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タイ料理図鑑 1)ごはん・麺

カオモックガイ(ข้าวหมกไก่)

タイ式炊き込みごはん、「カオモックガイ」を炊飯器で作ろう!

もともとはイスラム系タイ人がタイ南部で広めた料理だという「カオモックガイ」。そのカオモックガイを自分で作ってみることにしました。

…とは言っても、シーズニングミックスを使ったお手軽バージョンです。

写真を撮る前に封を切るという凡ミス。

こちら、小袋が2つ入っています。この1袋で米2合分のカオモックガイが作れるそう。

材料と作り方は外袋の裏面に書いてあったので、とりあえず、その通りにやってみます。

(1)鶏もも肉を500gと粉1袋分をボウルに入れます。
(2)粉が肉全体に行き渡るようによくもみ込み、15分ほど放置。
(3)研いだ米2合と目盛り通りの水を入れ、その上に肉を、
そしてボウルの中に残ったペーストも全部入れます。
(4)浸水無し、高速モードでスイッチオン。15分後、炊きあがり。

ちょっと大きめの骨付きぶつ切り肉、15分の炊飯で中までしっかり火が通ったか若干不安だったため、炊きあがった後、保温状態で20分ほど放置してみました。

ということで、作って&食べてみたかったカオモックガイ、あっさり完成です。

引きこもりな日のおうちディナーは「カオモックガイ定食」

2020年3月27日(金)、引きこもり初日のおうちディナー完成しました。メニューは以下の3品。

  1. カオモックガイ
  2. 豚肉と大根の梅干しスープ
  3. ヤムソムオー

タイ式ビリヤニと言われることもあるカオモックガイですが、食べてみるとバスマティライスを使ったインドのビリヤニとはお米の食感が違います。バスマティはどう調理してもあのパラパラ感は変わりませんが、ジャスミンライスは炊き込みご飯的に調理すると、シンプルに炊いた時よりももっちりとした仕上がりに。ただ、もっちりしているだけで1粒1粒はしっかり独立しているので、べたべたした感じは一切ありません。美味しい!

このLOBO(ロボ)のパウダー、味もなかなか。何よりとっても手軽に作れるのがありがたい。いつか本格的なカオモックガイの作り方を習いたいとは思っていますが、それまではこちらのお世話になります。

火の通り具合を心配していたお肉もこの通り。しかもしっとりジューシーで最高。

カレー味の料理に箸休めが欲しいな、と思い作ったタイ式の文旦サラダ「ヤムソムオー」。

毎日食べても飽きない梅干し入りスープ。ヤムソムオーもこちらのスープもカオモックガイとの相性よし。食しつつ、我ながら良い組み合わせだった…と一人悦にいっておりました。

残ったカオモックガイ4食分はこうして冷凍保存。引きこもりの日々で自家製冷食が増え、日曜日には冷凍庫がパンクしそうな予感が。。。

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タイ料理図鑑 2)炒め物

厚揚げのバジル炒めかけごはん(เต้าหู้ทอดผัดกะเพราราดข้าว)

厚揚げで作るガパオ炒め、肉なしでも満足度120%!

これまで豚肉や鶏肉をメインの食材にして作ってきたガパオ炒めですが、今回は厚揚げで挑戦です。

加えた野菜は赤パプリカ、黄パプリカ、ピーマン。これで作ればベジ仕様に。肉も魚も大好きな私は海老を加えました。それでは早速、調理工程に参ります。

まずはトッピングの目玉焼きを作ります。多めの油で白身の縁がカリカリになるまで、多めの油で揚げ焼きにするのがポイント。

卵を引き上げたら同じフライパンでさいの目に切った厚揚げを表面がカリッとするまでじっくり炒めて。返すのは時々でOK。

続いて海老も先に7割方火を通しておきます。海老は熱しすぎると身が固くなるので、その防止に。yukko先生から教わりました。

フライパンの中を一度キッチンペーパーでふき取り、油とペースト状にしたニンニク、プリッキーヌを加えて火にかけます。

ニンニクとプリッキーヌの良き香りがしてきたら野菜を入れ、表面が艶やかになるまでさっと炒め…

厚揚げと海老を戻し入れたら調味料を加え、全体に行き渡らせましょう。

最後にガパオの葉を散らし…

10秒ほど炒めたら完成です!

