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1)野菜・果物

ガパオ(กะเพรา)

英語名「Holy basil」、薫り高いタイハーブです!

「ホーリーバジル」で検索すると、「トゥルシー」 というインドの伝統医学アーユルヴェーダ における呼び名や、効能などがたくさん出てきます。世界的にはメディカルハーブの一つとして知られているようです。

が。タイ料理好きな私の認識は、良き香りを持つタイ食材の一つ。多くの日本人も「ガパオライス」は聞いたことがあるかと思います。この「ガパオライス」という言い方が正しいかどうかはさておき、その「ガパオ」の正体がこちらです。

タイ料理ではこの葉を摘んで使うのですが、灰汁が強く、料理で使う葉を摘み終わる頃には指先や爪が真っ黒になります。ただし、先にも書いたようにその香りは絶品!料理には最後に加えて、火を通すのはさっと。葉が鮮やかなグリーンになればそこでOK。

食べた際、口の中に広がる芳香はこのガパオならでは。決して他のものでは代用できません。

傷みやすいガパオは新鮮なうちに茹でて冷凍がおすすめ。

さて、このガパオなる葉物、非常に傷みやすく、なんなら葉を摘んで洗い、その辺にちょっと置いておくだけで色が黒ずんできてしまいます。冷蔵庫で保存しておいても同じ状況に。

よってこのガパオ、新鮮なものが手に入ったらその日のうちに冷凍保存まで持ち込んでしまいましょう!まずは葉を摘んでボウルに水をためて洗い、

大きめの鍋に沸かしたたっぷりのお湯で色が変わる程度にサッと茹で、

その後、冷水にさらして熱を完全に取ります。その後水からガパオを引き上げ、

ぎゅっと水気を絞り、使いやすい分量のお団子に 。

最後に、先の「ガパオ団子ちゃん」を一つずつラップに包み、フリーザーバッグに入れて冷凍庫に放り込めば作業完了です!

使う際には数時間前から冷蔵庫に移動してゆっくり解凍、がベストですが、お急ぎでしたら常温に放置、ラップごとぬるま湯に放り込む、レンジの解凍機能を使う…等々、好きにしてOKです。

「赤ガパオ」は、より薫り高いシロモノなのでおすすめ、だそうです。

ちなみに、ガパオには上の写真のように、赤い品種が存在します。こちらの赤ガパオの方がスパイシーで薫り高くお勧め、とは、とあるタイ料理の先生の教え。

以来、ガパオを買う時に赤があれば、迷わずそちらを買うようにしています。いつか、その違いが分かった上で選ぶ人間に私もなりたい…と思ってはいるものの、その道のりはかなり険しそうです。

ガパオを使ったおいしいタイ料理たち。

ガパオを使ったタイ料理といってまず一番に思い出させるのは当然こちら、何かしらのお肉とガパオを一緒に炒めた、日本で一般的に「ガパオライス」と称されることのあるアレです。でもその呼び方だと「お肉はどこに行っちゃったんだよ。」という話になるのですが、もうここまで「ガパオライス」が浸透してしまった今となっては致し方ないのかしら…と半ば諦めた気持ちでおります。

ちなみに上は「鶏肉×ガパオ」バージョン。他にも「豚肉×ガパオ」とか

「海老×ガパオ」もあるし、

ピータンバージョンもあります。さらにこの一皿は「揚げガパオ」付き。これがまたおいしいのです!

そうそう。先ほど「海老×ガパオ」が登場しましたが、「イカ×ガパオ」もなかなか良きです。

さらには炒め物ではなく、こんなガパオの使い方もあります。

この通り、ガパオはいろいろな食材と相性良しです。特に炒め物!よってガパオを炒め物に加える際には、鶏肉や豚肉にメイン食材を限定せず、いろいろ試してみていただきたいです。意外なおいしさ、お気に入りの味を発見できるかもしれませんよ!

それにしても日本語表記がどうして「ガパオ」になったんだろうなー。タイ語の発音を何度聞いても「カプラーォ」と聞こえるの、私だけ?

