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タイ式豚バラ肉のカリカリ揚げ「หมูกรอบ」を使った料理が美味しすぎて悶絶しました。

日本でも流行ってほしいタイ料理「ムーゴープ」。

皮つき豚バラ肉をカリッカリになるよう調理したムーゴープ。「หมูกรอบ」のカタカナ読みなため、ムーグローブとか、ムーグロープとか様々な日本語表記があります。

その名前以上にこちらのタイ料理、いろいろな調理法があるのです。試しに「หมูกรอบ」として検索して出てくる画像をいくつかご覧ください。作り手によってさまざまな方法があるようです。ここで大切なのは豚皮の仕上がり。表面がプツプツとはじけて、ガリッガリになっていればそのレシピが正解。いろいろ見ていて、私が個人的に皮の仕上がりがきれいだなと思ったのがこちらの動画です。

11分ほどの動画ですが、6分前後あたりに皮がはじけるシーンが出てきますので、そこにぜひ注目して見てください。

この難易度高めのタイ料理である「ムーゴープ」、今回はyukko先生が、タイ料理を愛する皆さまからの熱い要望に応え、試作に試作を重ねて、ようやく「これは!」というレシピを完成させてくださいました。もっとも先生に言わせると、まだ今回のレシピは完全版ではないそうですが。それでもこの仕上がりですよ!

このはじけた皮!

カットしたものを一切れ口にした時のあの感動。カリカリに上がった豚皮の食感がたまらない上に、旨味が凝縮された豚肉は噛めば噛むほど甘味が増し、ずーっと噛みしめていたい、そんなうまさです。

今日のレッスンではさらに、この豚バラ肉のカリカリ揚げをさらに美味しくいただくタイ料理を二品と、デザートを一品教えていただきました!

ササゲとムーゴープのソムタム

こちら、タイのささげさん。日本のそれとは異なり、かなりの長さがあります。そしてこちら、生のままいただくのですが、青臭さが控え目で皮も柔らかいです。このササゲを手でぽきぽきとおりまして、

他の材料も準備。

これをパパイヤのソムタムと同じようにクロックで叩いていきます。

あれ。ワタクシ、定番ソムタムをまだ記事にしていないことに今気づきました。このトウモロコシのソムタムも作り方は同じですので参考までにどうぞ。

5mm厚に切ったムーゴープは最後に加えてさっくり混ぜればOKです。水気のあるものと和えてもしばらくは皮のカリカリ感が保たれています。本当に美味しい。

カナーとムーゴープの炒め物も美味。

さらにムーゴープの美味しさが光るお料理がこちら。青菜との炒め物です。今回はカナーが手に入らずつるむらさきで代用していますが、カナーにしろ、つるむさらきにしろ、その作り方は空心菜炒めと同じです。

切った青菜と粗みじん切りのニンニク、斜めにカットした生唐辛子と調味料を一つのボウルに入れておき、それを煙が出るくらい熱したフライパンで一気に炒めるだけ。ムーゴープは最後に加えて、調味料が絡めばそれでよし、です。

ムーゴープさえあれば、材料を切るところから始めても5分とかからずできあがりますよ。(ムーゴープが半日ものなんだが…)

これはムーゴープを作ったら必ず復習したいタイ料理です。カナー炒めはもちろん、空心菜炒めもこのムーゴープが入ったらより美味しいはず。近々試してみよう。

初めてのデザート「ロッチョン・シンガポール」も美味でした。

タイ初心者の私は今回初めて知ったのですが、おそらくタイに何度も行かれている方にとってはお馴染みのスイーツかと思います。「ロッチョン・シンガポール」を検索してみたらこんな記事が出てきましたのでご覧ください。

[blogcard url=”https://www.bangkoknavi.com/special/5056723″]

タピオカ粉とバイトゥーイ水から作った緑色の麺は、シロップ、ココナッツミルク、クラッシュアイスと合わせてグラスに盛り付ければ、素敵なひんやりデザートになります。

復習する気満々でニトリに寄って来たよ。

今日習ったムーゴープの復習に備え、レッスンでご一緒したNさんと一緒にセリアとニトリに寄り道して、上のものを買ってきました。あとは油鍋と格闘するのみ。どんなに豚皮が大きな音を立ててはじけても、ひるむことなく最後まで耐え抜くことをここに誓います。美味しいもののため、どんなに揚げ物が恐ろしかろうとも、背に腹は代えられないのです。

