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タイ料理図鑑 4)和え物・サラダ・ディップ

ナムトックヌア(น้ำตกเนื้อ)

初めて参加したペンシー先生のタイ料理教室が素晴らしかった!

先週のことになりますが、初めて味澤ペンシー先生の主催する料理教室に行って参りました。私がタイ料理にはまるきっかけを作ってくださったyukko先生が師事されている先生でいらっしゃいます。タイ料理を習い始めて1年4か月。これまで3人の先生のもとへ通うこと60レッスンあまり。そろそろ良いかな…と思い切って参加。したところ、先生のお人柄も、先生が教えて下さるタイ料理も素晴らしくて感動の嵐。

ということで早速書店にてペンシー先生のレシピ本を物色。一番気に入ったものを1冊購入してまいりました。

「もっとおいしいタイ料理」が素敵!

購入したのはこちらの「もっとおいしいタイ料理」なる本です。

こちらの本には本場のタイ料理が45品、フュージョン料理が27品紹介されています。どれも作ってみたい&食べてみたいと思えるものばかり。という点が気に入り、購入に至りました。

早速「ヌアナムトック」を作ります。

グリルした牛肉に、調味料をしっかり含ませてからハーブと和えたヘルシーなヒトシナ。イサーン料理らしく、炒った米&ハーブの粉、「カオクアポン」が入ると、香ばしさと独特の食感がプラスされ美味。ちょっとしたご馳走メニューです。

厚みを半分にしてからグリルすればよかった、と反省している牛肉のカタマリ。

それでは早速、調理工程をターっと流します。

まずは水と調味料をフライパンに入れて熱します。
先の牛肉はスライスして煮立った液にドボン。ここは牛肉が温まればOK。
火を止めて、カオクアポンを入れます。
最後に刻んだ葉物とホムデンを加えて…
ササッと混ぜれば完成。
調味料と牛の旨味を吸いまくったカオクアポンが良い仕事してます!

まだほんのり温かなうちにいただく「ヌアナムトック」が最高です!このお料理には個人的にモモ肉やランプ肉が向いているかと思うのですが、どうなんでしょう。

それにしてもペンシー先生のタイ料理は美味しい。ここ数か月のうちに、全メニュー制覇することを目標に、ちょっとおうちでタイ料理、頑張ってみよう!という気持ちになりました。

忙しい朝のためにもうヒトシナ、「ゲーンヘッド」も作りました。

子どもの頃から朝ごはんはちゃんと食べる派。特に具沢山の汁物が大好き!そんな私向きのメニューを発見し、これまた早速作ってみました。

「ゲーンヘッド」なる豚肉といろいろ茸のスープです。

こちらのスープの美味しさの肝は上のペースト。先日ペンシー先生のレッスンで、ペーストを作っている際ちょっとしたアドバイスをいただいたところ、驚くほど楽にペーストが作れるようになりました!ということで楽しくトントン。

焼いた豚肉と同じく焼いたピーマンの香ばしい香り、そして茸とペーストの旨味が相まって最高のでき!プリッキーヌもレシピ通りの量をいれましたが、その絶妙な辛さがまたいい!全部で4食分できましたので、朝とお弁当と、存分に楽しもうと思います。

やっぱりタイ料理好きだな。

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May先生

タイ料理で牡蠣三昧!食材を極めるタイ料理教室。

先日、久しぶりにMay先生のタイ料理教室へと行って参りました。申し込みが遅れ、1・2月はキャンセル待ちとなっていたのですが、空きが出たということで即申し込み。それが食材「牡蠣」を極めるレッスンでした。

タイ風牡蠣のフライはたっぷりのハーブと。

この日用意されていたのは大ぶりの新鮮な牡蠣。それをなんと、一人12個食べるっていうんですから、牡蠣好きにはたまりません。最初に作り方を教わったのは「ホイナンロムトードサムンプライ」、衣にたっぷりのハーブを加えた牡蠣のフライです。

レモングラス、ホムデン、バイマクルー、ディルをそれぞれ刻み、牡蠣と衣と合わせて揚げていきます。そして揚げたて&熱々のそれを、アルコール片手にその場で即いただきます。料理教室っていうか、まるでオイスターバー!牡蠣は身がふっくら、そこに揚げたことで香ばしい香りをまとったタイハーブが合わさるんですから、美味しくないわけがない!用意された2種類のタレもまたそれぞれに美味しくて、箸が進む進む。そしてその間無言(笑)。本当に美味しい料理はひとを黙らせる力があります。

タイ風のもんじゃ焼き?カリッ&トロフワを同時に味わえる「オースワン」が絶品!

