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May先生

「ヤミーズディッシュ」、タイ&インド&ベトナム料理を一度に味わう贅沢レッスン。

タイ料理研究家で『Tit Cai Thai Food』主宰の長澤恵先生、インド料理研究家で『サザンスパイス』主宰の渡辺玲先生、ベトナム料理研究家で『an com』主宰の伊藤忍先生、3人の料理を一度に習えて味わえる贅沢レッスンが年に数回開催されます。2019年秋のテーマは「鶏肉を使ったお料理」。各国料理の特徴が見える非常に楽しいレッスンとなりました。お料理の味はもちろん最高です!

仕上げのスパイス一つで味わいががらりと変わるを体感!「ホワイトチキンカレー」

インド料理の渡辺先生は、今回北インド、イスラーム式のチキンクリーム煮的なカレーを紹介してくださいました。味わいはいたってマイルド。なんと!カイエンペッパーが入りません。ホールスパイスもビッグカルダモンが入っていたりと今まで作ってきたインドのカレーとはちょっと趣が異なります。

「ホワイト」なので玉葱も今回は焦げ茶色になるまで炒めることはしません。トマトもなし!その代わりに加える酸味がたっぷりのヨーグルト!

パウダースパイスもターメリック少々、ホワイトペッパー、コリアンダーのみ。すごくシンプル。

そしてここで加えるのが生クリーム。これでコク増し。ただ、この段階で味を見るとどうにも物足りない、心許ない感じ。ところが、これが激変する瞬間をこの後2度体験することになります。

1度目はこの渡辺先生オリジナルのガラム・マサラを加えた時。味がぐっと深みを増し、香りも数段アップ!加える前とはもはや別物レベル。

そして仕上げに加えたカスリメティと刻んだ茹で卵でまたまたカレーが大変化。サラリとした軽い口当たりだったものが、コクがあり、余韻の残るレベルに昇華!

やっぱりすごいわ、渡辺先生。そしてインド料理もやめられない、と思うのでした。

ペーストから手作り!のグリーンカレーは色と香りが別格。

タイ料理の長澤先生からはグリーンカレーが紹介されました。こちら、実は個人的に長澤先生の教室で習い済み。が、なんと!市販のペーストを使う予定が、「昨日、気合が入ってしまって。」とMay先生がグリーンカレーペーストを手作りしてくださっていたのです。ちょっと味を見させていただきましたが、市販品とは香りがまるで違う!しかもそのレシピもいただけて。これはうれしい!

グリーンカレーに欠かせないタイの丸茄子。先生も納得のクオリティー。

グリーンカレーのように油分をあえて分離させる系のお料理は、加えるココナッツミルクからその油をしっかり引き出してあげるのが美味しく仕上げるコツ。

そして見た目も美しく仕上げるのがMay先生のこだわり。丸茄子は美しき色をキープしたい。ということで酸化厳禁。できるだけ空気に触れるのを防ぎます。ということで、茄子を加えレードルでひと回ししたら即、蓋。

そうすればこんなに美しいグリーンカレーが完成するのですよ。

今回はデモ形式なので、お料理を作る様子をじっくり見てそしていただくのみ、というなんとも幸せなレッスンです。(この日は疲れていたため、それが非常に有難かったのです。。。)

グリーンカレーは食べる際にナンプラーを一滴垂らすと味がグッと引き締まり、雰囲気が変わります。

ベトナム料理にはまる予感。美味なる蓮の葉蒸し。

ずっと食べてみたかった忍先生のベトナム料理!しかも今回は「鶏の蓮の葉包み蒸し」。おもてなし料理としても使える、酒の肴としてもごはんのお供としてもおいしいオカズを教えていただきます。

