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2019年8月_チェンマイ・バンコクひとり旅

日曜日のチェンマイはぜひ「JJマーケット」へ!【3日目①】

タイでウィークエンドマーケットといえばバンコクの「チャトゥチャック」が有名ですが、チェンマイにも土日に開催されるマーケットがあります。こちらのマーケットは農家の方がオーガニック野菜を中心に販売しているそうで、野菜好きとしてはぜひ一度覗いてみたかったのです。もちろん、野菜のみならず衣類や工芸品、そして手作りのお惣菜なども販売されているとのこと。この日もケンさんに引き続きドライバーをお願いしました。

雨季の真っ最中ゆえ、連日の曇天。この日はしっかり雨模様。

その前にまずはホテルのビュッフェで軽くお腹を満たします。

好物の目玉焼きサラダがある!

こちらのホテルの宿泊客は外国人がメイン。特に西洋からのお客様が多く、ビュッフェにもそれを意識した料理が並んでいます。そんな中、サラダコーナーがなかなか面白く、新鮮な野菜やカットフルーツと共に、タイのお惣菜やタイらしいトッピング食材が置いてあるのです。

ニンニクの酢漬けもあるよ。
軽い…つもりの朝食。
軽い…つもりの食後のデザート。

いざ、JJマーケットへ!

本格的な雨になりました。が、タイのひとはあまり傘を使いません。

旧市街からだと1キロちょっと北に向かったところで開催されているJJマーケット。食料品の買い出しはもちろん、お惣菜やコーヒーを販売しているブースも多数あるため、ここに朝ごはんを食べに来る人も多いようです。まずは気になっていた野菜の産直スペースからチェックします。

山盛りの新鮮野菜にテンションがあがる!
ドラゴンフルーツや生のロンガン(龍眼)も。
これは…きゅうり?
バナナの花のつぼみもあったよ。これ、どうやって食べるのかな。
タイのバナナは小ぶりな品種が主流。

ターおばさんの料理が食べたい!

中華風のちまき。タイも中華料理の影響を受けているメニューが多数あります。
バナナの葉包みごはん。自分弁当でもいつかやってみたい!

さて、今回このマーケットを訪れたかった一番の理由は「ターおばさん」が日曜に出店しているとyukko先生(私のタイ料理の師匠)に聞いたから。ベジタリアンタイ料理の第一人者とのことですが、タイ料理を学んでいるものとしてはぜひぜひ彼女の料理を食べてみたかったのです。

ドライバーのケンさんがターおばさんをご存知とのことで、私が会いたいと伝えるとマーケットでおそらく出店していると思われる場所まで案内してくれました。

会いたかったよ、ターさん!

ほどなく、ターおばさんのブースに到着です。そして、私が会いたかったターさんもお店に出ていらっしゃいました。いないこともある、とのことなので、本当にラッキーです。

これがベジタリアン料理だなんて。食べてもなお信じられないぐらい味わい深くて美味しい。
ちょっと味見をさせてもらった「サトー」なる豆のカレー煮込み。激ウマ。

お料理を教えることもあるというターさん。いつか私も習ってみたいと思っていましたが、今回実際にターさんの作ったお料理をいただいて、「必ず習うぞ!」にその思いが変わりました。そして、日本からの旅行者である私が、これらのお料理を日本まで持ち帰ることはできません。が、最初の写真にある赤いふりかけ的なものは常温でも2週間日持ちすると言われたので、買って帰りました。味見をさせていただいたのですが、見た目ほど辛くはなく、美味しいんですよ。

こちらはターさんのお隣のブース。どこを見ても美味しそうなものばかり。

JJマーケットでは美味しいコーヒーも買えます。

ターおばさんとお会いできたところで「少し休憩しましょうか」とケンさん。場内にはテーブルと椅子が並ぶスペースが何か所かあり、買ったものを座ってゆっくりいただくことができます。

利用者は地元の人が多いようです。

「コーヒーが好きだって言ってましたよね。買ってくるのでここで座って待っていてください。」とケンさん。優しいわー。周囲を眺めつつ待っているとケンさんがコーヒーと甘いものを手に戻ってきました。

