの一つです。

本格タイ料理、Kコース第6回レッスンのメニューおさらい。

  1. ミヤン・カノムチン(野菜と素麺の包みサラダ)
  2. ピーガイ・ヌン・タクライ(手羽先のレモングラス蒸しスープ)
  3. カオニャオマムアン(マンゴーともち米のデザート)

新型コロナウイルスの感染拡大防止のための外出自粛要請を受け、diidiiのレッスンも現在休止中です。こちらのレッスンは今年2020年も5月に開催される予定。今回の自粛が功を奏して事態が収束し、diidiiのレッスンはもとより、私たちの暮らしが一日も早く元に戻ることを願ってやみません。

2020年5月のスケジュール | タイ料理教室diidii 東京池袋

 【お知らせ】非常事態宣言の外出自粛要請に従いまして、皆さまの安全を考慮して、当面5月6日までのレッスンを休止させていただきます  2020年5月のレッスンスケジュールです。5月には、新型コロナウィルスの肺炎が終息に向かっていることを願って、スケジュールを更新します。

そんな願いを込めて、「タイ料理教室diidii」5月のスケジュールを貼っておきます。

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Rasamita先生

米粉100%の麺を使ったヘルシーメニュー、「トムヤムスープのタイ汁麺」レッスン!

タイ庶民の味、「クイッティアオ」を使った一杯あれこれ。

こちら、チェンマイのローカル食堂で食べた汁麺。麺は細いセンミー。

タイではローカル食堂や屋台でよく食されている「クイッティアオ(麺)」。そのバリエーションは非常に多く、汁あり、汁なし、スープも鶏がらベースのクリアなものから、そこに粉唐辛子、砂糖、ピーナッツなどが入るもの、豚や牛の血が入っているもの、腐乳入りの「イエンタフォー」など様々なものがあります。

私も昨年のタイ旅行では小腹がすいたらササッと食堂に入り、いろいろな汁麺をいただきました。

チェンマイの食堂で食べた甘辛味の牛汁麺。

こちらはシナモンや八角が入った甘いスープの牛麺、「ヌアトゥン」。

これはクリアスープに焼き豚ならぬ焼き牛がトッピングされた汁麺。やはりチェンマイにて。

こちらもまたチェンマイで食べた汁麺ですが、これなんかはルークチンプラー(お魚団子)無し、トッピングは焼き豚と青菜のみ、という本当にシンプルなバージョン。クイッティアオは極細のセンミー使用。

このタイ式の汁麺については、yukko先生のところで「センレックナーム」を習いました。

タイ風ラーメン「センレック・ナーム」だって格上の味! | タイはおいしい天国。

日本でもタイでも食べた汁麺、「センレック・ナーム」。健やかなるときも病める時も旨き汁麺。それがyukko先生から習ってみたらクオリティーが違った、というお話です。 目次 1 タイは揚げ物天国!このレッスンでは春巻きを2種類習います。2 なぜ

今回は、Rasamita先生が鶏がらベースのクリアスープにライム、粉唐辛子、砂糖、ピーナッツを入れた「センレックトムヤム(เส้นเล็กต้มยำ)を教えて下さるということで、そのレッスンに行ってまいりました。

トムヤムスープのタイ汁麺 & 海老トースト (タイ料理のTadaku料理教室)

好きな外国の料理・文化・言葉を体験しよう!Tadakuは、外国人の自宅で、英語や日本語を使って、外国人と楽しくお話しながら学ぶ料理教室です。日本でホームステイみたいな体験ができる!

