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2023年8月_バンコクひとり旅

サームヤーン市場からのセントラルワールド行き。【3日目①】

ワット・フアラムポーンに寄り道。

私が今回宿泊したホテルは、スカイトレインのサラデーン駅と地下鉄のサームヤーン駅をどちらも便利に使える位置にありました。しかしこの日の第一目的地はホテルから徒歩で向かえる(とはいえ、まずまずの距離がある。)場所にあるサームヤーン市場。帽子をかぶって水を手に、いざ出発です。

ホテルを出発して数分で地下鉄サームヤーン駅近くまでたどり着きました。ふと見ると立派なお寺が。朝早い時間だというのに、徒歩で車で、人々が次々に入っていくではありませんか。これはちょっと見てみよう!と急遽お邪魔してみることに。

勝手が全くわからない私は、お参りにやってきたタイ人の様子をじっと見守ります。ここではお香やろうそく、お花などのお供え物を販売しているようです。

さらには干支ごとに、縁起のよいお供え物が販売されていたりもします。

またあるスペースには寄付を募るお坊さんの大きなお人形が。

ここではろうそくが売られていて、曜日ごとに何やら書いてあるようです。

仏様がたくさん居すぎて、もう何が何やらです。タイ語がわかるようになって、正式なお参りの作法を知りたい!

結局わからないことがたくさんで、知りたい欲求だけが高まったワット・フアラムポーン訪問でした。

本当に駅のすぐそばですので、気になる方はぜひお立ち寄りください。

目指すは市場、でもタイは暑いのでこまめな休憩が必要です。

突然ですがワタクシ、生まれ持っての汗っかき体質です。猛暑の中、外に出た瞬間に汗がたらり。ところが、今年に入って体質が変わったのか自分でも驚くほど汗をかかなくなったのです。これで私も女優を目指せるか…と思っていたのですが、タイの暑さの前ではそんなもの、まぼろしでした。

そもそも旅行となると歩きますしね、ましてや自分の場合、どうしても行きたい場所があったら5キロぐらいは平気。この日向かった市場も、ホテルから1.5キロぐらいはあるのです。そりゃ汗もかくわ。

で、もう間もなくで市場!というところまでやっては来たのですが、その前にいったん体を冷やそうと立ち寄ったのがこちらのカフェ。

こんなところです。店内は天井が高くて開放感があり、きれいでとってもおしゃれ。

ここで30分ほど休憩させていただきました。生き返った!

チュラロンコン大学そばのローカルマーケット、サームヤーン市場。

やってきました。こちらがサームヤーン市場です。歴史は古いようですが、この場所に移転して、このようなきれいな市場になったようです。

この写真を撮影した場所のすぐ右手にはタイで最もレベルが高いとされるチュラロンコン大学があります。

早速中に入ってみます。入り口近くにはお花屋さんや、主にスイーツを販売するお店がずらりと並んでいます。

どれも色とりどりで美味しそうなのですがなにせ暑くて。

どれもおいしそう…なのですが、暑さ故、なかなか手が伸びません。お菓子エリアが終わると、その奥は野菜&果物が並ぶエリアになります。

さらにその奥に進むと、肉や魚ゾーンがあります。ご覧の通り、タイの市場にあってはかなり衛生的です。

お邪魔した時間帯が10時台という、朝には遅く、昼には早いという微妙な時間だったため、お客さんのすがたはまばらでしたが、時間帯が違うとかなりの人でにぎわうようです。

建物の外側にはすぐに食べられる調理済みのものを販売しているお店が並び、椅子やテーブルも用意されていたので朝ごはんがまだだった私はためしに!とタイ式のチャーシューが入ったという蒸し饅頭を買ってみました。

美味しそうですよね。ところがびっくりするぐらい美味しくなかったんです。これはまぁ衝撃でした。大抵のものはおいしく食べられちゃって、実は私、味がよくわからないんじゃないか?っていうぐらい、なんでも食べられるタイプなのですが、その私をもってしてもこれはダメでした。こんなこともあるんだー、ショック。せっかく来たので最初に見たお菓子コーナーで何か買って帰ろうか、という気持ちもすべて消え失せ、この市場を後にしたのでした。

教訓。事前の情報収集大事。せめて「このお店でこれが食べたい!」を一つは持って市場に行こう!

街を巡り、結局たどり着いたのはセントラルワールドのフードコート。

何をするにも「ツイていない日」というのがあります。この日はまさしくそんな日。歩道が続いていると思って進んだ先が川で行き止まりだったり。

あー、こっちだったかー、と無事に橋を渡るも、タラートがあると思っていった場所に何もなかったり。

もはや町中にある、タイ料理とは何の関係もないレバノン料理のお店が非常に魅力的に見えたり…

とまあいろいろありましたが、前日に見たセントラルワールドのフードコートに気になるお店があったな!ということを思い出し、行ってみることにしました。

やってきたのはこちら、セントラルワールド7階のフードコートスペースにあるナムプリックのお店です。

どれもおいしそう!

こちらの3色ごはんとナムプリックガピのセットも魅力的。

エビのナムプリック、塩卵のナムプリック、マンゴーのナムプリックなどなど、いろいろなナムプリックが並んでいます。このペーストだけ全部一口ずつ味見したい!

