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おうち修行

加賀野菜でタイ料理を作りたい!【実践タイ料理編】

買ってきた加賀野菜の行方。

「加賀野菜でタイ料理を作りたい!」と思い立ち、弾丸旅行を決行したのが10月はじめ。それなのに、旅行の模様だけ書いて、肝心の加賀野菜で作ったタイ料理たちをまとめてご紹介するのを忘れておりました…。

ようやく思い出しましたので、本日はその加賀野菜を使ったタイ料理を一挙にご紹介したいと思います。

「加賀太きゅうり」と「加賀つるまめ」は炒め物に変身。

まずは右に見えます「加賀太きゅうり」。こちらは「パット・テンクワー・プリックタイダム(ผัดแตงกวาพริกไทยดํา)にしました。

  • パット( ผัด )=炒める
  • テンクワー( แตงกวา )=きゅうり
  • プリックタイダム( พริกไทยดํา )=黒胡椒

本来なら「きゅうり」を「加賀太きゅうり」としなければならないのですが、そのタイ語力が私にはありません。残念。

豚肉やシーフード、パプリカと一緒に、黒胡椒をガッツリ効かせて炒めたお料理。にんにくやホムデンをスターターとして炒め、その風味もまとっているのでビールが間違いなく進む味!

ですが、毎日の食がお弁当中心である私は、こんな感じで弁当箱に詰めました。この加賀太きゅうり、結構な時間火を通してもそのシャキシャキ感が失われることがありません。これはいいわー。もう一本買ってくるんだった、と軽く後悔したほどの美味しさでした。

そして中央の「加賀つるまめ」は「ムー・パット・プリックキン」、豚肉とピリ辛炒めにしました。

きのこ達はタイの激辛カレー「ゲーンパー」になりました。

一見するとなめこのようなビジュアルの「しば茸」。なめこ同様粘りはあるものの、その風味は濃厚。シャキシャキとした食感もたまらなく美味しいきのこでした。こちらはこうして。

「ヘタ紫なす」ともどもタイの激辛カレー煮込み、「ゲーン・パー」になりました。

これをね、例にもれずお弁当にも詰めたのですが、それはそれは辛く、デスクで変な汗をかきながら食しました。でも美味しかったなー。思い出すとまた食べたくなる、癖になる辛さ。

「ヘタ紫なす」で定番のレッドカレーも作りましたよ。

おなじ赤いタイカレーでもゲーンパーに比べるとそればそれはマイルドなレッドカレー。こちらは安心して食べることのできる辛さレベル。こちらももちろんお弁当に。4食分は作ったかな。冷凍庫のお世話になりつつ、数日にわたって楽しみました。

それにしてもこの「ヘタ紫なす」、煮込んでも皮の美しい紫色が褪せないばかりか、皮も非常に柔らかで美味。タイの丸茄子「マクアポ」をしのぐ美味しさ。これ、近所の農家さんで作ってくれないかな。タイ料理に絶対合うと思うのです、この茄子。

タイ料理じゃないけれど、美味しかった「むかごごはん」に「栗ごはん」。

はじめからごはんと一緒に炊くつもりで買ってきた「むかご」と「剥き栗」。栗を剥く手間が省けて簡単に好物の栗ご飯が炊ける、ありがたや。

むかごはその存在は知りつつも、これまで食したことがなかったのですが、このむかご、炊き上がった時の食感もいいし、ごはんにほんのりその香りが移って美味。これからは毎年、旬が巡ってきたら食べたい料理の一つになりそう。

加賀野菜でタイ料理のお弁当まとめ。

金沢より帰ってから、こんな感じでだいぶ長いこと加賀野菜とそれを使ったタイ料理を楽しみました。

この地域特産の野菜でタイ料理を作るの、楽しいな。さて、次はどこへ行こう。やっぱり京野菜かな。名古屋にも行きたいけれど、特産野菜って何かあるかしら。調べてみよう。

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雑記諸諸

「カチン族」の食文化に触れるスペシャルランチ!「Buemese Tokyo」【渋谷】

月一の間借りランチ、10月は「カチン族」の伝統料理。

ドリンクはミャンマーアイスティー。

「魅惑のミャンマー料理をポップに伝える」をキャッチコピーにミャンマーの伝統料理や食文化を探求されている、ミャンマー料理研究家の鈴木ラペ子さんがおよそ月一で開催しているランチイベントへと行ってまいりました。こちら↓ラペ子さんのサイトです。

