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2019年8月_チェンマイ・バンコクひとり旅

「バンコク3大寺院+ワットパクナム」ツアー【6日目①】

渋滞が激しい上に移動手段の確保が難しいこともあるという寺院巡りは某社が企画する半日ツアーを利用しました。ワットパクナムに入場できる8時に合わせて、7時10分に宿泊先でピックアップ。バンコク市内の有名寺院を巡る旅、スタートです。

豪華絢爛な天井画が見どころ!「ワット・パクナム」

これで80メートルあるそう。こちらの5階が人気らしい。

高さ80メートルあるという大仏塔。こちらの5階にあるエメラルド色をしたガラス製の仏塔と天井に描かれた仏伝図が人気で最近外国人観光客が増えているそう。もっとも旅行会社がそのようなツアーを組んでいるからですが。こちらのかなり広い敷地内には、僧侶や尼僧の寄宿舎がいくつも立ち並んでいます。こちらにやってくる人のお目当ては5階にエメラルド色の仏塔と天井の仏伝図。同じ階のテラスからはバンコクの高層ビル群を眺めることもできます。絶景!

壁に描かれた天女の図も本当にきれい!
5階テラスからの眺め。
この写真、何の加工もしていないんですよ。本当に素敵な天井画!

色とりどりの仏塔が美しい「ワット・アルン」

近くで見ると細やかな細工が施され、ただの白ではない仏塔。

「暁」という意味の「アルン」を名に冠する寺院。色とりどりの、5基の仏塔が見どころ。一番大きな仏塔の高さは75メートルあるそう。他のタイ仏教寺院とは趣が異なりますが、ヒンドゥー教の聖地をイメージして造られたものだから、なんですって。日本人には三島由紀夫の小説『暁の寺』の舞台としても有名らしいです。(今度読んでみよう)

昔はこの階段の上まで登れたんだそう。
仏塔にはこのように陶器で装飾がほどこされています。すごい!

チャオプラヤー川を小舟で渡る体験

すぐ着くんですけどね。良き経験です。

ワット・アルンからワット・ポーへは、チャオプラヤー川を舟を使って渡り移動します。途中振り返って船の上から見るワット・アルンもまた素敵です。

この景色がなかなかのもの。

寝釈迦仏の姿が圧巻!「ワット・ポー」

全長49メートル。見る角度によっては目が合ったような気になります。

バンコク最古のこちらのお寺、正式名称は「ワット・プラ・チェートゥ・ポン・ラーチャ・ワ・ララーム」というのだそうです。大きな寝釈迦仏はまわりをぐるりと1周して見学。足の裏に施された螺鈿細工の模様も見事です。

足の裏には螺鈿細工で模様が。繊細!きれい!

バンコク観光でははずせない!「ワット・プラケオ」

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「王宮」もしくは「グランドパレス」とも呼ばれる「ワット・プラケオ」。現在は迎賓館として使われているという王宮だった建物も敷地内にあり、その規模も美しさも、そして観光客の多さもセキュリティーの厳しさも文句なしのナンバー1です。

アユタヤにあるものを模して造られたらしい黄金の仏塔。
なぜかアンコールワットの模型が。
本尊のエメラルドブッタは建物の外からのみ撮影可能。ものすごい数のひとでした。
本堂の外側を彩る美しい装飾。

行き帰りの渋滞もすごければ、観光客の数も尋常じゃなかったバンコク寺院巡り。今回はおよそ4時間半での半日ツアーでしたが、日本語ガイドとドライバー、そして各寺院への入場料込みで2100バーツでした。ワット・ポーは100バーツ、ワット・プラケオは500バーツ入場料がかかります。いちいち移動手段を確保したり、道を気にしたりする手間暇と心労が省けると思えば、ひとり旅にはお勧めのツアーです。

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海外でのお楽しみ、現地のスーパー巡り。【5日目②】

オートーコー市場を一通り回って満足した後はスカイトレインを乗り継ぎ、駅近くにあるスーパー巡りに興じます。今回の旅ではタイの台所用品を見る(もしくは買う)ことも楽しみの一つ。タイのメーカーが手掛ける製品なら種類も価格もきっとスーパーが一番に違いない!と思ったのです。

こちら、BTS(左)とMRT(右)のIC乗車券。

地下鉄、スカイトレインともに利用するにはチケットの購入が必須なわけですが、なぜか駅ではチケットオフィスに地元民が長蛇の列をなしています。どうして?理由はわかりません。が、おそらくその都度乗る分だけのチケットを買い求める人が多いのだと思います。

旅行者にとってはいちいちチケットオフィスでコミュニケーションをとるのも億劫なら並ぶ時間ももったいない!ということで、発行手数料こそかかりますが、そこは「時は金なり」。お金よりも時間の節約!ということで迷わずそれぞれのIC乗車券をゲットしました。

こちら、BTSモーチット駅のオフィス。購入に際してパスポートの提示が求められます。

BTSアソーク駅直結「ロビンソン」

雨降りでも心配いらず。

今回は「駅の近く」という条件でスーパーか、それと同様の地元の方が日用品を買うのに利用しているお店を探しました。こちらはデパートと称されているようですが、個人的な感想としては日本のヨーカ堂的な雰囲気です。

ゼブラの商品を中心にずらりと並ぶキッチンツール。
波波ナイフやソムタムピーラー、サップ用の包丁なども多数あり。

ウェーブナイフはタイ国内どこに行っても売っているものですが、やはり大手のお店は一定の値引きがされているため安い。何より品物がきれいです。これはタイ料理仲間にお土産として買って帰ろう。

ロビンソンで買ったもの。
2階の薬局では噂の保湿クリーム「ヒルドイド」も買ってみたよ!