という個人的な欲求はさておき、悩みに悩んで結局定番かつ安定のおいしさのカオクルックガピを注文することにいたしました。

注文すると店員さんがこのように、目の前でお料理を盛り付けてくれます。ちなみにこれは私の前の人が注文した 3色ごはんとナムプリックガピのセットを盛り付けている様子です。

はい、こちらが作ってもらったカオクルックガピです。クンチアンが炒めずに切っただけだったり、干しエビがお魚スナック的なものの置き換わっていたり、ムーワーンが全く脂身無しの赤身肉だったり、本場なのにホムデンが赤玉ねぎになっていたりと突っ込みどころは満載ですが、なにせ60バーツ(240円)ですからね。コスト的にはこれが精一杯、というところかと思われます。

なんにせよ美味しい。揚げ唐辛子だけを残し、完食いたしました。

食料品売り場の奥の方を覗いてみたよ。

フードコートと同じ7階にある食料品売り場、前日は生鮮食品を中心にチェックしましたが、この日は奥の調味料やお菓子、製菓や生活用品などを見てみました。こちらはお馴染み、ゴールデンフェニックスのジャスミン米、デザインが素敵です。5キロでおよそ800円といったところ。やっぱり現地は安い。

こちらは製菓材料の中でも食紅と各種香りのエッセンスコーナー。タイのお菓子はどれも似たような香りがするのだけれど、あれって結局どれを加えているんだろうか。

いろいろな食料品を詰め合わせたカゴ。カゴ付きと言えどちょっとお高い。

タイの方はこのボディパウダーが好きなんでしょうね。日本ではベビーパウダーを赤ちゃんが使うぐらいで、日常的にこういったものを使っている方はそう多くないかと。年中暑いですから、さっぱりしたいんでしょうね、きっと。

最後はお菓子の型コーナー。適当な大きさのかわいいシリコン型があったら、カノムチャン用に購入しようかと思っていたのですが、これチョコレート用らしく、小さい上に良いお値段がします。ということで今回は見ただけにしました。

3日目②に続く。

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美味なる麺とマッサージを求めてプロムポンへ!【2日目②】

その前に、チットロムで途中下車し、セントラルワールドへ行こう。

セントラルワールドはバンコクの街の中心にある500店以上のショップを有する大型ショッピングモール。

BTSチットロム駅からスカイウォークで直結していて、アクセスも便利…と言いつつかなり歩きます。実は位置的にはお隣のサイアム駅のチットロム駅のちょうど中間あたり。ですが、歩きやすいスカイウォークを使っていけるというのは、歩道の状態が良いとは言えないバンコクにあって、非常にありがたい。

特に何が目的で…というわけではなかったのですが、まずは大好きなキッチンツール売り場と食料品売り場から回ってみることにしました。

①キッチン用品売り場

キッチン用品売り場ではその国の食文化の一端が見えて面白いな…といつも思います。こちらはタイではよく見かけるオレンジ絞り器。広く出回っているものはアルミ製ですが、こちらはちょっと高級な感じ。お値段も500バーツ弱します。一瞬ほしいなぁ…と思いましたが、「自分の暮らしの中のどこに、今までオレンジを絞る機会があった?」と冷静に突っ込み、購入を思いとどまりました。

あとはこちら、ドイツの有名ナイフメーカー、ツヴィリングのキッチンツール。シリコン製のウォックターナーは日本でも見たことがありますが、オールステンレスのものはタイならではかも。

このターナー、シリコン製のものをお使いの方も多いと思いますが、タイのアルミフライパンでそのシリコンターナーを使うと一瞬で溶けます。それはもう笑うしかないレベルで。それだけ高温になるということなのですが。よってタイのアルミフライパン調理において、ターナーは金属製でなければならないのであります。ちなみに、タイの有名キッチンツールメーカー、ゼブラのものは同じようなロングタイプのフライ返しは100バーツほどですが、こちらは…

えー!!!!いくら何でも高すぎる!日本でもツヴィリングのオールステンレスツールは3000円程度。それが1800バーツって。恐ろしくて4掛けとかしたくない。

他にもいろいろな道具がありますが、ハサミやナイフだけではなく、他のこまごまとした道具のまぁ日本製品の多いこと。そうだよね。使いやすいしクオリティ高いもんね、日本製。

②食料品売り場

いつでもスーパーで青マンゴーが買えるって、羨ましいったらありゃしない。上のものは1キロ79バーツ。なのでおそらく、この青マンゴーは3から4個買って320円ぐらい。日本なんてその値段じゃ1個も買えないよ。

マンゴスチンにロンガンにドラゴンフルーツ。

こちら、タイの和え物「ヤムソムオー」に欠かせないソムオー様。右が実の色が白で、左が赤。赤の方がだいぶ高いね。

こちらは少量パックの有機野菜コーナー。いずれも高いとはいえ安い。

ホムデンの皮をむくのが億劫なそこのあなた、うってつけのものを見つけましたよ。これで30バーツ(120円)だったら買いますでしょ?

私がザルごと持ち帰りたかったコーナー。小さくて見えにくいのですが、一番左に写っているのはドーク・カジョン(夜来香)。日本では花を食べる文化というと、せいぜい菊ぐらいのものでしょうか。タイではこちらを野菜と同じように炒め物に加えたりするようです。ビタミンやカルシウムが豊富なんだとか。

チャオムも新鮮そのもの。

やはり駐在の方が多いのか、日本の商品だけを並べた棚もあります。

ミヤンカムのセット!これ、アジアスーパーストアで作ってくれないかな。

③飲食店エリア

セントラルワールドの7階には多くの飲食店も入っています。本格的な日本食のお店、スイーツのお店、中華のお店や各種ファストフード店の他、大規模なフードコートもあり食を楽しむのにももってこいです。

とはいえこの時の私はまだ朝の中華でおなかがいっぱい。休憩がてらこちらのジューススタンドに立ち寄りました。この「BOOST」なるお店はオーストラリア発のようですが、タイのいろいろなところにあり、旅行中に何度もお世話になりました。

体が潤ったところで活動再開。

ちょっと歩き出したところで、「CHADA」というタイスイーツのお店を見つけました。

このかわいらしさで1個15バーツほど。

ルークチュップもあります。

ものは試しに!とショーケースの中の色とりどりのお菓子を6個ほど買ってみました。それぞれ多少の違いはありますが、全体的にしっとりしていて噛むとムチムチとした食感。ほのかな甘みと何かしらの香りが鼻に抜けます。ジャスミンエッセンスか何かが入っているのかな。

「Rung Rueang Pork Noodle」で美味しい麵料理を食べよう!