具材の準備が大事、な「センレックトムヤム」。

ター先生おすすめのセンレック。

タイ式の汁麺は

  1. 鶏がらスープをきちんととること。
  2. いろいろな具材を抜かりなく準備すること。

ここに美味しさの肝があります。

鍋にたっぷりの水を張り、そこにパクチーの根、ニンニク、粒白胡椒、鶏がらを加えて煮込み、スープを取ります。今回は大きく切った大根も投入。この大根も麺と一緒にいただくんですって。

それから手間をかけてもぜひ加えたいのがこちらの揚げワンタン。これがね、自宅で作るとなると省略しようかとも思うのですが、その美味しさを思い出ししばし葛藤、そしてようやく一念発起して作るのが常。

他には茹でた豚ひき肉、もやし、炒ったピーナッツやニンニク油などもマスト。刻んだ万能ねぎとパクチーは言わずもがな。それからお魚団子もあるとよし。このお魚団子については今回、さつま揚げを使ったのですが、「この手があったか!」と目から鱗。いいアイデアをいただきました。

ター先生がタイから持ち帰ったという麺茹で専用のザル。

具材の準備ができたところで、一気にセンレックトムヤムを仕上げます。

まずはザルにもやしと、ぬるま湯で戻しておいたセンレックを入れ、熱湯で茹でること15秒。それを器に入れたらニンニク油を絡めます。

次に、別のボウルに調味料をすべて加え、そこに熱々の鶏がらスープを注いで混ぜ、麺の入った器にそのスープを投入。

最後に残りの具材をトッピングすればセンレックトムヤムの完成です。

鶏がらスープの旨味、レモンと酢、2つの違った酸味、そしてピーナッツとニンニク油の香ばしさ、粉トウガラシの辛味、シンプルな中にも様々な味と風味が感じられて絶品です!

ちなみにこちらの麺料理、名前に「トムヤム」とありますが、「トムヤムクン」とは全くの別物です。

それにしてもタイ式の汁麺は本当に美味しい!これがタイだと美味しいのが50バーツとかで食べられるんだよなぁ…。それが不可能な日本にあっては、食べたいなら自分で作るしかない。気合を入れて復習するぞ。

海老揚げパンが隠れ絶品メニューだった件。

タイ料理教室に参加する際、メインの料理に気を取られていると、実はサブメニューも絶品だった、ということがよくあります。今回もしかり。

この海老と豚肉をペースト状にしたものをたっぷり塗り込んだパンを揚げた「カノムパン・ナーグン」がとっても美味しかったのです。

海老ペーストを塗ったら白ごまをトッピング。
まずペーストを塗った面から揚げていきます。
ペーストに火が通ったら返して揚げることしばし。

揚げたての熱々を試食しましたが、これが危険な美味しさ。

ペーストに下味がついているのでそのまま食べても美味しいのですが、タイのスイートプラムソース(市販品)やマンゴーチリソース(市販品)をつけて食べると美味しさレベルアップ。


こちら、カルディに置いてありますので、気になる方はぜひ手に取ってみてください。春巻きや海老フライなどにもよく合います。

「焼き豚のスパイシーサラダ」まで美味しい贅沢レッスン。

タイの焼き豚といえば「ムーデン」がまず思い浮かびますが、こちらはまた違うバージョンの焼き豚。タイ料理ではおなじみの香味野菜をペースト状にしたものと調味料各種でタレを作り、そこに豚肉をしばらく漬け込んだのち、200度のオーブンで焼き上げます。これがしっとりジューシー、柔らかくて味も絶品!最高においしいのです。

そのままでも美味なる焼き豚をレッスンではサラダに仕立てました。ドレッシングはナンプラー、レモン汁、砂糖という基本の調味料3種に唐辛子を加えてピリ辛に。

これ、本当に美味しくてただいま絶賛復習中(お肉に下味をつけているところ)です。明日の朝はこれでシロメシをモリモリいただきます!

デザートはさっぱり仕様のマンゴープリン。

締めはさっぱりとしたマンゴープリンで。マンゴープリンといえば濃厚&クリーミーなタイプが多いように感じますが、ター先生のマンゴープリンはミルク感よりもフルーツ感が前面に出ている軽めの仕上がり。食後に食べるなら、これぐらいあっさりしている方がいいかも。

「センレックトムヤム」レッスンの全メニュー。

  1. 海老トースト(カノムパン・ナーグン)
  2. 焼き豚のスパイシーサラダ(ヤム・ムーヤン)
  3. トムヤムスープのタイ汁麺(センレック・トムヤム)
  4. マンゴープリン

