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見目麗しき「丸祇羅」のカレーは全部で一つだった!【関内】

美しいカレーを求めて関内へ遠征。

インスタに投稿される美しいカレー写真の数々を見て、いつか行ってみたい!と思っていた「丸祇羅(マルマサラ)」さん。ようやく、ようやくお邪魔することができました。

ビルの入り口から店舗のある3階まで続く狭い階段。店内はその階段とは打って変わって広々。しかも店の作りが個性的でおしゃれ。BGMはなぜかセミの鳴き声。すりガラスを抜けて柔らかになった日差しも、お店の雰囲気とすごく合っています。

半分オープン…のようなキッチン。少しだけですが、シェフの手元の動きを見ることもできます。人が作業をしている光景を見るのって、なんでこんなに楽しいんだろう。

見よ、この美しきカレーを。

こちらが私が訪問した日のプレート。すごく量が多そうに見えますが、このお皿、実は深さがないので割とすんなり完食できます。

メニューはこれ一択。そこにトッピングとして2種類のおかずと日替わりカレーが1種類用意されています。

インスタを見てずっと食べたいと思っていた桃チキン。さらさらとしたピリ辛のチキンカレー、その中に隠れた甘酸っぱいシャキシャキ食感の桃。カレーにフルーツ、やっぱりいい。タイ料理ではブドウ入りのレッドカレーをたまに作りますが、インドっぽいカレーやスパイスカレーにもフルーツ、ありですね。

こちらはトッピングとして追加した「スパイス味玉」。スパイスソースの風味はもちろん、茹で加減が絶妙。黄身の柔らかさがかなり好きな感じでした。

奥のキーマはまずまずのピリ辛具合。何より後味…というか、残り香が個性的。爽やかな鼻に抜けるような香り、花椒ともまた違う。あれ、なにかしら。ともあれ美味しいことは確か。それと対照的にパリップはすごく控え目な味。このコントラストというか、バランス、お見事です。

正統派のインドカレー、特に南インドのかなり辛めのカレーやいわゆるスパイスをこれでもか!ってなぐらい使った刺激強めのカレーがお好きな方には物足りないかもしれませんが、私はとっても気に入りました。一つ一つ食べても美味しいし、どれかとどれかを組み合わせても良い感じだし、全部混ぜても美味しい。

もう少し寒くなったら、また違ったマルマサラさんの味をいただきに再訪しようと思います。

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「タイスーパー」横浜にこんなに良きタイ食材店があったとは!【関内】

THAI SUPER 」週1で通いたいタイ食材店。

ダイレクトな店名が素敵。

横浜の伊勢佐木町、若葉町エリアにあるタイ料理で使う食材が一通り揃うタイ食材店。先日横浜遠征で「クァクンティム」に行った際、立ち寄ったお店です。

ここのお店、タイ食材の品ぞろえがすごく良くて、非常に気に入りました!こんなお店、近所にあったら毎日通っちゃうな。

タイ食材の商品ラインナップに驚く。

まず、店の前に置かれたショウケースには青マンゴーやプラムのピクルス、タマリンドのピクルスなどが置いてあります。お店の人に聞いたら「ちょっと甘いやつ」とのこと。

そしてその奥にはクロック各種。そうそう。数はなくともこれだけあれば十分。

店に入ると右側は冷蔵庫、周辺の棚にはお菓子用の食材や米、麺類、スパイスなどが置いてあります。

お菓子用の食品コーナーを店の奥側から撮った図。

冷蔵庫内にはこのなまずちゃんに限らず、タイの冷凍食材が一通り並んでいます。

麺コーナーにはカノムチンもありました。普通の白の他、カラフルバージョンも。

調味料コーナーがさらに萌える!

そしてさらに私を喜ばせたのが店を入って左手の調味料棚ゾーン。いつも使っている天秤のナンプラー、日本で詰め替えされたと思われる白い蓋の小瓶はよく見かけますが、おそらくタイでボトリングされたと思われる小さめサイズを発見!