がんばれ自分。

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アボカドをタイ風の和え物にすると素晴らしく美味しいよ!絶品「ヤム・アボカド」を習う。

熟れていないアボカドも美味しく食べられる「ヤム・アボカド」

「森のバター」と呼ばれることもある、全果物の中で最大のカロリーを持つというアボカド。なれど糖分はほとんど含まず、10種類を超えるビタミンと11種類のミネラル、そして食物繊維をも豊富に含んでいて、その豊富な栄養素はアボカドの脂肪分に凝縮されていることから、ハイカロリーながら食べると体重が減るとかなんとか…、そんな話も漏れ聞こえてくるいわゆるスーパーフード様。

そのアボカドをタイ風のヤムに仕立てていただきましょう!というレッスンです。

ドレッシングはタイ料理において「黒ドレッシング」とも呼ばれるナムプリックパオが入った濃厚タイプ。

この四角豆のヤムも同じ味付けです。これ、大好き。ということは今回のヤムアボカドも間違いなく好きな味なワケで、作っている最中からその美味しさが容易に連想されて、まぁお腹が鳴る鳴る。大変でした。

調味料をまずボウルに合わせ、動物系の食材から加えていく手順は他のヤムと同じ。

豚挽肉の次は茹でたエビを加え、お次はカットしたアボカドを投入。

このような感じでカットしてボウルに入れ、サッと和えたら次は香味野菜、最後に炒ったピーナッツとココナッツロングを加えてざっくり混ぜれば完成です。

はい、間違いなく美味しいヤツです。

このヤムの良いところは、アボカドが多少固めで甘味がまだ十分に出ていない物であっても、そこは黒ドレッシングが補ってくれて、かつアボカドのクリーミーさはしっかり感じられる仕上がりになる点。なんて素晴らしいんだ。このヤムは自宅でリピートすること間違いなしです。

空心菜の新たな食べ方をまた知りました。初めまして、そしてこれからもよろしく「ゲーン・テーポー」。

このタイ料理はいわゆるレッドカレーの一種です。よってまずはいつもの通り、カレーペーストを適量の油でそぼろ状になるまで炒めます。その後、ココナッツミルクを1/4カップ程度加えて炒め、油を引き出すという工程を3度繰り返します。

ただし、このカレーはいつものレッドカレーやグリーンかレードほど油を引き出す必要はなし。なにせ使用するココナッツミルクは缶ですからね。

ココナッツミルクの油分が良い感じで引き出せたら肉を入れて全体にペーストを絡め、肉の色が変わったら残りのココナッツミルクと水を加えて煮て、調味料で味を調えたら仕上げに空心菜の茎を入れます。

2分ほど経ったところで葉も加えて、さらに1分ほど火を通せばできあがり。

このカレーの特徴はタマリンド汁を加えて酸味が効いていること。これ、私の好きなブドウのカレーと一緒。

タイカレーの中でも日本ではまだあまり知られていないものの一つですが、緑のお野菜もたっぷり摂れるし、何より簡単なのでとってもオススメです。

ソースが絶品の「クン・トード・ガティアム」

3品目はこれまた簡単で美味しい、リピート必須のタイ料理です。まずは左手前に見える合わせ調味料を準備して、

やや多めの油で粗みじんに切ったニンニクをきつね色になるまで炒めたら、先の調味料を加えて火を止め、それを皿に盛り付けた揚げエビにかけるだけ。

万能ネギも皿に盛り付けておいて、熱々のソースをかけてちょっと火が通るぐらいが美味しいです。

「タイ料理教室diidii」Gコース第2回のメニュー

  1. ヤム・アボカド(アボカドのサラダ)
  2. クン・トード・ガティアム(海老のにんにく揚げ)
  3. ゲーン・テーポー(豚肉と空芯菜のカレー)

このクラス、いつにも増してボリューム満点でした。「ヤム・アボカド」なんて、アボカドをひとりマルっと一個使ってますからね。エビはヤムと揚げエビ合わせてひとりあたり9尾も使っているし。そしてカレーの豚肩ロース肉でしょ。食いしん坊さんも絶対満足できると思います!