この他、ウェルカムドリンク(この日はレモングラスティーでした)と食事中にはジャスミンティー、食後にはデザートと一緒にタイティーもいただきました。

今回もいろいろなことを学べて、且つどのお料理も美味しくて、有意義とはこのこと。全メニュー、ちゃんと復習しよう。

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yukko先生

「ゲーン・ガイ・サーム・ロット」まさに三「味」一体のタイカレー。

タイ料理は本当に奥が深い。これがメジャーな料理だとは思いませんが、それでもレシピが存在するってことはあるんですよね、ぶどう入りのレッドカレー。作ってみれば見た目も可愛く食感もイイ!味は「甘味」「辛味」「酸味」が混然一体となって、得も言われぬ美味しさ。またまた未踏の地へ足を踏み入れてしまいました。

鶏肉と葡萄のレッドカレー。え…「ぶどう」?

これらプラス鶏肉がこのカレーの材料。

グリーンカレーがメジャーな日本では、同じ材料でレッドカレーも作ってみてねと言っても皆さんなかなか作ってくださらない、とはyukko先生の弁。ならば!とレッスンに加えたというのがこちらのレッドカレーです。

ぶどうは皮を剥いて加えます。

料理名にある「サーム・ロット」は日本語で「3つの味」。タイ料理の三味といえば「甘味」「辛味」「酸味」。通常のカレーにはない「酸味」こそがこの料理の肝です。

まずはペーストを炒めます。

作り方は他のタイカレーと同じ。ペーストを炒めたところにココナッツミルクを少量ずつ加えて炒め、ココナッツミルクの油分を引き出していきます。その後、肉や野菜を加え、残りのココナッツミルクを入れて煮込み、味を調えればOK。

ココナッツミルクを少量加えて炒める、これを何度か繰り返します。
油分が出てきた!
肉を炒めながらペーストを絡めます。
野菜とココナッツミルクを加えて煮込めば完成。

こうして完成したカレーはタマリンドの酸味、ペーストの辛味、そしてココナッツシュガーとぶどうの甘味、すべての味が口の中で一体となり、得も言われぬ美味しさ。酸味が加わるためか辛味が抑えられ、辛い物が苦手な方でもきっと美味しく食べられます。

丸いものがたくさん!

また、ぶどう、うずらの卵、ミニトマトと「丸いもの」がいろいろ入っているのも楽しい。食感も良く、これも何度も作りたいヒトサラです!

揚げても美味しい!空芯菜の天ぷらは添える「ナムチム」もポイント。

空芯菜の葉に衣をつけて揚げた天ぷら。

炒め物一択だった空芯菜。タイでは屋台などでも売られているというこの天ぷらですが、日本ではまずお目にかかりません。ということで、こちらもこのレッスンで初めて食べたわけですが、そえた干し海老の素揚げと一緒に食べるとそれだけで十分美味しい。のですが、さらに鶏肉と海老のミンチが入ったナムチムを添えるともう手が止まりません!

タレの材料

鶏肉と海老を乾煎りし、調味料を混ぜておいたボウルに入れたら野菜類をIN。それを和えるだけ、というお手軽なタレなのですが、揚げ物との相性最高!これは日本のかき揚とも絶対好相性なはず。

こちらが完成したタレ。

意外かもしれませんが、この空芯菜の天ぷら、ごはんのお供として最高です!まさに「飯泥棒」クラス。パリパリの空芯菜をごはんの横に置き、上のタレをかけてまぜまぜして食べれば最強です。先のカレーもあったので、とてもごはん一膳じゃ足りませんでした。我慢したけど。

蜜柑ソースでいただく焼きバナナの美味なることよ。

焼き色と輝くソース。

バターで焦げ目がつくように焼き、途中で蜂蜜を回しかけたバナナ。さらに蜜柑汁を加えて仕上げます。お皿に盛り付けたらさらにさらにアイスクリームもトッピング。先の2品でお腹いっぱいだったにも関わらず、呑み込むようにして完食(笑)。きっとこれ、オレンジじゃくどいんです。搾りたて蜜柑のさわやかな甘みと酸味がベスト!昔タイにあったカフェのメニューとのことですが、それをこうしていただけて幸せです。

このレッスンのメニュー。

デザートも含め、ほぼ完食。
  1. ゲーン・ガイ・サームロット(鶏肉とぶどうのレッドカレー)
  2. ヤム・パッブン・トード(揚げ空芯菜のサラダ)
  3. バナナのデザートみかんソース

料理教室後のお楽しみ、本日は「ナマステインディア2019」へ!