鶏の手羽先は三等分。

この鶏手羽には下味をつけておきます。置く時間は15分ほど。

蓮の葉はたっぷりの水に一晩漬けて戻すんですって。

包むのが蓮の葉なので、蓮の実も入ります。兄弟?親子?なので、相性は良いに決まっている、という組み合わせ。ここでは戻し方、茹で方、その際のポイントを教わりました。

下には蓮根を敷き、その上に下味をつけた鶏手羽と蓮の実を。

これをくるりと包んで後は蒸すだけ。

こんなのが出てきたらテンションが上がるに決まってる、というビジュアル。開けるワクワク感もいい。

立ち上る湯気、蓮の葉の香り、垂涎もの!そしてひと口。想像の斜め上を行く美味さに涙が出そうになったよ。

簡単にできるレモンダレをつけると、その美味しさにまたしてものけぞりました。やっぱりベトナム料理もおいしいなぁ…ということで、気の多いワタクシ。

昨日この本を買いまして、只今読みふけっている最中です。

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May先生

夏だ!ビールだ!そんな季節のキーマオレッスン。

10月に入ってもまだ30度越え…と思っていたのもつかの間、今日なんて半袖だと肌寒いくらい。ようやく本格的な秋に突入したようです。この夏はタイにも行けたし、美味しいタイ料理もたくさん習ったし、充実した日々を過ごしたな…と感じています。こちらの「キーマオレッスン」も素晴らしかった!ということで、レッスンからかれこれ2か月ほど経ってはいるのですが、忘れないためにもここに記します。

「干し海老のナムプリック」で夏野菜をおいしく!

こちら、幸せな盛り付けタイムの模様。

ナンプリック、タイ式のディップとでもいえばよいのでしょうか。とにかくこの手のディップがタイにはたーくさんあって、そのいずれも美味しい。これがあれば野菜が無限に食べられます。

ナンプリックでいただくお野菜、其の1。
ナンプリックでいただくお野菜、其の二。

このように、好みの野菜を茹でたり蒸したりして準備します。そしてもう一つ欠かせないものが。それはタイ式の玉子焼きです!多めの油で揚げ焼きにするのですが、油の温度が低すぎて卵が沈み、油ギトギト…にならないよう、高温をキープしつつ焼ききるのがポイント。このレッスンではワタクシがその「玉子焼き係り」を仰せつかりまして、参加者と先生、合わせて10人分を焼きました!おかげですっかり「タイ式玉子焼きマスター」です。

まずは卵を器で軽く溶いて。
うっすら白い煙が見えるぐらい熱したフライパンに卵を一気入れ。
裏返すのもお手のもの。卵、油に浮いてます。これ大事。

そして、これらの食材を美味しくいただくためのナンプリックは干し海老を粉状にした、旨味と香ばしさをまとったヒトシナ。

これだけの野菜を一人暮らしで用意しようと思うとなかなかハードルが高め。ですが、それぞれ蒸したり茹でたりしておけば単品でお弁当に詰めることもできるので、あまり難しく考えずに自宅でも再現してみようと思います。

海老のレモングラス風味のクリスピーな揚げ春巻き

プリプリに下ごしらえした海老と材料をまぜます。

この回の二品目は、海老のレモングラス風味の揚げ春巻き(ポピアクンホームタックライ)。上の具材とレモングラスを春巻きの皮で巻き、揚げていきます。

海老生地の上にレモングラス、見えますか?

これも絶対に揚げたてが美味しいので、お弁当中心の食生活となっている現在、なかなか作ることができずにいますが、非常に美味なるお料理です。

思い出したて食べたくなっています。

熱々でも冷めてもまた美味!豚肉とハーブの香り揚げ 。

こちらにはたっぷりのハーブが入ります。

実はこのメニューだけ既に自宅にて復習済みです。それがこちら。

タイ料理の複雑な風味を生み出す「タイハーブ」3種! | タイはおいしい天国。

タイ料理は辛味・甘味・酸味が味わいの決め手ですが、そこに様々なハーブが加わり、タイ料理ならではの風味を生み出し…

この記事の最後に紹介している「トートマンムー」は、May先生より習ったものでした。

豚肉に調味料を加えて練る練る。
これらタイハーブを加えて…
さらに練る練る。

このタイハーブの風味が効いた大人味のトートマンムーが好みど真ん中。もう揚げるところまで調理したものが冷凍庫にあります。そうだそうだ。今週はこのおかずにもお弁当に加わってもらおう。

この回のメニュー。

この回は「キーマオレッスン」ということで、全員にタイのチャーンビールが振る舞われたのでした。が。下戸のワタクシはそのまま持ち帰り。そしてどうしてよいものかわからず、未だ冷蔵庫の中に鎮座しております。(;´・ω・)

ナムプリッククンヘーン
  1. 干し海老のナムプリック〈ナムプリッククンヘーン〉
  2. 海老のレモングラス風味の揚げ春巻き〈ポピアクンホームタックライ〉
  3. 豚肉とハーブの香り揚げ 〈トードマンムーサムンプライ〉