もう夕刻になろうかという頃、スカイトレインに乗ってプロムポンまでやってきました。目的は麺とマッサージ!本来であればマッサージの方が先なんでしょうけれど、夕飯時まで待ってお店が混んだらいやだな…と思い、先にヌードルショップに行きました。

実はこちらのお店、この写真の手前にも同じようなお店があって、そちらが本店のようです。

店先に立っていると奥へと案内され、二人掛けのテーブルに座りました。

メニューを見ながら①味付けと汁ありかなしか、②トッピング、③麺の種類と量を決めます。

裏はおつまみとドリンクメニュー。私はあの素朴な甘さのロンガンティーにしました。ティーとは言っても、ドライロンガンの実に砂糖を加えて煮だしたシロップを割ったもの。

早速ロンガンティー到着。これはおいしそう!

1分と経たないうちに麺もやってきました。

叩いた豚肉とルークチンをトッピングしたトムヤムバミーヘンです。これがまぁ美味しい。このちょっと縮れた感じの細いあっさりとした中華麺(バミー)がまた良い感じなのです。

夢中で食べているうちに、あっという間に器が空になってしまいました。後にマッサージさえ控えていなければ、もう一杯食べていたかも。

締めのマッサージは日本語OK、技術も本格的な優良店。

この日の締めくくりもやっぱりマッサージ。メニューはせっかくなのでタイ式マッサージにしてみました。マッサージといいながら、されるがままの日本のものとはことなり、結構アクティブな感じで、終わった後に「あーよく体を動かしたなー」的な感覚になります。

このマッサージについては、最後にまとめて書こう!と思っているので詳細は割愛いたします。

お夜食はまたまたセブンのホットサンド。

タイのセブンイレブンといえば、ホットサンド!というイメージを勝手に持っています。三年前のチェンマイ旅でもお世話になりましたが、今回もついつい買ってしまいました。中身はせっかくなのでタイっぽいものを選びました。それがこちら。肉でんぶとサラダクリームのサンド。

台湾では 肉鬆(ローソン)と呼ばれる肉でんぶですが、タイ語ではหมูหยอง(ムーヨーン)と言います。

それをしっかり焼いてくれる店員さん。ありがとうございます。

一緒にコーヒーと牛乳も買って…

はい。まるで朝食のようなお夜食の準備が整いました!

あちこち歩き回るのが楽しくて、ご飯もそっちのけでうろついているうちに、気づけばまともな食事は1日を通して2度、歩数は2万歩を超えていました。でも一日の終わりのマッサージのおかげで体に疲労感は全くありません。タイマッサージ、やっぱり最高です。

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ヤワラート「和豊成(フアセンホン)」の中華から始まる一日【2日目①】

まずは「TANG CAFE & BAR」で朝の一杯。

そもそも、いつどこに行くかなどまったく決めないままバンコクまで来てしまった今回の旅。この日の予定も朝起きた時点でまだ無し、という状態。とりあえず出かける準備をして、1日のプランを練ろう!とホテル近くのカフェ「TANG CAFE & BAR」へとやってまいりました。

こちらのカフェ、1階席とテラス席のほかに2階もあります。コンセントを自由に使える席もあるようで、旅行者にとってはなかなか使い勝手がよさそう。

タツノオトシゴのラテアート、素敵です。

オーダーしたカフェラテがやってきました。ラテアートがかわいいのはご覧の通りですが、コーヒーもちゃんとおいしい。これ、大事。

このカフェ近辺に居ついていると思しきハチ割れ猫、登場。バンコクもやはり猫が多いな。

人懐っこくて、かわいい。

これぞまさに看板猫。

観光客が何かを目当てに歩き回るエリアではないかもしれませんが、ご縁があればぜひどうぞ。街の喧騒から逃れ、歩き疲れた足と心を休めるのにはぴったりのカフェです。

目的地をバンコクの中華街「ヤワラート」に決め、いざ出発!

朝ごはんはバンコクの中華街で食べよう!と決め、地下鉄のWat Mangkon駅までやってまいりました。

地下鉄の出口付近からパッと目を上げると見える古いマンション。バンコクの新旧が混在する街です。

台所用品店を見かけると、つい意識がそちらに行ってしまうのはもはや病気。お隣で売っている中華菓子もおいしそうです。

このお店もなかなか人気があるようで、来店客が絶えません。

パートンコーにも呼ばれている気がするけれど、ここで食べてしまっては朝ごはんのおいしさが半減するので我慢我慢。

他にはカリーパフ屋さんや、中華饅屋台、北京ダックを手軽にいただける食堂なんかもあって、食べられる量に自信がある方は片っ端から食べていただきたいです。きっとおいしいはず。最近、加齢による衰えが最も強く胃腸に表れている私には、そんな芸当は到底無理。眺めるだけ眺めて素通りしまくりました。

朝からおいしい「和豊成(フアセンホン)」。

朝ごはんはせっかくだから!と中華街の人気店、「和豊成(フアセンホン)」でいただくことに決めました。お店までやってくると、店頭にはずらりと並ぶ、持ち帰りもOKのお料理たちが。ここ、店頭なのですがこのショーケースの裏手が調理場になっていて、大鍋で麺を茹でたり、調理人の皆さんがフライパンをあおったりしています。なぜかそこを写真に収めなかったんだよな~。悔しい。

「和豊成(フアセンホン)」と言えば有名なのはフカヒレ料理。ですが個人的にあまりフカヒレには食指が動きません。それよりも私の目には点心の方が魅力的に映ったため、そちらから3品オーダーすることにいたしました。

そうして待つこと5分。いや、3分だったかもしれません。それぐらい早い。テーブルに運ばれてきたお料理たちがこちらです。

豚肉のシュウマイと海老の蒸し餃子、そして具だくさんの中華粽!