しかもそのお値段140円。これ欲しい!これがいい!どうして東京のタイ食材店ではこのサイズを置かないのか。

そしてこちら、ベジタリアンの方がオイスターソースの代わりに使う椎茸ソース発見。タイ料理好きなベジの方、朗報です。

珍しい生鮮野菜にお店オリジナルのディップも多数、な店の奥。

店の奥の生鮮野菜コーナー、その全景を撮り損ねてしまったのですが、何やら珍しいお野菜がたくさん。

バナナの花の蕾やペーカー(เพกา)もありました。これ、前回のチェンマイ旅行で桃子さん宅にお邪魔した際、家の裏手からとってきたものを調理してくださった植物。

そうそうこうして皮を黒焦げに焼いて剥き、

ケープムーなんかと一緒に和え物にしてくれたんでした。程よい苦みが美味であった(遠い目)。と、思い出話はさておき。このタイ食材店、どうやら斜め向かいのタイ料理屋さんの系列店らしく、そのためか手作りのナムプリックらしきものもいろいろ売られています。

くぅー。タイ文字が読めん。最近勉強さぼってるからな。やっぱり頑張ろ。

「サイウアメンラーイ」さんのサイウアペーストゲット!

お店の品々をじっくり見て満足したところで、底をつきかけていた調味料を中心にあれこれお買い物したわけですが、これがあったので思わず買っちゃいました。

チェンマイのリンピンで購入を見送り、買ってこなかったことを帰国後に後悔したサイウアメンラーイさんのサイウアペースト!なんと、アジアスーパーストアーにはなかったのにここにはあったんです。もちろん、カオソーイ、ゲーンハンレーといった他の種類も置いてありましたよ。

これは次のお休みに再訪しなきゃ。横浜、美味しいタイ料理屋さんもカレー屋さんもまだまだあるし。楽しみがまた一つ増えた感じです。

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本格&絶品イサーン料理が味わえる!「クァクンティム」【関内】

美味しいイサーン料理が食べたくて、いざ「クァクンティム」へ。

「クアクンティム」外観

以前からインスタのアカウントをフォローしていて、本格的なイサーン料理を提供すべく、タイ野菜を自家栽培していたり、その調理動画をアップしていたりと興味津々だった「クァクンティム」。

この度、東南アジア好き&タイ料理好きな皆さんと一緒に、念願叶ってお邪魔することができました!

まずは本格的な「チムチュム」を堪能。

諸事情あって入店時間を予約よりも1時間ほど早めて入店することをその少し前に連絡したにも関わらず、お店に入ると予約していた「チムチュム」が、すでにセッティングされていました。

タイの土鍋「モーディン」の中には、ハーブを煮込んでその香りを抽出したたっぷりのスープが入っています。

そしてモツあれこれ。もちろん山盛りのお野菜、ハーブ類も別の大皿にたーんと用意されていました。

タイ料理の鍋といえば、タレが肝なわけですが、お店オリジナルのチムチュム用タレがまぁ美味しいのなんのって。あまりに美味しすぎて「何が入っているんだろう」と考える間もなく鍋完食。

もちろん締めはごはんにたっぷりスープを吸わせていただきました。したところ、このスープが絶品。野菜の甘味と肉のうまみが口いっぱいに広がって、テーブルを囲んだ4人が揃って感動!

本場タイではやらないと聞きますが、この締めのおじや、タイの方にもぜひ試していただきたいなぁ。

人気の裏メニュー「コイヌア」、肉好きならぜひ食べて欲しい!

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イサーン料理 コイヌア(牛肉の刺身) ※【要予約】当店の常連さんの人気の裏メニュー #エスニック料理 #激辛グルメ #コイヌア #タイ #タイ料理 #イサーン料理 #タイレストラン #トムヤムクン #グリーンカレー #パッタイ #ヤムウンセン #インスタ映え #牛肉料理 #激辛料理 #裏メニュー #タイ野菜 #タイ食材 #タイ鍋 #鍋料理 #チムチュム #イサーン鍋 #โยโกฮาม่า #อิเซซากิมอล #ร้านอาหารไทยในญี่ปุ่น #ร้านอาหารอีสานในญี่ปุ่น #yokohama #Thaifood #MónănThái #ラオス料理