ポピアクンホームタックライ
トードマンムーサムンプライ

料理教室翌日のお楽しみ。

お料理教室からの持ち帰り品のみで朝ごはん。

決して少食…というわけではないのですが、お料理教室では作ったものを食べきれずに持ち帰ることがしばしば。そうしたお料理が翌日、休日ならば朝ごはんとして、平日ならばお弁当に加わります。


一度で二度おいしい、とはこのこと。


今月はスケジュールが合わず、大好きなタイ料理教室に参加できるのはたった1度のみ。日々の活力の源なくして乗り切れるか。あぁあ。。。

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yukko先生

タイの太麺最愛メニュー、「パッキーマオ」。

麺料理も豊富なタイ料理ですが、その太さも様々で、極細なものから幅広麺まであります。タイの太麺といえば、日本のきしめんのような形状。なれど米からできたその麺はとっても軽やか。その太麺料理の中でも私が一番気に入っているのがパッキーマオ!適度な辛みと甘さを抑えた大人味は一度食べたらやみつきになること間違いなしです。

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デザート?おかず?サツマイモの生姜煮。

こちらが生姜煮の材料。

個人的に好物で、自分で料理する際にはナントカの一つ覚えのように、インド風の炒めものにばかり仕立てていたサツマイモ。その新しい食べ方をこの回のレッスンにてマスターしました。

とっても簡単!

作り方はいたって簡単で、すべての材料を切って鍋に放り込み、サツマイモが適度な柔らかさになるまで煮るだけ。

盛り付け、大事。

温かいままでも冷やしても美味しいヒトシナのできあがり。甘みの強いホクホクのサツマイモが出回る季節になったら作ろうと思います。

「サークー・サイ・ムー」これまたおかずともデザートとも言える不思議な料理。

キラキラ光るその様子は宝石のよう。

「サークー・サイ・ムー(タピオカの豚肉包み)」、タイ料理らしいちょっと手の込んだヒトシナです。

これが具。

豚肉などを甘辛く煮て、球状に丸められる固さになるまで練り上げます。

日本の味噌ピーナッツを思わせる、どこか懐かしい味。

こうした丸めたまわりに粒の小さなタピオカをまぶして蒸すのですが、甘じょっぱい肉餡はおかずともいえるし、デザート枠でもいけそう、そんな味です。

いよいよお待ちかねのパッキーマオを作ります。

生麺を使うのであっという間にできあがりますよ。

こちらパッキーマオの材料です。野菜はいずれも細めにカット。麺は魅惑の生麺使用。これ、乾麺とは食感も美味しさも全然違う!別格です。それをサッと湯通ししたら準備完了。

おいしいの素、プリッキーヌとニンニク、赤ピーマン。

まずは辛味&香味野菜を炒めて香りが出てきたら、豚肉、海老、野菜と順番に炒めていきます。その後調味料を加えてサッと混ぜ、生麺を入れたらさらに炒めます。ここであれば生胡椒も欲しいところ。最後にガパオを散らし、全体を混ぜ合わせれば完成です!

最高に美味しい!箸が止まりません。

バイガパオとバイマクルーの香りもよろしく、非常に美味です。甘味が割と前面にくる料理が多いタイ料理にあって、こちらは辛味と塩気が味の中心。大人味です。これがまあ美味しいのなんのって。箸が止まらずあっという間に完食です。こんなに美味しいパッキーマオ、お店でもそうそう出会えそうにありません。

パッキーマオレッスンのメニュー。

Fコース第6回の3品。
  1. パッ・キーマオ(太麺のピリ辛炒め)
  2. サークー・サイ・ムー(タピオカの豚肉包み)
  3. マン・トム・キン(さつまいもの生姜煮)

ちょっと上からもう一枚。

個人的にはメインのパッキーマオだけで満足度120%のレッスンです。町のタイ料理屋さんでパッキーマオを食し、「こんなもんかな…」と思っている方にぜひ本当に美味しいこちらのパッキーマオを食べていただきたい!目から鱗、ほっぺも落ちます。

料理教室「前」だったり「後」だったり…のお楽しみ。

この日は玄関先でおくつろぎ中。

yukko先生のお宅周辺に住み着いている街猫のトラちゃん。姿を見せてくれたりくれなかったり…なのですが、この日は玄関先でのびのび&ゴロゴロしていました。とっても人懐っこくて可愛いのですよ。会えるとそれだけで「今日はラッキー」ってな気分にさせてくれる幸せを運ぶ猫です。

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「ゲーン・ガイ・サーム・ロット」まさに三「味」一体のタイカレー。

タイ料理は本当に奥が深い。これがメジャーな料理だとは思いませんが、それでもレシピが存在するってことはあるんですよね、ぶどう入りのレッドカレー。作ってみれば見た目も可愛く食感もイイ!味は「甘味」「辛味」「酸味」が混然一体となって、得も言われぬ美味しさ。またまた未踏の地へ足を踏み入れてしまいました。

鶏肉と葡萄のレッドカレー。え…「ぶどう」?