お次は「オースワン」。なのですが、まずは付け合わせのもやしの焼き方を教えていただきました。水気を出さずに食感よく、しかも香ばしく焼き上げる方法です。今まで適当に炒めていたもやしですが、その方法をちょっと変えるだけでここまで仕上がりが違うか!と目から鱗。

まずは器に水で溶いた粉と調味料、牡蠣を合わせます。

フライパンにラードを熱し、まずは卵投入。

その後、先の衣と調味料、牡蠣を合わせて置いたものを加えてさらに炒めます。

常に、生地のまわりで油がプクプクしている状態をキープし、良き感じになったら返します。

返してからの焼きも先と同じく、「油プクプク」が大事。

焼きもやしを敷いた皿に盛り付け、パクチー、万能ねぎ、白胡椒をたっぷりかけたら完成です。

表面はカリッと香ばしく、中はふわトロ。しっかり効かせた白胡椒も美味しさの決め手。おいしー!!!これは牡蠣のシーズンが終わらないうちに家でも作らなくては。

締めは牡蠣の雑炊「カーオトムホイナンロム」。

締めは牡蠣の雑炊です。今回これを作るにあたって、ジャスミンライスを煮る方法を学びました。そうして炊きあがったお米はふっくら、甘味もあって絶品です!さらに、お米を茹でた美味しい汁を使ってスープを作り、それを熱々にして器にたっぷりと注ぎ入れます。

お米のゆで汁に調味料を牡蠣を加えて煮込むのですが、牡蠣は煮込みすぎると固くなってしまうので、数分経ったところで取り出しておくのもポイント。

これもまた旨し!そしてさらにこの牡蠣を美味しくしてくれるのが、牡蠣専用のつけダレ。

見てください!このふっくら加減。これにタオチオベースのたれをちょっとつけていただくと、その美味しさたるや悶絶ものです。

もう間もなく牡蠣の旬も終わりを迎えますが、その前に習えてよかった!この日習ったメニューはこれから間違いなく冬の定番になります。

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台湾料理

これが台湾、豆乳屋さんの定番朝ごはんです!

すっかり人気となった蔡先生、久しぶりのレッスンは「台湾の朝食」メニュー。

こちらが今回のレッスンメニュー。台湾の豆乳屋さんの朝ごはん。

まだ蔡先生が東京に戻られ、レッスンを始められて間もない頃に通い始め、立て続けに何度も参加。ところがしばらくするとそのレッスンが大人気となり、今や半年先まで予約が埋まっている、という状態。今日のレッスンも参加できるかどうかわからないまま、秋口に申し込んだ次第。

その間、熱心にタイ料理を学んでいたわけですが、すると台湾料理にもやっぱりタイ料理との共通点がありました!今日はそのあたりも含めてレッスンの模様を綴ってまいります。本日のメニューは

  1. 鳳梨青草茶氷霜(青草茶シャーベットのパイナップル添え)
  2. 油條配杏仁氷茶(揚げパン&冷たい杏仁茶)
  3. 鍋貼(鉄板棒餃子)
  4. 蛋餅(台湾風卵クレープ)
  5. 鹹豆漿(塩味豆乳スープ)
  6. 香片布丁(ジャスミンプリン)

以上6品。相変わらず豪華です!

デトックス効果に期待!「青草茶」ゼリーには桂花醤をかけていただきます。

毎回小さなデザートから始まる蔡先生のレッスン。今回は青草茶なるものを使ったゼリー。暑い季節はシャーベットにして提供しているとのことですが、さすがに寒いこの季節、それをゼリーにアレンジしてくださいました。

ゼリーの甘味はパイナップルと上にかけられた「桂花醤」で。これは金木犀の花がたっぷり入った、素晴らしく良い香りの蜜です!