このコーヒーがかなり高レベルで美味しい!びっくり。
スイーツはココナッツ風味のもち米にバナナと黒豆が入っています。

いいなぁ…。ここのお野菜を使って料理がしたい!次回のチェンマイ滞在ではキッチン付きのお部屋を借りようかな、そんなこともつい考えてしまったJJマーケットでした。

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「フアン・チャイ・ヨーン」で北タイ料理を堪能。【2日目~食べる編】

7月に参加したMay先生の料理教室にて「まもなくチェンマイへ行く」と話したところ、ならばぜひここに行って!と薦めていただいたレストラン。郊外にあるので(チェンマイの旧市街から15キロほど)車と土地勘がないと行くのがなかなか難しそうなお店。ですが、今回は旅の味方ドライバーのケンさんがいてくれたので、出向くのもお料理を注文するのも問題なし!ということで、サンカンペーンでセラドン工房巡りをする前に「Huaen Jai Yong」でランチタイムとなりました。

手前の建物は増築したのかな?以前の写真にはなかったものです。

May先生にタイ語で食べるべきおすすめ料理を書いてもらっていたので、お店の方とドライバーさんにそれを見せて注文しました。ちなみに、通常こういった旅でのドライバーさんは、目的地でお客さんをおろしたら集合時間を決めてピックアップというスタイルだそうですが、今回は私がお願いして一緒に食事をしていただきました。もちろん費用は私持ちです。二人の方がいろいろな種類を食べられるし、お料理について聞きたいことがあったらすぐに聞けるので。付き合ってくれたケンさん、ありがとう!

これが甘酸っぱくてとっても美味しかった!

で、早速May先生のおすすめメニューにはなかったドリンクをドライバーさんが薦めて下さいました。

ドリンクメニューにだけなぜか日本語が。

「グーズベリー」と書いてありますが、そもそもそれを知らないので何のことやら…です。日本名は「セイヨウスグリ」というそうですが、寒冷地でわずかに栽培されているのみとのことで、市場にはほとんど出回らないそう。なるほど。ジュースになったものが輸入食材店なんかで売ってないかな。これ、本当に美味しかったのですよ。

琺瑯のトレイでお料理が運ばれてきました!

待つことしばし。注文したお料理がテーブルに運ばれてきましたよ!今回はMay先生のおすすめに加えて、ドライバーさんが好きな料理を注文してもらいました。

サーパッカノーイ。ベビー小松菜の和え物(ヤム)。豚皮揚げがいいアクセント。
ゲーンノーマイ。さわやかな酸味と穏やかな味付けが美味しい筍スープ。
とろとろの茄子と茹で卵が相性よし!なタムマクア。
北タイの名物、ハーブ入りのスパイシーソーセージ「サイウア」。
こちらはドライバーのケンさんが好きだというセンダンと玉子の炒めもの。
北タイスタイルのラープ。内臓入りで味付けもかなりスパイシー!
手前の容器がこの日の午前に買った「カディップ」。

これらを今回は北タイ式に手食でいただきます。もち米を手で軽く握り、それをちぎったものにそれぞれのお料理をつけるようにして食べるのです。

当たり前だがケンさんは非常に美しく食べる。

「子どもの頃からやってるからね。」と言っていましたが、ケンさんの食べ方の美しさよ。そして私の汚さといったら論外なレベル。初めてにしてもひどい。結局手食は諦め、スプーンとフォークでいただきました。そうしないと食事が進まない進まない(笑)。

店内には20バーツで新鮮生野菜を選んで取れるコーナーがあります。

1皿ごとの量はさほどでない、とはいえ、さすがに2人で6品+もち米は多すぎました。残念ながら完食できず、残った料理は晩ごはん用に持ち帰ることにして、袋に詰めていただきました。フアン・チャイ・ヨーン、北タイ料理を食べたいならおすすめです。私もまた行きたいな。

それにしても、これだけ食べて2人合わせて450バーツ(1575円)ですよ。タイの方にとっては決して安くはないのだろうと思いますが、日本価格に慣れ切った私にとってはありがたいお値段です。

この日の朝ごはん。

ランチのために朝を抜こう!と思っていたのに空腹に耐えかね、ホテルのバイキングを利用したのが間違い。でもパッシーユー、美味しそうだったのですよ。

街歩きの疲れはマッサージで解消!