これらプラス鶏肉がこのカレーの材料。

グリーンカレーがメジャーな日本では、同じ材料でレッドカレーも作ってみてねと言っても皆さんなかなか作ってくださらない、とはyukko先生の弁。ならば!とレッスンに加えたというのがこちらのレッドカレーです。

ぶどうは皮を剥いて加えます。

料理名にある「サーム・ロット」は日本語で「3つの味」。タイ料理の三味といえば「甘味」「辛味」「酸味」。通常のカレーにはない「酸味」こそがこの料理の肝です。

まずはペーストを炒めます。

作り方は他のタイカレーと同じ。ペーストを炒めたところにココナッツミルクを少量ずつ加えて炒め、ココナッツミルクの油分を引き出していきます。その後、肉や野菜を加え、残りのココナッツミルクを入れて煮込み、味を調えればOK。

ココナッツミルクを少量加えて炒める、これを何度か繰り返します。
油分が出てきた!
肉を炒めながらペーストを絡めます。
野菜とココナッツミルクを加えて煮込めば完成。

こうして完成したカレーはタマリンドの酸味、ペーストの辛味、そしてココナッツシュガーとぶどうの甘味、すべての味が口の中で一体となり、得も言われぬ美味しさ。酸味が加わるためか辛味が抑えられ、辛い物が苦手な方でもきっと美味しく食べられます。

丸いものがたくさん!

また、ぶどう、うずらの卵、ミニトマトと「丸いもの」がいろいろ入っているのも楽しい。食感も良く、これも何度も作りたいヒトサラです!

揚げても美味しい!空芯菜の天ぷらは添える「ナムチム」もポイント。

空芯菜の葉に衣をつけて揚げた天ぷら。

炒め物一択だった空芯菜。タイでは屋台などでも売られているというこの天ぷらですが、日本ではまずお目にかかりません。ということで、こちらもこのレッスンで初めて食べたわけですが、そえた干し海老の素揚げと一緒に食べるとそれだけで十分美味しい。のですが、さらに鶏肉と海老のミンチが入ったナムチムを添えるともう手が止まりません!

タレの材料

鶏肉と海老を乾煎りし、調味料を混ぜておいたボウルに入れたら野菜類をIN。それを和えるだけ、というお手軽なタレなのですが、揚げ物との相性最高!これは日本のかき揚とも絶対好相性なはず。

こちらが完成したタレ。

意外かもしれませんが、この空芯菜の天ぷら、ごはんのお供として最高です!まさに「飯泥棒」クラス。パリパリの空芯菜をごはんの横に置き、上のタレをかけてまぜまぜして食べれば最強です。先のカレーもあったので、とてもごはん一膳じゃ足りませんでした。我慢したけど。

蜜柑ソースでいただく焼きバナナの美味なることよ。

焼き色と輝くソース。

バターで焦げ目がつくように焼き、途中で蜂蜜を回しかけたバナナ。さらに蜜柑汁を加えて仕上げます。お皿に盛り付けたらさらにさらにアイスクリームもトッピング。先の2品でお腹いっぱいだったにも関わらず、呑み込むようにして完食(笑)。きっとこれ、オレンジじゃくどいんです。搾りたて蜜柑のさわやかな甘みと酸味がベスト!昔タイにあったカフェのメニューとのことですが、それをこうしていただけて幸せです。

このレッスンのメニュー。

デザートも含め、ほぼ完食。
  1. ゲーン・ガイ・サームロット(鶏肉とぶどうのレッドカレー)
  2. ヤム・パッブン・トード(揚げ空芯菜のサラダ)
  3. バナナのデザートみかんソース

料理教室後のお楽しみ、本日は「ナマステインディア2019」へ!

チャイの店

今日は当初より、レッスン後は代々木へ行こう!と思っていたのですが、なんと、お教室で一緒になったFさんとYさんも行く予定でいたとのこと、ということで3人で楽しんできました。お腹いっぱいにしてしまったことが悔やまれますが、それでもタイ雑貨や衣料品を見たり買ったり、今年のナマステインディア満喫です!