ミャンマー料理をポップに伝える | バーミーズ東京|Burmese Tokyo

ミャンマーの食文化に魅了された鈴木ラペ子が冒険心と研究心をむき出しに、ミャンマー料理を日々研究している様子をお届け。不定期に間借りイベントやワークショップも開催しています。

参加するのはこれで3回目。今回は「カチン料理」がテーマです。

カチン族はミャンマー北部、東と北を中国に接する国境付近、カチン州のミャンマー有数の民族の一つ。地理的にはこのあたりです。

その位置からすると、多分に中国の影響を受けていると想像されますがさて、どんなお料理をいただけるやら。今回もたくさんの「はじめて」との出会いを楽しみに参加しました。

タマリンドの葉のピクルスが入ったスープからランチスタート。

丸鶏を煮込んだスープを贅沢に使ったというこちらのお料理、具材はジャガイモや玉ねぎの他にタマリンド新芽のピクルスも入っています。

これが優しいながらもその味わいは深く濃く、口にすると体に染み渡る!という感じ。めちゃくちゃ美味しいです。アフリカ原産のマメ科の植物であるタマリンドは鞘の中の実を食すほか、果肉をペースト状にしたものを調味料としても使います。これ、タイ料理ではもちろん、インド料理、例えばサンバルの酸味付けとしても使用します。よって、私にとってはなじみのある食材といえるわけですが、新芽のピクルスは初めて。

これはレシピがあったら自分でも絶対作りたい!とにかく美味しいことこの上ないスープでした。

ゴハンも含め、全8種類の料理がのった豪華プレート!

ラペ子さん、今回も気合入ってます。ライスも含め8種類のミャンマー料理がプレートの上に並びます。

まずはメイン的なお料理からご紹介。鶏肉と卵、乾燥納豆が混ぜ込まれたごはんに添えられた肉料理2品。牛肉とにんにく、唐辛子、ハーブを炒めて、カチン特有の山椒とシナモンを使って仕上げたというものと、皮つき豚肉に乾燥かりんを加え、その酸味で臭みを中和したという炒め物。

こちらはミャンマー的な漬け卵と同じくミャンマー的マッシュポテト。

それからものすごく手間暇かけていることが言われずとも伝わってくる、ミャンマーのふりかけ的なお料理「ジャプチュ」。一つはなんとヤギ肉!そしてもう一つが干し魚。タイのチェンマイを旅行した時に朝市でヤギ肉が売られているのを見ましたが、ミャンマーあたりではこんな食べ方もするのね、と一つお勉強。

ラペ子さんは「激辛ふりかけ」とサイトに書かれていましたが、タイ料理のあの辛さにすっかり慣れつつある私にとってはモーマンタイ。しかも美味しい。これ、瓶詰めにして売ってくれないかしら…とまで思ったレベル。

そして、カチン族では納豆を食すそうですが、その納豆を使った「ペーボートウッ」なるお料理。これはシンプルに美味しい。納豆は健康のため…と、時折思い出したように買っては「食べねば感覚」でいただく私ですが、これなら毎日でも食べたい!しかも手が込んだミャンマー料理の中にあって、これなら簡単に作れそうですし。

ここ最近、月一のお楽しみとなりつつあるラペ子さんの間借りランチイベント、11月も非常に楽しみです。

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yukko先生

タイ料理でメリークリスマス!diidiiのスペシャルレッスン「パーティー料理3」

全6品の豪華なスペシャルレッスン!

2020年も11月。街のあちらこちらでクリスマスディスプレイスプレイが見られる季節になりました。今年は大人数で集まってのパーティーはちょっと難しそうですが、せめて家族や親しい友人と美味しい料理を囲んで楽しいひと時は過ごしたい!

