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7)スイーツ・ドリンク

カオトムマット(ข้าวต้มมัด)

タイの定番お菓子「カオトムマット(ข้าวต้มมัด)」

チェンマイの「JJマーケット」で売られていたカオトムマット。

カオトムマットはタイの大定番のお菓子。昨年夏のタイ旅行で食べて以来、私も大好きです。

コーヒーとも良く合う!

バナナやササゲ、タロイモなどを甘く味付けしたココナッツミルク風味のもち米に包み、バナナの葉で包み、蒸した料理です。

アーム先生の北タイ料理クラスでも作りました!

日本に帰ってからは東新宿のアジアスーパーストアーで売られているのを発見。買い物に行くと2回に1回は買ってしまう魅惑のお菓子です。

洗練されたスイーツっていうよりは、おばあちゃんが作ってくれる手作りお菓子、そんなイメージ。そのカオトムマットをこの度、自作してみることにしました。

カオトムマットを手作りします!

今回は満を持して、チビバナナを用意しました。タイで売られているバナナはこんな感じで小ぶりなのです。そして少し酸味があるのもポイント。この酸味が甘く味付けしたもち米と良く合うのです。

まずはもち米を蒸します。
その後、砂糖を加え温めたココナッツミルクを加え、
全体をよく馴染ませます。
バナナの葉は適当な大きさに切り、濡れ布巾で拭いて直火であぶります。
全体に艶が出たらOK。
端の芯の部分ははさみで切り落としましょう。
外表にして2枚重ねたバナナの葉の上にもち米と黒豆を置いて…
半分にカットしたバナナをのせ
さらにもち米を…のせたら
超特大サイズになってしまった、の図。

あとはこれを包んで蒸せば完成!なのですが、この包み方は未知の世界。ということで今回は、YouTubeのお世話になりました。

カオトムマットの包み方。

どうにか包み終えたよ!

カオトムマットの包み方、これが「なんとなく」やってみたところ全然うまく包めない!でも手持ちのレシピ本、どれを見ても包み方は載っていない。こんな時はYouTubeだ!と早速検索。

  • ข้าวต้มมัด=カオトムマット
  • วิธีการห่อ=包み方

これで検索してみたところ、見事素敵な動画を発見しました。今回私が参考にしたのはこちらです。

この動画、とっても丁寧に作り方が説明されています。しかも手元の動きも出来上がっていくお料理も美しい!バックに流れるタイ風の軽快な音楽もマル。一度ご覧くださいませ。

ちょっと柔らかくなってしまったけれど、初めてだから許す。

こうして数時間かけて完成までこぎつけたカオトムマット。

ちょっと柔らかくなりすぎてしまいましたが、これでコツがわかったので、次回はもうちょっと上手いこと作れると思います。とはいえ、今回出来上がったカオトムマットは全部で12個。ただいま冷凍庫内で出番待ち。それを食べきったら2度目のカオトムマット作りに挑戦することにします。

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3)ココナッツ製品

ココナッツミルク(กะทิ)

カレーにスープにデザートに、大活躍のタイ食材「ココナッツミルク」

パネーンカレーやグリーンカレーといったタイカレー類、はたまたトムカーガイのようなスープ、そしてデザートにも大活躍のココナッツミルク。

こちら、私が愛用している「アロイーディー」の紙パック250mlサイズ。500ml使うレシピでも大きなサイズではなく、あえてこれを2個使うようにしています。


ココナッツミルクの使い方一例

こちら、常に2個は冷蔵庫でキンキンに冷やしています。これ、使い方としては以下の2通りがあります。

  1. 冷やして脂肪分と水分に分けて使う。
  2. 湯煎して脂肪分と水分を完全に混ぜて使う。

冷やしておくと、こうして水分と脂肪分にしっかり分かれます。

本場タイが熱帯モンスーン気候であることを考えると、おそらく現地では冷やして使うなんてことはしないと思いますが、でもこの脂肪分をしっかり熱してオイルにしてカレーペーストなどを炒めると、美味しく&美しく仕上がるのです。

