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yukko先生

暑い夏は美味さ5割増し!「冷やしトムヤムクンラーメン」

常夏の国タイですから、基本どの料理をとっても「暑い季節にぴったり」と言えるわけですが、暑い季節、夏になると日本人が食べたくなるものと言えば冷たい麺!中でも冷やし中華はコンビニでもこの時期、人気者ですよね。その冷やし中華をタイ風にアレンジしたものがこのレッスンで習う「冷やしトムヤムクンラーメン」です。

具材の鶏もも肉のゆで汁はスープのベースに。

スープを作ります。

冷やしトムヤムクンラーメンの味はもちろんスープで決まります。冷やすことを考えて味付けは気持ち濃い目。具材は後乗せなので、こちらのスープはたっぷり作って冷凍保存可能です。これを作る際、本来なら鶏ガラからスープをとって…となるところですが、そこは具材に鶏もも肉をプラスして、そのゆで汁を使えばOK。具も豪華になるしスープも美味しく仕上がる、一石二鳥なのです。

具は好みのものでOK!

具材は好みのものを。彩りを考えて錦糸卵はぜひ!

レッスンでは鶏もも肉、薄焼き卵、きゅうり、人参、ミニトマト、茗荷、葱、パクチーが準備されていましたが、基本好みの食材何をプラスしても、あるいは抜いてもOK!個人的にはカニカマや、海老以外の魚介類をプラスするのも好きです。

美味なる冷やしトムヤムクンラーメン!

暑い季節に何度でも食べたい!

見知らぬタイ料理を片っ端から習っている状態なので、とりあえずその料理がどんなものかを知りたくて参加するケースが多い私。こちらのレッスンも味に特別な期待は寄せずに参加したのですがこれがまぁ美味しかった。気に入りすぎたあまり…

麺は給湯室で茹でました(笑)

その何日後かのお弁当にもなった、という。こちらのランチボックス、はからずもタイのメーカーゼブラのもの。もうこういうお弁当のために作られたのか…と思うほど冷やしトムヤムクンラーメンにぴったりでした。

副菜はフルーツのソムタム!

フルーツだって辛くて甘くて酸っぱいヤムになります。

タイには「ソムタム」という料理がありますが、日本では青パパイヤを使ったソムタム、正式には「ソムタムタイ」が有名です。が、そのソムタムにもさまざまなバリエーションがあります。そのうちの一つ、好みのフルーツを使った「ソムタム・ポーラマイ」を冷やしトムヤムラーメンと合わせて習いました。

クロックで食材をタムタム。
固めの食材と調味料をはじめにタムタムし、フルーツは最後に加えてさっと和えればOK。

ということで、あっという間にフルーツのソムタム完成です。フルーツに絡む辛味、甘味、酸味が心地よく、かなり癖になる味です。

意外な組み合わせだけれど、美味しいよ。

ドリンクでいただく夏の果物。

こちらはパイナップルを使った「サッパロット・パン 」
こちら、スイカバージョン。

おしまいに簡単にできるタイ風フローズンドリンクを教えていただきました。かなりしっかりとした甘みがあるで、デザート的に少量いただくのがベスト。これは体重のことやら血糖値のことやら考えたら、特別な日のメニューだな。(作り方は簡単だけれど。。。)

師匠yukkko先生の嬉しい心遣い

このおまけの鶏唐がまたおいしい!

「冷たいものばかりなので、温かいものもあった方がいいですよね。」と先生が作り済みのものを揚げて出してくださった鶏のから揚げ。


下味はタイの調味料を使ってつけてあるのでしっかりタイの味!これがまた美味しくて美味しくて。レシピもいただけたので、その中にあった私がまだ持っていない調味料を小分けにして譲っていただきました。これもまた作りたいんだった。危うく忘れるところでした。

このレッスンのメニュー。

この日の器は琺瑯です。可愛い!
  1. バミー・トムヤム・イェン(冷しトムヤムラーメン)
  2. ソムタム・ポーラマイ(果物の辛いサラダ)
  3. サッパロット・パン (パイナップルシェーク)
  4. ガイ・トード(鶏のから揚げ)

