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2023年8月_バンコクひとり旅

帰国前日、1日かけてお土産を買いまくります!【9日目①】

朝ごはんはいつものセブンフルーツ。

さて、いよいよ3年半ぶりのタイも最終日となりました。朝ごはんはいつものセブンイレブンで買った果物です。しかもこれ、前々日あたりに買ったものの、食べる機会を逸してここまで来てしまった品々。青マンゴーとかちょっと黄色くなっちゃってますが、そこは気にしません。日本に帰ったらしばらく食べられないであろう青マンゴー、大事に美味しくいただきました。

朝食後、早速本日の第一目的地にBTSで移動。タイの電車は結構な割合でこんな風に丸っとラッピングされています。で、この電車は中に乗っても同商品の広告だけが貼ってある、という徹底ぶり。広告費用が安価なのかな。日本ではたまにしか見ないよね。

フェアトレードでタイを支援する「LOFTY BAMBOO」でお買い物。

この日オープンの時間めがけてやってきたのはBTSプロムポン駅から徒歩3分のところにある「LOFTY BAMBOO」です。こちらのお店は以前から知っていて、インスタもフォローしていたのですが、そのショップがバンコクにあるということは全く意識しておらず。数日前に偶然そのことを思い出させてくれる出来事があり、この日伺うことができました。

こちらのお店で取り扱っている商品はすべて、タイの職人さんたちが仕立てています。HPよりもインスタの方が、より多くの商品が紹介されているので、ぜひそちらもご覧ください。

こちらで今回自分用に、絶対ワンピースが欲しかったのです。

ちなみに上の写真は、店内に置かれたソファーに座って撮影しました。というのもこの日、とにかく暑くて暑くて、お店に到着した時点でヘロヘロ。その様子を見て店員のマイさんが、ソファーに座って休むよう勧めてくださったのです。しかもエアコンもマックスにしてくれて(笑)。ありがとうございます。

すっかり体力を回復したところで、店内を隅々まで見て品定め。

見るもの全部素敵でだいぶ迷いましたが、最終的には気に入ったものを購入することができました。日本語を話せる店員さんもいますし、お土産用にといえば一つずつ個包装し、手提げなども必要数つけてくれますので、そういったお買い物にもぴったりのお店ですよ。

「ターミナル21」でいただくベジ仕様のカオラートゲーン。

この日はお土産を買うことに意識が向きすぎていて、食べることについては頭からすっかり抜けていました。 「LOFTY BAMBOO」 の店員さんにタイのおかずぶっかけスタイル飯を食べたいのだけれど…と話したところ、このターミナル21のフードコートを勧められたので、その言葉に従ってきてみました。…したところその混み具合たるや尋常じゃない!でも一人席なら確保できそうだし、とりあえず何か買おう!とフロアをうろついていると、こんなお店を見つけました。

ベジタリアンフードだけが並ぶお総菜屋さんです。

あ、ホーモックもある。ベジタリアン向けだとどうなるのかな…と気になり、ここでおかず3種盛を注文してみることにしました。

左からゴーヤの炒め物、青菜とえのきと湯葉の炒め物、そしてベジタリアンホーモック。これで45バーツです。

ホーモックはキャベツとエリンギ入り。これはこれで美味しいな。ちょっとタイのベジタリアン料理にも興味が湧いてきました!

ホテルに戻っておやつタイム。

ここまでに買ったものたちがだいぶ重かったので、一度ホテルに荷物を置きに帰ることにしました。その途中立ち寄ったセブンイレブンで気になったスイーツがあったので購入。それらを並べておやつタイムとなりました。

右に見えるのはタイの黄金菓子トリオ、ですね。これこれ。

左側のものは日本でいうところの甘酒。タイ語では「カオマーク( ข้าวหมาก )」と言います。日本の甘酒は発酵食品らしい独特の味と香りがありますが、タイの甘酒のほうがあっさりしている印象です。

これ、いいなあ。次の旅ではタラートで売っているところはないか、探してみよう!

