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2019年8月_チェンマイ・バンコクひとり旅

3度目のワロロットで心残りなし!そして先生と優雅な晩餐。【4日目③】

翌日の午前にはバンコクに移動するため、実質チェンマイはこの日が最終日。やり残しなし、心残りなしにしよう!と料理教室後は滞在中3度目となるワロロット市場へ。日本へ持ち帰る方法も思いついたので大物たちをゲットしに向かいます。

数々の木製品。内装もディスプレイもおしゃれ!

はい。初日に木製のクロックを見て「いいな…」と思いながらも持ち帰る自信がなく後ろ髪惹かれつつ後にしたお店。日曜日に向かうも定休日で再訪が叶わなかったお店。それがこちら。

「Chamchuri」、チャムチュリでいいのかな。

トンヤムライ市場の台所用品を扱う店が並ぶ一角にある「Chamchuri」さんです。

日本のタイ雑貨店で売られているのは中が白木の奥に見えるもの。

こちら、たしかマンゴーウッドだと言っていた気がするのですが…忘れました。とにかく滑らかな質感が気に入って、これはタイじゃないと買えない!と思い、持ち帰ることのできるサイズ、しかし和え物が作りやすい大きさはあるものを選んで購入しました。

ということで、もうすでに我が家の一員です!

他の木製クロックのお値段は確認しませんでしたが、おそらく他のものに比べたらお高いのだと思います。こちら、350バーツ(1225円)。このクオリティーとサイズを考えたらお買い得だと思うのは、私が器&道具好きだからです。ちなみに、このシリーズは最大のものでも450バーツ(1575円)とのこと。やっぱり安いわー。

琺瑯製品やステンレス、アルミの道具が山ほどあるよ!

続いては先の木製品の2軒お隣にある「SIWALEE SHOP」さん。初日にも台所道具をお買い物させていただいたところ。こちらで迷いに迷って結局買わなかったものが一つありまして、それが可愛い花柄の琺瑯のボウル。それと同じものを実はこの前日に目にする機会があり、「やっぱり可愛い!」「これは運命!」と都合よく思い込み、再びそれを買いにお邪魔した次第。そのボウルというのがこちら。

ターおばさんのお店で使われていたんです。

これを買ってどうするってこうして料理を入れるもよし(え?)、野菜を洗うもよし、猫が昼寝するにもちょうど良さそうなサイズじゃありませんか。

こちらももう我が家におります。

ちなみにこれをどうやって持ち帰ったかと言いますと…

スーツケースにきっちり納まりました。

いやー、スーツケースの片側を空にしてタイに向かった甲斐があったというもの。今後タイに出かける際にも「荷物はスーツケースの半分まで」を徹底したいと思います。

琺瑯製品が各種サイズ、きれいな状態で揃っています!
ステンレス&アルミ製品も種類&メーカーを厳選しておかれています。
振り返るとかご製品も少々。

お店の方もとっても親切なので、チェンマイでキッチン用品をお求めの際にはぜひ一度お立ち寄りを。ただし、品ぞろえという点でいうと、場外に台所用品と食器を扱う大きなお店があります。そちらと行き来しつつ品定めしてくださいね。

チェンマイ出身の先生と優雅なディナー。

ピン側を眺められるオープンデッキでディナータイム。

ワロロットでの買い物を終えるとすぐにホテルに戻り、タイミングよくチェンマイに帰国していたタイ料理の先生待ち合わせ。現在は日本で家族と共に生活しているのですがちょうど里帰りの最中、一緒に食事をということになりました。その先生が案内してくれたのがこちらの「リバーマーケット」なるレストランです。

「女子旅」なるものは普通こういうところに行くんだろうな…としみじみ。

「実は私も来るのが初めてなんだけれど、妹が薦めてくれたの。」とのこと。チェンマイの高級リゾートホテルの一つ「アナンタラ チェンマイリゾート」の隣ということもあり、ちょっとリッチな観光客の利用が多いんだとか。そんなわけで、雰囲気は良いにしても料理の味がどうだろう…と先生は心配してくださっていたのでした。

サーモンを海老にアレンジしてもらったレッドカレー

この日はメニューを見ながら楽しく悩んで

  • 空芯菜炒め 
  • 揚げタラピアとポメロのサラダ 
  • 大エビのレッドカレー ココナッツ&セイボリー風味 

この3品とジャスミンライスをお願いしました。

淡白で肉厚な白身魚のティラピアさん。美味です!しかもこれで225バーツ!

空芯菜炒めは写真を撮り忘れましたがどの料理も観光客に寄せない本格的なタイハーブの風味と辛さ、味付けももちろん〇。先生も「これは美味しい!」と納得していました。

ナイトマーケットで探す懐かしの味

レストランでかなりお腹いっぱいになったものの、先生が学生時代によく食べたという懐かしの味を求めてナイトマーケットに向かいました。「お腹一杯だけで甘いものは別腹だよね。」別腹とか、本当に日本語が流暢すぎる。先生の話す日本語は文法も発音も完璧すぎて、一緒にいるとタイ人だということを忘れるレベルです。それはさておき、ナイトマーケットで見つけたいお店というのはこちらでした。

