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2020年1月_チェンマイひとり旅

チェンマイでホーロー買うならこのお店!【3日目②】

台所用品は「JH Kitchenware」で買うのがお薦め!

今回のチェンマイ旅行で「必ず買って帰ろう!」と思っていたものの一つがホーロー食器。売っているところは前回の旅でリサーチ済み。よって今回は迷わずこちらのお店にやってきました。

「JH Kitchenware」なる大きな台所用品店です。

店頭にはホーロー製品やかご製品。

店の中に入るとキッチンツール各種。

そして、業務用としても使えそうな、大きなフライパンや蒸し器がたくさん並んでいます。

キッチンツールマニアとしてはたまらない品ぞろえ。どれもこれも、全部ほしくなっちゃいます。がしかし。それは物理的に無理なので、今回はおとなしく、ホーロー食器のみを買うことに。

お皿もサイズごとにデザインが4種類ほどあるので、その中から好みのものを見繕ってレジへ。さらに、こちらのお店で買いたかったものがもう一つ。バナナの葉を留めるのに使うほそーい楊枝。これ、タイ料理をやっている人しかわからないかと思いますが、どうしてもそれを手に入れたかったのです。レジのところにいた店主とおぼしきおじさまに聞いてみると、「うちには置いてないな。」とのこと。「でも、ワロロットに行けばあるかもしれないよ。」と言って、紙になにやら書き始めました。

「お店の人が英語ができなくても、これを見せれば大丈夫だから。」と。なんて親切!もうおじさん大好き!次回チェンマイ旅でもキッチン用品を買うなら絶対ココ!と、心に決めた瞬間でした。

トンヤムライ市場、カウンターのみの軽食店が気に入った件。

続いてはほど近くにあるトンヤムライ市場へ。これはカノムチンでしょうか。なんともカラフルです。

ハーブボールも売ってます。これを使ったマッサージもいつか受けてみたい。

前回は気がつかなかったのですが、地下にはフードコートもありました。気づけば午後2時を回っていて、そろそろお昼ご飯を食べようかなという気分。なれど食べたいものに巡り会うことができず、そのまま地上へ。

すると通路の一角に、カウンターのみの軽食店を発見しました。

パンや中華まん、カオニャオマムアンとかちょっとしたスイーツなんかもあって、美味しそう!

あ、これは私の好きなやつ!もうこれがお昼ごはんでいいや!と即注文。

ヤングココナッツにくわい、コーン、いろいろ入ってますね。

お味のほどは…というと、期待を裏切らない美味しさです。器は小さいけれど、こういうものは「もう少し食べたいかも」ぐらいで終わるのがちょうどいい。何よりお値段15バーツですから、コスパ最高です。

(つづく)

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2020年1月_チェンマイひとり旅

チェンマイのローカルフードを満喫!【3日目①】

「Kao soi Fueng Fah」で朝カオソーイ。

朝のチェンマイ。まだ人が動き始める前は非常に静か。歩いていると必ず出くわすワットを覗きながらお散歩。ゆったりとした時間が心地よい。

今回の旅はほぼノープラン。ですが、北タイ料理だけはしっかり食べるつもり。この日の朝は「カオソーイ」を食すべく、イスラム教モスク周辺に向かいました。

ナイトバザールが開かれる通りから少し奥まったところに数軒、ローカル食堂が集まっています。そのうちの一つに入ってみました。

「Kao soi Fueng Fah」だそうです。

メニューは壁に貼ってあり、それを見て「カオソーイ・ガイ」を注文。

小皿で提供されたホムデンとパッカードンも全部入れちゃいましょう。

スープ自体はすごくあっさりしていて、味付けも塩気、甘味ともに控えめ。なれど、このパッカードンを一緒に食すとちょうどいい塩梅になります。

こちらのカオソーイ・ガイは揚げた鶏肉が入っているのも特徴。香ばしさと揚げ物の歯ごたえが良く、柔らかく煮込んだものとはまた違った美味しさ。

そして写真だと量が多くみえますが、実際はさにあらず。器にほとんど深さがないので、女性でも2杯ぐらいは軽く行けそうです。(が、もちろんこの後のことを考えて我慢。)