インドの見ざる聞かざる言わざる。
革のスリッパ、可愛い。
違う柄の布2枚が重ねられた巻きスカート。1枚買いました。980円。
渋谷口の方は南米コーナーに。ノンアルモヒートが美味しかった!
毎年恒例となったガネーシャシールゲット。

「印度良品」なるショップでインドの神様シールを買うのが毎年の恒例行事となっています。今年はガネーシャのみ3種類。来年の手帳に貼るつもり。

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おうち修行

ゲーン・リアンと美味しいパン、それだけの幸せな食卓。

以前、簡易版ゲーン・リアンの作り方をこちらで紹介しましたが、今回はガピなどの調味料をきちんと使った本格ゲーン・リアンを作りました。味わい深く具沢山なスープはパンをプラスするだけで大満足の朝食になります。

クロックでペーストを作り仕上げたゲーンリアン。

お野菜たっぷり!

鶏がらスープを沸かしたところに粒白胡椒、ガチャイ、ホムデン、干し海老、ガピを石うすですりつぶしたものを加え、再沸騰したところでたかぼちゃ、人参、胡瓜、エリンギ、ベビーコーン…と、たくさんの野菜を投入します。

バンコクで買ってきた手作りの美味しいガピ!

ガピはこの夏のタイ旅行で立ち寄ったバンコクはオートーコー市場で買ってきたもの。味はもちろん、香りがとっても良いのです。

冷凍バイメンラック、いけます。

野菜に火が通ったところで海老を入れ、色が変わったらバイメンラックを散らして完成!少し前に「面倒だな…」と思いながらもきっちりした処理して冷凍しておいたバイメンラックが大活躍!色も香りも申し分なし。これからは見つけたら迷わず買おう!バイメンラック。

パンは「に志かわ」と「レフェクトワール」、美味しいにきまってます。

食パンの焼きが甘かった。反省。

主食はおいしいパン。「に志かわ」さんの生食パンはトーストしてお気に入りのボルディエバターをぬりぬり。もう一つは「レフェクトワール」の栗と柚子のパン。これがハード過ぎず、食べやすくて個人的に好みです。


まぁ良きお値段ですが、食べることが趣味、しかも朝パンをおいしくいただく上で重要なアイテム!ここは出費を惜しみません。

木の器はタイのもの。カトラリーレストはバーンセラドン製。

生食パンは甘くてやわらか、これはもはやデザートだな。

おまけのお花。

捨てるのがしのびなく。

リビングボードの上に小さなお花がひとつ。これ、実はタイ料理教室からの持ち帰ってきたものです。yukko先生のレッスンではプレートにこうしてお花をあしらうことが多いのですが、たった一時でその役目を終わりにしてしまうのが忍びなく、毎回こうして飾っています。

このお花がそれ。

切り口のところを少しカットして、水を張った器に浮かべれば数日は楽しめます。これ、おすすめです!

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魚のソースでいただく絶品素麺、「カノムチン・ナムヤー」を作る。

日本ではあまり馴染みがないもののタイ人は大好き!という料理がたくさんあります。そのうちの一つが「カノムチン」なる米麺。しかも日本のように水気のある麺をタレにつけ…というのとはちょっと違った食べ方をします。

ほぐした魚と香味野菜から作るタレが絶品!

タレに加える香味野菜。

「ナムヤー」日本語にすると「薬の水」「薬膳ダレ」といったところでしょうか。その名の通り、この料理のつけダレにはこんなにもたくさんのタイハーブが入ります。

香味野菜は全て細かくカット。

香味野菜はこうして細かく刻み、ココナッツミルクやカレーペーストとともに煮込みます。

魚のほぐし身投入。

…とその前に加えるのは魚のほぐし身。レッスンではさごちを加えましたが、もっと魚感強めの方が良い!と言う方は鯖がおすすめとのこと。ちなみに、さごちだと鯖よりも(きっと)上品な感じに仕上がります。

タイハーブ投入。

しばし煮込んで香りが出てきたら火を止め、粗熱が取れたらミキサーで攪拌。

最後に調味料。

ミキサーにかけたタレを鍋に戻し、追いココナッツミルクをした後、調味料で味を調えればタレの完成です!

