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美しき「グリーンカレー」

自分で作るとその美味しさに驚きますよ。

日本人が良く知るタイ料理の一つに「グリーンカレー」があるかと思います。がしかし。タイ人がこれをしょっちゅう食べているかというとそうでもないそうで。実際タイに行ってみると当然ですが料理にはたくさんの種類があり、皆さん炒めものや麺類、ヤムを好んで食べている印象です。

そのグリーンカレーをとびっきり美味しく作る方法を今回のレッスンでは学びます。お品書きは以下の通り。

  1. ゲーン・キョウワーン(グリーンカレー)
  2. ヤム・タオフー・トード(厚揚げのサラダ)
  3. サークー・ナームガティ(タピオカのココナツミルク)

グリーンカレーペーストは「ニタヤ」一択!

こちらがグリーンカレーペーストの材料

これらの材料をクロックですりつぶせばグリーンカレーペーストが手作りできるのですが、相当時間がかかる作業。そこで利用するのが市販のペースト。日本ではメープロイのものが広く流通していますが、塩気も辛味も強めで食材の美味しさを味わうには少し刺激的。先生がお薦めされていたのは「ニタヤ」というブランドのもの。

メープロイのペースト使用。味が濃くて食べているうちに飽きてしまうような感じ。
こちらがニタヤ。マイルドで食材の美味しさを存分に味わえます。

ニタヤのペーストはタイ食材専門店や、インド・ネパールの食材を扱うお店にも必ず置いてあります。東京在住なら出向くのも簡単だけれど、それ以外の方はどうするか。


そこは通販で。500gと大容量ですが、日持ちするので大丈夫。一度開けたら1回分ずつ小分けにしてラップに包み、元の袋に戻して冷凍保存が風味が落ちにくくお薦め。

美味しさの秘訣はペーストの炒め方にあり。

グリーンカレーに入る野菜。

グリーンカレーを美味しく作るコツはペーストの炒め方とそこに加えていくココナッツミルクの加え方にあります。別に難しいことはなく、ペーストと油の状態を見てココナッツミルクを追加してゆくのです。それだけ。

これより炒め作業、開始。

でもこれをやるのとやらないのとでは大違い!ココナッツミルクを一気に加える方法ではもったいない!グリーンカレーがお好きなら、ぜひ美味しく作れる方法を学んでください。その美味しさに驚きますよ。

グリーンカレーには素麺もよく合います。

カレーと言ったらライス、と即答することなかれ。タイのグリーンカレーにはお素麺も良く合います。本来は「カノムチン」なる米麺(ベトナムのブンと一緒)を合わせるそうですが、そこは日本人により馴染みのある素麺で。茹でた素麺はよく水気を切ってからカレーとともにいただきましょう。カレーが良く絡み美味しいですよ。

簡単で美味しいサブおかず。

出ました。思わぬ伏兵。

ヤム・タオフー・トード(厚揚げのサラダ)、胡瓜と厚揚げ、砕いたピーナッツをとある調味料で和えただけの3分レシピ。それなのに美味しいのなんのって。習って以来何度もリピートしています。

サークー・ナームガティ(タピオカのココナツミルク)

デザートももちろん美味。ここではタピオカの上手な茹で方もマスター。流行りのタピオカドリンクも自宅で美味しく作れるようになること間違いなしです。グリンカレーのレッスンが開催されるのを待ちわびていたけれど、その期待を裏切らない内容に満足!そして何より美味しくて幸せ。

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。

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2019年8月_チェンマイ・バンコクひとり旅

2019年夏、タイの旅で買ったもの【お土産編】

こちら、重量制限も無事にクリアして持ち帰ってきたもの全て。

タイ料理好きが高じて企画・決行に至った今回のチェンマイ・バンコクひとり旅。ゆえにお土産も台所用品と食品がほとんどです。それにしてもお買い得だったなぁ。

欲しい!買いたい!とリストアップしていたものがかなりあったため、片側空っぽのスーツケースと機内に持ち込む手荷物用のワンショルダーバッグ一つで出発した今回の旅。ですが、帰りにはそれプラスビニール製のバッグが一つ増えていました。

このビニールバックがお土産持ち帰りの強い味方!