店先にはこうして品数は多くないながらも、イスラム系の方々が食するであろう食料品が並んでいます。

「サラ・モン・オソッド」の漢方ドリンクで元気注入。

カオソーイのお店を出た後はふらり街歩き。たいぶ日差しが強くなってきましたが、木陰に入るとぐっと涼しくなります。このあたり「冬」だからでしょうか。

途中、たまたま通りかかったワットに寄り道。

節操がない…と言ったら失礼ですが、置いてある仏像を見ると、これがまぁ何でもありな感じで、思わず笑ってしまいました。

ターペー通りに戻ると、朝はシャッターが閉まっていたので気がつきませんでしたが、何やら人が絶え間なく出入りしているお店を発見。

回り込んで中を覗いてみると、どうやら薬局のようです。そして、店頭でお姉さんが売っているのは一見するとお茶のようなもの。

お客さんが途切れたところで近づき、「それはなんですか?」と聞くと、「日本人でしょう?」とお姉さん。中国人でも韓国人でもなく、一発で日本人だと当てられたのは後にも先にもこれっきり。「そうです」と答えると、「これ読んで」とラミネートされた一枚の紙を出してくれました。

「お腹がすっきりするし、生姜も入っているから喉にもいいよ。」というので私も一杯いただくことにしました。

おー、確かに。蜂蜜で甘味が付けられてはいるものの、かなりピリッとしています。でも個人的には好きな味。飲み終わると心なしか喉元すっきり。これで5バーツです。

「THE HOUSE by Ginger」で体に良さげなおしゃれドリンクをいただく。

ターペー門の中に入り、続いて向かったのは「THE HOUSE by Ginger」。チェンマイの旅行ガイドなどで必ずと言っていいほど取り上げられているお店です。お洋服やバッグ、インテリア雑貨、小物など可愛い物が揃っています。ゆっくり目の保養をしたところでカフェに。さっき漢方ドリンクを飲んだばかりですが、暑いチェンマイ、2時間に1度は要休憩。

なんて可愛い店内。自分の家のキッチンもこんな風にできたらな。飲み物が提供されるまでにおそらく20分以上は待ったかと思いますが(カフェの客は私一人)、販売されている品々を眺めたりもしながら、その時間も楽しく過ごしました。

そしてこちらが、おそらく今回の旅でいただいた中で一番おしゃれなドリンク。先の漢方ドリンクが27杯は飲めますが、旅の思い出ですから。ケチなことは言いません。(←既に言ってる。)

(つづく)

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日曜の夜はサンデーマーケットを歩こう!【2日目②】

ローカル食堂で牛麺ランチ。

一度ホテルへ戻りヒトヤスミ。だって暑いんですもん。看板猫のクロちゃん(本当の名前は知らず)もこの通り。しばしベッドに寝ころび鋭気を養ったところで、この日の昼ごはんを食べるべく、お目当ての店に向かいます。

こちらがこの日、ランチを「食べたかった」お店、「フアンペン」。旧市街で北タイ料理がいただけるレストラン。

ですが、店内は満席。店の中にも外にも観光客が列をなしています。これは無理だわー…とそそくさと退散。他に良いお店はないかと歩いているうちに、お堀のところまで出てしまいました。こんなところにきて昼食難民か…としょんぼりしていたところ、目の前にこんなお店が現れました。

次々と入る注文を受けて、手早く麺を仕上げる一人のおじさん。

ローカルな麺食堂です。ランチ、ここに決まり。

席に着くとメニューを渡されました。

この60バーツの牛肉麺に決定。

待つこと3分。注文した麺とローゼルティーが運ばれてきました。

ちょっと甘じょっぱいスープは日本人にとってなんとも懐かしさを覚える味。こういうの好きだわー。

チェンマイは小腹が空いた時に、軽く食べられるこの手のお店が多くて本当にいい。今回の旅では、この後何度もこんなローカル食堂に足を踏み入れることになりました。

日曜の夜はもちろんサンデー・マーケットに行くのです。

麺を食した後はまたまた一旦ホテルへ。夜に備えて体力温存です。チェンマイでは日曜の夜、ターペー門からワットプラシンまでの通りが歩行者天国となり、露店が並びます。ただし、6時を過ぎると歩くのも困難なほどに混みあうと聞いていたので、私が目指したのは5時。外も少し涼しくなり始めた頃に出発です。

タイではお馴染みのタイパンツ屋さん、何やら人だかりができていたアイスクリーム屋さん、スパイス、薬、可愛いマグネットがたくさん並ぶ店、などなどとにかく見ているだけで楽しい。もちろん、フルーツや軽食を売る屋台もたくさん!