カノムチンはたっぷりの野菜とともに。

麺料理=炭水化物のカタマリ、ではありません。

食事で麺、というと、炭水化物ばかり…になってしまい気が引けるものですが、タイの麺料理はさにあらず。こうしてたっぷりのお野菜を添えるので、とってもヘルシー。しかも美味しくて体も心も満足!という幸せメニューです。

タイの麺料理は「和える」感覚。

お皿にタレを回しかけ、麺と具材をあえていただく…のでももちろん良いのでしょうが、yukko先生のレッスンではこうして食べる分だけを別皿に取り分け、その都度タレを適量かけていただきます。魚の旨味と食材が相まって、非常に美味しいです!これまたお弁当にしなきゃ、だな。

実はこれ目当て!な「ヤム・タクライ」

知る人ぞ知る、タイの美味なる料理、「ヤム・タクライ」

「タクライ」とはレモングラスのこと。生のレモングラスを極々薄切りにし、乾煎りした豚肉や海老、調味料を和えたお料理です。こちらはレタスを器にして、そのレタスごと頬張ります。味付けはタイサラダの定番、ナンプラー、レモン汁、ココナッツシュッがーで。パクチーやミントも一緒にいただくと、香り高くさらに味に深みが出て絶品。これまでもタイ料理の本に載っていたレシピを参考に作ってみたことのあるヤム・タクライですが、それよりも断然yukko先生レシピの方が美味しい。これは絶対におうちで作ること間違いなし。酒の肴としても良きヒトシナです。

デザートは大人味のシャーベット。

シャーベットもソースでタイ風にアレンジ。

デザートはいちごのシャーベット。どこがタイ料理?とお思いでしょうが、答えは白いソースにあります。こちら、ココナッツミルクから作られているのです。このふんわりソース、コーヒーゼリーやパンケーキと合わせても美味しそう!…といろいろ楽しめそうなので、こちらも近々再現予定。既に材料は揃えてあります。

料理教室「前」と「後」のお楽しみ。

料理教室「前」のお楽しみ。

休日に料理教室に出かける日は早めに家を出て、モーニングが美味しいお店に立ち寄るのが最近の定番。この日は副都心線明治神宮前駅近くにある「レフェクトワール」にお邪魔しました。

定休日は年始のみ、朝の8時30分からオープンしているのでいつ行っても振られることがありません。トースト各種やパンの盛り合わせも魅力的ですが、この日はフレンチトーストハーフにミニスープを付けました。

フレンチトースト、絶品です!

ふわふわトロリ食感のフレンチトースト。いつ食べても間違いのない美味しさ。料理教室でも美味しいタイ料理がいただけるというのに、朝も朝でこんなに美味しいパンが味わえる。幸せなコトこの上なし、です。

もちろんパンも買い込みましたよ。

レフェクトワールといえば、「シトロンバゲット」が個人的に大好き。…なのですが、生憎焼きあがっておらず、かわりに季節の「栗と柚子のパン」を買ってみました。柑橘系の香りがタイ料理とも好相性かな、と感じてのセレクトです。

料理教室「後」のお楽しみ。

そして料理教室「後」のお楽しみがこちら。「に志かわ」さんの生食パンです。お料理教室では美味しいもの大好き!な皆さんと情報交換をすることが多いのですが、この日はこちらのパンを予約済、という参加者の方と帰り道が一緒になりました。並ばないと買えない…とのこと、入手は難しいかなと思いつつ入店すると、「あと2本なら予約なしでも買えますよ!」と店員さん。既にレフェクトワールのパン袋を持っていたわけですが、この機を逃すまい!とこちらの生食パンも買ってしまいました。

こうして買い込んできた美味しいパン、早速タイ料理とともに楽しみたいと思います。

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Rasamita先生

チェンマイ風、タイカレー麺「カオソイ」を作る!

先日、阿佐ヶ谷の「ピッキーヌ」さんでいただいた「カオソイ」。その作り方をチェンマイご出身のRasamita先生から習ってまいりました。ココナッツミルクを油を引き出しながら加熱し、そこに具材でもある手羽元を煮たスープ、レッドカレーペーストやニンニク、ホムデンをすりつぶしたものを加えた本格的ながらも簡単に美味しくできる「カオソイ」。麺好き、タイ料理好きならマスターすべきイッピンです!

甘酸っぱ辛いフルーツのサラダからレッスンスタート!

パイナップルで器を作るよ♪

ニンニクと唐辛子をつぶし、そこにいろいろな具材を加えてナンプラー、ココナッツシュガー、レモン汁(本当はマナオ)で味付けをする「ソムタム」はあまりにも有名ですが、青パパイヤだけが具材じゃありません。私もこの夏、トウモロコシと塩卵を使ったソムタムを習いましたが、フルーツだってソムタムになります!

