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2023年8月_バンコクひとり旅

広い、広すぎる!週末のチャトゥチャック市場へ。【7日目①】

実は初「チャトゥチャック市場」です。

2019年にバンコクを訪問した際には平日だったため、週末のチャトゥチャック市場に来るのは初めてです。

上の写真は、大好きなかごがたくさん並んでいたものの、お客さんの多さに「後でまた来よう」と思って通り過ぎたお店です。しかもそのことを、今の今まで忘れていました。ここ、行きたかった!

ここはランプシェードとか、植木鉢カバーとかカゴ系はカゴ系でもインテリアの大物専門店。

ここはホーローの器やカトラリーお弁当箱などがたくさん並んだお店。

ちらりと見えるニワトリ柄の皿を一瞬買おうかと迷いました。もっと大きなお皿もあればセット買いしたのにな。

この右に見える三段のランチボックスも一瞬購入を考えました。が、これまでも考えて買わなかったのにはそれなりの理由があるでしょ、と自分に言い聞かせ。

こちらはタイのベンジャロン焼きのお店。これはこれで素敵!と思うのだけれど、このゴージャスな器に見合った料理を私は作れませぬ。でもかわいい蓋つきの器ぐらいは、そのうち買ってしまうかも。

こちらはカトラリーのお店。カトラリーも何か素敵なものがあれば…と思っていたのに物色するのを忘れたよ。ここも次回また来よう。

これ、いいな!と思った小ぶりなタイの麺には欠かせない、例の卓上調味料入れ。ここは一度通り過ぎたが最後、どこにあるかわからず、二度とたどり着けなかったお店(笑)。

こういった木製品だけを扱うお店もいくつかありました。

スプーンとかヘラとか、このフォルムを見ていると持っていてもつい欲しくなってしまう。

ちょっと小洒落たスパイスとハーブのお店。こちらのお店は場内に何店舗かありました。

大袋入り、とはいえ350バーツはちょっとお高い。例えばチェンマイで買ったら…と思うと、手が出ません。しかも家(日本)にまだストックがあるので、問答無用でパス。

ただ、パッケージもかわいいし、お土産用には良いのかもしれません。

他にもセラドンや、それ風の陶器を売るお店や、

ブルー&ホワイトのお店ももちろんあります。

そして、私が一番長いことウロウロしたのはこちらの調理道具屋さん。

これまで他の市場では見かけなかった、お菓子用の金型もおいています。

もちろん定番の鍋やフライパンも各サイズ揃っていました。

こちらはまた別のお店にて。左は真鍮のムーガタ鍋。で、右は何かな…と持ち上げようとするもびっくりするほど重い!これ、何に使うのか気になる。

マーケット内には食べ物系の屋台もたくさん並んでいます。が。暑い。暑過ぎました。結局、ちょっとした食べ物にすら手が伸びず。

こちらのコーヒーショップで

タイティーのグリーンミルクティーを飲んで、チャトゥチャック巡りは終了したのでした。

これはあれですね。前もっていろいろな情報を集めて、欲しいものや見たいものを決めてこないと1日じゃとても会場を把握しきれないです。

そうだ!オートーコーで「 ナームブードゥ( น้ำบูดู) 」を探そう!

数日前にも通りがかったオートーコーですが、ここ、チャトゥチャックの目と鼻の先。せっかくここまで来たのに手ぶらで帰るのは悲しすぎる!という思いもあり、クロントーイ市場にはなかった「 ナームブードゥ( น้ำบูดู) 」を探してみることにしました。しばし、スマホ片手に場内をウロウロ。

「私これ、探しているんですが。」

上のページをスマホで開いて見せながら、ガピなどの調味料を扱っているお店に聞いて回りました。とあるお店にいくと、店番をしていたおばあちゃんが私の顔を見て笑いながら何か言った後、手を引いて歩き出しました。これはもしや!そうです。売っているお店に私を案内してくれたのです!タイ人優しい。そうしてたどり着いたのが上の写真のお店です。

で、肝心のナームブードゥ( น้ำบูดู) は、というと…

こちらですって。カオヤムを作る際、今までガピを使っていましたが、このブドゥを使うとどうなるのか、とっても楽しみです!しかし青マンゴー、まだ手に入るかな。せっかくブドゥでソースを作るのに、リンゴで代用とかしたくない!

このショップでは既製品はもちろんのこと、オリジナルと思しき調味料もいろいろ置いています。今更ながら、他にも何か買えばよかった!これもまた次回の宿題。

せっかくチャトチャックまで来て手ぶらで帰らずに済んで良かった!しかも何よりも欲しかったブドゥを買えて、手ぶらの悔しさ一転、ウキウキです。

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野菜を欲するあまり、夕餉がおかしな取り合わせになった日。【6日目②】

「ข้าวห่อใบบัวลุงชู」の粽を求めて

クロントーイ市場を後にし、いったんおしゃれCAFEでひと休み。こちら、洋ナシのシロップ入りラテ、ですって。タイとは縁もゆかりもないラテです。洋ナシとメニューにあるのを見て、一瞬「メンダーのエキス入り⁈」とも思いましたが、そんなわけはない。むしろ言われなければ洋ナシかどうかもわからない甘いシロップが底に沈んでおりました。

