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ひとりに優しい「ハンサム食堂」【西荻窪】

「西荻窪」、好きな街です。個人経営のお店がたくさんあって、「西荻窪じゃないと」「西荻窪ならでは」が目白押し。JR西荻窪駅南口を出てすぐのところには「せんべろ居酒屋」がひしめき合い、その雰囲気はまるで昭和にタイムスリップしたかのよう。その中にとっても個性的な、しかも一人客にも優しいタイ料理のお店があるのです。

店の外観はこんな感じ…ってどんな感じよ。

もち米蒸し器もあるよ!

営業している日は18時オープンの「ハンサム食堂」さん、私がここに立ち寄るのは珍しく残業がなく、ほぼ開店時間と同時にお邪魔できる日のみ。というよりも、開店してややしばらくすると店内はほぼほぼ満席に。開店時刻を逃すとお客さんが一回転するまではもはや入れないのです。

このショーケース?的なもののすぐ横に入り口があり、入ってすぐ左手がカウンターとなっております。一人で行くと間違いなく案内されるのがそのカウンター。そして私が大好きな席でもあります。

カウンターまわりのインテリアが好き。

4席あるカウンターの一番右に座った日。

カウンターの右手からはこんな風景が見えます。そして上を見上げると…

そこには本棚が。こちら、自由に手に取り読むことができます。タイ旅行のパンフレットなんかもあったりして、いつも楽しませていただいております。

そしてカウンターの左側に座ると、そこからはキッチンの様子をちらりと見ることができ、タイ料理好きにはたまらないのであります。結果、このカウンター、どこに座っても素敵で楽しい!という仕掛けになっているのです。

1皿250円のカウンター席限定メニューが嬉しい!

おつまみタイスキ、250円。

そしてこのカウンターには、ひとりでお邪魔する人間にとってはありがたいことこの上ない「カウンター限定メニュー」なるものがあります。味は本格的なれど、サイズが一人仕様になっていて、ソロで行っても複数のメニューを心置きなく注文できるのです。

ヤムカイダオ

ということで私はいつも「1ドリンク+カウンター限定メニューから3品」注文し、楽しませていただいています。

生春巻きもギュウギュウに巻いてあって美味!

もちろん、生春巻きも1本から注文可能。

ムーヤーン

ムーヤーンも手のひらサイズの小皿で提供されます。これがまぁ程よい量なのです。

ミニ・ヤムウンセンももちろん250円。

お肉にサラダに、そしてこちら。

カオニャオ!大好き!

もち米をつければ組み合わせ最強の晩ごはんが完成です。そして、ただただコスパが良いだけではなく、お料理がとってもとっても美味しいのです!こんなに美味しくてこのお値段で良いの?って行く度に思うのでありました。

ノンアルドリンクも本気です!

「ハンサム食堂」さんはアルコール類はもちろん充実しているのですが、ノンアルドリンクも本気で作ってくれています。お酒の飲めない私にはどれほど嬉しいことか。一番好きなのは上のマナオソーダ。

こちらはマンゴージュースとジンジャーエールと何かを合わせたドリンク。名前は忘れましたが、これも美味しい。もちろん、お茶やシンプルなジュースなどもありますので、そこはお好みで。

西荻窪、何かのついでに立ち寄るような街ではないかもしれませんが、「ハンサム食堂に行くために西荻窪へ向かう」、大いにありだと思います!そしてその際にはぜひぜひ事前に予約してからお出かけくださいませ。いつも一人の私は入ったことのない2階席や別棟も何やら楽しそうですよ。

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お料理がとにかく美味しい!「ピラブカウ」【池袋】

タイ料理教室で知り合ったタイ料理好きな方々と、今月は池袋の「ピラブカウ」なるお店に行って参りました。今回は4名での訪問。たくさんの種類が食べられて幸せだったなー。

「ピラブカウ」の所在地は説明しません。なぜなら…

こちらの「ピラブカウ」で今回は7種類のお料理をいただきましたが、何をオーダーしても美味しい!それなのに、それなのにですよ。もうすぐ閉店なんですって。池袋の一等地に建つ平屋建て、おそらく何らかの事情で立ち退くことになったのだと思います。どこかにお店を移して再開すればよいのに。勿体なさすぎます。

