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yukko先生

魚のソースでいただく絶品素麺、「カノムチン・ナムヤー」を作る。

日本ではあまり馴染みがないもののタイ人は大好き!という料理がたくさんあります。そのうちの一つが「カノムチン」なる米麺。しかも日本のように水気のある麺をタレにつけ…というのとはちょっと違った食べ方をします。

ほぐした魚と香味野菜から作るタレが絶品!

タレに加える香味野菜。

「ナムヤー」日本語にすると「薬の水」「薬膳ダレ」といったところでしょうか。その名の通り、この料理のつけダレにはこんなにもたくさんのタイハーブが入ります。

香味野菜は全て細かくカット。

香味野菜はこうして細かく刻み、ココナッツミルクやカレーペーストとともに煮込みます。

魚のほぐし身投入。

…とその前に加えるのは魚のほぐし身。レッスンではさごちを加えましたが、もっと魚感強めの方が良い!と言う方は鯖がおすすめとのこと。ちなみに、さごちだと鯖よりも(きっと)上品な感じに仕上がります。

タイハーブ投入。

しばし煮込んで香りが出てきたら火を止め、粗熱が取れたらミキサーで攪拌。

最後に調味料。

ミキサーにかけたタレを鍋に戻し、追いココナッツミルクをした後、調味料で味を調えればタレの完成です!

カノムチンはたっぷりの野菜とともに。

麺料理=炭水化物のカタマリ、ではありません。

食事で麺、というと、炭水化物ばかり…になってしまい気が引けるものですが、タイの麺料理はさにあらず。こうしてたっぷりのお野菜を添えるので、とってもヘルシー。しかも美味しくて体も心も満足!という幸せメニューです。

タイの麺料理は「和える」感覚。

お皿にタレを回しかけ、麺と具材をあえていただく…のでももちろん良いのでしょうが、yukko先生のレッスンではこうして食べる分だけを別皿に取り分け、その都度タレを適量かけていただきます。魚の旨味と食材が相まって、非常に美味しいです!これまたお弁当にしなきゃ、だな。

実はこれ目当て!な「ヤム・タクライ」

知る人ぞ知る、タイの美味なる料理、「ヤム・タクライ」

「タクライ」とはレモングラスのこと。生のレモングラスを極々薄切りにし、乾煎りした豚肉や海老、調味料を和えたお料理です。こちらはレタスを器にして、そのレタスごと頬張ります。味付けはタイサラダの定番、ナンプラー、レモン汁、ココナッツシュッがーで。パクチーやミントも一緒にいただくと、香り高くさらに味に深みが出て絶品。これまでもタイ料理の本に載っていたレシピを参考に作ってみたことのあるヤム・タクライですが、それよりも断然yukko先生レシピの方が美味しい。これは絶対におうちで作ること間違いなし。酒の肴としても良きヒトシナです。

デザートは大人味のシャーベット。

シャーベットもソースでタイ風にアレンジ。

デザートはいちごのシャーベット。どこがタイ料理?とお思いでしょうが、答えは白いソースにあります。こちら、ココナッツミルクから作られているのです。このふんわりソース、コーヒーゼリーやパンケーキと合わせても美味しそう!…といろいろ楽しめそうなので、こちらも近々再現予定。既に材料は揃えてあります。

料理教室「前」と「後」のお楽しみ。

料理教室「前」のお楽しみ。

休日に料理教室に出かける日は早めに家を出て、モーニングが美味しいお店に立ち寄るのが最近の定番。この日は副都心線明治神宮前駅近くにある「レフェクトワール」にお邪魔しました。

定休日は年始のみ、朝の8時30分からオープンしているのでいつ行っても振られることがありません。トースト各種やパンの盛り合わせも魅力的ですが、この日はフレンチトーストハーフにミニスープを付けました。

フレンチトースト、絶品です!