ゼリーのベースとなっている「青草茶」は体のむくみをとる効果があるんだとか。汗をかきにくい今の時期こそ、こういうものをいただくと良いのかも。

台湾の揚げパン「油條」はタイの「パートンコー」に通じる。

お次は台湾朝食の定番品の一つ、揚げパンを作ります。タイにも「パートンコー」なる揚げパンがありますが、そのルーツは中華にあり。

タイの定番朝ごはん「ジョーク(โจ๊ก)」を作る! | タイはおいしい天国。

タイで定番の朝ごはんは?と聞くと多くの人が挙げるという「ジョーク」。お米が開いてトロトロになるまで煮込んだお粥のようなもの。具には豚ひき肉を調理したものや豚の内臓、卵などが入り、生姜やパクチーなどを薬味として添えます。簡単なようでしっかりコ

May先生から「ジョーク」を習った際にパートンコーも教えていただきましたが、使う粉や生地を膨らませるために加える食材の種類と量がやはり違います。

生地はなんと、まとめてからひと晩冷蔵庫で寝かせたものを常温に戻してから揚げます。

成形、揚げ方、それぞれのポイントもしっかり教えていただいたので、これは近いうちに絶対作りたい!長らくベーグルも作っていませんが、久しぶりに粉を触りたくなってきました。

こうして出来上がった揚げパン、今回は杏仁風味の甘い汁に浸していただきます。これがまた癖になる&危険すぎる美味しさ。空気の層をたっぷり含んだ揚げパンはサクフワ食感。しかも適度な引きもあって最高です。生地を膨らませるために加える食材特有のニオイもなし。さすが、低温で長時間寝かせただけのことはあります。

鍋貼も生地から手作り。餡は応用が効く神レシピでした!

今回教えていただく棒餃子は皮も手作り…なのですが、皮の生地は先生が作っておいてくださいました。よって餡からスタート。この餡も美味しさの秘密がいろいろあるのですが、一つはこちら。

葱生姜ペースト。まとめて作って製氷皿で冷凍しておくと、いろいろなお料理に使えて便利なのだとか。ちなみに完成した餡も残ったら麻婆豆腐にアレンジしても美味しいですよ、とのこと。なるほど。

お次は棒餃子の成形。包む餃子と違ってすごく楽。参加者の皆さん、サクサク作っていらっしゃいました。

こうして成形した棒餃子はなんと。一度凍らせたのち、凍ったままフライパンに並べて焼いていきます。

途中、蓋をして蒸し焼きにする工程が(当然)入ります。水気が飛んで残り少なくなったら蓋を取ってハネに良い焼き色が付けばできあがり。

ちょっと肉厚な皮、旨味たっぷりの餡、そこに加わるカリカリ食感。美味しくないわけがない!さらに。食す際には先生特製のタレをつけていただくのですが、そのタレがまた秀逸で。以前にも習ったことがあるのですが、「あ、こんな美味しいものあったわー!」と久しぶりに思い出すことができました。おうちでも再現しなくては。

「蛋餅」は、貝を入れたら「ホイトード」だ!

シンプルな食材であっという間にできる蛋餅(台湾式卵クレープ)、まずは生地をフライパンに流し入れ、全体的に透明になったら軽く溶いた卵を加えます。

その卵が固まったらこうしてくるくると巻き、全体に良い焼き色が付けば完成。

モチモチ食感の蛋餅には台湾のチリソースがマスト。たっぷりと付けていただくのがおすすめ。…ってこれ、どこかで食べたことあるな…と考えていたところ、タイ料理のホイトードだ!と思い出しました。貝こそ入っていませんが、食感はよく似ています。ということは、生地を焼く際に貝を加えてもきっと美味しいな。今度試してみます♪

おかわり必須の「鹹豆漿」は絶対的に塩派。

台湾の朝食と聞いてこの「鹹豆漿」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。作り方はこれまたとっても簡単。器に調味料を入れて、

沸騰直前まで温めた豆乳を注いだら薬味をトッピング、以上。

このレッスンでは一杯目は塩、二杯目は醤油を味付けのメインにしていただきましたが、断然塩が美味しい!激しく塩をお勧めします!!

