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2020年1月_チェンマイひとり旅

チェンマイの金曜朝市は見てよし、食べてよし、なグルメパラダイス!【7日目①】

チェンマイ、金曜朝市の開催場所。

こちら、別の日に撮影した写真なので寂しい写真となっておりますが、金曜日になるとこの通り。

たくさんのテントが立ち並び、入り口近くは衣料品、奥に行くと野菜や肉などの生鮮食品、麺類やおやつを売る屋台が所狭しと出店しています。

ほぼ予定を立てずにやってきた今回のチェンマイ旅ですが、その中で「ここは絶対に行く!」と旅が始まる前から楽しみにしていました。というのも、他ではなかなか食べることのできないものを味わえるから。実際行ってみて、JJマーケットと並んで再訪したい場所の一つになりました。

野菜や加工品が美味しそう過ぎる魅惑の朝市。

金曜朝市に並ぶものは、どこに目をやっても見たことのないものがいっぱい。上の写真、右下に写るこれ。

納豆です。包んでいる葉は何だろう。聞けばよかった。

数種類の揚げ物の山
お漬物や中華風の干し肉、干しソーセージもあります。
見たことのない野菜ばかり。しかも新鮮そのもの。きれいです。

そして昨日、チネイザンセラピストのMさんから教えていただいた「ガイダム」発見!

「ガイ」は「鶏」、「ダム」は「黒」。見た目そのまま「黒い鶏」ってことです。この金曜朝市にはシャン族の麺屋さんがあって、そこではこのガイダムスープを使っているのだとか。しかも、時間が遅くなると混みあって注文もままならないと聞き、8時にはこちらに到着。早速お目当てのシャン族ヌードルがいただける屋台をさがします。

ガイダムスープ入りの「カオフン」は最高でした!

広場の一番奥、イートスペースの前にそのシャン族ヌードルをいただける屋台がありました。ここで昨日お世話になったMさんも合流。早速二人でガイダム麺をいただきます!

こちら、ガイダムスープ。見た目はすごく濃厚そうに見えます。ということで早速オーダー(Mさんが)。

「ガイダムも入れて!」と(Mさんを通じて)言ったら入れてくれましたよ♪そうして出来上がったものがこちら。

麺はいろいろな種類がある中で米太麺にしてみました。手前のとろりとした豆餡がかかった方が「カオフン」で、奥のクリアスープの方がガイダム麺です。これもクィッティアオになるのかな。

そしてなんと。私が食べたいと思っていた納豆、Mさんが既に買ってくれていました。これぞ以心伝心。日本のものに比べて粘り気は控えめながらも、粒が大きく、風味も良い!かなり美味しい納豆でした。

このカオフン、麺と豆餡だけ?と思いきや、下には野菜もたっぷり入っています。トッピングはこれ、ナッツかしら。とにもかくにも全部混ぜて食べると美味きことこの上なし!思っていたよりも塩が効いていて、しっかり味。ガイダムスープは癖がなくさっぱりとしています。日本の地鶏はオイリーで濃厚なスープが取れますが、こちらのスープはさにあらず。以前名古屋コーチンから取った出汁をタイ料理に使ったことがありますが、その上品な旨味を思い出しました。

一方、Mさんが注文したガイダム麺には何やら鮮やかな赤いペーストがのっています。

これなんですが、実は、相当辛そうに見えて、全く辛味はありません。食べてみるとミートソースのような味わい。こちらもかなり美味しい。中華麺でも米の細麺でも美味しいと思います。

ちなみに。私たちが注文した時には待っている人はいませんでしたが、食べている最中にふと見ると、シャン族の屋台には人だかりができていました。ということで8時台、早めの時間に行くことをお勧めします。

これは何だったのかな。次回聞いてみよう。

食後はまたまた場内見物。

お目当ての麺を食べ、満足したところで再び場内巡り。サトー豆やすっごく根っこの立派なパクチー、そして柿と干し柿もありました。

フレッシュなナツメ。
焼き甘栗もあるよ。
大粒のえごま。すりつぶして料理に入れると美味しいと聞き、20バーツの小さい袋を購入。

そして中にはこんなお店も。

山羊肉屋さん。

羊はインド料理で食べるけれど、山羊はないなあ。どうやって食べると美味しいんだろう。

…山羊です。

とにかく野菜好き、食料品マニアの私にとって、たまらない場所でした。金曜朝市、行ってよかった!次回チェンマイ訪問時も必ず寄るぞ。

(つづく)