中には干しエビや銀杏、ピーナッツ、蓮の実、中華ソーセージ、シイタケ、鶏肉と、そしてなんとタロイモ餡が入っています。粽に餡…一瞬「えっ!?」と思いましたが、あんこ好きな私はおいしくいただきました。ただし、これは好き嫌いがわかれそうです。

蒸し海老餃子は上に貝がのっかっているものを注文しましたが、プリプリで美味しかったなー。焼売も胡椒が効いていて美味。味もしっかり目についているのでタレなしでもいけます。

私は開店してすぐぐらいの時間にお邪魔したのですが、9時半ごろには団体が入ってきて、店頭すぐのスペースはいっぱいになりました。ただ、お店の奥の方はまだまだ席に余裕ありだったので、11時から14時ぐらいを避ければ並ばず&お料理を待たずに済むのではないかと思います。

食材好きなら歩くだけで楽しい市場「 イサラーヌパープ 」。

点心でおなかがいっぱいになったところで、ヤワラート散策です。まずは私が大好きなタイ料理の食材がたくさん拝めそうな小道を歩いてみることにしました。

乾物屋さん、練り物屋さん、お総菜屋さん、漬物屋さん、薬屋さん…さまざまなお店が所狭しと商品を並べて売っています。

この雰囲気、とても好き。

バンコクでは手に入りにくい乾燥させたロンガン(龍眼)や マトゥーム (英語名はベールフルーツ)もここでなら確実に手に入ります。

私が個人的に一番気に入ったのは、こちらの写真左手に見えるスパイス専門店。ここでなら、タイ料理で使うものはもちろんのこと、大抵のスパイスは揃うと思います。

どんなにおなか一杯でも行きたいしイケる!「シンガポールポーチャナー」

中華食材の市場を小一時間歩いたところで、お腹なんて空きやしません。しませんがだがしかし。今回の旅に来る前に、タイ料理友の一人であるAちゃんから、中華街にある美味しいロッチョンのお店を教えてもらっていました。ここはなんとしても行き、そして食べなければなりません。頑張りどころです。

曲がるべき道ではなく、一本手前の通りに入ってしまいましたが、出ることさえできればモーマンタイ。

「シンガポールポーチャナー」という名のロッチョンシンガポールのお店です。上の写真正面に見えるところで注文するとすぐに作ってくれます。

それにしても暑い。店内にクーラーはなく、涼を得るのはシーリングファンから送られてくる風と、デザートに入った氷頼み。

店内には過去に王族の方が訪れた時に撮影したと思しき写真がずらり。私が訪問した時は店内のお客さんはまばらだったのですが、ちょうど大量のモバイルオーダーが入った直後だったらしく、その準備が一段落するまで少し待ちました。

そうして待つことしばし。やってきました、こちらがこのお店自慢のロッチョンシンガポールです!

一番底に沈んでいるのがジャックフルーツ入りのシロップ、そこに翡翠色のロッチョンが入ったほんのり甘いココナッツミルクが注いであり、上にはたっぷりのクラッシュアイスがのっています。

このほんのり甘く、のど越しの良い冷たいスイーツなら、どんなにおなか一杯でもさらっと入ります。これは良い!

ロッチョンシンガポールが食べられるお店はバンコクにはいくつもありますが、ここが元祖とのこと。ヤワラートの街並みを楽しみつつ、ぜひ足を運んでみてください。お勧めです。

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ブルネイってどこよ。4年ぶりにバンコクへ!【1日目】

ロイヤルブルネイ航空で行くバンコク10日間の旅。

今年は…今年こそはと思い続けてはや3年半。2020年のお正月を最後に訪問できなくなってしまった微笑みの国タイへ、いよいよ満を持して出発です!

朝ごはんは成田で。さっぱりとろろ昆布のおうどん。

と言いたいところですが、今回は出発の2週間前に急いでチケットを取ったため、少々…とは言えない大きな手違いなどもあり、それでも何とかバンコク行きの航空券をゲットできました。今回お世話になった航空会社はこちら。

「ロイヤルブルネイ航空」です。バンコク直行便ではなく、ブルネイなる国のバンダルスリブガワン空港で乗り換えます。恥ずかしながらワタクシこれまでブルネイなる国がどこにあるか、存じ上げませんでした。。。改めて調べてみたところ…

ありました!大きさは日本の三重県とほぼ同じとのこと。割と小さな国のようです。しかしながら調べてみると、 石油・天然ガスによる収入を元に、政府が社会福祉を充実させていて、個人に対する所得税・住民税は課されておらず、医療や教育も無償なんだとか。

そのためかどうかはわかりませんが、今回のバンコク往復チケットもなんとおよそ5万円、燃油サーチャージなし!という価格設定。ということで乗り換えの手間暇を考えてもお得!と判断し、チケットを取った次第です。

夏休みという旅行シーズンにして、一列独り占めという贅沢。

各社の飛行機は、その航空会社の本国からどこに飛行機が飛んでいるかで客層が変わってくるわけですが、ロイヤルブルネイはどうかな…と少々不安に思いながらチェックイン。出国手続きを終えて出発ロビーまで来てみると…

客層を気にする以前に人がいない。私、何か間違ったでしょうか…と青ざめるレベルで人がいません。ボーディングタイム10分前になると、ようやく乗客が集まり始めました。いやー、良かった良かった。

ただ、いざ出発時間になってもやはり機内は席に余裕があり、おかげさまで今回はこんな感じで席を使うことができました。

席の前後の間隔は若干狭い気がしないでもないですが、それでもこれなら文句なしです。ちなみに、ブルネイはイスラム教を国教としているため、国民のおよそ8割がイスラム教徒なんだとか。