パンケーキとありますが、いわゆるロティです。

「日本人ってあまりロティ食べないよね。」確かに。こんなスイーツも見たことないです。

あっという間に生地を薄く伸ばすプロの技。
中には好みの具材やソースを入れることができます。

クレープっぽいけれど、生地を見ると明らかにパン寄り。先生はシンプルなシロップと砂糖(!)だけのものが好きとのこと。その懐かしの味を私もおすそ分けしてもらいました。別腹にするにはヘビーなスイーツでしたが気づけば二人で完食していました。

肉や魚の串焼きもたくさん!
ちょっと高級な魚介も。

でもこれを食べるんだったらさっきリバーマーケットで食べたティラピアとポメロのサラダ、225バーツの方が断然お得だよな、と心の中で密かに思う私。もっとも、リバーマーケットはtaxとサービス料が入るので、メニュー価格にちょっとプラスにはなりますが、それでもきっと260バーツちょっとでしょ?やっぱりお得です。

たくさん買った食材を入れる袋もトンヤムライで調達。機内持ち込みOKサイズ。

こうしてチェンマイ最後の日も美味しいものづくしで過ぎていきました。チェンマイはバンコクと違って都会過ぎない、でも田舎っていうほどではないという街の雰囲気が自分には合っているなと感じています。ドイステープはもちろん、ちょっと足を延ばせばミャンマーやラオスにも行けちゃうチェンマイ。そんなプランはどう?とケンさんにも提案してもらったし、必ずまた来よう。本当に楽しかった!

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北タイ料理教室、全6品を作って食べる幸せ。【4日目②】

アーム先生の料理教室は「中部タイ料理」か「北タイ料理」を選んで全4品を作りますよ、という案内だったのです。メニューはこんな感じ。

  1. [前菜] 青マンゴーのサラダ
  2. [カレー] カオソーイ or 豚肉と春雨のカレー風味蒸し
  3. [スパイス料理] ふくろたけのハーブスープ or 豚肉のラープ
  4. [デザート]バナナともち米のデザート

ですが実際は、参加者で手分けしてすべての料理を作り、全6種類をいただけるという贅沢なレッスン内容でした。

食材の準備をするアーム先生。奥の方はレッスンをお手伝いしてくださるご近所さん。

前菜は久しぶりに食べたかった「青マンゴーサラダ」!

マンゴーもパパイヤと切り方は同じ。

青マンゴーのサラダと言えば春先にMay先生の料理教室で習い、すっかりはまったお料理。日本ではタイ食材店でも主に4月から5月にかけてしか良き青マンゴーは流通しません。要はタイでマンゴーが旬を迎える時期に、熟れる前の実を収穫したもの。よってその時期にしか日本には入ってこないのです。でもタイは今時期もベストではないとはいえマンゴーが採れるため、当然青マンゴーも出回っています。

こちら陶製のクロック。食材と調味料をこの中で全て和えます。
豚皮揚げも入るのね。これ、パパイヤのソムタムに入れても絶対美味しい!

こちらは材料を切ったら調味料と和えるだけなので本当に数分で完成します。アーム先生のレッスンは1品作ったら食べるというスタイル。座って食べることが休憩にもなるので、疲れ気味の旅行中は助かります。

お次はカレー料理2品。

ここにコリアンダーシード、黒カルダモンを加えてカレーペーストを作ります。

お次は「カオソーイ」なるココナッツミルク風味の麺と「豚肉の春雨のカレー風味蒸し」を作ります。どちらにもカレーペーストを使用するのですがそのレシピはほぼ一緒。ペーストは全員分まとめて…ではなく、一人ひとりクロックを使って手作りします。

細かく切った材料とスパイスをクロックでひたすら叩き潰す作業。無言。

ペーストが完成したところでココナッツミルクを絞ります。

割と力が要る作業です。全員で交代しながら頑張りました。
先のペーストを炒め、しっかり香りが出たらココナッツミルクを加えます。
カオソーイと並行して蒸し物も作りました。
包み方を習ったのですが簡単なようでいて、きれいにできるかっていうとそうでもない。
今回は生麺を使いましたが、その一部はこうして揚げてトッピングします。
いよいよ仕上げ。香味野菜や高菜を盛り付ければ…
カオソーイの出来上がり。
豚肉と春雨のカレー風味蒸しもいただきます。

以前私が習ったカオソーイのレシピではレッドカレーペーストとターメリックパウダーを使うのですが、フレッシュなハーブとスパイスから作ったペーストを使用したこちらの麺料理ははなんともさわやかな風味。ココナッツミルクもフレッシュだからか濃すぎずクド過ぎずで大変良き。この美味しさは本場北タイでしか味わえないだろうなー。

フルーツを頂きつつ休憩タイム。

市場で買ってきたフルーツたち。

食後のデザートかと思っていたフルーツですが、アーム先生のフルーツ解説を聞きつつここで一旦中休み。参加者を疲れさせない&飽きさせないレッスン内容、素晴らしいです。

10種類のスパイスを使ったスープ&ラープ。

アーム先生愛用の魅惑のスパイスボックス。これ素敵!