そんな今の季節にぴったりなレッスンが、今年も12月に「タイ料理教室diidii」で開講されます。

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。

今回は、一昨年参加した、「パーティー料理3」の模様をお届けします。

パーティーもタイ料理で攻める!が叶う6品。

タイ料理に着想を得たフュージョン料理や、基本のタイ料理をアレンジたメニューなど、先生のアイデア満載のスペシャルレッスン。この回ではこちらの6品を教えていただきました。

1)焼き肉と素麺のサラダ

牛肉に白胡椒、パクチーの根、ニンニクをたたいたペーストをまぶして下味をつけて焼き、

それになんと!素麺を合わせます。そしてパクチーとともに、ピンクペッパーもあしらえば、一気にクリスマスな雰囲気!この飾りつけ、他のお料理にも使えますよ。

2) アンチョビ・ロン

タイ人の大好きなナムプリック(ディップ)はアンチョビを使ってタイ料理ながらもちょっぴり洋風に。

いつもは大皿にたっぷり盛り付けるお野菜も、こんな風にグラスに立てればこそれだけで立派なパーティーメニューになります。

3) ラープムー・ミートパイ

そしてなんと!イサーン料理のラープは、春巻きの皮で巻き、それをパイ皿に渦巻き状に詰めてオーブンでこんがり焼きます。

そうすればこの通り!

これまた素敵なパーティー料理に大変身。もちろん、味はしっかりタイ料理です。これ、美味しかったなー。

4) 魚とカラフル野菜のにんにく蒸し

そしてこちらもすごく簡単なのにカラフルキレイな一品。しかもにんにくの風味が食欲をそそるのです。お弁当にもぴったりなおかずなのに、まだ復習してなかったな。これはぜひ再現しなくちゃ。

5) トム・カー・クン

普通は真っ白な「トム・カー」ですが、このレッスンではクリスマス仕様のピンクなスープに仕上げます。秘密はこちら。

乾燥ビーツの戻し汁。これを加えるとスープに余計な風味がつくことなく、色だけが柔らかな桜色に大変身します。

6) マンゴーと豆腐のムース

最後の6品目はデザート。タイ特産のマンゴーを使います。が、この時期はマンゴーの旬からはちょっと遠い。ということで、安定した美味しさのマンゴー缶を使用します。こちら、先生おすすめのマンゴーの缶詰。

こちらもエディブルフラワーをあしらって、華やかなグラスデザートになりました!

今年は12月18日(金)、19日(土)と2日間にわたって開催される「パーティー料理3」のレッスン。19日は昼夜ともに満席のようですが、18日(金)はまだ昼も夜も定員に空きあり。6品を楽しく作って美味しくいただく、レッスンながらちょっとしたパーティー気分も味わえちゃう、かなり充実した3時間。心からおすすめします!

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7)調味料・香辛料

ココナッツシュガー(ナムターンマプラーオ/น้ําตาลมะพร้าว)

ココヤシの花から取れる砂糖、独特の風味が肝!

タイ料理特有の風味を出す上で欠かせない調味料の一つがこのココナッツシュガー。タイ語では「ナムターンマプラーオ(น้ําตาลมะพร้าว)」と言います。

通常の砂糖と比べると甘味が優しく、ほのかな酸味と特有の風味があるのも特徴です。 ココナッツの果実で知られるココナッツパーム(ココヤシ)の花蜜糖から作られます。

ソムタムのあの後引くうま味のある甘さも、カイパロー(タイ式おでん)のコクのある甘味もこのココナッツシュガーのなせる業。なんなら口さみしい時にスプーンですくって、直接舐めたって良いほどの美味しさです。

選ぶべきは「タイオリエント」の「青い空にヤシの木」ラベル!