そして美味しさのさらなる決め手は加えたたっぷりの薬味。美味しいし、手軽だし、カラダは温まるしで良いことづくめ。明日より当分の間、朝ごはんにはこちらの「鹹豆漿」をいただくと決めました。それぐらい美味しい、ということです。

締めの「ジャスミンプリン」は濃厚で最高!

おしまいは初めていただいたジャスミン茶を濃く煮出した液で作ったプリン。これがまた香り高く美味でした。お腹いっぱいなのに秒で完食。

久しぶりの蔡先生のレッスンでしたが、内容も先生のご指導もよりグレードアップされていました。そしてタイ料理との共通点を見つけながらレッスンを受けられたことも個人的に楽しかったです。蔡先生のレッスン、次回予約は5月。無事に参加できますように。

「手軽に作れる」台湾の朝食豆乳屋さんの定番メニュー (台湾料理のTadaku料理教室)

好きな外国の料理・文化・言葉を体験しよう!Tadakuは、外国人の自宅で、英語や日本語を使って、外国人と楽しくお話しながら学ぶ料理教室です。日本でホームステイみたいな体験ができる!

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May先生

ホタルイカが美味しい季節、レッドカレーソース煮込みを作ろう!

さまざまな食材が通年を通していただけるようになった、とはいえ、やはり旬でなければ店頭に並ばないものも多くあります。その一つがこちら、ホタルイカ。特に大ぶりのホタルイカが並ぶ季節になると必ず作りたくなるのがココナッツカレーソース煮込み。この料理は昨年、May先生より習ったもの。今年もまたホタルイカの季節がやってまいりましたので、本日はそのレッスンの模様をお届けいたします。

「シューシーペースト」から手作り!

「シューシー」とはフライパンで食材を炒める際の音を表現した擬音とのこと。これらの食材をクロックヒンでペースト状になるまでひたすら潰します。

レッスンではレッドカレーペーストでも代用可と言われましたが、調べてみると、こちらのペーストにはカーが入りますが、レッドカレーペーストではガチャイを加えるようです。違いはそこのみ。それで仕上がりがどの程度異なるのか、時間がある時に一度試してみようと思います。

「シューシープラームックホタル」を作る。

こちら、ほぼ完成に近づいたところの写真ですが、作り方は他のタイカレーと同じ。ココナッツミルクの油が分離するようよく炒めたところにペーストを加えてさらに炒め、調味料、食材を入れてサッと煮込みます。

魚介類は煮込みすぎると身が固くなってしまうので、香りが出てふっくらしたところで鍋から引き揚げ、残ったソースは適度な濃度になるまで煮詰めます。

肝心な手前がピンボケ、というお粗末な写真でスミマセン。。。とにかく、手順を守ってタイミングを見極めればとってもおいしいホタルイカのココナッツカレーソース煮込みができあがります。

青マンゴーの和え物が美味しい!魚のフライ。

そして、同じレッスンで習った魚のフライ。めかじき、鰆、鱈、鯖などで作ると美味しいとのこと。

衣をつけて。

からりと揚げればできあがり!なのですが、これに添えた青マンゴーの和え物が個人的に大好きで。実はこのフライよりも、その和え物の方をその後幾度となくリピートしました。

青マンゴーの代わりに酸味のあるリンゴでもいいですよ、と教えていただいたのですが、やっぱり青マンゴーが美味しい。

日本ではかなりのお値段で売られている青マンゴー。タイで激安の青マンゴーを見るたびに、「ここで今、あの和え物を作れたら!」と何度思ったことか。

これはいつか、タイ料理好きな友人に必ず振る舞いたい!と思っているヒトシナです。

タイスタイルのミックス野菜炒めは美しいことこの上なし。

さまざまな野菜をたっぷり用意して作る、タイ式の野菜炒め。この日は8種類ほどの野菜が用意されていました。

上は野菜の切り方を教えていただいているところ。野菜は切り方一つで見た目はもちろん、食感、味の絡み具合などが変わってくるので、実はとっても大切なのです。

こうしてカットした野菜は、火の通り具合を均一にするため、火の通りにくい野菜から順番に茹で、ざるに上げて水気を切っておきます。

もうこの時点で美しい!これを炒めて調味すれば完成。

こうして過去のレッスンをブログにまとめていると、「こんな美味しいタイ料理もあったな」と思い出す今日この頃。

一人で食べきることを考えると、1日1品作ることも難しいのですが、せめて週に3品はいろいろ作っていきたい(復習したい)と思うのでありました。とはいえ、毎月コンスタントにいろいろな先生のレッスンに7前後出て、計20種類以上の料理を習うため、まったく復習が追い付かないのですが。。。頑張ります。

