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2024年8月_星馬泰☆三国縦断ひとり旅

タイの海辺でローカルフード三昧!【11日目③】

パッチャータレーと危険なトムヤムクン

午後1時半も回って、いい感じにおなかが空いてきました。ということで海辺の食堂「ครัวลุงเปี๊ยก(クルア・ルン・ピアック)」でランチタイムです。

海鮮系ならば私はパッチャータレーがいいな、ということで注文。

Mちゃんママおすすめの海鮮のカイケム(塩卵)炒めも追加して、

さらにトムヤムクンもオーダーしました。

このトムヤムクン、添えられた生唐辛子の量が半端ない! 小さな器に取り分ける度に、ママさんはティースプーン山盛り一杯の唐辛子を追加…。さすがタイ人、辛さの次元が違う!

どのお料理もしっかりタイレベルの辛さ。トムヤムクンも追い唐辛子をするまでもなく辛い。でも美味しいから食べる手は止まらず。汗をかきながら完食しました。

野生の猿と静かなビーチ

お腹も満たされたところで、ビーチに向かったわけですが、途中の道にはなぜか猿がたくさん。

しかし、近づくと威嚇してくるので、遠巻きに観察。なかなかの迫力です。

しばらく走るとビーチに到着。波も穏やかで、絶好の海水浴日和…のはずなのに、海水浴客の姿はほとんどなし。休憩用の有料チェアもガラガラ。

人の数より露店の数の方が多いという不思議な光景が広がっていました。

地元のおやつ「ขนมจาก(カノムチャーク)」と「ข้าวหลาม(カオラーム)」

Mちゃんママが1軒の露店の前で足を止めました。どうやらこの地域ならではのおやつがあるらしい。こちら「ขนมจาก(カノムチャーク)」といって、ココナッツミルクと米粉、砂糖を混ぜて「チャーク」と呼ばれるヤシの木の葉で包み、蒸したり焼いたりしたお菓子。

香ばしい香りと素朴な甘さが美味しい! そして山のように積まれたヤシの葉の奥には、竹筒に入った「ข้าวหลาม(カオラーム)」も見えました。そちらはもち米とココナッツミルク、黒豆などを竹筒に入れて炭火で焼いたもので、ほんのり甘い香りが食欲をそそります。こちらもMちゃんママが買ってくれました。ありがとうございます。って食べきれるかな。

ノンモンのお土産天国とカフェ休憩

ビーチを後にして、ノンモンのお土産屋さんが並ぶ通りへ。

上の地図でマークしたお店一帯がノンモンのお土産通りです。

ここでもお菓子やら雑貨やら、Mちゃんママが色々と買ってくれて恐縮至極。

そうしてバンコクに戻る途中、両手に山盛りのお土産を抱えながら、雰囲気の良いカフェで小一時間休憩。

美味しいコーヒーで一息つきました。

こうしてカフェで英気を養った後、バンコク市内へ戻ったのでした。でもまだ続く。

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念願の白い石臼、ついに手に入れました。【11日目②】

アンシラーの白い石臼を求めて「ครกหินอ่างศิลา(クロックヒン アンシラー)」へ!

アンシラー市場を満喫した後は、いよいよ今回の旅の最重要ミッション!オフホワイトの石臼探しへ。Mちゃんママの運転で「ครกหินอ่างศิลา(クロックヒン アンシラー)」へ。

この界隈に並ぶ石臼専門店の一つです。

アンシラー産の白い石は何世紀にも渡り地元の人々に大切にされ、石臼の素材として特別な存在。なんでも海の影響を受けた形成過程により、研磨性と耐久性に優れ、食材の風味を引き出すのに最適な硬度を持つ、まさに理想的な素材なんだとか。近年は採取が難しくなり希少価値が高まっているとのこと。

お店には大小様々な石臼が並んでいて、見ているだけでワクワク!私は耳が二つついた伝統的なスタイルの石臼を吟味。

機内持ち込みにするつもりだったので、重さも重要なポイント。お店の人がとても親切で、お店の奥から秤を持ってきてくれたり、石臼選びにあたってもいろいろアドバイスをくれました。

それでもどれにしようか迷っていると、Mちゃんママが「これ、いいんじゃない?」とすすめてくれた石臼がとても良い感じ。サークを手にした時の感じも重さも理想的!しかもMちゃんママがお店の人とやり取りしてくれて、お値引きもしてもらっちゃいました。

購入する石臼を決めて梱包を待っていると、作業をしているお店の人から「なぜ日本人はオフホワイトの石臼ばかり買っていくのか」と聞かれました。「ここに来る人はタイ料理が好きで、きっともう石臼を持ってる。いろいろ調べてアンシラーの白い石臼が特別だって知って、わざわざ買いに来るんじゃないかな?」と答えてみました。実際、私もそうだったので。長年の夢が叶って、本当に嬉しいの極みです。

手作りガピのお店「คุณเต้ย(クンテゥイ)」でMちゃんママも思わずお買い上げ!