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2020年1月_チェンマイひとり旅

ニマンヘミンで絶品ガイヤーンを食べよう!@「Cherng Doi Roast Chicken」【6日目】

わけあって朝ごはん抜き。チェンマイで早朝散歩。

実はこの日、タイ料理の先生からご紹介いただいたセラピストのMさんより、「チネイザン」なるマッサージを受けることになっていました。お腹を中心としたマッサージなので、空腹で受けたほうがいいかなと思い、この日の朝食はパス。約束した9時までの間、ホテル周辺をお散歩しました。

とかいいつつ、もうこの旅で3度目となる漢方薬局「サラ・モン・オソッド」へ。こちらの薬局の詳細は以下の記事をご覧ください。

チェンマイのローカルフードを満喫!【3日目①】 | タイはおいしい天国。

目次 1 「Kao soi Fueng Fah」で朝カオソーイ。2 「サラ・モン・オソッド」の漢方ドリンクで元気注入。3 「THE HOUSE by Ginger」で体に良さげなおしゃれドリンクをいただく。 「Kao soi Fueng F

この漢方ドリンクがいたく気に入り、パウダーを2本、追加購入。したことろ、「続けて来てくれてるよね。またパウダーも買ってくれたからドリンクの分おまけしてあげる。」と5バーツを2枚くれました。もうこういうのが妙に嬉しい。得したということではなく、覚えていてくれたことやこの心遣いがね。オネエサンありがとう!

してその「チネイザン」なるマッサージ、施術を受けている間は完全に「まな板の鯉」です。そしてところどころがものすごく痛い!意識的に体の力を抜いて、息を止めないようにある意味必死。そしてマッサージされていると、滞っていた血流が巡り始めるのがわかります。その効果のほどはというと、個人的にはいいことがいろいろありました。しばらくは定期的に受けられそうもないのが残念なほどです。

クリスピーな食感最高!「Cherng Doi Roast Chicken」のガイヤーン。

マッサージの後はチェンマイ在住中のMさんに誘っていただき、一緒にお昼ごはんに行きました。お店もお任せ。それで美味しいものにありつけるって最高です。

案内していただいたのはニマンヘミンにあるガイヤーンが美味しいお店。

写真からも十分伝わるでしょう。皮のパリパリ感。お肉はもちろんしっとり。これ、家庭用の電気オーブンでは絶対に作れないやつです。

そしてこのタレがまた美味しい。さらに、今まで食べたことのないタイ料理をぜひ味わってください!とMさんが注文してくださったのがこちら。

パパイヤの天ぷらです。メニューには「タイクリスピーパパイヤサラダ」とありました。yukko先生のレッスンで空芯菜の天ぷらを初めて食べた時にもその美味しさに感動しましたが、パパイヤもいい!今までパパイヤといえばソムタム一択でしたが、次回、青パパイヤを入手した暁には半分をソムタムに、残り半分を天ぷらにすることをここに誓います。

そしてこちらは揚げた豚皮スナック「ケープムー」入りのソムタム。美味。

帰り際に厨房をチラ見。次のチェンマイ旅でもまた寄りたいお店が一つ増えました。美味しかった!

タイ産ナチュラル製法のコーヒーをいただく。

チネイザンセラピストのMさんは、コーヒー通でもあります。通っていうか、収穫しにいったりしているぐらいだから、もう完全に通とか趣味の域を超えています。

私もコーヒーはかなり好きで、今まで飲んだ中ではグアテマラのブルボン農園のナチュラルが一番好きだったという話をしたところ、タイ産のナチュラルコーヒーが飲めるということでこちら「Ma-Chill Coffee」に連れてきてくれました。

お店に入って並ぶコーヒー豆を見るとありました!チェンマイとバンコクのちょうど中間ぐらいにあるペッチャブーン県産のナチュラル製法のコーヒー。

早速マスターがこの豆でコーヒーを淹れてくださいます。このコーヒーがモコモコする瞬間を見るのも好き。

そうしてテーブルに運ばれてきたコーヒーからは、ナチュラル特有のフルーティーでふくよかな香りがします。口にするとあっさりとした中にも香味が感じられて、美味しい。個人的にはもう少し味に厚みが欲しいかなと思いましたが、クオリティーはなかなかのもの。北タイは美味しいアラビカ種の生産地。タイコーヒーのこれからに期待しています!

