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2025年1月_チェンマイ、ウドンターニー、ノーンカーイのんびり旅

タイ旅思い出アルバム、お土産編。カゴ、ザル、食器、全部見せます!

旅の楽しみは、旅先での体験はもちろん、お土産選びにもあります。帰国後も旅の記憶を呼び覚ましてくれるお土産は、単なるモノではなく旅の大切な一部。今回チェンマイ、ウドンターニー、ノーンカーイ、そしてバンコクで集めたお土産を、私自身の備忘録として「味わうタイ」「感じるタイ」「学ぶタイ」の3つのテーマに分けて記録しておきます。カゴやザル、色鮮やかなタイパンツ、美味しい調味料、漢方薬など、様々なアイテムを通して、タイの旅を振り返ります。

味わうタイ:食卓を彩る美し&旨しなお土産たち

料理好きが高じて器好き…それ、私です。今回は買わないつもりだったのに、Aちゃんとともに訪れた「バーンセラドン」にて蓋つきのポットを衝動買い。サンカローク焼きはバンコクで購入。いつかスコータイにある窯元にも行ってみたい!食品は「タイのXO醤」的調味料、ナムプリックパオのみリピートで、それ以外はお初のものばかり。生春雨、黄色い餃子の皮、そしてウドンターニー「カオピアックセン」のパンまで!パンは形が崩れないよう冷凍保存。近々、自宅でイサーン風朝ごはんを再現予定です。

右上からバーンセラドンの蓋つきポット、右下がサンカローク焼の小皿。そのお隣はごはん茶碗かな。サンカローク焼き2点はプロムポンにある日本人向けのお土産店で買いました。柄も色味も和食器、特に漆器と好相性で、ほぼ毎日使っています。

餃子の皮とパンはただいま冷凍庫で待機中。黄色い餃子の皮はもちろんカノムジープを作るつもり。春雨は海老か蟹と蒸して食べて、スッキーヘーンにして、後はヤムウンセンかなぁ。センミーはノーアイデア。これから考えます。

どれも使う&いただくのが楽しみけれど、チェンマイのアンさんのレストランから持ち帰ったガピと塩、それから、ウドンターニーで買ったヤードンの素は特に、です。

感じるタイ:異国情緒あふれるファッション&雑貨

実はこっそり洋服を4着も買い込んできました。全部お気に入りで夏になったら着るのが楽しみだけど、その夏の貴重な休日はほぼ旅行中ってことを考えるとさて、いつ着る?という問題はさておき…。ノーンカーイで買った100バーツのパンツとエプロン、パンツはゆったりした作りで、定番のタイパンツより生地がしっかりしていていい感じ。ウドンターニーでは、タイ屋台エプロンを10枚大人買い!1枚35バーツ。タイ料理教室仲間へのお土産です。そして、一番のお気に入りはやっぱりカゴとザル!チェンマイのJJマーケットのカゴは素敵だし、ウドンターニーのヘンさんのお店で買ったもち米蒸しセットは使うたびに思い出が蘇る。買い替えるとしても、ヘンさんのお店で買いたい!

形を崩すことなく持ち帰れました。チェンマイから我が家へようこそ。

こちら、中央のガティップカオ以外はすべてヘンさんの店で購入。

米こぼれ防止の「ที่รองมวย/ティーロンムゥアイ」を装着した図。

こちらの網もせっかくなので買ってまいりました。10バーツ也。

これがノーンカーイのタイパンツとエプロン。

すごく簡単な作り。でもこれで良いんだとも思いました。この縫い方いいかも。

タイパンツはこの部分の作りが特徴。

このショッパーのデザイン、レトロな感じがおしゃれ。

買ってきた10枚は色柄のバリエーション豊富。象柄とスイカ柄1枚ずつは自分用。

チェンマイのアパレルブランド「chabaa」で今年はサルエルパンツを買いました。白と黒のシャツは名もなき店で購入。1枚300バーツ。

こちらはロフティーバンブーで。モノトーンのワンピースはノースリーブのロング丈。4種類の布が使われています。とても素敵なのよ。赤は実際はもっと落ち着いた色味のリネンブラウスです。

学ぶタイ:文化に触れる本と健康をサポートする漢方的アイテム

タイ料理研究に欠かせない本と、健康をサポートしてくれる漢方薬も買ってきました。今回ご本人にお会いしてサインをいただけた岡本麻里さんの本は、以前から持っていましたが、読むたびに新たな発見があります。何度も読み直したくなる一冊。

英語で書かれたタイ宮廷料理の本は、著名な料理人が多数執筆していてレシピも本格的。作るのが楽しみ!

