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タイ料理図鑑 1)ごはん・麺

カオソーイ(ข้าวซอย)

今年の夏、チェンマイで食べた唯一のカオソーイといえばアーム先生のレッスンで作ったもの。これこれ。

北タイ料理教室、全6品を作って食べる幸せ。【4日目②】 | タイはおいしい天国。

アーム先生の料理教室は「中部タイ料理」か「北タイ料理」を選んで全4品を作りますよ、という案内だったのです。メニ…

あとは他の物を食すのに忙しく、カオソーイまでバトンが回ってくることはなかったのでした。冬のチェンマイでは必ず食べよう。

揚げ麺がアーム先生のレッスン時のようにサクサクにならず不満。同じ生麺だけれど、もう見た目からして違うんですよね。当然か。麺はチェンマイのワロロット市場で買ってきた乾麺使用。なんかこれ、パスタとして食べても美味しいんじゃないだろうか。トマト系、クリーム系、どちらともよく合いそう。

そして味付けにはこちらのペースト使用。レッドカレーペーストで良いって言われているのにどうしても試してみたかった。それで違いが判るかっていうと、そうでもないという「気持ち前のめり、味覚置き去り型」の私…。。。

付け合わせ。マナオ(レモン)を切らしていたことをこの上なく悔やんでおります。上はタイのお漬物、下はホムデンなる小玉葱。

カオソーイのスープ、4人前をまとめて仕込んだので、あと3回食べられます。今回はyukko先生のレシピで作ったけれど、Ta先生、アーム先生のレシピでもスープを作ってみて、食べ比べてみようか、なんて暇なことを考えております。

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おうち修行

嵐の中のカーオ・クルック・ガピ。

外は数十年に一度の嵐。各種交通機関はもちろん、デパートからコンビニまで、どこもかしこも店じまい。ならば今日はお料理三昧だな…思い、昨晩、仕事帰りにスーパーに立ち寄るもすでに時遅し。悪天候を前にした買いだめが行われたとみえ、特に肉や魚なんて1個も残っていなかったのでした。

さて、どうしたものか…買い物かご片手に悩むこと10秒。そうだ。りんごさえ買えばこれ、できる!と気がつきまして、本日は大好きなタイ式の混ぜごはん、カーオ・クルック・ガピを作ってみました。

このムーワン(豚肉を甘辛く煮たごはんの友)は以前作って冷凍しておいたもの。これさえあればあとはあっという間。ごはんを炊いている間にすべての食材を揚げて、焼いて、切って。調味料まで準備して置いたら完璧。あとはご飯を炒めるだけ。ごはんの炒め方がヘタクソでまだらになってしまった。次はきれいに仕上げるようもっと気を配ろう。美味しいは美しい、だもんね。

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May先生

「ヤミーズディッシュ」、タイ&インド&ベトナム料理を一度に味わう贅沢レッスン。

タイ料理研究家で『Tit Cai Thai Food』主宰の長澤恵先生、インド料理研究家で『サザンスパイス』主宰の渡辺玲先生、ベトナム料理研究家で『an com』主宰の伊藤忍先生、3人の料理を一度に習えて味わえる贅沢レッスンが年に数回開催されます。2019年秋のテーマは「鶏肉を使ったお料理」。各国料理の特徴が見える非常に楽しいレッスンとなりました。お料理の味はもちろん最高です!

仕上げのスパイス一つで味わいががらりと変わるを体感!「ホワイトチキンカレー」

インド料理の渡辺先生は、今回北インド、イスラーム式のチキンクリーム煮的なカレーを紹介してくださいました。味わいはいたってマイルド。なんと!カイエンペッパーが入りません。ホールスパイスもビッグカルダモンが入っていたりと今まで作ってきたインドのカレーとはちょっと趣が異なります。

「ホワイト」なので玉葱も今回は焦げ茶色になるまで炒めることはしません。トマトもなし!その代わりに加える酸味がたっぷりのヨーグルト!

パウダースパイスもターメリック少々、ホワイトペッパー、コリアンダーのみ。すごくシンプル。

そしてここで加えるのが生クリーム。これでコク増し。ただ、この段階で味を見るとどうにも物足りない、心許ない感じ。ところが、これが激変する瞬間をこの後2度体験することになります。

1度目はこの渡辺先生オリジナルのガラム・マサラを加えた時。味がぐっと深みを増し、香りも数段アップ!加える前とはもはや別物レベル。

そして仕上げに加えたカスリメティと刻んだ茹で卵でまたまたカレーが大変化。サラリとした軽い口当たりだったものが、コクがあり、余韻の残るレベルに昇華!