ふわふわトロリ食感のフレンチトースト。いつ食べても間違いのない美味しさ。料理教室でも美味しいタイ料理がいただけるというのに、朝も朝でこんなに美味しいパンが味わえる。幸せなコトこの上なし、です。

もちろんパンも買い込みましたよ。

レフェクトワールといえば、「シトロンバゲット」が個人的に大好き。…なのですが、生憎焼きあがっておらず、かわりに季節の「栗と柚子のパン」を買ってみました。柑橘系の香りがタイ料理とも好相性かな、と感じてのセレクトです。

料理教室「後」のお楽しみ。

そして料理教室「後」のお楽しみがこちら。「に志かわ」さんの生食パンです。お料理教室では美味しいもの大好き!な皆さんと情報交換をすることが多いのですが、この日はこちらのパンを予約済、という参加者の方と帰り道が一緒になりました。並ばないと買えない…とのこと、入手は難しいかなと思いつつ入店すると、「あと2本なら予約なしでも買えますよ!」と店員さん。既にレフェクトワールのパン袋を持っていたわけですが、この機を逃すまい!とこちらの生食パンも買ってしまいました。

こうして買い込んできた美味しいパン、早速タイ料理とともに楽しみたいと思います。

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Rasamita先生

チェンマイ風、タイカレー麺「カオソイ」を作る!

先日、阿佐ヶ谷の「ピッキーヌ」さんでいただいた「カオソイ」。その作り方をチェンマイご出身のRasamita先生から習ってまいりました。ココナッツミルクを油を引き出しながら加熱し、そこに具材でもある手羽元を煮たスープ、レッドカレーペーストやニンニク、ホムデンをすりつぶしたものを加えた本格的ながらも簡単に美味しくできる「カオソイ」。麺好き、タイ料理好きならマスターすべきイッピンです!

甘酸っぱ辛いフルーツのサラダからレッスンスタート!

パイナップルで器を作るよ♪

ニンニクと唐辛子をつぶし、そこにいろいろな具材を加えてナンプラー、ココナッツシュガー、レモン汁(本当はマナオ)で味付けをする「ソムタム」はあまりにも有名ですが、青パパイヤだけが具材じゃありません。私もこの夏、トウモロコシと塩卵を使ったソムタムを習いましたが、フルーツだってソムタムになります!

調味料と和えています。

作り方はパパイヤを使ったソムタムと基本的に同じ。ただし、フルーツは柔らかいので、タムタムするのはニンニクと唐辛子、調味料を加えるところまで。あとはこうしてサックリと混ぜればOK。

盛り付け

スーパーで売られているカットフルーツのミックスなんか買ってきたら、本当にあっという間にできちゃいます。

これがテーブルに運ばれてきたらテンション上がるな。

甘みの強いフルーツにナンプラーの塩味とレモン汁やタマリンドペーストの酸味が相まって、後味さっぱり。これは無限に食べられる美味しさ!フルーツは何を加えても美味しくできそうなので、次のお休みにでもたっぷり買い込んできてオウチで作ってみようと思います。

デザートの「サンカヤファクトーン」はハロウィンにもぴったり。

卵液にはバイトゥーイを加えて混ぜ、卵の臭みを消しつつ良き香りを移します。

「サンカヤファクトーン」、タイ風のかぼちゃプリンです。材料は玉子、ココナッツシュガー、ココナッツミルク、塩といたってシンプル。そこにバイトゥーイで香りづけするのですが、なければバニラエッセンスでOKとのこと。

カットかぼちゃを入れたココットに卵液を流し込み、蒸します。

レッスンではココットで作りましたが、小さめのかぼちゃを買ってきて、種を取り除いたところに卵液を流し込んで蒸してもいいですよ、とRasamita先生。その場合、蒸し時間がちょっと長めにはなるものの、見た目も素敵だし器もいただけちゃうのです。ハロウィンにもぴったり。

タイの蒸し器。いつ見ても可愛い!