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そう、こうやってね。週に何度かこの「コイヌア」がアップされるわけですよ。これがまあ美味しそうで。「要予約」ということなので、今回の幹事様にお願いして、予約していただきました。そうして出てきたのがこちら。

一見すると味が濃そう&激しく辛そうですが、全くそんなことはありません。

これをたっぷりのハーブと一緒に口に入れると、得も言われぬうまさなのです。お肉の旨味にハーブの香りとスパイスの風味、カオクアポン(炒り米粉)の香ばしさが相まって最高。特にパクチーラーオ(ディル)が良く合います。

うー、どうにかしてこの料理のレシピを入手できないものか。。。

「マンギャオ」が気になってオーダーしたソムタム。

そしてこちらも事前に予約しておいた「マンギャオ・ソムタム」。

「マンギャオ」はタイ語ですが、フィリピンあたりでは「シンカマス」という名で食される、メキシコ原産のマメ科の植物だそう。ちなみに、そのメキシコでは「ヒカマ」、日本語では 地上に伸びる蔓などの様子が葛と似ていることから 「葛イモ」と呼ばれているのだそうです。

はじめましてのこちらのお野菜、ほんのり甘く食感はまるで梨のよう。癖がなくて、いろいろな料理に加えて楽しめそうです。とにかく歯触りがよく、かなり辛い味付け、そしてイサーン料理ならではのプラーラの風味をまとったソムタムでしたが、このさっぱりとしたマンギャオでそれらが中和され、いいバランス。こちらもあっという間に完食です。

ちなみにこの「マンギャオ」がタイでどのように食されているか気になる方は「ส้มตำมันแกว 」で検索してみてくださいませ。

まだ行ける!と麺も二杯オーダーしました。

クリアスープの麺もありましたが、参加者一同で協議の結果、今回は上の麺をお願いしました。口にしてみると八角の香りがする、中華系の甘辛味。これはこれで美味しいけれど、お腹がわりといっぱいなのでもう少しさっぱり食べたいな。

ときたら欠かせないのがタイで麺料理を食す際に欠かせない調味料4点セット「クルワンプルン」。もちろん欲しかったのはお酢。ですが、ぱっと見「酢」と分かるものがない。砂糖、ナンプラー、プリックポン以外のものが「お酢」だから…と見ていくと、どうもこれらしい…というアイテム発見。それがこちら。

恐る恐るなめてみるとスパイスの複雑な香りの中にたしかに感じる柔らかな酸味。そしてこれが美味しいのです!麺にたっぷりかけていただくともうその手が止まりません。

先の得体のしれない酸っぱい調味料があればもう一杯は行けるね!とアヒル肉と豚の〇のカタマリがトッピングされた麺も注文。

これらの具がまた旨かった!注文して正解!最後の最後まで初めて食べる味、しかも美味しいタイ料理を満喫できた幸せな夜でした。

お願いしたら作ってくれた「チムチュムのタレ」と「謎の酸っぱい調味料」、「マンギャオ」をお土産に購入。

「チムチュムのタレ美味しかったね。」「麺にかけたあの酸っぱい調味料もおうちで食べられたら嬉しいよね」

ダメもとで聞いてみたら「作る人に聞いてみるよ」とご主人。ほどなくして「できたよ。」と持ってきてくれたのがこちら。でっかい容器二つ。すごすぎる!これを一人で…では多過ぎるので、ビニール袋をいただきまして4人で仲良く分けました。で、こんな感じでお土産に。

タイ料理教室でマスターした屋台結びの技術が役立ちました。それから「マンギャオ」もぜひ自宅で何か作って食べてみたい!とお願いしたところ、そちらも快く分けてくださいました。

写真を撮り忘れてしまったのですが、こちらのマンギャオがトッピングされたサラダも無料で出していただいたんでした、そういえば。

とにかくサービス精神旺盛で、美味しいイサーン料理を食べてほしい!という気持ちがひしひしと伝わってくる「クァクンティム」さん。タイ料理好きな方にぜひ一度訪問して欲しいタイ料理レストランです。

