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Rasamita先生

タイのお母さん味、な「ゲーンハンレー」。

世界各国どこに行っても言えることですが、同じ料理でも作り手によってそのレシピはさまざまです。材料や味付けの違いが最終的な料理の仕上がりの違いとなって現れ、同じ料理でありながら時に全く違うものになることも。今回は北タイの名物料理、「ゲーンハンレー~タイの母さんバージョン」を習ってきました。教えてくださったのはチェンマイ出身のタイ人、ラサミタ先生です!

北タイの豚煮込み料理、ゲーンハンレー。

豚肩ロースを大きめに切ります。

以前、yukko先生にも習ったことがあるゲーンハンレーですが、皮付きの豚肉とニンニクの酢漬けを使い、ピリッと辛い味付け、ピーナッツも入って…というのが特徴的でした。

この美味しさは知るべき!北タイの豚煮込みカレー「ゲーン・ハンレー」。 | タイはおいしい天国。

タイ料理は地域によって使う食材や調理法が個性的。タイ北部ではキノコや筍といった山の幸を使った美味しい料理がたくさんありますが、お隣ミャンマーの影響を受けたと思われるものも見られます。こちらのレッスンで習った「ゲーン・ハンレー」もその一つ。豚

その模様はこちら↑ですが、ラサミタ先生がお母さんに教わったというゲーンハンレーはたっぷりの豚バラ肉と豚肩ロース肉、にんにくは生を使います。そして辛さは極控えめ。

強火でしっかり炒めます。

ハンレーペーストとガラムマサラ、シーユーカオと豚肉を鍋に入れ、しばし寝かせた後に強火でしっかり炒めます。その後水を加えて蓋をして煮込むこと10分。その後蓋を取って水分を飛ばしながらさらに煮込んでいきます。

間もなく完成!

その後ニンニクと赤玉ねぎを加えてさらにさらに煮込み、ココナッツシュガーとタマリンドソースで味付けしたら最後に生姜を加え、柔らかくなったら出来上がり!

ホロホロになった豚肉の美味しさと言ったら。。。たまりません!

こちらのカレーにはタイのもち米がよく合います。この日ももちろん、カオニャオとセットでした。

手羽先の簡単ナンプラー焼き「ガイ・トード・ナンプラー」

簡単なのに美味しい神料理の一つ。

こちらは手羽先にナンプラーで下味をつけ、30分以上置いたら油を熱したフライパンで焼くだけ。

ビールによく合う…はず。

そのまま食べてももちろん美味しいのですが、スイートチリソースをつけてもよし。熱々をハフハフ言いながら食べるのが一番。おつまみとしても最高です。

「ナムプリックオン」が10分でできあがる感動!

たっぷりの野菜は付け合わせとして欠かせません。

タイにはディップが各種ありますが、私が一番好きなのが豚肉とトマトを使ったこちらの「ナムプリック・オン」。本格的に作ろうと思うと様々なタイ食材が必要なのですが、今回教えていただいたものはとっても簡単でしかも美味しく、感動ものでした。

まずは豚ひき肉を炒めます。

最初に豚ひき肉を炒めるのですが、その際に使うのがこちら。

おなじみ、メープロイのペースト。

なんとサワーカレーペーストです。肉に火が通ったらシーユーカオとココナッツシュガーで味付けし、最後にトマトを加えて柔らかくなるまで煮詰めるだけ。

野菜はお好みのもの、生でも蒸しても。

これは本当に簡単で、帰宅後早速復習しました。冷凍庫のストックがなくなったら、すぐにまた作ろうと思います。野菜もたっぷり食べられて、その点でも嬉しいタイ料理です。

テーブルコーディネートとデザートと。

素敵。

この日のテーブルコーディネートも相変わらず素敵でした。美味しいお料理でお腹いっぱいだったのですが、ラサミタ先生のレッスンでは必ずデザートも作ります。

優しい甘さの緑豆煮と塩気が効いたココナッツクリームの組み合わせ、癖になります。

日本でも小倉餡に代表されるように豆を甘く煮たスイーツがいろいろありますが、タイでも同じように豆をデザートとしていただきます。

こちらがタイの緑豆。

自分でひと鍋作ってしまったらあっという間に食べきってしまいそうで、怖くて再現せずにいますが、ほんのり甘く温かいこちらのデザートは寒さが増してくるこれからの季節、恋しくなりそうです。