熱していくとこうして脂肪分は透明なオイルになっていきます。
そのオイルでペーストを炒めるの図。

ちなみに、この紙パックオイル、複数のメーカーのものが売られていますが、冷やしても他のものはここまでしっかり脂肪分が固まりません。

その理由は原材料の一つである「乳化剤」。このアロイーディーのものにも入っていますが、おそらく他のメーカーよりも入っている量が少ないと思われます。

デザートは缶一択。

タイのデザートにもこのココナッツミルクを使うメニューがいろいろありますが、いずれを作るにしてもその際使うココナッツミルクは缶に限ります。紙パックのものを使うと、非常にオイリーな仕上がりになってしまうためです。


定番の南瓜プリンもほどよくココナッツの風味がして美味!

ココナッツミルクを塩味に仕上げ、甘いデザートにかけていただくのもおすすめです。

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May先生

手作りペーストで仕上げた極旨「パネーンムー」

「旨さを取るか、筋肉痛を取るか。」もちろん秒で筋肉痛を選択!でたたきまくった手作りパネンペースト。

これまで数々のカレーを習い、そして作ってきたタイカレー。その中で分かってきたこと。カレーペーストもやはり手作りが美味しい(←当たり前)。でも自分で…となるとなかなか勇気がいります。今回であれば13種類もの食材を、固いものから順にクロックヒンでたたいて、滑らかになったら新たな材料を加えて…と30分はゆうにかかります。

でも料理教室であれば数人で交替しながら鼻歌交じりにタムタム。そして完成する、という素晴らしさ!とか言いつつ、今回は後半を私が担当いたしまして、気づけば15分は胡坐をかいて石臼でトントンやっていたかと。そうして先生からOKがでたその嬉しさから、上の写真を記念に撮りました。

「家で作るときはミキサーで美味しくできるわよ。」と先輩がおっしゃっていたので(※決してMay先生ではない)、私も自宅にて復習する際にはそうさせてもらおうと思っています。

パネンムー(พะแนงหมู)の美味しさはペーストと炒め方、煮込み時間にあり。

パネーンは基本、具材は肉のみ。よってその肉をどれだけジューシに柔らかく仕上げるかにその美味しさがかかっています。ココナッツミルクの脂肪分をしっかり炒めたら、焦げ付かないように注意しつつ、肉から水分がでてしっとり艶やかになるまで炒める。その後は水分を加えてじっくり30分ほど煮込む。最後に味をつけて、タイハーブを加えてさっと火を通せば出来上がりです

こうして完成したパネーンムー、肉が口の中でほどける柔らかさ。そして手作りペーストで作っただけに、濃厚な甘みのあるソースの中にも爽やかな香りが感じられて極旨。一度この味を知ってしまうと、市販のペーストに戻れなくなりそうで怖いです。

簡単なのにとても美味しい!ゆで卵のディップ

タイ人にとってディップは、きっと日本人にとっての味噌汁みたいなもの。いろいろな野菜をたっぷり美味しくいただくための日常食。

ということで、このレッスンでは茹で野菜をたくさん準備しました。野菜好きにはたまらない図。

まずは焼いた赤唐辛子と赤ピーマンをクロックヒンでたたきます。「一体感が出る、これぐらいまでたたいてくださいね。」と先生がせっかく見せて下さったのに、先生の美しき手にピントを合わせてしまったボケナスは私です。

続いては、同じく焼いたニンニクとホムデンを加えてタムタム。

この後ゆで卵の白身と調味料を加え、全体をよく混ぜたら卵の黄身をクロックの中ですりつぶすようにしながら混ぜ込みます。

ちなみに、卵の茹で加減はこれぐらい。ちゃんと先生から卵の状態と茹で時間を教えていただいたので、きっと自分でもこんな風に茹でることができるはず。

そうしてできあがったディップはまろやかな中にも柔らかい酸味と辛味があって、うまいうまい!この味を知ってしまったら、もう野菜にドレッシングなんて使えません。これは今後繰り返し作ること確定です。

キノコたっぷりスープがこの回の料理にベストマッチ。

このスープ、なんと鍋に水とホムデン、タマリンドとたっぷりのキノコを入れたら一切触らず火にかけるだけ、という超絶簡単メニュー!