こちら、ヒルドイドのミニサイズは1個130バーツのところ3個まとめて買うと360バーツ。自分用に早速1本開けて使ってみましたが、ひと晩で劇的な変化…は残念ながらみられませんでした。乾燥が進む冬の使用感が重要だな。もちろん、これら全て自分用…ではなく、お肌が気になる友人へのお土産です。

2.BTSオンヌット駅直結「テスコロータス」

キッチン用品の品ぞろえが違う!

テスコロータスはいわゆる郊外型の大型スーパー。ワンフロアに食料品はもちろん衣料品、家電、日用品からイートインスペースまで全て揃っています。ここではもう楽いの極み、テンションMAX!隅から隅までタイの品々を見学して回りました。

タイは扇風機もカラフル。
冷蔵庫もカラフル。
炊飯器やホットプレートなどは模様入りが好まれるようです。

タイの家電はどれをとってもとにかくカラフル!信じられないぐらい色とりどりです。そしてこちらのスーパーには日本から転勤してきている皆さんが生活に必要な品々を買いに来ているとみえて、店内のあちらこちらから日本語が聞こえてきました。

魅惑の調味料コーナー。やっぱり安い!
タイでやたらとCMも見かけた「TARO」。きっと日本のアレと同じよね。
青マンゴー、食べたい!日本でも売って!
こちら気になっていたタイの白菜。日本のものよりずっと小ぶりです。
テスコロータスを出てすぐのところには広いイートインスペースもありました。

これは半日は飽きずにいろいろ見ていられるな。スーパー好きにはたまりません。品数も種類も豊富なのでお土産を探すのにもいいかもしれません。

お目当ての店に2軒ふられて「マンゴタンゴ」。

どっぷり夜になりました。

この後はサイアムに移動し夕ご飯。というのも、行ってみたいと思っていたお店があったのです。候補が二つあったのですが、実際お店に到着するともう長蛇の列。これは無理だわーとトボトボ歩いていると「マンゴタンゴ」発見!中を覗くと席も空いている模様。食事の前にデザートもいいか!と入店しました。

マンゴープリンとフルーツがたっぷり。

こちらのお店ではその名も「マンゴタンゴ」なる「マンゴー+マンゴープリン+マンゴーアイス」のデザートが一番人気らしいのですが、もうちょっと軽くていいな…とこちらをオーダー。

下にはふるふるのプリン。幸せだー。
おしゃれな店内。これは若い子好きだわ。

その後、とりあえずここにしよう!と入ってみたお店でタイ料理をいただいたのですが、たいして美味しくないわ高いわでもうがっかりです。タイで初めてのハズレ飯。やっぱり頑張って並んででも食べたいものを食べに行くか、はたまた屋台飯にすべきでした。反省。。。

市場飯のほうが美味しかった( ;∀;)

そして夜更けに初めてのスコール体験。

雨の勢いがすごい!

バンコクの街歩きを楽しみ、この日ホテルに戻ったのは10時過ぎ。それからしばらく経ってまわりの音を全てかき消すような雨音が。「これはもしや噂のスコールでは!」とカメラ片手に急いで外に出てみるとまぁすごい雨。

ホテルの前が一瞬で川に。

日本の夏にも「夕立」なるものがありますが、その感覚でタイのスコールも午後に来ることが多いのかな、と勝手に思い込んでいました。しかしチェンマイでもバンコクでも実際雨は夜中に降ることが多いんだとか。さらに雨季は毎日スコールがあるのかな…と想像していたのですが、さにあらず。結局私がタイに滞在した1週間でスコールはこの1度きりでした。

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バンコク入り、MRTとBTSを足にオートーコー市場へ。【5日目①】

ホテルでチェンマイ最後の朝ごはん。

いよいよこの日、チェンマイを離れバンコクに移動します。8時過ぎにはお迎えがくるのでその前に軽く腹ごしらえ。前日あんなに食べたのに、タイではお腹が空きまくる不思議。

空港内にも関わらずバリスタがしっかり入れる本格派のラテ。これはかなりハイレベル。

空港までの道は渋滞だけが心配でしたが、出発してみればスイスイ。予定よりもだいぶ早くついてしまったため、フライトまでの時間はとあるカフェでのんびり過ごしました。それにしてもこのラテがかなりの美味しさでびっくりしました。見ると店員さんが本格的なマシンを使って1杯1杯丁寧にエスプレッソを抽出して、バリスタばりに淹れている模様。

やっぱり出たよ!機内軽食。

またこれでした。

タイ国際航空の軽食はどうやらこれ一択のようですね。こちらチキンカルボナーラ味。たっぷりのチーズがかなりの美味しさで危うく完食するところでした。美味しいものはバンコクに待っている!我慢我慢。

まず向かったのは「オートーコー市場」

最寄り駅はMRTのカムペーンペット。

バンコクにもチェンマイ同様地元民が主に利用するローカルな小規模のマーケットはあちらこちらにありますが、そこはタイ語ができないと利用が厳しい。ということで、タイ語がさっぱりなワタクシは大規模&高級路線の「オートーコー市場」へとやって参りました。