蒸し上がったばかりの生地はこうして膨らんでいますが、冷めると落ち着きます。

タイティーとともにいただきます。

いわゆるとろける系のプリントは対極にあるようなしっかり食感。ですが、それがまたいい!ココナッツの風味が際立つプリンは、私たちが良く知るそれとは別物。温かいままでも冷やしても美味しいかぼちゃプリン。これも再現確実です。

海老丸ごと一尾が具材!「ポッピアクントート」。

海老に下味をつけているところ。

びっくりするぐらい簡単で、しかも美味しい海老の揚げ春巻きです。

包み方もまったくもって難しさなし。

先の海老を春巻きの皮で包み揚げる、以上。それなのに、箸が止まらなくなる美味しさ。

輝く海老の揚げ春巻き。

なんでもお弁当に詰めちゃうワタクシですが、これは絶対揚げたての熱々が美味しい!次のお休みに作るか、はたまた給湯室で揚げるか。(←え…。)いずれにせよ、作った暁にはこちらでご報告いたします。

自分で作っても美味しい「カオソイ」。

ココナッツミルクとカレーペーストなどを加熱し、鶏もも肉を加えたところ。

レストランで食べ、カオソイをご存知の方は「あれを家で作るとか手間がかかりそう…」とお思いでしょう。結論。ジャパニーズカレーを作るのと手間は変わりません。

鶏もも肉に加えて手羽元も入ります。

スープはこうしてもう一つの具材である手羽元を煮たものでOK。鍋こそ2つ使いますが、本当に簡単です。トッピングの揚げ麺が面倒なら買ってしまえば良し。それでぐっとハードルが下がるはず。私はもちろん自分で揚げますが。(その後に先の海老春巻きも揚げちゃえば一石二鳥!)

途中、熱々のスープを継ぎ足していただきました。

「レストランで食べるよりも自分で作った方が美味しいタイ料理」はこのカオソイにも当てはまりました。鶏がらスープの旨味とココナッツミルクのコク、そこにカレーペーストやタイハーブの風味が加わって、何とも奥行きのある味。これも次の休日に…と言いたいところですが、休日は料理教室を含めお出かけすることが多く、最近なかなか家で食事をする機会がありません。かといって朝からカオソイはさすがに重いし。ということで、こちらもお弁当にします。既に頭の中で「カオソイ弁当」は完成済み。さて、いつ実行しようか。楽しみだなー。

「カオソイ」レッスンのメニュー。

ピントが奥に行ってしまった。。。。
  1. ローゼルティー(ナム クラジェーブ)
  2. チェンマイ風 タイカレーヌードル(カオソイ)
  3. フルーツソムタム(ソムタム ポンラマイ)
  4. エビの揚げ春巻き(ポピア クン)
  5. かぼちゃプリン(サンカヤー ファックトーン)
  6. ジャスミン茶(チャーマリ)

Rasamita先生のレッスンは全部で20種類ほどあり(2019年9月現在)、それぞれのレッスンが繰り返し開催されます。

ウェルカムドリンクのローゼルティー。

先生のレッスンはお料理の美味しさや自宅での再現しやすさもさることながら、テーブルコーディネートも素敵だし、季節に合わせて紹介していただけるハーブティーも楽しみの一つ。

タイ料理 Rasamitaさん 桜新町駅(田園都市線)(東京都)でTadaku料理教室

好きな外国の料理・文化・言葉を体験しよう!Tadakuは、外国人の自宅で、英語や日本語を使って、外国人と楽しくお話しながら学ぶ料理教室です。日本でホームステイみたいな体験ができる!

さらには先生ご自身がとっても素敵で魅力のカタマリ。もうすっかりファンになってしまいました。次回レッスンはだいぶ先ですが(私のスケジュールの都合上)、今からとっても楽しみです。

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yukko先生

ソフトシェルクラブ最高!プーニムパッポンカリーを作る。

「タイ料理」というよりも「素敵な料理教室がある」ということで紹介していただいた「タイ料理教室diidii」。そこで初めて食べた「プーニムパッポンカリー」は絶品でした。どうして今までこの料理を知らなかったのか。もっと早くに出会いたかった!