そのためこの通り、女性職員の制服はヒジャブもセットですし、飛行機が飛び立つ際には各種注意事項が案内された後に…

お祈りの歌が流れるのです。その歌の動画の背景にブルネイ各地にあるモスクが映るのですが、これがなかなかどうして素敵。いつかブルネイも行ってみたいなーと思いながら、見入ってしまいました。

バンダルスリブガワンは国際空港です。がしかし、お店はほぼ閉まっています。

日本を出発して6時間、乗り換え空港であるバンダルスリブガワンに到着しました。そもそもブルネイ国民が46万人ほどしかいないということで、小さな空港だろうとは予想していました。

ゲートは8つのみ。そしてやはりここも人がまばら。

まだ明るいのに閉まっているお店。

自販機はあります。

化粧品を扱うお店、開いてはいますが、やはり客はおらず。さて、出発までの1時間ちょっと、どこで時間を潰そうかとウロウロしていたら、やはりありました。

どこに行ってもある、安定のスタバ。ここで小一時間を過ごし、最終目的地であるバンコク行きの便へ。

こちらも席の埋まり具合はこんな感じでした。

ロイヤルブルネイ航空の機内食。

さて、今回のロイヤルブルネイのフライトでは、成田からブルネイに行く機内で食事とオヤツが各1回、ブルネイからバンコクに向かう機内で1回食事が提供されました。上は成田発の機内での食事。

ビーフを選んだのですが、日本出発であることを意識してか、味付けは牛丼風。青菜のおひたしや卵焼きもついています。そしてなんとこし餡いりの大福まで。どんな組み合わせだよ、とつっこみたくなる気持ちがムクムクと。ただお味は悪くないです。実のところ食事はあまり期待していなかったのですが、なかなかどうして普通においしかったです。

途中で出されたおやつのクッキーはたしかマレーシアのものだったかな。

そして、ブルネイからバンコクに向かう機内でのお食事タイム。また「ビーフか鶏」と来たので、肉以外はないのか聞いたところ、ありませんとの回答。ならばコーヒーとデザートだけで良いよというと、CAの男性が「チョコレートケーキ、もう1個食べる?」と持ってきてくれました。丁重にお断りした3分後。同じCAさんがまたやってきて、「これ、クルー用の魚料理なんだけれど、こちらで必要な分はあるからどうぞ。」とわざわざお魚を用意してくれたのです!

「CABIN CREW」のシールがしっかり。いやー、本当にうれしいし、ありがたい!

ということで、東南アジア風の甘酸っぱい味付けの魚煮込み料理、おいしくいただきました!

バンコクに着いてからがなかなかどうして長かった件。

日本を出発しておよそ10時間、ようやくバンコクのスワンナプーム空港に到着しました。夜の20時過ぎですが、各国から到着した人たちで溢れかえっています。そして、 入国管理カウンター までが長い!もうそろそろかな…と思っていたら、まだ500メートル以上あるって、スワンナプーム広すぎる!

イミグレも審査そのものというより人の多さで時間がかかっていて、バンコクに関しては完全に観光客が戻ったなー、という印象です。かくいう私も、だからこそ行く気になったわけですが。

30分ほど待ってようやく入国チェックを終了。荷物を受け取り、少しバーツに両替しておこう!と空港内の両替所に行くと、恐ろしくレートが悪い。

とはいえ何としてもバーツは必要。致し方ないので5000円だけ両替しました。それで1000バーツちょっとしか手元に来ないって、涙が出ちゃうよ、本当に。

タイ版乗り換え案内アプリ「 NAVITIME Transit 」が便利です。

今回のひとり旅は、以前よりもずっと路線が伸びた地下鉄とスカイトレインを駆使して移動しまくろう!と決めていたので、空港からホテルまでも早速電車を利用しました。そこで役に立ったのが「NAVITIME Transit」なるアプリです。

この手のアプリは他にもいろいろあるようですので、「こちらの方がより良いよ!」という情報があればむしろ今後のためにいただきたいです。とにもかくにも今回の旅は、このアプリに大いに助けられました。バンコクに到着してすぐ、宿泊先のホテルへ移動するにあたっても大活躍です。

こうして無事にホテルに到着。

お夜食はセブンイレブンと屋台で買ってきたフルーツ。ここで一日を終えてもよかったのですが、実は今回の旅、自分に課していたミッションがいくつかありまして、そのうちの一つが「毎日マッサージに行くこと」です。だいぶ遅い時間ではありましたが、そこはマッサージ天国のタイ。どのマッサージ店も余裕で開いているため、ホテルを出てすぐのところにあるマッサージ店へお邪魔してみました。

1時間300バーツ。日本円に換算すると現在はおよそ4倍。とはいえ1200円ですので、マッサージに関しては日本と比べると破格です。お願いしたのは足のマッサージなのですが、タイではもれなく、腕、肩、頭のマッサージもついてきます。こちらのお店では最後に温めたハーブボールを使った背中マッサージまで標準仕様でした。タイのマッサージ、素晴らしきことこの上なし!

こうして始まったノープランの10日間に渡るバンコク旅、今回は1日分を一気に記事にしてみましたが、やはり長くなっちゃいますね。2日目以降はさらに情報量が増えるため、おそらく1日分を2~3記事に分けて書くことになろうかと思います。自分的備忘録の旅の記録、しばしお付き合いいただけると嬉しいです。

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2019年8月_チェンマイ・バンコクひとり旅

2019年夏、タイの旅で買ったもの【お土産編】

こちら、重量制限も無事にクリアして持ち帰ってきたもの全て。

タイ料理好きが高じて企画・決行に至った今回のチェンマイ・バンコクひとり旅。ゆえにお土産も台所用品と食品がほとんどです。それにしてもお買い得だったなぁ。

欲しい!買いたい!とリストアップしていたものがかなりあったため、片側空っぽのスーツケースと機内に持ち込む手荷物用のワンショルダーバッグ一つで出発した今回の旅。ですが、帰りにはそれプラスビニール製のバッグが一つ増えていました。

このビニールバックがお土産持ち帰りの強い味方!