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2023年8月_バンコクひとり旅

野菜を欲するあまり、夕餉がおかしな取り合わせになった日。【6日目②】

「ข้าวห่อใบบัวลุงชู」の粽を求めて

クロントーイ市場を後にし、いったんおしゃれCAFEでひと休み。こちら、洋ナシのシロップ入りラテ、ですって。タイとは縁もゆかりもないラテです。洋ナシとメニューにあるのを見て、一瞬「メンダーのエキス入り⁈」とも思いましたが、そんなわけはない。むしろ言われなければ洋ナシかどうかもわからない甘いシロップが底に沈んでおりました。

さて、お昼ご飯はどうしたものか…とスマホをいじっていると、現在地の近くに蓮の葉粽を売っているお店があるとグーグル先生が教えてくれました。お店の名前は「ข้าวห่อใบบัวลุงชู(カーオホーバイブーアルンチュー)」です。日本語にすると

  • ข้าว(カーオ)=ごはん
  • ห่อ(ホー)=包む
  • ใบบัว(バイブーア)=蓮の葉
  • ลุง(ルン)=おじさん
  • ชู(チュー)=チュー(人の名前)

「チューおじさんの蓮の葉包み飯」といったところでしょうか。

時間的に店内飲食は無理そうですが、とりあえず、粽を持ち帰りにしようと行ってみることにしました。

洗った蓮の葉が自転車の上にたくさん干してある(笑)。実はこの店の前(歩道の一部)に、テーブルと椅子が置いてあって、そこで食べられなくもなかったのですが、何しろ暑い!ここはやっぱり持ち帰りにしようと決め、熱々を一ついただきました。

なんともかわいらしいビジュアル。こちらのお店については、以下の記事に詳しい内容がありますので、ぜひぜひお読みください。

この後、歩き回って体が水分を欲していたのか、無性に冷たいものやフルーツが食べたい!ということで得意のマンゴタンゴに寄り道。

毎回驚くほどハズレのないマンゴタンゴの激うまマンゴーを堪能し、いったんホテルへと戻りました。

体が野菜を欲した結果のおかしな夕食。

こちら、この日の夕食セットです。ご飯や麺が続いて体が野菜を欲したため、シーロムコンプレックスの2階に入っているサラダ屋さんで、青い葉っぱサラダを山盛り買ってきました。

では早速、蓮の葉ちまき、開けてみます。

本当にきれいに巻かれています。

蓮の葉大きい!テーブルが蓮の葉で覆われてしまいました。余分な葉を折りたたみ、具が見えるようにご飯をくるりと返すと…

銀杏や蓮の実、干しエビ、塩卵の黄身、シイタケ、クンチアンなど、これまでに食べた粽と具の内容はほとんど一緒。ただお肉が鶏ではなく豚なのと、お米がタイのもち米ではなく、インディカ米を使っている点が大きく異なります。イメージとしては、うるち米を使った日本の炊き込みご飯に近いですが、ジャポニカ米よりも粘りのないインディカ米を使っているため、日本の炊き込みご飯よりも、よりさらりとした口当たりです。これはこれで軽くて良いな。蓮の香りも良く、美味です!

そしてこの粽を食べる際のポイントはこのタレ。このタレのおかげで粽がよりさっぱりといただける仕組み。タイ料理はタレが肝だな。

スープがレトルトではなく、何かしらのゲーンチューだったら完ぺきだったのに。むしろ、日本では当たり前に売っているみそ汁やスープ的なものがタイには存在せず、米・麺・春雨のいずれかが入ったものしかないのね。初めて知りました。

デザートはロティサイマイ。

もう粽とサラダでおなかいっぱいですが、今日は何としてもこれを食さねばなりません。クロントーイ市場で買ってきたロティサイマイです。1袋にロティーは13枚入っていました。

このロティに綿あめをのせて

くるりと包んでいただきます!