もちろん仕上げにはタイハーブ各種と調味料を加えますが、でもそれだけ。

キノコの旨味を存分に味わえるスープの完成。これがコク旨なパネーンカレーや卵のディップに良く合う!

タイ料理教室に行くたびに「私の食べたかったものはコレだった!」と感動しきり。思うに、本当に美味しいタイ料理はレストランではなく、料理教室にあるのではなかろうか。

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調理器具

クロックヒン(ครกหิน)

初めに揃えたいタイの台所道具はこれ!タイの石臼「クロックヒン」

ソムタムピーラーはなくてもスライサーを使ったり、包丁でささがきにすればいいし、たたき包丁がなければ手持ちの包丁で頑張れば良し。ソムタムクロックがなくたって、ポリ袋で代用できる。けれどこの石臼、この子の代わりになるものだけはないのです。

我が家で間違いなく一番活躍しているタイの台所道具、「クロックヒン(ครกหิน)」です。

クロックヒンはこんなに便利。

タイ料理で炒め物やチャーハンを作る際、最初に炒めるニンニクとプリッキーヌ。みじん切りでも悪くはないのですが、この石臼で叩き潰すとより薫り高い仕上がりになります。食感もみじん切りとは違う。

それから「白胡椒×パクチーの根×ニンニク」、この3つをペーストにしたものもまあよく使います。タイ語では「サンクルー( สามเกลอ )」、日本語だと「3人の仲間」とか「3人の友達」という意味ですが、これもまたミキサーやフープロを使うには量が少なすぎるし、かといって包丁でみじん切りにしたのではまた食感や滑らかさが違う。やっぱり石臼でたたくに限るのです。

またこんな風に、もっと大きな食材をペースト状にする際にも大活躍。これは「ゲーンリアン」というスープに加える海老と白胡椒などをたたいているところ。さらにさらに…

タイ人が大好きなナムプリック(ディップ)を作る際にも大活躍!

というわけで、タイ料理を本格的または日常的によく作るようになったらぜひぜひ揃えたいアイテムなのです。

クロックヒン選びのポイント

「大は小を兼ねる」という言葉がありますが、このクロックヒンも然り。「日常的に使うのはちょっとしたペーストを作るときぐらいだし…」と考えてあまりに小さいものを選んでしまうと、何しろ叩きにくい。

こちらの棒(サーク)もある程度の長さがあった方が絶対持ちやすいのです。で、その長さに合わせて臼を選ぶとすると必然的に大きいものになるはずです。

それから大切なのは臼の中。できるだけ深さがたっぷりあるものを選びましょう!


通販でも買えますが、このクロックヒンはできれば東京遠征を決行していただいて、東新宿にある「アジアスーパーストアー」さんで実物を手にして自分にしっくりくるものをお買い求めください。ただし、入荷は年に数回のみなので、在庫状況を事前に確認することをお忘れなく。

かくいう私自身も、実は今、もっと大きめのものをもう一つ欲しいなあと思っているのですが、できればそれはタイのチョンブリー県にあるアンシラー(クロックヒンの名産地)に行って買いたい!と考えています。これはもはや夢ではなく計画です。フフフ。

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1)野菜・果物

カー(ข่า)

