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2019年8月_チェンマイ・バンコクひとり旅

旧市街はふらりとお寺巡りがおすすめ。【2日目~見る編】

チェンマイは見どころたくさんの街。お濠で囲まれた市街地にあるたくさんのお寺やショップはもちろん、郊外にも伝統工芸品を作る工房やドイステープ、エレファントキャンプ、モン族の村、などなど見るべきスポットてんこ盛り。ということで、チェンマイでは車両をチャーターし、日本語OKなドライバーさんをお願いしました。

大迫力の仏塔「ワット・チェディルアン」

過去の災害で崩れたといえどこの大迫力!

「ルアン=巨大」というだけあって、すごい迫力です。1438年に完成し、それから100年と少したって災害が原因で崩れたということですが、それでもこのサイズよ。当時の都の繁栄がわかるというもの。

敷地にたくさんある建物の一つにある仏像。
涅槃仏はいろいろなお寺にありますが、ここにも。

ラーンナー様式の美しきものがたくさん「ワット・プラシン」

黄金の仏塔、左側に見えるのが有名なお堂だとさっき知りました(笑)。

今回のチェンマイ観光ではドライバーさんはお願いしたもののガイドさんはつけなかったので、行きたい場所に連れて行ってもらったら時間を決めて基本一人で回るというパターンでした(途中からガイドさんと仲良くなり、結局一緒に回ってもらいました…笑)。ガイドブックには「○○が見どころ」とあったりしますが、それは気にせず(気にしている余裕もなく)とにかく気になったものを見まくります。

これがメインじゃないらしい。

邦画「プール」の舞台「ワット・ムーングンゴーン」

カラフルな装飾が素敵なお堂。

「プール」は「理由なんて、愛ひとつで十分だ」がキャッチコピーのチェンマイをを舞台にした、とあるゲストハウスに集った5人の6日間の物語。…だそうなんですが、まだ観ていません。これからチェンマイ旅の思い出に浸りつつ、じっくり鑑賞することにします。

仏塔の周りに配置された十二支のミニ仏塔。自分の十二支を探しましょう。
本堂の周りにおかれた天女さんたち。なんとも可愛い。

チェンマイの伝統工芸が見どころ「ワット・シースパン」

彫金の技術が見事!

こちらはガイドさんにお薦めされて、予定にはなかったもののお邪魔したお寺。このお寺の近くにある通りは銀細工の工房がたくさんあるそうで、その技術の継承を目的としてこのお堂が作られたんだそう。

ガネーシャもいるよ。

私がこちらを見学している際、ずっとスピーカーから何らかのアナウンスが流れ続けていました。ガイドさんによると結婚式の最中だそうで。こっそり覗き見ると西洋人の旦那様と地元の方と思しき女性がいらっしゃいました。チェンマイの結婚式は仏前式が主流なのか聞いたところ「いろいろだね」とのこと。ちなみにガイドさんは親せきが集まって食事会を催したのみだったそう。そんなスタイルも多いそうです。日本と一緒だ。

架空の生き物らしい、このこたち。

チェンマイのお寺を巡っていて気付いたのがこの得体のしれない生き物。どのお寺にも階段にはこの生き物たちがいます。とあるガイド本によると「ナーク」なる大蛇だそうですが、ガイドさんに聞いたら「これはモンっていうんだよ」と。一生懸命その「モン」をまねて発音するのですがダメだし食らいまくり(笑)。文字化するのは難しいのですが「ンモングクゥ」ってな感じです。口からさらに伸びるカラダ。気になるわー。

こちらは「ワット・ムーングンゴーン」のモングクゥちゃん。

チェンマイには全部で大小30を超えるお寺があるそうで、時間があったらお散歩がてら回ってみるのも面白そうです。そんなにたくさん回らなくても…という方は「ワット・プラシン」と「ワット・チェディールアン」にはぜひ足を運んでみてください。お堂の中に入ることもできるので、荘厳な雰囲気に心が洗われますよ。

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2019年8月_チェンマイ・バンコクひとり旅 旅の記録

まずはチェンマイへ。移動日の楽しみは食事に尽きる!【1日目】

羽田発、スワンナプーム経由でチェンマイ入り。

まずは羽田で軽く朝ごはん。

タイ料理好きが高じてタイへ行こう!と決めたのは6月。それから一人あれこれ手配してようやく迎えた初日。10時35分のフライトではありますが、大きな荷物を抱えて激混みの満員電車は辛過ぎる!と早めに羽田へ。チェックインを済ませて向かったのは空港内のとあるカフェ。この日は移動がメインなので食事が唯一の楽しみ…ですが、今回利用するタイ国際航空は機内食がなかなか美味しいというので、朝ごはんはスープとお茶で済ませました。

スープだと思い込んでオーダーしたら、下に米がいるよ(笑)。
こちらタイ国際航空の飛行機ちゃん。紫が可愛い。

機内食からタイ料理で攻める。

羽田を飛び立って30分もするとドリンクが、またまた30分ほど経つと機内食が提供されます。「タイカレーorチキン?」ここはもちろんタイカレー一択。美味しいというウワサはあれど、そこは機内食。あまり期待はせずにいただきました。が、なかなかどうして美味しい!辛さ控えめではありますが、ちゃんとタイカレーだ!緑が葉物じゃないのはちょっと残念ですが、十分合格点です。

豚肉のレッドカレー。付け合わせのサーモンサラダもなかなか。だだし、蕎麦が謎。

スワンナプームで謎のシールを貼れと言われ。

羽田を飛び立ってから6時間半でバンコクのスワンナプーム国際空港に到着。ここで国内線に乗り換えるのですが、その際に通ったカウンターで、このシールを胸に貼っておくよう強要されました。このシール何物?