見た目の割には少食だとよく言われ、レッスンでも料理を食べきれずに持ち帰ることが多々あるのですが、こちらはお腹いっぱいでもまだ食べたい!というレベルの美味しさで、秒で完食でした。こんなに暑い今こそこれを食べるべき!またお弁当に仕立てねば、です。

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。

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タイ料理図鑑 2)炒め物

豚肉のインゲンのレッドカレー炒め(ผัดพริกขิงหมู)

こちら、タイのおかず屋台の定番メニューとのことですが、日本人にもなじみのある食材、そして味付けかと思います。かくいう私も大好き。

ちょっとインゲンが弱った感あり。

私は冷凍できそうなおかずはまとめて作り置くようにしているため(少量作るとコスパが悪い)、こちら、冷凍庫からの出動品。忙しい朝、そしてお弁当にも大活躍の自家製冷食です。

甘辛味にごはんが進む!

レシピは味澤ペンシー先生の本より。

こちら、我が家で大活躍中。

これまた作り置き。

曜日に関わらず朝ごはんは簡単に。かつ野菜もお肉もしっかり食べて、エナジーチャージ完了です。

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May先生

タイ料理らしい味、「ミャンカム」レッスン。

いずれも美味しく大好きなタイ料理ですが、タイ料理でなければ味わえない味というのがあります。このレッスンでならった3品はまさにそれ。そしていずれも本当に美味しくて感動!楽しく学んで、作ったお料理を全部平らげて帰って参りました。

「ミャンカム」ってどんな料理?

良き香りの「バイチャプルー」

「ミャンカム」とはバイチャプルーなる強い香りを持つ葉に、小さくカットした様々な食材を包んでいただくスナック的なヒトシナです。

こんな食材が準備されていました。

そしてこのお料理の美味しさの決め手はなんといっても添えるタレ!タイハーブと水をミキサーにかけ、そこにナンプラーやココナッツシュガーを加えて煮詰めて作ります。

まずはタイハーブと水をミキサーにかけて
鍋に移したら調味料を加えて
冷めたら幾分固くなることも計算し、ここまで煮詰めます。

そして最後に砕いたナッツを加えれば美味しいソースのできあがり。こうして準備した食材を美しくプレートに盛り付ければ、「ミャンカム」の完成です。

見目麗しきヒトサラ。

こちらのお料理はバイチャプルーを円錐状にして、その中に食材やソースを入れ、口に放り込みます。

こんな風に。

よく噛んで全体の味が口の中で融合した時が最も美味しい瞬間。癖の強い食材にしっかりとした味わいのソースがベストバランス!食べ始めたらもう止まりません。これ、美味しい!

ふわふわ食感がたまらない!「海老のホーモック」

ココット皿を使って簡単に、でも良いのですが、そこはMay先生、バナナの皮で器を作るところから教えてくださいます。

直径15センチってところかな。
葉は柔らかいものがベスト
これを2枚重ねて
4か所を楊枝でとめ、器に。
使っているのはタイのこんな楊枝。旅行に行く前に知りたかった!

続いては肝心の生地づくり。今回は海老のホーモックなので、たっぷりの海老が生地にも入ります。

まずは海老と調味料を攪拌
生地に粘度があることを確認しながらココナッツミルクを少しずつ加えます。

あとは作っておいた容器に具材を入れて上の生地をたっぷり流し込み、蒸しあげればOK。

ホーモックにもたっぷりのタイハーブ入り。
まずは器に具材を入れてから生地を流し入れます。
それを火が通るまで弱火で優しく蒸しあげればできあがり。

このホーモックのまた美味なることよ。海老の風味とココナッツミルクの優しい甘味、そしてナンプラーの癖のある塩味とが相まって、ごはんが超絶進む味に仕上がっています。早速海老とバナナの皮を買ってこなきゃ!今月中に復習する所存です。

