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2023年8月_バンコクひとり旅

駅、川、市場、ネイルと気の向くままに歩く午後。【8日目②】

フワランポーン鉄道駅、良い建築です。

カレーを食べた帰り道、MRTの駅に向かって歩いていると、目の前に立派な建物が現れました。どこかで見たことあるな…と思い調べてみると、バンコク駅、通称フアランポーン鉄道駅でした。

ドイツのフランクフルト駅をモデルにデザインされたドーム型の駅舎のこちはバンコク最大かつ最古のターミナル駅で、その歴史は100年以上。2021年12月で全ての列車の運行を終了すると報道されていましたが、未だ1日20本程度の列車の運行が継続しているのだそうです。

その電車の時刻表がこちら。

これを見ているうちに、次回は電車の旅が良いな…と考え始めてしまいました。しばらくその計画を立てるのが楽しみになりそうです。

この日は晴れてだいぶ暑かったこともあり、涼みがてら中を見学することにしました。建物の中は仕切られておらず、とても広い空間が広がっています。しかも美しい!

反対側にはチケット売り場、その向こうが列車のホームです。

天井にはこんな絵も飾られています。。

今は使われていないホームに置かれたSL。ここは見学用スペース。

その奥に見えるのが、現在も運行している列車かと思われます。

こちらの駅、MRTフアランポーンの2番出口と直結しています。次回、利用する時はここからくれば良いのね。メモ。

チャオプラヤ川の河口が近くで見たい!とパクナームへ。

バンコクの有名三大寺院のあたりでももちろんチャオプラヤ川は見られるわけですが、もっと川幅の広い、河口付近が見てみたいな…と地図を眺めていると、BTSの東端あたりがほぼ、河口だということがわかりました。中でもパクナームという駅が川のほど近くであるのに加えて、徒歩数分のところに市場があることもわかり、行ってみることにしました。

こちらの象さんは向かう途中、車窓から見えたエラワン博物館。結局、バンコクの市街地からおよそ30分ほどでパクナームに到着しました。

そんなに人の行き来がある場所でもないのに、やたら立派なスカイウォークを建設しています。どうも、この行きつく先にサムットプラカーンの県庁舎と裁判所があり、そこにアクセスしやすくするためのスカイウォークのようです。

駅を出て5分ほどで市場入り口までやってきました。

やっぱり広い!そしてちょっと怖い。水面までの距離がやたらと近い。ここ、潮の満ち引きの影響も受ける場所だと思うのだけれど、この時はどうだったのかな。

ややしばらく川を眺めてぼんやりし、満足したところで市場見学です。

海の近くだけに海産物、特に乾物を売っているお店が多かった印象です。この後にとある予定があり、あまり長居できないのが残念でした。またいつか、ゆっくり巡ってみたい市場です。

ネイルサロン「JENNY FOCUS」で至福のひとときを過ごす。

「1日1マッサージ」をノルマとていた今回の旅、この日は「マッサージの代わりにネイルに行こう!」と突如思い立ち、その日の朝にあれこれ検索。予約を取ることができたこちらのサロンにやってまいりました。

こちらのネイルサロンは日本語OKで、日本語専用のラインがあり、細かな要望もすべて日本語で伝えることができます。前もって希望のデザインなども写真で送ることができ、その時点で料金も確認できるのでそういった意味でも安心です。

この日はフットネイルとハンドケアをお願いしました。すでに、フットのデザインは事前に伝えていたため、もうされるがまま、ただひたすら極楽気分を味わいます。そして45分ですべて完了!フットなんて、オフからやっていただいたのに早い!しかも仕上がりのクオリティーも高い!

完成したフットネイルの写真を撮ろうと思い、念のために写真を撮っていいかと聞いたところ…

わざわざライトや敷物など持ってきてくださって、この騒ぎになりました(笑)。ショップの皆さん、ご親切に感謝します。本当にありがとう!