これ、非常に重要だと念を押されました。

よくよく聞いてみると、チェンマイ到着後に荷物を受け取る場所が国内利用の人たちとはちょっと違うのだとか。間違いなくその場所を案内するための目印なんだそう。実際、チェンマイにつくとこのシールを見た職員の方から、「あなたは右手に進んで」と言われました。

フライトまでおよそ2時間。カフェでのんびり待ちます。
写真にはうまいこと写りませんでしたが、やたらと雀がいた。

海外からの客でごった返していた空港内。ラテを飲みつつのんびり…と思ったら同じテーブルに座ったフランス人の男の子たちがまぁやんちゃで。やたらと絡まれた。でも子どもは恐れを知らないなぁ。私が日本語で話しかけてもお構いなし。ケチャップをべったり塗りたくったマックのポテトを「食べて食べて!」と無理やり口に押し込まれました(笑)。なんでもこの夏初めての「男だけの旅」をしているそうで。未就学児2人を連れたお父さんがそれはそれは大変そうでした。

たった1時間でも軽食がでます。

可愛い少年たちのおかげで退屈することなく2時間が経過。いよいよチェンマイへ向けて出発です。


田植えの時期を迎えていたタイ。水に写る空がきれいでした。

国内移動のためわずか1時間という飛行時間にもかかわらず、軽食が出てきました。これを食べたら夕飯が食べられなくなる!と思いつつもどんなものか試してみたくて「一口だけ」と思いいただいてみました。

ご丁寧に280㎉の表示。おかげで本当にひと口でやめられたよ(笑)。

ひとりで泊まるのにこんなお部屋で良いの?

さて。いよいよチェンマイに到着し、車で今回の宿泊先である「チェンマイプラザホテル」に向かいました。1泊4000円弱ってことで、水が使えて安眠できればいいよね…ぐらいに思っていたのですが、ホテルについてみると思っていたよりずっと立派でびっくり。

エントランスをエレベーター前から撮影。
このホテル、シングルルームってないのか。一人なのにツイン。

明らかに今自分が住んでいる部屋より広い(笑)。チェンマイではここを拠点にあちこち歩き回る予定ですが、この部屋ならストレスフリー!お水もしっかり出るし、何より部屋は広くてきれいだし文句なしです。

現地の方お薦めのヌードルショップ「J-UAN」

チェンマイプラザホテルの真正面にある「J-UAN」

この日の夕食はホテル近くにある別のレストランを予定していたものの、さほどお腹が空いていなかったのに加えて、空港からホテルまで送ってくれたドライバーのラッタナーさんが「ここの麺、量も多くないし美味しいよ!」というので行ってみることにしました。

タイチャーシュー入りのバミー(中華麺)。
これが本当に美味しい!しかも量も多くないので2杯はいける。

具の種類も豊富で、麺も米麺各種と中華麺から好きなものを選べます。スープも各種あり。もちろん汁なしも。これが本当に美味しい!麺も美味しければスープ、肉&野菜も全部美味い!これはもう1杯いける…と思い再度メニューをもらうと、魅惑のデザートが目に飛び込んできました。

タイのデザート「タプティムクローブ」

そういえばタイに来る前、タイ料理の先生のお一人から「チェンマイプラザホテルの前にタプティムクローブの美味しいお店があるよ。」と言われていたことを思い出しました。ここだったか!ならばぜひ食べなくては。

タプティムクローブは持ち帰りもOK。道行く人が何人も立ち止まっては買っていました。

ドライやフレッシュ、いろいろなフルーツを選んで器に入れ、そこに甘いココナッツミルクを注ぎ、氷をぶっかけたタイの冷たいスイーツ。このデザートによく入っているピンクのシロモノはクワイに色を付け、タピオカ粉をまぶして茹でたもの。シャクシャクした歯触りがたまりません。

ちらっとだけ写っている白いものはヤングココナッツ。これが非常に美味!

タイ語は全くわからないし、英語もたいして話せない自分が一人でタイってどうなの?と自分で決めておきながら出発前は不安もありましたが、なんとかなりそう!そんな気持ちで1日目を終えました。

今回、ひとり旅にあたって念入りに作ったしおり。

夕飯は予定と違ってしまいましたが、美味しい麺とスイーツにありつけて結果OK。それにしてもJ-UANの麺美味しかったなぁ。既にまた食べたい気持ち120%。