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開放的な気分で味わうタイ料理ランチ。「クンメー新大久保本店」【新大久保】

新大久保の少し静かな場所にある「クンメー」

新大久保と言えばコリアンタウンあり、イスラム横町あり、という多国籍エリア。特に大久保通りは日本の女子高生やインド、ネパールの方、韓国の方と常に多くの人が行き交っています。

そんな中にあってここ「クンメー」は、山手線に並んで伸びる路地沿いにあり、歩く人もその界隈で暮らす方が多め。いつ通っても割と静かです。

加えて店内もこの通り、席と席の間も通路も広々。静かにのんびりとタイ料理が食べたい時にお世話になっています。

800円でドリンクフリーにしっかりタイ料理、おかわり無料のスープにデザートも付くよ!

ちょっと見づらいかと思いますが、こちら「クンメー」のランチメニュー。800円にして店の一角に用意されたドリンク飲み放題、サラダにおかわり無料のスープとデザートまで付きます。

しかもランチには100円プラスでミニラーメンが付けられるという特典まで。サービス精神旺盛です。

ランチメニューもご飯物と麺類、それぞれ6種類の中から選ぶことができます。ランチとしては十分な品数。

実は未習の「鶏肉とカシューナッツのピリ辛炒め」を注文してみた。

この日はこれだけタイ料理を習っていて実は未だ作ったことがない「鶏肉とカシューナッツのピリ辛炒め」をオーダー。でこちら「クンメー」のお料理、ランチなのにライスもメインもちゃんと美味しい!ボリュームも十分で、なんならこれで800円って言われたって全然満足です。

卵を崩しながらいただく甘辛味の炒め物、最高です。

そしてこちらがトムヤム味のスープ。

なにやらトムヤムっぽく見えて、プリックポンが結構入っており、口にする前に想像していたよりも刺激的。でも辛さ耐性が低めの私でも難なく食べられたので、激辛ってわけではありません。

そしてデザートはタイの定番ゼリー「チャオクワイ」。コーヒーゼリーのように見えてほんのり薬草の香り。食感も固め。中華系で言うところの「仙草ゼリー」です。個人的にはデザートというよりも「何やら体に良さそう」と思っていただきました。

人でごった返す新大久保界隈で静かにランチを楽しみたい!という方にオススメのタイ料理店でした。

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加賀野菜でタイ料理を作りタイ!【金沢土産】

今回もこのトラベルバッグが大活躍!

冬のチェンマイ旅の際に購入した、コンパクトに折り畳んで持ち歩くことができ、広げるとしっかりとマチがあり、容量も30リットル以上、しかも丈夫!という優秀バッグ。今回も帰りはこれにたっぷりお土産を詰めて帰ってきました。

上の方にはスーパーで購入した食品類を、そして底には…

なんと、80サイズの段ボール。これ、近江町市場の八百屋にていただいたもの。袋を取り出したらそれに合うサイズのものを、お店のオネエサンが探して持ってきてくれました。感謝!それではまず、この段ボールの中身からご紹介。

念願の加賀野菜、あれこれたっぷり買ってきました!

こちらが今回購入してきた加賀野菜の皆さんです。

まずはシャクシャクとした食感と香り、良きお味が楽しめるという「しば茸」。

これと「カサは薄いけれど味はいいよ!安いし。」と勧められた椎茸も一緒に。

それから加賀レンコンと豆、加賀太きゅうり。この豆は…

そうそう。加賀つる豆っていうんでした。きゅうりは先日一番に調理。

タイ風の炒め物にしました。これ、かなり長時間火にかけて、見た目柔らかそうに見えても、シャクシャクした歯応えが残って美味しい!1本と言わず、もう2本ぐらい買ってきて、スープや肉詰めを作っても美味しかっただろうなー。惜しいことした!