さて、お昼ご飯はどうしたものか…とスマホをいじっていると、現在地の近くに蓮の葉粽を売っているお店があるとグーグル先生が教えてくれました。お店の名前は「ข้าวห่อใบบัวลุงชู(カーオホーバイブーアルンチュー)」です。日本語にすると

  • ข้าว(カーオ)=ごはん
  • ห่อ(ホー)=包む
  • ใบบัว(バイブーア)=蓮の葉
  • ลุง(ルン)=おじさん
  • ชู(チュー)=チュー(人の名前)

「チューおじさんの蓮の葉包み飯」といったところでしょうか。

時間的に店内飲食は無理そうですが、とりあえず、粽を持ち帰りにしようと行ってみることにしました。

洗った蓮の葉が自転車の上にたくさん干してある(笑)。実はこの店の前(歩道の一部)に、テーブルと椅子が置いてあって、そこで食べられなくもなかったのですが、何しろ暑い!ここはやっぱり持ち帰りにしようと決め、熱々を一ついただきました。

なんともかわいらしいビジュアル。こちらのお店については、以下の記事に詳しい内容がありますので、ぜひぜひお読みください。

この後、歩き回って体が水分を欲していたのか、無性に冷たいものやフルーツが食べたい!ということで得意のマンゴタンゴに寄り道。

毎回驚くほどハズレのないマンゴタンゴの激うまマンゴーを堪能し、いったんホテルへと戻りました。

体が野菜を欲した結果のおかしな夕食。

こちら、この日の夕食セットです。ご飯や麺が続いて体が野菜を欲したため、シーロムコンプレックスの2階に入っているサラダ屋さんで、青い葉っぱサラダを山盛り買ってきました。

では早速、蓮の葉ちまき、開けてみます。

本当にきれいに巻かれています。

蓮の葉大きい!テーブルが蓮の葉で覆われてしまいました。余分な葉を折りたたみ、具が見えるようにご飯をくるりと返すと…

銀杏や蓮の実、干しエビ、塩卵の黄身、シイタケ、クンチアンなど、これまでに食べた粽と具の内容はほとんど一緒。ただお肉が鶏ではなく豚なのと、お米がタイのもち米ではなく、インディカ米を使っている点が大きく異なります。イメージとしては、うるち米を使った日本の炊き込みご飯に近いですが、ジャポニカ米よりも粘りのないインディカ米を使っているため、日本の炊き込みご飯よりも、よりさらりとした口当たりです。これはこれで軽くて良いな。蓮の香りも良く、美味です!

そしてこの粽を食べる際のポイントはこのタレ。このタレのおかげで粽がよりさっぱりといただける仕組み。タイ料理はタレが肝だな。

スープがレトルトではなく、何かしらのゲーンチューだったら完ぺきだったのに。むしろ、日本では当たり前に売っているみそ汁やスープ的なものがタイには存在せず、米・麺・春雨のいずれかが入ったものしかないのね。初めて知りました。

デザートはロティサイマイ。

もう粽とサラダでおなかいっぱいですが、今日は何としてもこれを食さねばなりません。クロントーイ市場で買ってきたロティサイマイです。1袋にロティーは13枚入っていました。

このロティに綿あめをのせて

くるりと包んでいただきます!

食べてみたところ、この綿あめが想像していたよりもずっとハリハリしているのです。一本一本繊維がしっかりしているというか。ともすると口の中に刺さりそうなぐらい固いところもあります。これは慌てずゆっくり食べなければならない食べ物だということを学びました。

この日の記憶の記録。

BTSサラデーン駅のすぐ近くで出会ったカゴ屋さん。かわいい。

薬局でもらった試供品。試しに貼ってみたら、刺激が強すぎて背中にビリビリとした痛みが走る始末。5分と経たずに剥がし、勿体ないので丈夫そうな足の裏に貼っておきました。まさか、あんなに痛いとは…クワバラクワバラ。

習慣ってすごいな。荷物運ぶの上手。

今回室内履きを忘れて、ホテルではずっと靴下で過ごしていたのですが、得意のセブンイレブンで安くてかわいいビーチサンダル発見。これで80バーツぐらいでした。

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超ローカルな「クロントーイ市場」へGO!【6日目①】

…の前に、セブンで虫よけ探し。

この日は朝から「クロントーイ市場」なるところにやってまいりました。

MRTに市場と同じ「クロントーイ」という名前の駅がありますが、アクセスは「シリキット女王国際会議場駅」からの方が断然良いです。ここは超ローカルな市場で、しかも規模が大きい!生きた魚や鶏をはじめとしてあらゆるジャンルのものが売られています。屋台やレストランがお店で使う食材を仕入れる場所でもあるようです。

で、到着したのは良いのですが、浮かれすぎて虫よけスプレーをシュッシュするのを忘れてきました。これは大変。蚊から絶大なる人気を誇るワタクシ、このまま市場に飛び込んだらあっという間に囲まれてしまう!ということでまずはセブンイレブンへ。