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豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。

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甘酸っぱいピンク麺「イェンタフォー」が自分で作れるようになりました。

タイ太麺「センヤイ」の生麺を使ってこそ美味しい!「イェンタフォー」。

こちら、タイの太麺「センヤイ」の生麺。麺と聞いて日本人が想像するものとは別物なビジュアルです。

このセンヤイを使った料理の中で、私が特に好きなのがこちらのパッキーマオ。

それと同じぐらい大好きなのが今回習った「イェンタフォー( เย็นตาโฟ )」です。 中国の客家料理がルーツであることから、マレーシアやシンガポールでも食されているそう。このご時世、行って直に検証できないのが残念ですが、それはいつかのオタノシミ。今日はタイに行かずとも本格的なイェンタフォーが習える喜びと、その美味しさをしっかりかみ締めて参りました!

イェンタフォーの作り方ダイジェスト。

タイ各地で食べる事のできるイェンタフォー。「紅腐乳」なる中華の発酵調味料を加えるのですが、実はそれできれいなピンク色になんてなりません。それでもピンク色のスープが存在するってことは、そういう色になる何かを加えているということ。yukko先生のレシピはこのイェンタフォーに限らずそういう混ぜ物は一切なし。なれど、できるだけ美しい赤を出そうとこのイエンタフォーソースには様々な工夫が凝らされています。ということで工程その1。

①イェンタフォーソースを作る。

それからもう一つ大切なのがスープ。今回は豚骨スープを使いました。ということで工程その2。

②豚骨スープを取る。

お次は多様なトッピングの準備。まずは揚げ物。ワンタンの皮はマストとして、あとはお好みでいろいろ。今回はルークチンプラーのうちの一種類も揚げました。

③揚げ物準備。

ここまできたらあとは野菜と魚介類、麺を茹で、器に盛り付けていくのみです。

まずはイェンタフォーにはマスト!な空心菜を茹でて器の底に敷きます。

お次は麺。透明感が出るまでサッと茹で、器に空けたらニンニク油をまぶします。

さらにソースをかけ、魚介類やキクラゲなども茹で、揚げ物も含め全て器に盛り付けます。
そこに豚骨スープを注いで香味野菜をトッピングしたら完成です!

ということでできあがったイェンタフォーがこちら。

おいしそう!

ソースが全体に行き渡るようによくマゼマゼしていただきます。

紅腐乳の香りの中にチリソースのほのかな辛味やお酢の酸味などなどが混じって、一言では形容しがたい複雑な味。そしてそれが美味しい!このレシピを最初に考えた人、本当にすごいと思う。

ちなみにこちらの麺。

タイの卓上調味料セット「クルアンプルン」の中でも「 プリック・ナムソム/พริกน้ำส้ม」での味変がおすすめ…ではなくマストです。

なぜに東京?デザートは「カノム・トーキョー」

「なぜこのお菓子が東京なのか、そもそも東京が何かを知らずに食べているタイ人のあまりにも多いこと…。」という某番組のナレーションが聞こえてきそうですが、なぜ東京なのかはわからないけれど、東京という名を冠したタイのお菓子がこちらです。

基本はフランクフルトだそうですが、これは何を巻いても良さそう&楽しそう!生地はしっかり甘いのですが、食事系の具材とも合うと思います。ということで、今後いろいろ試してみるつもりです。

タイ料理教室diidii「Qコース第2回」のレッスン

とうとうQコースまで来たdiidiiのレッスン。先生はこのQでおしまいとおっしゃっていますが、予定は未定であって決定ではないため、ただ今Qのその後を、絶賛「乞うご期待!」状態です。それはさておき今回のレッスンでは、「イェンタフォー」と「カノム・トーキョー」の他にこちら。

「ヤム・ネーム」も習いました。夏にぴったり、火を一切使わない簡単な和え物です。しかもネームの酸味とピリ辛味が間違いなく泡に合います。ということでやっぱり夏向けのヤムです。

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イスラム風鶏の炊き込みごはん「カオモックガイ(ข้าวหมกไก่)」の本格バージョンをようやく習えた!