それからこちらも加賀特産の「ヘタ紫茄子」にくわい、そして店主のオネエサンが店頭でせっせと剥いていた栗。これでたしか580円。手間を考えたら絶対これは買い!と思い、栗ご飯にしようといただいてきました。

「これに食べ方書いてあるから一緒に入れとくね。」とリーフレットまで。嬉しい心遣いです。

金沢駅2階「100番マート」で買ったもの。

金沢を発つ間際に立ち寄ったスーパーでは、気になったものをあれこれ楽しくお買い物。

金沢おでんにかかせない「赤巻」に「かに面」。
もうちょっと寒く、おでんが美味しい季節になるまで冷凍庫で待っててね。
同じく金沢おでん要員の「車麩」。
タイ式のおでん、カイパローにも入れてみよう。
目に留まった果物カレー。こちら、現在我が家の非常食コーナーにおります。
美味しいかどうか試してみよう!と買ってきたバーニャカウダソース。
1個は友人へ。
金沢のスナック菓子。パッケージが可愛くて。

そうそう。これもありました。金沢で最初に買ったお土産。「ひらみぱん」のテーブルロールとスコーン。

これらはすでに、ほぼすべて私の血となり肉となっております。

たった14時間でかなり楽しめた金沢。加賀野菜はまだこれからいただくものもありますが、どれも美味。また来月行っちゃおうかと本気で考えているところです。あ、名古屋も行きたいんだった。

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加賀野菜でタイ料理を作りタイ!【金沢旅行】

思い立って金沢

2年前に訪れた金沢。その頃からすでに料理好きではあったものの、まだタイ料理と出会う前。ここにきて突如「加賀野菜でタイ料理を作りたいな。」との思いに駆られ、0泊3日、長距離バスを利用して金沢へ「滞在時間14時間」という弾丸旅行を決行して参りました。とはいえ、金沢の美味しい物もしっかりいただき、加賀野菜もしっかりお買い物。充実した14時間の模様をサラッとお届けします。

朝食はやっぱり「ひらみぱん」

前回訪問し、すっかり気に入った「ひらみぱん」。今回は開店と同時にお邪魔しました。

平日の朝一な上にこのご時世、先客は1組のみ。ゆったりとした時間の流れる店内。もうこの空間にいるだけで癒やされます。

注文したのはキッシュプレートと季節のスープ。この日はキノコのポタージュでした。パンもスープも、そして新鮮なお野菜をふんだんに使ったサラダもやっぱり美味しい。

店頭では焼きたてパンも販売しているので、そのパンとスープやドリンクを組み合わせていただくこともできるようです。

セットのドリンクは珍しく紅茶を。カップを持ち上げるとソーサーには幸せがひとかけら。こういうの、ほんと好き。

近江町市場で勝手にタイ料理。

その後は金沢城址や兼六園をお散歩。美術館や博物館も回り、満足したところでこの日のメイン、近江町市場へ。

ここでどうしてもやりたかったことが。近江町市場の鮮魚店の中には店頭で海老や牡蠣などをその場で剥いて、食べさせてくれるお店がいくつかあります。お目当ては「ボタンエビ」と「ガスエビ」だったのですが、残念ながら「ガスエビ」はなし。仕方ない、そこは牡蠣で。

この新鮮な海老・牡蠣をどうしてもタイ風にいただきたく、自宅にてタレー(海鮮)用のナムチムを作り、東京より持参しておりました。

それを大ぶりな牡蠣(これでも上から2番目のサイズ)にたっぷりかけていただきました!牡蠣がもうミルキーすぎて、プリッキーヌの辛味をも消してしまうというすごさ。それにしても旨い!思わずもう一つ追加注文しそうになってしまいましたがそこは我慢。

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目当ての海鮮丼屋がお休みで、ならば、と入った回転寿司店。  石川ならではの🦐3種盛り、のどぐろ、ウマヅラハギ、雲丹軍艦の計7貫でギブアップ。  あら汁と玉子焼きも注文したとはいえ、情けなさ過ぎる😭昔なら20貫は余裕だったのに😰😰😰  #おべんとう記録 #タイ料理 #料理好きな人と繋がりたい #豊かな食卓 #foodporn #instadaily #อาหารไทย  #กล่องอาหารกลางวัน  #อาหารกลางวัน #金沢 #一日旅