私は元気…なれど、カメラがダウン。

その後、Mさんにオーガニックコスメや雑貨、ハーブティー、洗剤、食料品のお店「Good Health」を教えていただきました。

素敵なもの、気になるものがいっぱいで楽しくお買い物。それを早速外のベンチで撮影…

ぬぉぉぉぉぉ!!!…い、色がおかしい!何度撮影してもこんな状態。原因がわからないため、不安しかないこの時の私。とりあえずホテルに帰って、念入りにお掃除をしてみました。

したところ無事復活。どうやらボディとレンズの接続部分にホコリが溜まっていた模様。見た感じは全然だったんだけどね。カメラちゃん、なかなかデリケートです。私も気をつけよう。

(つづく)

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2020年1月_チェンマイひとり旅

夜のワットはフォトジェニック!チェンマイは夜もイイ!【5日目③】

安くてうまい!「アルーンライ」で晩ごはん。

時は夕暮れ、夕飯時。この日は何度か前を通りかかり、気になっていた食堂に入ってみることにしました。

ターペー門近く、お濠外側の道路沿いにある「アルーンライ」です。

店内の左手には料理の入ったバットがいくつか並んでいて、そこでもぶっかけ飯的なものをお願いできそうなのですが、基本、席に案内されるとメニューを手渡され、その中から選んで注文します。

日が落ちて、しだいに闇に包まれていく外の景色を眺める。いい時間。

さて、現実に戻りまして、気付けばこの日、お昼ご飯を食べていませんでした。ということで、思い切って鶏肉のフライとソムタムタイを注文。

このフライがシンプルにうまい。

酢漬けニンニクが入っていると思われるスイートチリソースをつけると尚うまし。

本場で食べるソムタムタイは辛いんだろうなぁ…と覚悟していたのですが、あまりにマイルドで拍子抜け。外国からのお客さんが多いから、でしょうか。こちら、味付けのバランスが非常によく、箸が進む進む。なによりフレッシュなささげの美味しいこと!

食べ切れるか…などと心配したのはほんの一瞬。めでたく完食です。

お腹パツパツ、そうだ、街へ出よう!

いくら昼抜きだったとはいえども、かなり食べたのでお腹はパツンパツン。これは動かなければ!と夜のチェンマイ、旧市街を歩いてみることにしました。

旧市街の中に、いくつか非常に賑わっているお店がありましたが、みると観光客がほとんど。地元民が好んで利用するようなお店は見つけられなかったな。

ライトアップされた、3人の像。

地図を見て、「ああこれか。」と一人頷く。その向かい、郷土史博物館に目をやると…

クリスマスと新年が混然一体となっています。そうそう。チェンマイはどこに行ってもまだクリスマスツリーが飾ってありました。26日にはもうツリーが姿を消す日本とは大違いです。こうして一緒に楽しんだっていいのにな。

夜のワット、イチオシは「ワットパンタオ」!

ここまで来る途中にも、いくつかライトアップされたワットがあったことに気付きました。ここからはワット巡りです。

まずやってきたのが「ワットプラシン」。

暗がりに佇む黒猫ちゃん発見。チェンマイは黒猫率が高いような気がします。昼間も何度か見たし、ホテルの看板猫も黒猫ちゃん。みんな親戚かしら。

そして、大変清潔なトイレ発見。これ、旅において非常に重要な情報ですのでシェアさせていただきました。入るにあたってはこの写真を撮っている位置に用意されたスリッパに履き替えます。利用料はかかりませんが、出入り口に募金箱がありますので、気持ちをここへどうぞ。

他にもいくつかのワットを見て回ったのですが、中でも素敵だったのがこちら。

「ワットパンタオ」です。

「ワットチェディルアン」のすぐ隣にある小さなお寺。

なのですが、奥の光に引き寄せられて、入ってみることにしました。

大きな木に飾られたライト、黄金色に輝く仏像、そしてそれが映る池。

あまりにも美しい目の前の絵に思わず見入ってしまいました。そして、今回の旅と、ここに至るまでの様々な巡りあわせに感謝したい気持ちでいっぱいになり、そのお礼を伝えるべくお参り。2020年、滑り出し最高です!