今回食べたタイ料理あれこれ。

最近いろいろなところで見かけるタイ料理屋さんですが、日本人になじみのある料理、主にランチで提供されそうなメニューだけしか置いていないところがほとんど。その中にあって今回お邪魔した「ピラブカウ」さんは本格的なタイ料理を食べさせてくれる数少ないお店!メニューを眺めてどれを食べてみようか、次は何を食べようか…と終始楽しく悩み、そして食べまくりました。その全7品がこちらです。

チェンマイソーセージ
ダックひき肉スパイシーサラダ

スパイシーな肉料理2品。適度な辛みと塩味、そしてスパイスの風味が食欲をそそります。これがあればキャベツが無限でいける!的な味。上はいわゆるチェンマイ名物のカレー風味ソーセージ、「サイウア」、下はラープ。ラープの方は軟骨入りでその食感が良かったです。

揚げ春巻き
海老と春雨の香草煮

これらはいずれも中華料理の影響を受けたお料理でしょう。タイ料理が苦手な方も絶対に好きな味。私の周りにも少なからずいます、タイ料理の「甘酸っぱ辛い」あの感じが苦手…という方。そういう方がもしもお付き合いでタイ料理屋さんに行くことになったら…上記のようなメニューをご注文ください。タイ料理と一口に言ってもいろいろあるんですよ。(昨日「久しぶりに奥さんとタイ料理を食べに行ったらやっぱり無理でした。」と言っていた隣の席のUさんにサイウアとか上の蒸し物とか食べさせたい!)

チキン入りスパイシーココナッツミルクスープ
タイ風煮込み豚足ライス ゆで玉子付き

実をいうと、こちらのお料理で「豚足」なるものを初めていただきました。好き嫌いはない自分ですが、コラーゲン的なものやchewyなもの(豚肉の脂、鶏皮、とか)が苦手で、豚足は見るからにその代表!のように勝手に思い込んでいたもので。

ところが、その思い込みを払しょくしてくれたのがこちらの豚足でした。これ美味ーい!ご一緒したFさんの話だと、「ここの豚足だからたぶん平気なんだよ。」とのこと。加えてさらに美味しいこの豚足料理がいただけるお店も教えていただいたので、個人的に近くいってみよう!と思っています。

タイ風ムール貝とモヤシ炒め

そして、これも美味しかった!ムール貝とモヤシの玉子焼き。お店の推しメニューと見えて店内には何枚もポスターが。

雰囲気があって最高!なポスター。

これを見たら注文しちゃいますよ。

とにかくどれもこれも美味しかった「ピラブカウ」さん。閉店までまだ少し時間があるようなので、それまでの間にあと1回は再訪しようと思います。

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「Taprobane」で人気の「ランプライス」を食す。【青山】

今日は「インドに浮気」ではなく、「インド方面に浮気」です。「バナナリーフ」検索で辿り着いた、スリランカのバナナの葉包み飯「ランプライス」。それを頂けるお店が青山にある!ということで早速お邪魔してきました。

「タップロボーン」はここにあり。


「タップロボーン」は門前仲町にもお店がありますが、本店はこちらです。銀座線の「青山一丁目駅」5番出口を出て南に下ると、右手にホンダ本社ビル、その隣にある「ウィン青山ビル」1階飲食街が目的地。

いつもは混んでいるという店内も、祝日14時過ぎだと貸し切り状態。

お店には「ウィン…」のメインエントランスからも入れますし、大通り(319号線)の真裏にあたる道側にも入口があります。

魅惑のスリランカランチメニュー。


スリランカを含むインド亜大陸といえばアーユルヴェーダの本場。こちらのお店ではそれをワンプレートで楽しめるランチメニューが用意されています。これは魅力的!

さらにはこんな野菜とスパイスたっぷりのお料理まで!一瞬気持が揺れましたが、そういう時こそ初志貫徹。今日は目的があってこちらのお店に来たのです。

「ランプライス」なるスリランカ式のお弁当。お持ち帰りOKとのことですが、もちろん店内で、できたての熱々をいただきますとも。

全部混ぜてこそ美味い!「ランプライス」

注文を済ませるとほどなくして、まずサラダが運ばれてきました。こちらはいたってノーマルな胡麻ドレッシングがかかったキャベツの千切りです。ここから少し時間を置いて、お待ちかねのランプライス登場!