タイ料理にはニンニクやレモングラス、パクチーの根などはよく使いますが、ドライスパイスでよく使うものと言えば白コショウぐらいなもので、これまでドライスパイスを多用したタイ料理は習ったことがありませんでした。ですが、今回習ったこちらのお料理達にはそれぞれ10種類ものスパイスを粉末にして加えます。実はインド料理もつくるワタクシ、これまでスパイスをあれこれ使ってきた身としては非常に興味深いものがありました。

豚の血はこうして肉を叩きながらスパイスとともに混ぜ込んでいきます。
炒めている最中にも「もう少し入れますか」と「追いガツオ」ならぬ「追い豚の血」を。
本格的な北タイ式のラープ完成。たっぷりの蒸し野菜と一緒にいただきます。
こちら、私が担当したフクロタケスープの材料。
ラープパウダーさえあれば簡単。さわやかな酸味の中にキノコの旨味が詰まっています。

先生からいただいたレシピに書いてあったスパイスの中で1種類だけ不明なものが。「カワラボウフウゾク種」って何だろう。あとで質問メール送ってみよう。

最後はもちろんデザートで締め。

蒸したもち米にココナッツミルクを加えて軽く炒め煮に。
これに黒豆、バナナを添えてバナナの皮で包み
蒸すこと10分。
このビジュアルがたまらん。
「カオトムマット」前日に続いていただきます。

バナナの葉の香りがもち米に移り、ほのかに甘いココナッツの甘味、タイバナナの酸味とが相まって得も言われぬ美味しさ!これ、絶対日本人が好きな味です。これとタプティムクローブを売る屋台やりたいな。

本当の締めはワインとレシピ本。

フルーツとハーブのワインですって。

至れり尽くせり、お料理教室でそんな感想もおかしいかもしれませんが、とにかく充実した贅沢な時間を過ごしました。料理ももちろん美味しかったですし、量も6種類食べても苦しくない程度に調整されていて、アーム先生、いろいろな点を本当によく考えていらっしゃいます。レッスンの終わりにはレシピ本をくださるのですが、日本語版も用意してあるという素晴らしさ。

レシピ本。全部で12品のレシピが載っています。日本に帰ったら全部作ろう!

次にチェンマイを訪れた際にはアーム先生の元に、中部タイ料理を習いに行こうと思います。今回のチェンマイ旅にあたって、思い切って申し込んで本当に良かった!自分、大正解!アーム先生、素晴らしい料理と体験をありがとうございました。

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アーム先生の料理教室、市場で買い出しからスタート。【4日目①】

タイに行ったら必ずやりたかったことの一つに「本場でタイ料理を習う」がありました。いろいろ調べて辿り着いたのが今回参加したアーム先生が主催する「Small House Thai cooking class」です。アーム先生は英語はもちろん日本語もOK!という点も決め手になりました。

こちらの教室では「中部タイ料理」と「北タイ料理」から選べるのですが、私はもちろん北タイ料理で。先々月予約した際には私一人しか申し込みがありませんでしたが、その後3人から予約が入り満員でのレッスン開催となりました。大勢の方が楽しいですからね。楽しみです!

アーム先生のホームページからお借りしました。

まずはチェンマイ門市場への買い出しからスタート!

こちらのお教室はホテルまで先生が迎えに来てくださいます。土地勘がなくタイ語も話せない外国人観光客にとっては非常に有難いシステム。

私をピックアップしたあとは広島から来たという日本人男性と、イタリア人のカップルを迎えにそれぞれの宿泊先へ行きました。全員揃ったところでまず向かったのはチェンマイ門近くにある市場。市場が込み合う時間帯は過ぎていたので、場内をのんびり歩きながら時折立ち止まっては必要な食材を買い込んでいきます。

北タイの名物「サイウア」。イタリア人お二人が食べたことがないというので味見。
美味しいと噂のフレッシュなふくろだけ。日本でおなじみの缶詰とは別物。
たけのこも日本のものとは姿が違いますね。
葉物も新鮮そのもの!
右は茄子、中央はこれタイのゴーヤです。日本のものより肉厚で美味!
こちらはお豆腐。水気が少なく厚揚げ的な食感。黄色はターメリック入り。
漬物とカレーペーストを売るお店。このペーストの美味しいお店とか探してみたい。

ココナッツミルクは「生搾り」

タイ料理でよく使う食材の一つにココナッツミルクがあります。日本では缶入りや紙パック入りが流通していますがそこはタイも同じ。ですがこういった市場には必ず「ココナッツ屋さん」があり、その場でガリガリと実を削ってくれます。

こちらがココナッツ削りマシン。
これに適量のお湯を回しかけ、ミルクを揉み出してからギュッと絞ります。

次は精肉売り場へ。血が苦手な方は見ないでね。

次はお料理に使う鶏肉と豚肉を買いに精肉売り場へ移動。扱うものがものだけに、こちらの市場では野菜売り場と別棟になっていました。

これらの鶏ちゃんたちが次々と捌かれていきます。
こちらは豚肉売り場。写っていないけれど顔もあったよ。

鶏肉はカオソーイに、豚肉はラープに使います。そして北タイのラープには内臓や豚の血が入るのも特徴です。ということでもちろん豚の血も絶賛販売中。

ちょっとピンボケしているぐらいがちょうどいい

その後場外に出てデザートのフルーツをお買い上げ。

肉売り場から一転のこの景色。なんだかほっとします。
手前に見えるはドリアン様。他にも見たことのない果物がたくさん。
米屋ではなんと日本米も売られていました。手前の赤いのはタイ米の玄米。

小一時間ほどで市場ツアーは終了。いよいよ教室に移動して北タイ料理のレッスンスタートです。

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ワロロット市場からのサンデーマーケット。【3日目③】

ホテルでしばし休憩したのち、昨日に続いてワロロット市場へと向かいました。歩いていこうと思っていたらケンさんが「送ってあげますよ」となんとホテルのロビーで待っていてくれました。もう優しいの極み!

