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yukko先生

旬の食材を使ったフュージョンタイ料理「蕪と金柑のソムタム」が美味でした。

「蕪×金柑」、ソムタムの懐の深さに乾杯!

ヤムにしろソムタムにしろ、タイのサラダ&和え物系は

  1. ナムプラー(塩味)
  2. レモン汁(酸味、よってタマリンド汁が入ることもあり)
  3. ココナッツシュガー(甘味)

この組み合わせを最良のバランスで配合した合わせ調味料で味付けをします。食材の水分量、あるいは食材そもそもの甘味・酸味によって割合を加減すれば、どんな食材でも美味しくいただけます。

にしても今回、「蕪×金柑」って。これはなかなか思いつかないわー。

そしてこれが食べてみるとまあ美味しい。金柑の甘味と酸味、みずみずしい蕪に絡むあのタイの調味料の風味。そして食感がまたいい。これは金柑のシーズンが来る度に食べたくなること間違いなしです。

オールインワンポットでできる「海老と大根のサワースープ」

この回の汁物は手作り「ゲーンソム( แกงส้ม)ペースト」を使った海老と大根のサワースープ。 タマリンドの酸味と香辛料の辛さが際立つ、タイ中部のお料理です。

作り方はいたって簡単で、鍋にお湯を沸かし、ペースト、大根、調味料、海老と用意した材料を順に加えていくだけ。

タイではこんな風に、魚や青パパイヤを食材として使うことも多い模様。なるほど。これも試してみなくては。

何でも美味しくしちゃう魔法の調味料、ナムプラーで作る「ムートード」

お肉にナムプラーを揉み込んで揚げるだけ、という簡単料理。コレさえあれば付け合わせの野菜もコメも、そしてお酒も間違いなく進みます。

この調理法、「ムー(豚)」だけではなく、「ヌア(牛)」でも「ガイ(鶏)」でもいけるので、「この肉、どうしてくれようか。。。」と悩んでしまったとき、今日は手間のかからない料理にしたい…というとき、超絶オススメの一品です。

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。

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yukko先生

タイのおしゃれな軽食「ミヤンカム」レッスン。

甘辛ダレが美味しい!バイチャプルーに包んでいただく「ミヤンカム」。

器に並べられたさいの目切りの食材。こちら、葉の中に包む具材です。中央の可愛い器には濃厚甘辛ダレが入っています。

こちらが具材を包む葉、バイチャプルー。 ミヤンカムのように具材を包むために使われるほか、肉や魚介と一緒にカレーに入れて煮たり、サラダの具としても使います。

タイではこのミヤンカム、葉や具材をビニール袋に入れて、屋台でも売られていますが、ちょっと高級なレストランに行くと、こんな風にグラスで提供される、とはyukko先生情報。私も次回タイ旅行では、そんなお店にも行ってみたいな。

「ミヤンカム」はタイの他、ラオスでも食されるようですが、「ミヤン」は葉で包んで食べる、「カム」は一口とか一言という意味。軽食なのにこんなに彩り豊かで美しいなんて、タイ料理さすがだな。

このミヤンカムはタレが肝なわけですが、その作り方はぜひこちらの動画をご覧ください。

パクチー好きにはたまらない!パクチーソースでいただく鶏のから揚げ。

もうこれで何種類目でしょう。鶏のから揚げを習うの。

冷やしトムヤムクンラーメンのレッスンで習った唐揚げ。
レモングラスのサクサク揚げがのった「ガイトードタクライ」

今回習ったのは、揚げたて熱々のから揚げに刻んだパクチーがたっぷり入ったソースをかけるというもの。たっぷりのパクチーと、ソースを吸った熱々のから揚げのコラボ、かなり良いです。

南瓜のサラダも盛り付け次第でパーティーメニューになる件。

こちらは油で焼いた南瓜をリング状になるよう重ねて並べ、そこに基本のヤムドレッシングをかけ、バイマクルーと揚げにんにくを散らしたもの。ヤムドレッシングの塩味と酸味、プリッキーヌの辛さと揚げにんにくの香ばしさ、それらのおかげで南瓜がびっくりするぐらい美味しくなります。