おしまいは五臓六腑にしみわたるハーブたっぷりスープ。

たっぷりのガパオの葉入り。

このタイ風の肉団子入りスープは以前から好きで、具材をさまざまアレンジしては繰り返し作っているメニューの一つですが、こんなにシンプルなのは初めてです。

ガパオの味が堪能できるスープ。

具材がガパオのみ、な分だけその香りや味を存分に楽しむことができます。ミャンカムにしてもホーモックにしても複雑な味わいのお料理なので、このシンプルさがそれらと非常によくマッチしています。

このレッスンのお品書き

  1. バイチャプルーの一口スナック〈ミャンカム〉
  2. 海老のホーモック〈ホーモッククン〉
  3. 豚ミンチとホラパーのスープ〈ゲーンチューバイホーラパームーサップ〉

これらのお料理、必ず自分でも作りたいところですが、一人で食べるのはちょっともったいない。何かの機会に誰かに振る舞えたらいいな。

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yukko先生

リピ率最強!みんなに知ってほしい「海老チャーハン」!

「好きなタイ料理は?」というとやれグリーンカレーだのパッタイだのトムヤムクンだのと言う方の多いこと。それらの料理、もちろん私も好きですよ?でも家で作るとなるとなかなかハードルが高い。そこで私がぜひおすすめしたいのが、家庭でも簡単に作れてしかも美味しいといえば「海老チャーハン」です。「えー、チャーハン?」などとバカにすることなかれ。これが激ウマなのです。

具材はいたってシンプル。

主役の海老が写っていませんが、忘れないでね。

具材はこれらプラス「プリッキーヌ(生唐辛子)」「海老」そして「ごはん」、そこに味付けの調味料。これだけ。

まずはニンニクと唐辛子をざっと潰します。

材料を切って、ニンニクと唐辛子は潰しておきましょう。これ、タイの台所道具「クロックヒン(石臼)」と言いますが、もちろん皆さんお持ちではないでしょうから、そこは包丁で細かくたたいてください。

美味さの秘密は炒め方にあり。

まずは海老にさっと火を通して取り出しておきます。

フライパンに油を淹れたらニンニクと唐辛子を炒め、良い香りがしてきたら卵投入。卵にあらかた火が通ったらワーッと混ぜて

玉子は手前で。

海老を戻し入れたらごはん、野菜、そして調味料の順に加えてサッと炒めるだけ。

煽らなくてもパラパラになりますからね。

ゴハンを入れたら強火でフライパンをゆすりながらワーッとあおって…なんて必要ありません。ではどうすれはいいか。そこはyukko先生の企業秘密なのでここでは伏せさせていただきます。すみません。(でも驚くほど簡単だよ!)

ごはんがパラパラなの、伝わるといいな。

さすればこの通り、ごはんはパラパラ、味付けもまぁ美味しい海老チャーハンの完成です!

このレッスンのメニュー。

ヘルシーな具材たっぷりのスープ。
  1. カオパット・クン(海老チャーハン)
  2. ゲーン・チュート・タオフー(豆腐のスープ)
  3. ヤム・プラーオー(鰹のサラダ)

この肉団子に入っているタイ料理定番の3食材が美味しさのポイント。

この回で作る豆腐のスープがとにかく美味して、もう何度も作り、今や具材をアレンジしてかなりカスタマイズされております。

最後にひと回しするニンニク油も美味しさの決め手。

それから、鰹をこれまで醤油と生姜で食べていたみなさんに朗報です。タイ風のたれをかけるとまたこれまでとは違った美味しさを体験できます。

これもまた癖になる&何度もリピートしたくなる美味しさ!

このレッスンは3つのメニューとも何度も作りたくなる、そして手軽に作れるものばかり。でもその美味しさも手軽さもポイントを知ってこそできること。この海老チャーハンのレッスンは教室でお会いした他の方にも「まだならぜひ!」とおすすめしています。

チャーハンの味にちょっと飽きたらこれをかけるとまた違った美味しさに出会える、という魔法のタレ。

そして、レストランで食べてタイ米美味しくない…と思ったことがある方。それは美味しく炊いていないから美味しくないのです。これまた驚くほど簡単に、炊飯器で炊けますのでその方法については近々ご紹介できたらな、と思います。

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yukko先生

肉厚の鯛を味わうスープ「トム・ヤム・プラー」

「トムヤム○○」、有名どころは「トムヤムクン」ですが、「クン=海老」以外の食材を使った美味しいスープはたくさんあります。このレッスンでは肉厚の鯛を贅沢に使った美味なるスープを取得します。

出汁ももちろん鯛で!