ちょっとわかってきたぞ、ワロロット市場。

広いワロロット市場内ですが、歩いているうちにお店の位置関係やトンヤムライへの抜け方などだいぶわかってきました。

こちら、カラフルな品々はお仏壇へのお供え物。

昨日少し迷って買わなかった木製クロックを求めて、トンヤムライ市場へと移動します。

yukko先生おすすめのカオソーイにぴったりな乾麺。

ところが!そのお店がなんと日曜定休だったようで見事に閉まっていました。ショックです。。。こんなこともあるさ…とすぐに気を取り直し、ワロロットへと引き返しました。やっぱりyukko先生おすすめの乾麺も買って帰ろう!と思い立ったのです。場内を隈なく探し回るとありましたありました。こちら1束10バーツだったのですが、1袋10束まとめて買ったら80バーツ(280円)におまけしてくれるというので、タイ料理教室仲間にあげてもいいなと思い、1袋いただくことにしました。ただこれがなかなかどうして重い。リュックがなかったら気持ちが折れていたことでしょう。

初めてのおしゃれカフェへ潜入。

その後は雨も上がったし、せっかくだからターぺー門まで歩いてサンデーマーケットを見てみよう!とこれまた急きょ決めて向かいました。ただ、マーケットが開くまではまだ1時間ほど時間があります。そこで、事前にガイドブックの中で気になっていたお店が一つあったことを思い出し、そこでマーケットが始まるまで待つことにしました。

雰囲気もとても良いのです。

それがこちら、サイアムセラドンのティールームです。店に入ってすぐのところには器の販売スペースがあり、奥がこうしてカフェになっています。お庭もあって、とっても素敵。雰囲気重視の女子にもおすすめできるお店です。

グラスの高さは20センチを超えます。スタバのグランデ以上ベンティ未満なサイズ。

ランチをいただいてからそんなに時間が経っていないし、喉を潤すつもりでレモングラスティーと季節のフルーツを注文しました。が、これがとてつもない大容量でテーブルに運ばれてきて言葉を失う、という。。。お得なアフタヌーンティーセットよりも高くつきますが、これでも日本円で600円ぐらいです。何よりタイに来てこんなおしゃれな雰囲気のお店に入ったの初めて。これはこれで幸せでした。

ターペー門でハトにおびえる。

見えてきましたターペー門。

日本のようにインフラが整備し尽くされた国から行くと、当然のことながらタイは道路、鉄道、上下水道等まだまだ整っていない部分が多いな…という印象を受けます。そして何よりも私を悩ませたのが交通ルール。日本と違ってタイは車優先社会。よって大きな通りでも歩行者用信号がないところがほとんどな上、仮に信号があり青で渡っていようとも、歩行者が途切れるな…と思うと赤信号関係なく車がバンバン走ってきます。でも人間の適応能力ってすごいですね。3日目にして街歩きのコツをだいぶ掴みました。

おびただしい数の葉との群れに恐怖すら覚える。

どこに行っても人が集まるところに鳩あり。まさかタイでこんなに大量の鳩に遭遇するとは。鳩とカラスが若干苦手な私は小走りでここを駆け抜けました。

そして門をくぐるとそこから延びる直線の道路がサンデーマーケットの開催場所です。横に伸びる道や沿道のお寺の境内もマーケットとして開放されていたりします。

1枚100バーツがタイパンツの相場。
焼いたお魚も美味しそう。

この他民族調の小物を売るお店、フルーツのお店、さらには簡易マッサージのお店などさまざまありましたが、どうにも食指が動かず、結局見るだけで終わってしまいました。ただタイパンツだけは買えばよかったかなとちょっと後悔しているところです。

チェンマイあるあるの路上駐車。

サンデーマーケットをひとしきり見て満足したところでホテルへ。日没時間が迫っているとはいえ、6時ぐらいだとまだこの明るさです。

今日もたくさん歩いたし、いいよね。

マッサージ前の足湯。

ということで同じマッサージ店を二日連続で訪問。それでも昨日と同じ2時間コースの全身マッサージはちょっと贅沢かな、と思い、1時間のフットマッサージをお願いしました。1時間300バーツ(1050円)なり。いろいろなお店をチェックしましたが、エステでもない限り1時間300バーツ、2時間500バーツがチェンマイ価格のようです。ホント、安くていいなぁ。チェンマイに住んだら週3回ペースで通いそう。

この日の夜も「J-UAN」で麺ディナー。

この後ほどなく席が埋まりました。地元の方に人気のお店みたいです。

たくさんあるいたからか、はたまたフットマッサージ効果か、昼にあんなにたくさん食べたというのにお腹が空きまして。チェンマイ初日の夜にお邪魔してすっかり気に入った「J-UAN」を再訪。

今日はこれにします。

この日オーダーしたのはオールドスタイルだというチャーシュー米麺、汁あり。酸っぱくて辛くて甘いとのこと。

甘辛酸っぱ美味いタイの味!