タイ国際航空の手荷物について

タイ国際航空では「受託手荷物」と「機内手持ち込み手荷物」に関して以下のようなきまりとなっています。

  1. 受託手荷物…エコノミー20キロ以内
  2. 機内持ち込み手荷物①…1.5キロ以内 
  3. 機内持ち込み手荷物②…7キロ以内

「受託手荷物」はいわゆるスーツケース。これがビジネスクラスだと40キロ、ファーストクラスだと50キロまでOKになるのですが、庶民には無縁の話。「機内持ち込み手荷物①」はパスポートや貴重品などの身の回りのものを入れるバッグ。「縦37.5センチ、横25センチ、奥行き12.5センチまで」とありますが、そこまで神経質にならなくて大丈夫。そして「機内持ち込み手荷物②」、こちらが今回のお土産大量持ち帰りを可能にしてくれました。チェンマイの市場で急きょ調達したビニールバッグ。「縦56、横46、奥行き25センチ以内」って結構な大きさです。写真に写っているビニールバッグもその条件をクリアしています。重さは7キロまで。いやー、本当に助かった!

タイはキッチンツールのパラダイス!

大きな琺瑯のボウル
これまた大きな琺瑯のトレイ
バーンセラドンの器
ソムタム用の木製クロック
台所用品、其の1。
台所用品、其の2。
大量のスプーン
もち米を入れる容器

琺瑯製品は小さめのお皿などを買って帰るつもりだったのに、気づけば大物ばかり。そして予定外だった木のクロックとたくさん買い込んでしまったセラドンの器も加わり大変なことに。でもちゃんとそれぞれの荷物の重量制限もクリアしているのですよ。今回は現地でお土産用のビニールバックを購入したのですが、使い始めてまもなく縫い目がほつれるアクシデント発生。がそこは冷静にビニールテープで補強し対処。どうにか家まで無事でしたが、それでもヒヤヒヤ。次回は丈夫なサブバックを日本から持参します。

タイは美味しいものもたくさん!

チェンマイのワロロット市場で。
同じくワロロットで買った乾麺
バンコク、オートーコー市場のガピ専門店にて。
最終日、アソーク駅直結のロビンソン地下で買ったものたち。

タイの名産品をバンコクで買おうと思うと高い!結局今回干し海老は断念してしまったので、次回は必ずチェンマイあるいは地方の市場で探し求めようと思います。ちなみに、どこでも買えるだろうドライ苺は試食の美味しさについつい。でもこれ1キロで150バーツ(525円)。日本の価格の4分の1以下だよ。

雑貨と日用品は少しだけ

早速棚に飾っています。
噂のヒルドイドはバンコクの薬局で。
知人にあげようと買ったブレスレット

タイは民族調の可愛い布やそれを使った製品も多いんですよね。次回は100バーツのタイパンツをはじめ、もうちょっと身に着けるもので可愛い物を探してみようと思います。

以上、長きにわたって綴ってまいりました「2019夏_チェンマイ・バンコク旅」はこれにておしまいです。次の旅は何をテーマにしようか考えつつ、早速計画を立てようと思います。もうすでに楽しみ。

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アンティークな琺瑯を求め、締めにエステ!【最終日②】

タイとお別れしなければならない時間が迫ってきました。残すところ6時間。でも最後の最後までタイを楽しみつくすぞ!

デッドストックを求めて「サパーンハンクルアンクルア」へ

お目当ての店の最寄駅、MRTブルーラインのサムヨット。新駅です。

バンコクで行ってみたい場所をピックアップしていた時にパラフット通り沿いにある「サパーンハンクルアンクルア」なるお店を見つけました。しかしながらそこは地下鉄の駅から遠く、タクシーを使わないと難しそう。これは無理か…と思っていたのですが、いざバンコクについてみたら予定よりも早く完成した地下鉄の新路線で既に試運転を始めているというではありませんか!そうなると最寄駅からは徒歩数分。これは行くしかないでしょう!と狂喜乱舞で行って参りました。

天井まで積み上げられた台所用品の数々。圧巻!
アルミ・ステンレス製品も豊富!
隅々まで探したら「ないものはない」と思われる品ぞろえ。

ここのお店、古くからやっていると見えて、昔から在庫を抱えていると思しきモノ、そして最近入荷したと思われる新品が混在しています。これなら古い琺瑯アイテムもどこかに埋もれているかもしれない。期待が高まります。

左右のラインナップをご覧ください。

すると早速足元に琺瑯のトレーがありました。よく見ると右の箱にはわりと最近のものが。そして左の箱にはなにやら古めかしいデザインのものがあるではありませんか。これは!と座り込んで一枚一枚見ていくと、どうも最近のものではないような、何より可愛い柄の大きなトレー発見!

値段を思いっきり油性マジックで書き込む豪快さがタイ。
裏には脚付き。

レトロ可愛いとはまさにこのこと。にやにやしながらレジに持っていくとご店主と思しきおじいさんが「なんでこの外国人はこんな古いものをわざわざ買うんだ」と訝し気。このトレーの状態を見て550バーツは高すぎると思ったのでしょうか。何も言っていないのに400バーツにおまけしてくれました。ヤッター!

最後に食品系のお土産を買いに再びロビンソンへ。

食品系はスーパーに限る!

この後は地下鉄とスカイトレインを乗り継ぎ再びアソーク駅近くのロビンソンへ。1階の隅に地下へと続く階段があり、地下1階が食品売り場になっています。それで皆さんに配るお菓子と自分で使うタイ食材をいくつか買い込みました。これにてタイでのお買い物終了!なのですが、空港に向かうには3時間早い。ということで、ロビンソンのお向かいにあるタイムズスクエアへ。そこにはたくさんエステが入っていて、お値段もなかなかリーズナブルという噂。せっかくだからタイの街歩きで乾きまくった顔をどうにかしてから帰国しよう!と予約もせず、飛び込みで行ってみました。

「Vonae Beauty」最高です!