食べてみたところ、この綿あめが想像していたよりもずっとハリハリしているのです。一本一本繊維がしっかりしているというか。ともすると口の中に刺さりそうなぐらい固いところもあります。これは慌てずゆっくり食べなければならない食べ物だということを学びました。

この日の記憶の記録。

BTSサラデーン駅のすぐ近くで出会ったカゴ屋さん。かわいい。

薬局でもらった試供品。試しに貼ってみたら、刺激が強すぎて背中にビリビリとした痛みが走る始末。5分と経たずに剥がし、勿体ないので丈夫そうな足の裏に貼っておきました。まさか、あんなに痛いとは…クワバラクワバラ。

習慣ってすごいな。荷物運ぶの上手。

今回室内履きを忘れて、ホテルではずっと靴下で過ごしていたのですが、得意のセブンイレブンで安くてかわいいビーチサンダル発見。これで80バーツぐらいでした。

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2023年8月_バンコクひとり旅

ヤワラート「和豊成(フアセンホン)」の中華から始まる一日【2日目①】

まずは「TANG CAFE & BAR」で朝の一杯。

そもそも、いつどこに行くかなどまったく決めないままバンコクまで来てしまった今回の旅。この日の予定も朝起きた時点でまだ無し、という状態。とりあえず出かける準備をして、1日のプランを練ろう!とホテル近くのカフェ「TANG CAFE & BAR」へとやってまいりました。

こちらのカフェ、1階席とテラス席のほかに2階もあります。コンセントを自由に使える席もあるようで、旅行者にとってはなかなか使い勝手がよさそう。

タツノオトシゴのラテアート、素敵です。

オーダーしたカフェラテがやってきました。ラテアートがかわいいのはご覧の通りですが、コーヒーもちゃんとおいしい。これ、大事。

このカフェ近辺に居ついていると思しきハチ割れ猫、登場。バンコクもやはり猫が多いな。

人懐っこくて、かわいい。

これぞまさに看板猫。

観光客が何かを目当てに歩き回るエリアではないかもしれませんが、ご縁があればぜひどうぞ。街の喧騒から逃れ、歩き疲れた足と心を休めるのにはぴったりのカフェです。

目的地をバンコクの中華街「ヤワラート」に決め、いざ出発!

朝ごはんはバンコクの中華街で食べよう!と決め、地下鉄のWat Mangkon駅までやってまいりました。

地下鉄の出口付近からパッと目を上げると見える古いマンション。バンコクの新旧が混在する街です。

台所用品店を見かけると、つい意識がそちらに行ってしまうのはもはや病気。お隣で売っている中華菓子もおいしそうです。

このお店もなかなか人気があるようで、来店客が絶えません。

パートンコーにも呼ばれている気がするけれど、ここで食べてしまっては朝ごはんのおいしさが半減するので我慢我慢。

他にはカリーパフ屋さんや、中華饅屋台、北京ダックを手軽にいただける食堂なんかもあって、食べられる量に自信がある方は片っ端から食べていただきたいです。きっとおいしいはず。最近、加齢による衰えが最も強く胃腸に表れている私には、そんな芸当は到底無理。眺めるだけ眺めて素通りしまくりました。

朝からおいしい「和豊成(フアセンホン)」。

朝ごはんはせっかくだから!と中華街の人気店、「和豊成(フアセンホン)」でいただくことに決めました。お店までやってくると、店頭にはずらりと並ぶ、持ち帰りもOKのお料理たちが。ここ、店頭なのですがこのショーケースの裏手が調理場になっていて、大鍋で麺を茹でたり、調理人の皆さんがフライパンをあおったりしています。なぜかそこを写真に収めなかったんだよな~。悔しい。

「和豊成(フアセンホン)」と言えば有名なのはフカヒレ料理。ですが個人的にあまりフカヒレには食指が動きません。それよりも私の目には点心の方が魅力的に映ったため、そちらから3品オーダーすることにいたしました。

そうして待つこと5分。いや、3分だったかもしれません。それぐらい早い。テーブルに運ばれてきたお料理たちがこちらです。

豚肉のシュウマイと海老の蒸し餃子、そして具だくさんの中華粽!

中には干しエビや銀杏、ピーナッツ、蓮の実、中華ソーセージ、シイタケ、鶏肉と、そしてなんとタロイモ餡が入っています。粽に餡…一瞬「えっ!?」と思いましたが、あんこ好きな私はおいしくいただきました。ただし、これは好き嫌いがわかれそうです。

蒸し海老餃子は上に貝がのっかっているものを注文しましたが、プリプリで美味しかったなー。焼売も胡椒が効いていて美味。味もしっかり目についているのでタレなしでもいけます。

私は開店してすぐぐらいの時間にお邪魔したのですが、9時半ごろには団体が入ってきて、店頭すぐのスペースはいっぱいになりました。ただ、お店の奥の方はまだまだ席に余裕ありだったので、11時から14時ぐらいを避ければ並ばず&お料理を待たずに済むのではないかと思います。