石臼をゲットした後は、以前フェイスブックで見てから気になっていた手作りガピのお店「คุณเต้ย(クンテゥイ)」へ。お願いしたところMちゃんママが連れて行ってくれました。

こぢんまりとしたお店ながら、色々な種類の調味料が並んでいて、見ているだけでも楽しい!

オリジナルのナムプラーやカオヤムソースもあったけど、もはや石臼で荷物は限界。ここはグッと我慢してガピのみレジへ。Mちゃんママは「ガピはガピでしょ、こだわって買ったことなかったわー」と言いつつ、お店の人の説明を聞いて、試しにと買っていました。

「ศาลเจ้าหน่าจาซาไท้จื้อ(サーンチャオ ナージャ サータイチー)」で旅の安全を祈願

続いて訪れたのは「ศาลเจ้าหน่าจาซาไท้จื้อ(サーンチャオ ナージャ サータイチー)」。

ここは、ナージャ(哪吒太子)という道教の神様を祀る廟。

鮮やかな色彩で装飾された廟内は、どこか神秘的な雰囲気。ナージャは守護神として信仰されていて、安産、子供の成長、水に関わる仕事、航海の安全などのご利益があるそう。

私もしっかり旅の安全を祈願してきました。何しろ痛い目をみたばかりですからね。Mちゃん一家は毎年旧正月にここを訪れるとのことです。

天気も良いし眺めも良いし最高です!とはいえこの晴天、実はかなりの暑さでした。病み上がりの体を日陰で休めていると、Mちゃんママが私の好きなロンガンジュースを買ってきてくれました。

美味しい!冷たいロンガンジュースが体に染み渡る…。何から何まで、ありがとうございます。

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体調不良から無事復活(嬉)いざ!アンシラーへ。【11日目①】

まさかの体調不良…からの復活劇!

バンコク5日目。本来なら、あれもこれも!と予定を詰め込んでいたはずなのに…まさかの体調不良。ホテルで静養を余儀なくされていました。ああ、私の貴重なバンコク時間…。

がしかし!ここで救世主登場!バンコク在住のMちゃんとMちゃんママが、私を外界へと連れ出してくれました!ありがたいことこの上なし。

今回の旅の最重要ミッション、それは「アンシラーでオフホワイトの石臼を買う」こと。Mちゃんにアンシラーまでのベストアクセスを尋ねたところ、「うちのママの車」というまさかの回答が!これは乗るしかない!ということで、甘えさせていただきました。

朝ごはんは人気店「ゴーアン」で点心パーティー!

アンシラーにも仕事でよく行くというMちゃんママ。

まず連れて行ってくれたのは、点心のお店「ゴーアン」。

噂には聞いていましたが、すごい人気店!ランチタイムには程遠い時間なのに、既に行列ができていました。

ここのシステムが独特で、

  1. 店員さんにテーブルに案内してもらって番号を覚える
  2. 冷蔵庫から好きな点心を選んでレジへ。他の料理や飲み物も一緒に会計し、テーブル番号を伝える
  3. お水や調味料をテーブルに運ぶ
  4. 料理が届くのを待つ

という流れ。冷蔵庫の前も人だかり!

Mちゃんとママがほとんど選んでくれましたが、私も食べたいものをトレイに追加。いざレジへ!

テーブルで待っていると、まずお粥、次にパートンコー、そして熱々の点心が到着!

どれもこれも美味しくて、あっという間に完食。ここはさすがに一人ではハードル高そうなので、いつかタイ料理好きの友達とまた来たいです。

アンシラー市場で新鮮な魚介類に舌鼓!

お腹も満たされたところで、お次はアンシラー市場へ。

新鮮な魚介類や乾物が所狭しと並んでいます。

シャコ海老の大きいこと!干しエビも大きい!試食させてもらったら、臭みがなくてびっくり。

ここでMちゃんママがイカの卵の串焼きを買ってくれました。人生初体験!炭火でこんがり焼かれたイカの卵は、香ばしい香りが食欲をそそります。ぷちぷちと弾ける食感と、凝縮された旨みが絶妙。お酒が好きな人はたまらないだろうなぁ。市場ではカブトガニの卵なんていうのも売っていました。どうやって食べるんだろう、これ。

牡蠣にナムチムとチャオムがセットして売られています。これは、魚介にチャオムが合うってことなのかな?今度試してみよう。

この市場では乾物を中心にお買い物。私の料理好きを知っているMちゃんママが干しイカをプレゼントしてくれました!わーい!私は美味しい干しエビを500g購入。これで何を作ろうか、今からワクワクです。

歴史的建造物「ตึกแดง」(トゥクデーン)を見学

市場を後にして、向かったのは「ตึกแดง」(トゥクデーン)。

19世紀末にアユタヤ王朝様式で建てられた赤レンガ造りの建物で、元々は港湾管理事務所や税関として使われていたそう。

現在は博物館になっていて、地域の歴史や文化を学ぶことができます。静かな海辺の風景も楽しめる素敵な場所でした。