タイ料理教室diidii「Kコース第2回」のメニュー。

  1. ミヤンカム(タマリンドソースのオードブル)
  2. ガイ・トード・ソースパクチー(鶏のから揚げパクチーソース)
  3. ヤム・ファクトーン(かぼちゃのサラダ)

タイ料理教室diidii 東京池袋

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調理器具

タイ式レードル(タッピー/ทัพพี)

日本の「おたま」とは形も用途も違うタイ式レードル。

タイの有名キッチンブランド「ZEBRA」のタイ式レードルです。「レードル」は英語ですが、日本語に訳すと「おたま」となります。しかしながら、このタイ式レードルは「おたま」かというとさにあらず。

先日キッチンツール売り場に行ってみたところ、こうした形状のものはもちろん日本にもあって、それには「調理スプーン」という名がついておりました。なるほど。

してこの「タッピー」、タイではこの手の調理道具を指すほか、しゃもじのこともどうやら「タッピー」と呼ぶようです。何をもって「タッピー」と言うか、なんとなくわかってきた気がします。

ソムタムにタッピー。

このタイ式レードルはまず、ソムタムを作る際には欠かせません。私は右手にタッピー、左手にサークを持つ派です。

それから、ヤムなどを作る際、食材を調味料と和えるところから盛り付けまで、すべてこのタッピーでやってしまいます。と、このように我が家にやってきて以来、タッピーちゃん結構な頻度で活躍中です。

やっぱり「ZEBRA」。

このタイ式レードル、日本でもタイ雑貨を扱うお店で購入可能です。が、私はこれをわざわざタイから持ち帰ってきました。買おうと思って買ってきた、というよりは、現地で見かけて安かった上にスーツケースに入るサイズだったため購入した次第です。

バンコクはアソークのロビンソン3階。忘れもしません。というか、不思議とタイ旅行のことって、しっかり覚えているんだよな。最近物忘れがあると年齢のせいにしがちですが、どうやら「やる気」の問題のようです。

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1)野菜・果物

ガチャイ/クラチャイ(กระชาย)

かなりのパワーを秘めたタイハーブ、「ガチャイ」。

こちらは火星人…ではなく、ショウガ科に属する植物でタイでは「 กระชาย (ガチャイ)」と呼ばれます。

日本語では「 オオバンガジュツ 」などと呼ばれることもあるようですが、それも漢方や生薬の世界で用いられる程度で、一般にはほとんど知られていないかと思います。タイ語で検索して、ようやく様々な情報に触れることができる、といった感じです。

タイ料理では魚や肉の臭み消しとして使われることが多いガチャイですが、漢方や生薬の世界では 美容・健康に有用な機能性のある植物として知られているようで、様々な効果が記されているのを見ました。え、そんなに良いなら毎日食べちゃおうかな♪と思ったほど。なかなか優秀な食材のようです。

タイ料理におけるガチャイの使い方。

ガチャイが使われるタイ料理としてまず思いつくのが「パッチャー○○」という炒め物。

この「パッチャー」、メイン食材として魚介類が使われるのですが、どうやらガチャイはその臭み消しとして加えるようです。

ナムプラーラーが入った煮物にももちろんガチャイが入ります。しかもたっぷりと。それから、タイカレーのペースト各種にもこのガチャイは入っています。そう考えると、このガチャイ、私たちはどうも知らぬ間に口にしているようです。

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May先生

人生2度目の「シューシー」レッスン、やっぱり美味しい「シューシー」。

シーフードで作る汁気少な目タイカレー「シューシー」。

こちら、手作りシューシーペースト。

以前ホタルイカのシューシーを習って以来、気に入って何度も作っているタイ料理。その有頭海老バージョンがクリスマスメニューとして登場したレッスンに参加して参りました。

手作りシューシーペーストをココナッツミルクの固形部分でいため、それとは別に海老の頭から取り出した「海老味噌」も炒めていきます。

こちらがその海老味噌。

ペーストと海老味噌を別に炒める理由は、それぞれをベストな状態に仕上げるためとのこと。特に海老味噌は炒め方が足りないと生臭い仕上がりになってしまうため、それを避けるためにはこうして分けて炒めるのが良いんだとか。

ちなみに。有頭海老なんてそうそう買えません、という庶民(=私)に嬉しい情報が一つ。

はい。市販の海老味噌です。これは海老味噌をほじくり出す作業も必要なければ、炒める工程もカットできる嬉しいアイテム。これがあれば難なく再現できそう!