結局目移りしすぎて何も買えずじまい(笑)。夕飯にしようとパッタイとマンゴーだけを買い、ホテルに戻りました。

前回はワロロット市場以外ほとんどの場所に車で連れて行ってもらったので、チェンマイの地理を把握できませんでしたが、今回は歩き回ったおかげでチェンマイの街がだいぶ分かってきました!

(つづく)

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日曜の朝は早起きしてJJマーケットへ行こう!【2日目①】

夏の旅では朝ごはんを食べるためにちらっと立ち寄り、ターおばさんのブースで辛いふりかけなどをゲットしたJJマーケット。今回はあさイチで行って、ゆっくり見て回ろう!と決めていました。7時ぐらいには店が開き始め、8時過ぎにはかなりの人出と聞いていたので、私はもちろん、7時を目指してホテルを出発です。

JJマーケットへのアクセス

「JingJai Farmer’s Market Chiang Mai」はターペー門からだと2キロちょっとの距離があります。大きな道路に面しているので、向かうならソンテウやグラブタクシーを使うのが良いかと思います。が。歩くの大好き!何よりたくさん食べる予定ゆえその前に体を動かしておきたい私は、ターペー門近くのホテルから歩いて向かいました。

日曜の朝、早い時間ということもあり、交通量はさほど多くありません。もちろん、すれ違う歩行者もほとんどなし。サクサク歩くことができました。そしてホテルを出て30分後の6時50分、目的地に到着です。

「ワスンタラ農園」のカオヤムが食べたい!

JJマーケットのゲートをくぐり、他には目もくれずにまず向かったのはオーガニックホール。というのもこちらに出店されている「ワスンタラ農園」の美しきカオヤムが食べたかったのです!

こちらのホールではオーガニックの新鮮野菜や穀物、コーヒーや蜂蜜などが並んでいます。

中にはこんなきれいなサラダも。がしかし。ワスンタラ農園さんのカオヤムはこんなもんじゃありません。

いました!ワスンタラ農園のおじさま。目出度く一番乗り!「カオヤムを一つください」というと、「これから作るから待っててね。」と言いながら、目の前で次々とそれはそれは美しい野菜やハーブ、そしてエディブルフラワーを盛り付けていきます。

ここまで来たとき、おじさんがこのピンクのバラの入った容器を差し出して「匂いかいでごらん。」と。顔をそっと近づけて息を吸うと得も言われぬ甘美な香りが!もうウットリです。その後も次々に色とりどりの食材を盛り続け、もう何種類になったか忘れてしまった頃に、お目当てのカオヤムが出来上がりました!

これ、フラワーアレンジメントではなく食べ物ですよ。これを見られただけでも一番乗りを目指し、ここまで歩いてきた甲斐がありました。

食べる時にはさらにココナッツフレークや唐辛子、オリジナルのソースをかけます。自分で作って食べるカオヤムとは別物です。口にすると野菜だとかご飯だとかいうよりも「香り」を食べている感じ。それはもう極上の癒しです。

野菜を食べたら次は肉!甕焼きガイヤーンに行ってみよう!

この大きな甕を見ただけでテンションがあがります。この甕の中に鶏肉を入れ、下から炭火で焼くのです。そんなの美味しいに決まってます。

一羽で130バーツとのことでしたが、私は半身で十分。それだと75バーツでちょっと割高。割高だけれど、日本人的な感覚からしてみれば安い!