(つづく)

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2020年1月_チェンマイひとり旅

チェンマイのおしゃれな街、ニマンヘミンをパトロール。【5日目②】

ターペー門からニマンヘミンへの行き方

ターペー門からニマンヘミンまではおそらく3キロ弱の距離があるかと思われます。頑張れば歩けないこともない距離ではありますが、冬でも日中は30度を超えるチェンマイにあって、それはあまりにも酷というもの。自転車やバイクをレンタルするという手もありますが、あのタイの道路事情を考えると簡単には勧められません。よって考えられる手段としては

  1. ソンテウ
  2. 循環バス
  3. トゥクトゥク

このあたりと思われます。

ソンテウは同じ方向に行く人が一定数揃わないと出発しないというデメリットはありますが、ニマンヘミンを訪れる観光客は多いので、大丈夫かと。とか言いつつ、私は「一人はだめだよ。」と断られたのですが。代金は30バーツほど。

続いて循環バス。こちらは15分に1本は来ることになっています。が、日本のバス以上に来る時間が読めない!ただし、来てくれさえすればドライバーさんに30バーツ払って座っているだけ。何より広いし、安全運転。

ちなみに、バス停はココです。「R3」の黄色がニマンヘミン行きです。同じ「R3」でも赤だと空港の方に行ってしまいます。これ、どちらも同じバス停に止まるので要注意。ただ、乗り込んだときに必ずどこへ行くのか運転手さんに聞かれますので、そこで行き先を告げた際に間違っていれば教えてもらえます。

そして最後はトゥクトゥク。こちらは高く付く上に、運転手さんの中にはかなりアグレッシブな運転をされる方もいるので、その点了解できる方のみご利用ください。これは待ち時間がない上に、ピンポイントで行き先を指定できるので楽です。ちなみにこの日、私は旅の記念もかねてトゥクトゥクを使ってみました。最初150バーツを提示されたのですが、交渉の末、130バーツで乗せていただきました。ドライバーは歌舞伎役者のようなきれいなメイクを施したオネエサンでした。

まずはMAYAのお向かい、小さなお店が集まる「think PARK」へ。

ニマンヘミンに到着し、まず立ち寄ったのがこちら。そう広くない敷地に雑貨を中心としたお店が並びます。

入ってすぐ、正面に鎮座するネコちゃん。

これ、ここのシンボルツリーですね。大きい!そして私を最も引き付けたのがこちらのお店。

「LAMUNLAMAI」とあります。こちら数はそう多くないものの、可愛い琺瑯製品が並んでいます。

ワロロット市場近くの台所用品店では、ホーローのレンゲやカトラリーが品切れ気味で、色が4種類ほどしかなく選ぶ余地なし、でした。その点こちらであれば欲しい色を手に入れられます。

そして象さんがペインティングされたお弁当箱が可愛い!同様の絵が描かれたマグカップも店内にありましたよ。ホーロー好きの方、ぜひのぞいてみてください。

続いては大型ショッピングモール「MAYA(メーヤー)」へ。

続いて向かったのは「MAYA」。大型ショッピングモールのこちらは地下にフードコートや薬局、書店、そして「リンピンスーパーマーケット」が入っています。タイティーのお店もあったな。1階は化粧品やバッグ、2階は服飾品を中心としたフロア、3階は雑貨を中心としたショップ、そしてそれより上の階にはワーキングスペースや映画館、レストランなどが入っています。

一回りして「なるほどね」と満足したところで見つけたのはこちらのマッサージチェア。

休憩もかねて10分利用。40バーツ。これが思っていた以上によくて、たった10分ではありましたが、だいぶ疲れが取れた気がします。その後、今回の旅で見つけられたら買いたい!と思っていた北タイ料理の本を探しに3階の書店へ。タイではあまり料理本のニーズがないと見えて、タイ語で書かれたものに関してはバリエーションがありません。そんな中見つけた唯一の北タイ料理の本、これがすばらしかった!

英語で書かれているのですが、北タイに暮らす様々な民族の歴史、食文化、食材、独自の料理法や台所道具について詳しく解説された上で、ちゃんとレシピも載っている。これ欲しい!お値段を見ると1500バーツ弱。5000円か…。少し考えて、どうしても欲しくなったらまた来よう!と書店を後にしました。

地下にあったケーキ屋さん。タイはケーキも色とりどり。

そしてMAYAの最後は地下のリンピン。スーパー好きとして念のためのパトロール。ピン川沿いの店舗では調味料にばかり目が行っていましたが、ここで缶詰に注目。パッカードンに種類がいろいろあるのを発見。これは日本に帰って試してみたい!と2種類購入しました。

結果、MAYAで買ったもの。パッカードンの缶詰2缶(笑)。

最後はおしゃれな「One Nimman」でお買い物♪

最後に向かったのは2度目となる「ワンニーマン」。オープンモール型のこちらは開放感たっぷり。スペースが贅沢に使われていて、休憩したりのんびりと過ごすのにはぴったり。入っているショップはいずれもおしゃれです。実はここで、気になるお店が一つありまして、この日はそこでお買い物をしようとやっていまいりました。