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yukko先生

ガパオは海鮮とも好相性!激旨「イカのガパオ炒め」

なぜ思い至らなかったのか、「イカ×ガパオ」の組み合わせ。

もう先月のことになりますが、いつもの「タイ料理教室diidii」にて、イカのガパオ炒めを習ってきました。ガパオと炒める食材と言えば鶏肉や豚肉がすぐに思いつきますが、イカ、このイカが美味しかった!

どうして魚介類と炒めることを今まで思いつかなかったのか。それでも今知ることができて一気にレパートリーが広がりました。ベビーホタテやシーフードミックス、いろいろな海のものとガパオをこれから組み合わせてみようと思います。

ピリ辛ソースで変わり冷や奴。

見ただけでごちそう感満載。こちら、冷えた豆腐に濃いめの「ナムヤム」をかけただけ。このタレが結構な辛さなのですが、淡泊なお豆腐と組み合わせるとすごく良いバランス。酒の肴にもぴったりの一品です。

バイマックルーの香りがたまらない!リピート決定のタイ風玉蜀黍揚げ。

これ、すごく美味しかったのにまだ復習していないことを今思い出しました。。。鶏挽肉にとうもろこしと千切りにしたバイマックルーを合わせ、油でからりと揚げればおかずにもおやつにもなる一品の完成。

お弁当にもぴったりのタイ料理です。これはとうもろこしがスーパーから消える前に、急いで再現しなくちゃ。早速明日にでも作ることにします。

Oコース第5回のメニュー。

各コース、第6回まであるのですが、いよいよOコースも第5回となりました。

  1. プラームック・パット・ガパオ(いかのガパオ炒め)
  2. トード・マン・カオポート(とうもろこし揚げ)
  3. ヤム・タオフー(豆腐のサラダ)

この日は夜のレッスンへの参加だったのですが、結構なボリュームで完食するつもりができず、一部料理を持ち帰りとなりました。

そうすると、翌日のお弁当がこの通り、豪華になります。今月は既習メニューが並び、未だレッスンに参加できていませんが、今週末ようやく行くことができます。楽しみだなー。

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タイ料理図鑑 2)炒め物

厚揚げのバジル炒めかけごはん(เต้าหู้ทอดผัดกะเพราราดข้าว)

厚揚げで作るガパオ炒め、肉なしでも満足度120%!

これまで豚肉や鶏肉をメインの食材にして作ってきたガパオ炒めですが、今回は厚揚げで挑戦です。

加えた野菜は赤パプリカ、黄パプリカ、ピーマン。これで作ればベジ仕様に。肉も魚も大好きな私は海老を加えました。それでは早速、調理工程に参ります。

まずはトッピングの目玉焼きを作ります。多めの油で白身の縁がカリカリになるまで、多めの油で揚げ焼きにするのがポイント。

卵を引き上げたら同じフライパンでさいの目に切った厚揚げを表面がカリッとするまでじっくり炒めて。返すのは時々でOK。

続いて海老も先に7割方火を通しておきます。海老は熱しすぎると身が固くなるので、その防止に。yukko先生から教わりました。

フライパンの中を一度キッチンペーパーでふき取り、油とペースト状にしたニンニク、プリッキーヌを加えて火にかけます。

ニンニクとプリッキーヌの良き香りがしてきたら野菜を入れ、表面が艶やかになるまでさっと炒め…

厚揚げと海老を戻し入れたら調味料を加え、全体に行き渡らせましょう。

最後にガパオの葉を散らし…

10秒ほど炒めたら完成です!