タイはチェンマイもバンコクもマッサージ屋さんがたくさん!

2日目は朝の8時にホテルを出て、あちこち歩き回った上にランチを食べ過ぎ、どうにも体が重い…ってな話をドライバーのケンさんにしたところ「だったらマッサージに行くといいよ。」とのこと。宿泊先のチェンマイプラザホテルの周りを1周しただけでも15軒以上はあるマッサージ屋さん。その中で「ここは店員さんがちゃんと学校でマッサージの勉強をしているから。とこちらのお店を紹介してくださいました。

指圧・マッサージで凝った筋肉をほぐし、ストレッチでその緩んだ筋肉を伸ばすタイ式はなかなかハード。ですが、終わった後の体の軽さといったら。最高です!(そして夜の眠気がハンパじゃなく、爆睡…笑)2時間施術を受けて500バーツ(1750円)。このお値段に味を占め、チェンマイでもバンコクでもこの後隙あらばマッサージを受けました。

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「ほしいものリスト」片手に市場&郊外へ!【2日目~買う編】

チェンマイはお買い物&美味しいものパラダイスな街でもあります。実際、チェンマイを旅すると決めた時、最初にしたことといえばほしいもののピックアップ(笑)。そのリストを手にまず向かったのは「チャンモイ通り」。ここには3軒だけではありますが、カゴの専門店があるのです。

見えてきました、カゴ屋さん。

今回ここで買い求めようと思っていたのは「カディップ」なる炊いたもち米を盛り付ける器。日本でも売っているお店はあるのですが、種類も少なく選ぶ余地なし。もち米を主食とする北タイ、チェンマイならいろいろあるだろうと期待して向かいました。

かご系のものがずらりと並ぶ店頭。
天井にもたくさんぶら下がってるよ。

さて、お目当てのものはというと…ありました。やっぱり可愛いデザインのものがたくさん!これは迷います。今回は3つだけ買う、と決めていたので3軒を急いで見て回り品定め。

写真は撮ったもののこの中からは選ばず。

こちらは車を止める場所がなく、15分後にまたピックアップに来るから!とドライバーさんに言われ、少々慌てておりました。今こうして写真を見返すと、こんな可愛いのがあったじゃありませんか。これらも素敵だったな。ま、今年中に再訪する予定なので、心残りはそこで解消することにしましょう。ちなみに今回私が買ったのはこの子たちです。

これをどのように使うかは後に登場する食事風景のところで紹介します。

チェンマイでは絶対行くべき!「ワロロット市場」

すごいお店の数です。圧巻!

チェンマイには大小さまざまな市場がありますが、「ガート・ルアン」と呼ばれるこの場所には「ワロロット」「トンヤムライ」「ナラワット」といった市場が密集しています。まず向かったのは地元の特産品を扱うお店が多く並ぶ「ワロロット」。ここでは乾物や調味料を仕入れます。少しでも安いお店…と探し、お店の方が親切そうなこちらでお買い物することに決めました。

とにかく目についた欲しいものを集めました。
ハーブティーにする食材も安い!だいたいどれもこのサイズで50バーツ(175円)。
市販品の他、こちらのオリジナルブレンドと思しきスパイスもありました。

品物を選び終わると店員さんが紙に値段を書き写し、おもむろに計算を始めます。がしかし、ここで気は抜けません。150バーツのものを、180バーツと写し間違えるんですよね。それがうっかりだと信じたいのですが、ともかくそこは遠慮なく「違うよ!」と日本語で指摘。言葉は互いにわからずとも勢いで通じたらしく、ちゃんと直して計算してくれました(笑)。最後には傍にいたドライバーさんが「こんなに買ったんだから少しおまけしてよ」と交渉してくださり、30バーツほど合計金額から値引きしてくれました。ありがとう!