こちらが仕上がりです。今回の価格はネイルがオフ込みで800バーツ、ハンドケアが肘下のスクラブ&マッサージ込みで400バーツでした。日本に比べるとお値段は1/4ほど。これからのタイ旅行ではこのネイルも定番にしようと決めました。仕事で疲れた体を引きずって向かい、タイできれいに&元気になる、もうこれだな。

最後に、私のハンドケアを担当してくれた店員さんのネイルがかわいかったので、写真を撮らせていただきました。うん、やっぱり素敵。

かわいいプラ食器とこの日の晩御飯。

ネイルを終えて午後6時。数日前にちらりと見て気になっていたものをやっぱり買おう!とまたまたセントラルワールドへやってきました。欲しかったのはこちら。

なんとプラ食器です。

プラ食器にしてはちょっとお値段がお高めなのですが、でもこの可愛さ。しかもこちら、タイのブランドだということがわかり、これは買いでしょう!という結論にいたりました。

それにしても、いろいろなデザインがあって迷います。

このブランドです。メラミン食器以外にも同シリーズのものがいろいろあるみたい。今回は探せませんでしたが、次はエプロンも欲しいな。

夕飯はランチがしっかり目立ったので、サラデーン駅近くのこちらのお店で軽く済ませました。

海老ワンタン、うまし。

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野菜を欲するあまり、夕餉がおかしな取り合わせになった日。【6日目②】

「ข้าวห่อใบบัวลุงชู」の粽を求めて

クロントーイ市場を後にし、いったんおしゃれCAFEでひと休み。こちら、洋ナシのシロップ入りラテ、ですって。タイとは縁もゆかりもないラテです。洋ナシとメニューにあるのを見て、一瞬「メンダーのエキス入り⁈」とも思いましたが、そんなわけはない。むしろ言われなければ洋ナシかどうかもわからない甘いシロップが底に沈んでおりました。

さて、お昼ご飯はどうしたものか…とスマホをいじっていると、現在地の近くに蓮の葉粽を売っているお店があるとグーグル先生が教えてくれました。お店の名前は「ข้าวห่อใบบัวลุงชู(カーオホーバイブーアルンチュー)」です。日本語にすると

  • ข้าว(カーオ)=ごはん
  • ห่อ(ホー)=包む
  • ใบบัว(バイブーア)=蓮の葉
  • ลุง(ルン)=おじさん
  • ชู(チュー)=チュー(人の名前)

「チューおじさんの蓮の葉包み飯」といったところでしょうか。

時間的に店内飲食は無理そうですが、とりあえず、粽を持ち帰りにしようと行ってみることにしました。

洗った蓮の葉が自転車の上にたくさん干してある(笑)。実はこの店の前(歩道の一部)に、テーブルと椅子が置いてあって、そこで食べられなくもなかったのですが、何しろ暑い!ここはやっぱり持ち帰りにしようと決め、熱々を一ついただきました。

なんともかわいらしいビジュアル。こちらのお店については、以下の記事に詳しい内容がありますので、ぜひぜひお読みください。

この後、歩き回って体が水分を欲していたのか、無性に冷たいものやフルーツが食べたい!ということで得意のマンゴタンゴに寄り道。

毎回驚くほどハズレのないマンゴタンゴの激うまマンゴーを堪能し、いったんホテルへと戻りました。

体が野菜を欲した結果のおかしな夕食。

こちら、この日の夕食セットです。ご飯や麺が続いて体が野菜を欲したため、シーロムコンプレックスの2階に入っているサラダ屋さんで、青い葉っぱサラダを山盛り買ってきました。

では早速、蓮の葉ちまき、開けてみます。

本当にきれいに巻かれています。

蓮の葉大きい!テーブルが蓮の葉で覆われてしまいました。余分な葉を折りたたみ、具が見えるようにご飯をくるりと返すと…

銀杏や蓮の実、干しエビ、塩卵の黄身、シイタケ、クンチアンなど、これまでに食べた粽と具の内容はほとんど一緒。ただお肉が鶏ではなく豚なのと、お米がタイのもち米ではなく、インディカ米を使っている点が大きく異なります。イメージとしては、うるち米を使った日本の炊き込みご飯に近いですが、ジャポニカ米よりも粘りのないインディカ米を使っているため、日本の炊き込みご飯よりも、よりさらりとした口当たりです。これはこれで軽くて良いな。蓮の香りも良く、美味です!