タイ国際航空の手荷物について

タイ国際航空では「受託手荷物」と「機内手持ち込み手荷物」に関して以下のようなきまりとなっています。

  1. 受託手荷物…エコノミー20キロ以内
  2. 機内持ち込み手荷物①…1.5キロ以内 
  3. 機内持ち込み手荷物②…7キロ以内

「受託手荷物」はいわゆるスーツケース。これがビジネスクラスだと40キロ、ファーストクラスだと50キロまでOKになるのですが、庶民には無縁の話。「機内持ち込み手荷物①」はパスポートや貴重品などの身の回りのものを入れるバッグ。「縦37.5センチ、横25センチ、奥行き12.5センチまで」とありますが、そこまで神経質にならなくて大丈夫。そして「機内持ち込み手荷物②」、こちらが今回のお土産大量持ち帰りを可能にしてくれました。チェンマイの市場で急きょ調達したビニールバッグ。「縦56、横46、奥行き25センチ以内」って結構な大きさです。写真に写っているビニールバッグもその条件をクリアしています。重さは7キロまで。いやー、本当に助かった!

タイはキッチンツールのパラダイス!

大きな琺瑯のボウル
これまた大きな琺瑯のトレイ
バーンセラドンの器
ソムタム用の木製クロック
台所用品、其の1。
台所用品、其の2。
大量のスプーン
もち米を入れる容器

琺瑯製品は小さめのお皿などを買って帰るつもりだったのに、気づけば大物ばかり。そして予定外だった木のクロックとたくさん買い込んでしまったセラドンの器も加わり大変なことに。でもちゃんとそれぞれの荷物の重量制限もクリアしているのですよ。今回は現地でお土産用のビニールバックを購入したのですが、使い始めてまもなく縫い目がほつれるアクシデント発生。がそこは冷静にビニールテープで補強し対処。どうにか家まで無事でしたが、それでもヒヤヒヤ。次回は丈夫なサブバックを日本から持参します。

タイは美味しいものもたくさん!

チェンマイのワロロット市場で。
同じくワロロットで買った乾麺
バンコク、オートーコー市場のガピ専門店にて。
最終日、アソーク駅直結のロビンソン地下で買ったものたち。

タイの名産品をバンコクで買おうと思うと高い!結局今回干し海老は断念してしまったので、次回は必ずチェンマイあるいは地方の市場で探し求めようと思います。ちなみに、どこでも買えるだろうドライ苺は試食の美味しさについつい。でもこれ1キロで150バーツ(525円)。日本の価格の4分の1以下だよ。

雑貨と日用品は少しだけ

早速棚に飾っています。
噂のヒルドイドはバンコクの薬局で。
知人にあげようと買ったブレスレット

タイは民族調の可愛い布やそれを使った製品も多いんですよね。次回は100バーツのタイパンツをはじめ、もうちょっと身に着けるもので可愛い物を探してみようと思います。

以上、長きにわたって綴ってまいりました「2019夏_チェンマイ・バンコク旅」はこれにておしまいです。次の旅は何をテーマにしようか考えつつ、早速計画を立てようと思います。もうすでに楽しみ。

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「トード・マン・クン」は日本人も好きな味!