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yukko先生

タイ式文旦の和え物「ヤムソムオー」はこれだ!

「土佐文旦」の旬

果物屋さんに美味しそうな文旦が並び始めました。

12月から1月初旬に収穫し、その後1、2か月ほど追熟してから出荷されるとのことなので、今から来月あたりまでが土佐文旦の最も美味しい季節。

となると作りたくなるタイ料理が「ヤムソムオー」です。「ヤム」が「和える」という意味、「ソムオー」は別名「ポメロ」とも呼ばれる柑橘類の名前。日本では手に入らないので、食感の近い文旦で作るのが一番美味しい!とは我がタイ料理の師匠の言。今年もその「ヤムソムオー」レッスンの季節が巡ってきたので、過去に参加したレッスンの模様をお届けいたします。

本格タイ料理、季節限定ヤムソムオーレッスンのメニュー。

メインのヤムソムオーが一番奥に行っちゃっていますが、このレッスン習うのは

  1. ヤム・ソムオー(文旦のサラダ)
  2. ホイ・トード(牡蠣のちぢみ風焼き)
  3. トム・チャプチャイ(豚肉と野菜の田舎煮)

こちらの3品。ちなみに、私が参加したのはノーミートクラスだったため、トム・チャプチャイは彩り野菜炒めになっております。

トム・チャプチャイ(豚肉と野菜の田舎煮)も習いたいから、今年も参加しようかな。

文旦をおかずにできる!ヤムソムオーは最高。

フルーツをおかずにするとか、日本人にとっては想像しがたいかもしれませんが、これが簡単に作れる上に美味しいのです。文旦と海老、調味料を和えればあっという間にヒトシナ完成。

ナンプラーの旨味とタマリンドの酸味、ココナッツシュガーの奥深い甘味が海老、文旦と驚くほど相性が良いのです。このタイ料理、お店にもなかなか置いていませんが、見かけたらぜひぜひ試してみてください。それよりも習うが早い、という話もありますが。

「ホイ・トード」は牡蠣がだめならホタテでどうぞ♪

こちら、タイの屋台で見かけるとのことですが、また海辺の街を旅したことのない私はこちらのレッスンで初めて頂きました。カリッ&モチッが同時に味わえる、ご飯のおかずというよりはオヤツに食べたいお料理。

でもこうして、サッと炒めた野菜とひと手間加えたチリソースを添えれば立派なおかずにももちろんなります!牡蠣好きならぜひ一度試してみて欲しいタイ料理です。

彩り野菜炒めは簡単でゴージャス!

火の通りにくい野菜は湯通ししておいて、後は強火で一気に炒めるだけの簡単タイ料理。

調味料はあらかじめ全部混ぜておいて、全体に火が通ったら炒め合わせるだけ。ちなみに、片栗粉がちょっと入っているので、その効果で艶っ艶の野菜炒めが完成します。

この餡がまたごはんによく合う!これだけで白飯が2杯はいけちゃいます。

今年2020年のヤムソムオーレッスンは3月20日(祝)の昼、 21日(土)の昼 、そして 22日(日)の昼、計3回行われます。

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。

トム・チャプチャイ(豚肉と野菜の田舎煮)のためにホント、もう1回参加しようかな。

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ベトナム料理

ベトナム式文旦の和え物と、「巻いて食べるしゃぶしゃぶ」。

ベトナム式文旦と海老の和え物もやっぱり美味しい。

タイ料理では「ヤムソムオー」という名で習った文旦の和え物。タイとは陸続きのベトナム。美味しい食材があれば、それを美味しく食す方法はやっぱり共通しているのです。

それを習うべく、ベトナム料理研究家の伊藤忍先生のお教室に行って参りました!