ともあれこの回のレッスンでは私が既に習ったことのあるタイ料理ばかりでしたが、それだけに既知のものと自分の中であれこれ比較し、気づいたこともいろいろあって、とっても勉強になった一日でした。

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ベトナム料理

ベトナムの家庭料理はほっこり優しい味でした。

タイの東側、ラオス、カンボジアを挟んでインドシナ半島東部に位置するベトナム。そこで食されるものはタイ料理と通じるところもありながら、やはりベトナムならでは、の食べ物や食べ方があるだろうと興味が沸き、ベトナム料理研究家の第一人者、伊藤忍先生の元へ行って参りました!

美しい艶と優しい味わいが特徴の「五目玉子蒸し」。

忍先生のお料理は作業の過程も美しい!

まず初めに取り掛かったのは「五目玉子蒸し」なる料理。豚ひき肉、木耳、春雨、卵と具材はシンプルなれど、その作り方で今までに見たこともない美しい玉子料理が完成します。

豚ひき肉は練りませんよ。あくまでもほぐすように下味をつけます。

まずは豚ひき肉にヌックマムをまぶし、下味をつけます。ヌックマムはタイのナンプラーと同じ魚醤。作り方もほぼ一緒。メーカーによって魚の風味の強さや塩辛さが異なります。

卵液を注いでよく混ぜて。
型に入れたら蒸していきます。

してこの玉子蒸し、表面のつやがポイントなのですがその秘密は卵黄にありました。

卵黄ぬりぬり。

中まで火が通ったら、表面に手早く卵黄を塗り、固まるまで蒸していくのです。そうすると…

綺麗な玉子蒸し、完成!

今までに見たこともない美しき料理が完成しました。このテクニックは今までどの国のお料理でも習った事がなかった。しかも簡単に再現できそう!(←ここ大事。)

優秀なごはんのとも、「海老の甘辛煮」。

海老の下処理中。

こちらの海老料理は殻ごとおいしくいただく仕様になっています。よって足と尾の先を切るだけ。

海老を炒めるの図。

その殻付き海老に下味をつけ、しばし置いたら香味野菜の香りを移した油で炒めていきます。

玉ねぎはしゃっきり仕上げ、がベトナム料理なんだとか。

ベトナム式の玉葱の櫛切りの方法なども教わり、炒め加減も含めて、ポイントがいろいろ学べたお料理でした。炒めている時の香りといったら、絶対に日本人も好きな味に決まってる!そんな匂いがプンプン。

山芋の美味しい食べ方発見!山芋とひき肉団子のスープ。

いっけんお粥に見えますが、さにあらず。

最後のヒトシナは山芋とひき肉団子のスープでした。日本のすり流し、のような感じ。タイ料理でもスープに肉団子を加えたものはありますが、こういう食べ方は知りません。これがまた優しい中にも黒胡椒の刺激が効いていて、食べても食べても、すぐにまた口に運びたくなる、そんな癖になる美味しさのスープです。

ベトナム料理の盛り付けもきれい!

幸せの実食タイム。

タイ料理も盛り付けにこだわりますが、ベトナム料理もベトナム流の盛り付け方がいろいろあるようです。

こちら、海老の甘辛煮。

海老はお皿のフチに野菜を美しく並べ、その中央にお料理を盛り付けます。

盛り付けた器もきれい!

五目玉子蒸しも切り方にこだわり、美しくお皿に並べて。

タイではセラドンやベンジャミン焼きといった焼き物が有名ですが、ベトナムにもバッチャン焼きをはじめとして、いろいろある模様。

お料理はというと、タイ料理と同じく、魚醤の他に砂糖もよく使いますが、その味はしっかり目のものもあれば、タイ料理よりもずっと優しいお味のものもたくさん。何より、このレッスンには唐辛子が全く登場しませんでした。あとはタイ料理によく使うハーブ類もなし。タイとはご近所さん…といいながら、習ってみたらやっぱり全然違ったベトナム料理。タイ料理とはまた違う魅力があって、こちらももう少し深めてみたくなってきました。ということで2020年はタイ料理に加えて、ベトナム料理修行も新たに加わることに決定いたしました。楽しみだな。

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May先生

タイの定番朝ごはん「ジョーク(โจ๊ก)」を作る!