「厚揚げと彩り野菜のガパオ炒めかけごはん定食」はこちらです。

アグレッシブに引きこもり中のおうちモーニング。

参考にしたのはこちらのレシピ本に掲載されている「豆腐のバジル炒めかけご飯(24ページ)」です。

厚揚げは2倍、野菜の量は7倍(笑)、調味料は1.5倍量、レシピにはない海老を加える…とかなりアレンジしてはいますが、ベースとなる調味料の配合が良いので、間違いなく美味しい料理が完成します。

青マンゴーとイチゴのヤム
豚肉と大根の梅干しスープ

ヤムとスープは昨日からの持越しの品。美味しい作り置きがあるって、楽だし幸せだな。

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May先生

スペシャルな豚肉のガパオ炒めを習う。

May先生のスペシャルレッスン、この回のメインはタイ東北部ウドンタニーにあるお店で習得したという豚肉のガパオ炒め。具材は豚肉とガパオだけとシンプルながら、たくさんのスパイスやタイハーブが香るペーストを加えるので風味は複雑。そしてもちろん、美味しい。自分でもまた作ってみたいのだけれど、そのペーストに使う材料が多くて、はてさて揃えて再現となるか。

スペシャルな豚肉のガパオ炒めの材料

山盛りのバイガパオ。

このスペシャルメニューはたっぷりのガパオと豚肉をメイン食材に、調味料としてたくさんのスパイスやハーブをペースト状にしたものが入ります。

これを全部ペーストにすれば今回の炒めものを何回か作れる量が出来上がります。

インド料理も作るため、実は上の食材全部我が家にあります。が、これを一人クロックヒン(石臼)でペースト状になるまで叩き潰す…となるとその気力が…。

でもこのペーストさえ作ってしまえばあとは本当にあっという間。

まずはペーストを炒めて

炒め方のポイントさえ押さえれば、間違いなく美味しい豚肉のガパオ炒めが完成します。

ここ、炒め方のポイント。

肉を加えて火が通ったら、肉は端に寄せて調味料をカラメル状になるまで煮詰める、これこそがポイント。ガパオに香ばしさが加わり、一段と美味しくなるのですよ。

おかずはオヤツ的な美味しさの海老とココナッツロング餡のタロイモ包み揚げ

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スペシャルガパオとともにいただくのはタロイモを使った、オヤツ的な美味しさのおかずです。

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タロイモをマッシュしたもので海老風味の餡を包み揚げる、というなかなか手の込んだお料理。

こちら、ココナッツファイン。海老とともにサップします。
ココナッツシュガーとナンプラーをカラメルに。
海老とココナッツファイン、タイハーブを炒め、先のカラメルと合わせて餡のできあがり。
タロイモで餡を包みます。
こちらが完成した餡。これだけでも十分おいしい。ふりかけにしても良き。
形を整えたら水溶きてんぷら粉をくぐして揚げます。
揚げたて!

揚げたてを一つ試食させていただきましたが、これがまぁ美味しい!May先生のレシピは「美味しさのためには手間を惜しまず」的なものが多いのですが、こちらもしかり。また食べたいけれど、さて、自宅でその「手間を惜しまず」再現なるか。

バタフライピーとライムのソーダ

おしまいはバタフライピーとバイトゥーイ、糖類を煮詰めて作ったオリジナルシロップのソーダ割。

これがまた飲みすぎ注意の美味しさ。バタフライピーはチェンマイで買ってきたものがたーっぷりあるので、これは今月中に自分でも作りましょう!

幸せの実食タイム。

揚げ焼きの卵は必須。

こちらの豚肉とガパオの炒めものはイサーンにある「サイアムアンドサンズ」というお店のレシピによるものだそうですが、10種類以上のスパイスで作ったペーストのおかげで、これまでに習ってきた炒めものとはひと味もふた味も違ったものになっています。

そして揚げ物もまた美味。食卓に並べても良いのですが、個人的には小腹が空いたら食べたい、そんなお料理です。

この箸休めもおいしかったなぁ。これはすごく簡単なのですぐに再現します(笑)。

9月&10月のレッスンは申し込みのタイミングを逃し(忘れ)、2回しか参加できないMay先生のレッスン。しかも予約できたのは平日の夜クラス。ちょっと大変ではありますが、参加することを楽しみ&目標に、仕事をサクサク片づけることにします。