タイのイスラム式炊き込みごはん「カオモックガイ」

揚げたホムデンがたっぷり乗ったカオモックガイ。このお料理についてはLOBOのシーズニングミックスを使った簡単バージョンを、以前このブログで紹介したことがありました。

この度、ようやくそのカオモックガイの本格的な作り方を習うことができたわけですが、その美味しさたるや、お手軽バージョンとは次元が違いました。試作を重ねて完成にこぎ着けたというyukko先生、神です。今後カオモックガイを作る際には、今回教えていただいたレシピ一択で行こうと思います。

カオモックガイの作り方

いただいたレシピはA4サイズの用紙2枚に渡っていたのですが、工程はシンプル。2枚になった理由は加える調味料やスパイスの種類の多さにありました。その数なんと16種類!一瞬怯んでしまう数ですが、調味料&スパイスさえ揃えてしまえば8割は完成したも同然。スパイス類と鶏肉を炒めて、別のフライパンでお米を炒めたら、先の鶏肉と共に炊飯器に入れてスイッチオンするだけです。

炊き上がったところでプチトマトを炊飯器の中に投入し、ひと蒸らしすれば…

愛しのカオモックガイの完成であります。

副菜は季節の空豆を使ったナムプリック

タイ人大好きなナムプリック(ディップ)。このレッスンでは季節の空豆を使った先生の創作タイ料理を教えていただきました。

空豆の緑を生かすべく、加える唐辛子も緑色を使用。とっても色鮮やかに仕上がっています。その味わい、特に辛味もまた爽やかな感じ。干しエビのうま味もしっかり効いた春のナムプリックです。

スープは金針菜を使った中華系タイ料理「スップ・ドクマイ・チン」

「金針菜」、ご存じでしょうか。 ユリ科のホンカンゾウのつぼみを乾燥させたもので、 鉄分がほうれん草の20倍もあることから、薬膳の世界では貧血予防に用いられているようです。よって中華系のお料理に時々入っているのを見かけることがあります。

特別な風味があるわけではないので、肉や野菜の味を邪魔しません。そしてシャクシャクとした歯触りが大変心地よい。この金針菜、いろいろなお料理に使ってみたいと個人的に感じました。

スープは豚の骨付き肉から染み出たうま味の濃いこと!加える食材も調味料も非常にシンプルなだけに、ひと匙口に入れたときにそのうま味の強さに驚きました。

タイ料理教室「Pコース第6回」のレッスン

Aからスタートするdiidiiのコース、Pですから16番目ですよ。しかも各コース第6回まであり、各回3種類のお料理を習えるので、そのメニューの数たるや…。すごいわー。

Pコースのラスト、第6回のメニューは以下の3品でした。

  • カオ・モック・ガイ(鶏肉のスパイス炊き込みご飯)
  • スップ・ドクマイ・チン(金針菜とスペアリブのスープ)
  • 空豆のナムプリック

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豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。

最後におまけ。帰宅して即復習、なんて日もあります。この日もしかり。そうして翌日のお弁当もまたカオモックガイになりました。冷めても美味。

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GW恒例、diidiiのタイスイーツクラス!2021年は「カオトムマット」!!

期待も込めて勝手に「恒例」、diidiiのタイスイーツクラス2021は「カオトムマット」

昨年のGWは緊急事態宣言下でレッスンがお休みでしたが、2019年は「ルークチュップ」のレッスンを開催していただきました。今年は同レッスンに加えて、なんと!私の好物「カオトムマット」をいよいよ教えてくださるというではありませんか。これは是非に!と張り切って申し込み、鼻息も荒く参加して参りました。

この「カオトムマット」については自分なりにいろいろ調べ、自作してみたことはあったものの…

納得のいく仕上がりにはほど遠く、以来ずっと悶々としておりました。

作り方は様々あるとのことですが、今回教えていただいたのはもち米を砂糖入りのココナッツミルクで煮込み(途中からは「炒め煮」の様相)、それを黒豆、バナナと共にバナナの葉で巻き、団子ひもで2個1組にまとめたら蒸し上げるという方法です。