タイムズスクエアの中に入っているエステの中では「マイ・スパ」なるお店が人気と聞きましたが、お店の前を通りかかるとどうにも入りにくい雰囲気。どうしようかな…とウロウロしていると、こちらのお店の方がドアを開け、「エステをお探しですか」と声をかけて下さいました。

Vonae Beauty(ボナエビューティー)| アソーク (Times Square 3F) – 韓国式フェイシャルエステ

顔の乾燥とキモ毛穴が気になると話したら、アンチエイジングの90分コースを進められました。すぐに施術できるというので早速お願いし、コース内容もよくわからないままスタート。で始まってみたらこれがすごかった!

  1. クレンジング
  2. 保湿トーニング
  3. ソフトピーリング
  4. オゾンスチーム
  5. ヘッドマッサージ
  6. 毛穴ケア
  7. バブルパック
  8. 首・肩マッサージ
  9. フェイシャルマッサージ
  10. コラーゲンパック
  11. 腕・脚マッサージ
  12. ホットストーンで背中マッサージ
  13. シャンプー

これで1300バーツ(4550円)ですよ。もう日本じゃ考えられない!そして肝心のお肌は、というと顔や首のザラつきはすっかり消えて、ほうれい線も見えなくなり、毛穴も引き締まってもうツヤツヤ!合わない化粧品も多い難しい肌の持ち主としては多少不安もあったのですが、ここすごく自分にあってます。これを週1とかで受け続けたらきれいを保てるんだろうなぁ。

エステとか全く関心を持たずにタイへ行ったけれど、そういう目的でタイに行く女子の気持ちがすごくよくわかりました。次回はエステも最初から予定に入れてタイへ向かうことをここに誓います!

タイ旅行、最後の食事は機内食。

うどんだったよ、母さん。

羽田まで2時間というところで機内食が出て参りました。オムレツとうどんの2択。もう日本上空だからって、食事内容を日本に寄せなくていいのに(涙)。味付けも濃いしさ、タイにさよならしてきたことも重なって悲しくなってしまいました。タイ料理が好きすぎて、とうとうこの夏タイをひとりで旅するに至ったわけですが、その決断は間違っていませんでした。来年と言わず、冬にまた行きたいな。もうチケット取ろうかな。

2019年8月16日追記。年末年始をまたいで9日間の日程でチケット&ホテル予約しました。ヽ(^o^)丿

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2019年8月_チェンマイ・バンコクひとり旅

朝のレッスンは市場ツアー付き!「SILOM」再び。【最終日①】

教室近くのローカルな市場で買い出しです。

ショッピングやエステに興味がないとは言いませんが、「色気より食い気」なワタクシ。最終日も夜のフライトまで時間があるし、丸一日買い物じゃ飽きちゃう!と、実はこの日もシーロムクッキングスクールに朝のレッスンを申し込んでおりました。チェンマイのローカル市場も楽しかったけれど、バンコクはどうかな。楽しみです!

タイの暮らしには欠かせない市場。

どうしてこうも葉物野菜が新鮮なのか。

日本では少し歩くとあちらこちらにスーパーがありますが、タイではあまり見かけません。おそらく生鮮食品はこうした市場で調達しているものと思われます。そして、流通システムがどのようになっているのかはわかりませんが、どこの市場に行ってもとにかく置いているものが新鮮!料理好きとしては羨ましい限りです。

唐辛子だってこんなに種類が。
鶏肉やさん。
海老だけを置いているお店もありました。

市場では買い物をしながら野菜の種類や新鮮な食材の見分け方などを教えていただきつつ、この日の料理に使う食材を揃えていきます。そうして買ったものは皆で分担して教室までお持ち帰り。

この日も私以外は全員韓国の方。
A私は鶏肉と飾りつけに使うお花担当。

「all in one pot」スタイルを貫く。

こちらはタイ式の野菜スープ。

そしてこの日も前日と同じく6品作るのですが、煮る&炒めるは「すべての材料を鍋に入れてから火にかける」が徹底されています。それなのに美味しいというミラクル。この日習った中でも特に気に入ったのが上の「ゲーン・リアン」。胡椒のスパイシーさが良いアクセントになっていて、とっても美味しかったです。

木曜日のBメニュー。

2度目の参加となったこの日は「メニューB」を作らせていただきました。他の参加者はというと全員A。先生が様子を見ながら他の方にはメニューAの説明と作業の指示、隙を見て私にBをレクチャーしてくださいました。すごい。プロだなー。そして、木曜のメニューBはこのような内容となっております。

  1. タイ式野菜スープ
  2. 鶏肉のガパオ炒め
  3. パネンカレーペースト
  4. パネンカレー
  5. 鶏肉と野菜の炒めもの
  6. タブティムグローブ(デザート)

木曜日の6品、このように出来上がりました。

テーブルに準備されたすべての材料。
野菜スープに加えるスパイシー海老ペーストの材料
クロックで全て潰します
野菜は大きさを揃えてカット。
南瓜に火が通ったら海老とバジルを加えて
完成!
これがまぁ美味しい!自宅で再現確実です。
鶏肉は叩き、野菜は全て小さめに切ります。
全部をフライパンに入れて炒め、最後にガパオを加えるだけ。
野菜たっぷりな上に海老も入って旨味十分。これも早速作りたい。
次はこちら。ポイントはピーナッツが入ることだそう。
野菜と鶏肉を炒め、ココナッツミルクを入れて煮込む。
鶏肉と野菜の炒めもの
中央上の黄色いものがパネンカレーペースト。
これを煮込むことしばし。
パネンカレー
慈姑の着色がファンタ、という衝撃のデザート。

こちらのお料理教室では、調理工程、材料、そして出来上がった料理のどこを切り取っても美しい。家でもそうであるよう頑張ります。(たぶん)

今日の教室も可愛いよ。

最終日は5階の教室でしたがここも可愛いなー。置いてあるものもその置き方も理想的!これに刺激されて、私も久しぶりに台所の模様替えをしたくなりました。次にタイを訪れた際にもまたぜひ参加したい!そんな気持ちにさせてくれるシーロムさんでした。

前日とは異なり、帰り際にくださったのは日本語版のレシピ。なんて親切!