食材好きなら歩くだけで楽しい市場「 イサラーヌパープ 」。

点心でおなかがいっぱいになったところで、ヤワラート散策です。まずは私が大好きなタイ料理の食材がたくさん拝めそうな小道を歩いてみることにしました。

乾物屋さん、練り物屋さん、お総菜屋さん、漬物屋さん、薬屋さん…さまざまなお店が所狭しと商品を並べて売っています。

この雰囲気、とても好き。

バンコクでは手に入りにくい乾燥させたロンガン(龍眼)や マトゥーム (英語名はベールフルーツ)もここでなら確実に手に入ります。

私が個人的に一番気に入ったのは、こちらの写真左手に見えるスパイス専門店。ここでなら、タイ料理で使うものはもちろんのこと、大抵のスパイスは揃うと思います。

どんなにおなか一杯でも行きたいしイケる!「シンガポールポーチャナー」

中華食材の市場を小一時間歩いたところで、お腹なんて空きやしません。しませんがだがしかし。今回の旅に来る前に、タイ料理友の一人であるAちゃんから、中華街にある美味しいロッチョンのお店を教えてもらっていました。ここはなんとしても行き、そして食べなければなりません。頑張りどころです。

曲がるべき道ではなく、一本手前の通りに入ってしまいましたが、出ることさえできればモーマンタイ。

「シンガポールポーチャナー」という名のロッチョンシンガポールのお店です。上の写真正面に見えるところで注文するとすぐに作ってくれます。

それにしても暑い。店内にクーラーはなく、涼を得るのはシーリングファンから送られてくる風と、デザートに入った氷頼み。

店内には過去に王族の方が訪れた時に撮影したと思しき写真がずらり。私が訪問した時は店内のお客さんはまばらだったのですが、ちょうど大量のモバイルオーダーが入った直後だったらしく、その準備が一段落するまで少し待ちました。

そうして待つことしばし。やってきました、こちらがこのお店自慢のロッチョンシンガポールです!

一番底に沈んでいるのがジャックフルーツ入りのシロップ、そこに翡翠色のロッチョンが入ったほんのり甘いココナッツミルクが注いであり、上にはたっぷりのクラッシュアイスがのっています。

このほんのり甘く、のど越しの良い冷たいスイーツなら、どんなにおなか一杯でもさらっと入ります。これは良い!

ロッチョンシンガポールが食べられるお店はバンコクにはいくつもありますが、ここが元祖とのこと。ヤワラートの街並みを楽しみつつ、ぜひ足を運んでみてください。お勧めです。

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7)スイーツ・ドリンク

プラーヘンテンモー(ปลาแห้งแตงโม)

プラー(魚)とテンモー(西瓜)を組み合わせるタイ人すごい。

วิธีทำ “แตงโมปลาแห้ง” ของว่างชาววังโบราณ กินทีไรชื่นใจจนไม่อยากวาง – Wongnai

เข้าครัวมาทำของว่างชาววัง “แตงโมปลาแห้ง” เมนูดับร้อน เย็นชื่นใจ ทำง่ายเพียง 3 ขั้นตอน ถ้าพร้อมแล้วมาดูวิธีทำกันเลย – Wongnai

日本において果物は甘味。食後だったりおやつの時間にだったり、果物をそのままいただくのが普通です。調理するにしても出来上がるのはやっぱりスイーツ。

タイでももちろんそのような食べ方はしますが、普通にヤム(和え物、サラダ)に加えたり、ゲーン(カレー)の具材にしたり、炒め物に加えてお肉と一緒に食べちゃったりします。「酢豚に入っているパイナップルが許せない族」の方々がそんなタイ料理を見たら、憤慨、あるいは卒倒すること間違いなしです。

してこのプラーヘンテンモーは

  • プラー(魚)
  • ヘン(乾いた)
  • テンモー(西瓜)

ということで、何とお魚をフライパンでカラカラに炒って、砂糖なんかを混ぜ込んでふりかけにし、西瓜にかけて食べちゃおう!というお料理なのです。

プラーヘンテンモーの材料

こちらがプラーヘンテンモーの材料です。本場タイでは、「ปลาช่อนแดดเดียว」というお魚を使う模様。でこのお魚、日本語にどう訳すか調べても一発で出てこなかったので、一度英語にしてみました。したところ「Single sun snakehead」と出ました。