メニューでは唐辛子のイラストが火を噴いていたので辛いの覚悟でいただきましたが、拍子抜けするほど辛さはありませんでした。卓上にあった唐辛子を追加投入したほど。それにしても美味しいなぁ。しかも55バーツ(192円)ですって、奥さん。この手の麺屋さん、日本でも絶対流行ると思うんだけどな。そしてこちらのお店に来たらあのスイーツもやっぱり食べたい!最初に注文しませんでしたが、店を出る時にどうにも我慢できず、テイクアウトしてしまいました。

2回目なので具材は好きなものを選びました。具材4種類入れて50バーツ。
くわい、ナツメ、ヤングココナッツ、甘く煮たナッツ入り。

麺だけではなく、これも絶対日本で人気出ると思うんだけど。ショーケースの中に具材を並べて「トッピングを4種類お選びください。」とか言って、その場で作って「はいどうぞ!」スタイル。何ならイートインスペースは持たず、店頭売りだってOK。誰か、このタプティムクローブのお店開きませんか?

こうしてチェンマイ3日目の夜は更けてゆきました。いよいよチェンマイも残り1日。4日目は北タイ料理のレッスンからスタートです!

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アンティーク家具とアリの卵でチェンマイ満喫。【3日目②】

予定ではこの日、JJマーケットを出た後はドイステープに行くつもりでした。が、チェンマイ3日目にして本格的な雨。「山の上はもっとひどい雨ですよ。どうしますか?」とドライバーのケンさん。「ドイステープは次回行くことにします。どこかおすすめの場所があればそこへ連れて行ってください。」というと、「チェンマイにはいい家具を作る街もあるのでハンドンに行きましょう!」と提案してくださいました。

木工細工とアンティーク風家具の街「ハンドン」

ハンドンはチェンマイの南、旧市街から車を40分ほど走らせたところにあります。家具工房とそれを販売する店が立ち並ぶエリアがあり、驚くほど厚みのある天板のテーブルや細かな細工を施した木工品が売られています。ケンさんによると景気が良かった時期もあったものの、ここ3年ほどはさっぱりなんだとか。私たちがお邪魔した時も他に人の姿はほとんどなく、ちょっと寂しい雰囲気でした。

ここは小さな家具を扱う店。
こちらは食器や台所用品を扱うお店。
バラマキ土産としても良さそうなマッサージグッズも。
こちらに置いてあるテーブルの中では小さめ。でも大きい!

特に上のテーブルを扱っていたお店は圧巻で、10人以上で囲めそうな大きなものもありました。しかも天板の厚みが10センチ近くある!そして何より驚くべきがそのお値段。どんなに大きなものでも30000バーツ程度。上のテーブルなんてたしか17000バーツ、買うならもっと安くするよ!とも言われました。このテーブルが50000円代か…。もっとも日本に送るとなると送料が天井を突き抜けるのでお買い得…とはいきませんが。タイと陸続きになっている国のお金持ちなんかがまとめ買いしにくることもあるそうです。そうだろうねぇ。

これも台所道具です。

こちらはあるお店で見つけたもの。昔、この台の上に蒸したもち米を広げて冷ましたり調理したりするのに使ったんだそうです。サイズや大きさも各種ありました。今はもっぱらコーヒーテーブルとして買い求める人が多いとのこと。いいなぁ。これ、うちにも欲しい!

タイの漆塗り。もちろんこれにほ本物の漆は使われていません。

先の台所道具はどんなに欲しくても買って帰れないので、その代わり…といってはなんですが、こんなものを買いました。この前の日に買ったカディップの漆塗りバージョンです。古いものは本物の漆が使われているとのことですが、こちらは単なるペイント。タイの漆工房もチャンスがあれば行ってみたいな。ちなみに。なぜこれを2個買ったかというと、1個で180バーツ、2個買ったら300バーツにおまけしてくれるというからです。ワロロット市場では同じものが1個230バーツ程度だったのでお得よね。可愛いしいいか!とつい財布の紐を緩めてしまいました。

そして、こちらで本当はソムタム用の木製クロックが欲しかったのですが、探せども探せども良きものは見つからず。残念ですがないものはない。しかも私自身に1か所当てがあったので(土曜日にトンヤムライで見かけた!)、こちらでクロックを探すのは諦め、お昼ごはんをいただくことにしました。

本当の北タイ料理はここにあり!「クルア・ペット・ドーイ・ガーム」

この前日の夜に来店を予定していたお店。

こちらは本来2日目の夜に訪問する予定だったお店。ですが、生憎お腹がいっぱいすぎて断念したのでした。3日目の昼はちょっとおしゃれなレストランでランチを…と考えていたのですが、「本場の北タイ料理、家庭の味が食べたいならクルアペットがいいですよ。」とケンさん。そう教えていただいたら行くに決まっています。ということでやってきた「クルア・ペット・ドーイ・ガーム」です。

ランチタイムをだいぶ過ぎていたため、店内は空いていました。

私は好き嫌いが一切ないため、ケンさんお薦めの料理をオーダーしてもらうことにしました。何が出てくるか楽しみ!

山盛りの野菜は北タイ料理に欠かせないもののよう。
豚肉とトマトのディップ「ナムプリック・オン」。これ好物。
「ヘットープ」なるきのこは今が旬だとか。炒めもの。これまた美味!
ここでもラープ・ムーを注文。
そしてこちらがケンさんが好きな「センダン」がたっぷり入ったスープ。

この日のランチは前日の注文し過ぎ案件を踏まえ、4品にとどめました。が、やっぱり多い!