タイで定番の朝ごはんは?と聞くと多くの人が挙げるという「ジョーク」。お米が開いてトロトロになるまで煮込んだお粥のようなもの。具には豚ひき肉を調理したものや豚の内臓、卵などが入り、生姜やパクチーなどを薬味として添えます。簡単なようでしっかりコツがあるこのジョークの作り方をMay先生に習ってまいりました。

スープを取って米を煮る、とにかく時間がかかるジョーク。

豚の背骨でスープを取っている間にジョークに加える具材を準備します。こちらは荒くサップ(叩き切り)した豚肉に調味料を加えて練ったもの。これを大きめにちぎりながら加えて団子にします。

豚の背骨は2時間以上かけて煮込み、うま味がスープに溶けだしたらザルで丁寧に濾し、そこから米を加えて煮始めます。途中水が足りなくなってきたら上の豚肉団の煮汁を加えていくので、その時には豚肉団子が出来上がっていなければなりません。

他に豚レバーやガツ、ハツなど内臓系も入ります。こちらは薄切りにして水にさらし、さらにサッとゆでて臭みを取ります。茹でてもなお臭みが強いようならそこでもさらに水洗い。

米が良い感じに開いたら先の豚肉団子を加えて最後の仕上げ。

他の具材は器に入れて、そこに出来上がった肉団子入りジョークを注ぎます。

最後に薬味をトッピングすれば手間暇かかった、なれど超絶美味しいジョークの完成です!

ジョークと言えばパートンコーもセットです。

台湾や香港でも「油條 」という名で豆乳やお粥とともに提供されることの多い揚げパン。タイで「パートンコー」と呼ばれるそれは、もちろんセットです。

広東系の油條は長い棒状のもの、という印象が強いのですが、今回はこんな可愛い形にして揚げていきます。

揚げたてを一つ試食させていただきましたが、美味しいのなんのって。参加者のお一人が「タイでも食べたけれど、こんなに美味しいと思ったことはなかったな。」とおっしゃっていたほど。間もなく訪れるチェンマイでぜひ食べたいメニューの一つなのですが、どうやらこの揚げパンとの味比べになりそうです。

カスタードクリームを作ればパートンコーがデザートに変身!

カスタードクリームもそこはタイらしく、ココナッツミルクを使い、バイトゥーイで風味付けをします。すべての材料をボウルに入れたら湯煎するだけ。

クリームがもったりとして、艶が出るまでマゼマゼ。

バイトゥーイの良き香りとココナッツミルクの風味で一気にタイの味!揚げたてのパートンコーでひと掬いしていただけば、もうパラダイス過ぎて思わず笑いがこみ上げます。美味しいわー。

ジョークは自宅で作ったら相当贅沢な朝ごはん、です。

大変美味しいジョーク、ですが、その作る手間暇たるや。これを自宅で作ったら相当贅沢です。タイでは専門店で提供されるとのことですが、それも納得。これを作っていたら、他の料理を作る余裕なんてないよな。

ということでこちら、自宅で再現する前にまずはチェンマイ旅で味わおうと思います。美味しいジョーク屋さん、チェックしておこう!

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雑記諸諸

冬と言えば鍋!「コカレストラン」でタイスキを楽しもう!【有楽町】

冬将軍の到来はまだ先のようですが、それでも迷わずダウンを羽織れるぐらいの寒さにはなってまいりました。体が温まる料理が恋しい季節です。となると、日本人にとってなじみ深いのは鍋。その鍋料理、タイにもあるのです。ご存知の方も多いかと思いますが、タイのお鍋と言えばまずは「タイスキ」!そんなタイスキで有名なお店の一つ、「コカレストラン」に先月、いつものタイ料理仲間とともに行って参りました!

タイスキは「タイ風すき焼き」なれど、実際は「タイ風しゃぶしゃぶ」?