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yukko先生

美味いタイ料理をまたまた発見!「揚げピータン入りガパオ炒め」

タイ料理でもピータンを食べるって初めて知りました。しかもガパオと炒めて。さらにはピータンを揚げて。あの癖のあるピータンが驚くほどさらりと、しかも美味しく食べられるののはびっくり!これならピータンが苦手、という方でも美味しく食べられるかも。そんなメニューです。

「カイヨーマー・ガパオ・グローブ」という美味なる料理

こちらが材料

「カイヨーマー」はピータン、「グローブ」とはカリカリに揚げた、という意味。食感を良くするためにピータンは4等分してから揚げて他の材料と炒め合わせ、さらにガパオの半量は素揚げにしてから最後にトッピングします。

ピータンには粉をまぶして。ガパオは色よく揚げます。

粉をまぶしてからさっと揚げたピータンはなんともクリスピーな食感。ガパオを色よく揚げるのにも一つコツがあり、それをこのレッスンでは習いました。コンロまわりのお掃除を考えると若干躊躇してしまう揚げ物ではありますが、それでも食べたい!と思うような美味しいヒトサラでした。

炒めるのはほんの数分の作業。

あとは換気をしっかりしながら(部屋中に辛い成分が舞います…笑)材料を順番に炒めるだけ。さすればこの通り。

揚げたガパオが美味!

それはそれは美味しいガパオ入りの炒めものが完成。ちなみに。前回紹介したガパオ炒めでは調味料を簡略化していますが、

「〇〇ガパオライス」を3倍美味しくするたたき包丁。 | タイはおいしい天国。

肉は叩いてこそ美味いのだ。 こちら、タイで広く使われているたたき包丁。 「○○ガパオライス」、こちらのタイ料理…

より本場の味に近づけるには「シーユーダム」なる調味料を少量加えます。


タイ料理をほんとうによく作る人でなければなかなか消費しきれないとは思いますが、これを加えることで本場の味になる、と我が師匠はおっしゃっていました。

副菜はイカで!「プラームック・ヌン・マナオ」

蒸し器の前でスタンバイ中のイカ。

副菜はイカを使った美味しい蒸し物。「マナオ」なるタイの柑橘の搾り汁がベースになったさわやかなソースが美味しさの決め手。

イカ一杯だってさらっと食べられちゃいます

もちろん、マナオなんてそう簡単に手に入らないという方が大多数でしょうから、そこはレモンでどうぞ。

玉蜀黍の皮を可愛い器にしたデザート。

玉蜀黍の皮も捨てないよ。

最後はトウモロコシを余すところなく使ったカノム(お菓子)。

玉蜀黍の皮を2枚重ねて両端を縛り、船形に。

玉蜀黍の皮で器を作り、そこに粗く叩き潰したトウモロコシと、そのままの実とを加えた生地を流し入れ、蒸し器で数分蒸し上げます。

玉蜀黍をつぶすのにもクロックヒンが大活躍。
材料はいずれも身近にあるものばかり。
上にはココナッツファインをトッピング

さすれば何とも懐かしいような、素朴な味わいの蒸し菓子が完成します。

淡い色合いの可愛い蒸し菓子、完成。
本格タイ料理、3品を堪能したレッスンでした。

早速復習の準備をする優秀な生徒です。

焼くだけ、蒸すだけ。

本日仕事帰りに立ち寄ったいつもの魚屋さんでちょうど新鮮なスルメイカを見つけました。3杯500円なり。それを早速下処理して冷蔵庫へ。1杯は今回習った蒸し料理用、残る2杯は以前に習った簡単イカ焼き用に下ごしらえ。でもすぐには作らないのでこれらはまとめて冷凍庫行きです。

棄てるにしのびない立派なワタ。

ところで、今日買ってきたイカは塩辛にしてもOK!という本当に新鮮なイカちゃんだったのでワタが立派!これ、そのまま捨てるには忍びない…ととりあえず冷蔵庫にしまったのですが、さて、何かいい食べ方はないものか。ただ今絶賛捜査中であります。