こちらで出されるお料理はタイ北部の家庭で好まれ、食されている味そのものだとか。どの料理もとても美味しかったのですが、ワタクシ、初めてアレを食べました。

この白い粒粒が「アレ」です。なんだかわかるかな。

スープに乗った白い粒粒、最初はひき肉かと思ったのですがどうも違うようです。食べてみるとプチプチとした食感で非常にクリーミー。癖のない甘味と旨味が口の中に広がって非常に美味しい!そこで初めてこれは何かと尋ねたところ「蟻の卵だよ。」とケンさん。日本のタイ食材店でも缶詰が売られていて、どう食べるのかな…と思っていたらこれが正解のようです。いやー、蟻の卵美味い!これははまる予感。

初めてのチェンマイひとり旅、ここまで楽しめたのはドライバーであるケンさんのおかげです。ケンさんにはこの後一旦ホテルまで送っていただきそこでお別れ。2日間本当にありがとうございました。そして次回もまたよろしくお願いします!

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日曜日のチェンマイはぜひ「JJマーケット」へ!【3日目①】

タイでウィークエンドマーケットといえばバンコクの「チャトゥチャック」が有名ですが、チェンマイにも土日に開催されるマーケットがあります。こちらのマーケットは農家の方がオーガニック野菜を中心に販売しているそうで、野菜好きとしてはぜひ一度覗いてみたかったのです。もちろん、野菜のみならず衣類や工芸品、そして手作りのお惣菜なども販売されているとのこと。この日もケンさんに引き続きドライバーをお願いしました。

雨季の真っ最中ゆえ、連日の曇天。この日はしっかり雨模様。

その前にまずはホテルのビュッフェで軽くお腹を満たします。

好物の目玉焼きサラダがある!

こちらのホテルの宿泊客は外国人がメイン。特に西洋からのお客様が多く、ビュッフェにもそれを意識した料理が並んでいます。そんな中、サラダコーナーがなかなか面白く、新鮮な野菜やカットフルーツと共に、タイのお惣菜やタイらしいトッピング食材が置いてあるのです。

ニンニクの酢漬けもあるよ。
軽い…つもりの朝食。
軽い…つもりの食後のデザート。

いざ、JJマーケットへ!

本格的な雨になりました。が、タイのひとはあまり傘を使いません。

旧市街からだと1キロちょっと北に向かったところで開催されているJJマーケット。食料品の買い出しはもちろん、お惣菜やコーヒーを販売しているブースも多数あるため、ここに朝ごはんを食べに来る人も多いようです。まずは気になっていた野菜の産直スペースからチェックします。

山盛りの新鮮野菜にテンションがあがる!
ドラゴンフルーツや生のロンガン(龍眼)も。
これは…きゅうり?
バナナの花のつぼみもあったよ。これ、どうやって食べるのかな。
タイのバナナは小ぶりな品種が主流。

ターおばさんの料理が食べたい!

中華風のちまき。タイも中華料理の影響を受けているメニューが多数あります。
バナナの葉包みごはん。自分弁当でもいつかやってみたい!

さて、今回このマーケットを訪れたかった一番の理由は「ターおばさん」が日曜に出店しているとyukko先生(私のタイ料理の師匠)に聞いたから。ベジタリアンタイ料理の第一人者とのことですが、タイ料理を学んでいるものとしてはぜひぜひ彼女の料理を食べてみたかったのです。

ドライバーのケンさんがターおばさんをご存知とのことで、私が会いたいと伝えるとマーケットでおそらく出店していると思われる場所まで案内してくれました。

会いたかったよ、ターさん!

ほどなく、ターおばさんのブースに到着です。そして、私が会いたかったターさんもお店に出ていらっしゃいました。いないこともある、とのことなので、本当にラッキーです。

これがベジタリアン料理だなんて。食べてもなお信じられないぐらい味わい深くて美味しい。
ちょっと味見をさせてもらった「サトー」なる豆のカレー煮込み。激ウマ。

お料理を教えることもあるというターさん。いつか私も習ってみたいと思っていましたが、今回実際にターさんの作ったお料理をいただいて、「必ず習うぞ!」にその思いが変わりました。そして、日本からの旅行者である私が、これらのお料理を日本まで持ち帰ることはできません。が、最初の写真にある赤いふりかけ的なものは常温でも2週間日持ちすると言われたので、買って帰りました。味見をさせていただいたのですが、見た目ほど辛くはなく、美味しいんですよ。

こちらはターさんのお隣のブース。どこを見ても美味しそうなものばかり。

JJマーケットでは美味しいコーヒーも買えます。

ターおばさんとお会いできたところで「少し休憩しましょうか」とケンさん。場内にはテーブルと椅子が並ぶスペースが何か所かあり、買ったものを座ってゆっくりいただくことができます。

利用者は地元の人が多いようです。

「コーヒーが好きだって言ってましたよね。買ってくるのでここで座って待っていてください。」とケンさん。優しいわー。周囲を眺めつつ待っているとケンさんがコーヒーと甘いものを手に戻ってきました。

このコーヒーがかなり高レベルで美味しい!びっくり。
スイーツはココナッツ風味のもち米にバナナと黒豆が入っています。

いいなぁ…。ここのお野菜を使って料理がしたい!次回のチェンマイ滞在ではキッチン付きのお部屋を借りようかな、そんなこともつい考えてしまったJJマーケットでした。

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「フアン・チャイ・ヨーン」で北タイ料理を堪能。【2日目~食べる編】