これがバナナの葉も含めて熱々!

到着した「ランプライス」はバナナの葉も熱々。包んだ後に焼いているのか…。ともあれ早速包みを開きますよ。

うわー、具だくさん!

バナナの皮を開くと、ご飯の上にたくさんのスリランカおかずが。それが何か見当がつくものもあればつかないものもあり。ということでお店の方にうかがってみました。

チキンやひよこ豆のカレー、野菜のピクルスや青菜のポリヤル的なものはすぐにわかりました。あと揚げ卵。謎だったのが奥の「ココナッツのふりかけ的な」と書いたもの。これ、ココナッツファインに海老を砕いたものなどが入っているとのこと。そして手前の焦げ茶色のものは茄子と小魚なんですって。これ、日本人にとってはきっと馴染みやすい、どこか懐かしさすら感じるお料理だと思います。

これらのおかずを一つ一つ味を見ながら食べていたら、「全部よく混ぜて食べるのが美味しいよ!」とお店のお姉さんからアドバイス。

そうねそうね、と早速ぜーんぶしっかり混ぜていただいてみましたが確かに。この方が美味しいです。味付けは辛さも塩気もわりと穏やか。何より、いろいろな食材がはいっているので、食べていて飽きません。ちょっと量が多くて少々時間はかかりましたが、ぺろりと平らげました。

ちなみにこの「ランプライス」ですが、その包むおかずに決まりがあり、厳密にいうとこちらは「バナナの葉包みライス」であってランプライスとは呼べない、とはスリランカ料理に詳しい知人。

ともあれ。地域により特徴があるインド料理。スリランカも面白いな~とすでに足を踏み入れる気満々です。

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インド亜大陸食堂酒場「Kalpasi」で味わう自由で壮大なひと皿。

予約必須、なれどそのタイミングを逸してしまったり、希望する日に予約できなかったり…とこれまでなかなかご縁がなかった「カルパシ」さんにようやく、ようやくお邪魔することができました。

千歳船橋にある「破天荒」なカレーのお店。

見出しの「破天荒」の文字を見て、「失礼な!」と思われたカルパシファンの皆さま、誤解のなきよう書き添えておきますが、ここでは「破天荒」を本来の「今まで誰も成し得なかったことを行うこと」意味で用いております。この日のメニューは「Freestyle‐Thali」。「自由」を超えて新しいカレー、新しい世界、そして完全なる美味しさを体験させていただきました。アッパレ!カルパシさん!

Kalupasiの営業日と予約方法

カレー好きな方、何度も通われている方ならご存知かと思いますが、カルパシさんは完全予約制。火曜日から金曜日は夜だけ、18時30分からの①の回と、20時40分からの②の回、2部制でオープンしています。土曜日はランチ営業をすることもあり、です。その予約を前週の金曜日、22時からLINEで受付開始、たいていは即満席となるのですが、なんと!今回は初回予約で埋まらなかった席があり、そこに飛び込みで入ることができた次第です。

「Freestyle‐Thali」でカルパシを堪能!

揚げカリフラワーの印度中華風グレイヴィ和え

カルパシさんでは週ごとに変わるコース料理が全員一律に提供されます。今週はフリースタイルターリー!ということで和洋中印折衷のお料理がプレートに並びました。

こちらが2019年10月15日からの「フリースタイル・ターリー」

トップの画像にある前菜と食後のデザートを含めて全10種類。そのどれもが個性的で、その上、五原味のバランスが「ここしかない!」というところにばっちりはまっていて、「美味しいってこういうことか…」とおおらかな味覚(←かなり前向きな表現)の持ち主である私がそれに気づき感動したほど。

海老と大根の酢漬けのグリーンチリカレーは後引く辛さ。
右、黒胡椒を効かせた南インド風カリー。
左、豆と春菊のスープ。これが癖になる味!
なんと!醤油ベースの和風カリー。
上、焼きナスのマッシュ。右、洋ナシのお漬物。下、鳴門金時のココナッツ炒め蒸し。
この鳴門金時のココナッツ炒め蒸しは早速次週、真似っこします!
大人味のミルクアイスはバーボン入り!