こんなに身がついているのだから、良い出汁が取れないわけがない。

このスープの出汁は身を外した骨でとります。シューっと細かな泡が上がる火加減をキープし、しっかり旨味を引き出します。

今回の具はエリンギとトマト!

淡白な魚がメインですから、その旨味の邪魔をしないような具材であれば、他の食材を加えても良いのかな、と個人的には思っています。例えば瓜系の野菜とか、大根とか。

これが極上のうまさ!

とにかくすぐに出来上がるので、器に盛り付けて緑をあしらったら温かいうちに食べましょう!

ココナッツミルク風味のごはんが想定外の美味しさ!

ただのごはんと思うことなかれ。

こちら、ご飯のプレートには鰺の干物をそえて。この味、なんと粉をまぶして揚げてあるのです。これ、タイ人が好きなスタイルだとか。そしてごはんはというと、これ、なんとココナッツミルクで炊いてあります。炊く際に一緒に加えたレモングラスの香りが移って美味しい!そして左下に見えるグリーンのソースは…

緑は唐辛子とピーマン。

こちらの緑野菜をすりつぶし、砂糖とレモン汁などを加えた「甘い」「酸っぱい」「辛い」が三位一体となったソース。驚くことなかれ、中でも際立っているのは甘味です。でもこれが未知なるおいしさ!

揚げた鰺はほぐしてゴハン、ソースと混ぜながらいただきます。

タイの家庭の味、小女子のサラダ。

美味しく作るなら美味しい小女子をゲットしましょう。

切った野菜と揚げたナッツ、小女子を調味料で和えるだけの簡単メニュー。

これがまた美味しい!

そして簡単なのに美味しい。ごはんのお供としてはもちろん、酒の肴にもぴったり。暑い夏、ビールと一緒に。おすすめです。

このレッスンのメニュー

  1. トム・ヤム・プラー(魚のスパイシースープ)
  2. カオ・マン・プリックキャオ(ココナッツミルクごはんと緑ディップ)
  3. ヤム・プラー・カオサン(小女子のサラダ)

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。

このレッスンはいつも以上に簡単で、本当にどのお料理もすぐにできました。自宅での再現のしやすさ100点満点。早速今週、トム・ヤム・プラーを復習しようと思います。

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おうち修行

身近な食材で作るゲーンリアン(แกงเลียงกุ้งสด)

タイ南部のクリアなスープ「ゲーン・リアン」。野菜がたっぷりのこちらの味わいの決め手はピリリと効いた胡椒。本来は「ガピ(海老味噌)」や「ガチャーイ」というタイの生姜的なものが入るのですが、それらの食材を手に入れるのはなかなか難しいという方も多いかと思います。

そこで今回はできるだけ身近な食材で作る「ゲーン・リアン」を紹介します。もしもこれを食べてみて気に入ったら本格的な「ゲーン・リアン」にも挑戦してみてください。

材料(2~3人分)

  • 好みの野菜数種類
  • 海老…6尾
  • 粒胡椒…小さじ1/2(なければテーブル胡椒小さじ1/4程度)
  • ニンニク…2片(チューブのおろしにんにくでも)
  • ホムデン…2個(少量の玉葱でも)
  • ナンプラー…小さじ2(これだけは揃えてみてください!)
  • シーユーカオ…小さじ2(日本の薄口醤油でOK)
  • 鶏がらスープの素…小さじ2
  • 水…800cc

作り方

  1. 野菜をひと口大もしくは大きめの角切りにする。ここは好みで。
  2. 海老は殻を剥いて片栗粉と少量の塩、水少々を加えて汚れを揉みだし、流水で洗って水気を拭いておく。
  3. 海老のうち2尾を尻尾の殻もとって細かくきり、ニンニク、ホムデン、胡椒とともにクロックヒン(石臼)で叩き潰す。包丁ですべての材料をミンチにして混ぜてもOK。
  4. 鍋に水、すべての調味料、野菜、3を全て入れて火にかけ、海老ペーストがほぐれるように沸騰するまではよく混ぜ、その後固い野菜に火が通ったら海老を加え、海老の色が変わるまで煮たら完成!