「Baan Mowaan Bamrungchat Satsana Yathai Pharmacy」で買ってきた漢方薬たち。

中央は胃腸の働きを助けるもの、右上は頭痛によく聞く嗅ぎ薬。右下は同じく頭が重いときに服用するものらしいです。特に胃腸の働きを助けるお薬はすでに何回か飲みましたが、私には合っている感じがします。

タイの食、文化、そして人々との触れ合い。それらをぎゅっと凝縮したようなお土産たち。どれもこれも、私にとって大切な旅の思い出です。次のタイ旅行ではどんなお土産に出会えるか…と今からワクワクしながら、頭の中ではすでに次の旅の妄想が始まっているのでした。

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2025年1月_チェンマイ、ウドンターニー、ノーンカーイのんびり旅

タイ旅最終日はバンコク買い出しツアー、そしてまさかの再会【9日目】

ウドンターニーの人気店「カオピアックセン」で朝ごはん

最終日の朝は、ウドンターニーの人気店「カオピアックセン」へ。早朝便に乗るため、お店に着いたのはまだ薄暗い5時台。

高級感のあるメニューに少しドキドキしましたが、お値段は良心的で安心しました。

注文したのはもちろん店名にもなっているカオピアック(クイジャップユアン)。豚骨の旨味が凝縮されたとろみスープが絶品。このレベルを食べたら、他のはもう物足りなく感じるかも。ある時ふと思い出して無性に食べたくなるんだろうな、そんな予感がします。それぐらい美味しかった。

このパンも食べ納めなので、忘れずに注文。クンチアンも甘すぎずパーフェクト。

店頭にはお土産コーナーもあったので、しっかりゲットしました。

ウドンターニー、まだまだ行きたいお店がたくさん。ヘンさんのお店にも再訪したいし、近いうちにまた来よう、と心に誓ったのでした。

バンコク到着!ドンムアン空港で荷物預かりサービスを利用

到着後、ドンムアン空港で荷物を預けました。スーツケースを引きずって1日バンコク市内を歩き回るのは無理。預け方は簡単で、荷物を渡してパスポートのコピーを取られ、控えをもらって完了。 1個75バーツ/日ですが支払いは受け取り時。荷物2個分、150バーツを残しておくべし…と脳内にメモ。このサービス、本当に助かります。場所は第1ターミナルと第2ターミナルをつなぐ通路の2階。

ターミナル間の距離も近く、連絡通路も一つなので簡単に見つかります。

オートーコー市場でホイトード&生春雨ゲット

空港を出たら目の前にA1バスが待っていたので迷わず乗車。まずはオートーコー市場へ。バスは満員でしたが、車掌さんが器用に切符を売っていて、すごいやー、と感心。

バスは20分ほどでチャトチャックへ。降り立ってみるとウドンターニーとは段違いの暑さ!瞬時に歩くのは無理と判断しでMRTでオートーコー市場へ向かいました。

到着後、まず向かったのはホイトード屋さん。ここのお店のホイトード、ずっと食べたかったんです。牡蠣とムール貝入りのホイトードを注文し、焼きあがる様子を見学。できあがったところでサトウキビジュースと一緒にいただきます。