トムヤムクンには必須!なタイ食材「カー」。

英語名「 Galangal(ガランガル)」、日本語では「南姜(なんきょう)」と言うそうですが、私はタイ料理を習って初めてこの食材にお目にかかりました。

「カー」は タイの他、ベトナムやインドネシアなどでも用いられる食材で、ショウガ科の植物の地下茎。ただし、ショウガ科とはいっても、日本で一般に流通している生姜とは食感も(食べないけど)風味も別物。よって、「カーがないから代わりに生姜を使おう!」なんてことには絶対になりません。

「カー」の使い方。

先にも述べたようにこの「カー」、タイ料理ではトムヤムクン、トムカーガイといったスープを作る上で欠かせません。数ミリ厚の輪切りにしたカーを、こうしてレモングラスやホムデンなどと一緒に煮込み、その香りをスープに溶かし込みます。

ちなみにこの中で食べられるのはホムデンのみ。レモングラスとカーは器に盛り付けられていたとしても残しましょうね。

タイ料理を知らなかった頃は、器に入っているものは全部食べられるのかと思い、口に入れてしまったこともありました。噛んでみてすぐに、「これ、食べられぬヤツ。」と分かりましたが。

「カー」の保存方法。

これが冷凍庫で保存中のカー。この通り、色も変わらず。

この「カー」、ホムデンやレモングラスに比べると使用頻度は低めです。 しかも劣化が早く、1個買っても新鮮なうちにすべて消費するのは無理な話。

そこで私は、カーが新鮮なうちに皮を剥いて輪切りにし、すぐに冷凍してしまいます。しかもこうしておけば使いたい時に使う分だけ取り出せばOKなので、調理の時短(ちょっとだけど)にもなります。

おまけメモ。冷凍庫にいれて2時間ほどしたら一度容器をガサガサ振っておくと、輪切りにしたカーがバラバラになった状態で凍るので、後で使うときに取り出しやすいですよ。

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yukko先生

ゴハンに良し、麺に良し、もちろんそのままでも旨し、な「ムーデーン」最高!

タイ式叉焼「ムーデーン」

タイ式叉焼「ムーデーン」。「ムー(หมู)」は豚肉、「デーン(แดง)」は赤いという意味。タイでは真っ赤に染まったチャーシューを見かけることがありますが、あの赤は着色料。本式ムーデーンの赤の由来はは中華調味料である「紅腐乳」にあります。

以前ムーデーンを自作したときに購入した紅腐乳がこちら。

これを肉を漬け込む際に使用するわけですが、これ、正直買ったは良いけれど、なかなか使う機会がないのが正直なところ。この腐乳を使ったメニューがいろいろ載っているレシピ本を買ってもみましたが、どうも作って食べよう!という気持ちになれないのです。

で、この回で習った「ムーデーン」はこの紅腐乳を使いません。それでも十分美味しくできて、しかも身近で健康的なとある食材を使ってこの赤を出そう!っていうんですから最高じゃないですか。

この色艶、最高。

これをごはんと一緒にお皿に盛り付けて、たっぷりのソースを添えれば「 カオ・ムーデーン」タイの赤いチャーシューのせごはんのできあがり。柔らかく仕上がったしっとりチャーシューとコクがありつつもくどすぎないソース、そのソースが絡んだ卵も一緒に頬張ればそこはもう天国。。。

タイの一皿飯といえば「カオマンガイ」や「豚肉のガパオ炒めかけごはん」なんかが人気ですが、私はこの「カオ・ムーデーン」を推します!って、これをランチで提供しているお店がそもそも少ないんですけどね。残念。

ちなみにこのレッスンではチャーシューの味変用のソースも教えていただけます。このソースも美味しいうえにいろいろ使えそうなんです。神。

濃厚飯にはさっぱりおかずがマスト!「白きくらげのサラダ」

「メインがボリューミーで濃厚だから、副菜はさっぱりしたものをと思って組み合わせてみたの。」とyukko先生。天才。

この白きくらげのサラダのさっぱり感が先の「カオ・ムーデーン」と本当によく合うのです。

しかも、材料をこうして同じような大きさにカットして調味料でササッと和えるだけという手軽さ。ちなみに、このサラダ、メインは白きくらげなんですが、実はハムがかなり重要な脇役だったりします。このサラダ、ハム抜きでは成立しません。自分で作るときにはちょっと良きハム買ってこよう。