海老のすり身揚げ「トード・マン・クン」

この回のメニュー

  1. トード・マン・クン(海老のすり身揚げ)
  2. ヤム・カイダオ(目玉焼きのサラダ)
  3. ムー・パット・プリック・キン(豚肉といんげんのピリ辛炒め)

弾力が出るまで練るべし。

生地がムチムチになるまで練り上げます。

海老と豚の背脂をフードプロセッサーにかけ、その後調味料を加えてとにかく練るのがポイントのこの料理。ムチムチとした弾力が出るまで頑張ります。そこはもう自分との闘い。

良き具合になったらあとは衣をつけて揚げればOK。からりと上がったらスイートチリソースやタイの梅ソース、個人的にはこちら

タイの台所 マンゴーチリソース 200ml タイ料理 エスニック 調味料
価格:340円(税込、送料別) (2019/8/12時点)楽天で購入

ほんのりピリ辛のマンゴーチリソースをつけていただくのもおすすめです。で、実のところそのまま食べても十分美味しいのですが。

主菜レベルが2品の贅沢レッスン

主菜が2品的な贅沢レッスン

yukko先生のレッスンあるあるなのですが、

  1. 主菜もさることながら副菜が絶品
  2. 主菜レベルの料理が1レッスンに2つ

ということがよくあります。こちらの回はそのうちの「2」に該当。

豚肉は軽く粉を振って揚げてから他の材料と炒めます。

レッドカレーペーストを使った炒めもののこちらは、豚肉を一度揚げてから他の材料と炒める、というひと手間が必要です。が、それをやったのとやらないのとでは美味しさが違うのです。美味しさのためには手間暇惜しまず。これ、大事。

揚げ焼きにした卵の食感がたまらない!

いかにもサラダっぽい材料

「カイ」とはタイ語で卵のこと。タイ料理では卵を揚げて作る料理がいくつかあるのですが、これもその一つ。

白身がカリカリになるまで揚げましょ。

焼く時よりも多めの油を入れたフライパンで揚げ焼きにした卵を6から9等分して先の野菜、そして調味料と和えます。これがまぁ簡単なのに激ウマなのです。

ゴハンが進みすぎる危険ラインナップ。

どのお料理もごはんによく合う!

いずれの料理もゴハンが進む味!甘味、辛味、酸味の絶妙なバランスが、箸をどんどん進めさせてしまいます。これらのメニューを頂く際には「ごはんはこれだけ」と覚悟をもっていただきましょう。

タイ料理教室diidii 東京池袋

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yukko先生のレシピはいつも美味しい。だから繰り返し作りたくなるのです。

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yukko先生 タイ料理修行

「カオ・クルック・ガピ」は上品でダイナミックな一皿。

見目麗しい「カオ・クルック・ガピ」

「ガピ」って何?

こちらが「ガピ」

タイならではの調味料の一つに「ガピ」があります。タイに行くと「海老味噌」という名で売られていたりします。オキアミに塩を加え発酵させて作る発酵調味料です。それだけに独特の風味がありますが、塩辛など、海産物を発酵させた食品に馴染みのある日本人であれば抵抗なく受け入れられる風味だと思います。

美味しさの肝は「ムーワーン」とたっぷりの野菜。

こちらが材料

このお料理はガピを混ぜ込んだごはんを中央に置き、その周りにいろいろな野菜を並べます。それも美味しさの肝ではありますが、それ以上に豚肉の角切りをココナッツシュガーやナンプラーなどで甘辛く煮込んだ「ムーワーン」が重要。これを作るのに割と時間がかかりますが、たっぷり作って冷凍もOK。よって、まとめて作り置きするのがお薦めとのこと。

ガピ風味の「カオ=ごはん」といろいろな食材を「クルック=混ぜる」していただきます。

こんなにきれいに盛り付けたのに…

この美しき絵図を壊すのに抵抗を覚える方もいるかもしれませんが、このお料理はこれらを全部豪快に混ぜてからいただくもの。そこに迷いは禁物。すべての食材の美味しさが混ざり合い、極上の味になるのです。

このレッスンのメニュー

デザートも含めて3品作ります。

この「カオ・クルック・ガピ」のレッスンで作る全メニューは

  1. カオ・クルック・ガピ(ガピと野菜の混ぜごはん)
  2. トム・ジュー・サライ(海苔のスープ)
  3. ウン・マムアン・ガティ(マンゴーとココナツのプリン)