陳列棚の最下段にビオレの虫よけを発見。

早速手の届く範囲にもれなく塗りたくって出発です。

朝ごはんはイエンタフォー。

そういえば、朝ごはんがまだだったことを思い出し、市場の一角にあるこちらのヌードルショップに入ってみました。

もう8時も回り「朝」というにはちょっと遅い時間だったためか、店内にお客さんの姿はありません。

こちらがメニューです。①が麺の種類、②がスープの種類。スープ無しも選べます。で、③が麺の量。普通盛で50バーツ、超大盛で70バーツ。その右隣り、中央に書いてあるのは追加トッピング。ルークチンとかいろいろ書いてあります。右はドリンクメニュー。店員さんにおすすめを聞いたところ、「パンダンジュースが最後の1本よ。」というので、それにしてみました。麺はイエンタフォーの汁あり、麺はこちらも店員さんの勧めもあって、センヤイにしました。やっぱりイエンタフォーは太麺に限る。

こちらがパンダンリーフの良い香りがする甘いジュース。アロエのような固形物も入っています。それがまた美味しい。

テーブルの上に常備された調味料あれこれ。

数枚写真を撮っているうちに、あっという間に麺ができあがり、運ばれてきました。

不思議な食感の「謎イカ」も入っています。

タイの麺料理は「もう一杯イケそう!」な盛りで個人的に大好き。あっという間に完食し、その後しばし、例のパンダンジュースを飲みながら、店内を行きかう猫たちを眺めていました。いい朝だ!

こちら、店先に置かれたたくさんのサボテンたち。売り物だったのかな。聞けばよかった。

いざ、クロントーイ市場内へ。

観光客向けに整えられた場内、品物の高品質が保証されている分お値段設定も高めなオートーコー市場とは違い、こちらの市場はいずれの品も、どこよりも安い卸値価格なのではないかと思います。バンコクの台所、といった感じでしょうか。本当に規模が大きいので、食品のジャンル別に写真を整理して、市場をご案内します!

①青果

美しく、うず高く積まれた果物たち。

ここはタマリンド専門店。タマリンドが大きい!

一袋20バーツ(80円)の唐辛子。この袋、結構な大きさがあります。

タイのバナナはほぼ緑色で売られています。きれい。

ガパオだけでも何種類もあるんですって。

②肉類

商品補充をしているところに出くわしました。こんな大きな桶いっぱいに肉が詰め込まれて運ばれてきます。そしてこれが見ているそばから売れていくのです。

左の鳥が右の鳥になる、の図。食べることは命をいただくこと…を肌で感じる市場でもあります。

③魚介類

比較するものがないがゆえに、この海老の大きさを伝えきれないのが何とももどかしい!

やっぱり生ガキ、食べるのね。鮮やかな赤と緑、絶対に火を噴くほど辛いであろうプリックナムプラー、この店オリジナルなんでしょう。合わせて買えるように売られています。

市場にはこうして買った魚をすぐに焼いてくれるところもあります。炭火、間違いなく美味しい。

これはイエンタフォーに入っている例の「謎イカ」でしょうか。

亀のほか、もちろんカエルも売っておりました。

蟹も動いておりましたよ。これ、塩漬けにするのかな。

④加工品

もちろんですが、調味料や乾物などを売っているお店もあります。

こちらは手作りのさまざまな プラーラー (ปลาร้า )を売っているお店。…だと思うのですが、タイ語が不自由なため詳しくはわかりません。ただ、もしかしてこの方だったら、タイ南部の調味料ナームブードゥ( น้ำบูดู)がこの市場にあるか、知っているのでは…と思い、スマホで画像を見せながら聞いたところ、「ここにはないよ。オートーコーに行ってみて。」とのことでした。残念。

⑤菓子類

お菓子類も手作りから既製品まで、さまざまなものが売られています。

私の大好きなタイのソフトキャンディーも大袋入り。

これ、店頭でおばあちゃんが焼いていたんだけれど、何だったんだろう。食べてみればよかった。

そしてこちらはアユタヤ名物、綿あめをロティーに巻いて食べる「ロティーサイマイ( โรต สายไหม)」です。

上の写真で奥の方に写っているお姉さんがロティを焼いている様子をしばし見学。

⑦雑貨・調理器具

今見ると、レトロかわいい雑貨がたくさんありそうなお店。

ここは台所用品店。炊飯器も売っているようです。

タイではおなじみのホーロー食器、その柄を模したメラミン食器。かわいい。

タイの市場でよく見かける形の包丁。ここなら昔ながらのソムタム包丁があるのではと思い聞いてみました。そうしたところ…

やっぱりありました!柄に直にマジックでお値段が書いてあるのとか、もう気にしません!

とにかく広いクロントーイ市場、昼近くになると店じまいを始めるところもあったので、早めに行った方がよさそうです。ただ、7時か8時ぐらいまでは、おそらくお店の食材を仕入れにきている方たちで混雑しているかと思うので、個人的には9時から11時ぐらいに行くのが良いのではないかな…と思います。

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カオマンガイにムーデーンと肉三昧な午後。【5日目②】

戻る前にテスコロータスをひとめぐり。

バーンケー市場とアウトレットショップのチェックを終えて、昼餉をいただくお店に移動する前に、駅近くのテスコロータスにやってまいりました。どこに行ったとて、並んでいるものにそう違いはないのですが、あるとつい入ってしまうのがスーパーマーケットであります。

鮮やかな色付きのカノムチン。結局これに出会えたのはここだけだったのですよ。よく見ると最下段に小さいサイズもあったわ。この時買えばよかった!全色揃っているお店とか、どこかにないかな。

一人暮らしにはありがたい、お野菜のちょっと売りコーナー。一番奥にはグリーンカレーペーストを作る際に使う、大きな青唐辛子が見えます。カーもガチャイも丸茄子もキュウリもある!こんなスーパー家の近所(日本)にも欲しいです!