そしてこの粽を食べる際のポイントはこのタレ。このタレのおかげで粽がよりさっぱりといただける仕組み。タイ料理はタレが肝だな。

スープがレトルトではなく、何かしらのゲーンチューだったら完ぺきだったのに。むしろ、日本では当たり前に売っているみそ汁やスープ的なものがタイには存在せず、米・麺・春雨のいずれかが入ったものしかないのね。初めて知りました。

デザートはロティサイマイ。

もう粽とサラダでおなかいっぱいですが、今日は何としてもこれを食さねばなりません。クロントーイ市場で買ってきたロティサイマイです。1袋にロティーは13枚入っていました。

このロティに綿あめをのせて

くるりと包んでいただきます!

食べてみたところ、この綿あめが想像していたよりもずっとハリハリしているのです。一本一本繊維がしっかりしているというか。ともすると口の中に刺さりそうなぐらい固いところもあります。これは慌てずゆっくり食べなければならない食べ物だということを学びました。

この日の記憶の記録。

BTSサラデーン駅のすぐ近くで出会ったカゴ屋さん。かわいい。

薬局でもらった試供品。試しに貼ってみたら、刺激が強すぎて背中にビリビリとした痛みが走る始末。5分と経たずに剥がし、勿体ないので丈夫そうな足の裏に貼っておきました。まさか、あんなに痛いとは…クワバラクワバラ。

習慣ってすごいな。荷物運ぶの上手。

今回室内履きを忘れて、ホテルではずっと靴下で過ごしていたのですが、得意のセブンイレブンで安くてかわいいビーチサンダル発見。これで80バーツぐらいでした。

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超ローカルな「クロントーイ市場」へGO!【6日目①】

…の前に、セブンで虫よけ探し。

この日は朝から「クロントーイ市場」なるところにやってまいりました。

MRTに市場と同じ「クロントーイ」という名前の駅がありますが、アクセスは「シリキット女王国際会議場駅」からの方が断然良いです。ここは超ローカルな市場で、しかも規模が大きい!生きた魚や鶏をはじめとしてあらゆるジャンルのものが売られています。屋台やレストランがお店で使う食材を仕入れる場所でもあるようです。

で、到着したのは良いのですが、浮かれすぎて虫よけスプレーをシュッシュするのを忘れてきました。これは大変。蚊から絶大なる人気を誇るワタクシ、このまま市場に飛び込んだらあっという間に囲まれてしまう!ということでまずはセブンイレブンへ。

陳列棚の最下段にビオレの虫よけを発見。

早速手の届く範囲にもれなく塗りたくって出発です。

朝ごはんはイエンタフォー。

そういえば、朝ごはんがまだだったことを思い出し、市場の一角にあるこちらのヌードルショップに入ってみました。

もう8時も回り「朝」というにはちょっと遅い時間だったためか、店内にお客さんの姿はありません。

こちらがメニューです。①が麺の種類、②がスープの種類。スープ無しも選べます。で、③が麺の量。普通盛で50バーツ、超大盛で70バーツ。その右隣り、中央に書いてあるのは追加トッピング。ルークチンとかいろいろ書いてあります。右はドリンクメニュー。店員さんにおすすめを聞いたところ、「パンダンジュースが最後の1本よ。」というので、それにしてみました。麺はイエンタフォーの汁あり、麺はこちらも店員さんの勧めもあって、センヤイにしました。やっぱりイエンタフォーは太麺に限る。

こちらがパンダンリーフの良い香りがする甘いジュース。アロエのような固形物も入っています。それがまた美味しい。

テーブルの上に常備された調味料あれこれ。

数枚写真を撮っているうちに、あっという間に麺ができあがり、運ばれてきました。

不思議な食感の「謎イカ」も入っています。

タイの麺料理は「もう一杯イケそう!」な盛りで個人的に大好き。あっという間に完食し、その後しばし、例のパンダンジュースを飲みながら、店内を行きかう猫たちを眺めていました。いい朝だ!

