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2023年8月_バンコクひとり旅

広い、広すぎる!週末のチャトゥチャック市場へ。【7日目①】

実は初「チャトゥチャック市場」です。

2019年にバンコクを訪問した際には平日だったため、週末のチャトゥチャック市場に来るのは初めてです。

上の写真は、大好きなかごがたくさん並んでいたものの、お客さんの多さに「後でまた来よう」と思って通り過ぎたお店です。しかもそのことを、今の今まで忘れていました。ここ、行きたかった!

ここはランプシェードとか、植木鉢カバーとかカゴ系はカゴ系でもインテリアの大物専門店。

ここはホーローの器やカトラリーお弁当箱などがたくさん並んだお店。

ちらりと見えるニワトリ柄の皿を一瞬買おうかと迷いました。もっと大きなお皿もあればセット買いしたのにな。

この右に見える三段のランチボックスも一瞬購入を考えました。が、これまでも考えて買わなかったのにはそれなりの理由があるでしょ、と自分に言い聞かせ。

こちらはタイのベンジャロン焼きのお店。これはこれで素敵!と思うのだけれど、このゴージャスな器に見合った料理を私は作れませぬ。でもかわいい蓋つきの器ぐらいは、そのうち買ってしまうかも。

こちらはカトラリーのお店。カトラリーも何か素敵なものがあれば…と思っていたのに物色するのを忘れたよ。ここも次回また来よう。

これ、いいな!と思った小ぶりなタイの麺には欠かせない、例の卓上調味料入れ。ここは一度通り過ぎたが最後、どこにあるかわからず、二度とたどり着けなかったお店(笑)。

こういった木製品だけを扱うお店もいくつかありました。

スプーンとかヘラとか、このフォルムを見ていると持っていてもつい欲しくなってしまう。

ちょっと小洒落たスパイスとハーブのお店。こちらのお店は場内に何店舗かありました。

大袋入り、とはいえ350バーツはちょっとお高い。例えばチェンマイで買ったら…と思うと、手が出ません。しかも家(日本)にまだストックがあるので、問答無用でパス。

ただ、パッケージもかわいいし、お土産用には良いのかもしれません。

他にもセラドンや、それ風の陶器を売るお店や、

ブルー&ホワイトのお店ももちろんあります。

そして、私が一番長いことウロウロしたのはこちらの調理道具屋さん。

これまで他の市場では見かけなかった、お菓子用の金型もおいています。

もちろん定番の鍋やフライパンも各サイズ揃っていました。

こちらはまた別のお店にて。左は真鍮のムーガタ鍋。で、右は何かな…と持ち上げようとするもびっくりするほど重い!これ、何に使うのか気になる。

マーケット内には食べ物系の屋台もたくさん並んでいます。が。暑い。暑過ぎました。結局、ちょっとした食べ物にすら手が伸びず。

こちらのコーヒーショップで

タイティーのグリーンミルクティーを飲んで、チャトゥチャック巡りは終了したのでした。

これはあれですね。前もっていろいろな情報を集めて、欲しいものや見たいものを決めてこないと1日じゃとても会場を把握しきれないです。

そうだ!オートーコーで「 ナームブードゥ( น้ำบูดู) 」を探そう!

数日前にも通りがかったオートーコーですが、ここ、チャトゥチャックの目と鼻の先。せっかくここまで来たのに手ぶらで帰るのは悲しすぎる!という思いもあり、クロントーイ市場にはなかった「 ナームブードゥ( น้ำบูดู) 」を探してみることにしました。しばし、スマホ片手に場内をウロウロ。

「私これ、探しているんですが。」

上のページをスマホで開いて見せながら、ガピなどの調味料を扱っているお店に聞いて回りました。とあるお店にいくと、店番をしていたおばあちゃんが私の顔を見て笑いながら何か言った後、手を引いて歩き出しました。これはもしや!そうです。売っているお店に私を案内してくれたのです!タイ人優しい。そうしてたどり着いたのが上の写真のお店です。

で、肝心のナームブードゥ( น้ำบูดู) は、というと…

こちらですって。カオヤムを作る際、今までガピを使っていましたが、このブドゥを使うとどうなるのか、とっても楽しみです!しかし青マンゴー、まだ手に入るかな。せっかくブドゥでソースを作るのに、リンゴで代用とかしたくない!

このショップでは既製品はもちろんのこと、オリジナルと思しき調味料もいろいろ置いています。今更ながら、他にも何か買えばよかった!これもまた次回の宿題。

せっかくチャトチャックまで来て手ぶらで帰らずに済んで良かった!しかも何よりも欲しかったブドゥを買えて、手ぶらの悔しさ一転、ウキウキです。

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7)調味料・香辛料

タマリンド(マカーム/มะขาม)

この木、何の木、タマリンドの木。

タマリンド(答満林度[1][2]、羅望子[2]: tamarind、学名Tamarindus indica)は、マメ科ジャケツイバラ亜科[注 1]タマリンド属の常緑高木。タマリンド属で唯一の種である。果実が食用になる。別名チョウセンモダマ(朝鮮藻玉)。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日本では全くといってよいほど馴染みのないタマリンド。私はこのタマリンドなるものと瓶詰めペーストの形でまずインド料理で出会い、その後タイ料理教室でこちらのタマリンドとご対面しました。

このパッケージに描かれた茶色いさやがタマリンドですが、タイではこの実をお菓子などに加工して食べてもいます。食べすぎるとおなかの調子がよくなりすぎるので要注意ですが、あればついつい食べてしまうシロモノです。

タマリンドの使い方

上のタマリンドのパッケージを開けると、このようなかたまりが4つ入っています。これをちぎって、必要量加えるお料理も時々ありますが、多くは水に浸し、ふやかして液状にしたものを使います。

タマリンドの3倍量の水を加えてしばらく放置し、マッシャーでガシガシつぶして液状にしたものがこちら。

それを味噌漉しでこして、種その他の余分なものを取り除けばできあがりです。

タマリンド液を使いたいときにササっと使えるようにする保存方法

タマリンド液を作るのはまぁまぁ時間がかかります。しかも使いたいのは「20g」とか「30g」とか割と少量。それをその都度作るのは面倒なので、私は出来上がった液体をこうして製氷皿に流し込み、固めたものをジップロックに入れて保存しています。1個30gなので、必要な分だけを切って(タマリンドは氷のようにガチガチにかたまることはありません)使っています。便利。

ただし、冷凍庫は万能ではありませんので、この状態で半年、一年と保存することなかれ。あくまでも「タイ料理をよく作る人」向けのおすすめ方法です。


タマリンドを使うタイ料理

タマリンドを使うタイ料理といって私がまず思い浮かべたのがこちらの「パッタイ」。お好きな方も多いのでは。このパッタイに欠かせない「パッタイソース」なるものにタマリンドがしっかり入ります。

それからイサーンのソムタム、「ソムタムプーパラー」にも。

それから、私の大好きなタイ北部のスープ、パッカージョー(จอผักกาด)にもタマリンド、入りますよ。そうそう、最後に。

イサーンのハーブ鍋、チムチュム(จิ้มจุ่ม)に添えるナムチム(つけダレ)もタマリンド入り。

タイ料理にまろやかな奥深い酸味を添える食材、タマリンドのご紹介でした。