観光客もいれば地元の方も。平日ということもあり店内は空いていました。

こちらの市場では野菜・果物や肉、魚などの生鮮食品から、乾物、タイ各地の名産品まで全てワンフロアで揃います。

少しだけ日本語の表記も。観光客向けか、あるいは駐在の方向けの案内か。

何はなくともまずは腹ごしらえ。

ご飯ものがいいかな…と思いつつも結局麺。

場内にはこうした飲食物を提供するお店が立ち並ぶ一角もあり、麺類からご飯もの、肉や魚の加工品からデザートまでいろいろ選ぶことができます。この日はご飯ものがいいかな…と思っていたのに結局麺にしてしまいました。

左に写るこのおばちゃんがなかなかアグレッシブで、それに負けた結果の麺でもあります。
麺は好みの太さのものをチョイス。
お魚団子はイマイチだったものの、麺と上にたっぷり乗った葉物が美味しかった!

欲しいものは「ガピ」と「干し海老」。

山盛りのニンニクとホムデン。圧巻だわ、これは。

先にも書いたように、オートーコーではタイ各地の名産品が売られています。チェンマイで海沿いにある県の美味しいものを見つけようと思うとなかなか難しかったりするのですが、こちらは海のものも豊富!ということでタイ料理で使う調味料の一つ、「ガピ(海老味噌)」と「干し海老」を求めて場内を歩き回りました。

わけあってガピ2種類。

オートーコー市場で干し海老を買うのはやめました。だって、価格がチェンマイの3割増しなんですよ。例えば私がチェンマイで買ったドライロンガンも同じサイズで280バーツ。チェンマイより100バーツも高い。実はチェンマイで干し海老の価格はチェックしてこなかったのですが「きっと同じく高いよね」と思うとどうにも食指が動かず、チェンマイでは見かけなかったガピ専門店でのみお買い物をしました。

この色の違いが肝。

先に買ったのはパック入りの方だったのですが、その後隅々まで場内を見て回っていると、ガピだけを何種類も扱うお店を発見。しかも同じサイズのボトルに入っていながら値段がだいぶ違う。タイ語しかわからない店員さんと、タイ語は全くわからないワタクシでしたが、グーグル先生を通じて意思疎通をはかりました。「値段がだいぶ違うけれど何が違うの?」と聞いたら「ニオイを嗅げば違いが分かるよ」と説明になっているようないないようなお返事。ですが、実際に香りを確かめると一番高いものとそうでないものとでは明らかに違う!高い方が断然いいニオイ!ということで、自分用とタイ料理がわかるあの方へのお土産用に2個ミニサイズを買いました。そうしたら「220バーツでその数倍入ったボトルを買った方がお得だよ」と先の店員さん。親切にありがとう。「お土産用だからいいんだよ。」と(グーグル先生が)言うと満面の笑みを返してくれました。

「ロイヤルプロジェクトショップ」も目的の一つ。

オートーコーの入り口はこちらです。

タイ王室が農村部を支援するために始めたという「ロイヤルプロジェクト」。その中で作られた製品だけが並ぶショップです。バンコクにもいくつかあるようですが、そのうちの一つがこちらオートーコー市場の一角にあります。

本当ははちみつ目当てだったんだけれど。

こちらではすぐに売り切れてしまうらしい人気の蜂蜜が気になって行ってみたのですが、ここまででもうあれこれ買い込んでいたため、とてもじゃないけどお土産に重い蜂蜜の瓶が加わるのは無理。ということで今回はながめるだけとなりました。

タイはコーヒーが濃くて苦いような気がします。

同じショップの奥にあるカフェでまたまたヒトヤスミ。チェンマイに比べるとちょっと暑いこともあり(といっても8月の日本より数段涼しい。)、タイに来て初めて体力の消耗を感じまして。ここで涼んで体力の回復を図ります。

渋滞が激しいバンコクの移動は、地下鉄の「MRT」かスカイトレイン「BTS」が絶対にお薦め。ホテルからこのオートーコーまでも早速MRTを使ってきたわけですが、ここからは「BTS」も使ってバンコク市内を動き回りますよ。

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3度目のワロロットで心残りなし!そして先生と優雅な晩餐。【4日目③】

翌日の午前にはバンコクに移動するため、実質チェンマイはこの日が最終日。やり残しなし、心残りなしにしよう!と料理教室後は滞在中3度目となるワロロット市場へ。日本へ持ち帰る方法も思いついたので大物たちをゲットしに向かいます。

数々の木製品。内装もディスプレイもおしゃれ!

はい。初日に木製のクロックを見て「いいな…」と思いながらも持ち帰る自信がなく後ろ髪惹かれつつ後にしたお店。日曜日に向かうも定休日で再訪が叶わなかったお店。それがこちら。

「Chamchuri」、チャムチュリでいいのかな。

トンヤムライ市場の台所用品を扱う店が並ぶ一角にある「Chamchuri」さんです。

日本のタイ雑貨店で売られているのは中が白木の奥に見えるもの。

こちら、たしかマンゴーウッドだと言っていた気がするのですが…忘れました。とにかく滑らかな質感が気に入って、これはタイじゃないと買えない!と思い、持ち帰ることのできるサイズ、しかし和え物が作りやすい大きさはあるものを選んで購入しました。

ということで、もうすでに我が家の一員です!