1ドリンクは季節の「シャインマスカットラッシー」がおすすめ!

カルパシさんはワンドリンク制なので、初めに好みの飲み物を1つ注文します。ノンアル党代表のワタクシは季節のものと思われる「シャインマスカットラッシー」をお願いしました。まろやかなラッシーの中に沈むキンキンに冷えたシャインマスカット(変換したら「社員増すカット」ときた。私の日常が垣間見えます。)の旨きことこの上なし。これまた「家でも作るんだ!」と鼻息を荒くしております。

この日2番乗りで入店&1名利用のため案内されたのはカウンター席。食事の後はご店主さんや隣り合わせたお客さんと台風のことやこの日のお料理のことなど楽しく語らい、締めにカルパシさんのオリジナルだというチャイを追加でお願いし、すっかり長居してしまいました。

カルパシさんなので「カルパシ」を見せていただく。

いろいろお話した挙句、最後にご店主の黒澤さんにお願いして、未だ実物を見たことがなかった「カルパシ」を見せていただきました。これ、菌類なんですって。こうなるとこれを使ったお料理も食べてみたくなる!初めてのお店、しかも完全予約制で人気店ともなると、自分の中で勝手に敷居を高く設定してしまいがちですが、カルパシさん、初めての訪問者にも一人客にもとってもやさしいお店です。これははまるわー。これからお料理の勉強も兼ね、月一を目標に通おうと思います。まずは予約予約。

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酔っぱらいの台所?「キーマオキッチン」で昼ごはん!【荻窪】

美味しいタイ料理を食べに都内の名店を巡る…も、もちろん魅力的ですが、我が生活圏のタイ料理屋さん開拓も欠かせません。ということで本日は、地元荻窪の「キーマオキッチン」さんにお邪魔してきました。

小さな階段を見逃すな!

家電店横の階段を登った2階がお店です。

「キーマオキッチン」はJR荻窪駅南口を出て徒歩1分のところにある小さなビルの2階。目印は1階のパナソニックのお店です。

今日のお目当てはパッキーマオ!

こちらがランチメニュー。

平日のランチメニューは本日のスペシャル3種類と、D~Gの定番メニュー、そして、季節によって変わるH~Kがあるようです。今日はGの「キーマオ焼きそば」=「パッキーマオ」が食べたくて伺ったのですが、H「タレーパッポンカリ」があることを知り、一瞬心が揺れました。こちらのメニュー、本日10月1日スタートとのこと。

こちらが本日のスペシャル。ヤムママーも魅力的!

隣の席の方がこの「ヤムママー」を召し上がっていて、これまた魅力的でした。ランチメニューでこんな品ぞろえ、なかなかないですよ。いいな、「キーマオキッチン」。

パティーメニュー

注文を済ませ料理の到着を待つ間、壁に貼られたパーティーメニューを見ていたのですが、「パイガパオ揚げ餃子」なんていうオリジナルメニューを発見。これはぜひ一度食べてみたい!

お待ちかねのパッキーマオ、副菜のサラダにやられる。

こちらがランチプレート!

ランチにはメインの料理にスープ、サラダ、デザートが付いて税別880円。ちなみに、ランチドリンクはプラス100円で注文できます。

メインのパッキーマオ。

パッキーマオには目玉焼き(100円)プラスがおすすめ、とのことでそのようにしてみました。麺が生麺ではないのが残念でしたが(←当たり前。)、味付けもよく、パッキーマオらしい辛さもマル。途中からけっこうな汗をかきながら完食しました。

基本の卓上調味料。

麺類を食す上で欠かせない卓上調味料もちゃんと4種類、テーブルに準備されていました。これ、置いていないお店も結構あるのですよ。今回も途中から大好きな酢を回しかけていただきました。

なんと豪華なサラダ!