別々に炒めておいたシューシーペーストと海老味噌を合わせ、他の材料や調味料を加えて煮立たせます。フツフツしてきたら海老を加えて放置。火が通ったら海老を取り出し、鍋に残った汁をほどよい濃度になるまで煮詰めれば完成。

シーフードの旨味が凝縮されたソース、最高!それにしても大きな海老だったな。プリプリしていて食べ応え十分。海老好きにはたまらないタイ料理です。

パッポンカリーだけじゃない!香ばしいソフトシェルクラブのにんにく揚げ、最高。

プーニム(ソフトシェルクラブ)を使ったタイ料理と言えば、パッポンカリーを一番に思い出しますが、別の美味しい食べ方を習得しました。

衣をつけて揚げたプーニムに、たっぷりの揚げにんにくをかけていただくというもの。

このにんにく揚げ、揚げた後に砂糖や白胡椒、シーズニングソースを加えて炒めてあり、これだけ食べても美味しい、むしろこれだけ食べたいと思える仕上がりになっています。これとプーニムを一緒に口に入れた時の香ばしさといったら。

別に準備したちょっと辛めのシーフードソースをつけつつ味わうプーニム揚げ。最高でした。

揚げしらすと青マンゴーのヤムが絶品だったのです。

揚げたしらすと青マンゴーを合わせたヤムとか、習わなければ絶対に思いつかない組み合わせ。

高温に熱した油でしらすを揚げると…

またしても、この時点ですでに美味しいヒトシナの完成。

それをヤムの基本のドレッシングを作って和えれば、青マンゴーの程よい酸味と、しらすの香ばしさとサクサクした歯触りがたまらないごはんのお供、完成です。

ガチャイとジンで免疫力をつけようカクテル。

おしまいは、ガチャイとパイナップルのフローズンカクテル。はちみつとジンも入って、風邪なんか吹き飛ばしちゃいそうです。

かなりガチャイの風味が前面に出ているドリンクですが、私は気に入りました!ただ、さすがに今の季節いただくのはちょっと寒いかな。(寒いの苦手。)これは夏になったら復習しようと思います。

さて、大海老と青マンゴーをゲットして復習復習。

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雑記諸諸

「トムヤムクン」でボリューム満点のタイ料理ランチを食す。【荻窪】

荻窪にあるきれいなタイ料理レストラン

荻窪駅の北口から徒歩5分のところにあるタイ料理レストラン「トムヤムクン」。

天上が高く開放感たっぷりの店内は、いつお邪魔しても清掃が行き届いていて、とてもきれい。

テーブルの上に置かれた箸入れやテーブルクロスも可愛い。店員さんも親切で居心地が良く、つい長居してしまうお店です。

充実のランチメニュー。

「トムヤムクン」はグランドメニューがかなり充実しているのですが、ランチメニューも負けていません。

この通り、なんと全部で22種類!これだけあれば、いつ行ってもその時に食べたいものを注文することができます。

「パネーンガイ」をオーダーしてみました。

これまでマッサマンカレーにパッタイ、トムヤムラーメンをいただいたことがあったので、「トムヤムクン」でははじめましてとなる「パネーンガイ」を注文してみました。

パネーンガイにまさかの目玉焼き。おそらくランチサービスといったところでしょうか。パネーンカレーを食べたことがある方はおわかりかと思いますが、あの味に目玉焼き、間違いなく合います。

個人的にはもうちょっと濃厚なパネーンが良いなあ…と思いましたが、ランチでこれだけボリュームたっぷり、お肉も柔らかしっとりだし、十分満足です。

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7)調味料・香辛料

プリッキーヌ(พริกขี้หนู)