やっぱりすごいわ、渡辺先生。そしてインド料理もやめられない、と思うのでした。

ペーストから手作り!のグリーンカレーは色と香りが別格。

タイ料理の長澤先生からはグリーンカレーが紹介されました。こちら、実は個人的に長澤先生の教室で習い済み。が、なんと!市販のペーストを使う予定が、「昨日、気合が入ってしまって。」とMay先生がグリーンカレーペーストを手作りしてくださっていたのです。ちょっと味を見させていただきましたが、市販品とは香りがまるで違う!しかもそのレシピもいただけて。これはうれしい!

グリーンカレーに欠かせないタイの丸茄子。先生も納得のクオリティー。

グリーンカレーのように油分をあえて分離させる系のお料理は、加えるココナッツミルクからその油をしっかり引き出してあげるのが美味しく仕上げるコツ。

そして見た目も美しく仕上げるのがMay先生のこだわり。丸茄子は美しき色をキープしたい。ということで酸化厳禁。できるだけ空気に触れるのを防ぎます。ということで、茄子を加えレードルでひと回ししたら即、蓋。

そうすればこんなに美しいグリーンカレーが完成するのですよ。

今回はデモ形式なので、お料理を作る様子をじっくり見てそしていただくのみ、というなんとも幸せなレッスンです。(この日は疲れていたため、それが非常に有難かったのです。。。)

グリーンカレーは食べる際にナンプラーを一滴垂らすと味がグッと引き締まり、雰囲気が変わります。

ベトナム料理にはまる予感。美味なる蓮の葉蒸し。

ずっと食べてみたかった忍先生のベトナム料理!しかも今回は「鶏の蓮の葉包み蒸し」。おもてなし料理としても使える、酒の肴としてもごはんのお供としてもおいしいオカズを教えていただきます。

鶏の手羽先は三等分。

この鶏手羽には下味をつけておきます。置く時間は15分ほど。

蓮の葉はたっぷりの水に一晩漬けて戻すんですって。

包むのが蓮の葉なので、蓮の実も入ります。兄弟?親子?なので、相性は良いに決まっている、という組み合わせ。ここでは戻し方、茹で方、その際のポイントを教わりました。

下には蓮根を敷き、その上に下味をつけた鶏手羽と蓮の実を。

これをくるりと包んで後は蒸すだけ。

こんなのが出てきたらテンションが上がるに決まってる、というビジュアル。開けるワクワク感もいい。

立ち上る湯気、蓮の葉の香り、垂涎もの!そしてひと口。想像の斜め上を行く美味さに涙が出そうになったよ。

簡単にできるレモンダレをつけると、その美味しさにまたしてものけぞりました。やっぱりベトナム料理もおいしいなぁ…ということで、気の多いワタクシ。

昨日この本を買いまして、只今読みふけっている最中です。

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May先生

夏だ!ビールだ!そんな季節のキーマオレッスン。

10月に入ってもまだ30度越え…と思っていたのもつかの間、今日なんて半袖だと肌寒いくらい。ようやく本格的な秋に突入したようです。この夏はタイにも行けたし、美味しいタイ料理もたくさん習ったし、充実した日々を過ごしたな…と感じています。こちらの「キーマオレッスン」も素晴らしかった!ということで、レッスンからかれこれ2か月ほど経ってはいるのですが、忘れないためにもここに記します。

「干し海老のナムプリック」で夏野菜をおいしく!

こちら、幸せな盛り付けタイムの模様。

ナンプリック、タイ式のディップとでもいえばよいのでしょうか。とにかくこの手のディップがタイにはたーくさんあって、そのいずれも美味しい。これがあれば野菜が無限に食べられます。

ナンプリックでいただくお野菜、其の1。
ナンプリックでいただくお野菜、其の二。

このように、好みの野菜を茹でたり蒸したりして準備します。そしてもう一つ欠かせないものが。それはタイ式の玉子焼きです!多めの油で揚げ焼きにするのですが、油の温度が低すぎて卵が沈み、油ギトギト…にならないよう、高温をキープしつつ焼ききるのがポイント。このレッスンではワタクシがその「玉子焼き係り」を仰せつかりまして、参加者と先生、合わせて10人分を焼きました!おかげですっかり「タイ式玉子焼きマスター」です。