蒸して揚げる、このひと手間が大事。

こちら、冷凍庫から出したばかりのプーニム。

ソフトシェルクラブは冷凍品を通販で購入できますが、下処理がしてあって質の良いものを買うことがまず美味しい料理を作る上での第一歩。ということで先生がお薦めしてくださったのはこちらでした。


これをまずは蒸し器で蒸しまして、

それから6等分し、粉をまぶしてからりとあげます。どのように6等分するかはレッスンにて図解付きで説明があります。

すでに美味しそう!

調味料含め、材料は多いです。

すっかり見慣れたタイの調味料も、この時は新鮮な気持ちで眺めてたな。

味付けにはこれらの調味料の他に、カレー粉や砂糖、ココナッツミルクなんかも入ります。種類は多いのですが、卵を含め、1つのボウルに全部合わせておくので、その点は楽。

油通しで色よく!

彩り野菜はさっと素揚げして美しい色を引き出します。タイ料理はとにかく見た目も美しいのがポイント。

下処理に手間はかかれども、仕上げは「秒」です。

こちら、完成したプーニムパッポンカリー。

材料は全て火が通っているので、あとは調味料を加えた卵液と炒めるだけ。熱したフライパンで香味野菜を炒めたら、蟹と野菜と入れ、卵液を加えて半熟状態で火を止めれば完成。

生の茄子をいただく初めての体験。

ヤム・ムー・マクア(豚肉と茄子のスパイシーサラダ)

そして、この回の副菜はヤム・ムー・マクア(豚肉と茄子のスパイシーサラダ)なるもの。なのですが、この茄子、なんと生なのです。初めて味わうタイハーブ、特にレモングラスとバイマクルーの香りに感動し、なにより生の茄子がこんなに美味しいなんて!と、メインのプーニムパッポンカリー以上に感動したものです。(←遠い目)。

バイマクルーがまったく千切りになっていない1年前(笑)。

こうして記事を書いていると、「こんな美味しい料理もあったわ」と思い出す今日この頃。このサラダもぜひ今月、復習しようと思います。

美味しくて美容にもいい!カオニャオ・ダム。

黒いもち米、うまい。

そして、この黒いもち米を使ったデザート、甘く煮たお米とお芋に塩気の効いたココナッツクリームをかけていただくその組み合わせに驚きつつも、甘味と塩味の絶妙なバランスにこれまた感嘆したのでした。

この回のレッスンメニュー

diidiiのレッスンはとにかく1人前がたっぷり!
  1. プーニム・パット・ポンカリー(ソフトシェルクラブのカレー炒め)
  2. ヤム・ムー・マクア(豚肉と茄子のスパイシーサラダ)
  3. カオニャオ・ダム(黒米のぜんざい)

こちらの「プーニムパッポンカリー」レッスンが10月にも開催されます!…といっても、もう残席僅かのようですが、本当に美味しいプーニムパッポンカリーを食べられる、自分でも作れるようになるチャンスです。気になる方はレッスンの空き状況を含め、ぜひチェックしてみてくださいませ。

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。

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yukko先生

この美味しさは知るべき!北タイの豚煮込みカレー「ゲーン・ハンレー」。

タイ料理は地域によって使う食材や調理法が個性的。タイ北部ではキノコや筍といった山の幸を使った美味しい料理がたくさんありますが、お隣ミャンマーの影響を受けたと思われるものも見られます。こちらのレッスンで習った「ゲーン・ハンレー」もその一つ。豚肉をトロトロになるまで煮込んで、生姜の風味とタマリンドの酸味を効かせたカレーは、日本のものともインドのそれともまた違った美味しさがあります。しかもおそらく日本人の多くが好む味。私も大好きで習ってからもう何度か自宅で作っています。

グリーンカレーだけがタイカレーじゃない!