おばあちゃんの味、的な懐かしさを感じるバナナの蒸し菓子。

このレッスンの3品目はデザートです。「カノム・クルアイ」。「カノム(ขนม)」はタイ語で「お菓子」という意味で、「カノム~」と名の付くスイーツがたくさんあります。「クルアイ(กล้วย)」がバナナのこと。

ミキサーにかけたバナナにココナッツミルク、粉類、砂糖などを加えてよく練り混ぜたものを蒸して作るお菓子です。タイでは定番らしく、「ขนมกล้วย」で検索するとちょっとおしゃれに進化したものを含め、様々な「カノム・クルアイ」を見ることができます。

優しい甘さにバナナとココナッツの風味、そしてモッチモチの食感が癖になること間違いなしです。

タイ料理教室diidii、本格タイ料理「Iコース第4回」のメニュー。

  • カオ・ムーデーン(赤いチャーシューのせご飯)
  • ヤム・ヘッド・フーヌーカーウ(白きくらげのサラダ)
  • カノム・グルアイ(バナナの蒸し菓子)

ムーデーン目当てで参加したレッスンでしたが、サラダが予想外の美味しさでまたまた良い意味で裏切られました。またリピートしたいタイ料理が増えたぞ。

この日のトラちゃん。暑い夏を越した割には以前より恰幅が良くなっていらっしゃるような気がする。

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7)調味料・香辛料

カレー粉(ポンカリー/ผงกะหรี่)

「パッポンカリー」に欠かせないカレー粉

タイ語でカレーのことを「ゲーン(แกง)」と言いますが、日本のカレーとは異なり、スープに近い料理です。実際スープ状の料理も「ゲーン」と表現します。

さて、話をカレーに戻しますが、タイにはグリーンカレー、レッドカレー、イエローカレー、マッサマンカレー、パネンカレーと様々ありますが、いずれもカレー粉は使いません。

ではこのカレー粉、どんなお料理に使うかというと、料理名にもその名が入っている「プー・パッ・ポン・カリー」や「タレー・パッ・ポン・カリー」が一番に挙げられるでしょう。「プー」と「タレー」は食材で、それぞれ「蟹」と「シーフード」のこと。「パッ(ト)」は「炒める」、「ポン」が「粉」です。

「ポンカリー」を使ったタイ料理あれこれ

カレー粉を使うタイ料理、実はそう多くないのですが、使う場合はこのカレー粉あってこそ完成する料理になります。

○○パッポンカリー(○○ ผัดผงกะหรี่ )

タレーパッポンカリー

様々な調味料を溶き卵とココナッツミルクに加えて作ったソースを仕上げに加えてとろりと仕上げる「パッポンカリー」。

プーパッポンカリー

様々な魚介類をメインの食材として美味しく作ることができますが、特に美味なのが蟹のパッポンカリー。さらにこちら。

プーニムパッポンカリー

ソフトシェルクラブを丸ごと蒸して粉をまぶして揚げたものが入った「プーニムパッポンカリー」は絶品です。

カオソーイ( ข้าวซอย )

チェンマイをはじめとするタイ北部で食べられる麺料理、「カオソーイ」にもカレー粉を使います。 ココナッツミルク入りのまろやかな味わいのカレースープに「ゆで麺」と「揚げ麺」が両方入った一度で二度美味しい、的なタイ料理。

ラサミタ先生に習ったカオソーイ。
チェンマイでアーム先生に習ったタイ料理。
阿佐ヶ谷にあるタイ料理店「ピッキーヌ」のカオソーイ
チェンマイのイスラム教モスクの裏にあるローカル食堂で食べたカオソーイ