1階にある「CHABAA」、ここが目的地。

ボヘミアン調と北タイの民族衣装の雰囲気をかけあわせたようなテイスト。

普段、無地の寒色系しか着ない私にとって、結構ハードル高めです。が、実はこういうのも好きなのです。でもなぁ…旅先で見るから可愛いんであって、これがクローゼットにあったら着るか?と自問することしばし。その中で、これは可愛い!と迷わず手にしたものが2着あり、それを購入いたしました。

それがこちら。詳しくは最後のお土産編で紹介したいと思います。

ふー、満足。一旦ホテルに帰って休憩。

(つづく)

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2020年1月_チェンマイひとり旅

2020年はお洗濯と、甘いもち米でスタート!【5日目①】

チェンマイで迎えた新年、スタートはお洗濯。

9泊11日の今回の旅、お土産を買って帰ることなどを考えて「できるだけ荷物は軽く!」と着るものも日数の半分ほどしか持ってきませんでした。新年を迎え、ここはお洗濯から始めよう!という気分になり、朝7時、向かったのはターペー通りにあるコインランドリー。

「CLEAN SPACE」という無人のところです。チェンマイには係りの人がいて、洗濯と乾燥をお願いできるところもありますが、アレルギー体質で使える洗濯洗剤を選ばなければならず、柔軟剤なんてもってのほか!な私は、自分でできるこちらを利用することにしました。

店舗の奥に進むと…

洗剤を売る自販機と、両替機が設置されています。両替機で使えるのは20、50、100バーツ紙幣。洗濯は1回40バーツ、乾燥は1回1時間でこちらも40バーツです。

使い方も書いてはありますが、洗濯物を入れて蓋を閉め、料金を投入すれば自動的にスタートするので、何ら難しいことなし。

洗濯は28分ほどで終了。その間はこうして待合スペースで本を読みながらのんびり。その後乾燥機に洗濯物を入れたらスイッチオン!したところで朝ごはんを食べに外へ。食べ終わって戻った頃には乾燥も済んでいるはず。これなら時間も無駄なしです。

昨日に引き続き、「カオソーイ・イスラム・レストラン」にやって参りました。本当はとあるお店でナムニャオをいただきたかったのですが、5日までお正月休みとの張り紙。それならば、とこちらに立ち寄った次第です。

クリアスープに焼き豚ならぬ、焼き牛的なものがのっていて、さっぱりしていて美味。これでお値段50バーツ。180円ほど。

これで儲かるのかなぁ…と要らぬ心配をしながら美味しくいただきました。

トンラムヤイでカオニャオマムアンを食べよう!

お正月、お正月と言えば餅。チェンマイに餅はなくとももち米を美味しく食べられるあの料理があった!と思い出し、トンヤムライ市場のこちらへ再びやって参りました。「オネエサン、写真撮っていいですか?」と聞いたら「いいよ。」とカメラ目線。なのにピントを外してしまう、という。。。

カウンターの右側にある陳列棚には粉ものを中心とした軽食がずらり。

このホットドッグの上に乗る白いの、まさか練乳じゃないよね、マヨネーズだよね。しかし残念ながら、この日それを検証している余裕は(胃に)ありません。

この蜜滴るマンゴーともち米を食べなければならないのです。

持ち帰り用のパックに入ったものも並んでいますが、「ここで食べます。」と言えば、こうしてお皿で出してくれます。カトラリーの下にある、塩気のきいた揚げ豆?をかけて早速いただきます。甘味が付いたココナッツミルクの味と香り、それを吸い込んだもち米、そして香り高いとろける食感のマンゴー、そこにトッピングの緑豆の塩気が加わってたまらない美味しさ!しかもこれで50バーツっていうんだから、もうコスパ最高です!

トンヤムライ市場から花市場周辺をパトロール。

加工食品やお菓子、仏具などを中心に売られているワロロット市場に対して、トンヤムライ市場の方は乾物や調味料を取り扱うお店が多く並んでいます。

2階は衣料品や民族雑貨がメイン。

可愛い子供服もありました!