こちらはグリーンカレー。これはこれで好き。

ということは、私もタイ料理を習い始めてから知りました。日本では非常にメジャーなタイ料理の一つですが、タイ人はそんなにグリーンカレーを食さないとか。実際にタイに行ってみると、本当にたくさんの料理があり、ココナッツミルクがたっぷり入った、甘めのグリーンカレーは日常食ではないよな…と納得。カレーに至っても本当に様々なものがあり、特にレッドカレーやそのペーストを使った料理の方が多いように思います。

煮込み途中のゲーンハンレー。

こちらのゲーンハンレーはグリーンでもレッドでもなく、このカレー専用の「ハンレーペースト」とこれまたこのカレーならではの「ハンレー粉」(ガラムマサラ)を使います。

ガラムマサラといいながら、インド料理のそれとは配合が異なります。

ペーストの方は日本でも入手できますが、ハンレー粉の方は日本で置いている店を見たことがありません。ということでゲーンハンレー好きとしてはいつでも作れるように、夏にチェンマイを旅した際にもしっかり買い込んできましたよ。ワロロット市場で1袋6バーツなり。

「ほしいものリスト」片手に市場&郊外へ!【2日目~買う編】 | タイはおいしい天国。

チェンマイはお買い物&美味しいものパラダイスな街でもあります。実際、チェンマイを旅すると決めた時、最初にしたこ…

とにかく煮込む!ゲーンハンレー。

まずは炒める作業から。

ハンレー粉をまぶし、ハンレーペーストとパイナップルに漬けた豚肉を肉自身の脂を引き出しながら炒めていきます。その後水を加えて煮込むのですが、その時間、60分強。

ニンニクの酢漬けも入るよ。

途中2回に分けて各種材料や調味料を加えていくのですが、ニンニクの酢漬けやピーナッツなんかも入ります。見た目は日本のカレーと大差がないように見えて、実はかなり個性が光るカレーです。

豚肉の美味しさが堪能できます!

煮込み時間の目安はとにかく豚肉がトロトロになるまで。その頃には煮汁にも適度なとろみがついて、極上の味に仕上がっているはずです。

もち米がおすすめ!

そしてこちらのコクのあるカレーにはジャスミンライスよりももち米が良く合います。ということで、お弁当として持参する際にも…

私はもちろん!もち米を合わせています。

お野菜は副菜でたっぷりと!

茄子のディップ

メイン料理がお肉なら、副菜ではお野菜をいただきましょう!唐辛子と焼きナスをつぶしたディップにはたくさんの蒸し野菜&生野菜を添えて。

野菜は波刃ナイフでかわいくカット。

タイ料理ではこのディップもいろいろな種類がありますが、こうして野菜をたっぷりと美味しくいただくため、なのかな…と思います。

このレッスンのメニュー

  1. ゲーン・ハンレー(北タイの豚煮込みカレー)
  2. スップ・マクア(茄子のディップ)
  3. カオ・ニャオ(もち米蒸し)
  4. マン・ティップ(じゃがいものおやき風スイーツ)

見た目の華やかさこそありませんが、味わい深いゲーンハンレーは一度食べたらはまること間違いなし。まだトライしたことがない方、ぜひぜひお試しください。美味しいですよ!

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。

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雑記諸諸

住宅街に佇む小さなタイ料理店「ピッキーヌ」【阿佐ヶ谷】

以前から気になっていた阿佐ヶ谷駅近くの住宅街にある小さなタイ料理店、「ピッキーヌ」にようやく伺うことができました。メニューを見ると他のお店がランチでは提供しないような料理もあるみたいです。

偶然に通りかかることはない立地。

お店の外観

阿佐ヶ谷駅北口を出て、西に向かって歩くこと数分。ややしばらくすると飲食店街は終わり、住宅街へと風景が変わります。こんなところにお店があるの?…と少々不安になってきたころにようやく到着。間口が2間にも満たない小さなお店です。

ビールはシンハー。

1階には二人掛けのテーブルが6つ。途中、2階席へと通されたお客さんがいて初めて2階があることを知りました。お店は調理人の方とフロアの方、計2名で回していらっしゃるようです。

ランチメニューはセットで850円!