全部食べきれる気がしなかったので、持ち帰りできるようホイルで包んでもらいました。これがまぁ皮パリッパリ、お肉はふんわりジューシーでウマい!それ以上に付いてきたオリジナルのタレが絶品!朝は半分だけいただき、残りはこの日の夜ごはんとなったのですが、これはぜひ出来立ての熱々を食べてください!私が購入した時間帯はまだお客さんもまばらでしたが、8時過ぎにはこのガイヤーンを買い求めるお客さんが列をなしていました。売り切れゴメン!とのことなので、こちらも食べたい方はお早めにどうぞ。

JJマーケットはお土産を買うのにもうってつけ。

チェンマイの街に行かれたことはお分かりかと思いますが、旧市街や市場で売られているものは値段に多少の差はあれ、並ぶ品物は同じようなものばかり。でもこのJJマーケットは違います。出店者の方手作りの雑貨や、こだわりをもって仕入れたものが並んでいるので、ここでしか買えないものが手に入りますよ。

食後のデザートもしっかりいただきましょう!

JJマーケットにはスイーツやドリンクもたくさんあります。私が立ち止まったのはタイの伝統的なお菓子だけを並べていたお店。どれも可愛くてしかも美味しそう!優柔不断なてんびん座代表のワタクシ。なかなか決めることができず店員さんに一番好きなお菓子を聞き、それを食べてみることにしました。すると「私はこれが好き。」とプリンを指さすお姉さん。

なんでもこちらのプリンはココナッツミルクプリンとタロイモプリンが二層になっているとのこと。「コーヒーと一緒に食べると美味しいですよ。」というので、続いてコーヒーもゲット。

ココナッツミルクの風味とタロイモならではの食感が相性バツグン。たしかにコーヒーとベストマッチ。甘みもほどよくあっという間に平らげました。

他にも気になるお店はたくさんあったのですが、残念ながら胃袋は一つ。このいろいろなナムプリックと彩り蒸し野菜を売るお店なんて特に気になったのですが、きっとまた来よう!と思い、JJマーケットを後にしました。

さすがに帰りはソンテウで。

JJマーケットを出たのはおそらく10時前だったかと思うのですが、その頃になるとゲートの前にソンテウがたくさん停まっていました。「ワロロット市場までのせて欲しい」というと、「10人集まったら出るからそれまで待ってて」とのこと。歩き疲れていた上に日差しも強くなってきたので、屋根のあるところで休めるならちょうどいいと即決。結局その10分後、お客さんが8人になったところで出発となりました。お値段30バーツ。

ワロロットをチラ見して、モン族市場で可愛い物探索。

年末&土曜日のワロロット市場。観光客で賑わっています。いつ来ても、何度立ち寄っても楽しい場所です。そのほど近くにあるモン族市場がこの日の目的地。早速向かってみると…

なんと。半分以上のお店が年末年始ということでお休み。これは残念。

それでもこうしてカラフルなモン族グッズをたくさん愛でることができましたよ。十分満足です。

甘いタイティーでエネルギー補給。

チェンマイもただ今「冬」だそうです。12月の中頃には10度を下回る日が3日ほど続いたとか。なれど私が滞在した期間は最低気温こそ17度前後でしたが、日中はゆうに30度を超えます。ちょこちょこ休憩を挟まないと生きていけません。

ということでここで立ち寄ったのがタイティーのお店。ソフトクリームやタピオカ入りのドリンク、フレーバーティーなど甘そう&美味しそうな冷たいものがいろいろあります。

が、ここはシンプルにタイティーで。予想どおりのしっかり甘いタイティー。おそらくカロリー爆弾であることは間違いないのですが、旅行中にそんなことを気にするのは野暮というもの。「甘い!」「うまい!」と、秒で飲み干しました。

(つづく)

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ワット・ウーモン界隈は密かなおしゃれエリア【1日目②】

「Sriprakad」でチェンマイアートに触れる。

今回のチェンマイで必ず立ち寄ろうと思っていた場所の一つが、こちらの「シープラカート」。100年以上前に建てられた旧ホテルだというこちらの建物は、現在不定期ではありますが、様々なイベントを行い、その収益の一部を修繕費にあてるなどして、保存・保護されています。

こちらで私が滞在中にちょうど開かれていた「時空会議」と題されたエキシビジョンを覗いてみたかったのです。というのも、その参加者のお一人である画家、桃子さんの作品をもう一度観たかったから。彼女は毎年日本でも個展を開いていて、先の10月に高円寺で行われた個展にお邪魔したばかり。その時少しだけお話して、この冬にチェンマイにいくということもお伝えしてありました。

そうしたところなんと。その桃子さんからご連絡をいただき、連れて行っていただけることに!