豪華…は少し大げさかもしれませんが、それでもサラダにカイダオが入ってるって、素晴らしい!そうとは知らず、パッキーマオに目玉焼きをプラスしちゃいましたが、それはそれ、これはこれ。味付けはナンプラー、ココナッツシュガー、レモン汁を使ったベーシックなものでしたが、とっても美味しかったです。

具はシンプルなれど、ちゃんと美味しいスープ。
このデザートは何かな?

パッキーマオで体中に辛さが回ったところで最後のデザートをいただきます。何かな…と思って口にすると、グァバジュースにタピオカを浮かべたものでした。これが口の中の辛さを和らげてくれて、しかもさっぱりしていて美味しい。今日の組み合わせ的にベストでした。

ランチメニューでは「タレーパッポンカリー」、夜のメニューでは「バイガパオ入り揚げ餃子」が非常に気になるところ。ということで、それらを食べに近く再訪しようと思います。

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住宅街に佇む小さなタイ料理店「ピッキーヌ」【阿佐ヶ谷】

以前から気になっていた阿佐ヶ谷駅近くの住宅街にある小さなタイ料理店、「ピッキーヌ」にようやく伺うことができました。メニューを見ると他のお店がランチでは提供しないような料理もあるみたいです。

偶然に通りかかることはない立地。

お店の外観

阿佐ヶ谷駅北口を出て、西に向かって歩くこと数分。ややしばらくすると飲食店街は終わり、住宅街へと風景が変わります。こんなところにお店があるの?…と少々不安になってきたころにようやく到着。間口が2間にも満たない小さなお店です。

ビールはシンハー。

1階には二人掛けのテーブルが6つ。途中、2階席へと通されたお客さんがいて初めて2階があることを知りました。お店は調理人の方とフロアの方、計2名で回していらっしゃるようです。

ランチメニューはセットで850円!

麺と小鉢がそれぞれ6種類。組み合わせ自由です。

ピッキーヌさんは曜日に関わらず、ランチタイムは麺6種類と小鉢6種類を組み合わせてオーダーできます。そのお値段なんと850円!ものによっては単品でのオーダーも可能。この他ランチカオマンガイとパッタイもありました。

分かりやすいように写真付きのメニューもあります。

麺は「カオソーイ」、小鉢は「タイちまきごはん」を注文。

セット小鉢のちまきごはん。

悩みに悩んで麺は北タイ名物の「カオソーイ」、小鉢は「タイちまきごはん」にしてみました。炭水化物×炭水化物、いつもなら避けるところですが、タイのちまきごはんなるものが気になって。食べてみると中華風のそれと大きな違いは感じられませんでしたが、入っていた豚肉は柔らかく、ご飯の食感もイイ感じ。味付けも食べ飽きない、でも物足りなさも感じない絶妙な加減。結果、麺の到着を待たずに完食。

小さなどんぶりに盛り付けられたカオソーイ。

次にやってきたカオソーイは小さめサイズ。器は駅の立ち食いソバ屋のそれよりも若干小さいぐらい。

麺は太いちぢれ麺。

トッピングは高菜漬け、紫玉葱(本当はホムデン)、揚げ麺、パクチー、レモン(本当はマナオ)と王道を行っています。本当は小葱も欲しいところですが、それは贅沢か。

味や麺の食感を含め、食べた感じは今まで食べたカオソーイの中で2番目に好き!ちなみに1番は以前タイ料理教室diidiiで作ったyukko先生レシピのカオソーイです。

男性には物足りない量かと思いますが、個人的には美味しく食べきれるベストなボリュームでした。

食後のデザートはフルーツ缶。

他のランチメニューも気になりますが、ディナータイムにはさらに本格的で、日本のタイ料理店ではあまり置いていないような料理もいただける模様。味は間違いないことがこの日の訪問で分かったので、その美味しさに期待しつつ、次回は夜にお邪魔しようと思います!

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アジアスーパーストアー【東新宿】

タイ食材、しかも生鮮食品が欲しい!となると入手できるお店は限られます。そんな中で私がよく利用しているのがこちら。ナンプラーやらココナッツシュガーやら、タイ料理を作るにあたって必要な調味料がなくなりそうだったので、先日やや久しぶりに行って参りました!