カオトムマットの巻き方

(1)バナナの葉を大小2サイズに切り、火で炙って柔らかくし、濡れ布巾で拭きます。

(2)大きいバナナの葉を下に、小さい葉を上に重ねて、その上に「黒豆、もち米、バナナ、もち米、黒豆」の順でおきます。

(3)あとはそれをえいっと巻いたら(※巻き方は上の「カオトムマット」のページに貼り付けてある動画をご覧ください。解説、タイ語ですが。)

2個の巻き終わりを合わせるようにして、団子ひもで1組にまとめます。以上でカオトムマット包み、完了です。

蒸し上げたらコーヒーやお茶と一緒に美味しく食すのみ。

金色の印が私の巻いたものですが、もち米、飛び出とる…。。。

…あらららら。。。。なんと無残な。強く締め上げすぎたな。これ、失敗例。成功例として優しく上手に巻いたNさんのカオトムマットをお届けします。

こちらが正解です。ワタクシのも見た目はアレですが、味や食感は最高でしたけどね。(でもやはり見た目、大事。)

日本のおはぎや甘い系のお餅も美味しいですが、タイのカオトムマットも負けず劣らずの美味しさです。さて、巻き方を忘れないうちに&上手に巻けるように練習しよう。そうしよう。

蒸し時間にフォトジェニックなゼリーを作る。

カオトムマットが蒸し上がるのを待つ間、ドラゴンフルーツを器にした(もちろん中身も美味しくいただきます)見目麗しいゼリーを作りました。

なんと美しいビジュアル。味的にもこれからの暑い季節にぴったり。スイカやメロンを器にしても良いとのことですが、一人にはこのドラゴンフルーツがベストサイズ!写真の数倍実物の方が美しいのですが、その美しさがここに表現できなかったことが悔やまれます。

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タイ式ソーセージ「ムーヨー」も手作り!

タイ料理教室diidii「Kコース第1回」は「ムーヨー」ですよ。

まだタイに2回しか行ったことのない私は、料理教室で初めてのタイ料理に出くわすことがしばしば。こちらの「ムーヨー」もこのレッスンで初めていただきました。

豚肉を叩いて調味料やスパイスを加え、フードプロセッサーにで粘りが出るまで挽きます。それをバナナの葉に包んで蒸し上げるお料理です。

そのまま食べても、ヤムの具にしても、麺料理にトッピングしても良し!ということで…

このレッスンでは切ったムーヨーをそのままいただいた他、

「クイジャップ・ユアン」という麺料理に乗せました。「ユアン」はタイ語でベトナムのこと。そもそもこの「ムーヨー」がベトナム由来の食材とのことなので、この麺料理だったのかな。

ソーセージ特有の歯ごたえと、しっかりめに効いたスパイスがいい。酒の肴にもぴったりです。

レンコンのラープも美味。

このレッスンの3品目はレンコンのラープ。火を通してもシャキシャキした歯触りが残るレンコン、すごく美味しい!塩味と酸味がほどよく、困ってしまうくらいごはんが進む味です。

さて、このレンコン、タイでは実際どんな風に食べるのか気になるところです。市場では見かけなかったな。あるいはあったのに気づかなかったか。次回タイ旅行では注意して見てみたいと思います。

「あんな時もあったね」と言える日が来ることを信じて。

レッスン後、毎回参加者の皆さんとおしゃべりしながら作ったお料理をいただくのが楽しみの一つなのですが、

現在は写真を撮り終わるとこうして仕切りを立て、一同黙食に徹します。この仕切りが不要となる日が来ると信じて、今は我慢我慢。いつか懐かしみながらこの写真を見返す日が来るんだろうな。ということで記念に残しておきます。

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旬の食材を使ったフュージョンタイ料理「蕪と金柑のソムタム」が美味でした。

「蕪×金柑」、ソムタムの懐の深さに乾杯!