他の木製クロックのお値段は確認しませんでしたが、おそらく他のものに比べたらお高いのだと思います。こちら、350バーツ(1225円)。このクオリティーとサイズを考えたらお買い得だと思うのは、私が器&道具好きだからです。ちなみに、このシリーズは最大のものでも450バーツ(1575円)とのこと。やっぱり安いわー。

琺瑯製品やステンレス、アルミの道具が山ほどあるよ!

続いては先の木製品の2軒お隣にある「SIWALEE SHOP」さん。初日にも台所道具をお買い物させていただいたところ。こちらで迷いに迷って結局買わなかったものが一つありまして、それが可愛い花柄の琺瑯のボウル。それと同じものを実はこの前日に目にする機会があり、「やっぱり可愛い!」「これは運命!」と都合よく思い込み、再びそれを買いにお邪魔した次第。そのボウルというのがこちら。

ターおばさんのお店で使われていたんです。

これを買ってどうするってこうして料理を入れるもよし(え?)、野菜を洗うもよし、猫が昼寝するにもちょうど良さそうなサイズじゃありませんか。

こちらももう我が家におります。

ちなみにこれをどうやって持ち帰ったかと言いますと…

スーツケースにきっちり納まりました。

いやー、スーツケースの片側を空にしてタイに向かった甲斐があったというもの。今後タイに出かける際にも「荷物はスーツケースの半分まで」を徹底したいと思います。

琺瑯製品が各種サイズ、きれいな状態で揃っています!
ステンレス&アルミ製品も種類&メーカーを厳選しておかれています。
振り返るとかご製品も少々。

お店の方もとっても親切なので、チェンマイでキッチン用品をお求めの際にはぜひ一度お立ち寄りを。ただし、品ぞろえという点でいうと、場外に台所用品と食器を扱う大きなお店があります。そちらと行き来しつつ品定めしてくださいね。

チェンマイ出身の先生と優雅なディナー。

ピン側を眺められるオープンデッキでディナータイム。

ワロロットでの買い物を終えるとすぐにホテルに戻り、タイミングよくチェンマイに帰国していたタイ料理の先生待ち合わせ。現在は日本で家族と共に生活しているのですがちょうど里帰りの最中、一緒に食事をということになりました。その先生が案内してくれたのがこちらの「リバーマーケット」なるレストランです。

「女子旅」なるものは普通こういうところに行くんだろうな…としみじみ。

「実は私も来るのが初めてなんだけれど、妹が薦めてくれたの。」とのこと。チェンマイの高級リゾートホテルの一つ「アナンタラ チェンマイリゾート」の隣ということもあり、ちょっとリッチな観光客の利用が多いんだとか。そんなわけで、雰囲気は良いにしても料理の味がどうだろう…と先生は心配してくださっていたのでした。

サーモンを海老にアレンジしてもらったレッドカレー

この日はメニューを見ながら楽しく悩んで

  • 空芯菜炒め 
  • 揚げタラピアとポメロのサラダ 
  • 大エビのレッドカレー ココナッツ&セイボリー風味 

この3品とジャスミンライスをお願いしました。

淡白で肉厚な白身魚のティラピアさん。美味です!しかもこれで225バーツ!

空芯菜炒めは写真を撮り忘れましたがどの料理も観光客に寄せない本格的なタイハーブの風味と辛さ、味付けももちろん〇。先生も「これは美味しい!」と納得していました。

ナイトマーケットで探す懐かしの味

レストランでかなりお腹いっぱいになったものの、先生が学生時代によく食べたという懐かしの味を求めてナイトマーケットに向かいました。「お腹一杯だけで甘いものは別腹だよね。」別腹とか、本当に日本語が流暢すぎる。先生の話す日本語は文法も発音も完璧すぎて、一緒にいるとタイ人だということを忘れるレベルです。それはさておき、ナイトマーケットで見つけたいお店というのはこちらでした。

パンケーキとありますが、いわゆるロティです。

「日本人ってあまりロティ食べないよね。」確かに。こんなスイーツも見たことないです。

あっという間に生地を薄く伸ばすプロの技。
中には好みの具材やソースを入れることができます。

クレープっぽいけれど、生地を見ると明らかにパン寄り。先生はシンプルなシロップと砂糖(!)だけのものが好きとのこと。その懐かしの味を私もおすそ分けしてもらいました。別腹にするにはヘビーなスイーツでしたが気づけば二人で完食していました。

肉や魚の串焼きもたくさん!
ちょっと高級な魚介も。

でもこれを食べるんだったらさっきリバーマーケットで食べたティラピアとポメロのサラダ、225バーツの方が断然お得だよな、と心の中で密かに思う私。もっとも、リバーマーケットはtaxとサービス料が入るので、メニュー価格にちょっとプラスにはなりますが、それでもきっと260バーツちょっとでしょ?やっぱりお得です。

たくさん買った食材を入れる袋もトンヤムライで調達。機内持ち込みOKサイズ。

こうしてチェンマイ最後の日も美味しいものづくしで過ぎていきました。チェンマイはバンコクと違って都会過ぎない、でも田舎っていうほどではないという街の雰囲気が自分には合っているなと感じています。ドイステープはもちろん、ちょっと足を延ばせばミャンマーやラオスにも行けちゃうチェンマイ。そんなプランはどう?とケンさんにも提案してもらったし、必ずまた来よう。本当に楽しかった!