その海老と文旦を、魚醤をベースにしたタレで和えるところはタイと同じ。ただし、ベトナム式ではここに胡瓜、人参といった野菜も入ります。その下ごしらえが丁寧で美しい!切り方や玉葱の辛味抜き、野菜の水気を抜く方法も含めて学ぶことが多々ありました。

サクサクした文旦と野菜の歯ごたえもよければ、それらがまとったヌックマムと海老の風味がたまりません!作ったたれも全量使わずに残しておいて、食べる人が好みで味を調整できるよう添えるのもまたベトナム式。味をばっちり決めてしまうと、「私は好きだけれど、他の人はどうだろう…」と不安に思うタイプの私にとって、この「味付け8割」というベトナム料理の考え方がありがたい!かなり精神的な負担が軽減されます(笑)。

揚げた魚をさらにソテーする魅惑の料理。

こちらは揚げ魚のガーリックディルバター和え。バターを使うあたり、フランスに統治されていた歴史を持つベトナムらしいです。

からりと二度揚げした小魚をニンニク、胡椒、ディルを炒めたバターで和えるのですが、食べてみずともその美味しさが容易に想像できます。

もうこのフライパンから直に食べたい!

小魚には軽くした味が付いているのみなので、食べる時にはサッと塩を振り、レモンを絞っていただきます。

先生が用意してくださっていたお塩。塩辛さは控えめで甘味と旨味があります。これを砕きながら先の小皿にぱらりと散らして。これがもう絶品!この美味しさを忘れてしまわないうちに、家でも作らなくては。

ライスペーパーで巻き、腐乳ダレをつけて食べるしゃぶしゃぶ、最高でした!

レッスンメニューにしゃぶしゃぶとあったので、ベトナム式の鍋料理ね…としか思っていませんでした。ところがその想像を超える食べ方を知ることとなったのです。

海老の旨味とトマトの酸味たっぷりのスープで牛肉と野菜をサッと煮たら…

このライスペーパーを水にくぐらせ、生野菜とともに巻き巻き。

そしてこれを食す際に、こちらの腐乳をベースにしたタレにつけるという。ベトナムでは定番の食べ方だと言いますが、日本ではなかなか体験できません。

以前、香港料理を習った際にも腐乳を使ったドレッシングで茹で野菜を食べましたが、そのドレッシングよりもちょっと手の込んだベトナム式の腐乳つけダレは絶品です!いろいろ応用が利きそうなので、これから自分で美味しい食べ方を探ってみようと思います。

そして〆はフォー。海老と牛肉が溶けこんだスープ、美味しいに決まってます。麺はもとより、スープまでしっかり堪能しました。

早速文旦と海老の和え物、復習。

明日のお弁当用に!と料理教室からの帰り道、文旦と海老を買いました。

タレと和えるのはできるだけ食べる直前にしたい!と別容器に。明日の朝、これらをあえてお弁当に詰め、残りは朝ごはんのおかずにします。

最後におまけ。他の生徒さんが先生から購入しているのを見て私も欲しくなり買ってきた、ベトナムのキッチンツールと胡椒。手前の色の薄い胡椒は完熟前のものなんですって。完熟した黒胡椒とは風味が異なるとのことなので、合う料理を考えつつ、うまい事使ってみようと思います。

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タイ料理図鑑 4)和え物・サラダ・ディップ

ナムプリックオーン(น ำพรกออง)

本格北タイ料理を手軽に作るなら、「サイウアメンラーイ」のペーストに頼ろう!

こちら、「ナムプリックオーン」のペースト。

本格的な北タイ料理を作ろうと、アジアスーパーストアーでお買い物をしたことがある方なら、このパッケージ、見たことがあるかと思います。私も「カオソーイ」や「ゲーンハンレー」を作る際にはお世話になっています。

こちら、チェンマイで北タイ食料品の製造・販売を行っている「サイウアメンラーイ」さんのもの。…ということを日本に帰って来てから知った次第。

タイ語で書かれた材料と作り方。

これまではタイ語がわからないから…とタイ料理教室で作り方を習っていないものについてはペーストの購入を避けていたのですが、日本語で作り方を教えていただけることがわかり、早速試すことにしたのがこの「ナムプリックオン」です。

Twitterで問い合わせたところ、作り方を教えていただけたので、早速試してみました!