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調理器具

タイ式たたき包丁(มีดสับ)

肉は叩いてこそ美味いのだ。

こちら、タイで広く使われているたたき包丁。

「○○ガパオライス」、こちらのタイ料理は日本でもすっかり定着していますよね。あの甘辛い味がごはんとよく合うし、お弁当にもぴったりなので私もよく作ります。しかし。それをひき肉で作っているそこのあなた。それはかなり勿体ない。肉は叩いてなんぼ。叩くことで生まれる肉の大きさ、不揃い感こそが美味しさのポイントなのです。

タイに「KIWI」はいないのに、なぜ。。。

ブランド名がなぜ「KIWI」なのかということはさておき、このメーカーのものに限らず、タイのキッチン用品売り場にいけばどこにでも置いてあるのがこのたたき包丁です。しかもこれがめちゃくちゃ安い。およそ100バーツから150バーツほど。(ちなみにバンコクで一番安かったのはこの記事にあるお店でした。)

フードコートに挑戦!そして激安台所道具屋発見!【6日目②】 | タイはおいしい天国。RSS

バンコク有名寺院ツアーを終え、BTSサラデーン駅で解散となったのが12時過ぎ。そこからスカイトレインでモーチッ…

使い方は説明するまでもないと思いますが、

安い鶏むね肉で十分。

この鶏むね肉をまずは大きめのさいの目に切り、

刃の部分に手が写り込み、心霊写真化。

あとは1・2分、好みの粗さになるまで叩くだけ。

私は1分でたたき作業終了。

「これぐらいのことで、味が変わるの?」と疑われる方も多いかと思います。実際に私も当初は「たたいた肉を使っても、ひき肉を使ってもそう変わらないでしょう。」ぐらいに思っていました。で、このたたいた肉で作った炒めものを食べた後に、(たたく作業が面倒で)ひき肉を使ってみたところ、食感があまりにも違うのでびっくり。そして直後に1枚肉を買ってきてたたくんだった…と猛烈に後悔したのでした。つまり。それぐらい美味しさが違います!

せっかくだから、鶏ガパオライス作ります。

こちらが今日の材料。

今日の鶏ガパオライスの材料

  • 鶏むね肉1枚(たたき済み)
  • 好みの野菜(インゲン、ベビーコーン、にんじん、各小さめにカット)
  • にんにく&プリッキーヌ(みじん切り)
  • ガパオの葉
  • 調味料(ナンプラー、オイスターソース、砂糖)

以上です。野菜にはピーマンを入れるべきところ…なのですが、冷蔵庫の在庫の都合により、今日は上記3品を使用しています。

作り方(写真でコマ送り)

①ニンニクと唐辛子を香りが立つまで炒め
②鶏肉を加えて色が変わるまで炒めます。
③合わせておいた調味料を加え、全体にいきわたらせます。
④すべての野菜を加え、お好みで火を通します。
⑤最後にガパオをちらし、全体をさっと混ぜたらすぐに火を止めて!
鶏ガパオ炒め、できました!

「○○ガパオライス」の「○○」はこだわり。

目玉焼きはぜひ揚げ焼きで。

さて、今回の記事を書くにあたって、「ガパオライス」ではなく「○○ガパオライス」としたのは小さなこだわりです。そもそも「ガパオ」は葉っぱなので、「ガパオライス」では「葉っぱ飯」ってことになっちゃって、非常におかしな話。

ガパオの香りが食欲をそそります。

例えば今日作った「鶏肉のガパオライス」もタイ語では「ガイ・パット・ガパオ・ラート・カオ」などと言います。直訳すると「鶏・炒め・ガパオ・上に・ごはん」ってな感じです。こちら、鶏肉はもちろん、豚肉や魚介類を使っても美味しいお料理。

美味しそうに撮れたのでもう一枚。

そんなわけでぜひ、メイン食材を頭に付けて「○○のガパオライス」と呼んであげてくださいね。

以上、タイのたたき包丁のお話でした。(話それまくったけど)