トンヤムライ市場の建物を出た東側は、生鮮食品と魚介類の干物を売るお店が並ぶエリア。上は柿と干し柿。タイでも干し柿食べるんだ。日本のものより大きくて肉厚な感じ。

生きたカエルやどじょう、亀なども売られていました。

こちら花市場。店に車を横付けし、車の中から目当てのものを買っていくお客さんの姿もありました。

この後はモン族市場を通り抜け、再びターペー通りへ。

またまたあの漢方薬局によって例のドリンクを飲みました。これを飲むと本当に胃がすっきりして良い。

ということで新年初日、午前の街歩き終了です。

(つづく)

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夜空いっぱいのコムローイ、チェンマイで最高の年越し!【4日目②】

ニマンヘミン界隈パトロール。

大量ランチでお腹はパツンパツン。これは歩かなければ!と半ば使命感にも似た思いをもって到着したのはニマンヘミン界隈。楽しく歩き回るにはもってこいのエリアです。

「MAYA」や「One Nimman」などの大きなショッピングモールから、個人商店がたくさんあります。

タイでは有名な布バッグのお店「Naraya」や、衣料品、化粧品、食料品、雑貨などなど欲しいものが人揃えできる感じ。

大きなフードコートはもちろん、休憩スペースもたくさんあって、暑いチェンマイの日中も快適に過ごすことができます。

そして、道を歩いているとこの子を発見。これは!バンコクでも見かけた「マンゴータンゴ」のキャラクターではありませんか。せっかくニマンヘミンまで来たんだし、ただ来て戻るのは勿体ない!とお腹がだいぶいっぱいなのにも関わらず、入ってしまいました。マンゴータンゴ。

お腹はだいぶいっぱいだけれど、フルーツならいけるでしょう!とここはもちろん、「マンゴータンゴ」を注文。

マンゴーも、マンゴーアイスも、マンゴープリンも、こんなの水と同じだよ♪とこのあたり、だいぶテンションがおかしくなっていたのですが、見事完食。もう完全に食欲のリミッター崩壊です。それにしても、ここのマンゴーは美味しい。間違いなく甘くて、ほどよい食感。マンゴーの旬ではないのにこのクオリティー。さすがです。

そして帰りはもちろん、カロリーを消費すべく徒歩で…と言いたいところですが、さすがに30度を超える中、数キロ歩くのは辛い。循環バスのお世話になり、ターペー門まで戻りました。30バーツ。

余空に舞うコムローイ、幻想的なチェンマイでの年越し、最高!

チェンマイといえば毎年11月に行われる「コムローイ祭り」が有名で、世界中から観光客が訪れます。その時ほどの規模ではないにせよ、年越しにもあげると聞いて、12月31日夜9時過ぎ、ターペー門にやってきました。

カウントダウンまであと3時間ということで、さすがにまだコムローイを揚げている人はいませんでしたが、その準備は始まっていました。

コムローイはこうして、ターペー門やその近くの歩道のあちこちで売られているので、それを買えばOK。そして1月1日0時が近づくにつれて人が集まり始め、11時にはもうターペー門の広場に人が収まりきらないほどに。

0時を待ちきれない人たちがコムローイを飛ばし始めます。そしてカウントダウンまで残り数分。

皆、手にしていたコムローイに火をともし始めます。そしていよいよ年越しのカウントダウン。5、4、3、2、1…

一斉にランタンを夜空に放ちます。

日本では考えられないほど、めちゃめちゃ至近距離で花火も打ち上げられ、沸き上がる人々の歓声。夜空に舞うコムローイを眺めていたら、なんだか涙があふれてきてしまいました。すっごく感動した!最高の年越しでした。

胸いっぱいでもお腹は空く。新年のセブンイレブンで軽食を。

コムローイの感動でカロリーを消費したのでしょうか。昼間、あれだけ食べたというのに小腹が空きました。とはいえ、スナック菓子は食べたくない。スイーツも違う。何かないかな…とセブンイレブンを徘徊していると、こんなものが目につきました。ホットサンド。あ、これがいい。きっとレンジであたためてくれるでしょう!とレジへ。

すると、なんということでしょう!レンジではなくホットサンドメーカーで焼き始めました。購入する人がそんなにいないからこんな悠長なことができるのか、とにかく素晴らしいサービスです。

待つこと数分、焼きあがったものはこんな容器に入れてくれます。

選んだのは、タイとはまったくもって無関係なピザ味。これが予想以上の美味しさで、さっきの自分の選択に拍手。もうこれですべてを満たされ、幸せな気持ちで2020年がスタートしました。

(つづく)

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北タイ料理の名店「フアンムアンチャイ」で落ち武者になる、の巻。【4日目①】

「カオソーイ・イスラム」でワンタンカオソーイを食す。

前日朝ごはんを食べたイスラム教モスクの裏手、他の食堂も気になっていたので2日続けてやって参りました。この日お邪魔したのはこちら。

「カオソーイ・イスラム・レストラン」なるところです。

メニューを見るとカオソーイを中心に、カレー風味の麺類、ご飯ものなどがが並びます。

ご飯ものも気になりましたが、やはりここは汁物か。ただ昨日と同じカオソーイじゃなぁ…と思っていたところ、ワンタンのカオソーイを見つけました。(これ、カオソーイって言わない?)