以上の3品。

海苔のスープ。卵豆腐もおいしいよ。

いつもなら本格的に鶏ガラを煮込んでスープを取るところから作るのですが、こちらは簡単に鶏ガラスープの素で。玉葱にさえ火が通ればOKなので、本当にすぐ作ることができます。

マンゴーとココナッツのプリン

タイ料理はデザートだって自分で作っても美味しい。固すぎず柔らかすぎずの絶妙な食感がたまりません。

タイ料理レストランでもこの「カオ・クルック・ガピ」を出しているところはそう多くありません。美味しいのになぁ。ほんのり甘い混ぜごはん、タイ料理がお好きならぜひ一度お試しを。

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2019年8月_チェンマイ・バンコクひとり旅

アンティークな琺瑯を求め、締めにエステ!【最終日②】

タイとお別れしなければならない時間が迫ってきました。残すところ6時間。でも最後の最後までタイを楽しみつくすぞ!

デッドストックを求めて「サパーンハンクルアンクルア」へ

お目当ての店の最寄駅、MRTブルーラインのサムヨット。新駅です。

バンコクで行ってみたい場所をピックアップしていた時にパラフット通り沿いにある「サパーンハンクルアンクルア」なるお店を見つけました。しかしながらそこは地下鉄の駅から遠く、タクシーを使わないと難しそう。これは無理か…と思っていたのですが、いざバンコクについてみたら予定よりも早く完成した地下鉄の新路線で既に試運転を始めているというではありませんか!そうなると最寄駅からは徒歩数分。これは行くしかないでしょう!と狂喜乱舞で行って参りました。

天井まで積み上げられた台所用品の数々。圧巻!
アルミ・ステンレス製品も豊富!
隅々まで探したら「ないものはない」と思われる品ぞろえ。

ここのお店、古くからやっていると見えて、昔から在庫を抱えていると思しきモノ、そして最近入荷したと思われる新品が混在しています。これなら古い琺瑯アイテムもどこかに埋もれているかもしれない。期待が高まります。

左右のラインナップをご覧ください。

すると早速足元に琺瑯のトレーがありました。よく見ると右の箱にはわりと最近のものが。そして左の箱にはなにやら古めかしいデザインのものがあるではありませんか。これは!と座り込んで一枚一枚見ていくと、どうも最近のものではないような、何より可愛い柄の大きなトレー発見!

値段を思いっきり油性マジックで書き込む豪快さがタイ。
裏には脚付き。

レトロ可愛いとはまさにこのこと。にやにやしながらレジに持っていくとご店主と思しきおじいさんが「なんでこの外国人はこんな古いものをわざわざ買うんだ」と訝し気。このトレーの状態を見て550バーツは高すぎると思ったのでしょうか。何も言っていないのに400バーツにおまけしてくれました。ヤッター!

最後に食品系のお土産を買いに再びロビンソンへ。

食品系はスーパーに限る!

この後は地下鉄とスカイトレインを乗り継ぎ再びアソーク駅近くのロビンソンへ。1階の隅に地下へと続く階段があり、地下1階が食品売り場になっています。それで皆さんに配るお菓子と自分で使うタイ食材をいくつか買い込みました。これにてタイでのお買い物終了!なのですが、空港に向かうには3時間早い。ということで、ロビンソンのお向かいにあるタイムズスクエアへ。そこにはたくさんエステが入っていて、お値段もなかなかリーズナブルという噂。せっかくだからタイの街歩きで乾きまくった顔をどうにかしてから帰国しよう!と予約もせず、飛び込みで行ってみました。

「Vonae Beauty」最高です!

タイムズスクエアの中に入っているエステの中では「マイ・スパ」なるお店が人気と聞きましたが、お店の前を通りかかるとどうにも入りにくい雰囲気。どうしようかな…とウロウロしていると、こちらのお店の方がドアを開け、「エステをお探しですか」と声をかけて下さいました。

Vonae Beauty(ボナエビューティー)| アソーク (Times Square 3F) – 韓国式フェイシャルエステ

顔の乾燥とキモ毛穴が気になると話したら、アンチエイジングの90分コースを進められました。すぐに施術できるというので早速お願いし、コース内容もよくわからないままスタート。で始まってみたらこれがすごかった!