麺と小鉢がそれぞれ6種類。組み合わせ自由です。

ピッキーヌさんは曜日に関わらず、ランチタイムは麺6種類と小鉢6種類を組み合わせてオーダーできます。そのお値段なんと850円!ものによっては単品でのオーダーも可能。この他ランチカオマンガイとパッタイもありました。

分かりやすいように写真付きのメニューもあります。

麺は「カオソーイ」、小鉢は「タイちまきごはん」を注文。

セット小鉢のちまきごはん。

悩みに悩んで麺は北タイ名物の「カオソーイ」、小鉢は「タイちまきごはん」にしてみました。炭水化物×炭水化物、いつもなら避けるところですが、タイのちまきごはんなるものが気になって。食べてみると中華風のそれと大きな違いは感じられませんでしたが、入っていた豚肉は柔らかく、ご飯の食感もイイ感じ。味付けも食べ飽きない、でも物足りなさも感じない絶妙な加減。結果、麺の到着を待たずに完食。

小さなどんぶりに盛り付けられたカオソーイ。

次にやってきたカオソーイは小さめサイズ。器は駅の立ち食いソバ屋のそれよりも若干小さいぐらい。

麺は太いちぢれ麺。

トッピングは高菜漬け、紫玉葱(本当はホムデン)、揚げ麺、パクチー、レモン(本当はマナオ)と王道を行っています。本当は小葱も欲しいところですが、それは贅沢か。

味や麺の食感を含め、食べた感じは今まで食べたカオソーイの中で2番目に好き!ちなみに1番は以前タイ料理教室diidiiで作ったyukko先生レシピのカオソーイです。

男性には物足りない量かと思いますが、個人的には美味しく食べきれるベストなボリュームでした。

食後のデザートはフルーツ缶。

他のランチメニューも気になりますが、ディナータイムにはさらに本格的で、日本のタイ料理店ではあまり置いていないような料理もいただける模様。味は間違いないことがこの日の訪問で分かったので、その美味しさに期待しつつ、次回は夜にお邪魔しようと思います!

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タイ料理図鑑 1)ごはん・麺

カオヤム(ขาวยำ)

料理教室では炊き立てのごはんで作ったカオヤム。お弁当となるとどうしてもごはんが冷えてしまう。温めたい時はそれ用の容器にごはんを入れて持参するのですが、生野菜などを周囲に並べるカオヤムはそうはいかず。さて、これをお弁当にできるかな…と悩んでいると、yukko先生が「タイではテイクアウトで売ってるんだから、冷ゴハンだって大丈夫だよ。」と心強いひと言。ならば試しに!と本日カオヤム弁当を作ってみました。

アンチャン=バタフライピーで染めたごはんがきれい!

アンチャンを入れたボウルに熱湯を注ぎ、色が出るのを待ちます。

ごはんの色はアンチャンなる花の色。ボウルにアンチャンと熱湯を入れ、冷めるまで待っていると水が濃いブルーに染まります。それを炊飯器に入れ、あとは炊く量に合わせて水を足し、いつもの方法でジャスミンライスを炊くだけです。

こちらが本日のカオヤム弁当!

斜めから。

こうして完成した本日のカオヤム弁当がこちらです。紫キャベツは高い上に品質がイマイチで昨日買うのを止めました。結果ちょっと彩りが寂しいお弁当になってしまいましたが、まぁ良しとしましょう。

上から。

ごはんは星形…ではなく、こちら一応桜です。京都は有次の物相型で抜きました。次は梅か、千鳥も可愛いかな。和の道具がまさかタイ弁当でも活躍してくれるとは。嬉しい限りです。

湿気やすい食材は別容器。

炒ったココナッツ、干し海老を粉末状にしたもの、そして辛い薬味。

湿気を帯びやすい食材は別容器で持参しました。混ぜる際に湿気っていては万遍なく行き渡らないので。そして、辛味としては本来「プリックポン」を添えるのですが、今回は先月チェンマイのJJマーケットで買ってきた、ターおばさんの手作り品を辛い薬味として加えました。これがニンニクやナッツの旨味たっぷりで美味しいのです!その時の模様は以下の記事をご覧ください。