チャイの店

今日は当初より、レッスン後は代々木へ行こう!と思っていたのですが、なんと、お教室で一緒になったFさんとYさんも行く予定でいたとのこと、ということで3人で楽しんできました。お腹いっぱいにしてしまったことが悔やまれますが、それでもタイ雑貨や衣料品を見たり買ったり、今年のナマステインディア満喫です!

インドの見ざる聞かざる言わざる。
革のスリッパ、可愛い。
違う柄の布2枚が重ねられた巻きスカート。1枚買いました。980円。
渋谷口の方は南米コーナーに。ノンアルモヒートが美味しかった!
毎年恒例となったガネーシャシールゲット。

「印度良品」なるショップでインドの神様シールを買うのが毎年の恒例行事となっています。今年はガネーシャのみ3種類。来年の手帳に貼るつもり。

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yukko先生

魚のソースでいただく絶品素麺、「カノムチン・ナムヤー」を作る。

日本ではあまり馴染みがないもののタイ人は大好き!という料理がたくさんあります。そのうちの一つが「カノムチン」なる米麺。しかも日本のように水気のある麺をタレにつけ…というのとはちょっと違った食べ方をします。

ほぐした魚と香味野菜から作るタレが絶品!

タレに加える香味野菜。

「ナムヤー」日本語にすると「薬の水」「薬膳ダレ」といったところでしょうか。その名の通り、この料理のつけダレにはこんなにもたくさんのタイハーブが入ります。

香味野菜は全て細かくカット。

香味野菜はこうして細かく刻み、ココナッツミルクやカレーペーストとともに煮込みます。

魚のほぐし身投入。

…とその前に加えるのは魚のほぐし身。レッスンではさごちを加えましたが、もっと魚感強めの方が良い!と言う方は鯖がおすすめとのこと。ちなみに、さごちだと鯖よりも(きっと)上品な感じに仕上がります。

タイハーブ投入。

しばし煮込んで香りが出てきたら火を止め、粗熱が取れたらミキサーで攪拌。

最後に調味料。

ミキサーにかけたタレを鍋に戻し、追いココナッツミルクをした後、調味料で味を調えればタレの完成です!

カノムチンはたっぷりの野菜とともに。

麺料理=炭水化物のカタマリ、ではありません。

食事で麺、というと、炭水化物ばかり…になってしまい気が引けるものですが、タイの麺料理はさにあらず。こうしてたっぷりのお野菜を添えるので、とってもヘルシー。しかも美味しくて体も心も満足!という幸せメニューです。

タイの麺料理は「和える」感覚。

お皿にタレを回しかけ、麺と具材をあえていただく…のでももちろん良いのでしょうが、yukko先生のレッスンではこうして食べる分だけを別皿に取り分け、その都度タレを適量かけていただきます。魚の旨味と食材が相まって、非常に美味しいです!これまたお弁当にしなきゃ、だな。

実はこれ目当て!な「ヤム・タクライ」

知る人ぞ知る、タイの美味なる料理、「ヤム・タクライ」

「タクライ」とはレモングラスのこと。生のレモングラスを極々薄切りにし、乾煎りした豚肉や海老、調味料を和えたお料理です。こちらはレタスを器にして、そのレタスごと頬張ります。味付けはタイサラダの定番、ナンプラー、レモン汁、ココナッツシュッがーで。パクチーやミントも一緒にいただくと、香り高くさらに味に深みが出て絶品。これまでもタイ料理の本に載っていたレシピを参考に作ってみたことのあるヤム・タクライですが、それよりも断然yukko先生レシピの方が美味しい。これは絶対におうちで作ること間違いなし。酒の肴としても良きヒトシナです。