日本の「すき焼き」は甘辛だれで具材を煮込んでいただきますが。「タイスキ」は鶏がらスープで様々な具を煮て、特製のタレにつけていただきます。その食べ方は「すき焼き」というよりも「しゃぶしゃぶ」に近い感じです。

タイスキはタレが命!

こちら、コカレストランオリジナルのタイスキのタレ。その作り方は社内でも限られた人しか知らない、とは店員さんの弁。具材や鶏がらスープは素材勝負で手のかけようがないので、タイスキの美味しさはこのタレが決める、と言っても過言ではありません。

で、こちら、コカレストランのタレはもちろん激ウマです。辛さもほどよく、食べても食べてもまた食べたくなる…という中毒性に近いものがあります(笑)。

具のバリエーションの豊富さが楽しいのもタイスキ!

日本の料理はおでんを覗き、どんなお鍋も切った野菜と肉、魚介類を煮ていただく…という点で共通していますが、タイスキはひと手間かけた具がいろいろあるのがポイント。海老のすり身を椎茸に詰めたり、肉団子を小さなイカにつめたり、海苔で巻いたり。

どの具材を入れようかと迷うのも楽しいのです。

この日頂いたもの。

それでは、この日食べたお料理や具材を一気にご紹介しましょう!上は他の料理が到着するまでの繋ぎ、タイのスナック盛り合わせ。

こちら、スターターの具材。

火の通ったものから間髪入れずに胃袋へ。

2巡目に入ります。

通常メニューをいただいて蛸のレモングラス和えと、

トムヤム味?だったか…のフライドポテトもオーダー。

締めのデザートまでしっかりいただいて、腹八分目どころか、十二分目は行っていたかと。鍋を囲んでの会話は尽きることがなく、それも含めてとっても楽しい夜でした。冬の夜の集まりにタイスキ、お勧めです!

コカレストラン&マンゴツリーカフェ 有楽町店(有楽町・日比谷/タイ料理) – ぐるなび

【ネット予約で楽天スーパーポイントが貯まる】コカレストラン&マンゴツリーカフェ 有楽町店(有楽町・日比谷/タイ料理)の店舗情報をご紹介。お店のウリキーワード:歓送迎会 タイスキなど。ぐるなびなら店舗の詳細なメニューの情報やネットで直接予約など、「コカレストラン&マンゴツリーカフェ 有楽町店」の情報が満載です。有楽町駅1分 世界を魅了!!タイスキ&タイ料理店の2大巨塔

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タイ料理図鑑 5)煮物・蒸し物

ガイナーヌン

久しぶりに家でのんびり過ごした休日です。今日は朝からお野菜たっぷり、スパイスしっかり!のサンバルを作りました。

インドの味噌汁的スープ、サンバル!

こちら、出汁もお肉も入らない、ベジタリアンスープです。私は具たくさんなスープが好きなので、今日は

  • 大根
  • 人参
  • パプリカ
  • インゲン
  • 茄子

これらを加えてみました。トゥールダルをじっくり1時間煮込んだものがベースになっているので、その豆がスープにコクと風味を加えてくれます。味付けは塩のみ。スパイスはターメリック、カイエンペッパー、コリアンダーパウダーが入ります。最後にマスタードと玉葱のみじん切り、唐辛子、カイエンペッパーを少し多めの油でテンパリングしたものを加えれば完成。あ、今日はこのテンパリングに育ちすぎて困っちゃってるカレーリーフも消費のために加えました。

こちら、今年の9月中旬に撮影したものですが、この後も新芽が出続けており、1今年の成長期は終わったかな…と思いきや、11月にもワッサーっと新芽がそれぞれの枝から出てきました。気密性の高いマンションは温かなので、この子にとっては快適なようです。ちなみに、うちのカレーリーフちゃんは完全室内飼いの箱入り娘です。さすがにこの後は成長が止まり、来年の5月まではお休みに入ると思いますがさて、どうなることやら。

泰印折衷のブランチ。

ということで本日のブランチはタイとインドの融合です。メインはこちらの「ガイナーヌン」。

昨日のお弁当の残りです。レンジで温めなおして食べたのですが、お肉は柔らかいまま。苦手な皮も口の中でとろけるレベルの柔らかさになり、これは私も心から美味しい!と思っていただきました。

そして、ガイナーヌンはスープも美味しい!ということで、それをたっぷり吸わせるパンも本日は良き品を準備。渋谷にある「VIRONヴィロン)」の…名前は忘れましたが、とにかく美味しいパンです。

そしてここに作り立てのサンバルとデザートまで付けて、完成!