まずは卵を器で軽く溶いて。
うっすら白い煙が見えるぐらい熱したフライパンに卵を一気入れ。
裏返すのもお手のもの。卵、油に浮いてます。これ大事。

そして、これらの食材を美味しくいただくためのナンプリックは干し海老を粉状にした、旨味と香ばしさをまとったヒトシナ。

これだけの野菜を一人暮らしで用意しようと思うとなかなかハードルが高め。ですが、それぞれ蒸したり茹でたりしておけば単品でお弁当に詰めることもできるので、あまり難しく考えずに自宅でも再現してみようと思います。

海老のレモングラス風味のクリスピーな揚げ春巻き

プリプリに下ごしらえした海老と材料をまぜます。

この回の二品目は、海老のレモングラス風味の揚げ春巻き(ポピアクンホームタックライ)。上の具材とレモングラスを春巻きの皮で巻き、揚げていきます。

海老生地の上にレモングラス、見えますか?

これも絶対に揚げたてが美味しいので、お弁当中心の食生活となっている現在、なかなか作ることができずにいますが、非常に美味なるお料理です。

思い出したて食べたくなっています。

熱々でも冷めてもまた美味!豚肉とハーブの香り揚げ 。

こちらにはたっぷりのハーブが入ります。

実はこのメニューだけ既に自宅にて復習済みです。それがこちら。

タイ料理の複雑な風味を生み出す「タイハーブ」3種! | タイはおいしい天国。

タイ料理は辛味・甘味・酸味が味わいの決め手ですが、そこに様々なハーブが加わり、タイ料理ならではの風味を生み出し…

この記事の最後に紹介している「トートマンムー」は、May先生より習ったものでした。

豚肉に調味料を加えて練る練る。
これらタイハーブを加えて…
さらに練る練る。

このタイハーブの風味が効いた大人味のトートマンムーが好みど真ん中。もう揚げるところまで調理したものが冷凍庫にあります。そうだそうだ。今週はこのおかずにもお弁当に加わってもらおう。

この回のメニュー。

この回は「キーマオレッスン」ということで、全員にタイのチャーンビールが振る舞われたのでした。が。下戸のワタクシはそのまま持ち帰り。そしてどうしてよいものかわからず、未だ冷蔵庫の中に鎮座しております。(;´・ω・)

ナムプリッククンヘーン
  1. 干し海老のナムプリック〈ナムプリッククンヘーン〉
  2. 海老のレモングラス風味の揚げ春巻き〈ポピアクンホームタックライ〉
  3. 豚肉とハーブの香り揚げ 〈トードマンムーサムンプライ〉

ポピアクンホームタックライ
トードマンムーサムンプライ

料理教室翌日のお楽しみ。

お料理教室からの持ち帰り品のみで朝ごはん。

決して少食…というわけではないのですが、お料理教室では作ったものを食べきれずに持ち帰ることがしばしば。そうしたお料理が翌日、休日ならば朝ごはんとして、平日ならばお弁当に加わります。


一度で二度おいしい、とはこのこと。


今月はスケジュールが合わず、大好きなタイ料理教室に参加できるのはたった1度のみ。日々の活力の源なくして乗り切れるか。あぁあ。。。

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yukko先生

タイの太麺最愛メニュー、「パッキーマオ」。

麺料理も豊富なタイ料理ですが、その太さも様々で、極細なものから幅広麺まであります。タイの太麺といえば、日本のきしめんのような形状。なれど米からできたその麺はとっても軽やか。その太麺料理の中でも私が一番気に入っているのがパッキーマオ!適度な辛みと甘さを抑えた大人味は一度食べたらやみつきになること間違いなしです。

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デザート?おかず?サツマイモの生姜煮。

こちらが生姜煮の材料。

個人的に好物で、自分で料理する際にはナントカの一つ覚えのように、インド風の炒めものにばかり仕立てていたサツマイモ。その新しい食べ方をこの回のレッスンにてマスターしました。

とっても簡単!