調味料と和えています。

作り方はパパイヤを使ったソムタムと基本的に同じ。ただし、フルーツは柔らかいので、タムタムするのはニンニクと唐辛子、調味料を加えるところまで。あとはこうしてサックリと混ぜればOK。

盛り付け

スーパーで売られているカットフルーツのミックスなんか買ってきたら、本当にあっという間にできちゃいます。

これがテーブルに運ばれてきたらテンション上がるな。

甘みの強いフルーツにナンプラーの塩味とレモン汁やタマリンドペーストの酸味が相まって、後味さっぱり。これは無限に食べられる美味しさ!フルーツは何を加えても美味しくできそうなので、次のお休みにでもたっぷり買い込んできてオウチで作ってみようと思います。

デザートの「サンカヤファクトーン」はハロウィンにもぴったり。

卵液にはバイトゥーイを加えて混ぜ、卵の臭みを消しつつ良き香りを移します。

「サンカヤファクトーン」、タイ風のかぼちゃプリンです。材料は玉子、ココナッツシュガー、ココナッツミルク、塩といたってシンプル。そこにバイトゥーイで香りづけするのですが、なければバニラエッセンスでOKとのこと。

カットかぼちゃを入れたココットに卵液を流し込み、蒸します。

レッスンではココットで作りましたが、小さめのかぼちゃを買ってきて、種を取り除いたところに卵液を流し込んで蒸してもいいですよ、とRasamita先生。その場合、蒸し時間がちょっと長めにはなるものの、見た目も素敵だし器もいただけちゃうのです。ハロウィンにもぴったり。

タイの蒸し器。いつ見ても可愛い!

蒸し上がったばかりの生地はこうして膨らんでいますが、冷めると落ち着きます。

タイティーとともにいただきます。

いわゆるとろける系のプリントは対極にあるようなしっかり食感。ですが、それがまたいい!ココナッツの風味が際立つプリンは、私たちが良く知るそれとは別物。温かいままでも冷やしても美味しいかぼちゃプリン。これも再現確実です。

海老丸ごと一尾が具材!「ポッピアクントート」。

海老に下味をつけているところ。

びっくりするぐらい簡単で、しかも美味しい海老の揚げ春巻きです。

包み方もまったくもって難しさなし。

先の海老を春巻きの皮で包み揚げる、以上。それなのに、箸が止まらなくなる美味しさ。

輝く海老の揚げ春巻き。

なんでもお弁当に詰めちゃうワタクシですが、これは絶対揚げたての熱々が美味しい!次のお休みに作るか、はたまた給湯室で揚げるか。(←え…。)いずれにせよ、作った暁にはこちらでご報告いたします。

自分で作っても美味しい「カオソイ」。

ココナッツミルクとカレーペーストなどを加熱し、鶏もも肉を加えたところ。

レストランで食べ、カオソイをご存知の方は「あれを家で作るとか手間がかかりそう…」とお思いでしょう。結論。ジャパニーズカレーを作るのと手間は変わりません。

鶏もも肉に加えて手羽元も入ります。

スープはこうしてもう一つの具材である手羽元を煮たものでOK。鍋こそ2つ使いますが、本当に簡単です。トッピングの揚げ麺が面倒なら買ってしまえば良し。それでぐっとハードルが下がるはず。私はもちろん自分で揚げますが。(その後に先の海老春巻きも揚げちゃえば一石二鳥!)

途中、熱々のスープを継ぎ足していただきました。

「レストランで食べるよりも自分で作った方が美味しいタイ料理」はこのカオソイにも当てはまりました。鶏がらスープの旨味とココナッツミルクのコク、そこにカレーペーストやタイハーブの風味が加わって、何とも奥行きのある味。これも次の休日に…と言いたいところですが、休日は料理教室を含めお出かけすることが多く、最近なかなか家で食事をする機会がありません。かといって朝からカオソイはさすがに重いし。ということで、こちらもお弁当にします。既に頭の中で「カオソイ弁当」は完成済み。さて、いつ実行しようか。楽しみだなー。

「カオソイ」レッスンのメニュー。

ピントが奥に行ってしまった。。。。
  1. ローゼルティー(ナム クラジェーブ)
  2. チェンマイ風 タイカレーヌードル(カオソイ)
  3. フルーツソムタム(ソムタム ポンラマイ)
  4. エビの揚げ春巻き(ポピア クン)
  5. かぼちゃプリン(サンカヤー ファックトーン)
  6. ジャスミン茶(チャーマリ)