デザートは日曜日のお料理教室でお土産にといただいたもの。小豆入りのココナッツゼリー、柿のジュレのせ。やっぱりたまには予定を入れない休日も必要だな。

お弁当と言えば、最近のタイ弁当はこんな感じ。

最近、アップが滞っておりますが、タイ弁当もボチボチ作っております。こちらはある日のゲーンハンレーとナムプリックオンのお弁当。

茄子とひき肉を炒めたタイ料理をゴハンにのせた丼弁当。オムレツとスクランブルエッグの間…の風貌になってしまった卵料理は季節の食材、牡蠣のコンフィ入りです。

そしてこちらが昨日のガイナーヌン弁当。

こちらの得体のしれないものは、アジアスーパーストアで買ってきた、タイのスイーツです。カノム…なんだっけ。米と黒豆とタロイモをココナッツミルクで煮て、バナナの葉で包んで焼いたもの、っていうのは覚えているのですが、名前を失念。これが超おいしくて、3週間後に迫ったチェンマイ旅行では、こんなスイーツの食べ歩きも絶対しよう!と思った次第です。

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yukko先生

簡単&激ウマ!創作タイ料理でクリスマス☆

早いもので2019年も12月となりました。街を歩けばすっかりクリスマスモード。ということで、いつものタイ料理教室も今月はクリスマスメニューが並びます。今日はyukko先生の創作タイ料理づくしのスペシャルレッスン、クリスマスバージョンに参加して参りました。どのお料理も本当に簡単で、しかも美味しい!参加者の皆さんとの会話も弾み、楽しいひと時を過ごしてきました。

お肉柔らか、スープも絶品!「ガイナーヌン」

あまりにも簡単すぎて、またもや工程を取り忘れたわけですが、レモングラスやプリッキーヌなどをクロックで粗く潰したものと、調味料を合わせた漬けダレを作り、それを鶏肉にまぶして蒸すだけ、という簡単料理です。しかもこれがメインとして十分な存在感と美味しさ。

史上最高レベルのしっとり感と柔らかさ。さらに、水なんて全く加えていないのに肉からジュワーっと染み出したスープがこの量ですよ。そして、この料理の肝はなんといってもディル!これから品薄になりがちなディルですが、見つけたら即買い決定。迷わずこのお料理を作りたいと思います。

ピザだってタイ仕様、レモングラスのピザ。

一見普通のピザ、に見えますが、このソースがタイのとある調味料を合わせたものとなっております。

そこにシーフードとレモングラス、ピーマンとホーラパーを散らしたらあとはたっぷりチーズをのせて焼きます。

あとは予熱したオーブンに入れて、待つこと10分。

買ったは良いけれど余りがちなあの調味料の消費にも一役買ってくれる、一度で二度美味しいピザ。これもリピ決定です。

ピンチョスだってタイの味。

こちらも極簡単。超簡単。そして美味しくってしっかりタイの味。クリームチーズにまぶしているのはバイマクルーと粗挽きにした黒胡椒。一番下はこんがり焼いたウィンナー。そして間にはパイナップルやミニトマトを可愛くサンド。これはひと串を一気に頬張って、お口の中でのマリアージュを楽しみます。

「トムカー人参」、コーンポタージュじゃないよ。

人参と玉葱、タイハーブ各種をお野菜が柔らかくなるまで煮て、タイハーブを取り出したらミキサーにかけ、味をつけるだけ、というこれまた簡単ポタージュです。

人参のポタージュなのですが、あえて黄色い人参を使い、「コーンだと思ったらこれ何?」という食べてびっくりを演出しよう、というのはyukko先生の遊びゴコロ。お味はとっても優しくて、タイハーブの香りがイイ感じです!

海鮮サラダはタイの調味料とゆず胡椒が美味しさの決め手!