1の野菜を切りました、の図。
こちら石うすでペーストを作ります。工程3。
はい、細かくなりました。
4のすべての材料を鍋に入れたの図。
今回はかぼちゃに火が通ったところで海老投入。

「バイメンラック」を本当は入れたい!

もっと具沢山でもよかったなぁ。。。

こちらのスープ、タイでは「バイメンラック(へアリーバジル)」と呼ばれるハーブを最後、海老と同時に加えます。レモングラスのようなさわやかな風味で香りがよく、美味しいのです。私も今回加えたくてあちこち探し回ったのですが手に入れることができず、スイートバジルにしてしましました。

これ、どうしても…というわけではないので、レシピには加えていません。野菜を切った図の白いトレー右下に見えるレモングラスも同じく。これを入れてしまうとハードルが一気に上がってしまうので。ちなみに、ドライのレモングラスは全くの別物といってもいいぐらい風味が違うので、それを入れるなんてこともしなくてOKです。胡椒のスパイシーさが癖になる「ゲーン・リアン」、ぜひお試しを。

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May先生

夏のタイ式そうめん祭り!

このレッスンのお品書き

暑い夏、食欲が落ちる夏(落ちないけど)、そんなときに食べたくなるものの一つが素麺です。日本のそうめんは小麦からできていますが、タイにも「カノムチン」と呼ばれる米麺があります。今回はそれを使ったメニュー3品を習います。

  1. 東北式魚とハーブたっぷりのソース〈カノムチーンナムヤーパー〉
  2. パイナップルと生姜のココナッツミルクソース〈カノムチーンサウナーム〉
  3. そうめんと魚のほぐし身揚げの和え物〈ヤムカノムチーンプラークローグ〉

まずは鰺の干物を混ぜ込んだ和え物から

こちら、ヤムカノムチーン(米麺の和え物)は焼いた鰺の干物を半量はほぐして、残りの半分はミンチにしてから揚げたものを麺と和えます。

とにかく細かくなるまで包丁でたたきまくる!が肝。
これを高温でからりと揚げて
このような状態に

これが時間が経つとサクサクになるのですが、それをほぐして他の食材と一緒に麺と和えるのです。

市販のプラーラーソース

味付けにはこのプラーラーをベースにタマリンドやレモン汁で酸味を加え、グラニュー糖で甘味を、粉唐辛子で辛味をプラスしたものを使用。

まずは麺と野菜、鰺の干物を和えます。
最後に鰺のほぐし身揚げを
1品目、完成。

パイナップルとココナッツミルク風味のそうめんをあなたは想像できるだろうか。

冷凍ナギナタナマズのすり身にスパイスなどを加えしつこく攪拌

今回はタイ料理の麺によく入っている「ルークチン」なるお魚団子も手作り。きキュキュッとした弾力が魅力のルークチン、手作りではその弾力を出すのが難しいのですが、その茹でる温度や茹で方を教えていただきました。

ルークチンはまとめて作っておけば冷凍もOKとのことですが、市販されているものもあるので、それがあればこちらの和え麺はあっという間にできてしまいます。パイナップルの甘味のせいか、おやつ的な美味しさに仕上がりました。

美味しさのために手間暇を惜しむことなかれ。タイ東北地方のハーブソース素麺。

こちらのレシピはとにかく「タレ」を作るのに相当な手間をかけます。

もみじ。これ、食べられるんですよ。
まずはこれを下茹で。
鍋に水とタイハーブを入れて煮込み
火の通ったタイハーブだけを取り出して
他の調味料やスパイスと共に攪拌
それを鍋に戻し入れ
茹でておいたもみじも投入

これを15分から30分煮込んで完成するつけダレは味わい深くてスパイシー。一度食べ始めるとやめられないおいしさです。

こうしてできあがったヒトサラには
こちらの付け合わせも混ぜ込んでいただきます。

かなりマニアックです。

May先生のお料理は定番料理にひと工夫で美味しくなるよ!的なものとマニアックなものとがありますが、今回は明らかに後者。この麺の複雑な味はさまざまなタイ料理を食べてきた人がわかる美味しさ、かと思います。私はもちろんおいしくいただきました!