アジアスーパーストアーの所在地

1階のファミリーマートが目印。

都営大江戸線、東京メトロ副都心線の東新宿駅、A1出口から徒歩3分のところにあるアジアスーパーストアー。JR大久保駅や新大久保駅からも歩いて10分ちょっとの距離にあるのですが、そこから向かうとなると韓流ショップ目当ての若者でごった返している歩道を進まなければならないため、私が行く場合はもっぱら東新宿駅からです。

階段入り口

1階のファミリーマート右手にある階段を登った2階が「アジアスーパーストアー」さんです。右手には「すしざんまい」が入るビルもあり、そちらも目印としてはうってつけ。

右手に見える仏像…これは天女さんでしょうか。こちらが目に入るといつも「また来たなー」と思います。

調味料から缶詰、お菓子までいろいろあるよ!

調味料コーナー

こちらのお店では、1種類につき複数メーカーのものがおいてある調味料から冷凍品、スパイス、お菓子までありとあらゆるものが揃います。

各種タイ料理が手軽に作れる調理パウダーたち。
こちら、スパイスコーナー。
タイ料理に欠かせない調味料もメーカー、サイズ揃ってます。
ココナッツシュガーは最上段のブルーラベルがおすすめ。
冷凍品も加工食品からタイハーブ類…
珍しいタイのお魚も置いています。
揚げ物にピッタリの梅ソース。もっと小さいサイズがあればいいのに。

タイの調理器具も少数精鋭で置いています。

ソムタム用クロック。この手前に石臼もあり。

調理器具は何でもあり…とはいきませんが、クロック各種、ピーラー、もち米を蒸す鍋など、最低限のものは揃います。

ピーラーや小さなお鍋も。

何より嬉しい生鮮食品!

そして何よりも嬉しいのはこちらの生鮮食品コーナー。バジル各種はもちろん、タイ茄子、レモングラス、ホムデン、バイトゥーイから青マンゴーまで、時期によって置いていないモノももちろんありますが、それでも大抵の欲しいものが揃います。ありがたやー。

2019年9月10日からセールです!

これは行かねば!

そして。お店にはこちらのちらしがたくさん置かれていました。なんと。来週6日間限定でセールだそうです。私の記憶では今年の4月以来かと。ちょっと欲しい大物もあるので、来週また覗いてみようと思います。

買ったもの公開。

ここで見つけるとは。

公開…なんて大げさでスミマセン。必要な調味料やタイハーブ類、そしてタイで買おうと思うも見つけられなかったタイ限定のプリッツをなぜかここで見つけてしまいました。現地より相当高いであろうことは承知で2種類買ってしまいました。。。これも来週セールになるのかな。食べてみて美味しかったらこちらも追加購入しようかな。

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「ポムタイ料理」元タイ大使館料理人が作る本格南タイ料理が美味しい!

田端駅のほど近くにある「ポムタイ料理」

南タイ料理の特徴って?

地図でタイを見ていただくと、マレー半島が最も狭まる箇所があるかと思いますが、そこからマレーシア国境までがタイ南部になります。そこで食されているのが南タイ料理。その特徴はなんといってもハンパない辛さ!その辛くて美味しい南タイ料理を味わえる数少ないお店の一つがこちらの「ポムタイ料理」さんです。今日はタイ料理仲間に誘っていただき、その辛くて美味しい南タイ料理を満喫してきました。

唐辛子10本のイラストに若干引く。

唐辛子マーク10本って初めて見ました。。。

本日こちらのお店を訪問するにあたって、タイ料理仲間のYさんが、事前に食べるべき料理をタイ料理の師匠であるyukko先生にリサーチしておいてくれました。そのおすすめ料理の一つが写真右下の「クアクリング」なるもの。名前を効くのも初めてなら、唐辛子マーク10本っていうのもまた初めてです。メニューを見ながら皆であれこれ話していると料理人のポムさん登場。「辛いのが美味しいよ。」というので、そこはもちろん加減無しで!とお願いしました。