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2019年8月_チェンマイ・バンコクひとり旅

タイ料理教室「SILOM」で目から鱗が落ちました。【6日目③】

バンコクは海外からの観光客や駐在の方も多いためか、英語がOKの外国人向け料理教室というのが多数あります。その中で参加した方からの評価が高かった「Silom Thai Cooking School」に行ってみることにしました。

シーロムタイ料理教室はこんなところ。

このビル一棟が丸ごとお料理教室です。

実際にお邪魔してみるととってもきれいで、おしゃれ。しかも規模が大きい!1階は受付・案内になっていて、2階から5階にそれぞれ教室が1つずつ、各教室は12名まで入ることができるようです。この日も複数クラスが開催されていました。

インテリアが素敵すぎる!

外観はもちろん、インテリアもすごく素敵で、見ているだけでテンションがあがります。

こんな可愛い琺瑯のお皿、どこに売ってるの!?

旅行のイベントの一つとして、料理が得意ではない人やパートナーに付き合って参加はしてみたけれど…という方、子どもやご高齢の方など様々参加されることを想定し、レッスンの半分以上はここで先生の説明を聞きつつ作業をします。しかも座って!でも全員が主体的に参加できるよう調理は一人ずつ。なるほど。よく考えられています。

丸いトレーに調味料と食材が用意されています。

そしてこちらも一品ごとに作っては試食するスタイル。その間に次の料理の準備や使った調理器具の片づけをアシスタントの方がやってくださるので、かなり楽。作ることと食べることだけを楽しむことができます。

1レッスン6品の充実ぶり!

こちらの教室では曜日ごとにメニューが決まっていて、初めて参加の方を対象にしたメニューAと、リピーターの方向けのメニューBとがあります。ただどのクラスに振り分けられるかはそのメニューではなく、出身国で決めているようです。この日のレッスンは6人で、私以外は全て韓国の方でした。ちなみに、水曜日のメニューAは以下の通り。

  1. パッタイ
  2. 青マンゴーサラダ
  3. トムヤムクン
  4. マッサマンカレーペースト
  5. マッサマンカレー
  6. マンゴースティッキーライス(デザート)

どれも好きなものばかり。楽しみです。

こちらでもココナッツミルクは生搾り。

生搾りのココナッツミルク、タイならでは、だなぁ。

こちらでもやっぱりココナッツミルクは生搾り。削ったココナッツにお湯を注ぎ、よく揉み込んだらボウルの上にざるを置き、その上でギュッと絞ります。絞ったココナッツはまた別のボウルに戻し、さらにお湯を注いで揉んで搾り…と同じ作業を2度繰り返します。それだけ。簡単なんだなぁ。そして美味しい!

まずはタイ料理ならではの食材の説明。

タイでは茄子の種類が豊富。

タイ料理の食材や調味料について、まずは先生が丁寧に説明してくださいます。タイのハーブ類もこうして

各教室に置いてあり、見てわかる工夫がされています。

「鍋にすべての材料を入れてから火にかける」という驚愕のレシピ!

これからトムヤムクンを作るところ。

そして何よりも驚いたのがそれぞれの料理の作り方。炒めるにしても煮るにしてもこちらの教室では「すべての材料を入れてから火にかける」が基本。海老やココナッツミルクなど限られた食材だけは後から加えますが、それでも非常に簡単です。きっと料理は簡単な方がいい!という人の方が絶対的に多いですよね。誰にとっても分かりやすく、自宅での再現のしやすさを考えての工夫なんだろうな。

そして、こうして簡単に作ったにも関わらず美味しい!というのがまた驚き。本当にこれは目から鱗でした。

全6品、一気にご紹介!

それではこれより、この日作った料理をご紹介します。本当にどれも美味しかった!

トムヤムの材料。椅子に座って先生に教わりながらカット。
野菜と調味料、水を入れて火にかけ…
トマトが柔らかくなったところで海老を加えます。さっと煮込めば…
1品目、トムヤムクンの完成。
2品目はパッタイ。
これまた鍋に全部の材料を放り込み炒めるだけ。
美味しいパッタイが簡単にできました。
次は青マンゴーのサラダですが、これは参加者のお一人が代表してタムタム。
それを盛り付ければ
秒でできあがるという話。
これらの材料を皆で手分けしてクロックで潰してカレーペースト作り。4品目。
5品目。カレーだって「オールinワンフライパン」です。
ココナッツミルクだけは少し炒めた後に加えました。あとはもう煮込むだけ。
ここまで水気が無くなり、とろみがついたらOK!
5品目のマッサマンカレーです。美味しい。でもお腹いっぱい。
デザートは調理過程を時折見せていただきつつ、先生が作ってくださいました。

ホームページで6品作るとあったけれど、こういう流れなら2時間半でできるんだな。レッスンは全て英語でしたが難しさは一切なし。先生の手元を見て、その通りに進めていけばきっとどなたでも楽しく美味しいタイ料理が作れます。

Silom Thai Cooking School

http://www.bangkokthaicooking.com/2018/main/index.php

申し込みフォームだけは英語で書きこまなければならないため、英語ができない方もそこはどなたかに手伝っていただき、クリアしてください。年齢・性別・調理経験問わず、皆さんにおすすめしたいタイ料理教室でした。

レッスン終了後に英語版レシピブックのプレゼントもあり。