展示されている作品はもちろん、その空間自体がもうアート。本当に素敵でした。歴史ある建物の佇まいがよりその作品たちを引き立てていて、もういつまでもそこにいたくなるような雰囲気。その場所、漂う空気、流れる時間、どれもが本当に本当に素敵でした。

ワット・ウーモン、注目すべきは「洞窟」「壁画」そして「池」!

シープラカードを後にして、その後桃子さんが誘ってくださった「ワット・ウーモン」。市街地からは少し離れた場所にあります。

到着してみると、今まで観てきたワットとはまるで違う雰囲気。この数々のトンネルはなんだ?入ってみるとこんなことになっておりました。

なんと。トンネルの中にこうして仏像が何体も置かれているのです。

そしてその壁にはたくさんの壁画が描かれています。夜に訪れたらより幻想的な光景を見ることができそうです。

外に出ると「ちょっと池に行ってみませんか?」と桃子さん。

そして池のほとりにある小さな売店で、このエサを買うよう勧められました。そのお値段10バーツ。「これを池にばらまくと面白いものが見れるわよ。」と桃子さんにっこり。

餌を数粒投げ入れると、水面がゆらゆらとうごめき始めました。さらに餌をひと握りばらまくと…

大量のナマズが顔を出しました。それもすごい数。そしてこれがまぁでかい!こんな立派なナマズ、今まで見たことない。思わず笑ってしまいました。

いろいろな楽しみ方ができるこちらのワット・ウーモン、個人的にとても気に入りました。チェンマイのお寺巡りをしてみたいという方、ぜひこちらも目的地の一つに入れてみてください。

チェンマイのおしゃれエリア「Commune Malai」

続いて桃子さんが案内してくださったのはカフェやコテージ、ハンドクラフトのお店が集まったエリアです。ここでお茶でも飲みましょう!と誘ってくださったのですが、注文したものが出来上がるまでの間、コテージやショップを覗かせていただきました。

こちらコテージのお庭。

数棟あるコテージはそれぞれにテーマがあり、全く異なるしつらえになっています。そのどれもが本当に素敵だった!こんなところに一度は泊まってみたい!

ある一室には桃子さんの絵も飾られていました。

コテージを出て次に向かったのは雑貨店エリア。といっても目と鼻の先、ですが。

こちらにはタイのポップなお洋服や小物を販売するお店、画家の方が経営するギャラリーなどなどがあります。可愛い物好き&雑貨好きの方にはたまらない空間です。

注文していたドリンクの準備ができたというので桃子さんイチオシのカフェ、「Paper Spoon」へ。笑顔がとても素敵なこちらの方がカフェのオーナーさん。

コーヒーはもちろん、オーナーさん手作りの焼き菓子も美味しいということでスコーンも注文。スコーンは小麦の香ばしさが感じられ、サックリとし歯触りも良く美味。そして、これを頂きながら周囲に目をやると…

テーブルの上に飾られたセンスのいい花々にうっとり。

横を見れば広がっているのはこんな景色。目も口も、そして心も満たしてくれるとっても素敵な場所でした。

食べたかったチェンマイの家庭料理を満喫!

さて、桃子さんとは先のカフェでお別れ…のはずだったのですが、桃子さんとそのご主人であるルカーさんのお心遣いで、ご自宅に招いていただき、なんと!夕飯をご一緒させていただけることになりました。

画家である桃子さんと、鉄という素材を使ってオブジェやモニュメントを造形するアーティストであるご主人のご自宅はアトリエにもなっているため、もう空間全体がアート!敷地内のいたるところにお二人の作品が飾られています。

Iron Artistであるルカーさんはお料理も上手。

この日は家の裏手で採ってきたという通称「木の舌(学術名はわからないとのこと)」を使ってヒトシナ作るんですって。ちょっと苦みがある食材だそうですが和え物にするとその苦みが心地よく美味しいとのこと。

この「木の舌」、中はこんな風になっています。

それを真っ黒になるまで焼いて、皮を剥いたものを調理。パプリカもこんな要領で皮を剥くことがありますよね。それと同じかな。

それに味をつけ、ケープムーと和えれば完成です。苦みはあるのだけれど、渋みはないので、その苦みがいつまでも口の中に残ることはありません。これ、無限に食べられちゃう。美味しい!