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北タイ料理教室、全6品を作って食べる幸せ。【4日目②】

アーム先生の料理教室は「中部タイ料理」か「北タイ料理」を選んで全4品を作りますよ、という案内だったのです。メニューはこんな感じ。

  1. [前菜] 青マンゴーのサラダ
  2. [カレー] カオソーイ or 豚肉と春雨のカレー風味蒸し
  3. [スパイス料理] ふくろたけのハーブスープ or 豚肉のラープ
  4. [デザート]バナナともち米のデザート

ですが実際は、参加者で手分けしてすべての料理を作り、全6種類をいただけるという贅沢なレッスン内容でした。

食材の準備をするアーム先生。奥の方はレッスンをお手伝いしてくださるご近所さん。

前菜は久しぶりに食べたかった「青マンゴーサラダ」!

マンゴーもパパイヤと切り方は同じ。

青マンゴーのサラダと言えば春先にMay先生の料理教室で習い、すっかりはまったお料理。日本ではタイ食材店でも主に4月から5月にかけてしか良き青マンゴーは流通しません。要はタイでマンゴーが旬を迎える時期に、熟れる前の実を収穫したもの。よってその時期にしか日本には入ってこないのです。でもタイは今時期もベストではないとはいえマンゴーが採れるため、当然青マンゴーも出回っています。

こちら陶製のクロック。食材と調味料をこの中で全て和えます。
豚皮揚げも入るのね。これ、パパイヤのソムタムに入れても絶対美味しい!

こちらは材料を切ったら調味料と和えるだけなので本当に数分で完成します。アーム先生のレッスンは1品作ったら食べるというスタイル。座って食べることが休憩にもなるので、疲れ気味の旅行中は助かります。

お次はカレー料理2品。

ここにコリアンダーシード、黒カルダモンを加えてカレーペーストを作ります。

お次は「カオソーイ」なるココナッツミルク風味の麺と「豚肉の春雨のカレー風味蒸し」を作ります。どちらにもカレーペーストを使用するのですがそのレシピはほぼ一緒。ペーストは全員分まとめて…ではなく、一人ひとりクロックを使って手作りします。

細かく切った材料とスパイスをクロックでひたすら叩き潰す作業。無言。

ペーストが完成したところでココナッツミルクを絞ります。

割と力が要る作業です。全員で交代しながら頑張りました。
先のペーストを炒め、しっかり香りが出たらココナッツミルクを加えます。
カオソーイと並行して蒸し物も作りました。
包み方を習ったのですが簡単なようでいて、きれいにできるかっていうとそうでもない。
今回は生麺を使いましたが、その一部はこうして揚げてトッピングします。
いよいよ仕上げ。香味野菜や高菜を盛り付ければ…
カオソーイの出来上がり。
豚肉と春雨のカレー風味蒸しもいただきます。

以前私が習ったカオソーイのレシピではレッドカレーペーストとターメリックパウダーを使うのですが、フレッシュなハーブとスパイスから作ったペーストを使用したこちらの麺料理ははなんともさわやかな風味。ココナッツミルクもフレッシュだからか濃すぎずクド過ぎずで大変良き。この美味しさは本場北タイでしか味わえないだろうなー。

フルーツを頂きつつ休憩タイム。

市場で買ってきたフルーツたち。

食後のデザートかと思っていたフルーツですが、アーム先生のフルーツ解説を聞きつつここで一旦中休み。参加者を疲れさせない&飽きさせないレッスン内容、素晴らしいです。

10種類のスパイスを使ったスープ&ラープ。

アーム先生愛用の魅惑のスパイスボックス。これ素敵!

タイ料理にはニンニクやレモングラス、パクチーの根などはよく使いますが、ドライスパイスでよく使うものと言えば白コショウぐらいなもので、これまでドライスパイスを多用したタイ料理は習ったことがありませんでした。ですが、今回習ったこちらのお料理達にはそれぞれ10種類ものスパイスを粉末にして加えます。実はインド料理もつくるワタクシ、これまでスパイスをあれこれ使ってきた身としては非常に興味深いものがありました。

豚の血はこうして肉を叩きながらスパイスとともに混ぜ込んでいきます。
炒めている最中にも「もう少し入れますか」と「追いガツオ」ならぬ「追い豚の血」を。
本格的な北タイ式のラープ完成。たっぷりの蒸し野菜と一緒にいただきます。
こちら、私が担当したフクロタケスープの材料。
ラープパウダーさえあれば簡単。さわやかな酸味の中にキノコの旨味が詰まっています。

先生からいただいたレシピに書いてあったスパイスの中で1種類だけ不明なものが。「カワラボウフウゾク種」って何だろう。あとで質問メール送ってみよう。

最後はもちろんデザートで締め。

蒸したもち米にココナッツミルクを加えて軽く炒め煮に。
これに黒豆、バナナを添えてバナナの皮で包み
蒸すこと10分。
このビジュアルがたまらん。
「カオトムマット」前日に続いていただきます。

バナナの葉の香りがもち米に移り、ほのかに甘いココナッツの甘味、タイバナナの酸味とが相まって得も言われぬ美味しさ!これ、絶対日本人が好きな味です。これとタプティムクローブを売る屋台やりたいな。

本当の締めはワインとレシピ本。

フルーツとハーブのワインですって。

至れり尽くせり、お料理教室でそんな感想もおかしいかもしれませんが、とにかく充実した贅沢な時間を過ごしました。料理ももちろん美味しかったですし、量も6種類食べても苦しくない程度に調整されていて、アーム先生、いろいろな点を本当によく考えていらっしゃいます。レッスンの終わりにはレシピ本をくださるのですが、日本語版も用意してあるという素晴らしさ。

レシピ本。全部で12品のレシピが載っています。日本に帰ったら全部作ろう!