ちょっとリッチなレストラン「ルエントン」でいただくカオマンガイ。

戻ってまいりました。こちら、シーロムの交差点です。本当はサームヤーン駅で降りれば良かったものを、大失敗です。歩く距離はさほどじゃないんですが、交通量の多いこの道路の横断歩道を渡るのが至難の業。いやはやランチ前に無駄な体力を使ってしまったよ。

この日ランチでお邪魔したのはタイの5つ星ホテル、「モンティエン ホテル スラウォン バンコク」の1階にある「ルエントンレストラン」です。

https://montienbangkok.com/en/ruenton.html

どんなレストランかは上のリンクどうぞ。本格的な中華系タイ料理を楽しめるお店のようですが、

案内されたのが超広い空間にテーブルが5つしかないっていうなぞの部屋。二人席なのに無駄にテーブルは広いし、隣の席との間もかなり広い。明るくて良いお部屋なんだけれど、市場ばっかり巡っているのでこの雰囲気、慣れませぬ。

お値段はこんなラグジュアリーな雰囲気のお店なのに良心的。しかも。後で届いたお料理を見ていただければわかりますが、ここ、一皿の量が多いんですよ。それを大人数でシェアしたりすることを考えたら、むしろお得かもしれないです。

私はこちらの名物だというカオマンガイにしました。最初のメニューのトップにありますね。340バーツ。ちなみにその下にあるライスとスープ、それぞれのお値段が書いてありますが、こちらはおかわり用。340バーツのものを頼めば、ライスもスープもちゃんとセットになっています。

注文してわりとすぐにやってきました。こちらがこのレストランのカオマンガイセットです。個人的には4種類のタレがまず気になります。後は鶏肉の状態ね。

はい、この量ですよ。上が胸肉で、下にもも肉が隠れているのですが、全部で300g以上はあるかと思います。いや、もっとかな。とにかく凄いボリュウムなのです。お肉は写真からもわかるようにふっくらジューシーで、言わずもがな!の美味しさなのですが、いやはや。ここまで多いとねぇ。

ごはんもテンコ盛り(笑)。でもあの肉の量には、このごはん、必要です。

4種類のタレ、個人的には右奥のものと、左手前の生姜たっぷりダレが気に入りました。これだけのお肉を出すお店です。スープももちろん美味しい。幸せ。

ただ、個人的な好みを言うと、肉料理って口に入れた時に好きな厚みってあると思うんですよ。チャーシューにしろ、ローストビーフにしろ。こちらのカオマンガイもそうなんですが、私はもうちょっと薄いほうが好きかな、と思いました。この厚みだと、嚙み切るにせよそもそも分厚いので、お料理を味わうための余白が口の中に無くなる!

ともあれ本場のカオマンガイ、満喫いたしました。満足&満腹!

科学館とスコールと。

さて、お腹がいっぱいになったところで再び街へ。とはいえ、何かを食べるにはまだまだ時間が必要そうだし、こんなお腹いっぱいの状態でマッサージなんでとんでもない。何か良いところはないかな…と探していたところ、BTSエカマイ駅の近くに科学館があるのを発見しました。

この通り、こちらの科学館にはプラネタリウムもあります。平日は11時からの回と、15時からの回のみ、一般にも開放しています。土日は初回10時だけ、入場できるのは学生に限定されていて、以後1時間ごとに行われるショーは入場者全員に対して解放されています。

しかもその天体ショーも含め、敷地内の施設全部利用できて入場料がたったの50バーツ!残念ながら館内は撮影禁止のためお見せできませんが、なかなか良いですよ。50バーツという入場料を考えたらコスパ的には最高だと思います。

ただし、この日も学校の授業で来ていると思しき小中学生の団体が数組いました。場合によっては込み合うこともあるかと思いますが、気になる方は事前に確認してみてください。

その科学館を出てしばらくしたところで雨が降ってきました。しかも激しい。スコールです。慌てて近くにあったスタバに避難。

長いこと空を眺めていたら、店員さんが試食のケーキを持ってきてくれました。タイ人優しい。

「The Chopsticks」のムーデーンと海老ワンタンが最高に美味しい件について。

この旅ですっかりはまったロンガンティー。

夕飯はエカマイ駅のお隣、トンロー駅の何番出口だったか…の階段を下りて少し歩いたところにある「The Chopsticks」というお店でいただきました。

そこで、ムーデーンと海老ワンタンを具に、バミーナーム(汁あり中華麺)を注文しました。やってきたのはこちらです!

これは!メニュー写真に偽りなし、ところか、メニュー写真越えのビジュアルです。

このジューシーなタイ式チャーシュー、ムーデーンちゃんのご立派なこと!