ホロホロになるまで煮込まれた鶏肉も絶品!

10月のあの日、桃子さんの個展に行かなければ、そして桃子さんがご連絡をくださらなかったらありえなかった時間、出来事。桃子さんの優しさ、親切心、そしてこのご縁に心から感謝しています。本当に本当にありがとうございました。2度目のチェンマイ、初日からミラクルに遭遇です!

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チャンモイ通りの可愛いカゴ屋さん【1日目①】

朝ごはんは「ジョーク・ソムペット」で。

チェンマイ初日の朝は「ジョーク」の人気店であるこちら、「ジョーク・ソムペット」にお邪魔しました。タイ式のお粥には2種類あって、ジョークは米粒が完全に開いて、トロトロになるまで煮込んだ方です。こうしてみるとそんなに混んでない?と思われるかもしれませんが、ちょっと引いてみるとこの通り。

かなりの混み具合です。が、こちら、持ち帰りの人や注文を受けた配達人の皆さん。中に入ると1階席は満席ですが、実は2階にも席があり、私はそちらに案内してもらえました。

こちら、1階入り口付近の風景。

席にはこんな感じでメニューと注文票が置かれています。

グレーがジョーク用、赤が点心用の注文用紙。こちらに個数を記入し、店員さんに渡します。が。メニューには英語表記があるのに、注文票にはなし。見比べてチェックするのも大変なので、店員さんを呼んで指差し注文。

ほどなくしてまずジョークがやってきました。このトロトロ加減。これが食べたかった!


中にはお願いした豚肉団子と卵、そして海老…がなぜかシーフードミックスになっているという。指差し注文の意味よ。でも美味しいからいいか!と思って食べていたら、点心も到着。

この中華まんはデザートのつもりで黄身餡をチョイス。

ほの甘で、皮も美味しい。まさか3つくるとは思っていませんでしたが、このサイズならいける。そうしてもう一つお願いしたのは海老蒸し餃子…だったのに


やってきたのは謎の海苔巻き。店員さーん( ;∀;)。でもチェックしていたときに、実は「あれ、チェックしてるところ違うんじゃ…」とうすうす気づいていたので文句はいいません。自己主張しなかった自分の責任。ともあれ、どれも美味しかったし、これだけ食べて147バーツ。大満足です。

食後の街歩きの風景。

その後お目当てのお店が開くのを待ちながら、チェンマイの街をぐるぐる。その風景をお届けします。

歩道がせまかったり凸凹だったりで、決して歩きやすいとは言えないチェンマイですが、お寺がたくさんあったり、こんな可愛い象のオブジェがあったりでとにかく飽きません。

2度目のチャンモイ通り、勝手知ったる!で悠々品定め。

お濠の外側を歩いていると、チャンモイ通りの入り口があります。目印は確かピザ屋さん。そこを入るとすぐにこの光景が目に飛び込んできます。

この印が付いているところから東に3軒ほど、かご製品を取り扱うお店が並んでいます。

こちら、お濠を背にして1軒目のお店。

こちら2軒目。

こちらのお店が一番広くて品ぞろえも多く、この日も韓国からの観光客を中心に朝から賑わっていました。

そしてお次が3件目。

チェンマイ初日、お買い物をするにはまだ早いので、とりあえずの下見。

どうしても必要だった、ホテルの部屋で履くスリッパだけ買いました。

そしてこのカゴ屋さん界隈の斜め向かいには「PUNJUM」というなにやら可愛いものがたくさん並ぶお店も。

こんなカゴとかすごく可愛いんですが、お値段がちょっと高め。私は目の保養のみさせていただきました。

ワロロット市場周辺をぶらぶら。

何度通っても人だかりだったパートンコー屋さん。

虫の屋台。

チェンマイの屋台でよく使われているのを見た包丁。

…と、ひと通り歩いたところでだいぶ暑くなってきたので、一旦ホテルに戻って休憩です。

(つづく)