デザートは大人味のシャーベット。

シャーベットもソースでタイ風にアレンジ。

デザートはいちごのシャーベット。どこがタイ料理?とお思いでしょうが、答えは白いソースにあります。こちら、ココナッツミルクから作られているのです。このふんわりソース、コーヒーゼリーやパンケーキと合わせても美味しそう!…といろいろ楽しめそうなので、こちらも近々再現予定。既に材料は揃えてあります。

料理教室「前」と「後」のお楽しみ。

料理教室「前」のお楽しみ。

休日に料理教室に出かける日は早めに家を出て、モーニングが美味しいお店に立ち寄るのが最近の定番。この日は副都心線明治神宮前駅近くにある「レフェクトワール」にお邪魔しました。

定休日は年始のみ、朝の8時30分からオープンしているのでいつ行っても振られることがありません。トースト各種やパンの盛り合わせも魅力的ですが、この日はフレンチトーストハーフにミニスープを付けました。

フレンチトースト、絶品です!

ふわふわトロリ食感のフレンチトースト。いつ食べても間違いのない美味しさ。料理教室でも美味しいタイ料理がいただけるというのに、朝も朝でこんなに美味しいパンが味わえる。幸せなコトこの上なし、です。

もちろんパンも買い込みましたよ。

レフェクトワールといえば、「シトロンバゲット」が個人的に大好き。…なのですが、生憎焼きあがっておらず、かわりに季節の「栗と柚子のパン」を買ってみました。柑橘系の香りがタイ料理とも好相性かな、と感じてのセレクトです。

料理教室「後」のお楽しみ。

そして料理教室「後」のお楽しみがこちら。「に志かわ」さんの生食パンです。お料理教室では美味しいもの大好き!な皆さんと情報交換をすることが多いのですが、この日はこちらのパンを予約済、という参加者の方と帰り道が一緒になりました。並ばないと買えない…とのこと、入手は難しいかなと思いつつ入店すると、「あと2本なら予約なしでも買えますよ!」と店員さん。既にレフェクトワールのパン袋を持っていたわけですが、この機を逃すまい!とこちらの生食パンも買ってしまいました。

こうして買い込んできた美味しいパン、早速タイ料理とともに楽しみたいと思います。

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Rasamita先生

チェンマイ風、タイカレー麺「カオソイ」を作る!

先日、阿佐ヶ谷の「ピッキーヌ」さんでいただいた「カオソイ」。その作り方をチェンマイご出身のRasamita先生から習ってまいりました。ココナッツミルクを油を引き出しながら加熱し、そこに具材でもある手羽元を煮たスープ、レッドカレーペーストやニンニク、ホムデンをすりつぶしたものを加えた本格的ながらも簡単に美味しくできる「カオソイ」。麺好き、タイ料理好きならマスターすべきイッピンです!

甘酸っぱ辛いフルーツのサラダからレッスンスタート!

パイナップルで器を作るよ♪

ニンニクと唐辛子をつぶし、そこにいろいろな具材を加えてナンプラー、ココナッツシュガー、レモン汁(本当はマナオ)で味付けをする「ソムタム」はあまりにも有名ですが、青パパイヤだけが具材じゃありません。私もこの夏、トウモロコシと塩卵を使ったソムタムを習いましたが、フルーツだってソムタムになります!

調味料と和えています。

作り方はパパイヤを使ったソムタムと基本的に同じ。ただし、フルーツは柔らかいので、タムタムするのはニンニクと唐辛子、調味料を加えるところまで。あとはこうしてサックリと混ぜればOK。

盛り付け

スーパーで売られているカットフルーツのミックスなんか買ってきたら、本当にあっという間にできちゃいます。

これがテーブルに運ばれてきたらテンション上がるな。

甘みの強いフルーツにナンプラーの塩味とレモン汁やタマリンドペーストの酸味が相まって、後味さっぱり。これは無限に食べられる美味しさ!フルーツは何を加えても美味しくできそうなので、次のお休みにでもたっぷり買い込んできてオウチで作ってみようと思います。