しかも豚肉なのに柔らかっ!これ、歯茎だけでイケるやつです。海老ワンタンも卓球のボールぐらいの大きさがあるのですが、ぷりっぷりで美味なることこの上なし。このお店、文句なしで再訪決定。メニュー写真は撮ってきませんでしたが、このチャーシューやワンタンなど、麺の具ではなく一品料理としても注文できます。実際店内ではそういった一品料理をつまみに、飲んでいらっしゃる方もちらほら。それで締めに麺とか、最高じゃないですか。

あー、もう食べたい。思い出してすでに食べたい気持ち120%になっています。

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「MANA OUTLET」は安いのか、検証。【5日目①】

MRTのほぼ西端「バーンケー」までやってきました。

地下鉄…のはずですが、途中から高架鉄道となるMRTのブルーラインを利用して、その最西端にあるラックソーン駅の一つ手前、バーンケー駅までやってきました。この日ここまできた目的は3つ。

  1. バーンケー市場の見学
  2. アウトレットショップ「MANA OUTLET」の物色
  3. バーンケーの「テスコロータス」をチラ見

その前にタイのカフェチェーン「Amazon」でひと休み。

Amazonのドリンクは基本このサイズ。で甘さを5段階から選んで70バーツです。他のカフェよりもずっとお得なことに気づいてから、今回の旅行で休憩したくなったらAmazonばかり探していました。しかも不思議なことにタイのあの暑さの中で長時間持ち歩いてもなかなか氷も溶けないし、優秀なのですよ。

ローカルすぎる「バーンケー市場」をのぞき見。

バーンケー市場は、その内部に食べ物を提供するお店はなく、周囲の歩道にこうしてずらりと屋台が並んでいます。

中に入ると乾物類や調味料、野菜、肉、魚、とエリアごとに分けて販売しているのは、他の市場と一緒。

レモングラス、ホーラパー、1束5バーツってことかな。10バーツの値札が付いているのはパクチー?安い!

 

剥いてあるベビーコーン。美味しいんだろうな。

左に見える丸いザルに入っているのは生麺。タイの市場で売っている生麺は全部このスタイル。1ザル35バーツ、1キロで140円てこと⁉

それにしても安い。物価が上がる一方のタイ、そこにきての円安だけれど、こういう市場に来るとまだまだお得感を感じます。

歩く人の中に観光客の姿はなく、地元で暮らす人々のための市場ですね。いつかキッチン付きのお部屋を借りて、タイならではの野菜を買って調理して食べる、っていう旅もやってみたいな。

お楽しみの「MANA OUTLET」へ潜入。

バーンケー市場を一通りみて満足したところで、そのほど近くにある「MANA OUTLET」にやってきました。看板に書かれたイラストからもわかるように、こちらは調理道具や食器専門のアウトレットショップです。

この辺はフライ返しとか、お玉とか、すくい網とか、各種メーカー、サイズが置いてあるコーナー。

私はこの長い柄のターナーが欲しかったのです。これとは違うデザインで、もっと安いものを買いました。

ナイフ系いろいろ。

ザルあれこれ。中でも便利そう!と思ったのがこのカゴ付き。でも場所を取りそうなので購入は見送り。

定番のタイのアルミ鍋ゾーン。これが直径32センチのもので、お値段は480バーツ。日本で購入するよりはずっと安いけれど、タイでもこの価格はお買い得かと。

ちょっと購入を迷ったのがこの一度で2種類の鍋料理が楽しめる鍋。これが170バーツだったんですよ。でも冷静にいろいろ考えてやめました。

そしてこちらにもあったソムタムナイフ。これはチャトチャックの「J&Bセラミック」では50バーツで売っていたから、あちらに比べると全体的に高いのかな。

洗えるし、レストランなんかでは便利なのかな、このプラスチック製のもち米色入れ。でも趣が…。。。

食器やグラス類、ホーロー製品もここにはありとあらゆる種類、サイズがそろっています。先のソムタム包丁のところにも書きましたが、チャットチャックのお店よりはもしかしたら高いのかもしれません。でも広いし、店内がよく整理されていて見やすい。ただ冷房がなく、シーリングファンのみの店内は結構暑いですが、耐えられないほどではありません。地下鉄の駅からも近いので、徒歩でも余裕です。

キッチン用品好きの方、バンコクに行ったらぜひ足を運んでみてください。

ちなみに地下鉄でシーロムから最寄りのバーンケーまではおよそ25分で到着します。

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「Joy and Benz Ceramic」で台所道具を買おう!【4日目②】

歩くのも旅の楽しみ…でも6キロは歩きすぎでしょうか。

ナーンルーン市場で心も胃袋も満たされたとここで次なる目的地に向かいます。次はチャトゥチャック近辺まで行きたいのですが、行くとしたらまたバイクタクシーをつかまえるのが手っ取り早い。なれど、いく途中途中に見たい場所もある。ということで、疲れたらそこで何か手立てを考えよう!と考えるより先に歩き始めました。ちなみに私が歩こうと考えていたのはこの距離です。

左下の緑の旗がナーンルーン市場、そこからスタートして、赤いラインの最終地点にある右上のハートマークがゴールです。これ、おそらく距離にして6キロ以上はあるかと思います。が。実は私、歩くことと走ることは苦にならないタイプで、今の家に引っ越す前も職場までの片道5キロの道のりを「今日は歩いて行こうかな」と電車に乗らずに歩いていくこともままありました。

というどうでもよい話はさておき、出発です。

道を歩けばカワイコちゃんにあたる。きれいな黒猫さん、のど元の白い毛がワンポイントで素敵。

ここは「大理石寺院」とも呼ばれる「ワットベンチャマボピット」。

タイに来て、こんなに美しく整備された道路を見たことがあっただろうか!と驚くも、調べてみれば当然。右手に見えるお堀の向こう側は「チットラダー離宮」という、タイ国王の実質上の住居とオフィスがあり、タイ王室の中枢となっている場所だそうです。現在はラーマ9世のシリキット王妃が居住しているとのこと。

長い道のりながらも調子よく歩いていたところ、ここにきて俄雨が。タイミングよくカフェが見えたので、お店の軒下を借りて雨宿り。休憩としてもちょうどよかった!