サクサクの衣の中に、小ぶりの牡蠣とムール貝がゴロゴロ。美味しい。

続いて食料品探し。ずっと気になっていた生春雨を発見、購入。35バーツ。生センミーも同じ値段だったので、こちらもゲットしました。

ちなみに、これも欲しかったのですが一袋が大きすぎて断念。これは次回以降だな。

サオチンチャー近くの薬局&定番カフェで休憩

次に、サオチンチャー近くの薬局へ。

この通り門は閉まっていますが、その向こうに品物が並ぶテーブルが見えますよね。左側に見えるチャイムを押すと店員さんが出てきて中に入れてくれます。

建物内には入れませんが、店頭の商品を購入可能。

日本人観光客が多いのか、日本語のリーフレットもありました。おかげで欲しいものを迷わずゲットできました。

この後はヤワラート?とも考えたのですが、暑さと人の多さに恐れをなして断念。その代わりにプロムポンへ移動しました。

エンポリアム4階のフードコートで、タイティーとカノムブアンでティータイム。

スマホの充電もピンチだったので、ここでしばし充電&休憩しました。

その後、日本人向けのお土産屋さん2軒をはしごし、紀伊国屋もチェック。リムラオゴウで麺を一杯食べ、スーパーで買い物。ここは駆け足でした。

ピンクのカオマンガイでラストスパート&まさかの再会

必要なものが揃ったところでまだ時間があるな…と、ピンクのカオマンガイを食べてからドンムアン空港へ向かいました。

MRTバーンスー駅からレッドラインに初乗車。国際線LCCの離着陸が全部ドンムアン空港となり、それもあってのレッドライン開通か、と個人的には思っているのですが、その割には英語の案内がないのですよ、それはもう泣きが入るレベルで。でもこの駅昨年冬の旅でチェンマイ行の列車に乗るために一度来てますからね。この広さにも対する人の少なさにももう驚きません。困ったら自分と同じような旅人の流れを見るのみ。結果、スーツケースを持った人について行ったら正解でした。新しい電車、快適。

20分後、ドンムアン駅に到着。

隣のホームには長距離列車が停車中。次の旅に思いを馳せつつ、空港へ。預けた荷物を受け取り、スーツケースと機内持ち込み袋に荷物をパッキング。スーツケース内に余裕があったので、楽々完了。

こちら、パッキング前です。

その時、後方から私の名を呼ぶ声が。なんと!チェンマイで会ったSちゃんでした。偶然の再会にびっくり。

私と違って、Sちゃんは大きな荷物で悪戦苦闘中でした(笑)。

エアアジアで帰国!まさかの当たり席再び

余裕を持って空港に来たはずなのに、エアアジアのカウンターでチェックインを急かされ、あっという間に搭乗ゲートへ。今回の座席は7A。久々の窓際席。機内に入ったら、なんと足元広々の当たり席!ラッキー!

11日間(実質9日間)の旅、初めてのイサーン地方、思いがけず行くことになったノーンカーイとウドンターニーですが、本当に行って良かった。

タイの他の地域にももっと行きたい!という気持ちが今回の旅でかなり高まりました。次は夏かな。それとも、春にもう一度?

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2025年1月_チェンマイ、ウドンターニー、ノーンカーイのんびり旅

アヒルさん、こんにちは。ウドンターニーでのんびり公園散歩【8日目③】

ノーンプラジャク公園でのんびりタイム

午後は Aちゃんリクエストのノーンプラジャク公園へ。入り口で迎えてくれたのは大きな土器のオブジェ。ウドンターニーには世界遺産のバーンチエン遺跡があり、そこから出土した土器の模様が描かれています。

公園内を歩いていると、生き物の形をした植え込みを発見。恐竜?

遊具にも土器と恐竜。シュールです。木々にはリスの姿も。

しかしながらここまでAちゃんが見たがっていた「アレ」は発見できず。諦めきれずに公園の外周を歩くと、ようやく発見!こちらがそのアヒルちゃんです。Aちゃんはアヒルのボートに乗りたかったようですが、ボートはもう無くなっていました。残念。

でも、風も日差しも心地よく、午前中の慌ただしさから一転、のんびりとした時間に癒されたので、来て良かったです。その心地よさはこの子の寝姿が物語っています。

カフェで休憩&市場散策

お茶をしようと辺りを見回すと、小さなカフェが並んでいます。その中に見つけた「スターダック」…あの有名店を意識しているのね…。この辺りのカフェも素敵ですが、冷房が効いた場所で涼みたいと思い、近くのCafé Amazonへ。

ウドンターニー郵便局の敷地内にあります。

通りから少し奥まった場所にあり、繁華街からも外れているので、お客さんは少なめ。落ち着いた空間で、砂糖入りの飲み物がデフォルトで提供されるAmazonタイムを満喫しました。おまけにお借りした郵便局のお手洗いもパチリ。

その後は「バーンフゥアイ生鮮市場」を散策。

ここで珍しいものを発見。土器柄のタイパンツです。お値段180か200バーツくらい。

買えなくはないけれど、土器柄パンツが素敵かって言われると正直微妙だし、ウドンならではの品ではあるけれど、以前、タイパンツを洗濯したら縫い目が全部ほどけてしまったし…とあれこれ考え、今回は購入を見送りました。またウドンに来た時にまだ売っていたらその時こそは買おうと思います。