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成田発、仁川経由で一路チェンマイへ!【0日目】

夏にタイから戻り、その勢いですぐに各種チケットを手配した今回の旅。まだまだ先と思っていたのに、気づけば出発日を迎えました。前回は6日間でチェンマイ、バンコクと2都市を周りましたが、今回はチェンマイのみ。特に大きな予定は入れず、ただひたすらにのんびりしよう…と思っていたのですが、嬉しい出会いに恵まれて気づけば毎日あちこち歩き回っていたのでした。

9泊11日、チェンマイを満喫した旅の備忘録、よろしければしばしお付き合いください。

27日、年末の成田は出国ラッシュ…ではなかった件。

がらーん。

今回は羽田発の良い便が手配できず、成田からの出発となりました。年末の成田といえば出国ラッシュ…と思いきや、27日金曜日の昼間はまだこんな感じでした。多くの方はお休みに入る28日に出国だった模様。実際にこの翌日にはニュースになっていましたから。1日早くお休みをいただいてよかった!

「KOREAN AIR」で行く、仁川経由でチェンマイ。


そして今回はバンコク経由…ではなく韓国の仁川乗り換えの便を取りました。出発時間や乗り換えの待ち時間、そして価格等々これがベストだったのです。

仁川行きの飛行機で提供された機内食。

14時発、17時前には仁川に到着する便だったので、まさか機内食が出るとは思っていませんでした。とはいえ、この日は軽めの朝食を摂ったのみで、たまたま昼ご飯を食べていなかったので、美味しく頂きました。

この日の朝食はバインミーと作り置きのスリランカおかず。

パンとゼリー以外。。。パンは一口かじってみたのですが…という感じ。梅ゼリーは個人的に好きではないためパス。メインの鶏肉の煮物的なおかずは日本人ならおそらく好きな人が多いであろう甘辛味。私も美味しくいただきました。

謎猫が鎮座する仁川空港は広くてきれい!

こんな大きな猫が2匹もいます。

しばらく韓国にも行っていなかったので実は仁川空港も初利用。乗り換えだけなので、期待も何もないわけですが、着いてびっくり。広いしきれいだし、すごくいい。乗り換えの時間がたっぷりある時には楽しく過ごせそうです。

だからどうしてこんなに大きな猫が。

謎でしかない大きな猫のオブジェはともかくとして、空間デザインがすごく素敵。

クリスマスが終わったばかりなので、その余韻が残っています。

ショップも結構充実していて、とにかく楽しそう…だったのですが、なにせこの日は乗り換えまでの時間が1時間弱しかなく、広い空港内を急いで歩きます。それでもチェンマイ行きの飛行機が出る搭乗口まで20分以上かかった、という。いい運動になりました。

韓国と言えばアイドル!飛行機でももれなくアイドル。

「SuperM」ですって、奥さん。

大韓航空にのって「へー」と思ったことと言えば、機内安全ビデオ。アイドルが登場し、「Let’s go everywhere」とかいう曲とともに、歌とダンスで機内の安全情報を伝えてくれます。不思議と見入ってしまうのはいいんだけれど、見ることに集中してしまって、内容が全然入ってこなかった。。。

この麺もなかなか良かった。

チェンマイ行きの便では7時ちょっと前ぐらいに機内食が出てきました。鶏肉か牛肉かだったのですが、昼が鶏だったのでここは迷わず牛。このメインはいいのですが、問題は左奥。

ほんのりではなく甘いポテサラ。

これがどうやらポテサラらしいのですが、それにしてはしっかり甘いのです。一口食べてギブアップ。

アイスはさっぱりか濃厚の2択。

そして食後に出てきたデザートのチーズ&ベリーアイス。これが出てきた時には何やらお腹いっぱいで残念ながらパスしました。チェンマイのことで頭がいっぱいだったからかな。食い意地が張っているとはいえ、こんなこともある。

チェンマイ到着。タクシー利用でホテルまで。

この日は結局夜の10時過ぎにチェンマイに到着し、空港からターペー門近くのホテルまではタクシーで向かいました。

カウンターで申し込むと渡されるチケット。

到着ロビーを出るとその正面にタクシーの配車受付カウンターがあります。この日は時間が遅かったこともあり、開いていたのは1か所のみ。そこで利用するホテルを告げると料金を教えてもらえます。私はターペー門近く、旧市街の外にあるホテル。したところ、150バーツとのこと。これをもって、「出口1」を目指しひたすら歩きます。そこにはタクシー会社の係りの人が待機していて、この紙を見せると運転手さんと引き合わせてくれます。たまたまだったのか、私は女性の運転手さんを紹介してもらえました。タクシー代は降りる時に払います。