次にチェンマイを訪れた際にはアーム先生の元に、中部タイ料理を習いに行こうと思います。今回のチェンマイ旅にあたって、思い切って申し込んで本当に良かった!自分、大正解!アーム先生、素晴らしい料理と体験をありがとうございました。

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アーム先生の料理教室、市場で買い出しからスタート。【4日目①】

タイに行ったら必ずやりたかったことの一つに「本場でタイ料理を習う」がありました。いろいろ調べて辿り着いたのが今回参加したアーム先生が主催する「Small House Thai cooking class」です。アーム先生は英語はもちろん日本語もOK!という点も決め手になりました。

こちらの教室では「中部タイ料理」と「北タイ料理」から選べるのですが、私はもちろん北タイ料理で。先々月予約した際には私一人しか申し込みがありませんでしたが、その後3人から予約が入り満員でのレッスン開催となりました。大勢の方が楽しいですからね。楽しみです!

アーム先生のホームページからお借りしました。

まずはチェンマイ門市場への買い出しからスタート!

こちらのお教室はホテルまで先生が迎えに来てくださいます。土地勘がなくタイ語も話せない外国人観光客にとっては非常に有難いシステム。

私をピックアップしたあとは広島から来たという日本人男性と、イタリア人のカップルを迎えにそれぞれの宿泊先へ行きました。全員揃ったところでまず向かったのはチェンマイ門近くにある市場。市場が込み合う時間帯は過ぎていたので、場内をのんびり歩きながら時折立ち止まっては必要な食材を買い込んでいきます。

北タイの名物「サイウア」。イタリア人お二人が食べたことがないというので味見。
美味しいと噂のフレッシュなふくろだけ。日本でおなじみの缶詰とは別物。
たけのこも日本のものとは姿が違いますね。
葉物も新鮮そのもの!
右は茄子、中央はこれタイのゴーヤです。日本のものより肉厚で美味!
こちらはお豆腐。水気が少なく厚揚げ的な食感。黄色はターメリック入り。
漬物とカレーペーストを売るお店。このペーストの美味しいお店とか探してみたい。

ココナッツミルクは「生搾り」

タイ料理でよく使う食材の一つにココナッツミルクがあります。日本では缶入りや紙パック入りが流通していますがそこはタイも同じ。ですがこういった市場には必ず「ココナッツ屋さん」があり、その場でガリガリと実を削ってくれます。

こちらがココナッツ削りマシン。
これに適量のお湯を回しかけ、ミルクを揉み出してからギュッと絞ります。

次は精肉売り場へ。血が苦手な方は見ないでね。

次はお料理に使う鶏肉と豚肉を買いに精肉売り場へ移動。扱うものがものだけに、こちらの市場では野菜売り場と別棟になっていました。

これらの鶏ちゃんたちが次々と捌かれていきます。
こちらは豚肉売り場。写っていないけれど顔もあったよ。

鶏肉はカオソーイに、豚肉はラープに使います。そして北タイのラープには内臓や豚の血が入るのも特徴です。ということでもちろん豚の血も絶賛販売中。

ちょっとピンボケしているぐらいがちょうどいい

その後場外に出てデザートのフルーツをお買い上げ。

肉売り場から一転のこの景色。なんだかほっとします。
手前に見えるはドリアン様。他にも見たことのない果物がたくさん。
米屋ではなんと日本米も売られていました。手前の赤いのはタイ米の玄米。

小一時間ほどで市場ツアーは終了。いよいよ教室に移動して北タイ料理のレッスンスタートです。

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ワロロット市場からのサンデーマーケット。【3日目③】

ホテルでしばし休憩したのち、昨日に続いてワロロット市場へと向かいました。歩いていこうと思っていたらケンさんが「送ってあげますよ」となんとホテルのロビーで待っていてくれました。もう優しいの極み!

ちょっとわかってきたぞ、ワロロット市場。

広いワロロット市場内ですが、歩いているうちにお店の位置関係やトンヤムライへの抜け方などだいぶわかってきました。

こちら、カラフルな品々はお仏壇へのお供え物。

昨日少し迷って買わなかった木製クロックを求めて、トンヤムライ市場へと移動します。

yukko先生おすすめのカオソーイにぴったりな乾麺。

ところが!そのお店がなんと日曜定休だったようで見事に閉まっていました。ショックです。。。こんなこともあるさ…とすぐに気を取り直し、ワロロットへと引き返しました。やっぱりyukko先生おすすめの乾麺も買って帰ろう!と思い立ったのです。場内を隈なく探し回るとありましたありました。こちら1束10バーツだったのですが、1袋10束まとめて買ったら80バーツ(280円)におまけしてくれるというので、タイ料理教室仲間にあげてもいいなと思い、1袋いただくことにしました。ただこれがなかなかどうして重い。リュックがなかったら気持ちが折れていたことでしょう。