奥から時計回りに「バタフライピー」「ドライいちご」「ドライ龍眼」「ハンレー粉」「乾麺」

日本でもちょっと流行った青いお茶「バタフライピー」もこのサイズで50バーツです。これは小分けしてみなさんに配るつもり。ドライ龍眼はこのサイズで180バーツがたぶん一番安いかと。220バーツで売っているお店も多かったのでお買い得。ハンレー粉は1袋6バーツ。これは北タイ式のカレー、「ゲーン・ハンレー」を作る際に加えるスパイス(ガラムマサラ)です。そして乾麺は私のタイ料理の師匠であるyukko先生おすすめのものとは種類が違うのですが、お店のオネエサンが「これがおいしい」というので勢いに負けて買いました(笑)。

「トンラムヤイ市場」ではキッチンツールを探索。

キッチンツールを取り扱うエリアに到着。

「トンヤムライ市場」にも乾物等を取り扱うお店が多いのですが、市場南西の一角にキッチンツールを取り扱うお店が10軒ぐらい並んでいます。実は場外にあるお店もいくつか見て回ったのですが、ホーロー製品を含め、こちらのお店が一番安い上に店員さんが非常に素敵だったのでお買い物することに決めました。

タイは金物&琺瑯製品が充実しています。

これ全部で500バーツ(1750円)。日本だとたたき包丁だけでそれぐらいするのでやっぱり現地で買うとお買い得だなぁ…と思います。

ワロロットから車を止めてある場所まではモン族市場の中を通って移動。
観光客に小売りもしてくれますが、顧客のメインはバイヤーとのこと。

セラドンを求めてサンカンペーンへ!

こちらは「サイアムセラドン」のショールーム。

チェンマイの伝統工芸品の一つに「セラドン焼き」があります。旧市街にもセラドン焼きを扱うお店はあるのですが、せっかくチェンマイに来たので工房に行ってみたい!ということで、旧市街から東に車を走らせること30分。サンカンペーン地区に到着しました。

本当に種類が多くてびっくり!

サイアムセラドンにも素敵なデザインの器が多数ありましたが、個人的に今回は「バーンセラドン」のものが欲しいと思っていたので、こちらは見学のみ。

やってきました、バーンセラドン。

バーンセラドンはサイアムセラドンよりオーソドックスなデザインの器が多いように思います。そして器に施された彫りが深く細かいのが特徴。こちらのショールーム&ショップは残念ながら撮影不可だったため写真がありません。よって、買ったもののみ紹介します。

全て丁寧に梱包していただけたおかげでみな無事でした!

会計時に梱包はどうするかと聞かれたのですが、日本に持ち帰ると伝えたところ非常に丁寧に1つ1つプチプチで包んでくださいました。タイはどこに行っても大体英語が通じますが、こちらの店員さんはおそらく英語が完璧なので、発想の手配はもちろん、細かい要望や探しているものなどあれば伝えてみると良いかと思いますよ。

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旧市街はふらりとお寺巡りがおすすめ。【2日目~見る編】

チェンマイは見どころたくさんの街。お濠で囲まれた市街地にあるたくさんのお寺やショップはもちろん、郊外にも伝統工芸品を作る工房やドイステープ、エレファントキャンプ、モン族の村、などなど見るべきスポットてんこ盛り。ということで、チェンマイでは車両をチャーターし、日本語OKなドライバーさんをお願いしました。

大迫力の仏塔「ワット・チェディルアン」

過去の災害で崩れたといえどこの大迫力!

「ルアン=巨大」というだけあって、すごい迫力です。1438年に完成し、それから100年と少したって災害が原因で崩れたということですが、それでもこのサイズよ。当時の都の繁栄がわかるというもの。

敷地にたくさんある建物の一つにある仏像。
涅槃仏はいろいろなお寺にありますが、ここにも。

ラーンナー様式の美しきものがたくさん「ワット・プラシン」

黄金の仏塔、左側に見えるのが有名なお堂だとさっき知りました(笑)。

今回のチェンマイ観光ではドライバーさんはお願いしたもののガイドさんはつけなかったので、行きたい場所に連れて行ってもらったら時間を決めて基本一人で回るというパターンでした(途中からガイドさんと仲良くなり、結局一緒に回ってもらいました…笑)。ガイドブックには「○○が見どころ」とあったりしますが、それは気にせず(気にしている余裕もなく)とにかく気になったものを見まくります。

これがメインじゃないらしい。

邦画「プール」の舞台「ワット・ムーングンゴーン」

カラフルな装飾が素敵なお堂。

「プール」は「理由なんて、愛ひとつで十分だ」がキャッチコピーのチェンマイをを舞台にした、とあるゲストハウスに集った5人の6日間の物語。…だそうなんですが、まだ観ていません。これからチェンマイ旅の思い出に浸りつつ、じっくり鑑賞することにします。

仏塔の周りに配置された十二支のミニ仏塔。自分の十二支を探しましょう。
本堂の周りにおかれた天女さんたち。なんとも可愛い。

チェンマイの伝統工芸が見どころ「ワット・シースパン」

彫金の技術が見事!