作り方はいたって簡単で、すべての材料を切って鍋に放り込み、サツマイモが適度な柔らかさになるまで煮るだけ。

盛り付け、大事。

温かいままでも冷やしても美味しいヒトシナのできあがり。甘みの強いホクホクのサツマイモが出回る季節になったら作ろうと思います。

「サークー・サイ・ムー」これまたおかずともデザートとも言える不思議な料理。

キラキラ光るその様子は宝石のよう。

「サークー・サイ・ムー(タピオカの豚肉包み)」、タイ料理らしいちょっと手の込んだヒトシナです。

これが具。

豚肉などを甘辛く煮て、球状に丸められる固さになるまで練り上げます。

日本の味噌ピーナッツを思わせる、どこか懐かしい味。

こうした丸めたまわりに粒の小さなタピオカをまぶして蒸すのですが、甘じょっぱい肉餡はおかずともいえるし、デザート枠でもいけそう、そんな味です。

いよいよお待ちかねのパッキーマオを作ります。

生麺を使うのであっという間にできあがりますよ。

こちらパッキーマオの材料です。野菜はいずれも細めにカット。麺は魅惑の生麺使用。これ、乾麺とは食感も美味しさも全然違う!別格です。それをサッと湯通ししたら準備完了。

おいしいの素、プリッキーヌとニンニク、赤ピーマン。

まずは辛味&香味野菜を炒めて香りが出てきたら、豚肉、海老、野菜と順番に炒めていきます。その後調味料を加えてサッと混ぜ、生麺を入れたらさらに炒めます。ここであれば生胡椒も欲しいところ。最後にガパオを散らし、全体を混ぜ合わせれば完成です!

最高に美味しい!箸が止まりません。

バイガパオとバイマクルーの香りもよろしく、非常に美味です。甘味が割と前面にくる料理が多いタイ料理にあって、こちらは辛味と塩気が味の中心。大人味です。これがまあ美味しいのなんのって。箸が止まらずあっという間に完食です。こんなに美味しいパッキーマオ、お店でもそうそう出会えそうにありません。

パッキーマオレッスンのメニュー。

Fコース第6回の3品。
  1. パッ・キーマオ(太麺のピリ辛炒め)
  2. サークー・サイ・ムー(タピオカの豚肉包み)
  3. マン・トム・キン(さつまいもの生姜煮)

ちょっと上からもう一枚。

個人的にはメインのパッキーマオだけで満足度120%のレッスンです。町のタイ料理屋さんでパッキーマオを食し、「こんなもんかな…」と思っている方にぜひ本当に美味しいこちらのパッキーマオを食べていただきたい!目から鱗、ほっぺも落ちます。

料理教室「前」だったり「後」だったり…のお楽しみ。

この日は玄関先でおくつろぎ中。

yukko先生のお宅周辺に住み着いている街猫のトラちゃん。姿を見せてくれたりくれなかったり…なのですが、この日は玄関先でのびのび&ゴロゴロしていました。とっても人懐っこくて可愛いのですよ。会えるとそれだけで「今日はラッキー」ってな気分にさせてくれる幸せを運ぶ猫です。

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雑記諸諸

酔っぱらいの台所?「キーマオキッチン」で昼ごはん!【荻窪】

美味しいタイ料理を食べに都内の名店を巡る…も、もちろん魅力的ですが、我が生活圏のタイ料理屋さん開拓も欠かせません。ということで本日は、地元荻窪の「キーマオキッチン」さんにお邪魔してきました。

小さな階段を見逃すな!

家電店横の階段を登った2階がお店です。

「キーマオキッチン」はJR荻窪駅南口を出て徒歩1分のところにある小さなビルの2階。目印は1階のパナソニックのお店です。

今日のお目当てはパッキーマオ!

こちらがランチメニュー。

平日のランチメニューは本日のスペシャル3種類と、D~Gの定番メニュー、そして、季節によって変わるH~Kがあるようです。今日はGの「キーマオ焼きそば」=「パッキーマオ」が食べたくて伺ったのですが、H「タレーパッポンカリ」があることを知り、一瞬心が揺れました。こちらのメニュー、本日10月1日スタートとのこと。

こちらが本日のスペシャル。ヤムママーも魅力的!

隣の席の方がこの「ヤムママー」を召し上がっていて、これまた魅力的でした。ランチメニューでこんな品ぞろえ、なかなかないですよ。いいな、「キーマオキッチン」。

パティーメニュー

注文を済ませ料理の到着を待つ間、壁に貼られたパーティーメニューを見ていたのですが、「パイガパオ揚げ餃子」なんていうオリジナルメニューを発見。これはぜひ一度食べてみたい!

お待ちかねのパッキーマオ、副菜のサラダにやられる。

こちらがランチプレート!