初めてのおしゃれカフェへ潜入。

その後は雨も上がったし、せっかくだからターぺー門まで歩いてサンデーマーケットを見てみよう!とこれまた急きょ決めて向かいました。ただ、マーケットが開くまではまだ1時間ほど時間があります。そこで、事前にガイドブックの中で気になっていたお店が一つあったことを思い出し、そこでマーケットが始まるまで待つことにしました。

雰囲気もとても良いのです。

それがこちら、サイアムセラドンのティールームです。店に入ってすぐのところには器の販売スペースがあり、奥がこうしてカフェになっています。お庭もあって、とっても素敵。雰囲気重視の女子にもおすすめできるお店です。

グラスの高さは20センチを超えます。スタバのグランデ以上ベンティ未満なサイズ。

ランチをいただいてからそんなに時間が経っていないし、喉を潤すつもりでレモングラスティーと季節のフルーツを注文しました。が、これがとてつもない大容量でテーブルに運ばれてきて言葉を失う、という。。。お得なアフタヌーンティーセットよりも高くつきますが、これでも日本円で600円ぐらいです。何よりタイに来てこんなおしゃれな雰囲気のお店に入ったの初めて。これはこれで幸せでした。

ターペー門でハトにおびえる。

見えてきましたターペー門。

日本のようにインフラが整備し尽くされた国から行くと、当然のことながらタイは道路、鉄道、上下水道等まだまだ整っていない部分が多いな…という印象を受けます。そして何よりも私を悩ませたのが交通ルール。日本と違ってタイは車優先社会。よって大きな通りでも歩行者用信号がないところがほとんどな上、仮に信号があり青で渡っていようとも、歩行者が途切れるな…と思うと赤信号関係なく車がバンバン走ってきます。でも人間の適応能力ってすごいですね。3日目にして街歩きのコツをだいぶ掴みました。

おびただしい数の葉との群れに恐怖すら覚える。

どこに行っても人が集まるところに鳩あり。まさかタイでこんなに大量の鳩に遭遇するとは。鳩とカラスが若干苦手な私は小走りでここを駆け抜けました。

そして門をくぐるとそこから延びる直線の道路がサンデーマーケットの開催場所です。横に伸びる道や沿道のお寺の境内もマーケットとして開放されていたりします。

1枚100バーツがタイパンツの相場。
焼いたお魚も美味しそう。

この他民族調の小物を売るお店、フルーツのお店、さらには簡易マッサージのお店などさまざまありましたが、どうにも食指が動かず、結局見るだけで終わってしまいました。ただタイパンツだけは買えばよかったかなとちょっと後悔しているところです。

チェンマイあるあるの路上駐車。

サンデーマーケットをひとしきり見て満足したところでホテルへ。日没時間が迫っているとはいえ、6時ぐらいだとまだこの明るさです。

今日もたくさん歩いたし、いいよね。

マッサージ前の足湯。

ということで同じマッサージ店を二日連続で訪問。それでも昨日と同じ2時間コースの全身マッサージはちょっと贅沢かな、と思い、1時間のフットマッサージをお願いしました。1時間300バーツ(1050円)なり。いろいろなお店をチェックしましたが、エステでもない限り1時間300バーツ、2時間500バーツがチェンマイ価格のようです。ホント、安くていいなぁ。チェンマイに住んだら週3回ペースで通いそう。

この日の夜も「J-UAN」で麺ディナー。

この後ほどなく席が埋まりました。地元の方に人気のお店みたいです。

たくさんあるいたからか、はたまたフットマッサージ効果か、昼にあんなにたくさん食べたというのにお腹が空きまして。チェンマイ初日の夜にお邪魔してすっかり気に入った「J-UAN」を再訪。

今日はこれにします。

この日オーダーしたのはオールドスタイルだというチャーシュー米麺、汁あり。酸っぱくて辛くて甘いとのこと。

甘辛酸っぱ美味いタイの味!

メニューでは唐辛子のイラストが火を噴いていたので辛いの覚悟でいただきましたが、拍子抜けするほど辛さはありませんでした。卓上にあった唐辛子を追加投入したほど。それにしても美味しいなぁ。しかも55バーツ(192円)ですって、奥さん。この手の麺屋さん、日本でも絶対流行ると思うんだけどな。そしてこちらのお店に来たらあのスイーツもやっぱり食べたい!最初に注文しませんでしたが、店を出る時にどうにも我慢できず、テイクアウトしてしまいました。

2回目なので具材は好きなものを選びました。具材4種類入れて50バーツ。
くわい、ナツメ、ヤングココナッツ、甘く煮たナッツ入り。

麺だけではなく、これも絶対日本で人気出ると思うんだけど。ショーケースの中に具材を並べて「トッピングを4種類お選びください。」とか言って、その場で作って「はいどうぞ!」スタイル。何ならイートインスペースは持たず、店頭売りだってOK。誰か、このタプティムクローブのお店開きませんか?

こうしてチェンマイ3日目の夜は更けてゆきました。いよいよチェンマイも残り1日。4日目は北タイ料理のレッスンからスタートです!