こちら、店先に置かれたたくさんのサボテンたち。売り物だったのかな。聞けばよかった。

いざ、クロントーイ市場内へ。

観光客向けに整えられた場内、品物の高品質が保証されている分お値段設定も高めなオートーコー市場とは違い、こちらの市場はいずれの品も、どこよりも安い卸値価格なのではないかと思います。バンコクの台所、といった感じでしょうか。本当に規模が大きいので、食品のジャンル別に写真を整理して、市場をご案内します!

①青果

美しく、うず高く積まれた果物たち。

ここはタマリンド専門店。タマリンドが大きい!

一袋20バーツ(80円)の唐辛子。この袋、結構な大きさがあります。

タイのバナナはほぼ緑色で売られています。きれい。

ガパオだけでも何種類もあるんですって。

②肉類

商品補充をしているところに出くわしました。こんな大きな桶いっぱいに肉が詰め込まれて運ばれてきます。そしてこれが見ているそばから売れていくのです。

左の鳥が右の鳥になる、の図。食べることは命をいただくこと…を肌で感じる市場でもあります。

③魚介類

比較するものがないがゆえに、この海老の大きさを伝えきれないのが何とももどかしい!

やっぱり生ガキ、食べるのね。鮮やかな赤と緑、絶対に火を噴くほど辛いであろうプリックナムプラー、この店オリジナルなんでしょう。合わせて買えるように売られています。

市場にはこうして買った魚をすぐに焼いてくれるところもあります。炭火、間違いなく美味しい。

これはイエンタフォーに入っている例の「謎イカ」でしょうか。

亀のほか、もちろんカエルも売っておりました。

蟹も動いておりましたよ。これ、塩漬けにするのかな。

④加工品

もちろんですが、調味料や乾物などを売っているお店もあります。

こちらは手作りのさまざまな プラーラー (ปลาร้า )を売っているお店。…だと思うのですが、タイ語が不自由なため詳しくはわかりません。ただ、もしかしてこの方だったら、タイ南部の調味料ナームブードゥ( น้ำบูดู)がこの市場にあるか、知っているのでは…と思い、スマホで画像を見せながら聞いたところ、「ここにはないよ。オートーコーに行ってみて。」とのことでした。残念。

⑤菓子類

お菓子類も手作りから既製品まで、さまざまなものが売られています。

私の大好きなタイのソフトキャンディーも大袋入り。

これ、店頭でおばあちゃんが焼いていたんだけれど、何だったんだろう。食べてみればよかった。

そしてこちらはアユタヤ名物、綿あめをロティーに巻いて食べる「ロティーサイマイ( โรต สายไหม)」です。

上の写真で奥の方に写っているお姉さんがロティを焼いている様子をしばし見学。

⑦雑貨・調理器具

今見ると、レトロかわいい雑貨がたくさんありそうなお店。

ここは台所用品店。炊飯器も売っているようです。

タイではおなじみのホーロー食器、その柄を模したメラミン食器。かわいい。

タイの市場でよく見かける形の包丁。ここなら昔ながらのソムタム包丁があるのではと思い聞いてみました。そうしたところ…

やっぱりありました!柄に直にマジックでお値段が書いてあるのとか、もう気にしません!