  1. クレンジング
  2. 保湿トーニング
  3. ソフトピーリング
  4. オゾンスチーム
  5. ヘッドマッサージ
  6. 毛穴ケア
  7. バブルパック
  8. 首・肩マッサージ
  9. フェイシャルマッサージ
  10. コラーゲンパック
  11. 腕・脚マッサージ
  12. ホットストーンで背中マッサージ
  13. シャンプー

これで1300バーツ(4550円)ですよ。もう日本じゃ考えられない!そして肝心のお肌は、というと顔や首のザラつきはすっかり消えて、ほうれい線も見えなくなり、毛穴も引き締まってもうツヤツヤ!合わない化粧品も多い難しい肌の持ち主としては多少不安もあったのですが、ここすごく自分にあってます。これを週1とかで受け続けたらきれいを保てるんだろうなぁ。

エステとか全く関心を持たずにタイへ行ったけれど、そういう目的でタイに行く女子の気持ちがすごくよくわかりました。次回はエステも最初から予定に入れてタイへ向かうことをここに誓います!

タイ旅行、最後の食事は機内食。

うどんだったよ、母さん。

羽田まで2時間というところで機内食が出て参りました。オムレツとうどんの2択。もう日本上空だからって、食事内容を日本に寄せなくていいのに(涙)。味付けも濃いしさ、タイにさよならしてきたことも重なって悲しくなってしまいました。タイ料理が好きすぎて、とうとうこの夏タイをひとりで旅するに至ったわけですが、その決断は間違っていませんでした。来年と言わず、冬にまた行きたいな。もうチケット取ろうかな。

2019年8月16日追記。年末年始をまたいで9日間の日程でチケット&ホテル予約しました。ヽ(^o^)丿

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2019年8月_チェンマイ・バンコクひとり旅

朝のレッスンは市場ツアー付き!「SILOM」再び。【最終日①】

教室近くのローカルな市場で買い出しです。

ショッピングやエステに興味がないとは言いませんが、「色気より食い気」なワタクシ。最終日も夜のフライトまで時間があるし、丸一日買い物じゃ飽きちゃう!と、実はこの日もシーロムクッキングスクールに朝のレッスンを申し込んでおりました。チェンマイのローカル市場も楽しかったけれど、バンコクはどうかな。楽しみです!

タイの暮らしには欠かせない市場。

どうしてこうも葉物野菜が新鮮なのか。

日本では少し歩くとあちらこちらにスーパーがありますが、タイではあまり見かけません。おそらく生鮮食品はこうした市場で調達しているものと思われます。そして、流通システムがどのようになっているのかはわかりませんが、どこの市場に行ってもとにかく置いているものが新鮮!料理好きとしては羨ましい限りです。

唐辛子だってこんなに種類が。
鶏肉やさん。
海老だけを置いているお店もありました。

市場では買い物をしながら野菜の種類や新鮮な食材の見分け方などを教えていただきつつ、この日の料理に使う食材を揃えていきます。そうして買ったものは皆で分担して教室までお持ち帰り。

この日も私以外は全員韓国の方。
A私は鶏肉と飾りつけに使うお花担当。

「all in one pot」スタイルを貫く。

こちらはタイ式の野菜スープ。

そしてこの日も前日と同じく6品作るのですが、煮る&炒めるは「すべての材料を鍋に入れてから火にかける」が徹底されています。それなのに美味しいというミラクル。この日習った中でも特に気に入ったのが上の「ゲーン・リアン」。胡椒のスパイシーさが良いアクセントになっていて、とっても美味しかったです。