付け合わせは定番のホムデンとパッカードン。ただし。

メインはこのとおり、ワンタンです。以前自分でカオソーイを作った時に、

朝から北タイ名物「カオソーイ」を作る。食べる。 | タイはおいしい天国。

今年の夏、チェンマイで食べた唯一のカオソーイといえばアーム先生のレッスンで作ったもの。これこれ。 北タイ料理教室、全6品を作って食べる幸せ。【4日目②】 | タイはおいしい天国。 アーム先生の料理教室は「中部タイ料理」か「北タイ料理」を選ん

スープを多めに作って冷凍してあるので、これは帰ったら試してみよう!と思いました。美味しい。

調理場が見えるローカル食堂。この景色大好きです。

麺用の卓上調味料が一般的なタイ料理店とは違うのもまた面白い。

チェンマイのおしゃれカフェ「Gateway Coffee Roaster」へ行く。

チェンマイはカフェブームなのか、あちらこちらにおしゃれなカフェがあります。カオソーイの後、食後のコーヒーを飲みたくて、「Gateway Coffee Roaster」に入ってみました。入口も内装もおしゃれ極まりないお店です。

ドリンクメニューには

  • BLACK
  • WHITE
  • BROWN

とあり、何がなにやらわからないまま「BROWN」を注文。したところ、これ、モカでした。後で聞いてみたら

  • BLACK=コーヒー
  • WHITE=カフェラテ
  • BROWN=モカ

なんですって。最初っからそう書いてよね。(←自分が最初に聞け!って話。)でも甘いものも好きだから良し。そして、窓際からの眺めもなかなか素敵で、写真もたくさん撮ったのになんと。それらは帰国後のデータ読み取り事故により損失。あああ…無念。

名店「フアンムアンチャイ」でお腹パツパツ!大量ランチ。

そしてこの日は2019年を締めくくるにふさわしい、北タイ料理の名店「フアンムアンチャイ」でランチを!と心に決めていました。基本的に、お腹が空かなければごはんはパスしちゃうのですが、この日ばかりは何がなんでも食べるぞ!と気合十分。

ここは観光客にも人気なようなので、前日と同じ失敗はするまい!と開店時間の11時には到着。それなのになんと。結構な席数がある店内は既に満席、その上20人待ちという人気ぶり。店内に置いてあるウェイティングシートに記名し、そこはもうただひたすら待ちました。

一時間待ちは覚悟していたのに、20分ほどで席に案内していただけました。周りは家族連れ、団体客がほとんど。一人で4人掛けの席を陣取ってしまい、申し訳ない気分です。

さて、こちらでは北タイ料理のオードブルとここでしか食べられないような食材を使ったスープをオーダーしました。写真を見る限り、一人でも食べ切れるかと思いまして。

ところが。実物のまぁ大きいこと大きいこと。

このこんがり焼かれた豚バラ肉も

ゲーンハンレーのお肉も、Sサイズの蜜柑より一回りぐらい大きい(;´・ω・)。さらにこの上スープも頼んじゃったものだから、さあ大変。

この器だって、ラーメンどんぶりぐらいあるんだよ。

バナナの蕾とハーブ類がたっぷり入ったスパイシースープ。

そして脳天を突き抜ける辛さのナムプリックヌム。もう食べ終わる頃には汗だく。その汗の量たるや「あれ、私サウナに来たんだっけ?」と思われるほど。見た目完全に落ち武者であったと思われます。優雅なランチが思いがけず戦場と化してしまった2019年ラストランチでした。

一人だったのでこんな有り様ですが、お友達と一緒にシェアしたらそれはそれは美味しく食べられることでしょう。こちらのお料理、その味はいずれも最高でしたから。

こちら、通りすがりの猫。朝ごはんを食べた食堂でも黒猫を見かけましたが、チェンマイは本当に動物に優しい。飲食店だって、けっして猫を追い払ったりしません。もちろん、この子たちもいたずらをしないからなのですが、日本でもこんな景色、見られるようにならないかな。