とにかく広いクロントーイ市場、昼近くになると店じまいを始めるところもあったので、早めに行った方がよさそうです。ただ、7時か8時ぐらいまでは、おそらくお店の食材を仕入れにきている方たちで混雑しているかと思うので、個人的には9時から11時ぐらいに行くのが良いのではないかな…と思います。

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絶対また行きたい!美味しいものがいっぱいのナーンルーン市場。【4日目①】

旅の途中のお洗濯、にやってきた。

4日目にしてお洗濯にやってきました。10日間の滞在にもかかわらず、荷物を7キロに抑えられているのは旅の途中のお洗濯前提で、洋服の数を限っているから。今回荷物として持ってきたのはトップス4枚、ボトム2枚、下着の類が4セット。ということで、朝イチでコインランドリーにやってきました!

まずはお金を10バーツ硬貨に崩して。次に洗剤を購入…と思ったら売り切れ!!

そんなぁ…と嘆いていても仕方がない。来た道を少しばかり引き返し、セブンイレブンへ。

1回分ずつになった旅人向けパック、発見。本当だったらコインランドリで1袋5バーツで済んだものを、トホホ。ちなみにこちら、4袋入って20バーツ。

何キロ洗濯するか(洗濯機の大きさ)、使うのは水かお湯かによってお値段が異なります。私は一番小さい右の洗濯機を使い、冷たい水を選択して料金は40バーツでした。

乾燥機は量にかかわらず、お値段一律40バーツです。手前は夜間は割引になるよ~のお知らせ。

今回、旅の途中のお洗濯は1回かな~と思っていましたが、1日の途中で汗を流しにホテルに戻り、着替えて再出発、なんてこともあって、実は後日もう1度利用しました。こちらのコインランドリーはオーナーさんがとてもきれい好きで、7時になるとやってきて、床のお掃除、テーブルや椅子などの拭き上げ、洗濯機のメンテと隅々まで整えている様子。私は偶然そこに2度遭遇しました。たまたまここの近くのホテルに宿泊していない限りは使うこともないかと思いますが、良いコインランドリーなので場所をお知らせしておきますね。

コアなタイ料理好きにはぜひ行ってほしい「ナーンルーン市場」

お洗濯を終えて、この日朝からバイクタクシーをつかまえてやってきたのは「ナーンルーン市場」。他の市場同様、生鮮食品も扱ってはいますが、この市場は作って売っているお料理がとにかく美味しいのです。胃袋の容量の関係で食べることができたものは限られていますが、食べたもののどれもがおいしかったので、コアなタイ料理好きの方がバンコクを訪れる機会があったらぜひ行ってほしい市場です。

カノムブアンユアン ヤーチャン(ขนมเบื้องญวน ย่าแช่ม)

ベトナムのバインセオに由来するタイ料理「カノムブアンユアン」。ですが、タイ人の好みに合わせてチューニングされていて、バインセオとは異なる美味しさを持つお料理になっています。

「カノムブアンユアン ヤーチャン(ขนมเบื้องญวน ย่าแช่ม)」はこちらの女性が一人で切り盛りされている様子。私が行った時はお料理を提供し終わっているお客さんがひと組のみだったため、お料理を作るところからじっくりと見せていただきました。これは生地がカリカリになるようフライパンを傾け、油がまんべんなく行き渡るようにしながら焼いている様子。

こちらが具。これをすべて焼いた生地の上に置いていきます。

この炭火っていうのも美味しさのポイントなんだよね、絶対に。

最後の具、パクチーをのせて生地を折りたたんだら完成です!

写真で見ても生地がカリッカリなの、わかりますか?