それにしてもこの通り、よくよく地図を見ると右も左も政府機関だらけ。離宮があるぐらいだもんね、そうなるか。結果、こんな制服屋さんもあったりします。

結局途中に雨宿り休憩も入ったため、1時間40分ほどかかりましたが、6キロの道のりを歩き切り、無事に目的地に到着いたしました。バイクや車だと10分とかからない距離ですが、歩かなければ気づかないこともある。いろいろ見て、考えて、良い時間でした。

休憩がてら「オートーコー市場」をちら見。

タイの様々な地域の美味しいものが手に入る「オートーコー市場」にやってきました。

前回来た時には見たことのない料理ばかりでしたが、今回はタイ語はわからずとも、その料理の姿・形を見ればおおよその見当はつくようになっていました。この4年の間に、タイ料理の先生方にいろいろなお料理を教えていただきましたからね。自分の成長を感じた瞬間でもありました。

まー、どれもこれも美味しそう。でもね。ナーンルーンで食べたものがまだお腹の中に残っているんですわ。ということで「美味しそう!」とは思っても見るだけ。

とりあえずお茶だけは飲もう!と市場の隅っこの方にあるカフェスペースへ。何やらフルーツティーをオーダーしましたが、当然甘い。でもいい運動をした後ゆえ、この甘い飲み物をいつになく美味しく感じました。

4年ぶりの「J&Bセラミック」、今回は隅々まで見るよ!

前回のバンコク旅で立ち寄り、「次にバンコクに来ることがあったらまた来よう!」と思っていた台所道具のお店。場所はJJモールのすぐお隣です。

ここはもう、説明は省略して撮りまくってきた写真をただただ載せますので、各自ご興味のあるものがあるかどうか、じっくり眺めてくださいませ。

もうこういうの、見ているだけで楽しい。そもそも、この4年の間に私自身がだいぶタイの調理道具を揃えてしまった、ということもあり、どうしてもこの機会にここで買わなければ!と思うものもそうないのです。持っていないものももちろんありますが、用途が限られるものを片っ端から揃えるわけにもいかないので、購入を控えています。よって、そういったものはここでも買うわけにはいかず。

結果、ここで買ったものはこの50バーツのナイフと小ぶりなアイスクリームディッシャーだけです。

皆さん調理器具や食器をまとめ買いしていく中での小さなお買い物、でした。

美味しいものはお部屋で食べても美味しい。

ホテルに戻って本日の晩御飯。ナーンルーン市場で買ってきた粽と、サイクロークプラーネーム、そして大好きなセブンイレブンの剥きソムオー。

このおこわ、数日前にヤワラートで食べたものより個人的に好き!タロイモ餡の甘さが絶妙で、ご飯と一緒に食べても浮かないのです。塩卵の黄身も自家製と見えて、塩辛すぎずとても美味しい!いやー、これは良い選択&買い物をしました。

サイクロークプラーネームの美味しさは、市場で味見させてもらってすでに知っていますが、数時間経って、改めて食べてみてもやはり美味しい!

セブンイレブンで買ってきたソムオーの容器には、サイクロークプラーネームを包んで食べるためにつけてくれた葉物たちを入れました。

それにしてもナーンルーン市場、楽しかったなぁ。あそこは3日ぐらい通って、食べたいもの制覇する価値あるな。次にバンコクに行く機会があったら絶対やろう。

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絶対また行きたい!美味しいものがいっぱいのナーンルーン市場。【4日目①】

旅の途中のお洗濯、にやってきた。

4日目にしてお洗濯にやってきました。10日間の滞在にもかかわらず、荷物を7キロに抑えられているのは旅の途中のお洗濯前提で、洋服の数を限っているから。今回荷物として持ってきたのはトップス4枚、ボトム2枚、下着の類が4セット。ということで、朝イチでコインランドリーにやってきました!

まずはお金を10バーツ硬貨に崩して。次に洗剤を購入…と思ったら売り切れ!!

そんなぁ…と嘆いていても仕方がない。来た道を少しばかり引き返し、セブンイレブンへ。

1回分ずつになった旅人向けパック、発見。本当だったらコインランドリで1袋5バーツで済んだものを、トホホ。ちなみにこちら、4袋入って20バーツ。

何キロ洗濯するか(洗濯機の大きさ)、使うのは水かお湯かによってお値段が異なります。私は一番小さい右の洗濯機を使い、冷たい水を選択して料金は40バーツでした。

乾燥機は量にかかわらず、お値段一律40バーツです。手前は夜間は割引になるよ~のお知らせ。

今回、旅の途中のお洗濯は1回かな~と思っていましたが、1日の途中で汗を流しにホテルに戻り、着替えて再出発、なんてこともあって、実は後日もう1度利用しました。こちらのコインランドリーはオーナーさんがとてもきれい好きで、7時になるとやってきて、床のお掃除、テーブルや椅子などの拭き上げ、洗濯機のメンテと隅々まで整えている様子。私は偶然そこに2度遭遇しました。たまたまここの近くのホテルに宿泊していない限りは使うこともないかと思いますが、良いコインランドリーなので場所をお知らせしておきますね。