7月に参加したMay先生の料理教室にて「まもなくチェンマイへ行く」と話したところ、ならばぜひここに行って!と薦めていただいたレストラン。郊外にあるので(チェンマイの旧市街から15キロほど)車と土地勘がないと行くのがなかなか難しそうなお店。ですが、今回は旅の味方ドライバーのケンさんがいてくれたので、出向くのもお料理を注文するのも問題なし!ということで、サンカンペーンでセラドン工房巡りをする前に「Huaen Jai Yong」でランチタイムとなりました。

手前の建物は増築したのかな?以前の写真にはなかったものです。

May先生にタイ語で食べるべきおすすめ料理を書いてもらっていたので、お店の方とドライバーさんにそれを見せて注文しました。ちなみに、通常こういった旅でのドライバーさんは、目的地でお客さんをおろしたら集合時間を決めてピックアップというスタイルだそうですが、今回は私がお願いして一緒に食事をしていただきました。もちろん費用は私持ちです。二人の方がいろいろな種類を食べられるし、お料理について聞きたいことがあったらすぐに聞けるので。付き合ってくれたケンさん、ありがとう!

これが甘酸っぱくてとっても美味しかった!

で、早速May先生のおすすめメニューにはなかったドリンクをドライバーさんが薦めて下さいました。

ドリンクメニューにだけなぜか日本語が。

「グーズベリー」と書いてありますが、そもそもそれを知らないので何のことやら…です。日本名は「セイヨウスグリ」というそうですが、寒冷地でわずかに栽培されているのみとのことで、市場にはほとんど出回らないそう。なるほど。ジュースになったものが輸入食材店なんかで売ってないかな。これ、本当に美味しかったのですよ。

琺瑯のトレイでお料理が運ばれてきました!

待つことしばし。注文したお料理がテーブルに運ばれてきましたよ!今回はMay先生のおすすめに加えて、ドライバーさんが好きな料理を注文してもらいました。

サーパッカノーイ。ベビー小松菜の和え物(ヤム)。豚皮揚げがいいアクセント。
ゲーンノーマイ。さわやかな酸味と穏やかな味付けが美味しい筍スープ。
とろとろの茄子と茹で卵が相性よし!なタムマクア。
北タイの名物、ハーブ入りのスパイシーソーセージ「サイウア」。
こちらはドライバーのケンさんが好きだというセンダンと玉子の炒めもの。
北タイスタイルのラープ。内臓入りで味付けもかなりスパイシー!
手前の容器がこの日の午前に買った「カディップ」。

これらを今回は北タイ式に手食でいただきます。もち米を手で軽く握り、それをちぎったものにそれぞれのお料理をつけるようにして食べるのです。

当たり前だがケンさんは非常に美しく食べる。

「子どもの頃からやってるからね。」と言っていましたが、ケンさんの食べ方の美しさよ。そして私の汚さといったら論外なレベル。初めてにしてもひどい。結局手食は諦め、スプーンとフォークでいただきました。そうしないと食事が進まない進まない(笑)。

店内には20バーツで新鮮生野菜を選んで取れるコーナーがあります。

1皿ごとの量はさほどでない、とはいえ、さすがに2人で6品+もち米は多すぎました。残念ながら完食できず、残った料理は晩ごはん用に持ち帰ることにして、袋に詰めていただきました。フアン・チャイ・ヨーン、北タイ料理を食べたいならおすすめです。私もまた行きたいな。

それにしても、これだけ食べて2人合わせて450バーツ(1575円)ですよ。タイの方にとっては決して安くはないのだろうと思いますが、日本価格に慣れ切った私にとってはありがたいお値段です。

この日の朝ごはん。

ランチのために朝を抜こう!と思っていたのに空腹に耐えかね、ホテルのバイキングを利用したのが間違い。でもパッシーユー、美味しそうだったのですよ。

街歩きの疲れはマッサージで解消!

タイはチェンマイもバンコクもマッサージ屋さんがたくさん!

2日目は朝の8時にホテルを出て、あちこち歩き回った上にランチを食べ過ぎ、どうにも体が重い…ってな話をドライバーのケンさんにしたところ「だったらマッサージに行くといいよ。」とのこと。宿泊先のチェンマイプラザホテルの周りを1周しただけでも15軒以上はあるマッサージ屋さん。その中で「ここは店員さんがちゃんと学校でマッサージの勉強をしているから。とこちらのお店を紹介してくださいました。

指圧・マッサージで凝った筋肉をほぐし、ストレッチでその緩んだ筋肉を伸ばすタイ式はなかなかハード。ですが、終わった後の体の軽さといったら。最高です!(そして夜の眠気がハンパじゃなく、爆睡…笑)2時間施術を受けて500バーツ(1750円)。このお値段に味を占め、チェンマイでもバンコクでもこの後隙あらばマッサージを受けました。

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2019年8月_チェンマイ・バンコクひとり旅

「ほしいものリスト」片手に市場&郊外へ!【2日目~買う編】

チェンマイはお買い物&美味しいものパラダイスな街でもあります。実際、チェンマイを旅すると決めた時、最初にしたことといえばほしいもののピックアップ(笑)。そのリストを手にまず向かったのは「チャンモイ通り」。ここには3軒だけではありますが、カゴの専門店があるのです。