ホテルへ戻る途中、タイの市場や屋台の店員さんがつけているエプロンをたくさん扱っているお店を発見!色々な柄があって可愛かったので、10枚ほど大人買いしました。満足。

詳細は最後のお土産編で。

夕食はウドンターニーのファミレスチックなレストラン「メーヤー」へ

夕食はホテルから徒歩5分の「メーヤー」へ。席数の多い、ファミレスっぽい雰囲気のきれいなレストランです。

ガチガチのイサーン料理がいただけるお店ではありませんが、メニューを見れば日本ではあまり食べられないものがたくさん。その中から珍しいだけではなくお酒に合いそうなものを選び、3品注文しました。

このサラダはドレッシングが肝。美味しかったー!

ラープトード(だったかな?)と温かい甘辛カレー風味ドレッシングが添えられたベトナム風サラダ。どちらも美味しかったです。

もう一品は「ปอเปี๊ยะ สด/ポッピアソッド」(生春巻き)を注文しましたが、品切れとのこと。ここのはマレーシアなんかで食べられているタイプで食べてみたかったのに。残念。でも、すでに2品と飲み物でお腹いっぱい。「珍しいサラダも食べられたし、美味しかったのでマイペンライ」とお店を後にしました。

こちらはメーヤーのお向かいにあるお店。

ウドンターニー、楽しかった。次はもっと観光地を調べてから来ようと思います。

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2025年1月_チェンマイ、ウドンターニー、ノーンカーイのんびり旅

ウドンターニーのカゴ屋巡り&最強ソムタムに舌鼓【8日目②】

カゴ屋パラダイス、宝探しに出発

湖からホテルに戻り、コーヒーを飲みながら休憩していると、Aちゃんから嬉しい情報が。「さっきタクシーのからカゴ屋を3軒見つけた」とのこと。これは行くしかない。ホテルの自転車を借りて出発です。

ホテルを出発してからおよそ10分、お店その1に到着しました。

倉庫のような広い店内には、カゴやザルが山積み。天井にも手付き籠がいっぱい。中にはお相撲さんが余裕で入れるほどのサイズのものもあります。

そんな中から探していたイサーンタイプのガティップカオ(モチ米入れ)をAちゃんが発見。しかも、一人暮らしの私にちょうどいい小ぶりなサイズとミニミニサイズ。

可愛い。でも、お値段は250バーツとなかなか。他の店も見てから決めよう、とキープをお願いして次のお店へ向かいました。

謎アイテム続出!ディープな道具屋で親切すぎるご店主とのおしゃべりタイム

さらに10分走ってお店その2に到着。「ไทยสากลพาณิชย์」という看板。「タイ国際商店」的な意味でしょうか。台所用品や畑仕事道具のお店みたいです。

実用的なカゴやザル、そして大小様々なガティップカオがありました。私の探していた形は巨大サイズのみ発見。

聞けば小さいものは細工が難しくて高価なんだそうです。なるほど、お店その1のは買いだったのか。

カボチャみたいな巨大ガティップカオや、用途不明の謎アイテムも発見。

珍しいものをあれこれ眺めた後、基本のもち米蒸し器と蒸しカゴを見ていたら、店主のヘンさんにそのカゴを激推しされました。

ヘンさんは片っ端から「สวย/スワイ(きれい)」「ไม่สวย/マイスワイ(きれいじゃない)」とチェックしていきます。私が選んだものは「ไม่สวย/マイスワイ」と却下され、別のものを渡されました(笑)。

米粒がこぼれないように敷く「ที่รองมวย」や網袋も、ぴったりサイズを選んでくれたヘンさん。

さらには好奇心旺盛な私たちに、野菜の種の袋を手に、タイ語教室まで開講してくれました。

しまいにはヘンさんの本名とAちゃんの名前が激似という話で盛り上がり、気づけば1時間が経過していました。

Aちゃんともどもようやく買いたいものがまとまったのでいよいよお会計です。手近なところにあったビニール袋にやおら数字を書き出すヘンさん。その数字を見ていると、最初に聞いたお値段よりいろいろおまけしてくれたようです。ヘンさん、ありがとうございます。ウドンターニーを再訪した際には必ず立ち寄ります!