写真を眺めていたら久々に食べたくなってきたな。ともかく、これもカレー粉あってのタイ料理です。

ガイサテ(ไก่สะเต๊ะ)

上にたっぷりかかったピーナッツソースがたまらなく美味しい「ガイサテ」。タイの屋台大衆料理だそうですが、こちらも鶏肉を漬け込む調味料の中にカレー粉が入ります。

以上、とってもレアなカレー粉を使うタイ料理のご紹介でした。

おすすめのカレー粉


タイ食材店に行くとおそらく置いてあるカレー粉はこちら。よくよく見ると生産国はイギリスなのですが、それをタイの会社が輸入しているようです。このカレー粉を現在は使っています。

さらに私にはもう一つ、個人的に好きでかれこれ10年ほど使っているカレー粉があります。

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インデアン食品のカレーパウダーです。昔は輸入食品を専門に取り扱うお店ぐらいにしか置いていませんでしたが、今はいろいろなスーパーで見かけるようになりました。このカレー粉は安定の美味しさ。香りもよいし、色も良い。日本製で品質も確か。これからカレー粉を買うのであれば、このいずれかを激しくおすすめします。

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May先生

好きな人にはたまらない!プラーラーづくしのタイ料理!

魚を発酵させた恐ろしくニオウ、タイの調味料「プラーラー」

この回のテーマは「プラーラー」。 魚を発酵させた恐ろしくニオウ食材を使い、 オリジナルソースを作ってそれを3品の料理に仕上げましょう!というクラスです。

これが調理前はびっくりするぐらいのニオイなのに、 調理後はまぁ美味しいお料理へと変身するのには驚きました。

スペシャルプラーラーソースができるまで。

こちら、瓶から出したてのプラーラー。これをまずしっかり洗うところから調理開始。

このプラーラーを美味しいソースに仕上げるうえで、タイの香味野菜やハーブの力は欠かせません。

これらとともに、先のプラーラーを鍋に入れ、フツフツと煮込むことおよそ1時間。

小骨が多いプラーラー、こうして最後にしっかり濾せばスペシャルプラーラーソースの完成です。

プラーラーの風味が肝、イサーンスタイルのソムタムを作る。

プラーラーを使った一品目はイサーンスタイルのソムタム。

まずはメイン食材の青パパイヤをピーラーは使わず包丁でささがきにします。

その後、他の食材も準備して、先のパパイヤと和えます。

このイサーンスタイルのソムタムにはカノムチンがマスト。

これらを全部一皿に盛り付ければ…

イサーンスタイルの「おぼんソムタム」完成です。

プラーラーのココナッツミルク煮

お次はスペシャルプラーラーソースをたっぷり使った、魚の煮込み料理です。

鍋にココナッツミルクの薄い部分とプラーラーソース、タマリンドウォーターを入れて煮立たせたら、魚や野菜、タイハーブ各種を加えて火を通すだけ。プラーラーソースさえあれば割と簡単。

最後にココナッツミルクの濃い部分を加えて仕上げ。

プラーラーの香りがたまらない一皿の完成です。

たっぷりの生野菜も一緒にいただくとなお美味!これは近々作らなきゃ。こうしてブログを書いていると「こんなタイ料理習ったな」ということを思い出せるのが良い。

豚肉もプラーラー味にして揚げちゃうよ。

おしまいは「豚肉のプラーラー揚げ」。これまたプラーラーソースさえあれば手軽に作ることができます。

プラーラーソースと石臼で潰した「三人の親友(白胡椒、パクチーの根、ニンニク)」を豚肉にしっかりともみ込み、あとはてんぷら粉をつけて揚げるだけ。

これがまた旨い!酒の肴にもお弁当のおかずにもぴったりなタイ料理。これは、先の煮込みと合わせてプラーラー祭り開催決定。

次のお休みは家じゅうがプラーラーの香りに包まれること間違いなしです。