「厚揚げと彩り野菜のガパオ炒めかけごはん定食」はこちらです。

アグレッシブに引きこもり中のおうちモーニング。

参考にしたのはこちらのレシピ本に掲載されている「豆腐のバジル炒めかけご飯(24ページ)」です。

厚揚げは2倍、野菜の量は7倍(笑)、調味料は1.5倍量、レシピにはない海老を加える…とかなりアレンジしてはいますが、ベースとなる調味料の配合が良いので、間違いなく美味しい料理が完成します。

青マンゴーとイチゴのヤム
豚肉と大根の梅干しスープ

ヤムとスープは昨日からの持越しの品。美味しい作り置きがあるって、楽だし幸せだな。

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yukko先生

タイの鶏飯「カオマンガイ」はタレが美味!

東南アジアで大人気!のチキンライス、タイバージョン。

茹で鶏と、その茹で汁で炊いたお米を一緒にいただく海南鶏飯(ハイナンジーファン)は、台湾、香港、マレーシア、シンガポールなど、東南アジア各国で食されている庶民の味。もちろんタイにも「カオマンガイ」なる名で存在します。

作り方としては、最初に香味野菜の香りを移した油で米を炒め、それから鶏のゆで汁で炊く、という方法があります。ですがこのレッスンでは、その「炒める」工程を省略しても美味しいカオマンガイを作る方法を教えていただきました!

まずフライパンで鶏の皮を炒め、その油で香味野菜を炒めます。この「皮」が一つのポイント。あとは鶏がらスープに調味料を混ぜて置き、米とともに炊飯器入れて炊くだけ。

そして、カオマンガイの美味しさを決める上で非常に重要なのが添えるタレ。2種類のタレにはどちらも「タオチオ」なる調味料が入りますが、それぞれ加える食材の種類や量がちょっとずつ違って、出来上がってみるとその2種類のタレは全くの別物。これがまた美味しくて、こっちのタレ、あっちのタレと楽しんでいるうちにお皿の上が空になる、というカラクリです。

メイン以外のメニューもいつも通り美味しい。

鶏がらスープで炊いたお米に合わせるのはあっさり大根のクリアスープ。

そして簡単なのに美味しい「ヤム・プラームックヤック(たこのカルパッチョ)」。タコ好きな方にはぜひ試していただきたいメニュー。

そしてタイの伝統的なスイーツ「サンカヤー・ファクトーン(かぼちゃのプリン)」。ココナッツシュガーで甘味をつけているので、その風味がタイらしくてこれまた美味しいのです。

こちらのかぼちゃプリンは時々作って、こうしてお弁当にプラスしたりもしています。

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May先生

タイ料理で牡蠣三昧!食材を極めるタイ料理教室。

先日、久しぶりにMay先生のタイ料理教室へと行って参りました。申し込みが遅れ、1・2月はキャンセル待ちとなっていたのですが、空きが出たということで即申し込み。それが食材「牡蠣」を極めるレッスンでした。

タイ風牡蠣のフライはたっぷりのハーブと。

この日用意されていたのは大ぶりの新鮮な牡蠣。それをなんと、一人12個食べるっていうんですから、牡蠣好きにはたまりません。最初に作り方を教わったのは「ホイナンロムトードサムンプライ」、衣にたっぷりのハーブを加えた牡蠣のフライです。

レモングラス、ホムデン、バイマクルー、ディルをそれぞれ刻み、牡蠣と衣と合わせて揚げていきます。そして揚げたて&熱々のそれを、アルコール片手にその場で即いただきます。料理教室っていうか、まるでオイスターバー!牡蠣は身がふっくら、そこに揚げたことで香ばしい香りをまとったタイハーブが合わさるんですから、美味しくないわけがない!用意された2種類のタレもまたそれぞれに美味しくて、箸が進む進む。そしてその間無言(笑)。本当に美味しい料理はひとを黙らせる力があります。

タイ風のもんじゃ焼き?カリッ&トロフワを同時に味わえる「オースワン」が絶品!