どうも雷魚のことを「ปลาช่อนแดดเดียว」というようです。ただタイ語のまま検索をかけるとこんな画像ばかり出てきます。

それだけ、この雷魚はタイにおいて開いて揚げた状態で見かけるのが一般的なのだろうと理解しています。

プラーヘンテンモーの作り方

最初に貼り付けた「Wongnai」に飛んでしまえば写真付きで詳しい作り方が書いてありますが、こちらでも簡単にご紹介。まずは焼いたお魚を石臼でふわふわになるよう軽く叩きます。

叩いたお魚をカラカラになるまで炒めたら火を止め、揚げたホムデン(紫小タマネギ)、砂糖、塩少々と混ぜ合わせればこのとおり。

甘塩っぱいお魚ふりかけができました。あとはこれを好きなだけ西瓜にかけて。

一度食べたら癖に…私はなりました。これから先、西瓜の季節を迎える度にこのお魚ふりかけを作ることになりそうです。

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yukko先生

タイ式豚バラ肉のカリカリ揚げ「หมูกรอบ」を使った料理が美味しすぎて悶絶しました。

日本でも流行ってほしいタイ料理「ムーゴープ」。

皮つき豚バラ肉をカリッカリになるよう調理したムーゴープ。「หมูกรอบ」のカタカナ読みなため、ムーグローブとか、ムーグロープとか様々な日本語表記があります。

その名前以上にこちらのタイ料理、いろいろな調理法があるのです。試しに「หมูกรอบ」として検索して出てくる画像をいくつかご覧ください。作り手によってさまざまな方法があるようです。ここで大切なのは豚皮の仕上がり。表面がプツプツとはじけて、ガリッガリになっていればそのレシピが正解。いろいろ見ていて、私が個人的に皮の仕上がりがきれいだなと思ったのがこちらの動画です。

11分ほどの動画ですが、6分前後あたりに皮がはじけるシーンが出てきますので、そこにぜひ注目して見てください。

この難易度高めのタイ料理である「ムーゴープ」、今回はyukko先生が、タイ料理を愛する皆さまからの熱い要望に応え、試作に試作を重ねて、ようやく「これは!」というレシピを完成させてくださいました。もっとも先生に言わせると、まだ今回のレシピは完全版ではないそうですが。それでもこの仕上がりですよ!

このはじけた皮!

カットしたものを一切れ口にした時のあの感動。カリカリに上がった豚皮の食感がたまらない上に、旨味が凝縮された豚肉は噛めば噛むほど甘味が増し、ずーっと噛みしめていたい、そんなうまさです。

今日のレッスンではさらに、この豚バラ肉のカリカリ揚げをさらに美味しくいただくタイ料理を二品と、デザートを一品教えていただきました!

ササゲとムーゴープのソムタム

こちら、タイのささげさん。日本のそれとは異なり、かなりの長さがあります。そしてこちら、生のままいただくのですが、青臭さが控え目で皮も柔らかいです。このササゲを手でぽきぽきとおりまして、

他の材料も準備。

これをパパイヤのソムタムと同じようにクロックで叩いていきます。

あれ。ワタクシ、定番ソムタムをまだ記事にしていないことに今気づきました。このトウモロコシのソムタムも作り方は同じですので参考までにどうぞ。

5mm厚に切ったムーゴープは最後に加えてさっくり混ぜればOKです。水気のあるものと和えてもしばらくは皮のカリカリ感が保たれています。本当に美味しい。

カナーとムーゴープの炒め物も美味。

さらにムーゴープの美味しさが光るお料理がこちら。青菜との炒め物です。今回はカナーが手に入らずつるむらさきで代用していますが、カナーにしろ、つるむさらきにしろ、その作り方は空心菜炒めと同じです。

切った青菜と粗みじん切りのニンニク、斜めにカットした生唐辛子と調味料を一つのボウルに入れておき、それを煙が出るくらい熱したフライパンで一気に炒めるだけ。ムーゴープは最後に加えて、調味料が絡めばそれでよし、です。