麺3種。半分は持ち帰ってその日の夕飯となりました

がしかし。コラーゲンが苦手なんですよ。よってもみじも少々苦手。そこは手羽先でもOKということなので、自分で作る際にはもみじを手羽先に替えて作りたいと思います。

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May先生

海老で作るガパオ炒めも美味!

海老の下拵え、扱い方がポイントだというガパオ炒め。 その美味しい作り方をMay先生に習ってきました。

まずは副菜の長茄子のヤムから

香ばしさがポイントの長茄子は直火でしっかり焼きます。

タイ料理の中で好きなものの一つに「茄子のヤム(和え物・サラダ)」があります。今回はこちらの焼いた茄子に炒めた豚肉、茹でた海老も加えてより食べ応えのあるヤムに仕上げます。

この焦げた風味が大事。
海老はさっと湯通し。
豚肉は粗目のミンチにして炒めます。

そして味の決め手になるのがこのペースト。

このたくさんの食材が入ったペーストが味の決め手。

これに調味料を加えて、茄子、豚、海老と和えれば長茄子のヤムのできあがり。

まずは和えたものをお皿に盛り…
上に秘密の粉末をかけて…
卵を添えれば完成!

秘密の粉の正体。

上のヤムを盛り付けた際に添えた秘密の粉の正体ですがこちら、

ミルサーでしつこく攪拌

干し海老を水で洗い、カラカラに行ってから粉状にしたもの。干し海老の風味が凝縮され、長茄子のヤムに深い味わいを添えます。これ他のヤムにも使えそう!

海老のガパオ炒めは炒め方にコツ有。

海老は半分は小さめにカットし、半分はそのまま。

作業に夢中で写真がないのですが、こちらの海老を使ったガパオ炒めは炒め方が美味しく仕上げるポイントです。食材を熱したフライパンに加えたら、蓋をしてしばし触らず放置。その後調味料を加えたらサッと混ぜ、また蓋をして放置、最後に火を強めてガパオ投入。ほどなく火を止めれば完成。

ゴハンがすすむ味!

こちらを食べ始めるとほどなくして先生が、「これ絶対玉子焼きと食べたら美味しい!」とタイ式の玉子焼きをササッと焼いてくださいました。

デザートは季節の果物、スイカのシェイク!

特製シロップの材料

これらの材料から作った特製シロップを加え、スイカと氷をブレンダーにかけて作るオリジナルシェイク。

コクと甘味が最高!

このシロップ、ただ甘いだけではなく、加えることでコクがプラスされます。多めの水を加えて煮初め、半量以下になるまでコトコトに詰めていきます。同じシロップを使って「パイナップル×バジル」でも美味しいんだとか。この夏のうちに試してみなくては。

参加者の皆さんとの情報交換が楽しい!

どうにも癖になる歯磨き粉、とのこと。

そして料理教室のもう一つの楽しみといえば、他の参加者の方との情報交換。この日はタイ旅行で買ってきたという歯磨き粉の話に。こちら、色が茶色で得も言われぬハーブの味なんだとか。タイ旅行で買おうかと思うも、どうにも勇気が持てず、結局買わずじまいでした。誰か、1回だけ使わせて&試させて!

この回のメニュー。


  1. 海老のガパオごはん〈パッガパオクンラートカーオ〉
  2. 長茄子のヤム〈ヤムマックア〉
  3. スイカシェイク〈テンモーパン〉

海老のガパオ炒めはその後早速自宅にて復習しました。がしかし。

間違えた。忘れた。

海老の半量を細かく切るのを忘れてしまいました。。。次回は必ず&忘れずカットします。。。