九州、四国で食されていた柚子胡椒が流行ったのはいつだったか。今やすっかり全国区、そして定番の調味料となりました。実をいうと、私、あまり柚子胡椒が得意ではありません。が!タイの調味料と合わせたところ、柚子胡椒独特の風味が和らぎ、そして新たな風味がプラスされて激ウマダレに変身!それをお刺身、ベビーリーフなどなどと和えれば…

見た目も豪華な海鮮サラダの完成です!味が抜群に良いのは言うまでもなし。

デザートはマンゴーと見せかけて柿だよ!

マンゴーがのったココナッツミルクゼリー、と見せかけて実はこの鮮やかな橙色は柿のジュレです。

小豆入りのココナッツミルクゼリーを器に流して冷やし固め、それとは別に柿ゼリーも作っておきます。

どちらも固まったら柿のジュレをフォークで崩して、ココナッツミルクの方にのせ、角切りにした牡蠣をトッピングすれば完成です。

タイのアイテムを可愛く使ったテーブルコーディネートも素敵!

そしてクリスマススペシャルレッスンのもう一つのお楽しみはテーブルコーディネート。今日もすっごく可愛かったです。

ロゼのスパークリングワインが、テーブルを一層華やかにしてくれます。この後は参加者の皆さんと、楽しくおしゃべりしながら実食タイム。2019年師走初日、素晴らしくよき日となりました。

帰宅後は即復習!

今日は帰宅途中にアジアスーパーストアに寄り道。冷蔵庫のレモングラスがちょと干からびてるような気がして、新しいものを買ってまいりました。タイティーとカノムは衝動買いです(笑)。

帰宅後、明日のお弁当用に早速「ガイナーヌン」を作りました。

一緒にお野菜も蒸して、傍らでは卵も茹でました。こちらは以前作って冷凍しておいた…

ナムプリックオンを出動させ、先の鶏肉料理とともに、明日のお弁当にしようと思っています。楽しみだなー♪

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キノコ好き必見!椎茸づくしのタイ料理!

さすがyukko先生。こんなレッスンを企画してくださるとは。今日は「椎茸スペシャル」ということで、動物性たんぱく質控えめ、ほぼ野菜、ほぼキノコ!なお料理3品を教えていただきました。食べても罪悪感ゼロ。カロリーゼロ(←ヘルシーな料理についてはカロリーゼロカウントとしております。)。そんな嬉しい&美味しいタイ料理をたらふく食べてきました!もとい。習ってきました。

メインは鶏肉と椎茸のあんかけごはん

こちらが本日のメイン。あまりにも簡単すぎて、途中経過の写真が一枚もありません。水で戻した干し椎茸と鶏肉を、その戻し汁で煮込み、味ととろみをつけるだけ。これがまぁ優しいお味で。「こんなタイ料理もあるんだ!」と驚きました。寒くなるこれからの季節にもぴったりのヒトサラです。引きたくはありませんが、風邪で寝込むことになった暁にはこちらを作り、いただこうと思います。

タイ人のソウルフード、ナムプリックも椎茸で!

タイを歩けばナムプリックに当たる。ナムプリックはタイ式のディップ。タイ人はこの手のディップで山盛り野菜を食べるのが大好き!レストランはもとより、屋台でもよく見かけました。そのナムプリックを椎茸で作っちゃおう!というのです。

香りのよい野菜とガピを香ばしく焼いて、クロックでタムタム。そこに細かく刻んだ焼き椎茸を入れてさらにタムタム。最後に調味料を入れてタムタム。さすればこの通り。

あっという間に「ナムプリック・ヘッドホーム」の完成です。そこに好みの野菜とゆで卵を添えていただきましょう!

これは自分でも簡単に作れるな。お鍋でいただく野菜も良いですが、タイ式ディップでいただく野菜もかなりおすすめです。これからの季節、お鍋に飽きたらぜひどうぞ。

動物性たんぱく質ゼロとは思えぬ美味さの「キノコ&豆腐詰め蒸し」

細かく切った野菜にタイの調味料などなどで味をつけて餡を作り、それをこうして椎茸やお豆腐に詰めて蒸す、というヒトシナ。

蒸し上がったらタオチオをベースにしたタレをかけていただくのですが、このタレが秀逸!