そしてもう一つのおいしさの秘密がこちらの アーチャード(อาจาด)。刻んだキュウリ、ホムデン、生姜、唐辛子を入れた器に

この左下に見えるたれを注いだだけ。なんですが、これがとても美味しい!ちなみに、その器に唐辛子を入れる際、「どれぐらいいれる?」と聞かれました。タイ人ではない私には、通常の量は厳しいってわかってらっしゃる(笑)。ジェスチャーで「少しにして!」と伝えたところ、小さじ半分ほどの量を入れてくれました。ありがとうございます。

他にもカノムパンナー…クンかムーかわかりませんがこんなお料理や、卵も一緒に包んだ別バージョンのカノムブアンユアンんもあるそうです。そちらも食べてみたかったな。

とにかく生地が今までに食べたことがないぐらいクリスピーで、生地と具とアーチャードを合わせて食べると最高に美味しいんです!このおいしさ、タイ料理仲間とシェアしたい!と心から思いました。

サイクロークプラーネーム(ไส้กรอกปลาแนม )

お次はこちらのお店、サイクロークプラーネーム(ไส้กรอกปลาแนม )です。

サイクロークは左に見えるソーセージのこと。プラーネームは手前のボウルに入っているものかと思いますが、このお料理、どうやって食べるのでしょうか。持ち帰りのみっぽいので、とりあえず1パック買ってみました。

そうしたところ、何も言わずとも食べ方がわかっていないだろうことが伝わったのでしょう。一つ作って見せて、私の口にそれを放り込んでくれました(笑)。タイ人優しい!

実は見ての通り、唐辛子を丸っと一本包まれてしまったわけですが、それも含めて美味しいの!甘めのソーセージと酸味のあるプラーネーム、お米やガティアムドン、いろんな味が口の中で一つになる、これは今まで経験したことのない美味しさ!

でもこのプラーネームにしろ、サイクロークにしろ、作るの大変だろうなぁ。これは家では作れませんよ。タイ人の皆さんがこぞって買いに来る気持ち、わかる。

モンコーンバチャーン(มงคลบะจ่าง)

続いてはこちらの中華粽のお店です。粽はタイ語で バチャーン(บะจ่าง)、店名の前半分、モンコーン(มงคล)はグーグル先生によると「縁起の良い」という意味だそうですが、本当のところはどうかな。でも「縁起の良い粽」、店名としては良さそうです。

私がこちらの前を通りかかったときに、ちょうど粽を作っている最中でした。この手際の良さよ!

しかもすごく美味しそう!これは持ち帰りにして、サイクロークプラーネームと一緒に食べようと、一つだけですが、買うことにしました。すると「タロイモ餡入りと無しと、どっちがいい?」とのこと。餡入りの方がたしか5バーツ高かったかな。なんとなくこのタロイモ餡入りがタイでは標準仕様なのかなーと思い、餡入りをいただくことにしました。しかも渡してくれたのは蒸し器から出したての熱々!せっかく気遣ってくれたのに、すぐに食べなくてごめんなさい!

じつはこの市場では、他にも食べたいものがいくつもありました。冷水にご飯を入れて食すペッブリー県発祥の宮廷料理「カオチェー ペッブリー(ข้าวแช่เพชรบุรี)」、 「ヌアトゥン ナンルーン(เนื้อตุ๋นนางเลิ้ง)」の 牛肉クイッティアオとガオラオ、 「ルンルアン バミーギアオ ナンルーン(รุ่งเรืองบะหมี่เกี๊ยวนางเลิ้ง)」 のバミーヘン、その他もろもろ。

上の写真は牛肉クイッティアオのお店 「ヌアトゥン ナンルーン(เนื้อตุ๋นนางเลิ้ง)」 の様子ですが、朝にはだいぶ遅く、昼にはまだ早い時間だっていうのに、お客さんがひっきりなしですごく混んでたんですよ。その様子を見ていても、ここは絶対美味しいお店だ!ってわかります。あーもう今思い返すと、無理をしてでも食べるんだった!いや、でも本当はおいしいのに、お腹が空いてないせいで、おいしさが半減するのも嫌だしなー。

…といくら考えても仕方がないので、次にバンコクを訪れた際には、必ずナーンルーン市場を再訪したいと思います!

いずれもタイ語で書かれた記事ですが、この市場の美味しいものがわかります!ぜひご参考に。