日曜日のチェンマイはぜひ「JJマーケット」へ!【3日目①】 | タイはおいしい天国。

タイでウィークエンドマーケットといえばバンコクの「チャトゥチャック」が有名ですが、チェンマイにも土日に開催され…

あー、チェンマイ旅、ホントに楽しかったな。あと3か月半後はまたチェンマイにいるはず。それまで夏旅の記録を見返しつつ、次はどんな旅にしようか楽しく考えることにします。

大事なものを忘れた台風一過の朝。

うっかり忘れるところでした。

お弁当を包み、袋に入れたところで何か足りない気が。そうだ!せっかくマナオの代わりにと買ってきたへべすを詰め忘れた!なれど、再び弁当を紐解き、へべすを詰めている余裕はない。ということでこちら丸ごと弁当袋に放り込み、食べる際に切って使いました。

本日の昼。カオヤム最高でした!

冷ゴハンのカオヤム、うまく混ざるか、美味しいかと心配していましたが、全て杞憂に終わりました。いやー、カオヤム美味しい!ごはんが冷たくても全然問題なし。フリーズドライのスープもプラスして、それはそれは幸せなランチタイムとなりました。通勤にいつもの4倍時間がかかった疲れが全部吹っ飛ぶ美味しさ。カオヤム、とっても気に入ったので、次回は紫キャベツ入りでさらに美しいお弁当にしようと思います。

そして時がたち2023年夏、私のカオヤムはこうなりました。

何事も続けるって大事。

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yukko先生

タイの美麗なるヒトサラ「カオヤム」

タイ料理って本当にすごい。食べておいしいのはもちろん、見た目にも美しい料理がたくさん。今回のレッスンで習った「カオヤム」なんてまさにそれ。日本ではまだ知らない人も多いはず。ぜひぜひ多くのタイ料理屋さんで出してほしい!ただし。「なんちゃって」ではなくぜひ本物の「カオヤム」を。

今回はごはんも美しき青に染めます。

青でしょう?青なんです。

「カオヤム」はごはんの周りに様々な食材を並べ、ソースをかけて混ぜていただく料理。もちろん白いごはんでOKなのですが、せっかくですからごはんにもおめかし。ということで今回のレッスンではバタフライピーを浸しておいた青い水を加えて、青いご飯を炊きます。

「カオヤム」はソースが美味しさの決め手。

これらと調味料を煮込んで作ります。

カオヤムはごはんにもまわりに並べる食材にも味をつけません。ということでその美味しさは全て、ご飯と具材を和える際にかけるソースで決まります。

レモングラス、バイマックルー、カー、ホムデン、パクチーの根、ニンニクなどに調味料を加えて20分ほど煮込み、ソースを作ります。これが美味しくできれば間違いなく美味しいカオヤムに。風味が変わるので作り置きはおすすめしないとのことでしたが、材料を鍋に放り込んで煮るだけなので、ハードルは低めです。

これが「カオヤム」です!

青いごはんがきれい!

ゴハンが青、なかなか攻めていますが、この青あっての美しさだと思います。周りに並べて具材も、和えた時の味のバランスが考えられていて、yukko先生天才だな!と改めて思いました。

フレッシュな食材の他に、炒ったココナッツロングや粉状にした干し海老、砕いたピーナッツやすりごまの風味も重要。そしてタイハーブたちの香りも欠かせません。

食べる時は豪快に混ぜてから、が鉄則。

これを崩してしまうのは勿体ない気もしますが。

この美しいヒトサラ、残念ながら愛でるのはここまで。

ソースを回しかけ…。

上からソースをターっと回しかけ、すべての具材そしてソースが全体にいきわたるようしっかり混ぜます。この料理、食べる人が最後の仕上げをするのです。

カオヤム、完成!