デザートの「サンカヤファクトーン」はハロウィンにもぴったり。

卵液にはバイトゥーイを加えて混ぜ、卵の臭みを消しつつ良き香りを移します。

「サンカヤファクトーン」、タイ風のかぼちゃプリンです。材料は玉子、ココナッツシュガー、ココナッツミルク、塩といたってシンプル。そこにバイトゥーイで香りづけするのですが、なければバニラエッセンスでOKとのこと。

カットかぼちゃを入れたココットに卵液を流し込み、蒸します。

レッスンではココットで作りましたが、小さめのかぼちゃを買ってきて、種を取り除いたところに卵液を流し込んで蒸してもいいですよ、とRasamita先生。その場合、蒸し時間がちょっと長めにはなるものの、見た目も素敵だし器もいただけちゃうのです。ハロウィンにもぴったり。

タイの蒸し器。いつ見ても可愛い!

蒸し上がったばかりの生地はこうして膨らんでいますが、冷めると落ち着きます。

タイティーとともにいただきます。

いわゆるとろける系のプリントは対極にあるようなしっかり食感。ですが、それがまたいい!ココナッツの風味が際立つプリンは、私たちが良く知るそれとは別物。温かいままでも冷やしても美味しいかぼちゃプリン。これも再現確実です。

海老丸ごと一尾が具材!「ポッピアクントート」。

海老に下味をつけているところ。

びっくりするぐらい簡単で、しかも美味しい海老の揚げ春巻きです。

包み方もまったくもって難しさなし。

先の海老を春巻きの皮で包み揚げる、以上。それなのに、箸が止まらなくなる美味しさ。

輝く海老の揚げ春巻き。

なんでもお弁当に詰めちゃうワタクシですが、これは絶対揚げたての熱々が美味しい!次のお休みに作るか、はたまた給湯室で揚げるか。(←え…。)いずれにせよ、作った暁にはこちらでご報告いたします。

自分で作っても美味しい「カオソイ」。

ココナッツミルクとカレーペーストなどを加熱し、鶏もも肉を加えたところ。

レストランで食べ、カオソイをご存知の方は「あれを家で作るとか手間がかかりそう…」とお思いでしょう。結論。ジャパニーズカレーを作るのと手間は変わりません。

鶏もも肉に加えて手羽元も入ります。

スープはこうしてもう一つの具材である手羽元を煮たものでOK。鍋こそ2つ使いますが、本当に簡単です。トッピングの揚げ麺が面倒なら買ってしまえば良し。それでぐっとハードルが下がるはず。私はもちろん自分で揚げますが。(その後に先の海老春巻きも揚げちゃえば一石二鳥!)

途中、熱々のスープを継ぎ足していただきました。

「レストランで食べるよりも自分で作った方が美味しいタイ料理」はこのカオソイにも当てはまりました。鶏がらスープの旨味とココナッツミルクのコク、そこにカレーペーストやタイハーブの風味が加わって、何とも奥行きのある味。これも次の休日に…と言いたいところですが、休日は料理教室を含めお出かけすることが多く、最近なかなか家で食事をする機会がありません。かといって朝からカオソイはさすがに重いし。ということで、こちらもお弁当にします。既に頭の中で「カオソイ弁当」は完成済み。さて、いつ実行しようか。楽しみだなー。

「カオソイ」レッスンのメニュー。

ピントが奥に行ってしまった。。。。
  1. ローゼルティー(ナム クラジェーブ)
  2. チェンマイ風 タイカレーヌードル(カオソイ)
  3. フルーツソムタム(ソムタム ポンラマイ)
  4. エビの揚げ春巻き(ポピア クン)
  5. かぼちゃプリン(サンカヤー ファックトーン)
  6. ジャスミン茶(チャーマリ)

Rasamita先生のレッスンは全部で20種類ほどあり(2019年9月現在)、それぞれのレッスンが繰り返し開催されます。

ウェルカムドリンクのローゼルティー。

先生のレッスンはお料理の美味しさや自宅での再現しやすさもさることながら、テーブルコーディネートも素敵だし、季節に合わせて紹介していただけるハーブティーも楽しみの一つ。

タイ料理 Rasamitaさん 桜新町駅(田園都市線)(東京都)でTadaku料理教室

好きな外国の料理・文化・言葉を体験しよう!Tadakuは、外国人の自宅で、英語や日本語を使って、外国人と楽しくお話しながら学ぶ料理教室です。日本でホームステイみたいな体験ができる!