お次は「オースワン」。なのですが、まずは付け合わせのもやしの焼き方を教えていただきました。水気を出さずに食感よく、しかも香ばしく焼き上げる方法です。今まで適当に炒めていたもやしですが、その方法をちょっと変えるだけでここまで仕上がりが違うか!と目から鱗。

まずは器に水で溶いた粉と調味料、牡蠣を合わせます。

フライパンにラードを熱し、まずは卵投入。

その後、先の衣と調味料、牡蠣を合わせて置いたものを加えてさらに炒めます。

常に、生地のまわりで油がプクプクしている状態をキープし、良き感じになったら返します。

返してからの焼きも先と同じく、「油プクプク」が大事。

焼きもやしを敷いた皿に盛り付け、パクチー、万能ねぎ、白胡椒をたっぷりかけたら完成です。

表面はカリッと香ばしく、中はふわトロ。しっかり効かせた白胡椒も美味しさの決め手。おいしー!!!これは牡蠣のシーズンが終わらないうちに家でも作らなくては。

締めは牡蠣の雑炊「カーオトムホイナンロム」。

締めは牡蠣の雑炊です。今回これを作るにあたって、ジャスミンライスを煮る方法を学びました。そうして炊きあがったお米はふっくら、甘味もあって絶品です!さらに、お米を茹でた美味しい汁を使ってスープを作り、それを熱々にして器にたっぷりと注ぎ入れます。

お米のゆで汁に調味料を牡蠣を加えて煮込むのですが、牡蠣は煮込みすぎると固くなってしまうので、数分経ったところで取り出しておくのもポイント。

これもまた旨し!そしてさらにこの牡蠣を美味しくしてくれるのが、牡蠣専用のつけダレ。

見てください!このふっくら加減。これにタオチオベースのたれをちょっとつけていただくと、その美味しさたるや悶絶ものです。

もう間もなく牡蠣の旬も終わりを迎えますが、その前に習えてよかった!この日習ったメニューはこれから間違いなく冬の定番になります。

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おうち修行

嵐の中のカーオ・クルック・ガピ。

外は数十年に一度の嵐。各種交通機関はもちろん、デパートからコンビニまで、どこもかしこも店じまい。ならば今日はお料理三昧だな…思い、昨晩、仕事帰りにスーパーに立ち寄るもすでに時遅し。悪天候を前にした買いだめが行われたとみえ、特に肉や魚なんて1個も残っていなかったのでした。

さて、どうしたものか…買い物かご片手に悩むこと10秒。そうだ。りんごさえ買えばこれ、できる!と気がつきまして、本日は大好きなタイ式の混ぜごはん、カーオ・クルック・ガピを作ってみました。

このムーワン(豚肉を甘辛く煮たごはんの友)は以前作って冷凍しておいたもの。これさえあればあとはあっという間。ごはんを炊いている間にすべての食材を揚げて、焼いて、切って。調味料まで準備して置いたら完璧。あとはご飯を炒めるだけ。ごはんの炒め方がヘタクソでまだらになってしまった。次はきれいに仕上げるようもっと気を配ろう。美味しいは美しい、だもんね。

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タイ料理図鑑 1)ごはん・麺

カオヤム(ขาวยำ)

料理教室では炊き立てのごはんで作ったカオヤム。お弁当となるとどうしてもごはんが冷えてしまう。温めたい時はそれ用の容器にごはんを入れて持参するのですが、生野菜などを周囲に並べるカオヤムはそうはいかず。さて、これをお弁当にできるかな…と悩んでいると、yukko先生が「タイではテイクアウトで売ってるんだから、冷ゴハンだって大丈夫だよ。」と心強いひと言。ならば試しに!と本日カオヤム弁当を作ってみました。

アンチャン=バタフライピーで染めたごはんがきれい!

アンチャンを入れたボウルに熱湯を注ぎ、色が出るのを待ちます。

ごはんの色はアンチャンなる花の色。ボウルにアンチャンと熱湯を入れ、冷めるまで待っていると水が濃いブルーに染まります。それを炊飯器に入れ、あとは炊く量に合わせて水を足し、いつもの方法でジャスミンライスを炊くだけです。

こちらが本日のカオヤム弁当!

斜めから。

こうして完成した本日のカオヤム弁当がこちらです。紫キャベツは高い上に品質がイマイチで昨日買うのを止めました。結果ちょっと彩りが寂しいお弁当になってしまいましたが、まぁ良しとしましょう。

上から。

ごはんは星形…ではなく、こちら一応桜です。京都は有次の物相型で抜きました。次は梅か、千鳥も可愛いかな。和の道具がまさかタイ弁当でも活躍してくれるとは。嬉しい限りです。

湿気やすい食材は別容器。

炒ったココナッツ、干し海老を粉末状にしたもの、そして辛い薬味。

湿気を帯びやすい食材は別容器で持参しました。混ぜる際に湿気っていては万遍なく行き渡らないので。そして、辛味としては本来「プリックポン」を添えるのですが、今回は先月チェンマイのJJマーケットで買ってきた、ターおばさんの手作り品を辛い薬味として加えました。これがニンニクやナッツの旨味たっぷりで美味しいのです!その時の模様は以下の記事をご覧ください。