「サイウアメンラーイ」のペーストを使った「ナムプリックオン」の材料と作り方。

こちら↑が教えていただいた材料と作り方です。

初めに、塩気と辛さを確認するため、すべての材料を半量にして試作してみました。したところ、塩気も辛さもかなり強め。塩分耐性も辛味耐性も決して強いとは言えない私にとってはかなり刺激的!そこで自分が最も美味しく食べられるポイントを探りながら、レシピをアレンジしてみました。したことろ、試行1回目でストライクど真ん中!が出ましたので、ご紹介いたします。

私の好きな「ナムプリックオン」の作り方

【材料】

  • 「サイウアメンラーイ」のナムプリックオンペースト…1/2袋(50g)
  • 豚ひき肉…250g
  • トマト…300g
  • ニンニクのみじん切り…2片分
  • 野菜ジュース…100~200cc

【作り方】

(1)フライパンに油とニンニクを入れて熱し、香りが立ったらひき肉を入れて炒める。
(2)ひき肉に火が通ったらペーストを加えて2分ほど炒める。
(3)トマトを加えて実が崩れるまで炒め煮にする。
(4)最後に野菜ジュースを加え辛味と塩気を調整。

と、こうしてめでたく好みのナムプリックオンが完成いたしました!

北タイ料理づくしのランチをいただく。

せっかく美味しいナムプリックオンができたので、今日のランチは北タイ料理づくしにしてみました。

いろいろなお野菜を蒸して、

先日作ったサイウアを焼いて。

そこに添えたのはもちろんナムプリックオン。

そして、これまた「サイウアメンラーイ」さんのペーストを使ったゲーンハンレーも作りました。

となれば当然ライスはもち米で。

旨味たっぷりのナムプリックオンがあれば、野菜がいくらでも食べられちゃいます。こんなに美味しいタイ式ディップが手軽に作れるなんて、有難いことこの上なし!

次回のチェンマイ旅では必ずやこちら、サイウアメンラーイさんの本店に行こうと思います!っていうか、行けたら夏と言わず、来月ぐらいに行きたい。でも弾丸旅行じゃ勿体ないしなぁ。。。悩む。

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ひとり飲みでサイウアって、「ハンサム食堂」最高!【西荻窪】

タイ&タイ料理の情報収集先、ハンサム食堂さんのインスタ。

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西荻窪駅前、徒歩1分 日本人だけで作るタイ料理の店ハンサム食堂は、不定期でサイウァ(チェンマイ ソーセージ)を作っています それで今回、サイウァの勉強のため、ずっと行きたかったサイウァメンラーイ本店に行ってきました ここは、カレーなどのペーストやサイウァ、ネーム(発酵生ソーセージ)などの販売(サイウァは冷凍)のみのお店 しかし、そのサイウァを買ってゲストハウスに持ち帰っても、それを上手に食べれるかはわかりません でも、食べたい… そんなわけで 「ここで食べれませんか?」と店員さんに懇願 笑顔でok ありがたいことに サイウァを温め、切ってもらえました!!(店員さんに、私物のカオニャオ[タイもち米]まで頂いちゃいました!) まさかの、椅子とテーブルも出してもらって、食事の準備はok それでは実食 むしゃむしゃ おや?! むしゃむしゃ あれ?! むしゃむしゃ 何かに似てる むしゃむしゃ … これは…!! ハンサム食堂のサイウァの味だ!!!(勿論、サイウァメンラーイさんのほうが大先輩です) 海を越え、山を越え、西荻窪でシャコシャコ作っていた自家製サイウァが、こんな形でチェンマイ と繋がっていたなんて! 努力が報われた気がします ところで、話は変わります。 サイウァメンラーイ、ネーム(発酵生ソーセージ)も美味しそうでした。 食べたかったのですが、ここのネームは、他で売っているネームとは違い、すぐには食べず、買ってから2日間、冷蔵庫から出して、発酵を進めてから食べるというものでした。 ネームを2日間置いとく場所はない… 今回は見送りました でも… やっぱり気になる!! サイウァメンラーイのネーム、次回は購入させていただきます! โตะซิ (tosh)