さらには先生ご自身がとっても素敵で魅力のカタマリ。もうすっかりファンになってしまいました。次回レッスンはだいぶ先ですが(私のスケジュールの都合上)、今からとっても楽しみです。

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美しき「グリーンカレー」

自分で作るとその美味しさに驚きますよ。

日本人が良く知るタイ料理の一つに「グリーンカレー」があるかと思います。がしかし。タイ人がこれをしょっちゅう食べているかというとそうでもないそうで。実際タイに行ってみると当然ですが料理にはたくさんの種類があり、皆さん炒めものや麺類、ヤムを好んで食べている印象です。

そのグリーンカレーをとびっきり美味しく作る方法を今回のレッスンでは学びます。お品書きは以下の通り。

  1. ゲーン・キョウワーン(グリーンカレー)
  2. ヤム・タオフー・トード(厚揚げのサラダ)
  3. サークー・ナームガティ(タピオカのココナツミルク)

グリーンカレーペーストは「ニタヤ」一択!

こちらがグリーンカレーペーストの材料

これらの材料をクロックですりつぶせばグリーンカレーペーストが手作りできるのですが、相当時間がかかる作業。そこで利用するのが市販のペースト。日本ではメープロイのものが広く流通していますが、塩気も辛味も強めで食材の美味しさを味わうには少し刺激的。先生がお薦めされていたのは「ニタヤ」というブランドのもの。

メープロイのペースト使用。味が濃くて食べているうちに飽きてしまうような感じ。
こちらがニタヤ。マイルドで食材の美味しさを存分に味わえます。

ニタヤのペーストはタイ食材専門店や、インド・ネパールの食材を扱うお店にも必ず置いてあります。東京在住なら出向くのも簡単だけれど、それ以外の方はどうするか。


そこは通販で。500gと大容量ですが、日持ちするので大丈夫。一度開けたら1回分ずつ小分けにしてラップに包み、元の袋に戻して冷凍保存が風味が落ちにくくお薦め。

美味しさの秘訣はペーストの炒め方にあり。

グリーンカレーに入る野菜。

グリーンカレーを美味しく作るコツはペーストの炒め方とそこに加えていくココナッツミルクの加え方にあります。別に難しいことはなく、ペーストと油の状態を見てココナッツミルクを追加してゆくのです。それだけ。

これより炒め作業、開始。

でもこれをやるのとやらないのとでは大違い!ココナッツミルクを一気に加える方法ではもったいない!グリーンカレーがお好きなら、ぜひ美味しく作れる方法を学んでください。その美味しさに驚きますよ。

グリーンカレーには素麺もよく合います。

カレーと言ったらライス、と即答することなかれ。タイのグリーンカレーにはお素麺も良く合います。本来は「カノムチン」なる米麺(ベトナムのブンと一緒)を合わせるそうですが、そこは日本人により馴染みのある素麺で。茹でた素麺はよく水気を切ってからカレーとともにいただきましょう。カレーが良く絡み美味しいですよ。

簡単で美味しいサブおかず。

出ました。思わぬ伏兵。

ヤム・タオフー・トード(厚揚げのサラダ)、胡瓜と厚揚げ、砕いたピーナッツをとある調味料で和えただけの3分レシピ。それなのに美味しいのなんのって。習って以来何度もリピートしています。

サークー・ナームガティ(タピオカのココナツミルク)

デザートももちろん美味。ここではタピオカの上手な茹で方もマスター。流行りのタピオカドリンクも自宅で美味しく作れるようになること間違いなしです。グリンカレーのレッスンが開催されるのを待ちわびていたけれど、その期待を裏切らない内容に満足!そして何より美味しくて幸せ。

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。