ムーゴープさえあれば、材料を切るところから始めても5分とかからずできあがりますよ。(ムーゴープが半日ものなんだが…)

これはムーゴープを作ったら必ず復習したいタイ料理です。カナー炒めはもちろん、空心菜炒めもこのムーゴープが入ったらより美味しいはず。近々試してみよう。

初めてのデザート「ロッチョン・シンガポール」も美味でした。

タイ初心者の私は今回初めて知ったのですが、おそらくタイに何度も行かれている方にとってはお馴染みのスイーツかと思います。「ロッチョン・シンガポール」を検索してみたらこんな記事が出てきましたのでご覧ください。

[blogcard url=”https://www.bangkoknavi.com/special/5056723″]

タピオカ粉とバイトゥーイ水から作った緑色の麺は、シロップ、ココナッツミルク、クラッシュアイスと合わせてグラスに盛り付ければ、素敵なひんやりデザートになります。

復習する気満々でニトリに寄って来たよ。

今日習ったムーゴープの復習に備え、レッスンでご一緒したNさんと一緒にセリアとニトリに寄り道して、上のものを買ってきました。あとは油鍋と格闘するのみ。どんなに豚皮が大きな音を立ててはじけても、ひるむことなく最後まで耐え抜くことをここに誓います。美味しいもののため、どんなに揚げ物が恐ろしかろうとも、背に腹は代えられないのです。

がんばれ自分。

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yukko先生

タイ料理の人気メニュー「パッタイ」の美味しさはソースで決まる!

9種類の調味料から作るソースが生む、パッタイの美味しさ。

グラグラと煮え立つ鍋、こちらパッタイソースを作っているところ。日本におけるタイ料理の定番ともいえるパッタイは、ランチでもよく提供されているメニューです。どこで食べてもそこそこ美味しいのですが、甘すぎて途中で飽きてしまうこともしばしば。

ですが、このレッスンでならったパッタイは程よい大人味。甘味と塩味、酸味のバランスがほどよく最後まで美味しくいただけます!その味の決め手がこちらのソース。1人前に使うのは50㏄ほどですが、多めに作って数日保存もできるとのこと。パッタイが好きでよく作る&食べるなら多めに仕込むのがおすすめです。

こちら、パッタイの材料。炒めるもの、お皿に盛り付けるものも含めてこれが全部。

初めにホムデンと厚揚げ、たくあんを炒めたら端に寄せて卵を割り入れてほぐしながら炒めます。

その後、エビを入れて軽く火を通したら麺と水を加えてさらに炒めます。ここからは忙しく写真がありませんが、麺が柔らかくなったところでソースを加え全体に行き渡らせ、最後に火の通りやすい野菜などを加えて混ぜるように炒めれば完成。

最後に美しく盛り付け。

久々にパッタイ食べたいな。次の休みにソースを仕込もう。

食材を無駄なく美味しく!「ヤムたくあん」

本来パッタイには「チャイポー」というお漬物を加えるそうなのですが、日本では手に入らないので食感や味が似ているたくあんを使っています。それを無駄なく美味しく食べきるためのメニューがこちら、「ヤムたくあん」です。

作り方もレシピもいたってシンプル。材料をすべて刻んで調味料と和えるだけ。パッタイを作るならこのヤムは必須です。

タイの白玉デザートはカラフルで美味しい!

カラフルな白玉団子を使ったデザート、「カノムブアローイ」を作ります。この美しい色はすべて食物由来。

黄色はカボチャ、青はバタフライピー、ピンクは乾燥ビーツで色付けしています。こうして4色団子を作るとそれはそれは可愛いんですけどね。自分で作るとなるとその手間暇を思い、復習を後回しにしてしまっているメニューの一つです。。。

ほら、可愛い。そして美味しい。これも夏ぐらいまでには…復習、します、たぶん。(小声)

タイ料理を自分で作り始めたら、このパッタイも挑戦してみたくなることでしょう。こちら、Aコースのメニューですので、年に何回かレッスンが開催されています。美味しいパッタイを自分で作ってみたいなら、スーパーで「パッタイキット」なぞ買わずにぜひこのパッタイを習ってみてください。その美味しさはキットで作るそれとは比べ物になりませんから。

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。