Rasamita先生のレッスンは全部で20種類ほどあり(2019年9月現在)、それぞれのレッスンが繰り返し開催されます。

ウェルカムドリンクのローゼルティー。

先生のレッスンはお料理の美味しさや自宅での再現しやすさもさることながら、テーブルコーディネートも素敵だし、季節に合わせて紹介していただけるハーブティーも楽しみの一つ。

タイ料理 Rasamitaさん 桜新町駅(田園都市線)(東京都)でTadaku料理教室

好きな外国の料理・文化・言葉を体験しよう!Tadakuは、外国人の自宅で、英語や日本語を使って、外国人と楽しくお話しながら学ぶ料理教室です。日本でホームステイみたいな体験ができる!

さらには先生ご自身がとっても素敵で魅力のカタマリ。もうすっかりファンになってしまいました。次回レッスンはだいぶ先ですが(私のスケジュールの都合上)、今からとっても楽しみです。

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ソフトシェルクラブ最高!プーニムパッポンカリーを作る。

「タイ料理」というよりも「素敵な料理教室がある」ということで紹介していただいた「タイ料理教室diidii」。そこで初めて食べた「プーニムパッポンカリー」は絶品でした。どうして今までこの料理を知らなかったのか。もっと早くに出会いたかった!

蒸して揚げる、このひと手間が大事。

こちら、冷凍庫から出したばかりのプーニム。

ソフトシェルクラブは冷凍品を通販で購入できますが、下処理がしてあって質の良いものを買うことがまず美味しい料理を作る上での第一歩。ということで先生がお薦めしてくださったのはこちらでした。


これをまずは蒸し器で蒸しまして、

それから6等分し、粉をまぶしてからりとあげます。どのように6等分するかはレッスンにて図解付きで説明があります。

すでに美味しそう!

調味料含め、材料は多いです。

すっかり見慣れたタイの調味料も、この時は新鮮な気持ちで眺めてたな。

味付けにはこれらの調味料の他に、カレー粉や砂糖、ココナッツミルクなんかも入ります。種類は多いのですが、卵を含め、1つのボウルに全部合わせておくので、その点は楽。

油通しで色よく!

彩り野菜はさっと素揚げして美しい色を引き出します。タイ料理はとにかく見た目も美しいのがポイント。

下処理に手間はかかれども、仕上げは「秒」です。

こちら、完成したプーニムパッポンカリー。

材料は全て火が通っているので、あとは調味料を加えた卵液と炒めるだけ。熱したフライパンで香味野菜を炒めたら、蟹と野菜と入れ、卵液を加えて半熟状態で火を止めれば完成。

生の茄子をいただく初めての体験。

ヤム・ムー・マクア(豚肉と茄子のスパイシーサラダ)

そして、この回の副菜はヤム・ムー・マクア(豚肉と茄子のスパイシーサラダ)なるもの。なのですが、この茄子、なんと生なのです。初めて味わうタイハーブ、特にレモングラスとバイマクルーの香りに感動し、なにより生の茄子がこんなに美味しいなんて!と、メインのプーニムパッポンカリー以上に感動したものです。(←遠い目)。

バイマクルーがまったく千切りになっていない1年前(笑)。

こうして記事を書いていると、「こんな美味しい料理もあったわ」と思い出す今日この頃。このサラダもぜひ今月、復習しようと思います。

美味しくて美容にもいい!カオニャオ・ダム。

黒いもち米、うまい。

そして、この黒いもち米を使ったデザート、甘く煮たお米とお芋に塩気の効いたココナッツクリームをかけていただくその組み合わせに驚きつつも、甘味と塩味の絶妙なバランスにこれまた感嘆したのでした。

この回のレッスンメニュー

diidiiのレッスンはとにかく1人前がたっぷり!
  1. プーニム・パット・ポンカリー(ソフトシェルクラブのカレー炒め)
  2. ヤム・ムー・マクア(豚肉と茄子のスパイシーサラダ)
  3. カオニャオ・ダム(黒米のぜんざい)

こちらの「プーニムパッポンカリー」レッスンが10月にも開催されます!…といっても、もう残席僅かのようですが、本当に美味しいプーニムパッポンカリーを食べられる、自分でも作れるようになるチャンスです。気になる方はレッスンの空き状況を含め、ぜひチェックしてみてくださいませ。

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。