コアなタイ料理好きにはぜひ行ってほしい「ナーンルーン市場」

お洗濯を終えて、この日朝からバイクタクシーをつかまえてやってきたのは「ナーンルーン市場」。他の市場同様、生鮮食品も扱ってはいますが、この市場は作って売っているお料理がとにかく美味しいのです。胃袋の容量の関係で食べることができたものは限られていますが、食べたもののどれもがおいしかったので、コアなタイ料理好きの方がバンコクを訪れる機会があったらぜひ行ってほしい市場です。

カノムブアンユアン ヤーチャン(ขนมเบื้องญวน ย่าแช่ม)

ベトナムのバインセオに由来するタイ料理「カノムブアンユアン」。ですが、タイ人の好みに合わせてチューニングされていて、バインセオとは異なる美味しさを持つお料理になっています。

「カノムブアンユアン ヤーチャン(ขนมเบื้องญวน ย่าแช่ม)」はこちらの女性が一人で切り盛りされている様子。私が行った時はお料理を提供し終わっているお客さんがひと組のみだったため、お料理を作るところからじっくりと見せていただきました。これは生地がカリカリになるようフライパンを傾け、油がまんべんなく行き渡るようにしながら焼いている様子。

こちらが具。これをすべて焼いた生地の上に置いていきます。

この炭火っていうのも美味しさのポイントなんだよね、絶対に。

最後の具、パクチーをのせて生地を折りたたんだら完成です!

写真で見ても生地がカリッカリなの、わかりますか?

そしてもう一つのおいしさの秘密がこちらの アーチャード(อาจาด)。刻んだキュウリ、ホムデン、生姜、唐辛子を入れた器に

この左下に見えるたれを注いだだけ。なんですが、これがとても美味しい!ちなみに、その器に唐辛子を入れる際、「どれぐらいいれる?」と聞かれました。タイ人ではない私には、通常の量は厳しいってわかってらっしゃる(笑)。ジェスチャーで「少しにして!」と伝えたところ、小さじ半分ほどの量を入れてくれました。ありがとうございます。

他にもカノムパンナー…クンかムーかわかりませんがこんなお料理や、卵も一緒に包んだ別バージョンのカノムブアンユアンんもあるそうです。そちらも食べてみたかったな。

とにかく生地が今までに食べたことがないぐらいクリスピーで、生地と具とアーチャードを合わせて食べると最高に美味しいんです!このおいしさ、タイ料理仲間とシェアしたい!と心から思いました。

サイクロークプラーネーム(ไส้กรอกปลาแนม )

お次はこちらのお店、サイクロークプラーネーム(ไส้กรอกปลาแนม )です。

サイクロークは左に見えるソーセージのこと。プラーネームは手前のボウルに入っているものかと思いますが、このお料理、どうやって食べるのでしょうか。持ち帰りのみっぽいので、とりあえず1パック買ってみました。

そうしたところ、何も言わずとも食べ方がわかっていないだろうことが伝わったのでしょう。一つ作って見せて、私の口にそれを放り込んでくれました(笑)。タイ人優しい!

実は見ての通り、唐辛子を丸っと一本包まれてしまったわけですが、それも含めて美味しいの!甘めのソーセージと酸味のあるプラーネーム、お米やガティアムドン、いろんな味が口の中で一つになる、これは今まで経験したことのない美味しさ!

でもこのプラーネームにしろ、サイクロークにしろ、作るの大変だろうなぁ。これは家では作れませんよ。タイ人の皆さんがこぞって買いに来る気持ち、わかる。

モンコーンバチャーン(มงคลบะจ่าง)

続いてはこちらの中華粽のお店です。粽はタイ語で バチャーン(บะจ่าง)、店名の前半分、モンコーン(มงคล)はグーグル先生によると「縁起の良い」という意味だそうですが、本当のところはどうかな。でも「縁起の良い粽」、店名としては良さそうです。

私がこちらの前を通りかかったときに、ちょうど粽を作っている最中でした。この手際の良さよ!

しかもすごく美味しそう!これは持ち帰りにして、サイクロークプラーネームと一緒に食べようと、一つだけですが、買うことにしました。すると「タロイモ餡入りと無しと、どっちがいい?」とのこと。餡入りの方がたしか5バーツ高かったかな。なんとなくこのタロイモ餡入りがタイでは標準仕様なのかなーと思い、餡入りをいただくことにしました。しかも渡してくれたのは蒸し器から出したての熱々!せっかく気遣ってくれたのに、すぐに食べなくてごめんなさい!

じつはこの市場では、他にも食べたいものがいくつもありました。冷水にご飯を入れて食すペッブリー県発祥の宮廷料理「カオチェー ペッブリー(ข้าวแช่เพชรบุรี)」、 「ヌアトゥン ナンルーン(เนื้อตุ๋นนางเลิ้ง)」の 牛肉クイッティアオとガオラオ、 「ルンルアン バミーギアオ ナンルーン(รุ่งเรืองบะหมี่เกี๊ยวนางเลิ้ง)」 のバミーヘン、その他もろもろ。

上の写真は牛肉クイッティアオのお店 「ヌアトゥン ナンルーン(เนื้อตุ๋นนางเลิ้ง)」 の様子ですが、朝にはだいぶ遅く、昼にはまだ早い時間だっていうのに、お客さんがひっきりなしですごく混んでたんですよ。その様子を見ていても、ここは絶対美味しいお店だ!ってわかります。あーもう今思い返すと、無理をしてでも食べるんだった!いや、でも本当はおいしいのに、お腹が空いてないせいで、おいしさが半減するのも嫌だしなー。

…といくら考えても仕方がないので、次にバンコクを訪れた際には、必ずナーンルーン市場を再訪したいと思います!