とにかく移動日は時間が長く感じられますが、無事についてよかった!ということでいよいよチェンマイ旅スタートです。

(つづく)

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2019年8月_チェンマイ・バンコクひとり旅

2019年夏、タイの旅で買ったもの【お土産編】

こちら、重量制限も無事にクリアして持ち帰ってきたもの全て。

タイ料理好きが高じて企画・決行に至った今回のチェンマイ・バンコクひとり旅。ゆえにお土産も台所用品と食品がほとんどです。それにしてもお買い得だったなぁ。

欲しい!買いたい!とリストアップしていたものがかなりあったため、片側空っぽのスーツケースと機内に持ち込む手荷物用のワンショルダーバッグ一つで出発した今回の旅。ですが、帰りにはそれプラスビニール製のバッグが一つ増えていました。

このビニールバックがお土産持ち帰りの強い味方!

タイ国際航空の手荷物について

タイ国際航空では「受託手荷物」と「機内手持ち込み手荷物」に関して以下のようなきまりとなっています。

  1. 受託手荷物…エコノミー20キロ以内
  2. 機内持ち込み手荷物①…1.5キロ以内 
  3. 機内持ち込み手荷物②…7キロ以内

「受託手荷物」はいわゆるスーツケース。これがビジネスクラスだと40キロ、ファーストクラスだと50キロまでOKになるのですが、庶民には無縁の話。「機内持ち込み手荷物①」はパスポートや貴重品などの身の回りのものを入れるバッグ。「縦37.5センチ、横25センチ、奥行き12.5センチまで」とありますが、そこまで神経質にならなくて大丈夫。そして「機内持ち込み手荷物②」、こちらが今回のお土産大量持ち帰りを可能にしてくれました。チェンマイの市場で急きょ調達したビニールバッグ。「縦56、横46、奥行き25センチ以内」って結構な大きさです。写真に写っているビニールバッグもその条件をクリアしています。重さは7キロまで。いやー、本当に助かった!

タイはキッチンツールのパラダイス!

大きな琺瑯のボウル
これまた大きな琺瑯のトレイ
バーンセラドンの器
ソムタム用の木製クロック
台所用品、其の1。
台所用品、其の2。
大量のスプーン
もち米を入れる容器

琺瑯製品は小さめのお皿などを買って帰るつもりだったのに、気づけば大物ばかり。そして予定外だった木のクロックとたくさん買い込んでしまったセラドンの器も加わり大変なことに。でもちゃんとそれぞれの荷物の重量制限もクリアしているのですよ。今回は現地でお土産用のビニールバックを購入したのですが、使い始めてまもなく縫い目がほつれるアクシデント発生。がそこは冷静にビニールテープで補強し対処。どうにか家まで無事でしたが、それでもヒヤヒヤ。次回は丈夫なサブバックを日本から持参します。

タイは美味しいものもたくさん!

チェンマイのワロロット市場で。
同じくワロロットで買った乾麺
バンコク、オートーコー市場のガピ専門店にて。
最終日、アソーク駅直結のロビンソン地下で買ったものたち。

タイの名産品をバンコクで買おうと思うと高い!結局今回干し海老は断念してしまったので、次回は必ずチェンマイあるいは地方の市場で探し求めようと思います。ちなみに、どこでも買えるだろうドライ苺は試食の美味しさについつい。でもこれ1キロで150バーツ(525円)。日本の価格の4分の1以下だよ。

雑貨と日用品は少しだけ

早速棚に飾っています。
噂のヒルドイドはバンコクの薬局で。
知人にあげようと買ったブレスレット

タイは民族調の可愛い布やそれを使った製品も多いんですよね。次回は100バーツのタイパンツをはじめ、もうちょっと身に着けるもので可愛い物を探してみようと思います。

以上、長きにわたって綴ってまいりました「2019夏_チェンマイ・バンコク旅」はこれにておしまいです。次の旅は何をテーマにしようか考えつつ、早速計画を立てようと思います。もうすでに楽しみ。