ヘンさんのお店は上の地図のお店を正面に見て、そのすぐ左になります。

ヘンさんのお店で大満足したので、カゴ屋巡りは2軒で終了。帰り道にお店その1へ寄り、運命のガティップカオをゲットしました。しかもなぜか50バーツもおまけしてもらって…嬉。たった1個しか買ってないのに。これまたありがとうございます。こうして私たちのガティップカオ探しの旅は、幕を閉じました。

ガチイサーン料理「ソムタムジェイカイ」でスペシャルソムタムに挑戦

ホテルに荷物を置いて、ランチはガチイサーン料理に挑戦。地元で人気の食堂「ソムタムジェイカイ」へ行きました。店頭ではお姉さんが様々なソムタムを次々に作って大忙しです。

ここはやっぱり、プララーを使ったソムタムとガイヤーンでしょう。ソムタムの種類が多すぎて迷ってしまいます。

イサーンでしか食べられないソムタムをと、「スペシャルソムタム」を注文しました。

まずやって来たのはガイヤーン。半身でちょうど良い量です。炭火焼きの香ばしい香り、歯ごたえ、そして甘めの梅干が入ったソースが最高です。

そして、スペシャルソムタムが、直径30センチ超えの大皿で登場。具材は、

ムーヨー、ネーム、ケープムー、田螺、干しエビ、サクラエビ、パクチーファラン、タイアカシア(ガティンタイ)の葉、タイアカシアの種、筍、青トマト、赤トマト、ナス、高菜漬け、ピーナッツ、パパイヤ、カノムチン

なんと17種類。実をいうとAちゃんも私もあまりプララーは得意ではないのですがこれは美味しかった!結果、見事、完食しました。大満足&満腹です。

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ローカル食堂と赤い蓮の絶景。ウドンターニーでの忘れられない一日【8日目①】

早朝、「キングオーチャー」で至福の朝食タイム

2025年1月4日(土)、午前4時37分。早朝4時半開店という情報を得て「キングオーチャー」へ。しかし、まだ準備中。お店の中をのぞくと、作業中の女性の姿が。

どうしてもここで朝食を食べたかった私たち。「すみません」と声をかけ、ここで朝ごはんを食べたいが、5時半には出発しなければならないとの事情を話すと「5時10分には開けるから待ってて」とのお言葉。ありがたい!お店の中で待たせていただきました。

しかもしかも私たちのために急いで準備してくださったようで、5時10分前にはオープン!感謝です。

注文はQRコードを読み取ってスマホで行うシステム。現れたメニューからカイガタ、パン、タイティーをチョイス。

さて、右上に見えるパン、一見普通のコッペパンのようですが…

裏返すと、ハード系っぽい見た目。しかしながら食感はまるで別物。表面こそパリッとしているものの、中はしっとりもちもち。美味しい!あっという間に完食しました。

ドリンク担当のお姉さん、

パンを焼くパパさん、親切にしてくれてありがとう!

朝からお腹も心も満たされました。

紅蓮の絨毯が湖面を埋め尽くす「タレー・ブア・デーン」へ

この日朝食を急いだのには理由があります。午前5時半過ぎ、まだ暗い中、ホテルを出発し、目指すはウドンターニーの観光名所「タレー・ブア・デーン」(赤い蓮の海)。蓮の花が12月から2月にかけて、見頃を迎えているのです。

湖に到着し、ボートをチャーター。2人乗りは満席だったので、6人乗りの大きなボートを借りることに。そこに、一人で来ていた日本人女性と遭遇!一緒に乗ることになりました。

日の出は6時38分。ベストポジションで日の出を拝めるよう、ボートは進みます。

水平線から少しずつ太陽が顔をのぞかせ…ゆらめきながらゆっくりゆっくり上っていきます。

これまでの人生で、こんなに感動的な日の出って見たことがあっただろうか。

心が震えました。ここまで来て本当に良かったと、心から思った瞬間でした。

船頭さんはウドンターニーの篠山〇信!?