いずれもタイ語で書かれた記事ですが、この市場の美味しいものがわかります!ぜひご参考に。

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2023年8月_バンコクひとり旅

スーパーとタイ料理があればテンション上がる、ちょろい自分万歳!【3日目②】

そうだ、「Big C」に行こう!

セントラルワールドに夢中になるあまり忘れていましたが、そのお向かいに「Big C」があったことをふと思い出しました。

「Big C」 といえば生鮮食品や各種食料品はもとより、衣料品、電化製品、インテリアグッズから寝具におもちゃ、スポーツ用品とあらゆるものを取り扱うタイの大型スーパーです。

①キッチンツール

ちょっと高級そうなシーガルのアルミフライパン。がしかし。見た目とは裏腹に触ると割とペコペコする。

はい。定番のアルミ両手鍋から蒸し器、ムーガタ用のお鍋と各種ございます。

魅惑の大鍋3点セット。

こちらはなんと、ゼブラ様のアルミっぽいけれど、一応ステンレスって書いてあるフライパン。段ボール製のカバーで覆われているので、どのような具合か触ること叶わず。残念。

もち米を蒸す用のザル、59バーツですって。それを私は日本でいくらで買ったか。考えないようにしよう。

アルミのオレンジ絞り器。前日、セントラルワールドで黄色く塗られたおしゃれバージョンを見ましたが、100バーツほどしかお値段変わらず。でもこっちのオーソドックスなデザインの方がタイっぽいかな。

②電化製品

タイの調理用コンロたち。ガスコンロと電気コンロ、その両方が使えるようになっているものもある。それにしても安いし、デザインがシンプルでいい。これで十分。

冷蔵庫や洗濯機は以前見た時よりも落ち着いた色味ばかりが並ぶようになりましたが、炊飯器は相変わらずポップなデザインです。

そしてこちらが今回、タイで私が一番欲しい!と思ったもの。超大型冷蔵庫。

バーツに対しても円安状態ですが、そんな今日本円に換算しても14万ですよ。日本でこの大きさ・グレードの冷蔵庫を買ったら間違いなく倍はするぞ。

この後、食料品売り場も隅々までチェックして、タイのスーパー、存分に堪能させていただきました。満足。

夕食難民になりかけるも、「SOMTUM&PLARA」に救われる。

ビッグシーを出た後、アソーク近辺をふらふらし、マッサージにも行ったため、気づけは時刻は21時になろうとしていました。この日夕飯を食べようかな…と考えていたお店の閉店は22時。ちょっとこれから入るのは厳しそう…ということで慌てて近隣のお店を検索し、入ってみよう!と思えたのがこちら、イサーン料理を提供している「SOMTUM&PLARA」です。

イサーン料理と言えばソムタムにしろスープにしろ、しっかり辛い、というイメージ。メニューを見ても唐辛子マークが並びます。でもせっかくタイにいるんだし、本場の辛さを体験しよう!と覚悟を決めて、こちらをオーダーしました。

まずは右の白い器に入ったスープ、こちら「シーバスと野菜のゲーンオム」とあります。ゲーンオムの割にはスープがだいぶクリアな感じで上品な印象です。でもまあよかろう。そう思ってせっかくオーダーしたのに、「今日はもう出せません」と店員さん。お魚料理が良いのなら…と何品か勧めてくださった中から、こちらをお願いしてみることにしました。

このメニューの左、「クリスピーなナマズのラープ」です。これに果物が食べたい気分だったので、フルーツのソムタムもお願いしました。もちろんもち米も注文しましたよ。

はい、やってきました!クリスピーナマズのラープ。がしかし。蒸したもち米じゃなくて、スチームライスが来ちゃったよ。店員さんに「お願いしたのはもち米ですよ!」というと、すぐに取り換えてもらえました。

フルーツのソムタムの中央にはリンゴにひっついて大きな唐辛子が見えます。怖い怖い。そしてやっぱりトマトは種を抜くのね、と確認。ここ、大事。

もち米がやってきたところでいざ実食。

思いがけず注文することになったナマズのラープですが、これ、個人的にとても気に入りました。今度、May先生にこれ習いたい!って言ってみようかな。でもナマズはヌメるし(特に皮の下)、処理が大変なんだよなぁ(←遠い目。)

フルーツのソムタムも、相当辛かったけれど美味しかったです。上にかかった小エビっぽいのがあまりにもオレンジなのにはちょっとビビりましたが、見た目的にはこの鮮やかなオレンジがのっていた方が、きれいだもんね。わかるわかる。

最後に。各テーブルの上には「食べたい方はご自由に」のケープムーが置いてありました。もちろん有料なのですが、それよりも何よりも、こういう既製品だったら日持ちもするし、良い!とすっかり気に入り、帰りにお土産として買うことを心に決めたのでした。