見えてきました、カゴ屋さん。

今回ここで買い求めようと思っていたのは「カディップ」なる炊いたもち米を盛り付ける器。日本でも売っているお店はあるのですが、種類も少なく選ぶ余地なし。もち米を主食とする北タイ、チェンマイならいろいろあるだろうと期待して向かいました。

かご系のものがずらりと並ぶ店頭。
天井にもたくさんぶら下がってるよ。

さて、お目当てのものはというと…ありました。やっぱり可愛いデザインのものがたくさん!これは迷います。今回は3つだけ買う、と決めていたので3軒を急いで見て回り品定め。

写真は撮ったもののこの中からは選ばず。

こちらは車を止める場所がなく、15分後にまたピックアップに来るから!とドライバーさんに言われ、少々慌てておりました。今こうして写真を見返すと、こんな可愛いのがあったじゃありませんか。これらも素敵だったな。ま、今年中に再訪する予定なので、心残りはそこで解消することにしましょう。ちなみに今回私が買ったのはこの子たちです。

これをどのように使うかは後に登場する食事風景のところで紹介します。

チェンマイでは絶対行くべき!「ワロロット市場」

すごいお店の数です。圧巻!

チェンマイには大小さまざまな市場がありますが、「ガート・ルアン」と呼ばれるこの場所には「ワロロット」「トンヤムライ」「ナラワット」といった市場が密集しています。まず向かったのは地元の特産品を扱うお店が多く並ぶ「ワロロット」。ここでは乾物や調味料を仕入れます。少しでも安いお店…と探し、お店の方が親切そうなこちらでお買い物することに決めました。

とにかく目についた欲しいものを集めました。
ハーブティーにする食材も安い!だいたいどれもこのサイズで50バーツ(175円)。
市販品の他、こちらのオリジナルブレンドと思しきスパイスもありました。

品物を選び終わると店員さんが紙に値段を書き写し、おもむろに計算を始めます。がしかし、ここで気は抜けません。150バーツのものを、180バーツと写し間違えるんですよね。それがうっかりだと信じたいのですが、ともかくそこは遠慮なく「違うよ!」と日本語で指摘。言葉は互いにわからずとも勢いで通じたらしく、ちゃんと直して計算してくれました(笑)。最後には傍にいたドライバーさんが「こんなに買ったんだから少しおまけしてよ」と交渉してくださり、30バーツほど合計金額から値引きしてくれました。ありがとう!

奥から時計回りに「バタフライピー」「ドライいちご」「ドライ龍眼」「ハンレー粉」「乾麺」

日本でもちょっと流行った青いお茶「バタフライピー」もこのサイズで50バーツです。これは小分けしてみなさんに配るつもり。ドライ龍眼はこのサイズで180バーツがたぶん一番安いかと。220バーツで売っているお店も多かったのでお買い得。ハンレー粉は1袋6バーツ。これは北タイ式のカレー、「ゲーン・ハンレー」を作る際に加えるスパイス(ガラムマサラ)です。そして乾麺は私のタイ料理の師匠であるyukko先生おすすめのものとは種類が違うのですが、お店のオネエサンが「これがおいしい」というので勢いに負けて買いました(笑)。

「トンラムヤイ市場」ではキッチンツールを探索。

キッチンツールを取り扱うエリアに到着。

「トンヤムライ市場」にも乾物等を取り扱うお店が多いのですが、市場南西の一角にキッチンツールを取り扱うお店が10軒ぐらい並んでいます。実は場外にあるお店もいくつか見て回ったのですが、ホーロー製品を含め、こちらのお店が一番安い上に店員さんが非常に素敵だったのでお買い物することに決めました。

タイは金物&琺瑯製品が充実しています。

これ全部で500バーツ(1750円)。日本だとたたき包丁だけでそれぐらいするのでやっぱり現地で買うとお買い得だなぁ…と思います。

ワロロットから車を止めてある場所まではモン族市場の中を通って移動。
観光客に小売りもしてくれますが、顧客のメインはバイヤーとのこと。

セラドンを求めてサンカンペーンへ!

こちらは「サイアムセラドン」のショールーム。

チェンマイの伝統工芸品の一つに「セラドン焼き」があります。旧市街にもセラドン焼きを扱うお店はあるのですが、せっかくチェンマイに来たので工房に行ってみたい!ということで、旧市街から東に車を走らせること30分。サンカンペーン地区に到着しました。

本当に種類が多くてびっくり!

サイアムセラドンにも素敵なデザインの器が多数ありましたが、個人的に今回は「バーンセラドン」のものが欲しいと思っていたので、こちらは見学のみ。

やってきました、バーンセラドン。

バーンセラドンはサイアムセラドンよりオーソドックスなデザインの器が多いように思います。そして器に施された彫りが深く細かいのが特徴。こちらのショールーム&ショップは残念ながら撮影不可だったため写真がありません。よって、買ったもののみ紹介します。

全て丁寧に梱包していただけたおかげでみな無事でした!

会計時に梱包はどうするかと聞かれたのですが、日本に持ち帰ると伝えたところ非常に丁寧に1つ1つプチプチで包んでくださいました。タイはどこに行っても大体英語が通じますが、こちらの店員さんはおそらく英語が完璧なので、発想の手配はもちろん、細かい要望や探しているものなどあれば伝えてみると良いかと思いますよ。