KAORU/薫(@kaoru_thaiaroi)がシェアした投稿 –

先の鮮魚店で我慢した分は、ランチの回転寿司でチャージ。日本海で水揚げされた海老三種、ノドグロの炙り、同じくノドグロのアラ汁、美味しかったなー。

その後は近江町市場の八百屋さん巡り。親切なオネエサンが切り盛りするお店で加賀野菜を中心にたっぷりお買い物しました。もうこの時点で旅の目標達成。残り時間は気ままに街歩きです。

https://www.instagram.com/p/CFy6almHb5i/

ひがし茶屋街に移動して、散策しながら町並みを楽しみ、不室屋さんでひとやすみ。その後は九谷焼のお店で素敵な器を見せていただいたり、薬局に飛び込んで胃薬を買ったり、お土産屋さんにてあれこれ物色したりと楽しい時間を過ごしました。

夜は絶対「金沢おでん」と決めていた。いざ「赤玉本店」!

金沢にはご当地おでんがあると知ったのは前回の旅の際。その「金沢おでん」をいただける人気店の一つ、「金澤おでん赤玉本店」さんに飛び込みで行ってみました。

まだ夕方6時前ということもあり、予約なしでしたがカウンター席にすぐに通していただくことができました。

金沢おでんにはその具材に特徴があるのですが、その一つが車麩とバイ貝。関西風のあっさりとしたおだしが染みて美味しい!

それから奥に見える渦巻きかまぼこ「赤巻」も金沢おでんならではの具材のようです。あー、美味しかった。おでんの他に「牛すじ」の煮込みも人気メニューだそうですが、すでに胃の調子がイマイチで、気合いで食べるにはこれが限界でした。なんでこんなときに限って胃なんか痛くなるかな。

旅の締めくくりは金沢駅2階のスーパーがおすすめ!

海外でも日本でも旅行の楽しみの一つが現地のスーパー巡り。今回も何店舗か覗いてみましたが、品揃えが一番気に入ったのがこちら、金沢駅2階にある「100番マート」です。

地元の方の利用も多いと見えて、野菜、肉、魚などの生鮮食品もしっかりある上に、観光客を意識した北陸産のお菓子、レトルト食品、乾物なども多数置かれています。今回、加賀野菜以外のお土産はこちらですべて購入。

たった1日ではありましたが、お目当てのものも買えたし、金沢観光も楽しめたし、美味しい物もたらふく食べたし、本当に良き旅だったな。しかも今回かかった交通費は6000円。移動時間は新幹線の倍とはいえ、寝てる間に着いちゃうし(乗り物で爆睡するのが特技の一つ)、安いし、イマドキのバスは座席が快適!また来月行っても良いぐらいです。

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ランチビュフェ食べ放題のタイ料理店「カオタイ」に行ってみた。【高田馬場】

高田馬場駅から徒歩5分にある「カオタイ」

最近ミャンマー料理の食材を求めに、はたまたベトナムの国民食「バインミー」を買いに出かけたりと、赴くことが増えた高田馬場。

見るとアジア系レストランが多い印象。ならばタイ料理店もそこそこあるはず…と検索し、目に留まったのがこちら。ランチビュフェが1000円以内で食べ放題!という「カオタイ」です。

「好きなものを好きなだけ」が嬉しいビュッフェ。

店に入るとまず席に案内され、あとは「お料理はお好きなものをお取りください」というシステム。見ると、お店の一角がビュッフェコーナになっていて、タイ屋台の定番料理がずらりと並んでいます。

ごはんはシンプルなジャスミンライスとチャーハン、主食は他にそうめんも用意されています。それからヤムや炒め物が数種類とカレーがいくつか。そしてシンプルなスープにデザート一品。