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こちら、ハンサム食堂さんのインスタ。以前からフォローしています。タイやタイ料理について、いろいろ知ることができるんです。そして楽しい。この日はチェンマイでサイウア作りを学んだ様子をレポートされていました。そこで知った「サイウアメンラーイ」なるお店。早速調べてみると…

するとなんと!私がリンピンで「買っても作り方(タイ語)がわからないからなぁ」と購入を見送ったあのペーストではありませんか。しかも依頼すれば日本語レシピを教えてくれるって。うぅぅぅ。やっぱり買ってくるんだった…。とがっかりしていたところ、「ハンサム食堂」さんよりこんなお知らせが。

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‪‬本日もサイウァ(手作り チェンマイ ハーブソーセージ)ございます! ‪本日もよろしくお願いいたします‬ ところでみなさん‬ ‪今週末 昼市です!‬ ‪通りのお店の飲み物食べ物お席、どこででも好きなものを食べれる昼市‬ ‪色んな国のお店があるので、この機会に是非色々食べてみてください!楽しいですよ!‬ 今回のハンサム食堂の昼市メニューは カオマンガイ(茹で鶏のせご飯) クイッティアオヌアセンミー(牛すじ米麺) パッタイ(焼きそば) ヤムウンセンタレー(シーフード入り赤い 春雨サラダ) パクチーサラダ パッカドン(野菜ピクルス) オリジナル塩辛 です ‪ハンサム食堂もうすぐオープンです‬!! โตะซิ (tosh) #タイ料理 #西荻窪 #サイウァ #thai #thaifood ‪#nishiogikubo‬ #ไทย #อาหารไทย #ไส้อั่ว ‪#at nishiogikubo‬ ‪#ตลาดHIRUICHI‬ ‪#ตลาดนัด‬ #ทุกวันอาทิตย์ที่สามของเดือน ‪#ตลาดนัดในโตเกียว‬

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これはもう行くしかない!と今月中旬、食べ損ねることがないようしっかり予約して「ハンサム食堂」さんへと行って参りました!

ひとり飲みに最高!なカウンターでタイ料理に舌鼓。

はい。こちら、カウンター席の特権ともいえる250円均一の限定メニュー。夜のタイ料理店は大皿で各料理を提供される店ばかりで、一人でいろいろ楽しむことが難しいことは皆さんもご存知かと。でもこちらは種類に限りがあるとはいえ、こうして少量ずついろいろなお料理を楽しむことができ、本当にありがたい。

おつまみタイスキ
ミニヤムカイダオ
ミニクイッティアオナーム

こちらの3種類を堪能。どれもサイズが小さいだけで味はもちろん大きいサイズと一緒。本格的に作られたタイ料理です。

クイッティアオにはちゃんとムーデーンもトッピング。スープも美味しいし、大満足です。

売り切れゴメンの限定メニュー「サイウア」を味わう。

そしてこちらが限定メニューのサイウア。こんがりと色よく焼かれたサイウア。バイマクルーの香りとほどよいスパイシー感がたまりません。ここでまた、サイウアメンラーイのペーストを買ってこなかったこと、その本店がチェンマイにあることを知らないまま帰国してしまったことを軽く後悔するわけですが、チェンマイは逃げも隠れもしません。2020年も必ずや訪れよう!と固く心に誓うのでした。

でもこれからチェンマイにいくタイ料理好きな皆さんは、ぜひぜひ「サイウアメンラーイ」さんに行ってみてくださいね。そして感想をお聞かせください!ううぅぅぅ( ;∀;)。。。

次回こそは友だち誘って複数で行きたい「ハンサム食堂」

アルコールフリーのマナオソーダ。好物です。

もうすでに一人で10回はお邪魔しているハンサム食堂さん。そろそろタイスキとか鍋系もいただいてみたいな。となると、次回は一人ではなく複数で。寒い季節が終わらないうちに友だちを誘って再訪しようと思います。この度もご馳走様でした!