タイ料理にマスト!な唐辛子「プリッキーヌ」

プリッキーヌはタイで栽培されている唐辛子で、数十種類ある唐辛子の中で最も辛い部類に入るものです。タイ語で唐辛子のことは「プリック」と言いますが、「キー」は糞、「ヌ」はネズミという意味。直訳すると「ネズミの糞唐辛子」となります。

本来は2~3センチ程度と小さいものなのですが、日本に空輸されている冷凍品はこのように…

非常に大きいのです。日本でも最近タイ野菜を作る農家さんが増えていて、フレッシュなものが手に入る時期はできるだけ新鮮なものを使うようにしています。それが難しい時期は、「これ本当にプリッキーヌかなぁ。」と思いつつも、こちら冷凍品のお世話になっています。

プリッキーヌを使ったタイ料理あれこれ。

1)炒めて旨し。

プリッキーヌはこうしてニンニクとともに石臼で潰し、炒め物のスターターになります。部屋中に漂うプリッキーヌの成分に咳き込むこともしばしばですが、このプリッキーヌの入った炒め物が抜群に美味しい。

カオパットクン
豚肉のガパオ炒め
パッキーマオにもプリッキーヌは必須!

2)生のままで旨し。

プリッキーヌは叩いたものをそのまま使いもします。例えばソムタム。それからヤム各種にもプリッキーヌは欠かせません。

ヤムヌアアグン
ヤムウンセン
ヤムカイダオ

このタイのヤムの「甘酸っぱ辛さ」、すっかり癖になってます。

3)飾って美し

プリッキーヌはその美しい赤を生かし、飾りとして添えても素敵。もちろん食べてもOKです。っていうか、食べるものです。ただし、辛さ耐性がまだ十分に備わっていない私は、食べたり食べなかったり…という状況ですが。

そうそう。以前横浜のタイ料理屋さんに行った際、注文したお料理にはこんなにターンとプリッキーヌが盛られてきました。

タイ人の店員さん曰く、「私はそれかじりながら一緒に食べるよ。」とのこと。強いわー。

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yukko先生

有名ではないけれど簡単で美味しい、これ大事。「カオ・クルック・スパイシー」レッスン。

炊いたご飯に混ぜるだけ!の簡単タイ料理「 カオ・クルック・スパイシー 」。

レストランではまず見かけないタイ料理の一つ、「 カオ・クルック・スパイシー 」。これ、家庭料理なんでしょうか。炊いたジャスミンライスに刻んだタイハーブと調味料を混ぜるだけでできあがり。

このタイハーブ香るごはんがとっても美味しい。しかもその風味は、他のお料理の邪魔をしません。いろいろなタイ料理との組み合わせが楽しめるタイ式混ぜごはんです。

大好きランキング1、2を争う茄子料理、「 ヤム・マクアヤウ 」」。

これまでに数々のタイ式茄子料理を習ってきましたが、特に気に入っているものの一つです。グリルで焼いて皮を剥いた茄子を大きめに切り、肉や海老、野菜と合わせて最後に茹で卵をトッピング。好きなものばかりで嬉しいヤム。ごはんのおかずにぴったりの一皿です。

美味しい絹豆腐を用意しよう!「 豆乳チーズケーキのマンゴーソース 」。

ラストはヘルシーで美味しい豆腐のデザート。美味しく作る上で重要なことはただ一つ。美味しい絹ごし豆腐を用意すること。さすれば舌触りもなめらか、豆の香りとマンゴーの酸味と甘みが相まって、極上のデザートが完成します。

タイ料理教室diidii「Bコース第3回」のメニュー。

  1. カオ・クルック・スパイシー(スパイシー混ぜご飯)
  2. ヤム・マクアヤウ(茄子のサラダ)
  3. 豆乳チーズケーキのマンゴーソース

手の込んだ本格的なタイ料理も良いのですが、おうちで作るなら簡単で美味しいが一番!そんな料理ばかりが習える回です。

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。