日曜日のチェンマイはぜひ「JJマーケット」へ!【3日目①】 | タイはおいしい天国。

タイでウィークエンドマーケットといえばバンコクの「チャトゥチャック」が有名ですが、チェンマイにも土日に開催され…

あー、チェンマイ旅、ホントに楽しかったな。あと3か月半後はまたチェンマイにいるはず。それまで夏旅の記録を見返しつつ、次はどんな旅にしようか楽しく考えることにします。

大事なものを忘れた台風一過の朝。

うっかり忘れるところでした。

お弁当を包み、袋に入れたところで何か足りない気が。そうだ!せっかくマナオの代わりにと買ってきたへべすを詰め忘れた!なれど、再び弁当を紐解き、へべすを詰めている余裕はない。ということでこちら丸ごと弁当袋に放り込み、食べる際に切って使いました。

本日の昼。カオヤム最高でした!

冷ゴハンのカオヤム、うまく混ざるか、美味しいかと心配していましたが、全て杞憂に終わりました。いやー、カオヤム美味しい!ごはんが冷たくても全然問題なし。フリーズドライのスープもプラスして、それはそれは幸せなランチタイムとなりました。通勤にいつもの4倍時間がかかった疲れが全部吹っ飛ぶ美味しさ。カオヤム、とっても気に入ったので、次回は紫キャベツ入りでさらに美しいお弁当にしようと思います。

そして時がたち2023年夏、私のカオヤムはこうなりました。

何事も続けるって大事。

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yukko先生

タイの美麗なるヒトサラ「カオヤム」

タイ料理って本当にすごい。食べておいしいのはもちろん、見た目にも美しい料理がたくさん。今回のレッスンで習った「カオヤム」なんてまさにそれ。日本ではまだ知らない人も多いはず。ぜひぜひ多くのタイ料理屋さんで出してほしい!ただし。「なんちゃって」ではなくぜひ本物の「カオヤム」を。

今回はごはんも美しき青に染めます。

青でしょう?青なんです。

「カオヤム」はごはんの周りに様々な食材を並べ、ソースをかけて混ぜていただく料理。もちろん白いごはんでOKなのですが、せっかくですからごはんにもおめかし。ということで今回のレッスンではバタフライピーを浸しておいた青い水を加えて、青いご飯を炊きます。

「カオヤム」はソースが美味しさの決め手。

これらと調味料を煮込んで作ります。

カオヤムはごはんにもまわりに並べる食材にも味をつけません。ということでその美味しさは全て、ご飯と具材を和える際にかけるソースで決まります。

レモングラス、バイマックルー、カー、ホムデン、パクチーの根、ニンニクなどに調味料を加えて20分ほど煮込み、ソースを作ります。これが美味しくできれば間違いなく美味しいカオヤムに。風味が変わるので作り置きはおすすめしないとのことでしたが、材料を鍋に放り込んで煮るだけなので、ハードルは低めです。

これが「カオヤム」です!

青いごはんがきれい!

ゴハンが青、なかなか攻めていますが、この青あっての美しさだと思います。周りに並べて具材も、和えた時の味のバランスが考えられていて、yukko先生天才だな!と改めて思いました。

フレッシュな食材の他に、炒ったココナッツロングや粉状にした干し海老、砕いたピーナッツやすりごまの風味も重要。そしてタイハーブたちの香りも欠かせません。

食べる時は豪快に混ぜてから、が鉄則。

これを崩してしまうのは勿体ない気もしますが。

この美しいヒトサラ、残念ながら愛でるのはここまで。

ソースを回しかけ…。

上からソースをターっと回しかけ、すべての具材そしてソースが全体にいきわたるようしっかり混ぜます。この料理、食べる人が最後の仕上げをするのです。

カオヤム、完成!