日本でも数は多くないものの、何種類かのココナッツシュガーが売られていますが、断然おすすめなのがこのブルーのラベル、「タイオリエント」が扱っているもの。

蓋を開けると容量いっぱいにココナッツシュガーが詰まっています。他のメーカーのものは、上が蝋で固められており、それをしっかり取り除くのが難しい。しかも取り除く際に結構な量のココナッツシュガーを犠牲にすることにもなるためおすすめできません。味もこれが一番!いくつか通っているタイ料理教室の先生方も皆さんこれをお使いです。

で、楽天を探すもAmazonを探すもないんですよね。これが。

アジアスーパーストアー | Asia-superstore

Asia-superstoreは、日本最大級のタイ食材オンラインショップです。現地直輸入のタイ食材・商品を、お求めやすい価格で提供いたします。เอเซีย ซูเปอร์สโตร์ ยินดีต้อนรับ – สินค้าไทย อาหารไทย ขนมไทย อาหารสด อาหารแห้ง เครื่องดื่มและสินค้าอื่นๆของประเทศไทย ที่นี้ที่เดียวครบทุกอย่างที่คุณต้องการ อยากซื้อสินค้าไทยเชิญที่ เอเซีย ซูเปอร์สโตร์

で、ようやく見つけたのがタイ食材の通販をやっている群馬県の「アイタイランド」さんと、私が日ごろお世話になっている東新宿の「アジアスーパーストアー」さん。アジアスーパーストアーさんの方は商品に直接リンクできなかったので、検索窓に「シュガー」と入力してみてくださいませ。いくつか出てきますが、選ぶべきは「タイオリエント」のものですよ!(←しつこい)

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yukko先生

世界一美味しい、らしい「ゲーンマッサマン」を習う。

濃厚なうま味と甘味が際立つ「ゲーンマッサマン」

鍋に浮く大量のオイル、これたっぷり加えたココナッツミルクから出たもの。このカレー、 2011年にCNNGoの「World’s 50 most delicious foods」で1位を獲得したことから一躍有名になった、イスラム由来のカレーだそうです。

他のタイカレーには入らない「じゃがいも」が具材の一つであったり、ローリエやカルダモン(これ、タイ料理にしてはかなり珍しい!)なんかも入るので、作っていると「これ、ホントにタイ料理?」という気持ちになります。

ただしタマリンドの酸味で味を引き締めたりだとか、ピーナッツを加えるあたりはタイ料理らしい。

辛さはほぼなく、ココナッツミルクの濃厚な甘味とオイリーさ、ナッツの香ばしさが際立つ、ジャガイモがとにかくおいしくいただける料理かと思います。

副菜はあっさり&さっぱりなサラダで決まり。

マッサマンカレーがかなり濃厚なので副菜は絶対さっぱりとしたものが良いでしょう。ということでyukko先生がチョイスしたのは「 ヤム・ヘルシー」と名付けられた厚揚げとミックス豆のサラダ。

オイリーだったりスパイシーだったりする料理との相性抜群です。

デザートも「ウン・ガティ」で爽やかに行きましょう!

デザートはココナッツミルクを使った2色ゼリー。味はもちろん、見た目が本当にかわいい。これがテーブルにあるだけで、食卓が一気に華やかになります。

タイ料理教室diidii「本格タイ料理Hコース第5回」のメニュー。

  • ゲーン・マッサマン(イスラム風スパイシーカレー)
  • ヤム・ヘルシー(厚揚げとミックス豆のサラダ)
  • ウン・ガティ(ココナツミルクの2色ゼリー)

このゲーンマッサマン、習って以来実は復習していません。何しろ大量のココナッツミルク(=カロリー)が怖くてねぇ。レッスンでは牛肉で作りましたが、タイでは鶏肉を使うことが多いとのこと。具材もニンジンが入ったり、スパイスもあれこれ加えるレシピがあるようなので、いろいろ試しつつ作ってみようかな。暑いタイの料理ではありますが、きっと寒い日本の冬にぴったりのカレーだと思うので。