木曜日のBメニュー。

2度目の参加となったこの日は「メニューB」を作らせていただきました。他の参加者はというと全員A。先生が様子を見ながら他の方にはメニューAの説明と作業の指示、隙を見て私にBをレクチャーしてくださいました。すごい。プロだなー。そして、木曜のメニューBはこのような内容となっております。

  1. タイ式野菜スープ
  2. 鶏肉のガパオ炒め
  3. パネンカレーペースト
  4. パネンカレー
  5. 鶏肉と野菜の炒めもの
  6. タブティムグローブ(デザート)

木曜日の6品、このように出来上がりました。

テーブルに準備されたすべての材料。
野菜スープに加えるスパイシー海老ペーストの材料
クロックで全て潰します
野菜は大きさを揃えてカット。
南瓜に火が通ったら海老とバジルを加えて
完成!
これがまぁ美味しい!自宅で再現確実です。
鶏肉は叩き、野菜は全て小さめに切ります。
全部をフライパンに入れて炒め、最後にガパオを加えるだけ。
野菜たっぷりな上に海老も入って旨味十分。これも早速作りたい。
次はこちら。ポイントはピーナッツが入ることだそう。
野菜と鶏肉を炒め、ココナッツミルクを入れて煮込む。
鶏肉と野菜の炒めもの
中央上の黄色いものがパネンカレーペースト。
これを煮込むことしばし。
パネンカレー
慈姑の着色がファンタ、という衝撃のデザート。

こちらのお料理教室では、調理工程、材料、そして出来上がった料理のどこを切り取っても美しい。家でもそうであるよう頑張ります。(たぶん)

今日の教室も可愛いよ。

最終日は5階の教室でしたがここも可愛いなー。置いてあるものもその置き方も理想的!これに刺激されて、私も久しぶりに台所の模様替えをしたくなりました。次にタイを訪れた際にもまたぜひ参加したい!そんな気持ちにさせてくれるシーロムさんでした。

前日とは異なり、帰り際にくださったのは日本語版のレシピ。なんて親切!

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2019年8月_チェンマイ・バンコクひとり旅

タイ料理教室「SILOM」で目から鱗が落ちました。【6日目③】

バンコクは海外からの観光客や駐在の方も多いためか、英語がOKの外国人向け料理教室というのが多数あります。その中で参加した方からの評価が高かった「Silom Thai Cooking School」に行ってみることにしました。

シーロムタイ料理教室はこんなところ。

このビル一棟が丸ごとお料理教室です。

実際にお邪魔してみるととってもきれいで、おしゃれ。しかも規模が大きい!1階は受付・案内になっていて、2階から5階にそれぞれ教室が1つずつ、各教室は12名まで入ることができるようです。この日も複数クラスが開催されていました。

インテリアが素敵すぎる!

外観はもちろん、インテリアもすごく素敵で、見ているだけでテンションがあがります。

こんな可愛い琺瑯のお皿、どこに売ってるの!?

旅行のイベントの一つとして、料理が得意ではない人やパートナーに付き合って参加はしてみたけれど…という方、子どもやご高齢の方など様々参加されることを想定し、レッスンの半分以上はここで先生の説明を聞きつつ作業をします。しかも座って!でも全員が主体的に参加できるよう調理は一人ずつ。なるほど。よく考えられています。

丸いトレーに調味料と食材が用意されています。

そしてこちらも一品ごとに作っては試食するスタイル。その間に次の料理の準備や使った調理器具の片づけをアシスタントの方がやってくださるので、かなり楽。作ることと食べることだけを楽しむことができます。

1レッスン6品の充実ぶり!