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お土産もタイ食材も買うなら「リンピン」が便利!【3日目③】

「リンピン」でタイ食材&調味料に萌え。

ターペー門からだとだいぶ距離がありますが(歩くのが好きな私は普通に徒歩でいきましたが…)、ナイトバザール周辺からであれば歩いても行けるスーパーマーケットがこちら、「リンピン」。ちなみに、ニマンヘミンにも店舗があります。今回私が足繁く通ったのはピン川沿いにある方です。

チェンマイにも「テスコロータス」や「ロビンソン」など、もっと大きなスーパーやデパートはありますが、いずれも郊外。歩いてはとても行けない距離。移動手段はほぼ徒歩、という私はこちらリンピン一択です。

キャットフードや日用品はどこの国に行ってもパッケージの文字が違うだけでメーカーはほぼ同じ。すごいな。

どう使うのかわからないのに、ボトルを見ただけで萌える。

もう見るもの、手に取ったものいろいろ欲しくて仕方がなかったのですが、ここは心を鬼にして、買うものを厳選。結果800バーツのお買い上げ。何を買ったかは今回の旅日記の最後、お土産編で紹介したいと思います。

ちなみに、リンピンには小さなカフェも併設されています。夕方5時にはしまっちゃうんですけどね。

カフェラテ50バーツ。良心的な価格になかなかのお味。

徒歩でリンピンに行くと、ピン川のこんな景色もゆっくり眺めることができます。

ホテルはターペー門近くがお薦め。

さて、今回私が宿泊したホテルはこちら、「チェンマイタイハウス」です。

ワロロットに行くにも、ソンテウを拾ってどこかへ向かうにしてもとにかくターペー門近くが便利!とタイ料理の先生から教えていただきました。あとはホテルの予約サイトであれこれ見比べ、お値段が安かったこともありこちらに決めました。

清掃も行き届いているし、スタッフさんはみな笑顔で親切だし、看板猫も可愛いし、その点は文句なし。ただ、シャワールームが若干使いづらかったのと、壁が薄く廊下の声が部屋に響くこと、ドライヤーが付いていなかったこと、そして部屋に戻ったら書き物をしたり、作業をしたい自分にとって、デスクがないことが何より不便でした。

でもまあそのおかげで自分にとって必要なものを再確認できたので、次回の旅ではその点をポイントにホテルを決めようと思います。

ローカル食堂「Mama Thai Food」で野菜摂取!

リンピンからホテルに戻り、しはし休息をとったところで再び街に出ました。この日は昼ごはんらしい昼ごはんを食べていませんでしたから、お腹ぺっこぺこ。そして、無性に野菜が食べたくなり、店頭に置いてあるメニューを見ながら決めたお店がこちら。

注文したのはカナーのオイスター炒めと、玉子豆腐&豚肉団子のスープ。

これにもちろんライスも付けて。スープはあっさりしていて、味付けしっかりめのお料理を注文した際、良い箸休めになりそうです。そしてカナーの炒めもの、こちらは茎と葉を別に炒めてできれば火の通り具合を均一にしてほしい!と思いましたが、そこはローカル食堂ですからね。そして味も悪くないです。悪くないんですが、タイ人がよく使うという例の調味料の味が。まあたまにはいいか。

どちらも大きな器に盛られてきたのですが、一人で完食いたしました。

食後のデザートはロティーに決まり!

実は先の食堂に向かう途中、何やら人だかりができている屋台の前を通り過ぎました。

帰り道、同じ屋台の前を通りかかるとやっぱり人だかり。これは美味しいやつじゃないの?と立ち止まりました。

見るとオネエサン二人が手際よくロティーを仕上げています。

メニューも大変親切。これは指差し注文もOKだな。ということで私も「ロティー+バナナ+チーズ」をオーダーしてみました。

バターの香りと焼ける生地の香り、そしてチョコやソースの甘い匂い。これはたまりません!

「カロリーは美味しさの数値」とは知人の名言(迷言?)ですが、まさにその通り。さっきお腹いっぱい食べたことも忘れて、こちらも美味しく完食です。

屋台なのに、なぜかグーグルマップにのっている、という。とにもかくにもこちら、美味しいので機会があればぜひ立ち寄ってみてください。

この日はホーロー食器も買って、リンピンで食料品もゲットして、美味しいものもたくさん食べて、大・大・大満足の一日でした。

(つづく)