こちらはガイドさんにお薦めされて、予定にはなかったもののお邪魔したお寺。このお寺の近くにある通りは銀細工の工房がたくさんあるそうで、その技術の継承を目的としてこのお堂が作られたんだそう。

ガネーシャもいるよ。

私がこちらを見学している際、ずっとスピーカーから何らかのアナウンスが流れ続けていました。ガイドさんによると結婚式の最中だそうで。こっそり覗き見ると西洋人の旦那様と地元の方と思しき女性がいらっしゃいました。チェンマイの結婚式は仏前式が主流なのか聞いたところ「いろいろだね」とのこと。ちなみにガイドさんは親せきが集まって食事会を催したのみだったそう。そんなスタイルも多いそうです。日本と一緒だ。

架空の生き物らしい、このこたち。

チェンマイのお寺を巡っていて気付いたのがこの得体のしれない生き物。どのお寺にも階段にはこの生き物たちがいます。とあるガイド本によると「ナーク」なる大蛇だそうですが、ガイドさんに聞いたら「これはモンっていうんだよ」と。一生懸命その「モン」をまねて発音するのですがダメだし食らいまくり(笑)。文字化するのは難しいのですが「ンモングクゥ」ってな感じです。口からさらに伸びるカラダ。気になるわー。

こちらは「ワット・ムーングンゴーン」のモングクゥちゃん。

チェンマイには全部で大小30を超えるお寺があるそうで、時間があったらお散歩がてら回ってみるのも面白そうです。そんなにたくさん回らなくても…という方は「ワット・プラシン」と「ワット・チェディールアン」にはぜひ足を運んでみてください。お堂の中に入ることもできるので、荘厳な雰囲気に心が洗われますよ。

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2019年8月_チェンマイ・バンコクひとり旅 旅の記録

まずはチェンマイへ。移動日の楽しみは食事に尽きる!【1日目】

羽田発、スワンナプーム経由でチェンマイ入り。

まずは羽田で軽く朝ごはん。

タイ料理好きが高じてタイへ行こう!と決めたのは6月。それから一人あれこれ手配してようやく迎えた初日。10時35分のフライトではありますが、大きな荷物を抱えて激混みの満員電車は辛過ぎる!と早めに羽田へ。チェックインを済ませて向かったのは空港内のとあるカフェ。この日は移動がメインなので食事が唯一の楽しみ…ですが、今回利用するタイ国際航空は機内食がなかなか美味しいというので、朝ごはんはスープとお茶で済ませました。

スープだと思い込んでオーダーしたら、下に米がいるよ(笑)。
こちらタイ国際航空の飛行機ちゃん。紫が可愛い。

機内食からタイ料理で攻める。

羽田を飛び立って30分もするとドリンクが、またまた30分ほど経つと機内食が提供されます。「タイカレーorチキン?」ここはもちろんタイカレー一択。美味しいというウワサはあれど、そこは機内食。あまり期待はせずにいただきました。が、なかなかどうして美味しい!辛さ控えめではありますが、ちゃんとタイカレーだ!緑が葉物じゃないのはちょっと残念ですが、十分合格点です。

豚肉のレッドカレー。付け合わせのサーモンサラダもなかなか。だだし、蕎麦が謎。

スワンナプームで謎のシールを貼れと言われ。

羽田を飛び立ってから6時間半でバンコクのスワンナプーム国際空港に到着。ここで国内線に乗り換えるのですが、その際に通ったカウンターで、このシールを胸に貼っておくよう強要されました。このシール何物?