こちらの教室では曜日ごとにメニューが決まっていて、初めて参加の方を対象にしたメニューAと、リピーターの方向けのメニューBとがあります。ただどのクラスに振り分けられるかはそのメニューではなく、出身国で決めているようです。この日のレッスンは6人で、私以外は全て韓国の方でした。ちなみに、水曜日のメニューAは以下の通り。

  1. パッタイ
  2. 青マンゴーサラダ
  3. トムヤムクン
  4. マッサマンカレーペースト
  5. マッサマンカレー
  6. マンゴースティッキーライス(デザート)

どれも好きなものばかり。楽しみです。

こちらでもココナッツミルクは生搾り。

生搾りのココナッツミルク、タイならでは、だなぁ。

こちらでもやっぱりココナッツミルクは生搾り。削ったココナッツにお湯を注ぎ、よく揉み込んだらボウルの上にざるを置き、その上でギュッと絞ります。絞ったココナッツはまた別のボウルに戻し、さらにお湯を注いで揉んで搾り…と同じ作業を2度繰り返します。それだけ。簡単なんだなぁ。そして美味しい!

まずはタイ料理ならではの食材の説明。

タイでは茄子の種類が豊富。

タイ料理の食材や調味料について、まずは先生が丁寧に説明してくださいます。タイのハーブ類もこうして

各教室に置いてあり、見てわかる工夫がされています。

「鍋にすべての材料を入れてから火にかける」という驚愕のレシピ!

これからトムヤムクンを作るところ。

そして何よりも驚いたのがそれぞれの料理の作り方。炒めるにしても煮るにしてもこちらの教室では「すべての材料を入れてから火にかける」が基本。海老やココナッツミルクなど限られた食材だけは後から加えますが、それでも非常に簡単です。きっと料理は簡単な方がいい!という人の方が絶対的に多いですよね。誰にとっても分かりやすく、自宅での再現のしやすさを考えての工夫なんだろうな。

そして、こうして簡単に作ったにも関わらず美味しい!というのがまた驚き。本当にこれは目から鱗でした。

全6品、一気にご紹介!

それではこれより、この日作った料理をご紹介します。本当にどれも美味しかった!

トムヤムの材料。椅子に座って先生に教わりながらカット。
野菜と調味料、水を入れて火にかけ…
トマトが柔らかくなったところで海老を加えます。さっと煮込めば…
1品目、トムヤムクンの完成。
2品目はパッタイ。
これまた鍋に全部の材料を放り込み炒めるだけ。
美味しいパッタイが簡単にできました。
次は青マンゴーのサラダですが、これは参加者のお一人が代表してタムタム。
それを盛り付ければ
秒でできあがるという話。
これらの材料を皆で手分けしてクロックで潰してカレーペースト作り。4品目。
5品目。カレーだって「オールinワンフライパン」です。
ココナッツミルクだけは少し炒めた後に加えました。あとはもう煮込むだけ。
ここまで水気が無くなり、とろみがついたらOK!
5品目のマッサマンカレーです。美味しい。でもお腹いっぱい。
デザートは調理過程を時折見せていただきつつ、先生が作ってくださいました。

ホームページで6品作るとあったけれど、こういう流れなら2時間半でできるんだな。レッスンは全て英語でしたが難しさは一切なし。先生の手元を見て、その通りに進めていけばきっとどなたでも楽しく美味しいタイ料理が作れます。

Silom Thai Cooking School

http://www.bangkokthaicooking.com/2018/main/index.php

申し込みフォームだけは英語で書きこまなければならないため、英語ができない方もそこはどなたかに手伝っていただき、クリアしてください。年齢・性別・調理経験問わず、皆さんにおすすめしたいタイ料理教室でした。

レッスン終了後に英語版レシピブックのプレゼントもあり。

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2019年8月_チェンマイ・バンコクひとり旅

フードコートに挑戦!そして激安台所道具屋発見!【6日目②】

バンコク有名寺院ツアーを終え、BTSサラデーン駅で解散となったのが12時過ぎ。そこからスカイトレインでモーチットへ。当初はサイアム周辺で観光を…と思っていたのですが昨日の夜で少し懲りたので、人込みを避け「JJモール」に行ってみることにしたのです。

フードコートのハードルを越える。

広くてきれいでイイ感じ!