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2019年8月_チェンマイ・バンコクひとり旅

アンティーク家具とアリの卵でチェンマイ満喫。【3日目②】

予定ではこの日、JJマーケットを出た後はドイステープに行くつもりでした。が、チェンマイ3日目にして本格的な雨。「山の上はもっとひどい雨ですよ。どうしますか?」とドライバーのケンさん。「ドイステープは次回行くことにします。どこかおすすめの場所があればそこへ連れて行ってください。」というと、「チェンマイにはいい家具を作る街もあるのでハンドンに行きましょう!」と提案してくださいました。

木工細工とアンティーク風家具の街「ハンドン」

ハンドンはチェンマイの南、旧市街から車を40分ほど走らせたところにあります。家具工房とそれを販売する店が立ち並ぶエリアがあり、驚くほど厚みのある天板のテーブルや細かな細工を施した木工品が売られています。ケンさんによると景気が良かった時期もあったものの、ここ3年ほどはさっぱりなんだとか。私たちがお邪魔した時も他に人の姿はほとんどなく、ちょっと寂しい雰囲気でした。

ここは小さな家具を扱う店。
こちらは食器や台所用品を扱うお店。
バラマキ土産としても良さそうなマッサージグッズも。
こちらに置いてあるテーブルの中では小さめ。でも大きい!

特に上のテーブルを扱っていたお店は圧巻で、10人以上で囲めそうな大きなものもありました。しかも天板の厚みが10センチ近くある!そして何より驚くべきがそのお値段。どんなに大きなものでも30000バーツ程度。上のテーブルなんてたしか17000バーツ、買うならもっと安くするよ!とも言われました。このテーブルが50000円代か…。もっとも日本に送るとなると送料が天井を突き抜けるのでお買い得…とはいきませんが。タイと陸続きになっている国のお金持ちなんかがまとめ買いしにくることもあるそうです。そうだろうねぇ。

これも台所道具です。

こちらはあるお店で見つけたもの。昔、この台の上に蒸したもち米を広げて冷ましたり調理したりするのに使ったんだそうです。サイズや大きさも各種ありました。今はもっぱらコーヒーテーブルとして買い求める人が多いとのこと。いいなぁ。これ、うちにも欲しい!

タイの漆塗り。もちろんこれにほ本物の漆は使われていません。

先の台所道具はどんなに欲しくても買って帰れないので、その代わり…といってはなんですが、こんなものを買いました。この前の日に買ったカディップの漆塗りバージョンです。古いものは本物の漆が使われているとのことですが、こちらは単なるペイント。タイの漆工房もチャンスがあれば行ってみたいな。ちなみに。なぜこれを2個買ったかというと、1個で180バーツ、2個買ったら300バーツにおまけしてくれるというからです。ワロロット市場では同じものが1個230バーツ程度だったのでお得よね。可愛いしいいか!とつい財布の紐を緩めてしまいました。

そして、こちらで本当はソムタム用の木製クロックが欲しかったのですが、探せども探せども良きものは見つからず。残念ですがないものはない。しかも私自身に1か所当てがあったので(土曜日にトンヤムライで見かけた!)、こちらでクロックを探すのは諦め、お昼ごはんをいただくことにしました。

本当の北タイ料理はここにあり!「クルア・ペット・ドーイ・ガーム」

この前日の夜に来店を予定していたお店。

こちらは本来2日目の夜に訪問する予定だったお店。ですが、生憎お腹がいっぱいすぎて断念したのでした。3日目の昼はちょっとおしゃれなレストランでランチを…と考えていたのですが、「本場の北タイ料理、家庭の味が食べたいならクルアペットがいいですよ。」とケンさん。そう教えていただいたら行くに決まっています。ということでやってきた「クルア・ペット・ドーイ・ガーム」です。

ランチタイムをだいぶ過ぎていたため、店内は空いていました。

私は好き嫌いが一切ないため、ケンさんお薦めの料理をオーダーしてもらうことにしました。何が出てくるか楽しみ!

山盛りの野菜は北タイ料理に欠かせないもののよう。
豚肉とトマトのディップ「ナムプリック・オン」。これ好物。
「ヘットープ」なるきのこは今が旬だとか。炒めもの。これまた美味!
ここでもラープ・ムーを注文。
そしてこちらがケンさんが好きな「センダン」がたっぷり入ったスープ。

この日のランチは前日の注文し過ぎ案件を踏まえ、4品にとどめました。が、やっぱり多い!

こちらで出されるお料理はタイ北部の家庭で好まれ、食されている味そのものだとか。どの料理もとても美味しかったのですが、ワタクシ、初めてアレを食べました。

この白い粒粒が「アレ」です。なんだかわかるかな。

スープに乗った白い粒粒、最初はひき肉かと思ったのですがどうも違うようです。食べてみるとプチプチとした食感で非常にクリーミー。癖のない甘味と旨味が口の中に広がって非常に美味しい!そこで初めてこれは何かと尋ねたところ「蟻の卵だよ。」とケンさん。日本のタイ食材店でも缶詰が売られていて、どう食べるのかな…と思っていたらこれが正解のようです。いやー、蟻の卵美味い!これははまる予感。

初めてのチェンマイひとり旅、ここまで楽しめたのはドライバーであるケンさんのおかげです。ケンさんにはこの後一旦ホテルまで送っていただきそこでお別れ。2日間本当にありがとうございました。そして次回もまたよろしくお願いします!