ヤムにしろソムタムにしろ、タイのサラダ&和え物系は

  1. ナムプラー(塩味)
  2. レモン汁(酸味、よってタマリンド汁が入ることもあり)
  3. ココナッツシュガー(甘味)

この組み合わせを最良のバランスで配合した合わせ調味料で味付けをします。食材の水分量、あるいは食材そもそもの甘味・酸味によって割合を加減すれば、どんな食材でも美味しくいただけます。

にしても今回、「蕪×金柑」って。これはなかなか思いつかないわー。

そしてこれが食べてみるとまあ美味しい。金柑の甘味と酸味、みずみずしい蕪に絡むあのタイの調味料の風味。そして食感がまたいい。これは金柑のシーズンが来る度に食べたくなること間違いなしです。

オールインワンポットでできる「海老と大根のサワースープ」

この回の汁物は手作り「ゲーンソム( แกงส้ม)ペースト」を使った海老と大根のサワースープ。 タマリンドの酸味と香辛料の辛さが際立つ、タイ中部のお料理です。

作り方はいたって簡単で、鍋にお湯を沸かし、ペースト、大根、調味料、海老と用意した材料を順に加えていくだけ。

タイではこんな風に、魚や青パパイヤを食材として使うことも多い模様。なるほど。これも試してみなくては。

何でも美味しくしちゃう魔法の調味料、ナムプラーで作る「ムートード」

お肉にナムプラーを揉み込んで揚げるだけ、という簡単料理。コレさえあれば付け合わせの野菜もコメも、そしてお酒も間違いなく進みます。

この調理法、「ムー(豚)」だけではなく、「ヌア(牛)」でも「ガイ(鶏)」でもいけるので、「この肉、どうしてくれようか。。。」と悩んでしまったとき、今日は手間のかからない料理にしたい…というとき、超絶オススメの一品です。

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タイのおしゃれな軽食「ミヤンカム」レッスン。

甘辛ダレが美味しい!バイチャプルーに包んでいただく「ミヤンカム」。

器に並べられたさいの目切りの食材。こちら、葉の中に包む具材です。中央の可愛い器には濃厚甘辛ダレが入っています。

こちらが具材を包む葉、バイチャプルー。 ミヤンカムのように具材を包むために使われるほか、肉や魚介と一緒にカレーに入れて煮たり、サラダの具としても使います。

タイではこのミヤンカム、葉や具材をビニール袋に入れて、屋台でも売られていますが、ちょっと高級なレストランに行くと、こんな風にグラスで提供される、とはyukko先生情報。私も次回タイ旅行では、そんなお店にも行ってみたいな。

「ミヤンカム」はタイの他、ラオスでも食されるようですが、「ミヤン」は葉で包んで食べる、「カム」は一口とか一言という意味。軽食なのにこんなに彩り豊かで美しいなんて、タイ料理さすがだな。

このミヤンカムはタレが肝なわけですが、その作り方はぜひこちらの動画をご覧ください。

パクチー好きにはたまらない!パクチーソースでいただく鶏のから揚げ。

もうこれで何種類目でしょう。鶏のから揚げを習うの。

冷やしトムヤムクンラーメンのレッスンで習った唐揚げ。
レモングラスのサクサク揚げがのった「ガイトードタクライ」

今回習ったのは、揚げたて熱々のから揚げに刻んだパクチーがたっぷり入ったソースをかけるというもの。たっぷりのパクチーと、ソースを吸った熱々のから揚げのコラボ、かなり良いです。

南瓜のサラダも盛り付け次第でパーティーメニューになる件。

こちらは油で焼いた南瓜をリング状になるよう重ねて並べ、そこに基本のヤムドレッシングをかけ、バイマクルーと揚げにんにくを散らしたもの。ヤムドレッシングの塩味と酸味、プリッキーヌの辛さと揚げにんにくの香ばしさ、それらのおかげで南瓜がびっくりするぐらい美味しくなります。

タイ料理教室diidii「Kコース第2回」のメニュー。

  1. ミヤンカム(タマリンドソースのオードブル)
  2. ガイ・トード・ソースパクチー(鶏のから揚げパクチーソース)
  3. ヤム・ファクトーン(かぼちゃのサラダ)

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豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。