あとは美味しくいただくのみ。様々な食材が口の中で混然一体となり、「混ぜてこそ美味しい!」を実感するひと時です。それにしてもこのソースが絶品!日本人にとってはどこか懐かしさを感じる味でもあります。

さらに。具材はローカロリーなものばかりなので、実はヘルシーな料理でもあります。ジャスミンライスは日本米と比べてGI値が低めな上に、タイハーブは胃腸の調子を整えてくれるので、ダイエット中の方にもぜひお薦めしたい料理です。

今回のレッスンメニュー

この3品を作りました。

yukko先生のレッスンは必ず3品のタイ料理を作るのですが、今回は

  1. カオ・ヤム(ごはんのサラダ)
  2. ガイ・コーレー(鶏肉のタレ焼き)
  3. マーホー(甘辛豚ひき肉とフルーツの前菜)

を作りました。

コクがありつつもさっぱりといただけるタレが美味しい「ガイ・コーレー」
酸味のあるフルーツと相性が良い「マーホー」

「ガイコーレー」と「カオヤム」のソースを頂いてきたので、この2つは今週のうちに自宅で再現予定です。またこの味をいただけるなんて、幸せ過ぎる!

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。

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雑記諸諸

アジアスーパーストアー【東新宿】

タイ食材、しかも生鮮食品が欲しい!となると入手できるお店は限られます。そんな中で私がよく利用しているのがこちら。ナンプラーやらココナッツシュガーやら、タイ料理を作るにあたって必要な調味料がなくなりそうだったので、先日やや久しぶりに行って参りました!

アジアスーパーストアーの所在地

1階のファミリーマートが目印。

都営大江戸線、東京メトロ副都心線の東新宿駅、A1出口から徒歩3分のところにあるアジアスーパーストアー。JR大久保駅や新大久保駅からも歩いて10分ちょっとの距離にあるのですが、そこから向かうとなると韓流ショップ目当ての若者でごった返している歩道を進まなければならないため、私が行く場合はもっぱら東新宿駅からです。

階段入り口

1階のファミリーマート右手にある階段を登った2階が「アジアスーパーストアー」さんです。右手には「すしざんまい」が入るビルもあり、そちらも目印としてはうってつけ。

右手に見える仏像…これは天女さんでしょうか。こちらが目に入るといつも「また来たなー」と思います。

調味料から缶詰、お菓子までいろいろあるよ!

調味料コーナー

こちらのお店では、1種類につき複数メーカーのものがおいてある調味料から冷凍品、スパイス、お菓子までありとあらゆるものが揃います。

各種タイ料理が手軽に作れる調理パウダーたち。
こちら、スパイスコーナー。
タイ料理に欠かせない調味料もメーカー、サイズ揃ってます。
ココナッツシュガーは最上段のブルーラベルがおすすめ。
冷凍品も加工食品からタイハーブ類…
珍しいタイのお魚も置いています。
揚げ物にピッタリの梅ソース。もっと小さいサイズがあればいいのに。

タイの調理器具も少数精鋭で置いています。

ソムタム用クロック。この手前に石臼もあり。

調理器具は何でもあり…とはいきませんが、クロック各種、ピーラー、もち米を蒸す鍋など、最低限のものは揃います。

ピーラーや小さなお鍋も。

何より嬉しい生鮮食品!

そして何よりも嬉しいのはこちらの生鮮食品コーナー。バジル各種はもちろん、タイ茄子、レモングラス、ホムデン、バイトゥーイから青マンゴーまで、時期によって置いていないモノももちろんありますが、それでも大抵の欲しいものが揃います。ありがたやー。

2019年9月10日からセールです!

これは行かねば!

そして。お店にはこちらのちらしがたくさん置かれていました。なんと。来週6日間限定でセールだそうです。私の記憶では今年の4月以来かと。ちょっと欲しい大物もあるので、来週また覗いてみようと思います。

買ったもの公開。

ここで見つけるとは。

公開…なんて大げさでスミマセン。必要な調味料やタイハーブ類、そしてタイで買おうと思うも見つけられなかったタイ限定のプリッツをなぜかここで見つけてしまいました。現地より相当高いであろうことは承知で2種類買ってしまいました。。。これも来週セールになるのかな。食べてみて美味しかったらこちらも追加購入しようかな。