口にしてしばらくすると襲ってくる後引く辛さが強烈!な「クアクリング」。

「辛い」「ウマイ」「辛い」「ウマイ」の無限ループにはまる。

初めにお料理3品とご飯を注文したのですが、まず初めに運ばれてきたのがこちらの「クアクリング」。料理を待っていると席に座っているだけなのにむせ返るような唐辛子臭が漂い始め、「なんか空気が辛い!」と言っていたところ、私たちがオーダーした料理こそがその発生源でした(笑)。

南タイ料理にはターメリックが入ることが多いのもまた特徴の一つですが、こちらの料理もしかり。一口食べてみるとそのお肉の甘味と旨味、ターメリックとバイマクルーの香りが広がってとっても美味しい!辛さも思っていたほどではなく、「全然大丈夫。いける!」といったのもつかの間、その数十秒後には体中に辛さ充満。鼻先や頭のてっぺんから噴き出す冷たい汗。やっぱりうわさ通りの殻さでした。が、おいしいのでまた食べたくなる。そしてごはんも進む。「辛い」「ウマイ」を繰り返し、ごはんともども完食です。

タマリンドと発酵筍の酸味が味の決め手な「ゲーンソム」

こちらが「ゲーン・ソム」。

こちらもまたまた辛いヒトサラ、「ゲーンソム」なる酸っぱ辛いスープです。ポムさんのゲーンソムは筍と鯖入り。食べてみると筍はただの水煮ではなくピクルスが使われていて、タマリンドで酸味づけされたスープと相まって、酸味が増している印象。ですが、塩味や辛味とのバランスが非常によく、これまたごはんが進む味でした。こちらもメニューでは唐辛子マークが7本ついていますが、先に10本の料理を食しているためか、不思議と余裕で食べられました。

濃厚なホーモックは辛さを癒す

このホーモック専用と思われる器が可愛い!

続いてやってきたのはホーモック。魚のすり身とレッドカレーペースト、そこにココナッツミルクや卵などを混ぜ合わせ蒸したお料理。辛い料理続きだったので、このホーモックのコクのある甘味に癒されました。何より味が良い!そしてこれまたごはんのおかずにピッタリ。もうごはんが進みすぎて困りました。

そして、調理道具まにあとしてはこのホーモック専用の器が気になる!おそらくタイに行けば手に入るかと思うのですが、この冬に行くのはチェンマイ。果たしてこの器、タイ北部では手に入るでしょうか、とりあえずチェックリストにいれます。

生春巻きはもはやデザート感覚

生春巻きこそ癒し。

パンチのある料理続きだったので、最後は生春巻きをオーダー。辛さで満たされた口(というかカラダ)をこの生春巻きで冷やす作戦です。この具沢山の生春巻きもまた美味しかった!野菜の瑞々しさと食材それぞれの穏やかな味をじっくり味わいました。

店内はこんな感じです。

お店の奥が厨房です。

19時に入店して閉店間際まで居座ったため、他のお客さんの姿はもうありません。お店の広さの割には席数がありますが、通路が広く取ってあるためか狭さはまったく感じませんでした。

店内はお手洗いも含めお掃除と整頓が行き届いており、非常に気持ちよく過ごすことができます。料理のラインナップから利用客の年齢層も高め。ランチタイムはわかりませんが、夜は落ち着いて食事ができるかと思います。

テイクアウト弁当は6品、オール500円!

どれも魅力的な6品。

私たちが食事をしている間、おそらくご近所にお住いと思われる方が何人もこちらのお弁当をテイクアウトして行かれました。今日はもうお腹いっぱいだけれど、明日の朝食になら!と、私もカオマンガイをお持ち帰り。2日続けてポムさんのお料理が食べられるなんて幸せです!

最後に、こちらのお店の最大の魅力はなんといっても調理人であるポムさんにあります。何か質問をしても笑顔で丁寧に答えて下さるし、注文、調理、会計と全てお一人でなさっていたこの日も、終始朗らかな表情。そして次々と入る注文を受けて作る料理の仕上がりがまた早い!たった数時間ですっかりポムさんのファンになってしまいました。今日食べたものの他にも魅力的なお料理がたくさんあるので、近々また伺おうと思います。タイ料理仲間との楽しい会話も尽きず、本当に素敵な時間でした。