日が昇りきると、蓮の花の撮影タイム。すると船頭さんが立ち上がり、「スマホ貸して」と一言。Aちゃんからスマホを借りると船首から身を乗り出し、まるでプロのカメラマンのように写真を撮り始めました。

「ウドンターニーの篠山〇信やん!」とAちゃん。笑いをこらえています。意外と悪いやつ…(笑)。

船頭さん、この後は私たちを並べて写真を撮ったり…ポーズまで指示したりして。本当に楽しい時間でした。

1時間半後、ようやく船着き場へ。

明るくなってから改めて撮影したチケット売り場はこちらです。ちなみにここまで乗ってきたタクシーは前日ホテルにチェックインした際にフロントの方にお願いして予約してもらいました。1500バーツと決してお安くはありませんが、往復80キロ、ボートに乗っている間も待っていてくれることを考えると納得のお値段かな、と思います。ちなみにこの1500バーツが標準価格のようです。

こちらに来よう!と考えている方、蓮の花は気温が上がってくると閉じてしまうとのことなので、日の出を見ずとも、早い時間の訪問をお勧めします。地元の方の話によると、蓮の花を見るなら10時までだそうです。

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タイ東北部を満喫!ノーンカーイからウドンターニーへ【7日目】

アマンタホテルの豪華すぎる朝食ビュッフェ

この日の朝食は、宿泊先の「アマンタホテル」のビュッフェ。

ナムプリックヌム、ナムプリックオーン、蒸し野菜、チャオム入りの卵焼き…完璧な北タイの朝食!

イサーン風キノコのゲーン、パンコーナーにはパートンコー、そして美しくカットされたフルーツ。パッタイはオーダーすればその場で作ってくれます。

3周くらいして取ってきた朝食がこちら!朝からこんなに贅沢していいんでしょうか?幸せすぎる。

ちなみにAちゃんのとってきたお料理はこちら。並んでいたお料理ほぼすべて(笑)。相変わらずすごいや。

食堂を出る際、ガティップカオ(กระติบข้าว)のディスプレイ発見。探していた形のものを見つけました!

ウドンターニーで買えるといいな。

初めて見るまげわっぱみたいな形のものも発見!これも欲しい!

ポーチャイ市場とバスターミナル偵察

朝食後、荷物をホテルに預けてローカルな「ポーチャイ」市場へ行ってみることにしました。そのお隣にはノーンカーイのバスターミナルがあります。市場パトロールの前にまずはウドンターニー行きのロットゥの時刻とチケット販売状況を確認しに行きました。

ウドンターニー行きのロットゥは終日運行しているので、好きな時間に行ってチケットを買えばOKとのこと。7番乗り場です。これで一安心。

ポーチャイ市場は、日用品店に囲まれ、中は生鮮食品と屋台が半分ずつを占めています。

イサーンソーセージがずらりと並ぶお店もありました!

再びターサデット市場へ&ベトナムカフェで休憩

市場を満喫した後、お土産の買い忘れを解消するため、前日訪れたターサデット市場へ。だんだん日が高くなってきて、日向に出るとかなりの暑さ。ベトナムカフェ&レストランで休憩することにしました。

美味しそうな料理がたくさんありましたが、お腹がいっぱいでカフェ利用だけになってしまったのが残念。とかいいつつ、パンは注文してしまいましたが。

具入りはAちゃん。私は何かが塗られた甘いパンにしました。

私が注文した紅茶のエスプレッソ風ドリンクが絶品でした。また飲みたい!

いざ、ウドンターニーへ。移動手段とホテルのふり幅がすごかった。

ホテルに戻り荷物を受け取り、バスターミナルへ。ターミナルには色々な方面への乗り場があります。

バンコク行き、ノーンカーイのターボー郡行き、ルーイ県行き、ウボンラチャタニー行き、

そしてなんとプーケット行きまで!何時間かかるんだろう?料金は?気になります。

私たちは7番乗り場からウドンターニー行きのバスに乗車。料金は110バーツ…だったかな?チケットが2枚なのは、大きな荷物があり席を一つ余分に確保するためだったのかも…と後から気づきました。

14時発でしたが、乗客が揃い、残席も少なかったためか、少し早く出発。あっという間にウドンターニーに到着!

ホテルまでは約800メートル。歩けない距離ではないけれど、スーツケースを引いて歩くには歩道にかなりの難あり…。そんなとき目の前にトゥクトゥクが現れました!「シビライズホテルまでいくら?」と聞くと60バーツ。これは乗るしかない!Aちゃんと一緒に大きな荷物を乗せてもらい、ホテルまで瞬間移動。

到着したホテルは「シビライズホテル」。そして予約していたのはスーペリアキングでした。すっかり忘れてました。

こんなに素敵な部屋で、今のレートでも1泊6000円ほど!バスルームも綺麗で快適!たった2泊の滞在ですが、ここなら気持ちよく過ごせそうです。

「クルアクンニット」で本場イサーンの味を堪能


荷物を置いて、両替のためセントラルプラザへ。そこで素敵なタイ料理の本を発見!(写真はありませんが…)