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雑記諸諸

見目麗しき「丸祇羅」のカレーは全部で一つだった!【関内】

美しいカレーを求めて関内へ遠征。

インスタに投稿される美しいカレー写真の数々を見て、いつか行ってみたい!と思っていた「丸祇羅(マルマサラ)」さん。ようやく、ようやくお邪魔することができました。

ビルの入り口から店舗のある3階まで続く狭い階段。店内はその階段とは打って変わって広々。しかも店の作りが個性的でおしゃれ。BGMはなぜかセミの鳴き声。すりガラスを抜けて柔らかになった日差しも、お店の雰囲気とすごく合っています。

半分オープン…のようなキッチン。少しだけですが、シェフの手元の動きを見ることもできます。人が作業をしている光景を見るのって、なんでこんなに楽しいんだろう。

見よ、この美しきカレーを。

こちらが私が訪問した日のプレート。すごく量が多そうに見えますが、このお皿、実は深さがないので割とすんなり完食できます。

メニューはこれ一択。そこにトッピングとして2種類のおかずと日替わりカレーが1種類用意されています。

インスタを見てずっと食べたいと思っていた桃チキン。さらさらとしたピリ辛のチキンカレー、その中に隠れた甘酸っぱいシャキシャキ食感の桃。カレーにフルーツ、やっぱりいい。タイ料理ではブドウ入りのレッドカレーをたまに作りますが、インドっぽいカレーやスパイスカレーにもフルーツ、ありですね。

こちらはトッピングとして追加した「スパイス味玉」。スパイスソースの風味はもちろん、茹で加減が絶妙。黄身の柔らかさがかなり好きな感じでした。

奥のキーマはまずまずのピリ辛具合。何より後味…というか、残り香が個性的。爽やかな鼻に抜けるような香り、花椒ともまた違う。あれ、なにかしら。ともあれ美味しいことは確か。それと対照的にパリップはすごく控え目な味。このコントラストというか、バランス、お見事です。

正統派のインドカレー、特に南インドのかなり辛めのカレーやいわゆるスパイスをこれでもか!ってなぐらい使った刺激強めのカレーがお好きな方には物足りないかもしれませんが、私はとっても気に入りました。一つ一つ食べても美味しいし、どれかとどれかを組み合わせても良い感じだし、全部混ぜても美味しい。

もう少し寒くなったら、また違ったマルマサラさんの味をいただきに再訪しようと思います。

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「タイスーパー」横浜にこんなに良きタイ食材店があったとは!【関内】

THAI SUPER 」週1で通いたいタイ食材店。

ダイレクトな店名が素敵。

横浜の伊勢佐木町、若葉町エリアにあるタイ料理で使う食材が一通り揃うタイ食材店。先日横浜遠征で「クァクンティム」に行った際、立ち寄ったお店です。

ここのお店、タイ食材の品ぞろえがすごく良くて、非常に気に入りました!こんなお店、近所にあったら毎日通っちゃうな。

タイ食材の商品ラインナップに驚く。

まず、店の前に置かれたショウケースには青マンゴーやプラムのピクルス、タマリンドのピクルスなどが置いてあります。お店の人に聞いたら「ちょっと甘いやつ」とのこと。

そしてその奥にはクロック各種。そうそう。数はなくともこれだけあれば十分。

店に入ると右側は冷蔵庫、周辺の棚にはお菓子用の食材や米、麺類、スパイスなどが置いてあります。

お菓子用の食品コーナーを店の奥側から撮った図。

冷蔵庫内にはこのなまずちゃんに限らず、タイの冷凍食材が一通り並んでいます。

麺コーナーにはカノムチンもありました。普通の白の他、カラフルバージョンも。

調味料コーナーがさらに萌える!

そしてさらに私を喜ばせたのが店を入って左手の調味料棚ゾーン。いつも使っている天秤のナンプラー、日本で詰め替えされたと思われる白い蓋の小瓶はよく見かけますが、おそらくタイでボトリングされたと思われる小さめサイズを発見!