これを制限時間(が何分だったかは見落としました)内であればどれだけ食べてもOK!とのこと。早速私もチャレンジです。

2回戦でギブアップ。それでも2回頑張りました。

「今日は食べまくるぞ!」と気合い十分の1回目。ヤムウンセンにパッタイ、豚肉のレッドカレー炒めにジャスミンライス、そこに添えたのはレッドカレー、そしてカイダオ。

これこれ。タイの屋台の味だよ!と10分で完食。急いで2回戦に入ります。

手前のグリーンカレーは良いとして、チャーハン、ヤムウンセン、またまたパッタイ。今こうして振り返るといずれも炭水化物チーム。やってしまいました。おかげでここでお腹いっぱい。30分と経たずにギブアップとなりました。

隣の席の若者はプレート大盛りでおかわり3回。すごい勢いで食べていました。若いっていいねぇ。

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ミャンマーの発酵料理特集!「Burmese Tokyo」の間借りランチへGO!

ラペ子さんの作るミャンマー料理を味わいに、いざ渋谷へ。

連休最終日の本日、インスタでの相互フォローとコメントをきっかけに仲良くしていただくようになったミャンマー料理研究家(と勝手に呼ばせていただきます)の鈴木ラペ子さんが、間借りイベントを開催するということで行って参りました。

今回のテーマは「ミャンマーの発酵食品を使ったお料理」。どんなお料理がいただけるのか、予約したひと月前からそれはそれは楽しみにしていました。

通常ならランチタイムはとっくに終わっている…ぐらいの時間帯に予約していたため、ほとんどのお客様は帰った後。一人ミャンマーティーをいただきながら、プレートの到着を待ちます。

まず運ばれてきたのがこちらの豆のスープ。豆の甘味と揚げたタマネギの香ばしさが相まって、優しいけれど味に深みもあるのです。これ、毎日でも食べたい!

ミャンマーの発酵食品。

こちらが今回のランチプレートです。ラペ子さんのホームページに、今回のイベントについてのお話が書いてありましたので、そちらを引用しますね。

今回のミャンマー間借りイベントのテーマはずばり「発酵」。
135の民族が集まるミャンマーでは、様々な発酵食品が食べられいていますが、今回民族の垣根を超えて「ミャンマー」のくくりの中でいろんな発酵食品を使ったプレートランチをお出ししたいと思います。
ミャンマー料理研究を進めていく中で、発酵食品の調理法がアトウと呼ばれる和え物か、付け合せとして食べるか、ヒン(いわゆるカレーのようなおかず)にするという食べ方がほどんどです。
そうなると、プレートにした際に似たような料理が並んでしまうため、今回はラペ子流にアレンジしてお出しします。

https://burmese.tokyo/events/20200922-myanmar-fermented-plate/

全6品の豪華なミャンマープレート!

中央にこんもりともりつけられたごはんは「ラペソー(発酵茶葉)」を使ったラペッタミン 。今回は辛味のあるタイプのラペソーを使っているということで、ピリ辛に仕上がっています。これがまぁ後引くうまさ!

手前に見えるのは「ウェッターヒン」。ミャンマー式の豚肉の煮込みです。「ウェッター」は豚肉、「ヒン」とはメインとなるおかず、という意味だそう。ターメリックが入っているので見た目カレーっぽいのですが、インドカレーやタイカレーとは全く異なる味わい。トッピングされた「 タィエチン(発酵マンゴー漬け) 」が良きアクセントになっています。

左に見えるトマトとキュウリの和え物にはミャンマーのレモン塩が入っているとのこと。トマトとレモン、それぞれの酸味が味に深みを出しています。

そしてこちらはミャンマーの和え物2種。右のものにはラペ子さんお手製の「 バズンチン(発酵エビのすり身)」が入っています。本来は火を通さずにいただくようですが、今回は多くの方に提供するということもあり、蒸したそうです。ほんのり感じられる酸味と海老のうま味が相まって美味!蒸してちょっとムッチリした食感もまた良し。

そして卵もただものじゃありません。ソースのごとく下に敷かれているのは「 ポンイェイジー(バガン発酵黒豆ペースト)」なるもの。日本の八丁味噌のようにも見えますが、ほんのり甘く、特有の発酵した香りがあります。

とにかく今回のプレートはトータルバランスが良く、最高のワンプレートに仕上がっていました。ラペ子さんの作るミャンマー料理、本当に美味しい。