その後、本場のイサーン料理を求めて「クルアクンニット」へ行きました。地元でも人気のレストランのようです。観光客であることがまるわかりな私たちははじめ英語メニューを出されたのですが、それだと種類が少ない。

タイ語メニューを持ってきてもらいグーグル先生の手を借りつつ格闘しました。

「雷魚が庭に入ってくる」。グーグル先生、時々笑わせにかかってくるんだよね。それはさておき。

悩んだ末、アヒルのラープ、サイクロークイサーン、豚のおっぱい肉の炭火焼き、

キノコのスープを注文。

以前食べたアヒル肉はオイリーで苦手だったのですが、このラープは驚くほど美味!アヒルが悪いんじゃなくて、調理法が問題だったんだ…と実感。

サイクロークイサーンもめちゃくちゃ美味しかった!この味を知ってしまったら、もう他のじゃ納得いかないな。

どのお料理も本当においしくて、大満足の夕餉となりました。そうして幸せ気分に浸りつつお会計を済ませたところで、物販コーナーにヤードン(ยาดอง)の素を発見。ナコーンパノム県のものらしいです。

ヤードンは色々な動植物を蒸留酒に漬けたタイの薬草酒。かなり強めの蒸留酒を注いでおよそ1ヶ月で完成するそう。いつ作ろうか、楽しみです!

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メコンの夕日に感動し、ネームヌアンに舌鼓、壺酒で締める最高の夜【6日目③】

ナーガに別れを告げて、いざショッピング!

ナーガ像との感動の対面を終え、お買い物タイムに突入!気になるお店を再チェックです。まずはカゴ屋さん…というか、生活用品店。私がコレクションしているタイのもち米入れ「ガティップカオ(กระติบข้าว)」を発見。

でも、探しているイサーンスタイルは見つからず。お店の人に写真を見せて聞いてみましたが、「ないねぇ」とのお返事。

残念!Aちゃんはカントーク用の脚つきお盆に夢中で買おうかどうしようかとだいぶ悩んでいました(結局荷物の量を考えて断念)。

思いがけずに出会ったのはカーラシン県の砂糖

再び歩き始めると、砂糖売りの露店を発見。

道行く人が次々と足を止めて砂糖を買っていきます。カーラシン県の特産品だそうで、ノーンカイのものではないみたい。

味見を勧められ、一口食べると…美味しい!これはノーンカーイのものではないにしても買う価値あり。1袋20バーツ、2袋買おうとしたら「3つで50バーツだよ」とのお言葉。そういわれたら買うしかないです。3袋お買い上げ。

ベトナム料理店「DAENG NAMNUANG」で美味なるネームヌアンを食す

そろそろ夕飯の時間。お昼はパンアイスだけだったので、お腹ペコペコ。この日の夕飯はベトナム料理の有名店「DAENG NAMNUANG」に行こうとホテルを出るときから決めてきました。ノーンカイで人気の、ネームヌアン(แหนมเนือง)が食べられるお店です。17時を少し回ったところにも関わらず店内はすでに賑わっていて、日が暮れる頃には満席になっていました。

ネームヌアンは、サトウキビに巻かれた竹輪のような豚肉ソーセージ。色々な食材と一緒にライスペーパーに巻いて食べます。

山盛りの野菜、そして日本では食べたことのない少し酸味のある葉っぱチャムアンの葉(バイチャムアン/ใบชะมวง)が絶品!

生のライスペーパーも美味しいし最高です。Aちゃんと夢中で食べ続け、我に返ったときにはお腹いっぱい過ぎて放心状態でした。

メコン川の夕暮れと壺酒体験

ふとメコン川に目をやると、空が美しい色に染まっていました。急いで外に出ると…息を呑むような景色!ノーンカーイに来てよかった!

ホテルに戻りいよいよ壺酒タイム!市場で買った壺酒、実はAちゃんも同じものを買っていて、一緒に試してみることに。ラオハイ(เหล้าไห)と呼ばれるこのお酒、詳しい説明はこちらをどうぞ。

早速ネットで飲み方を検索し、動画を参考に準備開始です。

壺酒からは蓋を開ける前から甘い香りが漂っています。蓋は…石膏?