しかもそのお値段140円。これ欲しい!これがいい!どうして東京のタイ食材店ではこのサイズを置かないのか。

そしてこちら、ベジタリアンの方がオイスターソースの代わりに使う椎茸ソース発見。タイ料理好きなベジの方、朗報です。

珍しい生鮮野菜にお店オリジナルのディップも多数、な店の奥。

店の奥の生鮮野菜コーナー、その全景を撮り損ねてしまったのですが、何やら珍しいお野菜がたくさん。

バナナの花の蕾やペーカー(เพกา)もありました。これ、前回のチェンマイ旅行で桃子さん宅にお邪魔した際、家の裏手からとってきたものを調理してくださった植物。

そうそうこうして皮を黒焦げに焼いて剥き、

ケープムーなんかと一緒に和え物にしてくれたんでした。程よい苦みが美味であった(遠い目)。と、思い出話はさておき。このタイ食材店、どうやら斜め向かいのタイ料理屋さんの系列店らしく、そのためか手作りのナムプリックらしきものもいろいろ売られています。

くぅー。タイ文字が読めん。最近勉強さぼってるからな。やっぱり頑張ろ。

「サイウアメンラーイ」さんのサイウアペーストゲット!

お店の品々をじっくり見て満足したところで、底をつきかけていた調味料を中心にあれこれお買い物したわけですが、これがあったので思わず買っちゃいました。

チェンマイのリンピンで購入を見送り、買ってこなかったことを帰国後に後悔したサイウアメンラーイさんのサイウアペースト!なんと、アジアスーパーストアーにはなかったのにここにはあったんです。もちろん、カオソーイ、ゲーンハンレーといった他の種類も置いてありましたよ。

これは次のお休みに再訪しなきゃ。横浜、美味しいタイ料理屋さんもカレー屋さんもまだまだあるし。楽しみがまた一つ増えた感じです。

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雑記諸諸

本格&絶品イサーン料理が味わえる!「クァクンティム」【関内】

美味しいイサーン料理が食べたくて、いざ「クァクンティム」へ。

「クアクンティム」外観

以前からインスタのアカウントをフォローしていて、本格的なイサーン料理を提供すべく、タイ野菜を自家栽培していたり、その調理動画をアップしていたりと興味津々だった「クァクンティム」。

この度、東南アジア好き&タイ料理好きな皆さんと一緒に、念願叶ってお邪魔することができました!

まずは本格的な「チムチュム」を堪能。

諸事情あって入店時間を予約よりも1時間ほど早めて入店することをその少し前に連絡したにも関わらず、お店に入ると予約していた「チムチュム」が、すでにセッティングされていました。

タイの土鍋「モーディン」の中には、ハーブを煮込んでその香りを抽出したたっぷりのスープが入っています。

そしてモツあれこれ。もちろん山盛りのお野菜、ハーブ類も別の大皿にたーんと用意されていました。

タイ料理の鍋といえば、タレが肝なわけですが、お店オリジナルのチムチュム用タレがまぁ美味しいのなんのって。あまりに美味しすぎて「何が入っているんだろう」と考える間もなく鍋完食。

もちろん締めはごはんにたっぷりスープを吸わせていただきました。したところ、このスープが絶品。野菜の甘味と肉のうまみが口いっぱいに広がって、テーブルを囲んだ4人が揃って感動!

本場タイではやらないと聞きますが、この締めのおじや、タイの方にもぜひ試していただきたいなぁ。

人気の裏メニュー「コイヌア」、肉好きならぜひ食べて欲しい!

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イサーン料理 コイヌア(牛肉の刺身) ※【要予約】当店の常連さんの人気の裏メニュー #エスニック料理 #激辛グルメ #コイヌア #タイ #タイ料理 #イサーン料理 #タイレストラン #トムヤムクン #グリーンカレー #パッタイ #ヤムウンセン #インスタ映え #牛肉料理 #激辛料理 #裏メニュー #タイ野菜 #タイ食材 #タイ鍋 #鍋料理 #チムチュム #イサーン鍋 #โยโกฮาม่า #อิเซซากิมอล #ร้านอาหารไทยในญี่ปุ่น #ร้านอาหารอีสานในญี่ปุ่น #yokohama #Thaifood #MónănThái #ラオス料理