バンコクで有名なウィークエンドマーケットと言えば「チャトゥチャック」があります。が、土日開催なので平日にしかバンコクに滞在しない人は行けないよね…と諦めることなかれ。そのほど近くにあるのがこちらの「JJモール」。並んでいる商品もチャトゥチャックマーケットと同じものがあったり、お値段もそこそこリーズナブル。何より冷房が効いた屋内でお買い物や食事が楽しめるのが嬉しいショッピングモールです。

そこでまずは食事を…と思ったわけですが、様子をうかがっていると皆さんお金を出すのではなく何やらカードを店員さんに手渡し会計をしている模様。あのカードは何?と観察していると、ほどなくその正体がわかりました。

JJモール専用のキャッシュカードを買うのね。

そう。ここでカードに希望の金額をチャージして、それを使って支払うのです。私も早速作りましたが、発行手数料等は一切かかりません。簡単!

単品なら50バーツ前後、セットでも100バーツ以下とリーズナブル!

今まで食べたことがない、しかもこういうところでしか味わえないB級グルメ的なものが良いな…と思い、写真に見える「C1」のセットにしてみました。

カウンター越しに注文したものが出来上がっていく様子を見ているのも楽しい。

溶き卵を揚げたものとひき肉炒めをのせたごはんにトムヤムクンスープが付いたセットです。

このジャンクな感じがたまらない!

この卵揚げがスナック的で癖になる美味しさ!上にはシーズニングソースがひと回ししてあります。夜には料理教室も控えているから軽めに…と思っていたのですが、まぁ手が止まりません(笑)。まさに危険な美味しさ。

カトラリー類はセルフ。皆さん上の熱湯でじゃぶじゃぶしていたので真似っこ。
ここのソムタムも美味しそうだったんだよね。ここは次回で。

この後、JJモール内を見て回るもお店の数が多くてすっかり疲れ果て。

ゾウさんチャームのものを色違いで買いました。

結局お土産用のブレスレットだけ買ってJJモールを出ました。

まさかの激安台所道具店に遭遇!

「ジョーイ&ベンズ セラミック」とありますね。

BTSに乗るため、モーチット駅を目指し来た道とは別の道を歩いていると、JJモールを出てすぐのところに何やらお皿が山積みのお店を発見。

中を覗くとキッチンツールや琺瑯のお皿も含め台所関連のものがあるわあるわ。しかもお値段をチラ見するとチェンマイの市場やスーパーよりも断然安い!これはタイに来てから見た中で間違いなく一番安い!もう何かを買う予定はなかったのですが、とりあえずチェックしなければ…と使命感にも似た思いを抱き、店内へ潜入です。

サイズLのサップ包丁115バーツ。小さいものは95バーツ。木の持ち手のものも同じ。
アルミの漏斗も個包装されていてピカピカ!
琺瑯のお皿はまとめ売り。

この琺瑯のお皿がね、テンションがあがるお値段だったのですよ。小さいものは6枚セット、特大のトレイ(たぶん50センチを超えるサイズ)は3枚セットなのですが、その3枚セットで500バーツぐらい。今回はスーツケースに余裕がないため諦めましたが、次回枚数を揃えたい時にはこちらのお店にお邪魔しようと思います。

大きな真鍮のお鍋。小さいものから各サイズが揃っていました。
コマゴマした道具ももちろんあります!

台所道具好きでタイ行きを考えている皆さん、ぜひJJモール隣のこちらへ足を運んでみてください。ってこれ、期間限定出店とかだったらショックだなぁ。。。

最後に注意点。

どえらい数の金魚や熱帯魚が。。。

先のお店に立ち寄ってからモーチット駅に戻る道路はお魚マーケットになっております。非常に狭いところにこのような形で魚が並べられ、さらにはそれを求める人々でごった返しております。加えてお魚のえさとなる虫も売られていたりします。。。。お魚嫌いな方はどんなに遠回りになってもここを避けるか、あるいは地下鉄のカムペーンペット駅から目的地に移動してくださいね。