これ、非常に重要だと念を押されました。

よくよく聞いてみると、チェンマイ到着後に荷物を受け取る場所が国内利用の人たちとはちょっと違うのだとか。間違いなくその場所を案内するための目印なんだそう。実際、チェンマイにつくとこのシールを見た職員の方から、「あなたは右手に進んで」と言われました。

フライトまでおよそ2時間。カフェでのんびり待ちます。
写真にはうまいこと写りませんでしたが、やたらと雀がいた。

海外からの客でごった返していた空港内。ラテを飲みつつのんびり…と思ったら同じテーブルに座ったフランス人の男の子たちがまぁやんちゃで。やたらと絡まれた。でも子どもは恐れを知らないなぁ。私が日本語で話しかけてもお構いなし。ケチャップをべったり塗りたくったマックのポテトを「食べて食べて!」と無理やり口に押し込まれました(笑)。なんでもこの夏初めての「男だけの旅」をしているそうで。未就学児2人を連れたお父さんがそれはそれは大変そうでした。

たった1時間でも軽食がでます。

可愛い少年たちのおかげで退屈することなく2時間が経過。いよいよチェンマイへ向けて出発です。


田植えの時期を迎えていたタイ。水に写る空がきれいでした。

国内移動のためわずか1時間という飛行時間にもかかわらず、軽食が出てきました。これを食べたら夕飯が食べられなくなる!と思いつつもどんなものか試してみたくて「一口だけ」と思いいただいてみました。

ご丁寧に280㎉の表示。おかげで本当にひと口でやめられたよ(笑)。

ひとりで泊まるのにこんなお部屋で良いの?

さて。いよいよチェンマイに到着し、車で今回の宿泊先である「チェンマイプラザホテル」に向かいました。1泊4000円弱ってことで、水が使えて安眠できればいいよね…ぐらいに思っていたのですが、ホテルについてみると思っていたよりずっと立派でびっくり。

エントランスをエレベーター前から撮影。
このホテル、シングルルームってないのか。一人なのにツイン。

明らかに今自分が住んでいる部屋より広い(笑)。チェンマイではここを拠点にあちこち歩き回る予定ですが、この部屋ならストレスフリー!お水もしっかり出るし、何より部屋は広くてきれいだし文句なしです。

現地の方お薦めのヌードルショップ「J-UAN」

チェンマイプラザホテルの真正面にある「J-UAN」

この日の夕食はホテル近くにある別のレストランを予定していたものの、さほどお腹が空いていなかったのに加えて、空港からホテルまで送ってくれたドライバーのラッタナーさんが「ここの麺、量も多くないし美味しいよ!」というので行ってみることにしました。

タイチャーシュー入りのバミー(中華麺)。
これが本当に美味しい!しかも量も多くないので2杯はいける。

具の種類も豊富で、麺も米麺各種と中華麺から好きなものを選べます。スープも各種あり。もちろん汁なしも。これが本当に美味しい!麺も美味しければスープ、肉&野菜も全部美味い!これはもう1杯いける…と思い再度メニューをもらうと、魅惑のデザートが目に飛び込んできました。

タイのデザート「タプティムクローブ」

そういえばタイに来る前、タイ料理の先生のお一人から「チェンマイプラザホテルの前にタプティムクローブの美味しいお店があるよ。」と言われていたことを思い出しました。ここだったか!ならばぜひ食べなくては。

タプティムクローブは持ち帰りもOK。道行く人が何人も立ち止まっては買っていました。

ドライやフレッシュ、いろいろなフルーツを選んで器に入れ、そこに甘いココナッツミルクを注ぎ、氷をぶっかけたタイの冷たいスイーツ。このデザートによく入っているピンクのシロモノはクワイに色を付け、タピオカ粉をまぶして茹でたもの。シャクシャクした歯触りがたまりません。

ちらっとだけ写っている白いものはヤングココナッツ。これが非常に美味!

タイ語は全くわからないし、英語もたいして話せない自分が一人でタイってどうなの?と自分で決めておきながら出発前は不安もありましたが、なんとかなりそう!そんな気持ちで1日目を終えました。

今回、ひとり旅にあたって念入りに作ったしおり。

夕飯は予定と違ってしまいましたが、美味しい麺とスイーツにありつけて結果OK。それにしてもJ-UANの麺美味しかったなぁ。既にまた食べたい気持ち120%。