あとは美味しくいただくのみ。様々な食材が口の中で混然一体となり、「混ぜてこそ美味しい!」を実感するひと時です。それにしてもこのソースが絶品!日本人にとってはどこか懐かしさを感じる味でもあります。

さらに。具材はローカロリーなものばかりなので、実はヘルシーな料理でもあります。ジャスミンライスは日本米と比べてGI値が低めな上に、タイハーブは胃腸の調子を整えてくれるので、ダイエット中の方にもぜひお薦めしたい料理です。

今回のレッスンメニュー

この3品を作りました。

yukko先生のレッスンは必ず3品のタイ料理を作るのですが、今回は

  1. カオ・ヤム(ごはんのサラダ)
  2. ガイ・コーレー(鶏肉のタレ焼き)
  3. マーホー(甘辛豚ひき肉とフルーツの前菜)

を作りました。

コクがありつつもさっぱりといただけるタレが美味しい「ガイ・コーレー」
酸味のあるフルーツと相性が良い「マーホー」

「ガイコーレー」と「カオヤム」のソースを頂いてきたので、この2つは今週のうちに自宅で再現予定です。またこの味をいただけるなんて、幸せ過ぎる!

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。

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May先生

スペシャルな豚肉のガパオ炒めを習う。

May先生のスペシャルレッスン、この回のメインはタイ東北部ウドンタニーにあるお店で習得したという豚肉のガパオ炒め。具材は豚肉とガパオだけとシンプルながら、たくさんのスパイスやタイハーブが香るペーストを加えるので風味は複雑。そしてもちろん、美味しい。自分でもまた作ってみたいのだけれど、そのペーストに使う材料が多くて、はてさて揃えて再現となるか。

スペシャルな豚肉のガパオ炒めの材料

山盛りのバイガパオ。

このスペシャルメニューはたっぷりのガパオと豚肉をメイン食材に、調味料としてたくさんのスパイスやハーブをペースト状にしたものが入ります。

これを全部ペーストにすれば今回の炒めものを何回か作れる量が出来上がります。

インド料理も作るため、実は上の食材全部我が家にあります。が、これを一人クロックヒン(石臼)でペースト状になるまで叩き潰す…となるとその気力が…。

でもこのペーストさえ作ってしまえばあとは本当にあっという間。

まずはペーストを炒めて

炒め方のポイントさえ押さえれば、間違いなく美味しい豚肉のガパオ炒めが完成します。

ここ、炒め方のポイント。

肉を加えて火が通ったら、肉は端に寄せて調味料をカラメル状になるまで煮詰める、これこそがポイント。ガパオに香ばしさが加わり、一段と美味しくなるのですよ。

おかずはオヤツ的な美味しさの海老とココナッツロング餡のタロイモ包み揚げ

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スペシャルガパオとともにいただくのはタロイモを使った、オヤツ的な美味しさのおかずです。

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タロイモをマッシュしたもので海老風味の餡を包み揚げる、というなかなか手の込んだお料理。

こちら、ココナッツファイン。海老とともにサップします。
ココナッツシュガーとナンプラーをカラメルに。
海老とココナッツファイン、タイハーブを炒め、先のカラメルと合わせて餡のできあがり。
タロイモで餡を包みます。
こちらが完成した餡。これだけでも十分おいしい。ふりかけにしても良き。
形を整えたら水溶きてんぷら粉をくぐして揚げます。
揚げたて!

揚げたてを一つ試食させていただきましたが、これがまぁ美味しい!May先生のレシピは「美味しさのためには手間を惜しまず」的なものが多いのですが、こちらもしかり。また食べたいけれど、さて、自宅でその「手間を惜しまず」再現なるか。

バタフライピーとライムのソーダ

おしまいはバタフライピーとバイトゥーイ、糖類を煮詰めて作ったオリジナルシロップのソーダ割。

これがまた飲みすぎ注意の美味しさ。バタフライピーはチェンマイで買ってきたものがたーっぷりあるので、これは今月中に自分でも作りましょう!

幸せの実食タイム。

揚げ焼きの卵は必須。

こちらの豚肉とガパオの炒めものはイサーンにある「サイアムアンドサンズ」というお店のレシピによるものだそうですが、10種類以上のスパイスで作ったペーストのおかげで、これまでに習ってきた炒めものとはひと味もふた味も違ったものになっています。

そして揚げ物もまた美味。食卓に並べても良いのですが、個人的には小腹が空いたら食べたい、そんなお料理です。

この箸休めもおいしかったなぁ。これはすごく簡単なのですぐに再現します(笑)。

9月&10月のレッスンは申し込みのタイミングを逃し(忘れ)、2回しか参加できないMay先生のレッスン。しかも予約できたのは平日の夜クラス。ちょっと大変ではありますが、参加することを楽しみ&目標に、仕事をサクサク片づけることにします。