タイ料理クァクンティム(@thairestaurantkuakuntim)がシェアした投稿 –

そう、こうやってね。週に何度かこの「コイヌア」がアップされるわけですよ。これがまあ美味しそうで。「要予約」ということなので、今回の幹事様にお願いして、予約していただきました。そうして出てきたのがこちら。

一見すると味が濃そう&激しく辛そうですが、全くそんなことはありません。

これをたっぷりのハーブと一緒に口に入れると、得も言われぬうまさなのです。お肉の旨味にハーブの香りとスパイスの風味、カオクアポン(炒り米粉)の香ばしさが相まって最高。特にパクチーラーオ(ディル)が良く合います。

うー、どうにかしてこの料理のレシピを入手できないものか。。。

「マンギャオ」が気になってオーダーしたソムタム。

そしてこちらも事前に予約しておいた「マンギャオ・ソムタム」。

「マンギャオ」はタイ語ですが、フィリピンあたりでは「シンカマス」という名で食される、メキシコ原産のマメ科の植物だそう。ちなみに、そのメキシコでは「ヒカマ」、日本語では 地上に伸びる蔓などの様子が葛と似ていることから 「葛イモ」と呼ばれているのだそうです。

はじめましてのこちらのお野菜、ほんのり甘く食感はまるで梨のよう。癖がなくて、いろいろな料理に加えて楽しめそうです。とにかく歯触りがよく、かなり辛い味付け、そしてイサーン料理ならではのプラーラの風味をまとったソムタムでしたが、このさっぱりとしたマンギャオでそれらが中和され、いいバランス。こちらもあっという間に完食です。

ちなみにこの「マンギャオ」がタイでどのように食されているか気になる方は「ส้มตำมันแกว 」で検索してみてくださいませ。

まだ行ける!と麺も二杯オーダーしました。

クリアスープの麺もありましたが、参加者一同で協議の結果、今回は上の麺をお願いしました。口にしてみると八角の香りがする、中華系の甘辛味。これはこれで美味しいけれど、お腹がわりといっぱいなのでもう少しさっぱり食べたいな。

ときたら欠かせないのがタイで麺料理を食す際に欠かせない調味料4点セット「クルワンプルン」。もちろん欲しかったのはお酢。ですが、ぱっと見「酢」と分かるものがない。砂糖、ナンプラー、プリックポン以外のものが「お酢」だから…と見ていくと、どうもこれらしい…というアイテム発見。それがこちら。

恐る恐るなめてみるとスパイスの複雑な香りの中にたしかに感じる柔らかな酸味。そしてこれが美味しいのです!麺にたっぷりかけていただくともうその手が止まりません。

先の得体のしれない酸っぱい調味料があればもう一杯は行けるね!とアヒル肉と豚の〇のカタマリがトッピングされた麺も注文。

これらの具がまた旨かった!注文して正解!最後の最後まで初めて食べる味、しかも美味しいタイ料理を満喫できた幸せな夜でした。

お願いしたら作ってくれた「チムチュムのタレ」と「謎の酸っぱい調味料」、「マンギャオ」をお土産に購入。

「チムチュムのタレ美味しかったね。」「麺にかけたあの酸っぱい調味料もおうちで食べられたら嬉しいよね」

ダメもとで聞いてみたら「作る人に聞いてみるよ」とご主人。ほどなくして「できたよ。」と持ってきてくれたのがこちら。でっかい容器二つ。すごすぎる!これを一人で…では多過ぎるので、ビニール袋をいただきまして4人で仲良く分けました。で、こんな感じでお土産に。

タイ料理教室でマスターした屋台結びの技術が役立ちました。それから「マンギャオ」もぜひ自宅で何か作って食べてみたい!とお願いしたところ、そちらも快く分けてくださいました。

写真を撮り忘れてしまったのですが、こちらのマンギャオがトッピングされたサラダも無料で出していただいたんでした、そういえば。

とにかくサービス精神旺盛で、美味しいイサーン料理を食べてほしい!という気持ちがひしひしと伝わってくる「クァクンティム」さん。タイ料理好きな方にぜひ一度訪問して欲しいタイ料理レストランです。