お店のおじさん「女性でも簡単」って言ってたけどな…。

ハサミで格闘の末、なんとか開けることができました。

ここまで来たらあとは簡単。壺に水をたっぷり注ぎ、15分待ちます。最初からお酒を注いでもよかったけれど、まずは純粋な壺酒の味を楽しみたかったので水で。

15分後…完成。乾杯しようとしたら、Aちゃんがベランダに完璧なセッティングを用意してくれていました。ありがとう!

肝心のお味はというと、蓋を開ける前から漂っていた甘い香りからイメージした通りの優しい味。ほんのり甘くて香りがよくとてもすっきりしていて美味しいです。どぶろくやマッコリに近いかな。でも「酒」と言ってもアルコール度数は低いらしく、アルコールに弱い私でも顔が赤くなりません。

ちなみにこの竹のストローが優秀で、もみ殻などを吸い上げることなく、液体だけを飲むことができます。他の地域でも飲まれているようなので、またどこかで試してみたいな思います。とにもかくにもAちゃんのおかげで貴重な体験ができました。感謝。

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ノーンカーイの記憶は、壺酒とパンアイスとナーガ【6日目②】

はじめてのノーンカーイ、歩くだけで楽し。

目指す「ターサデット市場」まではホテルからおよそ1.5キロ、散歩にはちょうどいい距離。

ローカルな商店が軒を連ねる風景、たまりません!

グーグルマップでなかなか高評価だった食堂「ディーディー」はランチタイムが過ぎたところで一休止、といったところかな。

本屋さんには、タイの博打「ハイロー」用品が。

食品店ではベトナム系の商品が多い印象です。

市場散策は宝探し、楽し。

ふらふらと30分ほど歩いたところで「ターサデット市場」に到着しました。地図上では「インドシナ市場」まで続く大きな市場のようですが、日本の商店街のような雰囲気。

まずは入り口にある籐製品のお店でカントーク用の足つきお膳に釘付け。自然素材だけで作られた、温かみのある逸品。

ベトナム風の帽子や謎の蓋つきざるも発見。これ、一体何に使うんでしょう?

乾物屋、布屋、洋服屋…と見て回り、おもちゃ屋さんでタイ語を喋る人形に遭遇。可愛すぎて思わず足を止めました。

露店では毛の生えたままの豚肉が!

一体どんな料理になるのか、想像もつかない。サイクロークイサーンも美味しそう。麺はカオピアック用かな?

ラオス料理のカオピアック、ラオスに近い北イサーンでの呼び名で、他の地域では「クイジャップユアン」と呼ばれます。

全く関係のない中国茶器のお店も発見。可愛くて安いから危うく買いそうになりました。

ドライフルーツ、特にバナナの加工品のお店が多いのもノーンカイの特徴?

そして、私の旅のお約束、台所用品店巡り!

2軒ハシゴして、品揃えの豊富さに大満足です。

壺酒との運命的な出会い

メコン川沿いに抜けようとウロウロしていると、お店の中を通らせてもらえることに。したところなんと。店内には欲しかった壺酒がたーくさん置かれているではありませんか。通り抜けるだけのはずが急遽お買い物タイムとなりました。

ここで親切なご店主に壺の使い方を質問。

私「この壺の中にはお酒の素が入っているんですか?」
店主「そうだよ。水を注いで15分待てば飲めるよ。なんなら10分でも5分でも良い。それを飲み終わったらビールとかコーラとか他の飲みものを注いで、2回、3回は楽しめるよ。」
私「蓋が固そうだけれど、開けられる?」
店主「女の人でも簡単に開けられるよ。」
私「じゃあ一番小さいサイズをください。ストロー、もう一組もらえる?」
店主「いいよ。」

このやり取り、すべてGoogle翻訳先生のおかげ。スムーズなコミュニケーションに感動しました。

こうして念願の壺酒をゲットしたのでした。

パンアイスとメコン川の絶景

川沿いに出ると美味しそうなアイスクリーム屋さんを発見。コーンカップもありますが、パンに乗せるスタイルもあり。お昼ご飯をまだ食べていなかった私たちは迷わずパンアイスを選択。

これがもう、激うま!Aちゃんが買ったばかりのお皿にのせていただきました。

メコン川を眺めながらのパンアイス、至福のひとときでした。

ナーガ様とご対面

エネルギーチャージが完了したところで散歩再開。ワットラムドゥアンを通り過ぎ、ついに会いたかった蛇神様、ナーガとご対面!

ノーンカーイに来ることができて、ナーガに会うことも叶って、感無量です。