ランチにはメインの料理にスープ、サラダ、デザートが付いて税別880円。ちなみに、ランチドリンクはプラス100円で注文できます。

メインのパッキーマオ。

パッキーマオには目玉焼き(100円)プラスがおすすめ、とのことでそのようにしてみました。麺が生麺ではないのが残念でしたが(←当たり前。)、味付けもよく、パッキーマオらしい辛さもマル。途中からけっこうな汗をかきながら完食しました。

基本の卓上調味料。

麺類を食す上で欠かせない卓上調味料もちゃんと4種類、テーブルに準備されていました。これ、置いていないお店も結構あるのですよ。今回も途中から大好きな酢を回しかけていただきました。

なんと豪華なサラダ!

豪華…は少し大げさかもしれませんが、それでもサラダにカイダオが入ってるって、素晴らしい!そうとは知らず、パッキーマオに目玉焼きをプラスしちゃいましたが、それはそれ、これはこれ。味付けはナンプラー、ココナッツシュガー、レモン汁を使ったベーシックなものでしたが、とっても美味しかったです。

具はシンプルなれど、ちゃんと美味しいスープ。
このデザートは何かな?

パッキーマオで体中に辛さが回ったところで最後のデザートをいただきます。何かな…と思って口にすると、グァバジュースにタピオカを浮かべたものでした。これが口の中の辛さを和らげてくれて、しかもさっぱりしていて美味しい。今日の組み合わせ的にベストでした。

ランチメニューでは「タレーパッポンカリー」、夜のメニューでは「バイガパオ入り揚げ餃子」が非常に気になるところ。ということで、それらを食べに近く再訪しようと思います。

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「ゲーン・ガイ・サーム・ロット」まさに三「味」一体のタイカレー。

タイ料理は本当に奥が深い。これがメジャーな料理だとは思いませんが、それでもレシピが存在するってことはあるんですよね、ぶどう入りのレッドカレー。作ってみれば見た目も可愛く食感もイイ!味は「甘味」「辛味」「酸味」が混然一体となって、得も言われぬ美味しさ。またまた未踏の地へ足を踏み入れてしまいました。

鶏肉と葡萄のレッドカレー。え…「ぶどう」?

これらプラス鶏肉がこのカレーの材料。

グリーンカレーがメジャーな日本では、同じ材料でレッドカレーも作ってみてねと言っても皆さんなかなか作ってくださらない、とはyukko先生の弁。ならば!とレッスンに加えたというのがこちらのレッドカレーです。

ぶどうは皮を剥いて加えます。

料理名にある「サーム・ロット」は日本語で「3つの味」。タイ料理の三味といえば「甘味」「辛味」「酸味」。通常のカレーにはない「酸味」こそがこの料理の肝です。

まずはペーストを炒めます。

作り方は他のタイカレーと同じ。ペーストを炒めたところにココナッツミルクを少量ずつ加えて炒め、ココナッツミルクの油分を引き出していきます。その後、肉や野菜を加え、残りのココナッツミルクを入れて煮込み、味を調えればOK。

ココナッツミルクを少量加えて炒める、これを何度か繰り返します。
油分が出てきた!
肉を炒めながらペーストを絡めます。
野菜とココナッツミルクを加えて煮込めば完成。

こうして完成したカレーはタマリンドの酸味、ペーストの辛味、そしてココナッツシュガーとぶどうの甘味、すべての味が口の中で一体となり、得も言われぬ美味しさ。酸味が加わるためか辛味が抑えられ、辛い物が苦手な方でもきっと美味しく食べられます。

丸いものがたくさん!

また、ぶどう、うずらの卵、ミニトマトと「丸いもの」がいろいろ入っているのも楽しい。食感も良く、これも何度も作りたいヒトサラです!

揚げても美味しい!空芯菜の天ぷらは添える「ナムチム」もポイント。

空芯菜の葉に衣をつけて揚げた天ぷら。

炒め物一択だった空芯菜。タイでは屋台などでも売られているというこの天ぷらですが、日本ではまずお目にかかりません。ということで、こちらもこのレッスンで初めて食べたわけですが、そえた干し海老の素揚げと一緒に食べるとそれだけで十分美味しい。のですが、さらに鶏肉と海老のミンチが入ったナムチムを添えるともう手が止まりません!