これのタレは野菜を食すだけに使うのは勿体ない!個人的には肉や魚とも合わせたいところ。今回は椎茸に詰めましたが、復習する際にはぜひ、餡、タレともども、白身の魚とも合わせてみようと思います。

それにしてもキノコ料理のヘルシーなことよ。いつもならタイ料理教室のあった日は夜になってもお腹が空かないのに、本日はグーグーであります。

料理教室前後のお楽しみ。

料理教室のある日はちょっと早めに家を出てモーニングを楽しみ、終わった後は食材を買って、家でさらにタイ料理を作るのが最近の定番パターンです。今日はこんな感じでした。

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yukko先生

おもてなしにもピッタリ!パイナップル入りチャーハン。

小ぶりなパイナップルをくりぬいて、実はごはんと一緒にチャーハンに、外側はそのまま器に、というなんともゴージャスなパイナップル炒飯。酢豚のパイナップルは賛否分かれる存在ですが、こちらのパイナップルは甘味よりも酸味が際立ち、全体とよく調和していて思いがけず美味なのです。

パイナップルをくりぬきボートを作ろう!

パイナップルって夏のイメージですが、なぜか最近、このサイズのパイナップルを近所のスーパーで見かけます。その価格200円前後。その中身をくりぬいて、器にします。そのやり方をyukko先生から教えていただいている図。教えていただいた通りに思い切りよく包丁を入れればこの通り。

秒で…とは言いませんが、ものの数分でパイナップルボートの完成です。

あとはごはんと具材、合わせ調味料を準備したら炒め作業開始。

炒め方は前にならった海老チャーハンとほぼ同じ。そうなれば勝手知ったる…の世界。迷わず具材を投入し、サクサク炒めていきます。

最後にパイナップルボートにチャーハンを盛り付けて完成!

カレー風味だけれど、タイの各種調味料が加わり、深い味わいに仕上がっています。パイナップルは甘味が抑えられ、むしろ酸味が際立ちすごく良い味のアクセントになっています。これは美味しい!ボートはともかく、こちらのチャーハンはぜひお弁当にしたいところ。

クリスマスにもピッタリ☆な鶏手羽の肉詰めフライ!

揚げても焼いても美味しい鶏の手羽。なれど、身は少ないし、骨が気になるしで積極的に料理に取り入れようという気持ちにならなかった食材。ところが、その骨を抜いて、豚ひき肉を中心にした具をぎゅうぎゅうに詰めたら超豪華、食べ応えも数段アップ、見栄えも良し!というパーティー料理に昇華です。

まずはこちらの手羽上腕より、例の骨2本を抜く作業から。

先生にお手本を見せていただきつつその方法を教わり、若干苦戦しながらも骨抜き完了。

そこに豚ひき肉と春雨、木耳、人参と調味料を混ぜ合わせた具をギュッと詰め、一度レンジ加熱。

もうこの段階であらかた火が通っているので、揚げの作業は神経質にならなくてもOK。しっかり衣、パン粉をつけて揚げましょう!さすれば完成です。

3品目は楽々前菜「ヤムカイトム」を作ろう!

先の2品が手が込んでいるため、3品目は簡単にできる前菜を教えていただきました。材料はたったこれだけ。調味料もナンプラー、レモン汁、砂糖と、タイ料理のヤム定番の味付けです。

さいの目に切った彩り野菜とドレッシングをあえて、並べた卵にたっぷりとのせるだけ。見た目もかわいらしく、しかも美味しいんだから文句なし。

この回のレッスンメニュー

  1. ピー・ガイ・ヤッサイ(手羽先の挽き肉詰めフライ)
  2. カオ・パット・サッパロット(パイナップル入りチャーハン)
  3. ヤム・カイトム(ゆで卵のサラダ)

ちょっと手間はかかりますが、パーティーメニューとして活躍してくれるのはもちろん、日々の食卓にこんなお料理が並んだら幸せな気分になること間違いなし。いずれも年内中に自宅で復習することをここに誓います。この回も素晴らしい内容でした!