タレの材料

鶏肉と海老を乾煎りし、調味料を混ぜておいたボウルに入れたら野菜類をIN。それを和えるだけ、というお手軽なタレなのですが、揚げ物との相性最高!これは日本のかき揚とも絶対好相性なはず。

こちらが完成したタレ。

意外かもしれませんが、この空芯菜の天ぷら、ごはんのお供として最高です!まさに「飯泥棒」クラス。パリパリの空芯菜をごはんの横に置き、上のタレをかけてまぜまぜして食べれば最強です。先のカレーもあったので、とてもごはん一膳じゃ足りませんでした。我慢したけど。

蜜柑ソースでいただく焼きバナナの美味なることよ。

焼き色と輝くソース。

バターで焦げ目がつくように焼き、途中で蜂蜜を回しかけたバナナ。さらに蜜柑汁を加えて仕上げます。お皿に盛り付けたらさらにさらにアイスクリームもトッピング。先の2品でお腹いっぱいだったにも関わらず、呑み込むようにして完食(笑)。きっとこれ、オレンジじゃくどいんです。搾りたて蜜柑のさわやかな甘みと酸味がベスト!昔タイにあったカフェのメニューとのことですが、それをこうしていただけて幸せです。

このレッスンのメニュー。

デザートも含め、ほぼ完食。
  1. ゲーン・ガイ・サームロット(鶏肉とぶどうのレッドカレー)
  2. ヤム・パッブン・トード(揚げ空芯菜のサラダ)
  3. バナナのデザートみかんソース

料理教室後のお楽しみ、本日は「ナマステインディア2019」へ!

チャイの店

今日は当初より、レッスン後は代々木へ行こう!と思っていたのですが、なんと、お教室で一緒になったFさんとYさんも行く予定でいたとのこと、ということで3人で楽しんできました。お腹いっぱいにしてしまったことが悔やまれますが、それでもタイ雑貨や衣料品を見たり買ったり、今年のナマステインディア満喫です!

インドの見ざる聞かざる言わざる。
革のスリッパ、可愛い。
違う柄の布2枚が重ねられた巻きスカート。1枚買いました。980円。
渋谷口の方は南米コーナーに。ノンアルモヒートが美味しかった!
毎年恒例となったガネーシャシールゲット。

「印度良品」なるショップでインドの神様シールを買うのが毎年の恒例行事となっています。今年はガネーシャのみ3種類。来年の手帳に貼るつもり。

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ゲーン・リアンと美味しいパン、それだけの幸せな食卓。

以前、簡易版ゲーン・リアンの作り方をこちらで紹介しましたが、今回はガピなどの調味料をきちんと使った本格ゲーン・リアンを作りました。味わい深く具沢山なスープはパンをプラスするだけで大満足の朝食になります。

クロックでペーストを作り仕上げたゲーンリアン。

お野菜たっぷり!

鶏がらスープを沸かしたところに粒白胡椒、ガチャイ、ホムデン、干し海老、ガピを石うすですりつぶしたものを加え、再沸騰したところでたかぼちゃ、人参、胡瓜、エリンギ、ベビーコーン…と、たくさんの野菜を投入します。

バンコクで買ってきた手作りの美味しいガピ!

ガピはこの夏のタイ旅行で立ち寄ったバンコクはオートーコー市場で買ってきたもの。味はもちろん、香りがとっても良いのです。

冷凍バイメンラック、いけます。

野菜に火が通ったところで海老を入れ、色が変わったらバイメンラックを散らして完成!少し前に「面倒だな…」と思いながらもきっちりした処理して冷凍しておいたバイメンラックが大活躍!色も香りも申し分なし。これからは見つけたら迷わず買おう!バイメンラック。

パンは「に志かわ」と「レフェクトワール」、美味しいにきまってます。

食パンの焼きが甘かった。反省。

主食はおいしいパン。「に志かわ」さんの生食パンはトーストしてお気に入りのボルディエバターをぬりぬり。もう一つは「レフェクトワール」の栗と柚子のパン。これがハード過ぎず、食べやすくて個人的に好みです。


まぁ良きお値段ですが、食べることが趣味、しかも朝パンをおいしくいただく上で重要なアイテム!ここは出費を惜しみません。

木の器はタイのもの。カトラリーレストはバーンセラドン製。

生食パンは甘くてやわらか、これはもはやデザートだな。

おまけのお花。

捨てるのがしのびなく。

リビングボードの上に小さなお花がひとつ。これ、実はタイ料理教室からの持ち帰ってきたものです。yukko先生のレッスンではプレートにこうしてお花をあしらうことが多いのですが、たった一時でその役目を終わりにしてしまうのが忍びなく、毎回こうして飾っています。

このお花がそれ。

切り口のところを少しカットして、水を張った器に浮かべれば数日は楽しめます。これ、おすすめです!